JP2000213671A - 配管の接続方法 - Google Patents

配管の接続方法

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JP2000213671A
JP2000213671A JP11018251A JP1825199A JP2000213671A JP 2000213671 A JP2000213671 A JP 2000213671A JP 11018251 A JP11018251 A JP 11018251A JP 1825199 A JP1825199 A JP 1825199A JP 2000213671 A JP2000213671 A JP 2000213671A
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pipes
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pair
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Toichi Fujita
東一 藤田
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Inax Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管を接続するための器具の構成を簡単にし
つつ、配管の接続を容易かつ確実に行うことができる配
管の接続方法を提供する。 【解決手段】 まず、一対の配管11に外嵌される内周
面を有する接続管12内に、一方の配管11を挿通した
後、その配管11の端面に他方の配管11の端面を突き
合わせる。次に、両配管11の接続部分に接着剤13を
薄く均一に塗布した後、接続管12をスライドさせて両
配管11の接続部分に重ね合わせ、静置して接着剤13
を硬化させる。さらに、接続管12の内周面及び配管1
2の外周面の少なくとも一方に、一対の環状係止溝を平
行に形成するとともに、それらの環状係止溝内に環状の
シールリングを嵌着させることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、給水栓
から台所、洗面所、風呂、トイレ等の建築物内部の給水
設備へと配設される給水管、或いはそれらの給水設備か
ら下水管へと配設される排水管等の配管を接続する際の
配管の接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の配管の接続方法とし
ては、例えば、図5に示されるような継手21を使用す
ることにより行われていた。この継手21は合成樹脂に
よりほぼ円筒状に形成されるとともに、その内周面の中
央には環状突条22が突設されている。
【0003】そして、この継手21を用いて一対の配管
23を接続する場合には、まず、一方の配管23の先端
縁を面取りした後、その配管23の先端部及び継手21
の内周面を充分に清掃し、そこに付着している水、土、
埃、油分等を除去する。次に、配管23の先端部を継手
21内に試験的に挿入して係合させ、その係合状態が良
好であることを確認する。この係合状態が良好であれ
ば、継手21の開口部から環状突条22までの距離を計
測し、配管23の外周面において、配管23の先端から
その距離だけ離れた位置に印24を付ける。続いて、配
管23と継手21の外周面に固定用治具を固着させる。
【0004】次に、配管23に付された印24より先端
側にある配管23の外周面と、継手21の内周面とに接
着剤を薄く均一に塗布し、配管23を継手21の開口部
から素早く挿入する。そして、配管23の先端が継手2
1の環状突条22に当たって係止されるまで、すなわち
配管23に付された印24が継手21の開口部に到達す
るまで配管23を押し込む。最後に、固定用治具により
荷重をかけた状態で両者を保持し、接着剤が硬化した後
に固定用治具を取り外す。さらに、他方の配管23につ
いても上記と同様に継手21と接続する。また、上記配
管の接続方法により、一対の配管23を同時に継手21
に接続することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
配管の接続方法では、配管23を接続するための器具と
して、特別に継手21を製造して準備する必要があっ
た。この継手21を準備する場合には、各配管23に対
応した形状及び内径を有する継手21を製造する必要が
あり、そのために複数種類の金型が必要であることか
ら、配管23の接続のために多くの手間と費用がかかっ
ていた。
【0006】また、配管23の先端が継手21の環状突
条22と当接するまで挿入されることにより、配管23
は設計通りに配設される。しかしながら、前記従来の配
管の接続方法では、設計通りに配管23を配設するため
に、実際に配管23を接続する前に、試験的に配管23
を継手21内に挿入する作業が必要であるとともに、継
手21の開口部から環状突条22までの距離を計測し、
さらに配管23に印24を付ける作業が必要であった。
加えて、固定用治具の取り付け作業等についても同様
