JP2000216598A - 電子部品のリ―ド線切断装置 - Google Patents

電子部品のリ―ド線切断装置

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JP2000216598A
JP2000216598A JP11018427A JP1842799A JP2000216598A JP 2000216598 A JP2000216598 A JP 2000216598A JP 11018427 A JP11018427 A JP 11018427A JP 1842799 A JP1842799 A JP 1842799A JP 2000216598 A JP2000216598 A JP 2000216598A
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lead wire
electronic component
cutting
polarity
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Masao Miyashita
政雄 宮下
Masaharu Iiyama
正治 飯山
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TENRYU SEIKI KK
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TENRYU SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の極性判別ミスをなくして不良品の
発生率を低減させ、歩留りを向上させた電子部品のリー
ド線切断装置を提供する。 【解決手段】 電子部品4のリード線5を電子部品本体
4aより一定の長さで切断する電子部品4のリード線切
断装置1において、電子部品4のリード線5を挿入穴6
に挿入して載置するセットプレート2と、セットプレー
ト2の挿入穴6に挿入された電子部品4のリード線5に
接触して極性の一致不一致を判定する極性判定回路36
を有すると共に、駆動モータ12を起動して切断動作を
開始する起動スイッチ10を有するスイッチング回路9
と、極性判定回路36により判定された極性が一致して
おりかつ起動スイッチ10が閉じると、駆動モータ12
を起動して固定刃14と可動刃15の協働により電子部
品4のリード線5を電子部品本体4aより一定の長さで
切断する切断機構13とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品のリード
線を電子部品本体より一定の長さで切断する電子部品の
リード線切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LED、ダイオード、抵抗などの
電子部品のリード線を決められた長さに切断する切断作
業を容易にするため、本件出願人は先に特公平5−43
518号公報に示すように、電子部品の端子の切断装置
を提案した。この切断装置は、モータ駆動により回転す
る偏心カムに揺動アームが圧接しており、該揺動アーム
の先端に設けられた可動刃が回動して固定刃と協働して
端子を切断するものである。電子部品の端子を載置台の
スロットに挿入して載置し押し込むと、載置台に連繋す
るスライド部材がスライドして起動スイッチを押してモ
ータが駆動して揺動アームが回動してその先端に設けら
れた可動刃と固定刃との協働により端子を一定の長さに
切断するように構成されている。載置台の押動を止めれ
ば起動スイッチは切れるが、揺動アームは回動して偏心
カムが停止スイッチをONするとモータの駆動を停止し
て可動刃を固定刃より離間した一定の位置で停止するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記電子部品の端子の
切断装置は、電子部品のリード線を決められた長さに切
断できるが、LEDのように2本のリード線に極性
(+、−)がある場合には、作業者が個々の製品を目視
により極性を判別し一定の方向になるように、電子部品
を持ち替えてから切断装置の載置台へセットして切断し
ていた。作業者は切断後の電子部品を持ち替えることな
くそのままプリント基板へ装着することで基板装着時の
極性ミスを防止している。しかしながら、作業者の目視
による電子部品の極性判別では判別ミスが発生する可能
性があり、端子が切断された電子部品の再利用が困難に
なったり、そのまま基板実装されてその後の検査工程で
製品不良となる場合があり、歩留りが低下する。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、電子部品の極性判別ミスをなくして不良品の発生
率を低減させ、歩留りを向上させた電子部品のリード線
