JP2002025151A - テーププレーヤ - Google Patents

テーププレーヤ

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JP2002025151A
JP2002025151A JP2000203475A JP2000203475A JP2002025151A JP 2002025151 A JP2002025151 A JP 2002025151A JP 2000203475 A JP2000203475 A JP 2000203475A JP 2000203475 A JP2000203475 A JP 2000203475A JP 2002025151 A JP2002025151 A JP 2002025151A
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美紀夫 岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、テーププレーヤ内に設けた検知スイ
ッチにより、電源投入直後の動作モードの検出を行なっ
ていたため、部品点数が増えるという問題があった。 【解決手段】 電源の投入時に、駆動モータとソレノイ
ドを駆動する。このときのソレノイドの励磁時間T1を
切換ギヤ20が1回転するのに要する時間よりも長くな
るように設定する。前記励磁時間T1内は、ロック部材
50の先端のロック部53が係合部25cにロックされ
るが、その経過後には前記ロックが解除され、切換ギヤ
20が回転して前記ロック部53がストツパ部25bに
ロックされる。よって、検知スイッチなどを用いること
なく、確実にテーププレーヤの動作モードをストップモ
ードに設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの力によっ
て磁気ヘッドを移動させ、前記磁気ヘッドを複数の動作
モード位置に設定する切換え手段を有するテーププレー
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテーププレーヤには、記録ヘッド
および/または再生ヘッドなどの磁気ヘッドが前記ヘッ
ドベース上に搭載されている。前記テーププレーヤに設
けられた各種の操作スイッチを押すことにより、前記ヘ
ッドベースをプレイモード、キュー/レビューモード、
あるいはストップモードの各動作モードに設定させるこ
とが可能とされている。この場合、ヘッドベースがカセ
ットテープに対し、接近する方向および離れる方向に移
動可能な状態に構成されており、前記磁気ヘッドがテー
プと所定の対向間隔に設定されることにより前記各動作
モードが設定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種のテー
ププレーヤでは、電源投入直後に機構がストップモード
以外の状態になっていたときに、これを検知してストッ
プモードに戻すことが必要である。また、プレイモード
設定時に誤って機構がストップモードなどになっていた
ときも、ストップモードの操作を行ったときに、機構が
既にストップ状態であることを検知して、モータなどを
起動しないように制御することが必要である。
【0004】そのため、従来は、磁気ヘッドが各モード
位置へ至っていることを検知するスイッチなどの検知手
段が設けられていた。しかし、前記検知手段は、磁気ヘ
ッドが各モード位置へ至ったときにこれを検知できるよ
うに各モードに対応して複数設けることが必要である。
よって機構の構成部品数が増え、製造コストも増加する
問題がある。
【0005】また、従来のテーププレーヤにおいては、
ソレノイドを通電することにより、プレイモードが設定
されるものが主流である。この場合、プレイモード動作
中にソレノイドが励磁し続けるため、消費電力が増大す
るという問題がある。
【0006】本発明は上記従来の問題を解決するための
ものであり、ヘッド位置の検知手段を設けることなく、
各モードを正確に設定でき、またプレイモードのときの
ソレノイドの消費電力を低減できるテーププレーヤを提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気ヘッド
