JP2003035852A - 光ファイバ内蔵碍子 - Google Patents
光ファイバ内蔵碍子Info
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Abstract
でき、また、必要以上に嵩張らず、輸送、据付等が容易
になるほか、光接続個所が少なく、光信号伝送の信頼性
を向上させることができる光ファイバ内蔵碍子を提供す
る。 【解決手段】 光ファイバ20が組み込まれた繊維強化
樹脂筒22を有する光ファイバ内蔵碍子において、前記
繊維強化樹脂筒22が2個の繊維強化樹脂筒単体26、
26を接続部材である中空スリーブ28により接続して
構成され、繊維強化樹脂筒22の繊維強化樹脂筒単体2
6、26の外周には笠付有機絶縁体24が設けられ、繊
維強化樹脂筒22の中空スリーブ28の外周には笠付有
機絶縁体24が設けられず、更に繊維強化樹脂筒22に
は光ファイバ20が組み込まれている。
Description
ファイバ内蔵碍子に関するものである。
は、落雷事故等により発生した故障箇所を速やかに検出
して、故障箇所を早急に復旧する必要があり、この故障
箇所の検出、監視制御のために、ファラデー効果、ポッ
ケルス効果を利用した光学式センサと、高電圧部側の光
学式センサで検出された光信号を接地側の監視制御シス
テムに伝送するための光ファイバを内蔵した光ファイバ
内蔵碍子が使用される。
ては、磁器製のものが使用されていたが、重くて据付作
業に労力を要し、且つ、製法も複雑で高価なため、この
ような問題を解決する目的で非磁器(ノンセラミック)
製の光ファイバ内蔵碍子が開発され、使用されつつあ
る。
は、図5に示すように、光ファイバ1が組み込まれる繊
維強化樹脂筒2の外周に、シリコーンゴム等の弾性絶縁
材料を、例えば、モールド成形することにより、外周面
にその長手方向へ所定間隔を隔てて多数の笠3Aを有す
る笠付有機絶縁体3が設けられ、且つ、繊維強化樹脂筒
2には、棒状の繊維強化樹脂補強体4Aの外周面に形成
された螺旋溝4Bに光ファイバ1が収納された繊維強化
樹脂ロッド4が内設されて、光ファイバ1が組み込まれ
る構成になっている。
体3の両端部側には、繊維強化樹脂筒2から延出した光
ファイバ1の余長分をループ状に形成して多角形箱内に
収めた光ファイバ余長部6を収納する光ファイバ余長部
収納ケース5、5が設けられている。この光ファイバ余
長部収納ケース5、5は、繊維強化樹脂筒2の両端部外
周に嵌挿されて接着又は締め付けにより固定されると共
に笠付有機絶縁体3の両端部内に一部埋設される取付フ
ランジ7と、この取付フランジ7に被せられるように取
り付けられるキャップカバー8とからなる。
ー8を締め付け固定して取り付けるためのボルト、10
は光ファイバ余長部収納ケース5、5内を密封シールし
て該ケース5内に塵や湿気等が侵入するのを防止するパ
ッキング、11は光ファイバ余長部収納ケース5を構成
するキャップカバー8の側部に取り付けられた、光信号
の入出力伝送を行う光コネクタで、光ファイバ余長部6
の光ファイバ1に接続される。
て送電容量を増大させるために、送配電線の使用電圧が
高くなる傾向にあり、光ファイバ内蔵碍子の外表面の沿
面距離を長くするために、光ファイバ内蔵碍子の全長を
長くする必要がある。光ファイバ内蔵碍子の全長が長く
なると、前記繊維強化樹脂筒2、笠付有機絶縁体3及び
繊維強化樹脂ロッド4の全長も必然的に長くなり長尺品
となる。
笠付有機絶縁体3の長尺品は製造が比較的容易だが、前
記繊維強化樹脂筒2の長尺品はその長さに相当する専用
長尺円筒芯(マンドレル)を用意して、その長尺円筒芯
の外周にガラスその他の補強繊維を巻き付け、樹脂をモ
ールド成形しなければならず、補強繊維巻き付け工程等
に手間と時間がかかるので、その長尺品の製造が容易で
なく、光ファイバ内蔵碍子の製造コストが高くなるとい
う問題がある。
図6に示すように、前記構成の光ファイバ内蔵碍子を2
段以上に積み重ねて接続することも考えられる。この場
