JP2000215552A - ロジック制御式テ―プレコ―ダ - Google Patents

ロジック制御式テ―プレコ―ダ

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JP2000215552A
JP2000215552A JP11014905A JP1490599A JP2000215552A JP 2000215552 A JP2000215552 A JP 2000215552A JP 11014905 A JP11014905 A JP 11014905A JP 1490599 A JP1490599 A JP 1490599A JP 2000215552 A JP2000215552 A JP 2000215552A
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head
gear
tape recorder
erasing head
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JP11014905A
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Mikio Suzuki
三紀夫 鈴木
Tadashi Machida
正 町田
Kiyoo Arakawa
清男 荒川
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/325Erasing heads using permanent magnets
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】永久磁石式消去ヘッドを使用したロジック制御
式テープレコーダを安価に提供する。 【解決手段】電磁石機構(33)は再生操作信号を受け
て駆動機構(32)を起動させ、駆動機構により録再ヘ
ッド(2)を磁気テープに接触させる。電磁石機構が録
音操作信号を受けたときは、駆動機構を起動させると共
に、録再ヘッドと永久磁石式消去ヘッド(14)とを連
結するように連結機構(42)を制御し、録再ヘッドと
共に永久磁石式消去ヘッドも磁気テープに接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石式消去ヘ
ッドを使用した、簡単な構成のロジック制御式テープレ
コーダに関する。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダに使用される消去ヘッド
としては、永久磁石式と、通電式のものがある。通電式
消去ヘッドは、再生時も録音時も磁気テープに接触させ
ておき、録音時にのみ通電させる。これに対して永久磁
石式消去ヘッドは、再生時には磁気テープから離反させ
ておき、録音時にのみ磁気テープに接触させる。
【0003】永久磁石式消去ヘッドは通電式消去ヘッド
より安価であるため、押釦操作式テープレコーダには多
用されているが、ロジック制御式テープレコーダでは使
用し難い。その理由は、押釦操作式テープレコーダで
は、録音操作釦を押込む際に永久磁石式消去ヘッドをテ
ープに接触させるようにすれば良いのに対し、ロジック
制御式テープレコーダでは、動作モードの切換えが電気
信号によって行なわれるので、録音操作時に消去ヘッド
を移動させるための手段を設けなければならず、トータ
ルコストは却って高くなってしまうからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、安価な永久磁石式消去ヘッドを使用して、しかもト
ータルコストも安価にできる、簡単な構成のロジック制
御式テープレコーダを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電磁
石機構が再生操作信号及び録音操作信号のいずれを受け
たときも駆動機構を起動させ、この駆動機構により録再
ヘッドを磁気テープに接触させるロジック制御式テープ
レコーダにおいて、磁気テープに対して離接自在な永久
磁石式消去ヘッドと、前記電磁石機構に制御されて消去
ヘッドと録再ヘッドとを選択的に連結する連結機構とを
具備し、前記電磁石機構が録音操作信号を受けたときの
み、前記連結機構が消去ヘッドと録再ヘッドとを同時移
動可能に連結するものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の駆動機構
を、モータと、このモータに回転駆動される駆動ギヤ
と、欠歯部を有する欠歯ギヤとで構成し、電磁石機構
は、再生操作信号及び録音操作信号のいずれか受けたと
きも、欠歯ギヤを駆動ギヤに噛合させて駆動ギヤの回転