と、前記磁気ヘッドをテープと接触するプレイ位置およ
びテープから離れるストップ位置との間で移動させるカ
ムと、前記カムと共に回転する切換ギヤと、前記切換ギ
ヤに動力を伝達する駆動ギヤと、前記切換ギヤをロック
するロック部材と、前記ロック部材を動作させるソレノ
イドとを有するテーププレーヤにおいて、前記切換ギヤ
には、前記磁気ヘッドが前記プレイ位置のときに前記ロ
ック部材に掛止される第1の係合部と、前記磁気ヘッド
が前記ストップ位置のときに前記ロック部材に掛止され
る第2の係合部、および第1の係合部と第2の係合部と
の間に位置する第3の係合部と、さらに、前記の各係合
部が前記ロック部材に掛止されているときに、前記駆動
ギヤに対向する欠歯部とを有し、前記切換ギヤが回転す
るときに、前記ロック部材に対して、第1の係合部、第
3の係合部、第2の係合部の順に対向するように前記各
係合部が配置されており、前記ソレノイドが非励磁状態
のときに、前記ロック部材が前記第1の係合部および前
記第2の係合部に掛止され、前記ソレノイドが励磁状態
のときに前記ロック部材が前記第3の係合部に掛止さ
れ、且つ前記ロック部材が前記第2の係合部に係合する
前に、前記ロック部材が前記第3の係合部に掛止される
ように、前記ソレノイドの励磁が制御されることを特徴
とするものである。
【0008】このように、切換ギヤの第2の係合部がロ
ック部材に掛止される前に、必ず第3の係合部がロック
部材に掛止されることにより、ストップモードを確実に
設定できるようになる。またプレイモードおよびストッ
プモードのときにソレノイドが非励磁であるため、消費
電力を低減できる。
【0009】例えば、電源投入時に、前記ソレノイドを
励磁状態とし、前記ロック部材が前記第3の係合部に当
たるまで前記励磁を継続し、その後に励磁を解除して、
前記ロック部材で前記第2の係合部を掛止させるよう
に、前記ソレノイドの励磁が制御される。
【0010】この場合、ソレノイドの励磁時間は、前記
切換ギヤの1回転以上の時間に設定される。
【0011】この制御を行うと、電源投入時に磁気ヘッ
ドがストップ位置以外の位置にあったとしても、必ずス
トップ位置に設定できる。
【0012】あるいは、プレイ状態からストップ状態へ
至る操作がなされたときに、前記ソレノイドを励磁状態
とし、前記ロック部材が前記第3の係合部に当たるまで
前記励磁を継続し、その後に励磁を解除して、前記ロッ
ク部材で前記第2の係合部を掛止させるように、前記ソ
レノイドの励磁が制御される。
【0013】この場合、ソレノイドの励磁時間は、ロッ
ク部材が第2の係合部から外れ、切換ギヤが回転して、
ロック部材が第1の係合部を通過し、第3の係合部が前
記ロック部材に掛止されるまでの時間以上に設定され
る。
【0014】このようにすると、例えばプレイモード設
定時に、磁気ヘッドがプレイ位置以外の位置、例えばス
トップ位置にあり、このときストップモードの設定操作
が行われたときにも、かならず磁気ヘッドをストップ位
置へ戻せるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。
【0016】図1は、本発明における実施の形態とし
て、テーププレーヤの主要部分を示す平面図である。
【0017】図1に示すように、このテーププレーヤ1
内のシャーシ10上には、キャプスタン12が設けられ
ている。シャーシ10の背面側(裏側)には、前記キャ
プスタン12と同軸にフライホイール14が設けられて
おり、このフライホイール14が図示しない駆動モータ
Mにより回転させられることにより、前記キャプスタン
12が回転させられる。前記フライホイール14の基部
には、駆動ギヤ30が設けられており、フライホイール
14とともに回転する。
【0018】シャーシ10の表面には、磁気ヘッド11
が搭載されたヘッドベース15が設けられており、テー
プ(図示せず)に接近する方向(Y1方向)及び離間す
る方向(Y2方向)に移動可能とされている。シャーシ
10上には、図示しないガイドピンが設けられており、
ヘッドベース15は前記ガイドピンに案内されて図示Y
1方向およびY2方向に直線的に移動可能とさせれてい