に、配管23を設計通りに配設するとともに、配管23
を確実に接続するうえで非常に重要である。これらの作
業は配管23の接続作業において、重要であるがうえに
神経を使うことから、多くの手間と時間がかかる作業で
あった。
【0007】この発明は、上記のような従来技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、配管を接続するための器具の構成を簡単
にしつつ、配管の接続を容易かつ確実に行うことができ
る配管の接続方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の配管の接続方法は、一対
の配管に外嵌される内周面を有する接続管内に一方の配
管を挿通した後、その配管の端面に他方の配管の端面を
突き合わせるとともに、両配管の接続部分に接着剤を塗
布し、前記接続管を両配管の接続部分に重ね合わせて接
着剤を硬化させるものである。
【0009】請求項2に記載の発明の配管の接続方法
は、一対の配管に外嵌される内周面を有する接続管内に
一方の配管を挿通した後、その配管の端面に他方の配管
の端面を突き合わせるとともに、前記接続管を両配管の
接続部分に重ね合わせる配管の接続方法であって、前記
配管の接続部分には、接続管の内周面及び配管の外周面
の少なくとも一方に一対の係止溝を設けるとともに、そ
れらの係止溝内には環状のシール部材を嵌着したもので
ある。
【0010】請求項3に記載の発明の配管の接続方法
は、弾力性を有する材料により一対の配管とほぼ同径に
形成された接続筒体の一端を、一方の配管の端部に挿通
して係止した後、接続筒体の他端を接続筒体の一端上に
折り返して重ね合わせ、次いで、他方の配管の端面を一
方の配管の端面に突き合わせ、前記接続筒体の他端を他
方の配管の端部に折り返して係止するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、この発明
の第1実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1(a)に示すように、互いに接続され
る配管11は、合成樹脂により円筒状に形成されてい
る。なお、これらの配管11の断面形状及び外径は全く
等しいものである。一方、接続管12は合成樹脂により
円筒状に形成され、前記配管11に外嵌されるようにな
っている。すなわち、この接続管12の内径は、前記配
管11の外径とほぼ同じ大きさである。また、この接続
管12は前記接続される配管11より僅かに大きな円筒
状の配管11を短く切断することにより製造されてい
る。
【0013】次に、上記のように構成される配管11の
接続方法について説明する。まず、所定の長さに切断さ
れた一対の配管11の端縁をテーパ状に面取りし、それ
らの端縁を接続管12内に挿入しやすい状態にする。な
お、切断されていない配管11については特に面取りす
る必要はない。次に、一対の配管11の端部外周面及び
接続管12の内周面に付着している水、土、埃、油分等
の汚れを充分に除去する。続いて、図2(b)に示され
るように、試験的に配管11を接続管12内に挿入し、
配管11が接続管12内に確実に嵌合することを確認す
る。
【0014】そして、一対の配管11及び接続管12を
図2(a)に示されるように一直線上に配置した後、図
2(b)に示すように、一方の配管11を接続管12内
に挿入する。次に、図2(c)に示すように、一方の配
管11の端面に他方の配管11の端面を突き合わせると
ともに、配管11の接続部分である両配管11の先端部
に接着剤13を薄く均一に塗布する。そして、図2
(d)に示すように、接続管12を両配管11の接続部
分までスライドさせ、その状態のままで静置して接着剤
13を硬化させる。さらに、図2(e)に示すように、
接続管12の端部と配管11との間を連結するように、
接続管12の両端部に粘着テープ14を貼着し、両配管
11と接続管12とをさらに強固に固着させる。このよ
うにして、両配管11が接続管12により接続される。
【0015】前記第1実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 ・ 第1実施形態の配管の接続方法は、配管11に外嵌
される内周面を有する接続管12内に、一方の配管11
を挿通した後、一対の配管11の端面を突き合わせると
ともに両配管11の接続部分に接着剤13を塗布し、接
続管12を両配管11の接続部分に重ね合わせて接着剤
13を硬化させるものである。このため、従来行われて
いたような継手21の開口部から環状突条22までの距
離を計測する作業や、配管23に印24を付ける作業等
が不要となることから、配管11の接続に要する手間及
び時間を低減させ、配管11の接続を一層容易に行うこ
とができる。さらに、一対の配管11は接着剤13によ
り固着される前に、その端面が確実に突き合わせられ、
固定用治具による配管11同士の締付けも特に必要では
ないことから、非常に面倒な作業である固定用治具の取
り付け及び取り外し作業を省略することも可能である。
【0016】・ 第1実施形態の配管の接続方法によれ