切断装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。即ち、電子部品のリード線
を電子部品本体より一定の長さで切断する電子部品のリ
ード線切断装置において、電子部品のリード線を挿入穴
に挿入して載置する載置台と、載置台の挿入穴に挿入さ
れた電子部品のリード線に接触して極性の一致不一致を
判定する極性判定回路を有すると共に、駆動源を起動し
て切断動作を開始する起動スイッチを有するスイッチン
グ回路と、極性判定回路により判定された極性が一致し
ておりかつ起動スイッチが閉じると、駆動源を起動して
固定刃と可動刃の協働により電子部品のリード線を電子
部品本体より一定の長さで切断する切断機構とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】また、スイッチング回路は、駆動源に連繋
するアクチュエータにより開閉する停止スイッチを備
え、該停止スイッチは、起動スイッチを閉じて駆動源を
起動すると閉じられ、該駆動源を所定量駆動すると開放
されて駆動停止させるのが好ましい。また、電子部品を
載置して押動可能な載置台と、該載置台に連繋して移動
可能なスライド部材とを備え、載置台を押動してスライ
ド部材が移動して起動スイッチが開閉可能に設けられて
いても良く、或いは起動スイッチレバーに連繋してスラ
イド可能なスライド部材を備え、起動スイッチレバーを
押動してスライド部材が移動して起動スイッチが開閉可
能に設けられていても良い。これらの場合、スライド部
材には、載置台の高さ位置を調整する高さ調整機構が装
備されていても良い。
【0007】上記構成によれば、電子部品を載置台に載
置すると、スイッチング回路の極性判定回路により極性
が一致しているか否かを判定し、更にスイッチング回路
の起動スイッチを押すと、極性判定回路の極性が一致し
ている場合に限り、駆動源を起動して、切断機構に装備
した固定刃と可動刃の協働により電子部品のリード線を
電子部品本体の端面より一定の長さで切断できる。これ
によって、電子部品のリード線の極性が一致しなければ
切断機構が作動しないので、作業者が逐一目視により極
性を確認する煩わしさはなく、電子部品の極性判別ミス
をなくすことができる。仮にリード線の極性が不一致で
合った場合には電子部品の向きを変えて再度載置台に載
せて切断動作を行えるので、不良品の発生率を低減さ
せ、歩留りを向上させることができる。また、電子部品
がLEDである場合には、極性が一致すると頭部が点灯
するので作業者が目視によっても容易に確認できるの
で、極性判別ミスを無くすことが可能である。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明の好適な実施の態様
について添付図面に基づいて詳細に説明する。図1は電
子部品のリード線切断装置の内部構造を示す説明図、図
2は図1の電子部品のリード線切断装置の上視図、図3
は図1の電子部品のリード線切断装置の部分断面説明
図、図4はスイッチング回路の構成を示す回路図、図5
は切断された電子部品の説明図である。
【0009】先ず、電子部品のリード線カット装置の全
体構成について図1乃至図4を参照して説明する。図1
において、1はリード線カット装置であり、以下の構成
を有している。2は載置台としてのセットプレートであ
り、装置本体3の上面側に形成されている。このセット
プレート2には、電子部品4のリード線5を挿入して載
置可能な挿入穴6が2か所形成されている。この挿入穴
6の下方にはリード線5が挿入された際に該リード線5
に接触可能な極性検査用電極7が設けられている。
【0010】この極性検査用電極7は、配線8を介して
スイッチング回路9(図4参照)に接続されている。図
4においてスイッチング回路9は、起動スイッチ10及
びリレー接点11aを介して直列に接続された極性判定
回路36を有している。このリレー接点11aは極性判
定回路36のリレーコイル11bに連動して開閉するよ
うになっている。極性判定回路36は、図2に示す載置
台2の挿入穴6に挿入された電子部品4のリード線5に
接触して極性が一致するか否かを判定する。極性が一致
している場合には、起動スイッチ10を閉じると、駆動
源である駆動モータ12を起動して切断動作を開始す
る。
【0011】図1において、13は切断機構であり、固
定刃14と可動刃15の協働により電子部品4のリード
線5を電子部品本体4aより一定の長さで切断する。固
定刃14は止めねじ20によりベース板19に固定され
ており、可動刃15は、後述する揺動アームの先端に形
成されている。切断動作は、極性判定回路36のリレー
コイル11bに通電してリレー接点11aが閉じ、かつ
起動スイッチ10が閉じられると、駆動モータ12が起
動して切断機構13が作動するようになっている。
【0012】また、図1において、セットプレート2に