合には、複数の光ファイバ内蔵碍子を接続する箇所にお
ける光ファイバ余長部収納ケース5のキャップカバー8
の底板8A中央に、繊維強化樹脂ロッド4を挿入させる
穴8Bを形成すると共に、該穴8Bと同心状に底板8A
から外方へ突出するように筒状ボス8Cを形成し、繊維
強化樹脂筒2の端部をその筒状ボス8C内に嵌挿し、接
着又は締め付けにより筒状ボス8Cに固定させると共
に、筒状ボス8Cの先端部を笠付有機絶縁体3の端部内
に一部埋設させ、複数の光ファイバ内蔵碍子を光ファイ
バ余長部収納ケース5を介して相互に接続する構成にな
る。
バ内蔵碍子は、複数の光ファイバ内蔵碍子を相互に接続
する箇所に、光ファイバ余長部収納ケース5が介在さ
れ、内部に光ファイバ余長部6が収納されるため、光フ
ァイバ内蔵碍子が過度に嵩張って、輸送、据付等が面倒
である。また、不要な光ファイバ余長部6があるため光
ファイバ内蔵碍子の製造及び組立が煩雑である。更に、
この光ファイバ余長部6の部位で上下の碍子に内蔵され
ている光ファイバ1同士を接続しなければならず、光フ
ァイバ接続部で光ファイバの断線や光伝送不良を生じる
度合いが増加し、光信号伝送の信頼性が低下する恐れが
ある。
トを安くすることができ、また、必要以上に嵩張らず、
輸送、据付等が容易になるほか、光接続個所が少なく、
光信号伝送の信頼性を向上させることができる光ファイ
バ内蔵碍子を提供することにある。
段として、本発明の請求項1に記載された光ファイバ内
蔵碍子は、光ファイバが組み込まれた繊維強化樹脂筒が
複数の繊維強化樹脂筒単体を接続部材により又はじかに
接続して構成され、前記繊維強化樹脂筒の少なくとも繊
維強化樹脂筒単体の外周に笠付有機絶縁体が設けられ、
前記繊維強化樹脂筒に光ファイバが組み込まれているこ
とを特徴とするものである。
強化樹脂筒単体を接続部材により又はじかに接続して構
成されるので、繊維強化樹脂筒単体が短尺品となり、補
強繊維巻き付け工程が簡単になって、その作業に要する
負担が軽減される。従って、繊維強化樹脂筒の製造が容
易になり、光ファイバ内蔵碍子の製造コストを低減させ
ることができる。また、繊維強化樹脂筒単体が光ファイ
バ余長部収納ケースではなく、専用の接続部材により又
はじかに接続されるので、繊維強化樹脂筒単体の接続部
の形状が嵩張らず、光ファイバ内蔵碍子の運搬、据付等
が容易で施工性を向上させることができる。更に、複数
の繊維強化樹脂筒単体を光ファイバ余長部を介して接続
しないため、光接続個所が減少し、光信号伝送の信頼性
を向上させることができる。
内蔵碍子は、請求項1に記載されたものにおいて、前記
笠付有機絶縁体が、前記繊維強化樹脂筒の繊維強化樹脂
筒単体の外周に設けられ、前記繊維強化樹脂筒単体を接
続する接続部材の方には設けられていないことを特徴と
するものである。
脂筒単体の方だけに設けられる場合には、一種類の小型
な成形金型等の形成装置を用いて各繊維強化樹脂筒単体
の外周に笠付有機絶縁体を設けることが可能になる。そ
うすると、笠付有機絶縁体の形成が一層簡易になるほ
か、設備費用も安くなり、光ファイバ内蔵碍子の製造コ
ストを更に低減させることができる。
内蔵碍子は、請求項1に記載されたものにおいて、前記
笠付有機絶縁体が、前記繊維強化樹脂筒の繊維強化樹脂
筒単体及び接続部材の両外周に連続して設けられている
ことを特徴とするものである。
脂筒の外周全体を覆うように設けられている場合には、
光ファイバ内蔵碍子の長さ当たりの沿面距離を長く取る
ことが可能になるので、光ファイバ内蔵碍子の高電圧性
能及び信頼性を向上させ、寿命を伸ばすことができる。
内蔵碍子は、前記接続部材が複数の繊維強化樹脂筒単体
の端部を両端から嵌挿して固定することにより繊維強化
樹脂筒単体同士を接続する中空スリーブで構成されるも
のであり、また、請求項5に記載されたものは、前記接
続部材が複数の繊維強化樹脂筒単体の各端部に固定され
る接続フランジと、これらフランジの接続面を突合せて
締め付け固定するねじ締め付け部材とを備えて構成され
