JPH061574B2 - テ−プ巻取装置のモ−ド切換機構 - Google Patents
テ−プ巻取装置のモ−ド切換機構Info
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- JPH061574B2 JPH061574B2 JP61223320A JP22332086A JPH061574B2 JP H061574 B2 JPH061574 B2 JP H061574B2 JP 61223320 A JP61223320 A JP 61223320A JP 22332086 A JP22332086 A JP 22332086A JP H061574 B2 JPH061574 B2 JP H061574B2
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- solenoid
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダ、特に、所謂フルロジック式
テープレコーダやVTR等のテープ巻取装置における停
止・再生・早送りその他のモードを切り換えるための機
構に関するものである。
テープレコーダやVTR等のテープ巻取装置における停
止・再生・早送りその他のモードを切り換えるための機
構に関するものである。
発明の背景 従来の例えば、ロジック式テープレコーダ等において
は、ヘッドを具備するヘッドプレート(磁気ヘッド取付
部材)等の再生状態における係止を、ヘッドプレートを
起動するソレノイドに通電したままで行うものであった
ため、ソレノイドの発熱、大型化等の問題があった。ま
た一般に各モードに対応して専用ソレノイドを設けてい
たので、ソレノイド数が多くなり、機構全体の大型化・
重量化・高価格化を避けることができなかった。
は、ヘッドを具備するヘッドプレート(磁気ヘッド取付
部材)等の再生状態における係止を、ヘッドプレートを
起動するソレノイドに通電したままで行うものであった
ため、ソレノイドの発熱、大型化等の問題があった。ま
た一般に各モードに対応して専用ソレノイドを設けてい
たので、ソレノイド数が多くなり、機構全体の大型化・
重量化・高価格化を避けることができなかった。
発明の目的 従つて、本発明が目的とするところは、起動用のソレノ
イド数を少なくすると共に、再生時等の長時間一定状態
を維持する場合には、機械的な保持を採用することによ
り起動時を除いてソレノイドの励磁を解除し、ソレノイ
ドの発熱や大型化等の問題点を解消することである。
イド数を少なくすると共に、再生時等の長時間一定状態
を維持する場合には、機械的な保持を採用することによ
り起動時を除いてソレノイドの励磁を解除し、ソレノイ
ドの発熱や大型化等の問題点を解消することである。
発明の構成 上記目的を達成するために、本発明が採用する主たる手
段は、その要旨とするところが、2個の欠歯部を有する
ギャ部及びカム状の複数のガイド部を具備するカムギャ
と、上記カムギャのガイド部と係合してその状態が機械
的に保持され、磁気ヘッド取付部材を再生位置まで前進
させる動作と、イジェクト動作とを選択的に行う起動・
イジェクト選択レバーと、上記起動・イジェクト選択レ
バーを介して上記カムギャを起動するべく、モード切換
時の所定時間だけ通電される第1のソレノイドと、揺動
運動することにより、テープの走行方向を切り換える機
構を駆動するリバースレバーと、上記リバースレバーに
設けられ、前記カムギャのガイド部と係合してリバース
レバーの動きを機械的に規制するリバースレバー規制手
段と、、上記リバースレバーの動きを規制すると共に、
高速巻取り・巻戻しモード時には高速巻取り・巻戻しの
時間通電され、それ以外のモード時にはモード切り換え
時の所定時間のみ通電されることによってテープの走行
方向の正逆を選択する第2のソレノイドと、前記第1の
ソレノイド又はカムギャにより駆動されるロツク解除レ
バーにより駆動されて、テープリール台と、その高速駆
動源とを連結又は遮断する連結ギャとを具備してなる点
に係るテープ巻取装置のモード切換機構である。
段は、その要旨とするところが、2個の欠歯部を有する
ギャ部及びカム状の複数のガイド部を具備するカムギャ
と、上記カムギャのガイド部と係合してその状態が機械
的に保持され、磁気ヘッド取付部材を再生位置まで前進
させる動作と、イジェクト動作とを選択的に行う起動・
イジェクト選択レバーと、上記起動・イジェクト選択レ
バーを介して上記カムギャを起動するべく、モード切換
時の所定時間だけ通電される第1のソレノイドと、揺動
運動することにより、テープの走行方向を切り換える機
構を駆動するリバースレバーと、上記リバースレバーに
設けられ、前記カムギャのガイド部と係合してリバース
レバーの動きを機械的に規制するリバースレバー規制手
段と、、上記リバースレバーの動きを規制すると共に、
高速巻取り・巻戻しモード時には高速巻取り・巻戻しの
時間通電され、それ以外のモード時にはモード切り換え
時の所定時間のみ通電されることによってテープの走行
方向の正逆を選択する第2のソレノイドと、前記第1の
ソレノイド又はカムギャにより駆動されるロツク解除レ
バーにより駆動されて、テープリール台と、その高速駆
動源とを連結又は遮断する連結ギャとを具備してなる点
に係るテープ巻取装置のモード切換機構である。
実施例 続いて、添付した図面を参照して、本発明を具体化した
実施例につき説明し、本発明の理解に供する。ここに第
1図(a)は本発明の一実施例に係るモード切換機構の停
止状態を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)に示した機
構の要部側断面図、第1図(c)は第1図(a)に示した機構
を構成するカムギャの平面図、第1図(d)は同カムギャ
の裏側の状態を示す平面図、第2図、第4図、第8図、
第12図はそれぞれ、各モードにおける吸引ソレノイド
と吸着ソレノイドの作動状態を示すタイムチャート、第
3図は停止モードから再生モードへ移行する途中におけ
るモード切換機構の平面図、第3図(a)は第3図及び第
5図に示した状態における起動・イジェクト選択レバー
及びカムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第5図は
逆走行再生モード時にカムギャが起動し、駆動ギャと噛
み合って回転し始めた時のモード切換機構の状態を示す
平面図、第6図は第3図及び第5図に示した状態から吸
引ソレノイドの通電が遮断(オフ)された状態における
起動・イジェクト選択レバー及びカムギャの裏側の状態
を示す要部平面図、第7図は再生モードにおけるモード
切換機構全体の状態を示す平面図、第7図(a)は第7図
に示す状態における起動・イジェクト選択レバー及びカ
ムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第7図(b)は第
7図に対応してテープを逆方向へ走行再生させた状態に
おけるカムギャ部分の要部平面図、第9図は再生状態か
ら高速巻取り・高速巻戻しのキーを操作した時の再生状
態から高速巻取り又は高速巻戻しモードへ移行する途中
の状態のモード切換機構を示す平面図、第9図(a)は第
9図に示した状態における起動・イジェクト選択レバー
及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、第10図
は高速巻取状態を示すモード切換機構の平面図、第10
図(a)は第10図に示した状態における起動・イジェク
ト選択レバー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面
図、第11図は高速巻戻し状態におけるモード切換機構
全体の平面図、第13図はイジェクト動作途中の状態に
おけるモード切換機構全体の平面図、第13図(a)は第
13図に示した状態における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、第14
図はイジェクト動作が完了した状態におけるモード切換
機構の平面図、第14図(a)は第14図における起動・
イジェクト選択レバー及びカムギャの裏面の状態を示す
要部平面図である。
実施例につき説明し、本発明の理解に供する。ここに第
1図(a)は本発明の一実施例に係るモード切換機構の停
止状態を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)に示した機
構の要部側断面図、第1図(c)は第1図(a)に示した機構
を構成するカムギャの平面図、第1図(d)は同カムギャ
の裏側の状態を示す平面図、第2図、第4図、第8図、
第12図はそれぞれ、各モードにおける吸引ソレノイド
と吸着ソレノイドの作動状態を示すタイムチャート、第
3図は停止モードから再生モードへ移行する途中におけ
るモード切換機構の平面図、第3図(a)は第3図及び第
5図に示した状態における起動・イジェクト選択レバー
及びカムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第5図は
逆走行再生モード時にカムギャが起動し、駆動ギャと噛
み合って回転し始めた時のモード切換機構の状態を示す
平面図、第6図は第3図及び第5図に示した状態から吸
引ソレノイドの通電が遮断(オフ)された状態における
起動・イジェクト選択レバー及びカムギャの裏側の状態
を示す要部平面図、第7図は再生モードにおけるモード
切換機構全体の状態を示す平面図、第7図(a)は第7図
に示す状態における起動・イジェクト選択レバー及びカ
ムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第7図(b)は第
7図に対応してテープを逆方向へ走行再生させた状態に
おけるカムギャ部分の要部平面図、第9図は再生状態か
ら高速巻取り・高速巻戻しのキーを操作した時の再生状
態から高速巻取り又は高速巻戻しモードへ移行する途中
の状態のモード切換機構を示す平面図、第9図(a)は第
9図に示した状態における起動・イジェクト選択レバー
及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、第10図
は高速巻取状態を示すモード切換機構の平面図、第10
図(a)は第10図に示した状態における起動・イジェク
ト選択レバー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面