を欠歯ギヤに伝達させ、欠歯ギヤの回転により録再ヘッ
ドを磁気テープに対する離反位置から接触位置へ移動さ
せるものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1の連結機構を
ばね部材とストッパ部材とで構成し、録再ヘッドと消去
ヘッドとをばね部材により弾性的に連結しておき、前記
電磁石機構が再生操作信号を受けたとき、前記ストッパ
部材を、消去ヘッドの移動を禁止する位置に位置させる
ものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1の電磁石機構
が、連結機構を、録音操作信号を受けたときのみ消去ヘ
ッドと録再ヘッドとを連結するように制御するものであ
る。
【0009】請求項5の発明は、請求項2の連結機構
を、欠歯ギヤに形成された消去ヘッド移動カムと、消去
ヘッドに連結された連結部材とで構成し、電磁石機構
が、録音操作信号を受けたときのみ前記連結部材を消去
ヘッド移動カムに係合させて、消去ヘッドと録再ヘッド
とを同時移動させるものである。
【0010】
【発明の実施形態】請求項1の発明では、録音操作を行
なうと、電磁石機構が駆動機構を起動させると共に連結
機構を制御して、録再ヘッドと消去ヘッドとを磁気テー
プに接触する位置まで同時移動させる。
【0011】請求項2の発明では、再生操作及び録音操
作のいずれを行なうときも、電磁石機構により欠歯ギヤ
が駆動ギヤに噛合して、録再ヘッドが欠歯ギヤの回転に
より移動して磁気テープに接触する。特に、録音操作を
行なった場合は、電磁石機構が連結機構を制御して、録
再ヘッドと消去ヘッドとが連結され、消去ヘッドも録再
ヘッドと共に磁気テープに接触する。
【0012】請求項3の発明では、再生操作を行なう
と、消去ヘッドはストッパ部材により移動を禁止され、
録再ヘッドのみ駆動機構に駆動されてばね部材の弾性力
に抗して移動し、磁気テープに接触する。
【0013】請求項4の発明では、録音操作を行なった
ときは録再ヘッド及び消去ヘッドが連結機構で連結され
て共に磁気テープに接触するが、再生操作を行なったと
きは両ヘッドは連結されず、録再ヘッドのみ磁気テープ
に接触する。
【0014】請求項5の発明では、再生操作を行なうと
録再ヘッドのみ、欠歯ギヤに駆動されて移動して磁気テ
ープに接触するが、録音操作を行なうと、消去ヘッドに
連結された連結部材と、欠歯ギヤ上に設けられた消去ヘ
ッド移動カムとが係合し、消去ヘッドが、録再ヘッドと
共に磁気テープに接触する。
【0015】
【実施例】本発明のロジック制御式テープレコーダの第
1実施例を、図1〜図17を参照して説明する。図1
は、テープレコーダの機構部分を示す正面図、図2は背
面図、図3は図1の一部を示す斜視図、図4は欠歯ギヤ
とその周辺部品との関係を示す平面図、図5は電磁石機
構とストッパ部材とトリガレバーとの関係を示す説明
図、図6〜図17は動作説明図である。図1の如く、基
板1の上面には、録再ヘッド2を取付けたヘッド取付板
3、巻取りリール台4、供給リール台5、キャプスタン
6及び誤消去防止板7が配置されている。巻取りリール
台4及び供給リール台5は、ギヤ部及びリール軸部を有
する。ヘッド取付板3は、復帰ばね8により、録再ヘッ
ド2を磁気テープから引き離す方向へ附勢されている。
【0016】キャプスタン6には小径の駆動ギヤ9(図
1)及びフライホイール10(図2)が固定され、フラ
イホイール10にはモータ11の回転力が、ベルト12
を介して伝達される。また図1の如く、ヘッド取付板3
の右方にはピンチローラ13がキャプスタン6に対向し
て配置され、ヘッド取付板3の左方には永久磁石式消去
ヘッド14が配置されている。基板1上には、ピンチロ
ーラ13を支持するピンチアーム15が回動自在に装着
され、このピンチアーム15は、前記復帰ばね8を介し
てヘッド取付板3に連結されている。前記消去ヘッド1
4は支持アーム16の回動端部に取付けられている。支
持アーム16は基板1上の支軸17に回動自在に装着さ
れ、ばね18により、消去ヘッド14を磁気テープから
引離す方向へ回動附勢されている。
【0017】前記両リール台4,5間には中間ギヤ19
及び早送りギヤ20が配置され、中間ギヤ19は巻取り
リール台4に常時噛合している。早送りギヤ20は回動
板21の一端に支持され、回動板21の中間部が、基板
1の下面に回動自在に装着されている。そして早送りギ
ヤ20には、図2の如く、フライホイール10の回転が
ベルト22介して伝達される。また、回動板21は、ベ
ルト22の張力により、早送りギヤ20を中間ギヤ19
に噛合させる方向へ附勢されている。
【0018】図1の如く、キャプスタン6と巻取りリー
ル台4との間には伝達ギヤ23が配置されている。伝達