る。またシャーシ10とヘッドベース15との間には、
コイルスプリングなどからなる付勢部材S1が設けられ
ており、ヘッドベース15はY2方向に付勢されてい
る。
【0019】前記ヘッドベース15がY1方向に移動さ
せられ、磁気ヘッド11がテープに摺接するプレイ位置
に至ったときがプレイモードであり、その反対にヘッド
ベース15がY2方向に移動させられ、磁気ヘッド11
がテープから離れたストップ位置に至ったときがストッ
プモードである。
【0020】前記シャーシ10には、前記キャプスタン
12に対向するピンチローラ16が設けられている。前
記ピンチローラ16を支持するローラーアーム16aは
シャーシ10で軸16bに回動自在に支持されている。
ヘッドベース15がY1方向に移動させられると、その
移動力が線ばねなどを介して前記ローラーアーム16a
に与えられ、ピンチローラ16がキャプスタン12に当
接させられる。またヘッドベース15がY2方向に移動
するときに、ピンチローラ16がキャプスタン12から
離される。
【0021】前記シャーシ10の裏面には、切換ギヤ2
0が設けられている。図2Aは切換ギヤの表面を示す平
面図、図2Bは切換ギヤの側面図、図2Cは切換ギヤの
裏面を示す底面図である。
【0022】前記切換ギヤ20は中心部に軸21を有
し、前記軸21によりシャーシ10に回転自在に支持さ
れている。切換ギヤ20の外周面には、所定のピッチか
らなるギヤ歯22が形成されており、このギヤ歯22に
前記駆動ギヤ30が噛み合う。駆動ギヤ30により、前
記切換ギヤ20がα方向に回転させられる。また前記ギ
ヤ歯22には3つの欠歯部22a,22bおよび22c
が形成されている。そして、前記駆動ギヤ30が各欠歯
部22a,22bおよび22cに対向したときには、駆
動ギヤ30の回転力が切換ギヤ20に伝達されないよう
になっている。
【0023】図2A,Bに示すように、前記切換ギヤ2
0の表面の前記軸21の周囲には、切換カム23が突出
形成されている。前記ヘッドベース15の中央部には、
開口部15bが形成され、その一部には押圧片15aが
折り曲げ形成されている。そして、この押圧片15a
は、前記付勢部材S1の付勢力によって前記切換カム2
3の外周面に圧接させられている。よって、切換ギヤ2
0に回転が与えられ、切換カム23が回転させられる
と、切換カム23の形状に応じて前記ヘッドベース15
をY1およびY2方向に移動させることが可能となって
いる。
【0024】前記切換カム23には、第1の押圧部23
a,第2の押圧部23bおよび第3の押圧部23cが形
成されている。第1の押圧部23aは、ストップモード
設定用であり、前記第1の押圧部23aが前記押圧片1
5aに圧接しているときには、ヘッドベース15がスト
ップモードに設定される(図3参照)。また切換ギヤ2
0がα方向に回転させられ、第2の押圧部23bが前記
押圧片15aに圧せられる位置に至ると、ヘッドベース
15は図示Y1方向に移動させられたプレイモードに設
定される(図4参照)。さらに切換ギヤ20がα方向に
回転させられ、第3の押圧部23cが前記押圧片15a
に圧せられることにより、ヘッドベース15は中間位置
に設定される(図5参照)。
【0025】図2Aに示すように前記切換ギヤ20の表
面での外周には、軸21を中心とする円形リブ24Aが
形成され、さらにその外周に円形リブ24Bが形成され
ている。前記円形リブ24Aと円形リブ24Bとの間は
案内溝24aが形成され、前記案内溝24aの一部には
外周方向に突出する案内凸部24cが設けられている。
なお、前記切換ギヤ20の表面側(図2Aに示す面側)
がシャーシ10の背面に対向する関係にある。
【0026】一方、図2Cに示すように、前記切換ギヤ
20の裏面の外周には、プレイ突起(第1の係合部)2
5a,ストッパ部(第2の係合部)25bが中心側へ向
けて突出形成されている。また前記プレイ突起25aと
ストッパ部25bの内周には、リング状の環状リブ25
Aが形成されており、この環状リブ25Aには外周方向
に突出する第3の係合部25cと、同じく外周方向に突
出し且つ緩やかな傾斜面からなる第1の起伏部25dお
よび第2の起伏部25eが形成されている。