はスライド部材16が連繋しており、該スライド部材1
6は上下方向に設けられた固定板17と調整板18の鉛
直折り曲げ部18aとの間を上下にスライド可能になっ
ている。固定板17及び調整板18はベース板19に止
めねじ21により各々固定されている。高さ調整機構と
して備えた調整板18には上下方向に延出する長孔22
が形成されており、ベース板19に立設された固定ピン
23が長孔22に嵌め込まれている。よって、調整板1
8を上下に移動させてセットプレート2の高さ位置を調
整した後、止めネジ21を締めることにより、任意の位
置に固定できる。また、調整板18には水平折り曲げ部
18bが形成されており、スライド部材16にはストッ
パー24が水平方向に突設されている。スライド部材1
6は、ストッパー24が水平折り曲げ部18bと鉛直折
り曲げ部18aの上端18cとの間に規制されて上下方
向に僅かに移動できるようになっている。
【0013】また、調整板18には、起動スイッチ10
が取り付けられており、該起動スイッチ10は接点が常
時開放されるよう弾装された内部ばねによりロッドが押
し上げられて水平折り曲げ部18bに当接している。ま
た、図3に示すように、スライド部材16の装置本体3
より上方に突出する可動部分にはスケール26が形成さ
れており、これによってセットプレート2に載置される
電子部品4のリード線5の切断長さを調節できるように
なっている。
【0014】次に切断機構について具体的に説明する。
図3において、駆動モータ12のモータ軸27には偏心
カム28が同軸に嵌め込まれている。図1において29
は揺動アームであり、ベース板19に設けられた揺動軸
30を中心に揺動自在になっている。この揺動アーム2
9に突設されたピン31には引っ張りバネ32の一端3
2aが連結されており、他端32bはベース板19に立
設された固定ピン33に連結されている。これによっ
て、揺動アーム29は、常時揺動軸30を中心に時計回
り方向に付勢されており、偏心カム28のカム面に圧接
するようになっている。
【0015】この揺動アーム29の先端には嘴状の可動
刃15が形成されており、リード線5の挿入位置近傍に
は固定刃14が設けられている。電子部品4の極性が一
致する場合には極性判定回路36のリレーコイル11b
に通電してリレー接点11aが閉じ、かつ起動スイッチ
10を閉じると駆動モータ12を起動して、固定刃14
と可動刃15の協働により電子部品4のリード線5を電
子部品本体4aより一定の長さで切断するようになって
いる。切断された不要なリード線5は、下方に装備され
た収納箱34に収納されるようになっている(図3参
照)。また、図2において、35はリード線切断装置1
の電源スイッチであり、装置本体3の上面に設けられて
いる。電源スイッチ35を投入すると、スイッチング回
路9が動作可能な状態となる。
【0016】図4において、スイッチング回路9は、起
動スイッチ10に対してリレー接点11aを介して極性
判定回路36が直列に接続されている。また、起動スイ
ッチ10及び極性判定回路36に対して並列に停止スイ
ッチ38が接続されている。極性判定回路36は、極性
検査用電極端子7に電子部品4のリード線5が接触する
と極性が一致しているか否かを判定し、極性が一致して
いる場合には、電子部品4に通電(LEDの場合には点
灯)すると共に、リレーコイル11bに通電してリレー
接点11aが閉じるようになっている。リレー接点11
aは、リレーコイル11bの通電/無通電に応じて開閉
するようになっている。電子部品4の極性が不一致であ
る場合には、極性判定回路36の電子部品4に通電され
ず(LEDの場合には点灯せず)、しかもリレーコイル
11bに無通電状態でありリレー接点11aが開放した
ままであるので、たとえ起動スイッチ10が閉じて(O
N状態になって)も切断動作は行われないようになって
いる。
【0017】停止スイッチ38は、図3に示す駆動モー
タ12のモータ軸27に一体に設けられたアクチュエー
タ39により開閉する。この停止スイッチ38は、駆動
モータ12が停止している時には開放されており、起動
スイッチ10を一旦閉じて駆動モータ12を起動すると
アクチュエータ39が回転して閉じられ、該駆動モータ
12が1回転すると再び開放されて駆動モータ12を回
転停止させる。
【0018】電子部品4の極性が一致している場合に
は、起動スイッチ10が一旦閉じらさると、駆動モータ
12が起動すると共にアクチュエータ39も回転するの
で、開放状態にあった停止スイッチ38が閉じられる。
そして、起動スイッチ10が開放された後も停止スイッ
チ38が閉じられたままであるので駆動モータ12は回
転し続ける。そして、図3に示すアクチュエータ39が
図1に示すスイッチレバー38aを押動すると停止スイ
ッチ38が開放されて駆動モータ12を回転停止させ
る。この駆動モータ12が停止するのは、揺動アーム2