図、第11図は高速巻戻し状態におけるモード切換機構
全体の平面図、第13図はイジェクト動作途中の状態に
おけるモード切換機構全体の平面図、第13図(a)は第
13図に示した状態における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、第14
図はイジェクト動作が完了した状態におけるモード切換
機構の平面図、第14図(a)は第14図における起動・
イジェクト選択レバー及びカムギャの裏面の状態を示す
要部平面図である。
尚、以下の実施例は本発明の一具体例に過ぎず、本発明
の技術的範囲を限定する性格のものではない。
の技術的範囲を限定する性格のものではない。
以下、まず一実施例に係る磁気テープ巻取装置のモード
切換機構の要部平面図を示す第1図に従って、同機構の
停止状態における構成と各部の動作の概略を説明する。
切換機構の要部平面図を示す第1図に従って、同機構の
停止状態における構成と各部の動作の概略を説明する。
第1図において磁気テープの再生、高速巻取り、高速巻
戻し、テープ走行方向反転等の各モードの選択は記録再
生装置本体に設けた再生キー、高速巻取キー、高速巻戻
しキー、テープ走行方向切換キー、イジェクトキー及び
停止キー等をオペレータが操作することにより選択さ
れ、これらの各キーにより操作されるスイツチからの信
号に応じて制御装置からメインシャーシ1に固設した吸
引ソレノイド2(第1のソレノイド)や吸着ソレノイド
3(第2のソレノイド)、更にはモータ4に駆動信号が
送られ、これらの駆動源が作動されることによりメイン
シーシ1に回転自在に設けられたカムギャ5及びこれに
従動する各レバー等が駆動され、各モードにおける動作
が実行される。
戻し、テープ走行方向反転等の各モードの選択は記録再
生装置本体に設けた再生キー、高速巻取キー、高速巻戻
しキー、テープ走行方向切換キー、イジェクトキー及び
停止キー等をオペレータが操作することにより選択さ
れ、これらの各キーにより操作されるスイツチからの信
号に応じて制御装置からメインシャーシ1に固設した吸
引ソレノイド2(第1のソレノイド)や吸着ソレノイド
3(第2のソレノイド)、更にはモータ4に駆動信号が
送られ、これらの駆動源が作動されることによりメイン
シーシ1に回転自在に設けられたカムギャ5及びこれに
従動する各レバー等が駆動され、各モードにおける動作
が実行される。
この実施例では、前記第2図、第4図、第8図及び第1
2図に示すように吸引ソレノイド2の吸着(オン)時間
及び吸着ソレノイド3の吸着(オン)時間を制御するこ
とによりカムギャ5に従動する各レバーの変位方向を決
定し、更にモータ4の回転方向を制御することにより各
モード独特の作動が得られるが、特に上記第2図、第4
図、第12図に示すように各ソレノイドを短時間のみ作
動させると共に、このソレノイドの作動に連動してカム
ギャ5を起動させることによって長時間ソレノイドを駆
動することなく、各モード状態を保持し、ソレノイドの
加熱を防止している。また、単に上記2個のソレノイド
(吸引ソレノイド2、吸着ソレノイド3)を用いるのみ
であるため、ソレノイド数を少なくして装置の小型化、
軽量化、低コスト化を図っている。
2図に示すように吸引ソレノイド2の吸着(オン)時間
及び吸着ソレノイド3の吸着(オン)時間を制御するこ
とによりカムギャ5に従動する各レバーの変位方向を決
定し、更にモータ4の回転方向を制御することにより各
モード独特の作動が得られるが、特に上記第2図、第4
図、第12図に示すように各ソレノイドを短時間のみ作
動させると共に、このソレノイドの作動に連動してカム
ギャ5を起動させることによって長時間ソレノイドを駆
動することなく、各モード状態を保持し、ソレノイドの
加熱を防止している。また、単に上記2個のソレノイド
(吸引ソレノイド2、吸着ソレノイド3)を用いるのみ
であるため、ソレノイド数を少なくして装置の小型化、
軽量化、低コスト化を図っている。
上記カムギャ5には、一体的に複数のガイド部を構成す
るカム部5a〜5e、係止部5f1,5f2,5g、起
動斜面5h,5i及びピン5f,5kがそれぞれ設けら
れ、その外周には欠歯部5l,5mを有するギャ部5n
を具備している。上記カムギャ5の近傍には、上記ギャ
部5nと噛み合うことのできる駆動ギャ6が設けらて、
この駆動ギャ6の回転によりカムギャ5が矢印Fの方向
へ回転駆動される。上記駆動ギャ6の駆動力は、モータ
4によりフライベルト4aを経て図示せぬフライホイー
ル及び減速ギャを介して伝達される。
るカム部5a〜5e、係止部5f1,5f2,5g、起
動斜面5h,5i及びピン5f,5kがそれぞれ設けら
れ、その外周には欠歯部5l,5mを有するギャ部5n
を具備している。上記カムギャ5の近傍には、上記ギャ
部5nと噛み合うことのできる駆動ギャ6が設けらて、
この駆動ギャ6の回転によりカムギャ5が矢印Fの方向
へ回転駆動される。上記駆動ギャ6の駆動力は、モータ
4によりフライベルト4aを経て図示せぬフライホイー
ル及び減速ギャを介して伝達される。
記録再生装置の停止状態においては、カムギャ5のギャ
部5nと駆動ギャ6とが噛み合わないようにメインシャ
ーシ1に回動自在に設けられた起動・イジェクト選択レ
バー7に植設したピン7aをカムギャ5の係止部5f1
に係合させ、メインシャーシとの間に張架した引張バネ
8により上記ピン7aを係止部5f1に押しつけて、駆
動ギャ6が欠歯部5lに対応する位置にある状態でカム
ギャ5を固定している。
部5nと駆動ギャ6とが噛み合わないようにメインシャ
ーシ1に回動自在に設けられた起動・イジェクト選択レ
バー7に植設したピン7aをカムギャ5の係止部5f1
に係合させ、メインシャーシとの間に張架した引張バネ
8により上記ピン7aを係止部5f1に押しつけて、駆
動ギャ6が欠歯部5lに対応する位置にある状態でカム
ギャ5を固定している。
メインシャーシ1に回転自在に設けられた起動レバー9
は、メインシャーシ1との間に張架された引張りバネ1
0により矢印F方向に回動付勢されている。この起動レ
バー9は、後述する再生状態から停止状態に移行する
時、カムギャ5に一体的に設けられたピン5kと係合
し、カムギャ5に矢印F方向の回動力を与えるものであ
る。第1図に示す停止状態では、上記起動レバー9はピ
ン5kと係合しないように、メインシャーシ1に当接す
ることにより位置決めされている。
は、メインシャーシ1との間に張架された引張りバネ1
0により矢印F方向に回動付勢されている。この起動レ
バー9は、後述する再生状態から停止状態に移行する
時、カムギャ5に一体的に設けられたピン5kと係合
し、カムギャ5に矢印F方向の回動力を与えるものであ
る。第1図に示す停止状態では、上記起動レバー9はピ
ン5kと係合しないように、メインシャーシ1に当接す
ることにより位置決めされている。
メインシャーシ1に回動自在に設けられたリバースレバ
ー11は、メインシャーシ1との間に張架された引張バ
ネ12により、常時矢印E方向に回動付勢されている。
このリバースレバー11に植設されたピン11a(リバ
ースレバー規制手段)は、第1図に示す停止状態におい
て、カムギャ5のカム部5eに当接し、後述するテープ
の走行方向選択時には、カムギャ5に設けたカム部5c
或いは5dに当接して従動する。
ー11は、メインシャーシ1との間に張架された引張バ
ネ12により、常時矢印E方向に回動付勢されている。
このリバースレバー11に植設されたピン11a(リバ
ースレバー規制手段)は、第1図に示す停止状態におい
て、カムギャ5のカム部5eに当接し、後述するテープ
の走行方向選択時には、カムギャ5に設けたカム部5c
或いは5dに当接して従動する。
メインシャーシ1に矢印C,D方向に摺動自在に設けら
れたリバース切換レバー13は、上記リバースレバー1
1の先端を挟むように係合されている。このリバース切
換レバー13は、図示せぬ磁気テープを低速駆動させる
ピンチローラ及び図に示すリール台35,36を再生速
度で回転駆動させるプレイギャと係合しており、上記リ
バースレバー11によってC方向またはD方向に変位さ
せられることによりテープの走行方向を直接決定するも
の(テープの走行方向を切り換える機構)である。
れたリバース切換レバー13は、上記リバースレバー1
1の先端を挟むように係合されている。このリバース切
換レバー13は、図示せぬ磁気テープを低速駆動させる
ピンチローラ及び図に示すリール台35,36を再生速
度で回転駆動させるプレイギャと係合しており、上記リ
バースレバー11によってC方向またはD方向に変位さ
せられることによりテープの走行方向を直接決定するも
の(テープの走行方向を切り換える機構)である。
第1図ではテープ正走行方向での停止状態が示されてい
る。
る。
リバース選択レバー14は、メインシャーシ1に回動自
在に設けられており、その一端は、前記リバースレバー
11の端部に挟まれ、これと連動して回動変位する。ま
た、リバース選択レバー14の他端は、後記する吸着レ
バー20の先端部に係合し、吸着レバー20によりF方
向への動きが規制される。
在に設けられており、その一端は、前記リバースレバー
11の端部に挟まれ、これと連動して回動変位する。ま
た、リバース選択レバー14の他端は、後記する吸着レ
バー20の先端部に係合し、吸着レバー20によりF方
向への動きが規制される。
メインシャーシ1に回動自在に設けられたロック解除ア
ーム15は、その先端部に円弧状のカム部15aが形成
され、このカム部15aを介してカムギャ5に植設した
ピン5fと干渉し、矢印E方向に回動変位する(第9図
参照)。
ーム15は、その先端部に円弧状のカム部15aが形成
され、このカム部15aを介してカムギャ5に植設した
ピン5fと干渉し、矢印E方向に回動変位する(第9図
参照)。
ロツク解除アーム15の他端は、メインシャーシ1に回
動自在に取り付けられた連結レバー16の一端部に当接
しており、ロツク解除アーム15が上記のようにE方向
へ回動変位すると連結レバー16の他端部と係合するロ
ツク解除レバー17が矢印D方向に摺動変位させられ
る。ロツク解除レバー17は、メインシャーシ1に矢印
C,D方向に摺動自在に取り付けられており、メインシ
ャーシ1との間に張架された引張バネ18によって復帰
する方向、即ち矢印C方向に常時付勢されている。
動自在に取り付けられた連結レバー16の一端部に当接
しており、ロツク解除アーム15が上記のようにE方向
へ回動変位すると連結レバー16の他端部と係合するロ
ツク解除レバー17が矢印D方向に摺動変位させられ