ギヤ23はキャプスタン6を中心に回動自在な支持板2
4に支持されて、駆動ギヤ9に常時噛合している。支持
板24は、伝達ギヤ23を巻取りリール台4に噛合させ
る方向へ、ばね25により附勢されているが、附勢され
た方向への回動は、ピンチアーム15により阻止されて
いる。ピンチアーム15が回動してピンチローラ13が
キャプスタン6に押付けられるとき、支持板24はピン
チアーム15による阻止を解かれて回動し、伝達ギヤ2
3を巻取りリール台4に噛合させる。
【0019】基板1上には更に、モード選択レバー26
及び連結部材27が配置され、モード選択レバー26は
ヘッド取付板3に取付けられている。図4の如く、モー
ド選択レバー26には、基板1の裏面側において棒ばね
よりなるばね部材28が取付けられている。ばね部材2
8の自由端は、連結部材27の突起部29に係合して連
結部材27を前方へ向けて附勢し、且つ、モード選択レ
バー26の受け部30に連結部材27の当接部31を当
接させて、ばね部材28の附勢力を受け部30で受けて
いる。また図3の如く、連結部材27は、前方へ移動す
る際に支持アーム16を押して、消去ヘッド14を磁気
テープに接触させる。
【0020】連結部材27の前方には、前記誤消去防止
板7の一端が位置している。誤消去防止板7は、リール
台4,5上に録音可能なテープカセット(図示せず)を
装填したとき、テープカセットに押されて回動し、前記
一端を連結部材27の前方から外退避させるようにな
る。モード選択レバー26がヘッド取付板3と共に前方
へ移動しても、録音可能なテープカセットを装填しない
限り、連結部材27の移動は誤消去防止板7により阻止
されることになる。
【0021】図2の如く、基板1の裏面側には欠歯ギヤ
32及び電磁石機構33が装着されている。そしてモー
タ11、駆動ギヤ9及び欠歯ギヤ32により駆動機構を
構成している。電磁石機構33は、次のように構成され
ている。即ち図5の(a)に示す如く、コイル34内の
一端に永久磁石35を収納し、コイル34内に可動鉄心
36を挿入し、可動鉄心36の突出端にトリガレバー3
7の一端を係合させ、基板1とトリガレバー37との間
にばね38を掛渡して構成されている。トリガレバー3
7は中央部を基板1に回動自在に装着されて、ばね38
により、可動鉄心36をコイル34から突出させる方向
へ附勢されている。可動鉄心36は、コイル34内に引
き込まれたとき永久磁石35に吸着保持されるが、コイ
ル34への通電により吸着保持を解かれ、ばね38によ
ってコイル34から突出する。
【0022】図1の如く、前記モード選択レバー26の
前方にはモード選択スイッチ39が配置され、誤消去防
止板7の側方には録音スイッチ40が配置されている。
モード選択スイッチ39は、モード選択レバー26がヘ
ッド取付板3と共に前方へ移動するとき、モード選択レ
バー26に押されてOFFからONに切換わる。誤消去
防止板7は、録音可能なテープカセットの装填により回
動した際、一端を連結部材27の前方位置から退避させ
ると同時に録音スイッチ40を押し、このスイッチ40
をOFFからONに切換えて録音回路を起動させる。
【0023】図2の如く基板1の裏面側には、L形のス
トッパ部材41が回動自在に装着されている。このスト
ッパ部材41は、前記ばね部材28と共に連結機構42
を構成するもので、弾性力の弱いばね43に回動附勢さ
れて、一端をトリガレバー37に当接させている。スト
ッパ部材41は、可動鉄心36が永久磁石35に吸着保
持されている状態では、他端を連結部材27の突起部2
9前方に位置させて、連結部材27の前方移動を禁止し
ているが、コイル34への通電により可動鉄心36がコ
イル34から突出すると、トリガレバー37に押されて
回動し、連結部材27の前方移動を許容する。
【0024】前記欠歯ギヤ32は、図4の如く第1、第
2及び第3欠歯部44,45,46を有し、これらの欠
歯部44,45,46のいずれかが駆動ギヤ9に対向す
る位置では駆動ギヤ9との噛合が外れている。欠歯ギヤ
32の上面にはヘッド位置制御カム47、モード選択カ
ム48並びに第1、第2及び第3係止部49,50,5
1が形成され、欠歯ギヤ32の下面にはFF/REW制
御カム52が形成されている。ヘッド位置制御カム47
は、ヘッド取付板3上の第1カムピン53と協働して録
再ヘッド2の位置を制御する。モード選択カム48は、
トリガレバー37上の第2カムピン54と協働して、モ
ータ11、駆動ギヤ9及び欠歯ギヤ32よりなる駆動機
構を適宜起動させ、欠歯ギヤ32を所定の位置に保持
し、また、トリガレバー37を適宜復帰させる。FF/
REW制御カム52は、回動板21上の第3カムピン5
5と協働して早送りギヤ20の位置を制御する。