ることを特徴とするものである。
接続フランジといった接続専用部材で構成されている場
合には、複数の繊維強化樹脂筒単体を更に容易、確実に
接続して繊維強化樹脂筒を形成することができ、接続構
造もよりコンパクトになり、光ファイバ内蔵碍子の製造
コストを更に低減させることができる。
態を図面により詳細に説明する。図1は本発明に係る光
ファイバ内蔵碍子の第1実施形態を示す縦断面図であ
る。この実施形態の光ファイバ内蔵碍子は、光ファイバ
20が組み込まれる繊維強化樹脂筒22と、この繊維強
化樹脂筒22の外周に設けられる2個の笠付有機絶縁体
24、24とを備えている。
形状の繊維強化樹脂筒単体26、26の各端部を、接続
部材である鉄若しくは非鉄系金属材料又はFRP等の樹
脂材料で出来た円筒形状の中空スリーブ28の両端から
中央部内面に形成された内向き環状突起28Aに突き当
たるまで嵌挿し、中空スリーブ28の圧着、繊維強化樹
脂筒単体26、26の各端部と中空スリーブ28との接
着、螺合等により両者を固定することにより、繊維強化
樹脂筒単体26、26同士を接続して構成される。
脂筒22の各繊維強化樹脂筒単体26、26の外周に、
シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム等の弾性絶縁
材料を、例えば、モールド成形することにより、外周面
にその長手方向へ所定間隔を隔てて多数の笠24Aが一
体に形成されるように設けられる。なお、この実施形態
のものでは、笠付有機絶縁体24、24が、前記繊維強
化樹脂筒単体26、26同士を接続する接続部材である
中空スリーブ28の外周には設けられない。
成する繊維強化樹脂筒単体26、26内へ、棒状の繊維
強化樹脂補強体30Aの外周面に形成された螺旋溝30
Bに1本若しくは複数本の光ファイバ20が巻き付け収
納された繊維強化樹脂ロッド30を挿着することによ
り、光ファイバ20が組み込まれる。図示するもので
は、該螺旋溝30Bは1条形成されているが、必要に応
じて複数条形成し、各螺旋溝30Bに光ファイバ20を
収納するようにしてもよい。
縁体24、24の両端部側には、繊維強化樹脂筒22か
ら延出した光ファイバ20の余長分をループ状に形成し
て多角形箱内に収めた光ファイバ余長部34を収納する
光ファイバ余長部収納ケース32、32が設けられてい
る。この光ファイバ余長部収納ケース32、32は、繊
維強化樹脂筒22の両端部外周に嵌挿されて接着、圧着
又は螺合等により固定されると共に笠付有機絶縁体2
4、24の両端部内に一部埋設される取付フランジ36
と、この取付フランジ36に被せられるように取り付け
られるキャップカバー38とからなる。
カバー38を締め付け固定して取り付けるためのボル
ト、42は光ファイバ余長部収納ケース32、32内を
密封シールして光ファイバ余長部収納ケース32、32
内に塵や湿気等が侵入するのを防止するパッキング、4
4は光ファイバ余長部収納ケース32を構成するキャッ
プカバー38の側部に取り付けられた、光信号の入出力
伝送を行う光コネクタで、光ファイバ余長部34の光フ
ァイバ20に接続される。
のように構成されている。このような構成によると、繊
維強化樹脂筒22は短尺な繊維強化樹脂筒単体26、2
6を接続して形成するので、その製造が容易になり、光
ファイバ内蔵碍子の製造コストを低減させることができ
る。また、繊維強化樹脂筒単体26、26の接続は光フ
ァイバ余長部収納ケース32ではなく、専用の接続部材
で行うので、碍子がコンパクトになり、その運搬、据付
等に便利である。
6を接続する接続部材が前記中空スリーブ28で構成さ
れていると、複数の繊維強化樹脂筒単体26、26を更
に容易、確実に接続して繊維強化樹脂筒22を形成する
ことができ、接続構造もよりコンパクトになり、光ファ
イバ内蔵碍子の製造コストを更に低減させることができ
る。
は、予め、各繊維強化樹脂筒単体26、26の一端部に
光ファイバ余長部収納ケース32を構成する取付フラン