9が揺動軸30を中心に1回揺動して引っ張りバネ32
により時計回り方向に回動した状態、即ち可動刃15が
固定刃14より離間した位置で停止する。
【0019】次に上述のように構成されたリード線切断
装置1の切断動作について説明する。先ず、電子部品4
のリード線5の切断長さを設定するため、止めねじ21
を弛めてスライド部材16に形成されたスケール26を
見ながら調整板18を上下に移動させた後、再び止めね
じ21を締め付けて調整板18をベース板19に固定し
てセットプレート2の高さ調節を行う。
【0020】切断前の停止状態では、起動スイッチ10
及び停止スイッチ38は開放した状態にあり、駆動モー
タ12は停止している。また、可動刃15は固定刃14
より離間しており、挿入孔6の下方はリード線5が挿入
できるように開いている。電源スイッチ35を投入する
と、スイッチング回路9が動作可能となる。
【0021】作業者が電子部品(LED)4の電子部品
本体4aを掴んでリード線5をセットプレート2の挿入
孔6に載せる。このとき、リード線5に極性検査用電極
端子7が接触して極性判定回路36により極性が一致し
ているか否かが判定される。極性判定回路36により極
性の一致が検出されると、電子部品4に通電(LEDの
場合には点灯)すると共にリレーコイル11bに通電し
てリレー接点11aが閉じる。
【0022】次に、作業者が電子部品4を載置したセッ
トプレート2を軽く押し込むと、スライド部材16が若
干量下がってストッパー24が鉛直折り曲げ部18aの
上端18cに突き当たって停止し、同時に起動スイッチ
10を押す。起動スイッチ10が一旦ON状態になる
と、駆動モータ12を起動して偏心カム28が回転し
て、揺動アーム29が引っ張りバネ32の弾性力に抗し
て揺動軸30を中心に反時計回り方向に回動して固定刃
14と可動刃15との協働によりリード線5が一定の長
さに切断される。切断後の電子部品4を図5に示す。ま
た、駆動モータ12を起動するとアクチュエータ39も
回転して開放状態にあった停止スイッチ38がON状態
になる。
【0023】作業者がセットプレート2の押動を止める
と起動スイッチ10が開放されるが、停止スイッチ38
が閉じられたまま(ON状態)になっているので、駆動
モータ12が回転し続け、可動刃15が固定刃14より
離間し、揺動アーム29が時計回り方向に回動した際
に、アクチュエータ39が1回転してスイッチレバー3
8aを押動して停止スイッチ38が開放される(OFF
状態になる)ので、駆動モータ12が回転停止する。こ
のアクチュエータ39の動作角は偏心カム28を含めた
回転体の慣性による停止角度に合わせて決められる。
【0024】作業者がセットプレート2を押し続けてい
る限り、駆動モータ12が回転駆動され、揺動アーム2
9が揺動して可動刃15と固定刃14による切断動作を
繰り返し行うが、セットプレート2の押動を止めると、
起動スイッチ10は切れるため、アクチュエータ39が
回転してスイッチレバー38aを押動して停止スイッチ
38を開放する位置まで駆動モータ12が回転して可動
刃15が固定刃14より離間した位置で停止する。
【0025】上記構成によれば、電子部品4をセットプ
レート2に載置すると、極性判定回路36により通電す
るか否かで極性の一致、不一致を判定し、セットプレー
ト2を押動するとスライド部材16の移動によりスイッ
チング回路9の起動スイッチ10が押され、極性判定回
路36が極性一致と判定する場合に限り、駆動モータ1
2を起動して、切断機構13に装備した固定刃14と可
動刃15の協働により電子部品4のリード線5を電子部
品本体4aの端面より一定の長さで切断できる。このよ
うに、電子部品4のリード線5の極性が一致しなければ
起動スイッチ10を押しても切断機構13が作動しない
ので、作業者が逐一目視により極性を確認する煩わしさ
はなく、電子部品4の極性判別ミスをなくすことができ
る。仮にリード線5の極性が不一致で合った場合には、
電子部品4の向きを変えて再度セットプレート2に載せ
て切断動作を行えるので、不良品の発生率を低減させ、
歩留りを向上させることができる。また、セットプレー
ト2に電子部品4を載置したまま該プレート2を押動す
るだけでリード線5の切断動作が行えるので、操作性が
極めて良い。また、電子部品4がLEDである場合に
は、極性が一致すると頭部が点灯するので作業者が目視
によっても容易に確認できるので、極性判別ミスを無く
すことが可能である。
【0026】以上、本発明の好適な実施例について種々
述べてきたが、本発明は上述の実施例に限定されるので
はなく、例えば図6及び図7に示すように、セットプレ
ート2とは別個に起動スイッチレバー40を装備してお
り、該起動スイッチレバー40に連繋してスライド可能
なスライド部材16を備えていても良い。この場合、電
子部品4がセットプレート2に載置された状態で起動ス
イッチレバー40を押動してスライド部材16を移動さ