【0025】前記ヘッド位置制御カム47は、録再ヘッ
ド2を磁気テープから離反させる低位部56と、録再ヘ
ッド2を磁気テープに接触する位置に保持する高位円弧
部57と、低位部56と高位円弧部57との間をつなぐ
渦巻き部58,59とを有する。前記モード選択カム4
8は、欠歯ギヤ32の回転中心の周りに、各係止部4
9,50,51に対応する第1、第2及び第3受圧傾斜
面60,61,62を有すると共に、第1、第2、第
3、第4及び第5押戻し傾斜面63,64,65,6
6,67を有する。また、第3押戻し傾斜面65と第4
押戻し傾斜面66との中間位置には、欠歯ギヤ32の回
転中心を曲率の中心とする円弧状のストッパ壁68が形
成されている。
【0026】前記FF/REW制御カム52は、図11
に示す如く、欠歯ギヤ32の回転中心を曲率の中心とす
る円弧壁69と、この円弧壁69の一端に連続する膨出
壁70と、円弧壁69の他端に連続する外側傾斜壁71
と、膨出壁70の内側において円弧壁69の両端間に位
置する内側傾斜壁72とからなる。外側傾斜壁71は、
円弧壁69の他端より、欠歯ギヤ32の回転中心から離
れる方向へ傾斜し、内側傾斜壁72円弧壁69の一端側
から他端側に向って、欠歯ギヤ32の回転中心に近づく
方向へ傾斜している。
【0027】以下、各種モード切換えの操作を行なった
場合の動作について説明する。停止状態から再生動作状
態への移行、停止状態から録音動作状態への移行、再生
動作状態から早送り動作状態への移行、再生動作状態か
ら巻戻し動作状態への移行を行なった場合について、順
次説明する。まず停止状態では、図4の如く、電磁石機
構33の可動鉄心36がコイル34内の永久磁石35に
吸着保持され、第1係止部49が第2カムピン54に当接
して、欠歯ギヤ32の時計方向への回転が禁止されてい
る。また、ヘッド基板3上の第1カムピン53がヘッド
位置制御カム47の渦巻き部59最下端に当接して、欠
歯ギヤ32の反時計方向への回転も禁止されている。こ
のとき駆動ギヤ9には、第1欠歯部44が対向し、ヘッ
ド基板3上の録再ヘッド2は磁気テープ(図示せず)か
ら離反している。
【0028】このような停止状態において再生操作を行
なうと、モータ11が起動すると共に、電磁石機構33
が、再生操作信号を受けて1回だけ瞬時通電される。電
磁石機構33への通電により、可動鉄心36が永久磁石
35から離反して、ばね38の弾性力によりコイル34
から突出し、トリガレバー37を反時計方向へ回動させ
る。このとき第2カムピン54が第1係止部49から外
れて第1受圧傾斜面60を押すので、欠歯ギヤ32は、
図6の如く時計方向へ僅かに回転して駆動ギヤ9に噛合
し、駆動ギヤ9に駆動されて時計方向へ回転する。そし
て欠歯ギヤ32の時計方向への回転に伴ない第1押戻し
傾斜面63が第2カムピン54に当接し、トリガレバー
37を押戻すので、可動鉄心36は再び永久磁石35に
吸着保持される。
【0029】一方、可動鉄心36が永久磁石35から離
反してトリガレバー37が反時計方向へ回動するとき、
ストッパ部材41は、トリガレバー37に押され、図5
の(a)に示す位置から(b)に示す位置へばね43に
抗して時計方向へ回動して、連結レバー27の突起部2
9前方位置から外れる。また、欠歯ギヤ32の時計方向
への回転に伴ないヘッド位置制御カム47の渦巻き部5
8が第1カムピン53を押圧し、ヘッド取付板3及びモ
ード選択レバー26を復帰ばね8に抗して前方へ移動さ
せる。
【0030】このとき、モード選択レバー26と連結レ
バー27とはばね部材28により連結されているので、
連結レバー27もヘッド取付板3と共に前方へ移動する
が、ストッパ部材41は、図5の(c)に示す如く既に
初期位置に復帰しており、突起部29がストッパ部材4
1に当接して、連結レバー27の前方移動は禁止され
る。従って、その後は、消去ヘッド14を磁気テープか
ら離反した位置に取り残した状態で、録再ヘッド2の
み、ばね部材28に抗して、ヘッド取付板3と共に前方
移動し、磁気テープに接触する。
【0031】また、ヘッド取付板3の前方移動に伴い、
モード選択スイッチ39がモード選択レバー26に押さ
れてOFFからONに切り換わり、図7の如く伝達ギヤ
23が巻取りリール台4のギヤ部に噛合し、ピンチロー
ラ13は磁気テープを介してキャプスタン6に押付けら
れるので、磁気テープは巻取りリール台4側に巻き取ら
れながら一定速度で走行して再生動作が行われる。
【0032】また、図4に示す停止状態において録音可
能なテープカセットを装填すると、誤消去防止板7は、
カセットに押されて回動して、連結レバー27の前方移
動を禁止する位置から外れると共に録音スイッチ40を
OFFからONに切換える。この状態で録音操作を行な
うと、モータ11が起動すると共に、電磁石機構33が