る。ロツク解除レバー17は、メインシャーシ1に矢印
C,D方向に摺動自在に取り付けられており、メインシ
ャーシ1との間に張架された引張バネ18によって復帰
する方向、即ち矢印C方向に常時付勢されている。
プレイロツクレバー19及び吸着レバー20は、共にそ
れぞれメインシャーシ1に矢印C,D方向へ摺動自在に
取り付けられており、メインシャーシ1との間に張架し
た引張バネ21,22により常時矢印C方向に弾性付勢
されている。
れぞれメインシャーシ1に矢印C,D方向へ摺動自在に
取り付けられており、メインシャーシ1との間に張架し
た引張バネ21,22により常時矢印C方向に弾性付勢
されている。
上記プレイロツクレバー19は、再生状態において、記
録再生ヘッド等を設けたヘッドプレート29(磁気ヘッ
ド取付部材)を再生位置に係止するためのもので、その
中間部には、前記ロック解除レバー17の係合部17a
と係合可能の係合部19aが形成されている。
録再生ヘッド等を設けたヘッドプレート29(磁気ヘッ
ド取付部材)を再生位置に係止するためのもので、その
中間部には、前記ロック解除レバー17の係合部17a
と係合可能の係合部19aが形成されている。
また、吸着レバー20には、前記吸着ソレノイド3によ
り吸着保持される吸着片3aがその先端部に取り付けら
れており、引張バネ22により吸着ソレノイド3に押し
つけられる方向に弾性付勢されている。また、前記した
ように吸着レバー20の端部は、前記リバース選択レバ
ー14と該リバース選択レバー14のF方向への揺動を
規制すべく係合している。但し引張りバネ22の張力
は、リバースレバー11、リバース選択レバー14を介
して吸着レバー20に伝達される引張りバネ12の張力
より小さくなるように設定されている。
り吸着保持される吸着片3aがその先端部に取り付けら
れており、引張バネ22により吸着ソレノイド3に押し
つけられる方向に弾性付勢されている。また、前記した
ように吸着レバー20の端部は、前記リバース選択レバ
ー14と該リバース選択レバー14のF方向への揺動を
規制すべく係合している。但し引張りバネ22の張力
は、リバースレバー11、リバース選択レバー14を介
して吸着レバー20に伝達される引張りバネ12の張力
より小さくなるように設定されている。
メインシャーシ1に矢印C,D方向に摺動自在に設けら
れたトリガレバー23は、メインシャーシ1との間に張
架した引張りバネ24によって矢印C方向に常時弾性付
勢されている。このトリガレバー23の一端は、吸引ソ
レノイド2の可動鉄心2aと、他端はメインシャーシ1
に回転自在に設けられた3枝状の駆動レバー25と係合
している。
れたトリガレバー23は、メインシャーシ1との間に張
架した引張りバネ24によって矢印C方向に常時弾性付
勢されている。このトリガレバー23の一端は、吸引ソ
レノイド2の可動鉄心2aと、他端はメインシャーシ1
に回転自在に設けられた3枝状の駆動レバー25と係合
している。
上記駆動レバー25は、メインシャーシ1に回動自在に
設けられ、その一端は前述した起動イジェクト選択レバ
ー7と係合している。ここに引張りバネ8によって起動
・イジェクト選択レバー7、駆動レバー25を介してト
リガレバー23に伝達される引張力は、引張りバネ24
による引張力より大きくなるように設定されている。従
って、トリガレバー23は第1図に示す停止状態ではカ
ムギャ5の停止位置に位置決めされており、カムギャ5
の起動時には、吸引ソレノイド2に通電することによる
可動鉄心2aの矢印C方向への変位に比例した変位量が
駆動レバー25を介して起動・イジェクト選択レバー7
に伝達され、ピン7aと係止部5f1との係合が解除さ
れてカムギャ5の回動が許容される。
設けられ、その一端は前述した起動イジェクト選択レバ
ー7と係合している。ここに引張りバネ8によって起動
・イジェクト選択レバー7、駆動レバー25を介してト
リガレバー23に伝達される引張力は、引張りバネ24
による引張力より大きくなるように設定されている。従
って、トリガレバー23は第1図に示す停止状態ではカ
ムギャ5の停止位置に位置決めされており、カムギャ5
の起動時には、吸引ソレノイド2に通電することによる
可動鉄心2aの矢印C方向への変位に比例した変位量が
駆動レバー25を介して起動・イジェクト選択レバー7
に伝達され、ピン7aと係止部5f1との係合が解除さ
れてカムギャ5の回動が許容される。
そして、ピン7aにより起動斜面5hが押されて駆動ギ
ャ6とギャ部5nとが噛み合ってカムギャ5が回動する
と、起動・イジェクト選択レバー7の先端に設けたピン
7aが摺動するカム部5aの半径の変位に伴って移動し
(この時、上記吸引ソレノイド2はオフされている)、
起動・イジェクト選択レバー7がE方向へ揺動すると共
に、これと係合する前記駆動レバー25及びこれに取り
付けたオーバーストロークバネ26にピン29aが押さ
れ、ピン29aを植設したヘッドプレート29が矢印A
方向即ち、再生位置の方向へ前進する。
ャ6とギャ部5nとが噛み合ってカムギャ5が回動する
と、起動・イジェクト選択レバー7の先端に設けたピン
7aが摺動するカム部5aの半径の変位に伴って移動し
(この時、上記吸引ソレノイド2はオフされている)、
起動・イジェクト選択レバー7がE方向へ揺動すると共
に、これと係合する前記駆動レバー25及びこれに取り
付けたオーバーストロークバネ26にピン29aが押さ
れ、ピン29aを植設したヘッドプレート29が矢印A
方向即ち、再生位置の方向へ前進する。
オーバーストロークバネ26は、駆動レバー25の係止
部25aと25bとの間でエネルギーを蓄積した状態で
係止されており、ヘッドプレート29への必要以上の押
圧を吸収する働きをする。
部25aと25bとの間でエネルギーを蓄積した状態で
係止されており、ヘッドプレート29への必要以上の押
圧を吸収する働きをする。
尚、起動・イジェクト選択レバー7には、メインシャー
シ1に矢印A,B方向に摺動自在に設けられ、これとの
間に張架した引張バネ28により矢印A方向に常時付勢
されているイジェクトレバー27の係合部27aと係合
する係合部7bが設けられている。
シ1に矢印A,B方向に摺動自在に設けられ、これとの
間に張架した引張バネ28により矢印A方向に常時付勢
されているイジェクトレバー27の係合部27aと係合
する係合部7bが設けられている。
前記ヘッドプレート29は、図示せぬ記録再生ヘッド及
びピンチローラ等を具備しており、メインシャーシ1に
矢印A,B方向に摺動自在に設けられており、メインシ
ャーシ1との間に張架した引張バネ30により常時矢印
B方向に弾性付勢されている。
びピンチローラ等を具備しており、メインシャーシ1に
矢印A,B方向に摺動自在に設けられており、メインシ
ャーシ1との間に張架した引張バネ30により常時矢印
B方向に弾性付勢されている。
このヘッドプレート29には、前記したようにロックピ
ン29aが植設されており、前記のようにこのロックピ
ン29aがオーバーストロークバネ26と当接して矢印
A方向に変位し、前記プレイロックレバー19あるいは
吸着レバー20に係止され、各モードにおけるヘッドプ
レート29の位置が決定される。
ン29aが植設されており、前記のようにこのロックピ
ン29aがオーバーストロークバネ26と当接して矢印
A方向に変位し、前記プレイロックレバー19あるいは
吸着レバー20に係止され、各モードにおけるヘッドプ
レート29の位置が決定される。
FF/REWレバー31は、メインシャーシ1に矢印
A,B方向に摺動自在に取り付けられている。このFF
/REWレバー31には、軸33aを中心とした回動自
在のギャレバー33が取り付けられている。FF/RE
Wギャ34連結ギャ)は、矢印E,F方向に関して弾性
的に軽い首振りトルクを持ってギャレバー33上に回転
自在に設けられている。
A,B方向に摺動自在に取り付けられている。このFF
/REWレバー31には、軸33aを中心とした回動自
在のギャレバー33が取り付けられている。FF/RE
Wギャ34連結ギャ)は、矢印E,F方向に関して弾性
的に軽い首振りトルクを持ってギャレバー33上に回転
自在に設けられている。
高速巻取り・高速巻戻し時の回転動力は、モータ4より
リールベルト4bを介して図示せぬプーリを経てメイン
シャーシ1に回転自在に設けられたFF/REW駆動ギ
ャ37に伝達され、更に、FF/REWギャ34を介し
てリール台35あるいはリール台36に伝達される。リ
ール台35、リール台36は共にメインシャーシ1に回
転自在に取り付けられている。
リールベルト4bを介して図示せぬプーリを経てメイン
シャーシ1に回転自在に設けられたFF/REW駆動ギ
ャ37に伝達され、更に、FF/REWギャ34を介し
てリール台35あるいはリール台36に伝達される。リ
ール台35、リール台36は共にメインシャーシ1に回
転自在に取り付けられている。
FF/REWレバー31は、引張りバネ32によって矢
印A方向に常時付勢されているが、停止状態では、FF
/REWレバー31がヘッドプレート29の係合部29
bと係合し、引張バネ30の矢印B方向の引張力によっ
て、FF/REWギャ34とFF/REW駆動ギャ37
とが噛み合わない状態、即ち第1図の位置に位置決めさ
れている。
印A方向に常時付勢されているが、停止状態では、FF
/REWレバー31がヘッドプレート29の係合部29
bと係合し、引張バネ30の矢印B方向の引張力によっ
て、FF/REWギャ34とFF/REW駆動ギャ37
とが噛み合わない状態、即ち第1図の位置に位置決めさ
れている。
また、FF/REWギャ34は、その回転中心をメイン
シャーシ1上のガイド孔1aでガイドされ、リール台3
5、リール台36の両方に同時には噛み合わない位置に
付勢されている。
シャーシ1上のガイド孔1aでガイドされ、リール台3
5、リール台36の両方に同時には噛み合わない位置に
付勢されている。
メインシャーシ1に揺動自在に設けられたコントロール
レバー38は、高速巻取り又は巻戻しモード以外の時
に、FF/REWギャ34がFF/REW駆動ギャ37
と噛み合わないように両ギャを離す方向(矢印B)にF
F/REWレバー31を押圧するためのレバーであり、
一端が第1図(a)に示すように、FF/REWレバー3
1と当接しうるように、また、他端は前記トリガレバー
23と、また第7図に示す再生状態ではロツク解除レバ
ー17と、それぞれ係合するようになっている。
レバー38は、高速巻取り又は巻戻しモード以外の時
に、FF/REWギャ34がFF/REW駆動ギャ37