【0027】なお、前記プレイ突起25aはプレイモー
ド設定用であり、ストッパ部25bはストップモード設
定用である。また係合部25cは、前記ストップモード
を確実に設定するためのものである。前記切換ギヤ20
がα方向へ回転するときに、前記プレイ突起(第1の係
合部)25a、第3の係合部25c、ストッパ部(第2
の係合部)25bの順に、後に説明するロック部材と係
合する。
【0028】図1及び図3ないし図5に示すように、シ
ャーシ10の背面側で、かつ前記切換ギヤ20の近傍に
はアーム40とロック部材50が設けられている。前記
アーム40は、略L字形状に形成されシャーシ10上に
突設された軸41に対し図示β1およびβ2方向に回転
自在に支持されている。また前記アーム40は、腕部4
2と43とを有しており、一方の腕部42はシャーシ1
0の背面と切換ギヤ20の表面間に位置している。前記
腕部42の先端には、機構の下面側に突出する凸部42
aが形成されており、上記切換ギヤ20の案内溝24a
内に摺動自在に挿入されている。また他方の腕部43
は、シャーシ10に形成された開口部10aを通じてシ
ャーシ10の背面側から表面側方向に延び、さらにシャ
ーシ10の表面よりも上方に突出するような形状で形成
されている。そして、前記腕部43には小ギヤ44が搭
載されており、この小ギヤ44は腕部43の下面側で、
かつシャーシ10の表面よりも上方となる位置に支持さ
れている。前記小ギヤ44を支持する軸44aの先端に
は、回転体45が固設されている。前記回転体45は、
シャーシ10の裏面側に設けられており、前記フライホ
イール14との間でベルト(図示せず)を介して連結さ
れている。
【0029】またシャーシ10上には、リール台46,
47と連結ギヤ48が設けられている。前記一方のリー
ル台46の外周面には、ギヤ歯46aが周設されてお
り、前記連結ギヤ48に噛み合わされている。前記アー
ム40がβ1方向に回動させられ、腕部43が連結ギヤ
48に接近させられると、連結ギヤ48と小ギヤ44を
噛み合わせることができ、またアーム40がβ2方向に
回動させられると、連結ギヤ48と小ギヤ44との噛み
合いを解除することができるようになっている。よっ
て、前記フライホイール14が回転させられると、前記
回転体45と小ギヤ44とを一体で回転させることがで
き、さらに連結ギヤ48と小ギヤ44とが噛み合う場合
には、連結ギヤ48を介してリール台46に回転力を伝
達できる。
【0030】一方、ロック部材50は、シャーシ10の
裏面に突設された軸51に支持され、図示γ1方向およ
びγ2方向に回転自在となっている。ただし、ロック部
材50には、捩じりコイルばねなどの付勢部材S2が設
けられており、図示γ1方向に付勢されている。なお、
ロック部材50のY1側の近傍には、規制片58が設け
られており、γ1方向への回転が規制されている。また
ロック部材50は、切換ギヤ20方向に向けて設けられ
た腕部52を有している。前記腕部52の先端には、ロ
ック部53が設けられており、切換ギヤ20に形成され
た前記プレイ突起25a,ストツパ部25bおよび第3
の係合部25cに当接可能とされている。またロック部
材50には掛止部55が形成されており、シャーシ10
に固設されたソレノイド60のプランジャ61の先端と
掛止されている。したがって、ソレノイド60が励磁さ
れ、プランジャ61がソレノイド60の内部方向に引き
込まれると、ロック部材50はγ2方向に回転させられ
る。またソレノイド60が非励磁とされると、前記付勢
部材S2の付勢力によりプランジャ61が突出し、ロッ
ク部材50はγ1方向に回転させられる。これにより、
腕部52の先端のロック部53の位置を移動させること
が可能となっている。
【0031】なお、テーププレーヤ1の内部には、上記
駆動モータMおよびソレノイド60の駆動およびその停
止を制御する制御部が設けられている(図示せず)。
【0032】図3ないし図5は、テーププレーヤの各動
作モードを示す平面図であり、図3はストップモード、
図4はプレイモード、図5はストップモード設定のため
の中間設定モードである。なおこの中間設定モードによ
り、磁気ヘッドをテープに軽く圧接させるキュー又はレ