録音操作信号を受けて2回、瞬時通電される。先ず1回
目の通電により、可動鉄心36がコイル34から突出
し、トリガレバー37が反時計方向へ回動して、ストッ
パ部材41を図5の(a)に示す位置から(b)に示す
位置へ回動させる。また、トリガレバー37の回動によ
り、第2カムピン54が欠歯ギヤ32の第1受圧傾斜面
60を押し、欠歯ギヤ32を駆動ギヤ9に噛合させる。
【0033】そして欠歯ギヤ32が時計方向へ回転し、
第1押戻し傾斜面63がトリガレバー37を押し戻すの
で、ストッパ部材41は、一旦、初期位置へ復帰する
が、電磁石機構33への2回目の通電により、ストッパ
部材41は再び図5の(b)に示す位置に回動する。そ
して欠歯ギヤ32の第2押戻し傾斜面64がトリガレバ
ー37を押し戻すまで、ストッパ部材41は図5(b)
の位置に止まるので、連結レバー27は、ヘッド取付板
3及びモード選択レバー26と共に前方移動する。
【0034】従って、消去ヘッド14は録再ヘッド2と
共に磁気テープに接触し、図9の如く伝達ギヤ23は巻
取りリール台4のギヤ部に噛合し、ピンチローラ13は
磁気テープを介してキャプスタン6に押付けられて録音
動作が行われる。なお、連結レバー27が前方移動した
後、ストッパ部材41は初期位置に復帰しようとする
が、図5の(d)の如く突起部29に当接して、ストッ
パ部材41の復帰動作は一時的に禁止される。
【0035】次に、図7に示す再生動作状態において早
送り操作を行なうと、電磁石機構33が1回だけ瞬時通
電される。これにより、図10の如く可動鉄心36がコ
イル34から突出し、トリガレバー37が反時計方向へ
回動する。そしてトリガレバー37の第2カムピン54
が第2係止部50から外れて第2受圧傾斜面61を押
し、欠歯ギヤ32を駆動ギヤ9に噛合させる。そこで、
欠歯ギヤ32は反時計方向へ回転して、第3押戻し傾斜
面65でトリガレバー37を押し戻し、可動鉄心36は
永久磁石35に吸着保持される。欠歯ギヤ32は、第3
欠歯部46が駆動ギヤ9に対向する位置まで回転し、第
3係止部51を第2カムピン54に当接させて停止す
る。
【0036】一方、回動板21は、ベルト22の張力に
より時計方向へ回動附勢されている。そして再生動作状
態では、第3カムピン55をFF/REW制御カム52
の円弧壁69に内側から押付けて、回動板21に支持さ
れた早送りギヤ20を、中間ギヤ19にも、供給リール
台5のギヤ部にも噛合しない中立位置に保持している
が、欠歯ギヤ32の時計方向への回転に伴ない、図11
の如く、第3カムピン55が、円弧壁69から膨出部7
0を通って膨出部70外へ移行する。これによって、早
送りギヤ20は中間ギヤ19に噛合し、モータ11の回
転を巻取りリール台4に伝達するようになる。
【0037】また、再生動作状態では、第1カムピン5
3がヘッド位置制御カム47の高位円弧部57に当接し
ているが、欠歯ギヤ32の時計方向への回転に伴ない高
位円弧部57から渦巻き部59に移行し、ヘッド取付板
3が復帰ばね8により後退する。このヘッド取付板3の
後退により、録再ヘッド2が磁気テープから僅かに離
れ、伝達ギヤ23が巻取りリール台4から離反し、ピン
チローラ13がキャプスタン6から離反して、早送り動
作状態となる。
【0038】図11の早送り動作状態において停止操作
を行なうと、電磁石機構33が1回だけ瞬時通電され
る。これにより可動鉄心36がコイル34から突出し、
トリガレバー37が時計方向へ回動し、第2カムピン5
4が第3係止部51から外れて第3受圧傾斜面62を押
し、欠歯ギヤ32を駆動ギヤ9に噛合させる。そこで、
欠歯ギヤ9は反時計方向へ回転して、第5押戻し傾斜面
67でトリガレバー37を押し戻し、可動鉄心36は永
久磁石35に吸着保持される。欠歯ギヤ32は、第1欠
歯部44が駆動ギヤ9に対向する図4の位置まで回転
し、第1係止部49を第2カムピン54に当接させて停
止する。
【0039】このとき、欠歯ギヤ32の回転に伴ない、
図12の如く、FF/REW制御カム52の外側傾斜壁
71が第3カムピン55に当接して回動板21を反時計
方向へ回動させ、早送りギヤ20を中間ギヤ19から引
離す。また、第1カムピン53はヘッド位置制御カム4
7の渦巻き部59から低位部56に移行して、図4に示
す停止状態となる。
【0040】図7に示す再生動作状態において巻戻し操
作を行なうと、電磁石機構33が2回、瞬時通電され
る。先ず1回目の通電により、図10の如く可動鉄心3
6がコイル34から突出し、トリガレバー37が反時計
方向へ回動する。そしてトリガレバー37の第2カムピ
ン54が第2係止部50から外れて第2受圧傾斜面61
を押し、欠歯ギヤ32を駆動ギヤ9に噛合させる。そこ