と噛み合わないように両ギャを離す方向(矢印B)にF
F/REWレバー31を押圧するためのレバーであり、
一端が第1図(a)に示すように、FF/REWレバー3
1と当接しうるように、また、他端は前記トリガレバー
23と、また第7図に示す再生状態ではロツク解除レバ
ー17と、それぞれ係合するようになっている。
尚、吸引ソレノイド2には、3種類の吸引時間(作動時
間)の対応があり、各モードに応じて、吸引時間が選定
される。このような吸引ソレノイド2における吸引時間
は第2図、第4図、第8図、第12図にそれぞれ示されて
いる。
間)の対応があり、各モードに応じて、吸引時間が選定
される。このような吸引ソレノイド2における吸引時間
は第2図、第4図、第8図、第12図にそれぞれ示されて
いる。
また、モータ4は正逆転可能なモータで通常は矢印E方
向に回転しているが、高速巻戻しモード時のみ、矢印F
方向に逆転するようになっている。
向に回転しているが、高速巻戻しモード時のみ、矢印F
方向に逆転するようになっている。
続いて、各モードに対応した上記機構の動作状態を、順
を追って説明することにより、本発明の理解に供する。
を追って説明することにより、本発明の理解に供する。
第2図は、テープ正走行再生キーを操作した時の第1図
の停止状態から再生状態へ移行する時の吸引ソレノイド
2、及び吸着ソレノイド3の作動時間を示す。この図に
おける吸引ソレノイド2への通電時間Taは、カムギャ
5が起動されてカム部5aと5bとの分岐点5abが起
動イジェクト選択レバー7上のピン7aと当接するまで
の時間に設定されている。また、吸着ソレノイド3への
通電時間Tbは、上記カムギャ5が起動された後、回転
してリバースレバー11上のピン11aがカムギャ5上
のカム部5cと5dとの分岐点5cdを通過するまでの
時間に設定されている。
の停止状態から再生状態へ移行する時の吸引ソレノイド
2、及び吸着ソレノイド3の作動時間を示す。この図に
おける吸引ソレノイド2への通電時間Taは、カムギャ
5が起動されてカム部5aと5bとの分岐点5abが起
動イジェクト選択レバー7上のピン7aと当接するまで
の時間に設定されている。また、吸着ソレノイド3への
通電時間Tbは、上記カムギャ5が起動された後、回転
してリバースレバー11上のピン11aがカムギャ5上
のカム部5cと5dとの分岐点5cdを通過するまでの
時間に設定されている。
第3図及び第3図(a)は、カムギャ5が起動され、駆動
ギャ6と噛み合って回転し始めた状態を示し、吸引ソレ
ノイド2への通電がオフとなる時刻A(第2図)の直線
の状態を示している。
ギャ6と噛み合って回転し始めた状態を示し、吸引ソレ
ノイド2への通電がオフとなる時刻A(第2図)の直線
の状態を示している。
第1図に示した停止状態において、まず吸引ソレノイド
2に通電すると、鉄心2aが矢印C方向に吸引され、ト
リガレバー23が矢印C方向へ、またこのトリガレバー
23と係合する駆動レバー25を介して、起動・イジェ
クト選択レバー7が矢印F方向に回動される。これによ
り、起動・イジェクト選択レバー7上のピン7aが、カ
ムギャ5上の起動斜面5hに当接し、カムギャ5を矢印
F方向に回動付勢する。これにより、カムギャ5のギャ
部5nが第3図及び第3図(a)に示す如く、駆動ギャ6
と噛み合い、駆動ギャ6によりカムギャ5が回転を続け
る。
2に通電すると、鉄心2aが矢印C方向に吸引され、ト
リガレバー23が矢印C方向へ、またこのトリガレバー
23と係合する駆動レバー25を介して、起動・イジェ
クト選択レバー7が矢印F方向に回動される。これによ
り、起動・イジェクト選択レバー7上のピン7aが、カ
ムギャ5上の起動斜面5hに当接し、カムギャ5を矢印
F方向に回動付勢する。これにより、カムギャ5のギャ
部5nが第3図及び第3図(a)に示す如く、駆動ギャ6
と噛み合い、駆動ギャ6によりカムギャ5が回転を続け
る。
第3図において、カムギャ5の回転と共に、カムギャ5
上のカム部5eに当接していたリバースレバー11上の
ピン11aがカム部5eと離れて引張りバネ12により
矢印E方向に回動しようとするが、吸着ソレノイド3が
通電状態にあり、吸着レバー20が吸着されているの
で、リバース選択レバー14を介してピン11aがカム
部5dに接触し得る位置にてリバースレバー11の回動
が阻止される。この状態で、カムギャ5の回転に伴い、
ピン11aは前記カム部5dに接触し、カム部5dの半
径の増大によりリバースレバー11が第3図中に二点鎖
線で示したリバースレバー11′の位置まで矢印F方向
に回動変位される。従って、これに係合しているリバー
ス切換レバー13が矢印C方向に変位されて、テープ正
走行再生状態となる。この状態は、カムギャ5が更に回
動されるまで維持される。従って、吸着ソレノイド3
は、カム部5dがピン11aに当接する時点までオンで
あれば良く、それ以後適当なタイミングでオフとされ
る。
上のカム部5eに当接していたリバースレバー11上の
ピン11aがカム部5eと離れて引張りバネ12により
矢印E方向に回動しようとするが、吸着ソレノイド3が
通電状態にあり、吸着レバー20が吸着されているの
で、リバース選択レバー14を介してピン11aがカム
部5dに接触し得る位置にてリバースレバー11の回動
が阻止される。この状態で、カムギャ5の回転に伴い、
ピン11aは前記カム部5dに接触し、カム部5dの半
径の増大によりリバースレバー11が第3図中に二点鎖
線で示したリバースレバー11′の位置まで矢印F方向
に回動変位される。従って、これに係合しているリバー
ス切換レバー13が矢印C方向に変位されて、テープ正
走行再生状態となる。この状態は、カムギャ5が更に回
動されるまで維持される。従って、吸着ソレノイド3
は、カム部5dがピン11aに当接する時点までオンで
あれば良く、それ以後適当なタイミングでオフとされ
る。
また、吸引ソレノイド2への通電がオフされると(第2
図)、引張バネ8により矢印E方向に回動付勢されてい
る起動・イジェクト選択レバー7は、第6図に示す状態
となり、更に続くカムギャ5の回転と共に、起動・イジ
ェクト選択レバー7上のピン7aは、カム部5bに従動
し得る位置に変位し、カム部5bの半径方向の変位(増
大)により起動・イジェクト選択レバー7は、矢印E方
向に回転変位される。この変位量は駆動レバー25に伝
えられ、オーバーストロークバネ26を介してヘッドプ
レート29上のピン29aを押圧し、ヘッドプレート2
9を矢印A方向に変位させる。この時、吸着ソレノイド
3への通電は、ピン9aが吸着レバー20と当接する以
前に第2図に示す時間Tbでオフされており、ヘッドプ
レート29の変位を阻害しないようになっている。
図)、引張バネ8により矢印E方向に回動付勢されてい
る起動・イジェクト選択レバー7は、第6図に示す状態
となり、更に続くカムギャ5の回転と共に、起動・イジ
ェクト選択レバー7上のピン7aは、カム部5bに従動
し得る位置に変位し、カム部5bの半径方向の変位(増
大)により起動・イジェクト選択レバー7は、矢印E方
向に回転変位される。この変位量は駆動レバー25に伝
えられ、オーバーストロークバネ26を介してヘッドプ
レート29上のピン29aを押圧し、ヘッドプレート2
9を矢印A方向に変位させる。この時、吸着ソレノイド
3への通電は、ピン9aが吸着レバー20と当接する以
前に第2図に示す時間Tbでオフされており、ヘッドプ
レート29の変位を阻害しないようになっている。
ヘッドプレート29が図示しない磁気ヘッド、ピンチロ
ーラ等を磁気ヘッドに押圧する位置即ち、再生位置まで
プレイロックレバー19を押しのけて変位させられる
と、プレイロックレバー19は、引張バネ21の力で矢
印C方向に変位させられ、ヘッドプレート29を再生位
置にて係止する。
ーラ等を磁気ヘッドに押圧する位置即ち、再生位置まで
プレイロックレバー19を押しのけて変位させられる
と、プレイロックレバー19は、引張バネ21の力で矢
印C方向に変位させられ、ヘッドプレート29を再生位
置にて係止する。
更に、カムギャ5上のピン5f(第3図)により回動が
阻止されていたロック解除アーム15は、カムギャ5の
回動によるピン5fの矢印F方向への移動で阻止を解除
され、矢印F方向へ回動自在になる。従って、ロック解
除アーム15と結合する連結レバー16が矢印E方向へ
回動可能となり、ロツク解除レバー17が引張バネ18
の力により矢印C方向に付勢され、コントロールレバー
38に当接する。
阻止されていたロック解除アーム15は、カムギャ5の
回動によるピン5fの矢印F方向への移動で阻止を解除
され、矢印F方向へ回動自在になる。従って、ロック解
除アーム15と結合する連結レバー16が矢印E方向へ
回動可能となり、ロツク解除レバー17が引張バネ18
の力により矢印C方向に付勢され、コントロールレバー
38に当接する。
これによりヘッドプレート29で位置決めされていたF
F/REWレバー31は、ヘッドプレート29が矢印A
方向へ変位してもコントロールレバー38により矢印A
方向への変位が阻止されるため、FF/REWギャ34
とFF/REW駆動ギャ37とは噛み合わない。即ち、
停止状態から再生状態へ移行する時、高速巻取、巻戻し
を阻止するように、また、再生状態においても高速巻
取、巻戻しを行わないようになっている。
F/REWレバー31は、ヘッドプレート29が矢印A
方向へ変位してもコントロールレバー38により矢印A
方向への変位が阻止されるため、FF/REWギャ34
とFF/REW駆動ギャ37とは噛み合わない。即ち、
停止状態から再生状態へ移行する時、高速巻取、巻戻し
を阻止するように、また、再生状態においても高速巻
取、巻戻しを行わないようになっている。
尚、引張バネ18の引張り力は、引張バネ32によりコ
ントロールレバー38を介して伝達される付勢力よりも
大となるよう設定されている。
ントロールレバー38を介して伝達される付勢力よりも
大となるよう設定されている。
次に第1図に示した停止状態から逆走行再生モードに移
る場合の作動につき説明する。第4図はテープ逆方向再
生キーを操作した時の第1図における停止状態からの吸
引ソレノイド2、吸着ソレノイド3への通電時間を示
す。また、第5図はカムギャ5が起動し、駆動ギャ6と
噛み合って回転し始めた時の機構全体の状態を示し、吸
引ソレノイド2への通電がオフとなる時間A1の直線の
状態を示している。カムギャ5の裏側の状態は第3図
(a)に示されている。
る場合の作動につき説明する。第4図はテープ逆方向再
生キーを操作した時の第1図における停止状態からの吸