ビューモードを設定することも可能である。図6はソレ
ノイドと駆動モータの動作を示すタイミングチャート図
である。
【0033】各動作モードについて説明する。 (ストップモード)図3に示すストップモードでは、駆
動モータMは停止し、駆動ギヤ30も停止している。ソ
レノイド60は非励磁状態とされ、ロック部材50が付
勢部材S2の付勢力でγ1方向に回動されている。前記
付勢力によりロック部材50先端のロック部53が、切
換ギヤ20のストッパ部25bに当接し、これを掛止し
ている。また駆動ギヤ30は、欠歯部22aに位置して
いる。
【0034】ヘッドベース15は、切換カム23の第1
の押圧部23aにより押圧片15aが支持されているた
め、付勢部材S1の付勢力によりY2方向へ戻されてい
る。
【0035】(プレイモード)図4に示すプレイモード
では、駆動モータMは駆動状態にあり、ソレノイド60
は非励磁状態にある。よって、ロック部材50は付勢部
材S2の付勢力によりγ1方向に回動させられ、ロック
部材50先端のロック部53は、切換ギヤ20のプレイ
突起25aに掛止している。また駆動ギヤ30が欠歯部
22cに位置している。よって、回転中の駆動ギヤ30
から切換ギヤ20に回転力が与えられない。
【0036】ただし、アーム40の凸部42aが切換ギ
ヤ20の案内凸部24cに位置しており、アーム40は
β1方向に回動させられている。よって、小ギヤ44が
連結ギヤ48に噛み合っている。すなわち、駆動モータ
Mの回転力が、フライホイール14、回転体45、小ギ
ヤ44および連結ギヤ48を介してリール台46に伝達
されている。これにより、テープがリール台46に巻き
取られる。切換カム23の第2の押圧部23bにより押
圧片15aがY1方向へ押されて、ヘッドベース15
は、Y1方向に移動させられて停止している。このとき
磁気ヘッド11はテープに接触し、またローラーアーム
16aが時計方向へ回動させられ、ピンチローラ16と
キャプスタン12とでテープが挟まれている。よって、
キャプスタン12の回転によりテープが定速送りされ、
テープに対する記録、再生が可能である。
【0037】なお、前記ストップモードとプレイモード
では、ソレノイド60が非励磁状態に設定されているた
め、消費電力を低減することができる。
【0038】(中間設定モード)図4示すストップモー
ドへ至る前に必ず図5の中間設定モードとなる。このモ
ードでは、駆動モータMが駆動されたまま、ソレノイド
60が励磁され続けている状態である。ロック部材50
はγ2方向に回動させられ、ロック部材50先端のロッ
ク部53が、環状リブ25Aに形成された第3の係合部
25cに当接されている。また駆動ギヤ30が欠歯部2
2bに位置しているため、回転中の駆動ギヤ30の回転
力が切換ギヤ20に伝達されない。
【0039】またアーム40の凸部42aが、切換ギヤ
20の表面の案内溝24a内に位置して、アーム0がβ
2方向へ回動させられているため、小ギヤ44が連結ギ
ヤ48から離れ、駆動モータMの回転力はリール台46
に伝達されない。
【0040】ヘッドベース15の押圧片15aは、切換
カム23の第3の押圧部23cにより支持されており、
磁気ヘッド11はプレイモードよりもわずかにY2方向
に移動している。
【0041】以下、テーププレーヤの切換え装置の動作
について説明する。 (1)イニシャライズ 電源が投入されたとき、または装置起動時に、イニシャ
ライズが行われる。テーププレーヤ1の電源が投入され
ると、制御部は駆動モータMを始動するとともにソレノ
イド60を励磁させる。このときの図6に示すソレノイ
ド60の励磁時間T1は、切換ギヤ20が1回転するの
に要する時間よりもわずかに長くなるように設定され
る。
【0042】イニシャライズのときに、機構が図3に示
すストップモードであった場合、ソレノイド60が励磁
されると、ロック部材50がγ2方向に回転させられ、
ロック部53が第2の起伏部25eの傾斜面を押圧する
ため、切換ギヤ25が図示α方向に回転させられる。こ
れにより、切換ギヤ20のギヤ歯22が駆動ギヤ30に
噛み合うため、切換ギヤ20が図示α方向に連続的に駆
動させられる。
【0043】切換ギヤ20が回転している間、ソレノイ