で、欠歯ギヤ9は反時計方向へ回転して、第3押戻し傾
斜面65でトリガレバー37を押し戻すので、可動鉄心
36は、一旦、永久磁石35に吸着保持される。
【0041】一方、回動板21は、ベルト22の張力に
より時計方向へ回動附勢され、再生動作状態では、第3
カムピン55をFF/REW制御カム52の円弧壁69
に内側から押付けているが、欠歯ギヤ32の反時計方向
への回転に伴ない、図13の如く、第3カムピン55が
円弧壁69から外れようとする。ところが、第3カムピ
ン55が円弧壁69から外れる直前に、電磁石機構33
への2回目の通電が行われてトリガレバー37が反時計
方向へ回動する。そして、このとき、図14の如く、欠
歯ギヤ32上のストッパ壁68が第2カムピン54の左
方へ位置するようになる。この状態で第3カムピン55
が円弧壁69から外れる。
【0042】そうすると、回動板21は、ベルト22の
張力で時計方向へ回動しようとしてトリガレバー37の
一部に当接するが、第2カムピン54がストッパ壁68
に当接するので、トリガレバー37及び回動板21のい
ずれも、ストッパ壁68によって回動が禁止される。こ
の状態で、第3カムピン55は、円弧壁69から外れて
も膨出壁70へ移行せず、内側傾斜壁72の内側に移行
することができる。そして、内側傾斜壁72が第3カム
ピン55を右方へ向けて押し、回動板21を反時計方向
へ回動させるので、早送りギヤ20は、図16の如く供
給リール台5のギヤ部に噛合し、モータ11の回転を供
給リール台5に伝達する。
【0043】一方、欠歯ギヤ32の反時計方向への回転
に伴ない、第1カムピン53はヘッド位置制御カム47
の高位円弧部57から渦巻き部59に移行し、ヘッド取
付板3が後退して、録再ヘッド2が磁気テープから僅か
に離反すると共に、伝達ギヤ23を巻取りリール台4か
ら離反させ、ピンチローラ13をキャプスタン6から引
き離反して、巻戻し動作状態となる。
【0044】図16の巻戻し動作状態において停止操作
を行なうと、電磁石機構33が1回だけ瞬時通電され
る。これにより可動鉄心36がコイル34から突出し、
トリガレバー37が反時計方向へ回動し、第2カムピン
54が第3係止部51から外れて第3受圧傾斜面62を
押し、欠歯ギヤ32を駆動ギヤ9に噛合させる。そこ
で、欠歯ギヤ9は反時計方向へ回転して、第5押戻し傾
斜面67でトリガレバー37を押し戻し、可動鉄心36
は永久磁石35に吸着保持される。欠歯ギヤ32は、第
1欠歯部44が駆動ギヤ9に対向する図4の位置まで回
転し、第1係止部49を第2カムピン54に当接させて
停止する。
【0045】このとき、欠歯ギヤ32の回転に伴ない、
第3カムピン55は、図17の如くFF/REW制御カ
ム52の内側傾斜壁72から円弧壁69に移行し、回動
板21を時計方向へ回動させて、早送りギヤ20を供給
リール台5から引離す。また、第1カムピン53はヘッ
ド位置制御カム47の渦巻き部59から低位部56に移
行して、図4に示す停止状態となる。
【0046】以上の第1実施例では、連結機構42を、
ばね部材28とストッパ部材41とで構成し、録再ヘッ
ド2と消去ヘッド14とをばね部材28を介して弾性的
に連結し、電磁石機構33が再生操作信号を受けたと
き、ストッパ部材41を、消去ヘッド14の移動を禁止
する位置に位置させるものとした。上記の連結機構42
は、録再ヘッド2と消去ヘッド14とをばね部材28を
介して弾性的に連結するものとしたが、連結機構として
はこれに限らない。例えば、録音操作時のみ、録再ヘッ
ドと消去ヘッドとを連結する構成にしてもよい。
【0047】即ち、本発明の第2実施例としては、前記
実施例における欠歯ギヤ32のヘッド位置制御カム47
の形状を多少変更し、低位部56を円弧面状に形成する
のである。更に、前記実施例におけるストッパ部材41
と、連結レバー27と、ばね部材28とを省略し、これ
らの代わりに、連結部材を、ヘッド取付板3上に一定量
左右移動自在に装着し、この連結部材をばね部材により
一方向に附勢しておく。連結部材とばね部材とで連結機
構を構成するのである。そして、電磁石機構33が通電
されたとき、トリガレバー37の回動により連結レバー
を反附勢方向へ移動し、この状態でヘッド取付板3が前
方へ移動するとき、連結部材で連結レバー27を前方へ
押し出すようにすればよい。
【0048】このようにすると、欠歯ギヤ32が回転し
始めても、第1カムピン53が円弧面状の低位部に接し
ている間は、ヘッド取付板3が移動しない。そこで、録
音操作を行なう際、電磁石機構33の2回目の通電時に
ヘッド取付板3が前方移動を開始するようにすれば、再
生操作時には消去ヘッド14を磁気テープから離反した
位置に保持し、録音操作時にのみ、ヘッド取付板3の前
方移動に伴い、連結部材が消去ヘッド14を磁気テープ