引ソレノイド2、吸着ソレノイド3への通電時間を示
す。また、第5図はカムギャ5が起動し、駆動ギャ6と
噛み合って回転し始めた時の機構全体の状態を示し、吸
引ソレノイド2への通電がオフとなる時間A1の直線の
状態を示している。カムギャ5の裏側の状態は第3図
(a)に示されている。
テープ逆走行再生キーを操作した時には、第4図に示す
ように吸着ソレノイド3が吸着されていないので、リバ
ース選択レバー14が揺動自在となり、吸引ソレノイド
2の通電に伴うカムギャ5の回転と共に、カムギャ5上
のカム部5eに従動するリバースレバー11が、ピン1
1aがカム部5eと離れることにより、引張バネ12に
より矢印E方向に回動付勢され、その上に設けたピン1
1aが一体として回動する。従って、カムギャ5の起動
と共に、ピン11aはカムギャ5のカム部5cに摺接
し、カム部5cの半径方向の変位(縮小)によりリバー
スレバー11は矢印E方向に第5図で二点鎖線で示した
11″の位置まで回動変位される。これにより、上記リ
バースレバー11に係合しているリバース切換レバー1
3は、矢印D方向へ13′の位置まで変位され、テープ
逆走行再生状態となる。その他の各部品の動きは前述し
たテープ正走行再生と同様である。
ように吸着ソレノイド3が吸着されていないので、リバ
ース選択レバー14が揺動自在となり、吸引ソレノイド
2の通電に伴うカムギャ5の回転と共に、カムギャ5上
のカム部5eに従動するリバースレバー11が、ピン1
1aがカム部5eと離れることにより、引張バネ12に
より矢印E方向に回動付勢され、その上に設けたピン1
1aが一体として回動する。従って、カムギャ5の起動
と共に、ピン11aはカムギャ5のカム部5cに摺接
し、カム部5cの半径方向の変位(縮小)によりリバー
スレバー11は矢印E方向に第5図で二点鎖線で示した
11″の位置まで回動変位される。これにより、上記リ
バースレバー11に係合しているリバース切換レバー1
3は、矢印D方向へ13′の位置まで変位され、テープ
逆走行再生状態となる。その他の各部品の動きは前述し
たテープ正走行再生と同様である。
第7図は、上記のようにして得られた再生状態における
機構全体の状態を示している。この図はテープ正走行再
生の状態であり、テープ逆走行再生の場合には、リバー
ス切換レバー13のみが第7図(b)に示す位置に変位さ
れ位置決めされている。
機構全体の状態を示している。この図はテープ正走行再
生の状態であり、テープ逆走行再生の場合には、リバー
ス切換レバー13のみが第7図(b)に示す位置に変位さ
れ位置決めされている。
上記のような再生状態において、カムギャ5は、引張り
バネ8により矢印E方向に付勢された起動・イジェクト
選択レバー7上のピン7aがカムギャ5上の係止部5
f2(第7図(a)に当接して位置決めされていることに
より、欠歯部5m間で駆動ギャ6と噛み合わないように
係止されている。起動・イジェクト選択レバー7は、駆
動レバー25を介してヘッドプレート29を再生位置ま
で変位させた後、第1図に示す停止状態の位置まで復帰
し、これに係合しているトリガレバー23、鉄心2aも
停止状態の位置まで復帰する。同時に、ヘッドプレート
29は、プレイロックレバー19によって係止されて再
生状態を保つ。
バネ8により矢印E方向に付勢された起動・イジェクト
選択レバー7上のピン7aがカムギャ5上の係止部5
f2(第7図(a)に当接して位置決めされていることに
より、欠歯部5m間で駆動ギャ6と噛み合わないように
係止されている。起動・イジェクト選択レバー7は、駆
動レバー25を介してヘッドプレート29を再生位置ま
で変位させた後、第1図に示す停止状態の位置まで復帰
し、これに係合しているトリガレバー23、鉄心2aも
停止状態の位置まで復帰する。同時に、ヘッドプレート
29は、プレイロックレバー19によって係止されて再
生状態を保つ。
尚、ヘッドプレート29には図示せぬプレイギャが係合
されており、再生位置においてテープ正走行再生モード
時には、リール台36を矢印E方向に、テープ逆走行再
生時には、リール台35を矢印F方向に駆動するように
付勢されている。
されており、再生位置においてテープ正走行再生モード
時には、リール台36を矢印E方向に、テープ逆走行再
生時には、リール台35を矢印F方向に駆動するように
付勢されている。
また、ロック解除レバー17は引張りバネ18によって
矢印C方向に弾性付勢され、コントロールレバー38と
当接してFF/REW駆動ギャ37とFF/REWギャ
34とが噛み合わないようにFF/REWレバー31の
前進を阻止する。
矢印C方向に弾性付勢され、コントロールレバー38と
当接してFF/REW駆動ギャ37とFF/REWギャ
34とが噛み合わないようにFF/REWレバー31の
前進を阻止する。
次に、再生状態から高速巻取り又は高速巻戻しモータに
移る場合の操作につき説明する。第8図は上記のような
再生モードから高速巻取りキー又は高速巻戻しキーを操
作したときの吸引ソレノイド2と吸着ソレノイド3への
通電状態を示している。この場合の吸引ソレノイド2へ
の通電時間Tb2は、後述する高速巻戻しモード時に、
モータ4が逆回転した時、正規の回転数に達するまでの
時間に設定されている。なお、これは、前述した第2図
における吸着ソレノイド3への通電時間と一致させてお
くことが望ましい。また、吸着ソレノイド3はテープに
記憶された曲間のスペースを検出するまで、或いは停止
モードに切り替わるまでの時間通電されている。但しこ
の時間は、高速巻取状態であるので、再生状態と比べる
とはるかに短く、この間に吸着ソレノイド3がオーバー
ヒートするような不都合は考えられない。
移る場合の操作につき説明する。第8図は上記のような
再生モードから高速巻取りキー又は高速巻戻しキーを操
作したときの吸引ソレノイド2と吸着ソレノイド3への
通電状態を示している。この場合の吸引ソレノイド2へ
の通電時間Tb2は、後述する高速巻戻しモード時に、
モータ4が逆回転した時、正規の回転数に達するまでの
時間に設定されている。なお、これは、前述した第2図
における吸着ソレノイド3への通電時間と一致させてお
くことが望ましい。また、吸着ソレノイド3はテープに
記憶された曲間のスペースを検出するまで、或いは停止
モードに切り替わるまでの時間通電されている。但しこ
の時間は、高速巻取状態であるので、再生状態と比べる
とはるかに短く、この間に吸着ソレノイド3がオーバー
ヒートするような不都合は考えられない。
まず、第7図に示す再生状態から高速巻取りキー又は高
速巻戻しキーを操作すると、吸引ソレノイド2に通電さ
れ(第8図)、鉄心2a及びこれに連結されたトリガレ
バー23が矢印C方向に変位される。この変位に応じて
駆動レバー25を介して起動・イジェクト選択レバー7
が矢印F方向に回動され、起動・イジェクト選択レバー
7上のピン7aがカムギャ5上の起動斜面5i(第9図
(a)と当接し、カムギャ5が矢印F方向に回動付勢され
て、駆動ギャ6がギャ部5nと噛み合い、カムギャ5が
更に回動する。
速巻戻しキーを操作すると、吸引ソレノイド2に通電さ
れ(第8図)、鉄心2a及びこれに連結されたトリガレ
バー23が矢印C方向に変位される。この変位に応じて
駆動レバー25を介して起動・イジェクト選択レバー7
が矢印F方向に回動され、起動・イジェクト選択レバー
7上のピン7aがカムギャ5上の起動斜面5i(第9図
(a)と当接し、カムギャ5が矢印F方向に回動付勢され
て、駆動ギャ6がギャ部5nと噛み合い、カムギャ5が
更に回動する。
上記カムギャ5の回転に伴って、カムギャ5上のピン5
fがロック解除アーム15のカム部15aと当接し(第
9図)、ロック解除アーム15を矢印E方向に回動させ
る。この回動により、連結レバー16を介して、ロック
解除レバー17が矢印D方向に変位する。ロック解除レ
バー17の係合部17aとプレイロックレバー19の係
合部19aとが係合し、プレイロックレバー19が矢印
D方向に変位する。従って、プレイロックレバー19に
よって係止されていたヘッドプレート29が引張バネ3
0の力で矢印B方向に若干戻される。
fがロック解除アーム15のカム部15aと当接し(第
9図)、ロック解除アーム15を矢印E方向に回動させ
る。この回動により、連結レバー16を介して、ロック
解除レバー17が矢印D方向に変位する。ロック解除レ
バー17の係合部17aとプレイロックレバー19の係
合部19aとが係合し、プレイロックレバー19が矢印
D方向に変位する。従って、プレイロックレバー19に
よって係止されていたヘッドプレート29が引張バネ3
0の力で矢印B方向に若干戻される。
吸着レバー20には、ヘッドプレート29上のピン29
aを係止する傾斜を有する係止部20aが設けられてい
る。この傾斜は、ヘッドプレート29が再生モードの位
置から停止モードの位置まで復帰する際、高速巻取り、
高速巻戻しモード以外の時に、ヘッドプレート29の動
きを阻止しないように設けられたもので、通常は引張り
バネ30の力により吸着レバー20が矢印D方向に弾性
付勢され、ピン29aによってヘッドプレート29の復
帰を阻害しないようになっている。しかし、第8図に示
したように、高速巻取りまたは高速巻戻しモード時に
は、吸着ソレノイド3に通電されているため、吸着レバ
ー20上の吸着片3aが吸着され、この吸着レバー20
が矢印D方向に変位することが出来ないようになってい
る。従って、ヘッドプレート29は高速巻取り又は高速
巻戻しモード時には、ピン29aが吸着レバー20上の
係止部20aの斜面にて再生位置と停止位置の間の高速
巻取り又は高速巻戻し位置に係止され、停止位置への復
帰は出来ず、高速巻取もしくは高速戻し位置で保持され
る。
aを係止する傾斜を有する係止部20aが設けられてい
る。この傾斜は、ヘッドプレート29が再生モードの位
置から停止モードの位置まで復帰する際、高速巻取り、
高速巻戻しモード以外の時に、ヘッドプレート29の動
きを阻止しないように設けられたもので、通常は引張り
バネ30の力により吸着レバー20が矢印D方向に弾性
付勢され、ピン29aによってヘッドプレート29の復
帰を阻害しないようになっている。しかし、第8図に示
したように、高速巻取りまたは高速巻戻しモード時に
は、吸着ソレノイド3に通電されているため、吸着レバ
ー20上の吸着片3aが吸着され、この吸着レバー20
が矢印D方向に変位することが出来ないようになってい
る。従って、ヘッドプレート29は高速巻取り又は高速
巻戻しモード時には、ピン29aが吸着レバー20上の