ジ36を固定した後、前記繊維強化樹脂筒単体26、2
6の他端部を中空スリーブ28により接続して繊維強化
樹脂筒22を形成する。
筒22の各繊維強化樹脂筒単体26、26の外周に、笠
付有機絶縁体24を、取付フランジ36の一部(筒状ボ
ス部)及び中空スリーブ28の一部を覆うように、成形
金型等の形成装置でモールド成形等することにより設け
る。
の繊維強化樹脂補強体30Aの外周面に形成された螺旋
溝30Bに1本若しくは複数本の光ファイバ20が巻き
付け収納された繊維強化樹脂ロッド30を挿着して光フ
ァイバ20を組み込む。
ァイバ余長部34、34を形成し、取付フランジ36に
キャップカバー38を被せて、光ファイバ余長部34、
34を光ファイバ余長部収納ケース32、32に収納す
る。
繊維強化樹脂筒22の各繊維強化樹脂筒単体26、26
の方だけに設ける場合には、一種類の小型な成形金型等
の形成装置を用いて笠付有機絶縁体24、24を設ける
ことが可能になる。そうすると、笠付有機絶縁体24、
24の形成がより簡易になるほか、設備費用も安くな
り、光ファイバ内蔵碍子の製造コストを更に低減させる
ことができる。
筒22を、2個の短尺な繊維強化樹脂筒単体26、26
を接続して形成したが、3個以上の繊維強化樹脂筒単体
26を接続して形成するようにしてもよい。この場合は
笠付有機絶縁体24が3段以上に積み重ねられることに
なる。
ァイバ内蔵碍子の第2実施形態を示す縦断面図である。
この実施形態の光ファイバ内蔵碍子は、笠付有機絶縁体
30が、前記繊維強化樹脂筒22の繊維強化樹脂筒単体
26、26及び接続部材である中空スリーブ28の両外
周に連続的に形成して設けられている。その他の構成は
図1に示す第1実施形態ものと実質的に同じなので説明
を省略する。
する場合には、前記第1実施形態の光ファイバ内蔵碍子
を製造する場合と同様に、予め、各繊維強化樹脂筒単体
26、26の一端部に光ファイバ余長部収納ケース32
を構成する取付フランジ36を固定した後、前記繊維強
化樹脂筒単体26、26の他端部を中空スリーブ28に
より接続して繊維強化樹脂筒22を形成する。
び中空スリーブ28の両方の外周に、笠付有機絶縁体2
4を、取付フランジ36、36の一部(筒状ボス部)を
覆うように、成形金型等の形成装置でモールド成形等す
ることにより連続して設ける。
ァイバ20が収納された繊維強化樹脂ロッド30を挿着
して光ファイバ20を組み込む。その後の製造工程は第
1実施形態の光ファイバ内蔵碍子を製造する工程と実質
的に同じなので説明を省略する。
に、笠付有機絶縁体24が繊維強化樹脂筒22の外周全
体を覆うように設けられていると、光ファイバ内蔵碍子
の長さ当たりの沿面距離を長く取ることが可能になり、
光ファイバ内蔵碍子の高電圧性能及び信頼性を向上さ
せ、寿命を伸ばすことができる。
ァイバ内蔵碍子の第3実施形態を示す縦断面図である。
この実施形態の光ファイバ内蔵碍子は、繊維強化樹脂筒
52を構成する2個の繊維強化樹脂筒単体26、26を
接続するのに使用する接続部材が、中空スリーブ28で
はなく、繊維強化樹脂筒単体26、26の各端部に接
着、圧着又は螺合等により固定される、鉄若しくは非鉄
系金属材料又はFRP等の樹脂材料で出来た接続フラン
ジ46と、これら接続フランジ46の接続面を突合せて
締め付け固定するボルト等のねじ締め付け部材48とを
備えて構成される。
接続面間に介在されたパッキングである。そして、繊維
強化樹脂筒52は、2個の短尺な円筒形状の繊維強化樹
脂筒単体26、26の各端部に接続フランジ46、46
を固定し、これら接続フランジ46、46の接続面を突
合せてねじ締め付け部材48で締め付け、繊維強化樹脂
筒単体26、26同士を接続することにより構成され
る。その他の光ファイバ内蔵碍子の構成は第1実施形態
のものと実質的に同じなので説明を省略する。
6を接続する接続部材が接続フランジ46、46とねじ
締め付け部材48を備えたもので構成されていると、複
数の繊維強化樹脂筒単体26、26を更に容易、確実に