ば、接続される配管11よりも僅かに大きな円筒状の配
管11を短く切断して接続管12を製造することから、
接続管12の構成を非常に簡単にすることができる。
【0017】・ 第1実施形態の配管の接続方法によれ
ば、接続管12の両端部に粘着テープ14を貼着するこ
とによって、両配管11に対する接続管12の移動を規
制することができることから、配管11の接続をさらに
確実に行うことができる。
【0018】・ 第1実施形態の配管の接続方法によれ
ば、端部に位置する配管11から順に接続することがで
きるのに加えて、配管11が配設される経路の途中から
でも配管11を接続することが可能である。すなわち、
従来の配管の接続方法では、接続される一対の配管23
の端部の間に、少なくとも継手21の一方の開口部から
環状突条22までの距離が必要であった。これに対し
て、第1実施形態の配管の接続方法では、一方の配管1
1を配管11の配設方向と直交する方向(例えば、配管
11が水平方向に配設されている場合には垂直方向)に
ずらして接続管12を挿通した後、その配管11を元に
戻して接続管12を配管11の接続部分にスライドさせ
ることによって、一対の配管11を接続することができ
る。また、既に配設されている配管11を切断して別の
配管11を接続する場合も同様である。 (第2実施形態)以下、この発明の第2実施形態を、図
面に基づいて説明する。なお、この第2実施形態では、
上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0019】図3(a)及び(b)に示すように、接続
管12は合成樹脂により円筒状に形成され、その内側に
配管11が嵌挿されるようになっている。さらに、接続
管12の内周面には、断面半楕円状の一対の環状係止溝
15が形成されるとともに、これらの環状係止溝15は
接続管12の内周面に沿って、所定の間隔をおいて平行
に形成されている。一対のシールリング16はシリコー
ンゴムにより環状に形成されるとともに、前記環状係止
溝15内に接着剤13を用いて接着されている。以上の
ように構成される接続管12を用いて、上記第1実施形
態と同様に一対の配管11は接続される。
【0020】前記第2実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 ・ 第2実施形態の配管の接続方法によれば、接続管1
2の内周面に一対の環状係止溝15を形成するととも
に、その環状係止溝15内にシールリング16を嵌着さ
せることによって、両配管11と接続管12との接続部
分を確実に密閉できることから、そこから水道水や排水
等が漏出するのを防止することができる。
【0021】また、配管11と厳密に嵌合する接続管1
2がない場合でも、配管11の外周面と係合するととも
にシールリング16と配管11の外周面とが当接する接
続管12を用いて、一対の配管11を確実に接続するこ
とが可能である。このため、規格等により適切な内径を
有する配管11が存在しなかった場合でも、その内径に
近い内径を有する配管11を用いて接続管12を製造す
ることができ、接続される配管11と接続管12との組
み合わせに大幅な制限を受けないようにすることができ
る。さらに、多種類の接続管12を準備する必要がない
ことから、配管11の接続に要する手間と費用を低減さ
せることが可能である。
【0022】・ 第2実施形態の配管の接続方法によれ
ば、シール性を有するシリコーンゴムによりシールリン
グ16を形成することによって、接続管12の内周面と
配管11の外周面との間を確実に密閉することができる
ことから、配管11の接続部分からの水道水や排水等の
漏出を確実に防止することができる。さらに、シリコー
ンゴムは適度な弾力性を有していることから、シールリ
ング16が配管11の外周面に当接してスライドする際
に滑らかにスライドさせることができ、配管11の接続
作業を容易かつ迅速に行うことができる。
【0023】・ 第2実施形態の配管の接続方法によれ
ば、接続管12の内周面において、一対のシールリング
16を所定間隔をおいて平行に設けることによって、一
対のシールリング16は両配管11の端面が接合してい
る接合部分を取り囲むように配置することができる。こ
のため、両配管11の接合部分からの水道水や排水等の
漏出を確実に防止することができる。 (第3実施形態)以下、この発明の第3実施形態の配管
の接続方法を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、
この第3実施形態では、上記第1実施形態と異なる点を
中心に説明する。
【0024】まず、一対の配管11の端縁をテーパ状に
面取りするとともに、その端部の外周面及び合成ゴムに
より円筒状に形成された接続筒体17の内周面に付着し
ている土、埃、油分等の汚れを充分に除去する。なお、
図4(a)に示すように、この接続筒体17の内径は配
管11の外径と同じ大きさであるか、又は僅かに小さい
ものである。
【0025】次に、図4(a)に示すように、一方の配
管11の先端部を接続筒体17の一端に挿入した後、図
4(b)に示すように、接続筒体17の他端が接続筒体