係止部20aの斜面にて再生位置と停止位置の間の高速
巻取り又は高速巻戻し位置に係止され、停止位置への復
帰は出来ず、高速巻取もしくは高速戻し位置で保持され
る。
第9図及び第9図(a)は、上記一連の動作が完了した直
後の状態を示した図であり、第9図(a)は起動・イジェ
クト選択レバー7及びカムギャ5の裏側の状態を、また
第9図は機構全体の状態を示している。
後の状態を示した図であり、第9図(a)は起動・イジェ
クト選択レバー7及びカムギャ5の裏側の状態を、また
第9図は機構全体の状態を示している。
この状態では、カムギャ5上のピン5kが起動レバー9
と当接し、引張バネ10の力でカムギャ5が矢印F方向
へ回動付勢される。しかし、この場合、吸引ソレノイド
2に通電されているので、起動・イジェクト選択レバー
7上のピン7a(第9図(a))と係止部5gとの当接に
よりカムギャ5は係止され、駆動ギャ6がカムギャ5の
欠歯部5lまで来た位置でギャ部5nと噛み合わないよ
うにカムギャ5が保持されている。
と当接し、引張バネ10の力でカムギャ5が矢印F方向
へ回動付勢される。しかし、この場合、吸引ソレノイド
2に通電されているので、起動・イジェクト選択レバー
7上のピン7a(第9図(a))と係止部5gとの当接に
よりカムギャ5は係止され、駆動ギャ6がカムギャ5の
欠歯部5lまで来た位置でギャ部5nと噛み合わないよ
うにカムギャ5が保持されている。
また、トリガレバー23は矢印C方向に変位された時
に、コントロールレバー38と当接して吸引ソレノイド
2の吸引力でコントロールレバー38を第9図に示す位
置に保持し、高速巻取りまたは高速巻戻し状態に入るの
を阻止している。
に、コントロールレバー38と当接して吸引ソレノイド
2の吸引力でコントロールレバー38を第9図に示す位
置に保持し、高速巻取りまたは高速巻戻し状態に入るの
を阻止している。
続いて、第8図に示すように、時刻tb2において、吸
引ソレノイド2がオフされると、起動イジェクト選択レ
バー7とメインシャーシ1との間に張架した引張バネ8
の力でトリガレバー23が矢印D方向に移動し、停止状
態の位置まで復帰する。そのためコントロールレバー3
8を矢印E方向に付勢する力がなくなると共に、ヘッド
プレート29は吸着レバー20によって係止されている
ため、FF/REWレバー31が引張バネ32によって
矢印A方向に付勢され、FF/REWギャ34とFF/
REW駆動ギャ37とが噛み合う。
引ソレノイド2がオフされると、起動イジェクト選択レ
バー7とメインシャーシ1との間に張架した引張バネ8
の力でトリガレバー23が矢印D方向に移動し、停止状
態の位置まで復帰する。そのためコントロールレバー3
8を矢印E方向に付勢する力がなくなると共に、ヘッド
プレート29は吸着レバー20によって係止されている
ため、FF/REWレバー31が引張バネ32によって
矢印A方向に付勢され、FF/REWギャ34とFF/
REW駆動ギャ37とが噛み合う。
上記のように吸引ソレノイド2の吸引力がなくなった時
点で、起動・イジェクト選択レバー7のピン7aと係止
部5gとの係合が解除されてカムギャ5は起動レバー9
に押されて矢印F方向に回動され、その後第1図に示す
停止状態と同等の状態で起動・イジェクト選択レバー7
上ピン7aにより係止部5f1で係止される(第1図、
第10図(a))。
点で、起動・イジェクト選択レバー7のピン7aと係止
部5gとの係合が解除されてカムギャ5は起動レバー9
に押されて矢印F方向に回動され、その後第1図に示す
停止状態と同等の状態で起動・イジェクト選択レバー7
上ピン7aにより係止部5f1で係止される(第1図、
第10図(a))。
こうして、第10図、第10図(a)に示す高速巻取モー
ドでは、モータ4の回転方向は通常の矢印E方向であ
り、リールベルト4bを介して伝達されるFF/REW
駆動ギャ37の回転方向も矢印E方向である。また、前
記FF/REWギャ34には、ギャレバー33との間に
軽いトルクを持たせてあるため、矢印E方向に回転する
FF/REW駆動ギャ37とFF/REWギャ34とが
噛み合うと、ギャレバー33が矢印F方向に回転付勢さ
れ、FF/REWギャ34がリール台36と噛み合い、
リール台36を矢印E方向に高速回転させる高速巻取動
作を行う。
ドでは、モータ4の回転方向は通常の矢印E方向であ
り、リールベルト4bを介して伝達されるFF/REW
駆動ギャ37の回転方向も矢印E方向である。また、前
記FF/REWギャ34には、ギャレバー33との間に
軽いトルクを持たせてあるため、矢印E方向に回転する
FF/REW駆動ギャ37とFF/REWギャ34とが
噛み合うと、ギャレバー33が矢印F方向に回転付勢さ
れ、FF/REWギャ34がリール台36と噛み合い、
リール台36を矢印E方向に高速回転させる高速巻取動
作を行う。
一方、第11図に示す高速巻戻しモードでは、モータの
回転方向は矢印F方向に逆回転する。従ってFF/RE
W駆動ギャ37も矢印F方向に回転し、これがFF/R
EWギャ34と噛み合うと、ギャレバー33が矢印E方
向に回動付勢され、リール台35と噛み合い、高速巻戻
し動作が行われる。
回転方向は矢印F方向に逆回転する。従ってFF/RE
W駆動ギャ37も矢印F方向に回転し、これがFF/R
EWギャ34と噛み合うと、ギャレバー33が矢印E方
向に回動付勢され、リール台35と噛み合い、高速巻戻
し動作が行われる。
第11図は高速巻戻しモードにおける機構全体の状態を
示した図であり、カムギャ5の裏側の状態は第10図
(a)と同様である。
示した図であり、カムギャ5の裏側の状態は第10図
(a)と同様である。
上記のように第10図及び第11図は、テープ正走行再
生状態から高速巻取り又は巻戻しモードへ移行した状態
を示しているが、テープ逆走行再生状態から高速巻取又
は高速巻戻しモードに移行した場合には、これらの図に
おけるリバース切換レバー13が第7図(b)に示す場合
となるほかは第10図、第11図と同様である。
生状態から高速巻取り又は巻戻しモードへ移行した状態
を示しているが、テープ逆走行再生状態から高速巻取又
は高速巻戻しモードに移行した場合には、これらの図に
おけるリバース切換レバー13が第7図(b)に示す場合
となるほかは第10図、第11図と同様である。
尚、前記ロック解除レバー17は再生状態で引張バネ1
8により高速巻取り又は高速巻戻し状態へのFF/RE
Wレバー31の移行A方向をコントロールレバー38を
介して阻止していたが、再生モードから高速巻取り又は
高速巻戻しモードへ移行する時は、矢印D方向に変位す
るため、阻止の役割を果たさなくなり、変位の途中にお
いてはヘッドプレート29の係止が解除されていないの
で、図示しないプレイギャがリール台35或いはリール
台36に噛み合っているにもかかわらず、高速巻取り又
は高速巻戻しモードとなる。また高速巻取りモードで
は、矢印E方向にモータ4及びリール台36が回転する
が、再生モードから高速巻戻しモードへ切り換える場
合、ヘッドプレート29のプレイロックレバー19によ
る係止を解除した後、高速巻取りまたは高速巻戻し前の
状態を示す第9図の状態になるまでは、モータ4は矢印
E方向に回転し、モータ4が停止して矢印F方向へ逆転
し始めて正規の回転数に達するまでの時間の間は正規の
巻戻し動作を行わないため、FF/REWギャ34とF
F/REW駆動ギャ37は噛み合わないようにする必要
がある。
8により高速巻取り又は高速巻戻し状態へのFF/RE
Wレバー31の移行A方向をコントロールレバー38を
介して阻止していたが、再生モードから高速巻取り又は
高速巻戻しモードへ移行する時は、矢印D方向に変位す
るため、阻止の役割を果たさなくなり、変位の途中にお
いてはヘッドプレート29の係止が解除されていないの
で、図示しないプレイギャがリール台35或いはリール
台36に噛み合っているにもかかわらず、高速巻取り又
は高速巻戻しモードとなる。また高速巻取りモードで
は、矢印E方向にモータ4及びリール台36が回転する
が、再生モードから高速巻戻しモードへ切り換える場
合、ヘッドプレート29のプレイロックレバー19によ
る係止を解除した後、高速巻取りまたは高速巻戻し前の
状態を示す第9図の状態になるまでは、モータ4は矢印
E方向に回転し、モータ4が停止して矢印F方向へ逆転
し始めて正規の回転数に達するまでの時間の間は正規の
巻戻し動作を行わないため、FF/REWギャ34とF
F/REW駆動ギャ37は噛み合わないようにする必要
がある。
本発明では、トリガレバー23にコントロールレバー3
8との係合部23aを設け、吸引ソレノイド2に通電中
は、トリガレバー23が矢印C方向に変位されてコント
ロールレバー38と当接し、FF/REWレバー31が
引張りバネ32によって矢印A方向に変位するのを阻止
するため、高速巻取り、高速巻戻しが阻止される。即
ち、吸引ソレノイド2は、カムギャ5の起動と高速巻取
り又は高速巻戻しの阻止とを兼ねているのである。
8との係合部23aを設け、吸引ソレノイド2に通電中
は、トリガレバー23が矢印C方向に変位されてコント
ロールレバー38と当接し、FF/REWレバー31が
引張りバネ32によって矢印A方向に変位するのを阻止
するため、高速巻取り、高速巻戻しが阻止される。即
ち、吸引ソレノイド2は、カムギャ5の起動と高速巻取
り又は高速巻戻しの阻止とを兼ねているのである。
また、第9図の状態では、カムギャ5上の係止部5
g(第9図(a))に起動・イジェクト選択レバー7上の
ピン7aを係合させることによってカムギャ5の矢印F
方向の回転を阻止している。これにより吸引ソレノイド
2への通電時間が外部の回路構成により自由に設定でき
るため、モータ4の立上り時間等がバラついても安定、
且つ確実な高速巻取り、高速巻戻しの阻止が行われる。
g(第9図(a))に起動・イジェクト選択レバー7上の
ピン7aを係合させることによってカムギャ5の矢印F
方向の回転を阻止している。これにより吸引ソレノイド
2への通電時間が外部の回路構成により自由に設定でき
るため、モータ4の立上り時間等がバラついても安定、
且つ確実な高速巻取り、高速巻戻しの阻止が行われる。
次に再生状態から停止モードへ移行する場合について
は、第8図において、吸着ソレノイド3へ通電しないよ
うにすれば、ヘッドプレート29は吸着レバー20によ
って係止されなくなるから、前述した第9図の状態を経
て第1図に示す停止状態に移行する。
は、第8図において、吸着ソレノイド3へ通電しないよ
うにすれば、ヘッドプレート29は吸着レバー20によ