ド60が励磁され続けているため、前記ロック部53が
切換ギヤ20の環状リブ25Aの外周面を摺動する。こ
のため、切換ギヤ20がα方向へ回転する間に、前記ロ
ック部53が環状リブ25A上の第1の起伏部25dを
乗り越え、さらに第3の係合部25cに当接し、図5に
示す中間設定モードにて切換ギヤ20が停止する。
【0044】この中間設定モードに位置している間に、
前記励磁状態T1が経過すると、ソレノイド60が非励
磁になり、付勢部材S2の付勢力によりロック部材50
がγ1方向に回動させられ、ロック部53が外周方向に
移動させられ、第3の係合部25cから外れる。よっ
て、前記切換ギヤ20がさらにα方向に回転することに
より、ストッパ部25bが前記ロック部53に当接して
切換ギヤ20の回転が停止させられる。
【0045】このように、電源投入時のイニシャライズ
では、機構がストップモードになっていたとしても、切
換ギヤ20が1回転して再びストップモードに至るよう
に制御される。この制御を行うことにより、電源投入時
に切換ギヤ20が図3に示すストップモード以外の位置
で停止していても必ずストップモードに設定できるよう
になる。
【0046】例えば、テーププレーヤ1が図4に示すプ
レイモードで停止しており、この時に電源が投入された
ときには、ソレノイド60の励磁によりロック部53が
プレイ突起25aから離れ、駆動ギヤ30により切換ギ
ヤ20がα方向へ回転させられ、ロック部53が第3の
係合部25cに当たって切換ギヤ20が図5の状態で停
止する。前記励磁時間T1を越えると、ソレノイド60
が非励磁となり、ロック部53が第3の係合部25cか
ら外れ、図3のストップモードが設定される。
【0047】またテーププレーヤ1が停止しているとき
に、切換ギヤ20の第3の係合部25cとストッパ部2
5bとの中間にロック部53が位置し、切換ギヤ20と
駆動ギヤ30とが噛み合った状態で、モータMが停止し
ていたとする。この状態で電源が投入されると、駆動ギ
ヤ30が始動し、この駆動ギヤ30と噛み合っている切
換ギヤ20が直ちにα方向へ回転し始める。このときソ
レノイド60が励磁されるため、ロック部53はストッ
パ部25bおよびプレイ突起25aに当たらず、第2の
起伏部25eと第1の起伏部25dを乗り越え、第3の
係合部25cに係合するまで切換ギヤ20が回転して、
図5の状態で停止する。この間切換ギヤ20は1回転よ
り少し小さい角度だけ回転する。そして励磁時間T1を
過ぎて、ソレノイド60の励磁が解除されると、ロック
部53が第3の係合部25cから離れ、図3に示すスト
ップモードが設定される。
【0048】このように、電源停止時に切換ギヤ20が
どの状態で停止していても、電源投入時には必ず、図3
のストップモードを設定できる。
【0049】(2)プレイモードからストップモードへ
の移行 テーププレーヤ1の制御部が現在プレイモードに設定さ
れていると認識しているときに、ストップモードを設定
する操作が行われると、ソレノイド60が励磁される
が、この励磁は一定時間T2だけ継続される。この励磁
時間T2は、図2Cに示すように、切換ギヤ20がα方
向に回転したときに、ロック部53がストッパ部25b
を起点としてプレイ突起25aを通過し、第3の係合部
25cに至る回転角θに相当する時間以上に設定されて
いる。
【0050】今、機構が正常に動作しており、前記制御
部がプレイモードの設定を認識しているときに、機構の
状態が、図4のプレイモードに設定されていたとする。
このときにストップモードへ移行する操作が行われる
と、制御部からの指令によりソレノイド60が励磁さ
れ、プランジャ61が図示Y1方向(ソレノイド60の
内部方向)に引き込まれる。よって、ロック部材50が
γ2方向に回動させられ、ロック部材50先端のロック
部53がプレイ突起25aから離れるとともに環状リブ
25Aの外周面上の第1の起伏部25dを押圧するた
め、切換ギヤ20がわずかに図示α方向に回転させられ
る。これにより、切換ギヤ20のギヤ歯22が駆動ギヤ
30に噛み合い、切換ギヤ20がα方向へ回転する。
【0051】このとき前記ソレノイド60が前記時間T
2の長い期間励磁され続けているため、ロック部53は