17の一端と重なり合うように、接続筒体17の他端を
折り返す。そして、他方の配管11の端面を一方の配管
11の端面と突き合わせた後、図4(c)に示すよう
に、接続筒体17の他端を再度折り返して、他方の配管
11の先端部に係止する。さらに、接続筒体17の端部
と配管11との間を連結するように、接続筒体17の両
端部に粘着テープ14を貼着し、両配管11と接続筒体
17とを固定させる。
【0026】前記第3実施形態によって発揮される効果
について、以下に記載する。 ・ 第3実施形態の配管の接続方法は、合成ゴム製の接
続筒体17の一端を、一方の配管11の端部に挿通して
係止した後、接続筒体17の他端を接続筒体17の一端
上に折り返して重ね合わせるとともに、両配管11の端
面を突き合わせ、接続筒体17の他端を他方の配管11
の端部に再度折り返して係止するものである。このた
め、配管11を接続する際に接着剤13を塗布する必要
がないことから、配管11の接続作業を一層簡略化する
ことができるうえ、配管11を接続するための器具の構
成を簡単にすることができる。さらに、接続筒体17に
より両配管11の接続部分を確実に密閉することができ
ることから、その接続部分での水道水や排水等の漏出を
確実に防止することができる。
【0027】・ 第3実施形態の配管の接続方法によれ
ば、接続筒体17を合成ゴムにより構成することによっ
て、高い耐久性を有しているうえ、安価に製造すること
ができることから経済的である。また、接続される配管
11の形状に対する限定を少なくすることができ、例え
ば、楕円筒状や多角筒状の配管11を接続することも可
能である。
【0028】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 第2実施形態の配管の接続方法において、接着剤1
3を使用せずに配管11を接続すること。
【0029】このように構成した場合でも、上記第2実
施形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。 ・ 第2実施形態の配管の接続方法において、接続管1
2の内周面に環状係止溝15を形成する代わりに、配管
11の端部外周面に環状係止溝15を形成するととも
に、その環状係止溝15にシールリング16を嵌着させ
るように構成すること。
【0030】このように構成した場合でも、上記第2実
施形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。 ・ 第2実施形態の配管の接続方法において、接続され
る配管11の端部外周面に、接続管12のシールリング
16と係合する係合溝を形成すること。
【0031】このように構成した場合、接続される一対
の配管11は、接続管12のシールリング16と係合溝
との係合関係によって、さらに強固に固着されるととも
に、配管11の接続部分での密閉性を確実に向上させる
ことができる。
【0032】・ 第2実施形態の配管の接続方法におい
て、接続管12の内周面に2対又は3対以上の環状係止
溝15を形成すること。このように構成した場合、配管
11の接続部分での密閉性をさらに確実に向上させるこ
とができる。
【0033】・ 第2実施形態の配管の接続方法におい
て、環状係止溝15の形状は断面半楕円状であるが、例
えば、断面V字状、断面正方形状、断面長方形状、断面
円形状等の形状であってもよい。また、環状係止溝15
の深さを変えてもよい。
【0034】このように構成した場合、上記第2実施形
態とほぼ同様な効果を発揮することができるうえ、環状
係止溝15の形成をさらに容易に行うことも可能であ
る。 ・ 第2実施形態の配管の接続方法において、シールリ
ング16の形状は断面楕円状であるが、例えば、断面円
形状、断面V字状、断面四角形状、断面五角形状、断面
六角形状等の形状であってもよい。
【0035】このように構成した場合でも、上記第2実
施形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。 ・ 第2実施形態の配管の接続方法において、シールリ
ング16は環状係止溝15内に接着剤13により接着さ
れる必要はなく、環状係止溝15内にシールリング16
を嵌合させるのみでもよい。
【0036】このように構成した場合でも、上記第2実
施形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。 ・ 各実施形態の配管の接続方法において、粘着テープ
14を省略すること。
【0037】このように構成した場合でも、接続管12
の移動を規制して、配管11を確実に接続することが可
能である。 ・ 第1及び第2実施形態の配管の接続方法において、
粘着テープ14の代わりに、両配管11の接続部分の近
辺、好ましくは接続管12の両端に当接する位置に、例
えば凸状の移動防止部材を固着させること。
【0038】このように構成した場合でも、接続管12
の移動を確実に規制することができ、配管11を確実に
接続することが可能である。 ・ 第1及び第2実施形態の配管の接続方法において、
固定用治具を用いて配管11同士又は配管11と接続管