って係止されなくなるから、前述した第9図の状態を経
て第1図に示す停止状態に移行する。
また、高速巻取り又は高速巻戻し状態から、停止モード
に移行する場合には、第8図に示す高速巻取りまたは高
速巻戻しモードへの完了点B2を過ぎてから吸着ソレノ
イド3をオフするだけで、ヘッドプレート29を引張り
バネ30によって矢印B方向へ変位されると共に、高速
巻取り、高速巻戻し状態になっていたFF/REWレバ
ー31はヘッドプレート29の係合部29bと係合して
引張りバネ30の力によりヘッドプレート29と共に停
止状態となる。
に移行する場合には、第8図に示す高速巻取りまたは高
速巻戻しモードへの完了点B2を過ぎてから吸着ソレノ
イド3をオフするだけで、ヘッドプレート29を引張り
バネ30によって矢印B方向へ変位されると共に、高速
巻取り、高速巻戻し状態になっていたFF/REWレバ
ー31はヘッドプレート29の係合部29bと係合して
引張りバネ30の力によりヘッドプレート29と共に停
止状態となる。
次に、各モードからイジェクトモードキーを操作した時
の各部品の動きについて説明する。
の各部品の動きについて説明する。
何れのモードからでもイジェクトモードキーを操作した
時は、必ず第1図に示す停止状態となる。第12図はイジ
ェクトキーを操作した時のテープ正走行再生における停
止状態からの吸引ソレノイド2及び吸着ソレノイド3へ
の通電時間を示す。これに対応して第13図は、イジェク
トキーを操作した時の機構全体の状態をまた、第13図
(a)は、そのカムギャ5の裏側の状態を示している。第1
3図に示した状態では、吸引ソレノイド2が時間C3で
オフされる直前の状態を示している。
時は、必ず第1図に示す停止状態となる。第12図はイジ
ェクトキーを操作した時のテープ正走行再生における停
止状態からの吸引ソレノイド2及び吸着ソレノイド3へ
の通電時間を示す。これに対応して第13図は、イジェク
トキーを操作した時の機構全体の状態をまた、第13図
(a)は、そのカムギャ5の裏側の状態を示している。第1
3図に示した状態では、吸引ソレノイド2が時間C3で
オフされる直前の状態を示している。
まず、吸引ソレノイド2に通電されると、トリガレバー
23が矢印C方向に変位され、カムギャ5を起動する。
カムギャ5の起動後、トリガレバー23が吸引ソレノイ
ド2によって時間C3まで保持されているため、駆動レ
バー25を介して連結されている起動・イジェクト選択
レバー7は、第13図(a)のピン7aがカムギャ5上のカ
ム部5aに摺接する位置に保持される。従って、カムギ
ャ5の回転と共に、ピン7aはカム部5aに沿って摺動
し、カム部5aの半径方向の変位(縮小)により起動・
イジェクト選択レバー7は再生状態と逆方向、即ち矢印
F方向に回動変位される。これにより、起動・イジェク
ト選択レバー7の一端がイジェクトレバー27に当接
し、イジェクトレバー27を矢印B方向に図示しないイ
ジェクトカムを起動する位置まで変位させる。
23が矢印C方向に変位され、カムギャ5を起動する。
カムギャ5の起動後、トリガレバー23が吸引ソレノイ
ド2によって時間C3まで保持されているため、駆動レ
バー25を介して連結されている起動・イジェクト選択
レバー7は、第13図(a)のピン7aがカムギャ5上のカ
ム部5aに摺接する位置に保持される。従って、カムギ
ャ5の回転と共に、ピン7aはカム部5aに沿って摺動
し、カム部5aの半径方向の変位(縮小)により起動・
イジェクト選択レバー7は再生状態と逆方向、即ち矢印
F方向に回動変位される。これにより、起動・イジェク
ト選択レバー7の一端がイジェクトレバー27に当接
し、イジェクトレバー27を矢印B方向に図示しないイ
ジェクトカムを起動する位置まで変位させる。
第14図は、イジェクト動作が完了した時の機構全体の状
態を示し、第14図(a)はこの時のカムギャ5の裏側の状
態を示している。
態を示し、第14図(a)はこの時のカムギャ5の裏側の状
態を示している。
イジェクト動作完了後、起動・イジェクト選択レバー7
上のピン7aが引張バネ8による回転付勢によりカムギ
ャ5上の係止部5f2に係合し、カムギャ5が欠歯部5
m間で駆動ギャ6と噛み合わないように係止される。第
14図(a)は起動・イジェクト選択レバー7がイジェクト
レバー27を図示しないイジェクトカムを起動する位置
まで変位した後、イジェクトレバー27と共に停止状態
の位置まで復帰した状態を示している。
上のピン7aが引張バネ8による回転付勢によりカムギ
ャ5上の係止部5f2に係合し、カムギャ5が欠歯部5
m間で駆動ギャ6と噛み合わないように係止される。第
14図(a)は起動・イジェクト選択レバー7がイジェクト
レバー27を図示しないイジェクトカムを起動する位置
まで変位した後、イジェクトレバー27と共に停止状態
の位置まで復帰した状態を示している。
尚、第14図はテープ正走行再生からイジェクトした状態
を示しているが、テープ逆走行再生からイジェクトを操
作した場合、リバース切換レバー13は第7図(b)の位
置へ変位されているから、第12図において吸着ソレノイ
ド3に通電しないようにすれば、リバースレバー11は
カムギャ5のカム部5c側に押圧されて、リバース切換
レバー13を第7図(b)の位置に変位させたままの状態
で保持する。つまりイジェクト動作位置の状態を、イジ
ェクト前のテープ走行方向にリバース切換レバー13で
保っておけば、次にテープを挿入して再生した時には、
イジェクトする前の走行方向からスタートできる。
を示しているが、テープ逆走行再生からイジェクトを操
作した場合、リバース切換レバー13は第7図(b)の位
置へ変位されているから、第12図において吸着ソレノイ
ド3に通電しないようにすれば、リバースレバー11は
カムギャ5のカム部5c側に押圧されて、リバース切換
レバー13を第7図(b)の位置に変位させたままの状態
で保持する。つまりイジェクト動作位置の状態を、イジ
ェクト前のテープ走行方向にリバース切換レバー13で
保っておけば、次にテープを挿入して再生した時には、
イジェクトする前の走行方向からスタートできる。
また、吸着ソレノイド3にイジェクト動作時に時間B3
で常に通電するようにすれば、どちらのテープ走行方向
からイジェクトしても次は必ずテープ正走行方向から再
生するように設定することもできる。
で常に通電するようにすれば、どちらのテープ走行方向
からイジェクトしても次は必ずテープ正走行方向から再
生するように設定することもできる。
以上述べたようにこの実施例でフルロジックタイプのオ
ートリバース式テープレコーダ等において、一つのカム
ギャによって各レバーを選択作動させ、このカムギャに
設けたカム部によりテープ再生方向、高速巻取り、高速
巻戻し、及びイジェクトといった各モード状態の保持を
可能としたもので、例えば再生状態において、継続して
ソレノイドに通電し続ける必要がない。また、ソレノイ
ドの数も2個と少なく、全体的に小型化、軽量化及び低
価格化が可能となった。
ートリバース式テープレコーダ等において、一つのカム
ギャによって各レバーを選択作動させ、このカムギャに
設けたカム部によりテープ再生方向、高速巻取り、高速
巻戻し、及びイジェクトといった各モード状態の保持を
可能としたもので、例えば再生状態において、継続して
ソレノイドに通電し続ける必要がない。また、ソレノイ
ドの数も2個と少なく、全体的に小型化、軽量化及び低
価格化が可能となった。
発明の効果 本発明は以上述べたように、2個の欠歯部を有するギャ
部及びカム状の複数のガイド部を具備するカムギャと、
上記カムギャのガイド部と係合してその状態が機械的に
保持され、磁気ヘッド取付部材を再生位置まで前進させ
る動作と、イジェクト動作とを選択的に行う起動・イジ
ェクト選択レバーと、上記起動・イジェクト選択レバー
を介して上記カムギャを起動するべく、モード切換時の
所定時間だけ通電される第1のソレノイドと、揺動運動
することにより、テープの走行方向を切り換える機構を
駆動するリバースレバーと、上記リバースレバーに設け
られ、前記カムギャのガイド部と係合してリバースレバ
ーの動きを機械的に規制するリバースレバー規制手段
と、上記リバースレバーの動きを規制すると共に、高速
巻取り・巻戻しモード時には高速巻取り・巻戻しの時間
通電され、それ以外のモード時にはモード切り換え時の
所定時間のみ通電されることによってテープの走行方向
の正逆を選択する第2のソレノイドと、前記第1のソレ
ノイド又はカムギャにより駆動されるロック解除レバー
により駆動されて、テープリール台と、その高速駆動源
とを連結又は遮断する連結ギャとを具備してなることを
特徴とするテープ巻取装置のモード切換機構であるか
ら、フルロジックタイプのテープレコーダーやVTR等
のテープ巻取装置における、例えば再生時等のソレノイ
ドの通電時間を短くして、発熱量が少なく、省電力でし
かもソレノイドの低容量化を図り得ると共に、各モード
に対応したソレノイドを設ける必要がなく最小個数のソ
レノイドで全てのモードに対応し得るので、装置の小型
化軽量化及び低価格化を可能とするものである。
部及びカム状の複数のガイド部を具備するカムギャと、
上記カムギャのガイド部と係合してその状態が機械的に
保持され、磁気ヘッド取付部材を再生位置まで前進させ
る動作と、イジェクト動作とを選択的に行う起動・イジ
ェクト選択レバーと、上記起動・イジェクト選択レバー
を介して上記カムギャを起動するべく、モード切換時の
所定時間だけ通電される第1のソレノイドと、揺動運動
することにより、テープの走行方向を切り換える機構を
駆動するリバースレバーと、上記リバースレバーに設け
られ、前記カムギャのガイド部と係合してリバースレバ
ーの動きを機械的に規制するリバースレバー規制手段
と、上記リバースレバーの動きを規制すると共に、高速
巻取り・巻戻しモード時には高速巻取り・巻戻しの時間
通電され、それ以外のモード時にはモード切り換え時の
所定時間のみ通電されることによってテープの走行方向
の正逆を選択する第2のソレノイドと、前記第1のソレ
ノイド又はカムギャにより駆動されるロック解除レバー
により駆動されて、テープリール台と、その高速駆動源
とを連結又は遮断する連結ギャとを具備してなることを
特徴とするテープ巻取装置のモード切換機構であるか
ら、フルロジックタイプのテープレコーダーやVTR等
のテープ巻取装置における、例えば再生時等のソレノイ
ドの通電時間を短くして、発熱量が少なく、省電力でし
かもソレノイドの低容量化を図り得ると共に、各モード
に対応したソレノイドを設ける必要がなく最小個数のソ