接続して繊維強化樹脂筒52を形成することができ、接
続構造もよりコンパクトになり、光ファイバ内蔵碍子の
製造コストを更に低減させることができる。
する場合には、予め、各繊維強化樹脂筒単体26、26
の一端部に光ファイバ余長部収納ケース32を構成する
取付フランジ36を固定すると共に、他端部に接続フラ
ンジ46を固定する。
外周に、笠付有機絶縁体24を、成形金型等の形成装置
でモールド成形等することにより、取付フランジ36の
一部(筒状ボス部)及び接続フランジ46の一部(筒状
ボス部)を覆うように設け、2個の光ファイバ内蔵碍子
単体を製作する。
6、46の接続面を突合せてねじ締め付け部材48で締
め付け、繊維強化樹脂筒単体26、26同士を接続して
繊維強化樹脂筒52を形成する。
ァイバ20が収納された繊維強化樹脂ロッド30を挿着
して光ファイバ20を組み込む。その後の製造工程は第
1、第2実施形態の光ファイバ内蔵碍子を製造する工程
と実質的に同じなので説明を省略する。
体を製作して組み合わせることにより、光ファイバ内蔵
碍子を製造する場合には、第1実施形態の碍子を製造す
る場合と同様に、一種類の小型な成形金型等の形成装置
を用いて笠付有機絶縁体24、24を設けることが可能
になる。従って、笠付有機絶縁体24、24の形成がよ
り簡易になるほか、設備費用も安くなり、光ファイバ内
蔵碍子の製造コストを更に低減させることができる。ま
た、小型軽量な複数の光ファイバ内蔵碍子単体を複数段
に積み重ねて組み立てるので、製造作業の能率が向上
し、光ファイバ内蔵碍子の製造に要する時間(納期)を
短縮することができる。
ァイバ内蔵碍子の第4実施形態を示す縦断面図である。
この実施形態の光ファイバ内蔵碍子の特徴は、繊維強化
樹脂筒22、52に光ファイバ20を組み込む手段とし
て、前記第1乃至第3実施形態のような、繊維強化樹脂
筒22、52を構成する繊維強化樹脂筒単体26、26
内へ、外周に光ファイバ20が螺旋状に巻き付け収納さ
れた繊維強化樹脂ロッド30を挿着して組み込む手段と
は異なる手段を採用していることである。
図2に示す第2実施形態の光ファイバ内蔵碍子における
繊維強化樹脂筒22の繊維強化樹脂筒単体26、26内
に、少なくとも1本の光ファイバ20を挿通させ、その
樹脂単体26、26内に、液状のシリコーンゴム、エポ
キシ樹脂等の有機絶縁充填材54を加圧又は吸引等して
注入充填させ、加熱硬化させることにより、光ファイバ
20を組み込むものである。なお、繊維強化樹脂筒22
内に充填された有機絶縁充填材54が漏出する恐れがあ
る場合には、繊維強化樹脂筒22の両端部又は取付フラ
ンジ36、36の光ファイバ20を挿通させ、且つ、有
機絶縁充填材54を注入する穴口部分に、必要に応じて
シール部材(図示せず)を設けることが望ましい。
むことにより、光ファイバ20の移動を防止して保護す
ることができるほか、繊維強化樹脂筒22、52内に水
分が侵入するのを防止し、更に、繊維強化樹脂筒22、
52内を漏洩電流が流れて地絡事故を引き起こすのを防
止することができる。なお、このような光ファイバ20
の組み込み手段は、第1又は第3実施形態の光ファイバ
内蔵碍子にも適用することができる。
筒22、52を構成する繊維強化樹脂筒単体26、26
が中空スリーブ28や接続フランジ46等の接続部材で
接続されているが、これのみに限定されない。例えば、
図示しないが、繊維強化樹脂筒単体26、26が雌雄嵌
合され、接着又は圧着されるか、又は、雌雄螺合され
て、じかに接続されるようにしてもよい。このような手
段で、繊維強化樹脂筒22、52を構成しても、接続部
材を用いるものと同様な効果が得られる。
に記載された光ファイバ内蔵碍子によると、繊維強化樹
脂筒が複数の繊維強化樹脂筒単体を接続部材により又は
じかに接続して構成されるので、繊維強化樹脂筒単体が
短尺品となり、従って、繊維強化樹脂筒の製造が容易に
なり、光ファイバ内蔵碍子の製造コストを低減させるこ