に接触する位置まで移動させることができる。
【0049】更に、本発明の第3実施例としては、基板
1上に連結部材を装着し、この連結部材をトリガレバー
37の回動に連動して僅かに回動させるようにする。一
方、欠歯ギヤ32の一部に消去ヘッド移動カムを設け
て、これら連結部材と移動カムとで連結機構を構成する
ものとする。そして、電磁石機構33が通電されたとき
のみ、連結部材が移動カムの回転起動上に位置するよう
にし、電磁石機構33への2回目の通電の際に移動カム
がが連結部材に係合して、連結部材を大きく回動させ、
連結部材で連結レバー27を前方へ押し出すようにする
のである。
【0050】このようにすると、再生操作時には消去ヘ
ッド14を磁気テープから離反した位置に保持してお
き、録音操作時には、電磁石機構33の2回目の通電に
より消去ヘッド移動カムが連結部材を大きく回動させ
て、消去ヘッド14を磁気テープに接触させることがで
きる。
【0051】
【発明の効果】本発明のロジック制御式テープレコーダ
は、電磁石機構が再生操作信号及び録音操作信号のいず
れを受けたときも駆動機構を起動させ、この駆動機構に
より録再ヘッドを磁気テープに接触させるロジック制御
式テープレコーダにおいて、永久磁石式消去ヘッドを磁
気テープに対して離接自在に設け、この消去ヘッドと録
再ヘッドとを連結機構により選択的に連結して同時に移
動できるようにすると共に、連結機構を前記電磁石機構
により制御して、電磁石機構が録音操作信号を受けたと
きのみ消去ヘッドと録再ヘッドとを同時に移動させるよ
うに構成される。
【0052】この構成によれば、電磁石機構に2つの機
能、即ち、録再ヘッド移動用の駆動機構を起動させる機
能と、連結機構を制御して消去ヘッドと録再ヘッドとを
選択的に連結させる機能とを持たせたことにより、ロジ
ック制御式テープレコーダでありながら安価な永久磁石
式消去ヘッドを、簡単な構成によって使用することが可
能となり、トータルコストの安価なロジック制御式テー
プレコーダを提供することができる。
【0053】特に、前記駆動機構を、モータ、駆動ギヤ
及び欠歯ギヤで構成し、再生操作時及び録音操作時のい
ずれの場合も、前記電磁石機構により欠歯ギヤを駆動ギ
ヤに噛合させ、欠歯ギヤの回転により録再ヘッドを移動
させるようにすると、駆動機構の構成を簡素化でき、ロ
ジック制御式テープレコーダ全体の構成を、より一層簡
単にすることができる。
【0053】また、前記連結機構をばね部材とストッパ
部材とで構成し、録再ヘッドと消去ヘッドとをばね部材
により弾性的に連結し、再生操作時と録音操作時とでス
トッパ部材の位置を異ならせるようにし、再生操作時に
は消去ヘッドの移動をストッパ部材で禁止するようにす
ると、前記連結機構の構成を簡素化でき、ロジック制御
式テープレコーダ全体の構成を、より一層簡単にするこ
とができる。
【0054】また、第2実施例として示したように、前
記連結機構を移動可能にして、この連結機構の位置を前
記電磁石機構で制御するものとし、電磁石機構が録音操
作信号を受けたときのみ、連結機構を、録再ヘッドと消
去ヘッドとを連結する位置に移動するようにすると、連
結機構と電磁石機構とを簡単な構成によって関連付ける
ことができ、ロジック制御式テープレコーダ全体の構成
を、より一層簡単にすることができる。
【0055】更に、第3実施例として示したように、前
記欠歯ギヤの一部に消去ヘッド移動カムを形成すると共
に、消去ヘッドに連結可能な連結部材を設けて消去ヘッ
ド移動カムと連結部材とで連結機構を構成し、電磁石機
構が録音操作信号を受けたときのみ、連結部材を消去ヘ
ッド移動カムに係合させて、消去ヘッドと録再ヘッドと
を同時に移動させるようにすると、消去ヘッド移動カム
は欠歯ギヤの一部に形成されるので部品点数を増やす必
要がない。従って、ロジック制御式テープレコーダ全体
の構成を、より一層簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるテープレコーダの
機構部分の平面図。
【図2】同背面図。
【図3】図1の一部斜視図。
【図4】欠歯ギヤとその周辺部品との関係を示す平面
図。
【図5】電磁石機構とストッパ部材とトリガレバーとの
関係を示す説明図。
【図6】上記テープレコーダの動作説明図。
【図7】同動作説明図。
【図9】同動作説明図。
【図10】同動作説明図。
【図11】同動作説明図。
【図12】同動作説明図。
【図13】同動作説明図。
【図14】同動作説明図。
【図15】同動作説明図。
【図16】同動作説明図。
【図17】同動作説明図。
【符号の説明】