レノイドで全てのモードに対応し得るので、装置の小型
化軽量化及び低価格化を可能とするものである。
第1図(a)は本発明の一実施例に係るモード切換機構の
停止状態を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)に示した
機構の要部側断面図、第1図(c)は第1図(a)に示した機
構を構成するカムギャの平面図、第1図(d)は同カムギ
ャの裏側の状態を示す平面図、第2図、第4図、第8
図、第12図はそれぞれ、各モードにおける吸引ソレノイ
ドと吸着ソレノイドの作動状態を示すタイムチャート、
第3図は停止モードから再生モードへ移行する途中にお
けるモード切換機構の平面図、第3図(a)は第3図及び
第5図に示した状態における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第5図
は逆走行再生モード時にカムギャが起動し、駆動ギャと
噛み合って回転し始めた時のモード切換機構の状態を示
す平面図、第6図は第3図及び第5図に示した状態から
吸引ソレノイドの通電が遮断(オフ)された状態におけ
る起動・イジェクト選択レバー及びカムギャの裏側の状
態を示す要部平面図、第7図は再生モードにおけるモー
ド切換機構全体の状態を示す平面図、第7図(a)は第7
図に示す状態における起動・イジェクト選択レバー及び
カムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第7図(b)は
第7図に対応してテープを逆方向へ走行再生させた状態
におけるカムギャ部分の要部平面図、第9図は再生状態
から高速巻取り・高速巻戻しのキーを操作した時の再生
状態から高速巻取り又は高速巻戻しモードへ移行する途
中の状態のモード切換機構を示す平面図、第9図(a)は
第9図に示した状態における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、第10は
高速巻取状態を示すモード切換機構の平面図、第10図
(a)は第10図に示した状態における起動・イジェクト選
択レバー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、
第11図は高速巻戻し状態におけるモード切換機構全体の
平面図、第13図はイジェクト動作途中の状態におけるモ
ード切換機構全体の平面図、第13図(a)は第13図に示し
た状態における起動・イジェクト選択レバー及びカムギ
ャの裏面の状態を示す要部平面図、第14図はイジェクト
動作が完了した状態におけるモード切換機構の平面図、
第14図(a)は第14図における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図である。 (符号の説明) 1…メインシャーシ、2…吸引ソレノイド(第1のソレ
ノイド)、3…吸着ソレノイド(第2のソレノイド)、
4…モータ、5…カムギャ、5a〜5e…カム部、5
f1,5f2,5g…係止部、5h,5i…起動斜面、
5f,5k…ピン、5l,5m…欠歯部、5n…ギャ
部、6…駆動ギャ、7…起動・イジェクト選択レバー、
11…リバースレバー、11a…ピン(リバースレバー
規制手段)、13…リバース切換レバー、14…リール
切換レバー、20…吸着レバー、15……ロック解除ア
ーム、15a…カム部、17…ロック解除レバー、17
a,19a…係合部、19…プレイロックレバー、23
…トリガレバー、25…駆動レバー、29…ヘッドプレ
ート(磁気ヘッド取付部材)、29a…ロックピン、3
1…FF/REWレバー、34…FF/REWギャ(連
結ギャ)、35,26…リール台、37…FF/REW
駆動ギャ。
停止状態を示す平面図、第1図(b)は第1図(a)に示した
機構の要部側断面図、第1図(c)は第1図(a)に示した機
構を構成するカムギャの平面図、第1図(d)は同カムギ
ャの裏側の状態を示す平面図、第2図、第4図、第8
図、第12図はそれぞれ、各モードにおける吸引ソレノイ
ドと吸着ソレノイドの作動状態を示すタイムチャート、
第3図は停止モードから再生モードへ移行する途中にお
けるモード切換機構の平面図、第3図(a)は第3図及び
第5図に示した状態における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第5図
は逆走行再生モード時にカムギャが起動し、駆動ギャと
噛み合って回転し始めた時のモード切換機構の状態を示
す平面図、第6図は第3図及び第5図に示した状態から
吸引ソレノイドの通電が遮断(オフ)された状態におけ
る起動・イジェクト選択レバー及びカムギャの裏側の状
態を示す要部平面図、第7図は再生モードにおけるモー
ド切換機構全体の状態を示す平面図、第7図(a)は第7
図に示す状態における起動・イジェクト選択レバー及び
カムギャの裏側の状態を示す要部平面図、第7図(b)は
第7図に対応してテープを逆方向へ走行再生させた状態
におけるカムギャ部分の要部平面図、第9図は再生状態
から高速巻取り・高速巻戻しのキーを操作した時の再生
状態から高速巻取り又は高速巻戻しモードへ移行する途
中の状態のモード切換機構を示す平面図、第9図(a)は
第9図に示した状態における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、第10は
高速巻取状態を示すモード切換機構の平面図、第10図
(a)は第10図に示した状態における起動・イジェクト選
択レバー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図、
第11図は高速巻戻し状態におけるモード切換機構全体の
平面図、第13図はイジェクト動作途中の状態におけるモ
ード切換機構全体の平面図、第13図(a)は第13図に示し
た状態における起動・イジェクト選択レバー及びカムギ
ャの裏面の状態を示す要部平面図、第14図はイジェクト
動作が完了した状態におけるモード切換機構の平面図、
第14図(a)は第14図における起動・イジェクト選択レバ
ー及びカムギャの裏面の状態を示す要部平面図である。 (符号の説明) 1…メインシャーシ、2…吸引ソレノイド(第1のソレ
ノイド)、3…吸着ソレノイド(第2のソレノイド)、
4…モータ、5…カムギャ、5a〜5e…カム部、5
f1,5f2,5g…係止部、5h,5i…起動斜面、
5f,5k…ピン、5l,5m…欠歯部、5n…ギャ
部、6…駆動ギャ、7…起動・イジェクト選択レバー、
11…リバースレバー、11a…ピン(リバースレバー
規制手段)、13…リバース切換レバー、14…リール
切換レバー、20…吸着レバー、15……ロック解除ア
ーム、15a…カム部、17…ロック解除レバー、17
a,19a…係合部、19…プレイロックレバー、23
…トリガレバー、25…駆動レバー、29…ヘッドプレ
ート(磁気ヘッド取付部材)、29a…ロックピン、3
1…FF/REWレバー、34…FF/REWギャ(連
結ギャ)、35,26…リール台、37…FF/REW
駆動ギャ。
Claims (1)
- 【請求項1】2個の欠歯部を有するギャ部及びカム状の
複数のガイド部を具備するカムギャと、 上記カムギャのガイド部と係合してその状態が機械的に
保持され、磁気ヘツド取付部材を再生位置まで前進させ
る動作と、イジェクト動作とを選択的に行う起動・イジ
ェクト選択レバーと、 上記起動・イジェクト選択レバーを介して上記カムギャ
を起動するべく、モード切換時の所定時間だけ通電され
る第1のソレノイドと 揺動運動することにより、テープの走行方向を切り換え
る機構を駆動するリバースレバーと、 上記リバースレバーに設けられ、前記カムギャのガイド
部と係合してリバースレバーの動きを機械的に規制する
リバースレバー規制手段と、 上記リバースレバーの動きを規制すると共に、高速巻取
り・巻戻しモード時には高速巻取り・巻戻しの時間通電
され、それ以外のモード時にはモード切り換え時の所定
時間のみ通電されることによってテープの走行方向の正
逆を選択する第2のソレノイドと、 前記第1のソレノイド又はカムギャにより駆動されるロ
ツク解除レバーにより駆動されて、テープリール台と、
その高速駆動源とを連結又は遮断する連結ギャとを具備
してなることを特徴とするテープ巻取装置のモード切換
機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61223320A JPH061574B2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | テ−プ巻取装置のモ−ド切換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61223320A JPH061574B2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | テ−プ巻取装置のモ−ド切換機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6378361A JPS6378361A (ja) | 1988-04-08 |
JPH061574B2 true JPH061574B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16796304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61223320A Expired - Lifetime JPH061574B2 (ja) | 1986-09-20 | 1986-09-20 | テ−プ巻取装置のモ−ド切換機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061574B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0668310A (ja) * | 1992-08-19 | 1994-03-11 | Olympus Optical Co Ltd | 情報記録再生装置 |
-
1986
- 1986-09-20 JP JP61223320A patent/JPH061574B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6378361A (ja) | 1988-04-08 |
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