必ず第3の係合部25cに当たり、切換ギヤ20が図5
の状態で停止する。そして前記時間T2を過ぎると、ソ
レノイド60が非励磁となり、ロック部53が第3の係
合部25cから離れる。ロック部材50は付勢部材S2
の付勢力でγ1方向へ回動するため、その後の切換ギヤ
20の回転により、ストッパ部25bが前記ロック部5
3に当たって切換ギヤ20が停止し、図4に示すストッ
プモードが確実に設定される。
【0052】ここで、ストップモードへの操作を行った
ときに、ソレノイド60の励磁時間T2が図2Cに示す
回転角θ以上の長い時間に設定されているため、次のよ
うなアクシデントに対応することができる。
【0053】例えば、制御部がプレイモードの設定を認
識し、機構が図4に示すプレイモードに設定されている
ときに、外部から激しい衝撃が与えられたとする。ロッ
ク部材50は付勢部材S2の付勢力のみで、プレイ突起
25aに係合しているため、前記衝撃でロック部材50
が動くと、ロック部53がプレイ突起25aから外れる
ことがある。この場合、切換ギヤ20が駆動ギヤ30に
噛み合って切換ギヤ20がα方向へ回転し、図3に示す
ストップモードに移行して停止することになる。すなわ
ち制御部はプレイモードと認識しているにもかかわら
ず、機構は図3のストップモードに設定されているとい
う誤認識状態となる。この誤認識状態のまま、ストップ
モードへ移行する操作が行われると、ソレノイド60が
短時間励磁されて、機構は今度は図3に示すストップモ
ードから図4に示すプレイモードに移行してしまう。よ
って、制御部がストップモードへの移行を指示している
にもかかわらず、機構がプレイモードに移行するという
矛盾が生じる。
【0054】そこで、制御部がプレイモードを認識して
いるときのソレノイド60の励磁時間を前記T2に設定
すると、前記のような誤認識状態への移行を防止でき
る。
【0055】例えば、制御部がプレイモードを認識して
いるときに、前記のような衝撃などにより、機構が図3
に示すストップモードに移行しているとする。このと
き、ストップモードへの移行のための操作が行われる
と、ソレノイド60が前記T2時間励磁され続ける。よ
って、図3に示すストップモードで、ロック部53がス
トッパ部25bから外れ、切換ギヤ20がα方向へ回転
するときに、ロック部53が第1の起伏部25dを乗り
越え、プレイ突起25aに当たることなく(プレイモー
ドが設定されることなく)、第3の係合部25cに当た
って、図5に示す中間設定モードとなって切換ギヤ20
が停止する。
【0056】ここで、ソレノイド60の励磁時間がT2
を越えると、ソレノイド60が非励磁になり、ロック部
53が第3の係合部25cから外れて、図3に示すスト
ップモードに移行して停止する。
【0057】このように、制御部がプレイモードと認識
しているときに、機構がプレイモード以外のモードであ
ったとしても、ストップモードへの移行操作を行うと、
プレイモードで停止することなく、必ずストップモード
に戻ることができる。なお、前記T2は、切換ギヤ20
の1回転以上の時間に設定してもよい。すなわち前記T
1=T2であってもよい。
【0058】(3)ストップモードからプレイモードへ
の切り換え この実施の形態では、イニシャライズ、およびプレイモ
ードからストップモードへの切り換え操作をしたとき
に、必ずストップモードに移行することができる。よっ
て制御部がストップモードと認識しているときは、機構
は必ず図3に示すストップモードである。
【0059】ストップモードからプレイモードへの切り
換え時は、ソレノイド60が短時間だけ励磁される。こ
れによりロック部53がストッパ部25bから離れ、第
2の起伏部25eに当たり、第2の起伏部25eの傾斜
面により切換ギヤ20がα方向へ回転させられ、切換ギ
ヤ20が駆動ギヤ30に噛み合う。そして、切換ギヤ2
0がα方向へ回転させられ、ロック部53がプレイ突起
25aに当たり、図4に示すプレイモードが設定され
る。
【0060】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、電源投入
時や、プレイモードからストップモードへの移行操作の
ときに、必ずストップモードを設定でき、制御部と機構