12とを固定しながら、接着剤13を硬化させること。
【0039】このように構成した場合、配管11同士又
は配管11と接続管12とを固定用治具により、接着剤
13が硬化するまで確実に固定できることから、配管1
1をさらに確実に接続することができる。
【0040】・ 各実施形態の配管の接続方法におい
て、接続される配管11の形状は円筒状に限定されず、
例えば、四角筒状、六角筒状、八角筒状等の多角筒状
や、楕円筒状等の形状であってもよい。さらに、配管1
1の形状が多角筒状である場合の各コーナは、テーパ状
にまるみを帯びるように形成されているのが好ましい。
【0041】このように構成した場合でも、上記各実施
形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。さら
に、多角筒状の配管11の各コーナをテーパ状にまるみ
を帯びるように形成した場合には、特に上記第3実施形
態の配管の接続方法において、接続筒体17と配管11
との間に隙間が形成され難くなることから、配管11の
接続部分における密閉性を確実に向上させることができ
る。
【0042】・ 各実施形態の配管の接続方法におい
て、接続される配管11として、伸縮及び屈曲が可能な
フレキシブルパイプ又はゴム管を使用してもよい。この
ように構成した場合でも、上記各実施形態とほぼ同様な
効果を発揮することができる。
【0043】・ 各実施形態の配管の接続方法におい
て、接続される配管11及び接続管12の少なくとも1
種は、合成樹脂製に限定されずに、例えば、金属、ゴム
等により形成されたものであってもよい。
【0044】このように構成した場合でも、上記各実施
形態とほぼ同様の効果を発揮することができる。 ・ 第3実施形態の配管の接続方法において、接続筒体
17を構成する材料は合成ゴムに限定されず、例えば、
天然ゴム等により構成されたものであってもよい。
【0045】このように構成した場合でも、上記第3実
施形態とほぼ同様な効果を発揮することができる。さら
に、前記実施形態より把握できる技術的思想について以
下に記載する。
【0046】・ 前記接続管を両配管の接続部分に重ね
合わせた後、接続管の少なくとも一端と配管との間に粘
着テープを貼着する請求項1又は請求項2に記載の配管
の接続方法。
【0047】このように構成した場合、接続される一対
の配管に対して接続管の移動を確実に規制することがで
きる。 ・ 前記接続筒体の他端を他方の配管の端部に折り返し
て係止した後、接続筒体の少なくとも一端と配管との間
に粘着テープを貼着する請求項3に記載の配管の接続方
法。
【0048】このように構成した場合、接続される一対
の配管に対して、接続筒体を強固に固定することができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1から請求項3に
記載の発明の配管の接続方法によれば、配管を接続する
ための器具の構成を簡単にしつつ、配管の接続を容易か
つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)、(b)は第1実施形態の配管の接続
方法を示す正面図。
【図2】 (a)〜(e)は第1実施形態の配管の接続
方法を示す正面図。
【図3】 (a)は第2実施形態の接続管を示す斜視
図、(b)は同じく、接続管を示す断面図。
【図4】 (a)〜(c)は第3実施形態の配管の接続
方法を示す断面図。
【図5】 従来の配管の接続方法を示す部分断面図。
【符号の説明】
11…配管、12…接続管、13…接着剤、15…係止
溝としての環状係止溝、16…シール部材としてのシー
ルリング、17…接続筒体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の配管に外嵌される内周面を有する
    接続管内に一方の配管を挿通した後、その配管の端面に
    他方の配管の端面を突き合わせるとともに、両配管の接
    続部分に接着剤を塗布し、前記接続管を両配管の接続部
    分に重ね合わせて接着剤を硬化させる配管の接続方法。
  2. 【請求項2】 一対の配管に外嵌される内周面を有する
    接続管内に一方の配管を挿通した後、その配管の端面に
    他方の配管の端面を突き合わせるとともに、前記接続管
    を両配管の接続部分に重ね合わせる配管の接続方法であ
    って、 前記配管の接続部分には、接続管の内周面及び配管の外
    周面の少なくとも一方に一対の係止溝を設けるととも
    に、それらの係止溝内には環状のシール部材を嵌着した
    配管の接続方法。
  3. 【請求項3】 弾力性を有する材料により一対の配管と
    ほぼ同径に形成された接続筒体の一端を、一方の配管の
    端部に挿通して係止した後、接続筒体の他端を接続筒体
    の一端上に折り返して重ね合わせ、次いで、他方の配管
    の端面を一方の配管の端面に突き合わせ、前記接続筒体
    の他端を他方の配管の端部に折り返して係止する配管の
    接続方法。
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