とができる。また、繊維強化樹脂筒単体が専用の接続部
材により又はじかに接続されるので、繊維強化樹脂筒単
体の接続部の形状が嵩張らず、光ファイバ内蔵碍子の運
搬、据付等が容易で施工性を向上させることができる。
更に、複数の繊維強化樹脂筒単体を光ファイバ余長部を
介して接続しないので、光接続個所が減少し、光信号伝
送の信頼性を向上させることができる。
内蔵碍子によると、前記笠付有機絶縁体が、前記繊維強
化樹脂筒の繊維強化樹脂筒単体の外周に設けられ、前記
繊維強化樹脂筒単体を接続する接続部材の方には設けら
れないので、一種類の小型な成形金型等の形成装置を用
いて各繊維強化樹脂筒単体の外周に笠付有機絶縁体を設
けることが可能になる。そうすると、笠付有機絶縁体の
形成がより簡易になるほか、設備費用も安くなるので、
光ファイバ内蔵碍子の製造コストを更に低減させること
ができる。
内蔵碍子によると、前記笠付有機絶縁体が、前記繊維強
化樹脂筒の繊維強化樹脂筒単体及び接続部材の両外周に
連続して設けられるので、光ファイバ内蔵碍子の長さ当
たりの沿面距離を長く取ることが可能になり、光ファイ
バ内蔵碍子の高電圧性能及び信頼性を向上させ、寿命を
伸ばすことができる。
ァイバ内蔵碍子によると、繊維強化樹脂筒を構成する複
数の繊維強化樹脂筒単体の接続部材が、中空スリーブ又
は接続フランジといった接続専用部材で構成されている
ので、複数の繊維強化樹脂筒単体を更に容易、確実に接
続して繊維強化樹脂筒を形成することができ、接続構造
もよりコンパクトになり、光ファイバ内蔵碍子の製造コ
ストを更に低減させることができる。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光ファイバが組み込まれた繊維強化樹脂
筒を有する光ファイバ内蔵碍子において、前記繊維強化
樹脂筒が複数の繊維強化樹脂筒単体を接続部材により又
はじかに接続して構成され、前記繊維強化樹脂筒の少な
くとも繊維強化樹脂筒単体の外周に笠付有機絶縁体が設
けられ、前記繊維強化樹脂筒に光ファイバが組み込まれ
ていることを特徴とする光ファイバ内蔵碍子。 - 【請求項2】 前記笠付有機絶縁体が、前記繊維強化樹
脂筒の繊維強化樹脂筒単体の外周に設けられ、前記繊維
強化樹脂筒単体を接続する接続部材の方には設けられて
いないことを特徴とする請求項1記載の光ファイバ内蔵
碍子。 - 【請求項3】 前記笠付有機絶縁体が、前記繊維強化樹
脂筒の繊維強化樹脂筒単体及び接続部材の両外周に連続
して設けられていることを特徴とする請求項1記載の光
ファイバ内蔵碍子。 - 【請求項4】 前記接続部材が複数の繊維強化樹脂筒単
体の端部を両端から嵌挿して固定することにより繊維強
化樹脂筒単体同士を接続する中空スリーブで構成される
ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の光ファイバ
内蔵碍子。 - 【請求項5】 前記接続部材が複数の繊維強化樹脂筒単
体の各端部に固定される接続フランジと、これらフラン
ジの接続面を突合せて締め付け固定するねじ締め付け部
材とを備えて構成されることを特徴とする請求項1、2
又は3記載の光ファイバ内蔵碍子。
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---|---|---|---|
JP2001222061A JP4460043B2 (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 光ファイバ内蔵碍子 |
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JP2001222061A JP4460043B2 (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | 光ファイバ内蔵碍子 |
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