	2	録再ヘッド 	9	駆動ギヤ 	11	モータ 	14	永久磁石式消去ヘッド 	28	ばね部材 	32	欠歯ギヤ 	33	電磁石機構 	41	ストッパ部材 	42	連結機構 	44	第1欠歯部 	45	第2欠歯部 	46	第3欠歯部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月13日(1999.4.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるテープレコーダの
機構部分の平面図。
【図2】同背面図。
【図3】図1の一部斜視図。
【図4】欠歯ギヤとその周辺部品との関係を示す平面
図。
【図5】電磁石機構とストッパ部材とトリガレバーとの
関係を示す説明図。
【図6】上記テープレコーダの動作説明図。
【図7】同動作説明図。
【図8】同動作説明図。
【図9】同動作説明図。
【図10】同動作説明図。
【図11】同動作説明図。
【図12】同動作説明図。
【図13】同動作説明図。
【図14】同動作説明図。
【図15】同動作説明図。
【図16】同動作説明図。
【図17】同動作説明図。
【符号の説明】 2 録再ヘッド 9 駆動ギヤ 11 モータ 14 永久磁石式消去ヘッド 28 ばね部材 32 欠歯ギヤ 33 電磁石機構 41 ストッパ部材 42 連結機構 44 第1欠歯部 45 第2欠歯部 46 第3欠歯部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁石機構(33)が再生操作信号及び録
    音操作信号のいずれを受けたときも駆動機構(9,11,
    32)を起動させ、この駆動機構により録再ヘッド
    (2)を磁気テープに接触させるロジック制御式テープ
    レコーダにおいて、 磁気テープに対して離接自在な永久磁石式消去ヘッド
    (14)と、この消去ヘッドと録再ヘッドとを同時移動
    可能に選択的に連結する連結機構(42)とを具備し、 前記電磁石機構は、録音操作信号を受けたときのみ消去
    ヘッドと録再ヘッドとを同時移動可能に連結するよう
    に、前記連結機構を制御することを特徴とするロジック
    制御式テープレコーダ。
  2. 【請求項2】前記駆動機構は、モータ(11)と、この
    モータに回転駆動される駆動ギヤ(9)と、欠歯部(4
    4,45,46)を有する欠歯ギヤ(32)とで構成さ
    れ、 前記電磁石機構は、再生操作信号及び録音操作信号のい
    ずれか受けたときも、欠歯ギヤを駆動ギヤに噛合させて
    駆動ギヤの回転を欠歯ギヤに伝達させ、欠歯ギヤの回転
    により前記録再ヘッドを磁気テープに対する離反位置か
    ら接触位置へ移動させることを特徴とする請求項1に記
    載のロジック制御式テープレコーダ。
  3. 【請求項3】前記連結機構(42)をばね部材(28)
    とストッパ部材(41)とで構成し、録再ヘッドと消去
    ヘッドとをばね部材により弾性的に連結し、前記電磁石
    機構が再生操作信号を受けたとき、前記ストッパ部材
    を、消去ヘッドの移動を禁止する位置に位置させること
    を特徴とする請求項1に記載のロジック制御式テープレ
    コーダ。
  4. 【請求項4】前記連結機構は、常時は録再ヘッドと消去
    ヘッドとを連結せず、前記電磁石機構は、録音操作信号
    を受けたとき、前記連結機構を、録再ヘッドと消去ヘッ
    ドとを連結する位置へ移動させることを特徴とする請求
    項1に記載のロジック制御式テープレコーダ。
  5. 【請求項5】前記連結機構は、前記欠歯ギヤに形成され
    た消去ヘッド移動カムと、前記消去ヘッドに連結可能な
    連結部材とで構成され、 前記電磁石機構は、録音操作信号を受けたとき、前記連
    結部材を消去ヘッド移動カムに係合させて、消去ヘッド
    と録再ヘッドとを同時に移動させることを特徴とする請
    求項2に記載のロジック制御式テープレコーダ。
JP11014905A 1999-01-22 1999-01-22 ロジック制御式テ―プレコ―ダ Withdrawn JP2000215552A (ja)

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JP11014905A JP2000215552A (ja) 1999-01-22 1999-01-22 ロジック制御式テ―プレコ―ダ
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CN99121729A CN1264117A (zh) 1999-01-22 1999-10-10 逻辑控制式磁带录音机
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