の状態が矛盾する誤認識状態を防止できる。またヘッド
位置を認識する検出手段も不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態として、テーププレ
ーヤの主要部分を示す平面図、
【図2】Aは切換ギヤの表面を示す平面図、BはAの側
面図、CはAの裏面を示す底面図、
【図3】テーププレーヤの切換え装置における各動作モ
ードのうち、ストップモードを示す部分平面図、
【図4】テーププレーヤの切換え装置における各動作モ
ードのうち、プレイモードを示す部分平面図、
【図5】ストップモード前に設定する中間設定モードを
示す部分平面図、
【図6】ソレノイドと駆動モータの動作を示すタイミン
グチャート図、
【符号の説明】
10 シャーシ 11 磁気ヘッド 12 キャプスタン 14 フライホイール 15 ヘッドベース 15a 押圧片 16 ピンチローラ 20 切換ギヤ 23 切換カム 25a プレイ突起(第1の係合部) 25b ストッパ部(第2の係合部) 25c 第3の係合部 25d 第1の起伏部 25e 第2の起伏部 30 駆動ギヤ 40 アーム 50 ロック部材 53 ロック部 60 ソレノイド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドをテープ
    と接触するプレイ位置およびテープから離れるストップ
    位置との間で移動させるカムと、前記カムと共に回転す
    る切換ギヤと、前記切換ギヤに動力を伝達する駆動ギヤ
    と、前記切換ギヤをロックするロック部材と、前記ロッ
    ク部材を動作させるソレノイドとを有するテーププレー
    ヤにおいて、 前記切換ギヤには、前記磁気ヘッドが前記プレイ位置の
    ときに前記ロック部材に掛止される第1の係合部と、前
    記磁気ヘッドが前記ストップ位置のときに前記ロック部
    材に掛止される第2の係合部、および第1の係合部と第
    2の係合部との間に位置する第3の係合部と、さらに、
    前記の各係合部が前記ロック部材に掛止されているとき
    に、前記駆動ギヤに対向する欠歯部とを有し、 前記切換ギヤが回転するときに、前記ロック部材に対し
    て、第1の係合部、第3の係合部、第2の係合部の順に
    対向するように前記各係合部が配置されており、 前記ソレノイドが非励磁状態のときに、前記ロック部材
    が前記第1の係合部および前記第2の係合部に掛止さ
    れ、前記ソレノイドが励磁状態のときに前記ロック部材
    が前記第3の係合部に掛止され、且つ前記ロック部材が
    前記第2の係合部に係合する前に、前記ロック部材が前
    記第3の係合部に掛止されるように、前記ソレノイドの
    励磁が制御されることを特徴とするテーププレーヤ。
  2. 【請求項2】 電源投入時に、前記ソレノイドを励磁状
    態とし、前記ロック部材が前記第3の係合部に当たるま
    で前記励磁を継続し、その後に励磁を解除して、前記ロ
    ック部材で前記第2の係合部を掛止させるように、前記
    ソレノイドの励磁が制御される請求項1記載のテーププ
    レーヤ。
  3. 【請求項3】 ソレノイドの励磁時間は、前記切換ギヤ
    の1回転以上の時間に設定される請求項2記載のテープ
    プレーヤ。
  4. 【請求項4】 プレイ状態からストップ状態へ至る操作
    がなされたときに、前記ソレノイドを励磁状態とし、前
    記ロック部材が前記第3の係合部に当たるまで前記励磁
    を継続し、その後に励磁を解除して、前記ロック部材で
    前記第2の係合部を掛止させるように、前記ソレノイド
    の励磁が制御される請求項1記載のテーププレーヤ。
  5. 【請求項5】 ソレノイドの励磁時間は、ロック部材が
    第2の係合部から外れ、切換ギヤが回転して、ロック部
    材が第1の係合部を通過し、第3の係合部が前記ロック
    部材に掛止されるまでの時間以上に設定される請求項4
    記載のテーププレーヤ。
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