せることにより起動スイッチ10が開閉可能になってい
る。また駆動源は、駆動モータ12に限らず、エアシリ
ンダ、ソレノイド等の他の駆動源であっても良い等、発
明の精神を逸脱しない範囲で多くの改変を施し得るのは
もちろんである。尚、本発明のリード線切断装置は、特
にLED、ダイオード等の極性のある電子部品に有効で
あるが、極性を問わない抵抗器などの電子部品であって
も、通電しない限り切断動作が開始されないので、通電
の有無により電子部品の有効無効を判定したうえで切断
動作を行えるので有用である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、電子部品を載置台に載
置すると、スイッチング回路の極性判定回路により極性
が一致しているか否かを判定し、更にスイッチング回路
の起動スイッチを押すと、極性判定回路の極性が一致し
ている場合に限り、駆動源を起動して、切断機構に装備
した固定刃と可動刃の協働により電子部品のリード線を
電子部品本体の端面より一定の長さで切断できる。これ
によって、電子部品のリード線の極性が一致しなければ
切断機構が作動しないので、作業者が逐一目視により極
性を確認する煩わしさはなく、電子部品の極性判別ミス
をなくすことができる。仮にリード線の極性が不一致で
合った場合には電子部品の向きを変えて再度載置台に載
せて切断動作を行えるので、不良品の発生率を低減さ
せ、歩留りを向上させることができる。また、電子部品
がLEDである場合には、極性が一致すると頭部が点灯
するので作業者が目視によっても容易に確認できるの
で、極性判別ミスを無くすことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品のリード線切断装置の内部構造を示す
説明図である。
【図2】図1の電子部品のリード線切断装置の上視図で
ある。
【図3】図1の電子部品のリード線切断装置の部分断面
説明図である。
【図4】スイッチング回路の構成を示す回路図である。
【図5】切断された電子部品の説明図である。
【図6】他例に係る電子部品のリード線切断装置の内部
構造を示す説明図である。
【図7】図6の電子部品のリード線切断装置の上視図で
ある。
【符号の説明】
1 リード線カット装置 2 セットプレート 3 装置本体 4 電子部品 4a 電子部品本体 5 リード線 6 挿入穴 7 極性検査用電極端子 8 配線 9 スイッチング回路 10 起動スイッチ 11a リレー接点 11b リレーコイル 12 駆動モータ 13 切断機構 14 固定刃 15 可動刃 16 スライド部材 17 固定板 18 調整板 18a 鉛直折り曲げ部 18b 水平折り曲げ部 18c 上端 19 ベース板 20,21 止めねじ 22 長孔 23 固定ピン 24 ストッパー 26 スケール 27 モータ軸 28 偏心カム 29 揺動アーム 30 揺動軸 31 ピン 32 引っ張りバネ 33 固定ピン 34 収納箱 35 電源スイッチ 36 極性判定回路 38 停止スイッチ 38a スイッチレバー 39 アクチュエータ 40 起動スイッチレバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品のリード線を電子部品本体より
    一定の長さで切断する電子部品のリード線切断装置にお
    いて、 前記電子部品のリード線を挿入穴に挿入して載置する載
    置台と、 前記載置台の挿入穴に挿入された前記電子部品のリード
    線に接触して極性の一致不一致を判定する極性判定回路
    を有すると共に、駆動源を起動して切断動作を開始する
    起動スイッチを有するスイッチング回路と、 前記極性判定回路により判定された極性が一致しており
    かつ前記起動スイッチが閉じると、前記駆動源を起動し
    て固定刃と可動刃の協働により前記電子部品のリード線
    を電子部品本体より一定の長さで切断する切断機構と、 を備えたことを特徴とする電子部品のリード線切断装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング回路は、前記駆動源に
    連繋するアクチュエータにより開閉する停止スイッチを
    備え、該停止スイッチは、前記起動スイッチを閉じて前
    記駆動源を起動すると閉じられ、該駆動源を所定量駆動
    すると開放されて駆動停止させることを特徴とする請求
    項1記載の電子部品のリード線切断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107812859A (zh) * 2016-09-12 2018-03-20 富士机械制造株式会社 引线切割装置及作业装置
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