JPH06325648A - 光ファイバ内蔵碍子 - Google Patents
光ファイバ内蔵碍子Info
- Publication number
- JPH06325648A JPH06325648A JP5136442A JP13644293A JPH06325648A JP H06325648 A JPH06325648 A JP H06325648A JP 5136442 A JP5136442 A JP 5136442A JP 13644293 A JP13644293 A JP 13644293A JP H06325648 A JPH06325648 A JP H06325648A
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- insulator
- built
- reinforced resin
- fiber
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/44—Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
- G02B6/4401—Optical cables
- G02B6/4415—Cables for special applications
- G02B6/4416—Heterogeneous cables
- G02B6/4417—High voltage aspects, e.g. in cladding
- G02B6/442—Insulators
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/442—Insulators
- G02B6/4421—Insulators with helical structure of optical fibre, e.g. fibres wound around insulators
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- Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバが断線したりせず、又遮断器，断
路器，変流器等の機器のブッシングとしても使用可能な
光ファイバ内蔵碍子を提供する。 【構成】 光ファイバが組込まれた有機絶縁体を有する
光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体が繊維強化樹
脂製筒１からなり、光ファイバ２が前記繊維強化樹脂製
筒１の壁部内に螺旋状に埋設して組込まれている。 【効果】 光ファイバ２は前記筒１の壁部内に螺旋状に
埋設されているので、熱的、機械的影響を受け難く、断
線や損傷が防止される。又有機絶縁体が筒状なので、遮
断器，断路器，変流器等の機器のブッシングとしても使
用できる。
路器，変流器等の機器のブッシングとしても使用可能な
光ファイバ内蔵碍子を提供する。 【構成】 光ファイバが組込まれた有機絶縁体を有する
光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体が繊維強化樹
脂製筒１からなり、光ファイバ２が前記繊維強化樹脂製
筒１の壁部内に螺旋状に埋設して組込まれている。 【効果】 光ファイバ２は前記筒１の壁部内に螺旋状に
埋設されているので、熱的、機械的影響を受け難く、断
線や損傷が防止される。又有機絶縁体が筒状なので、遮
断器，断路器，変流器等の機器のブッシングとしても使
用できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ内蔵碍子の
改良に関する。
改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】送配電線や高電圧の発変電設備等におけ
る地絡・短絡等の事故情報を迅速に伝達し処置する為に
無誘導，広帯域，低損失の光ファイバが用いられてい
る。この光ファイバは架空送電線等に沿わせて配線さ
れ、架空送電線から地上設備へは、光ファイバを碍子に
内蔵して配線されていた。前述の光ファイバ内蔵碍子に
は、磁器製碍子に貫通孔を設け、この貫通孔内に光ファ
イバを挿通し、両者の間隙に絶縁性樹脂を充填したもの
（特願平４−３３２２６２）、又は図５に示したように
有機絶縁材製筒９の内部に光ファイバ２を挿通し、両者
間に絶縁性樹脂８を充填し、更に有機絶縁材製筒９の外
周に笠付スリーブ５を被嵌したもの（実願平２−９２６
１４号）等があった。
る地絡・短絡等の事故情報を迅速に伝達し処置する為に
無誘導，広帯域，低損失の光ファイバが用いられてい
る。この光ファイバは架空送電線等に沿わせて配線さ
れ、架空送電線から地上設備へは、光ファイバを碍子に
内蔵して配線されていた。前述の光ファイバ内蔵碍子に
は、磁器製碍子に貫通孔を設け、この貫通孔内に光ファ
イバを挿通し、両者の間隙に絶縁性樹脂を充填したもの
（特願平４−３３２２６２）、又は図５に示したように
有機絶縁材製筒９の内部に光ファイバ２を挿通し、両者
間に絶縁性樹脂８を充填し、更に有機絶縁材製筒９の外
周に笠付スリーブ５を被嵌したもの（実願平２−９２６
１４号）等があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
光ファイバ内蔵碍子は、いずれも中実構造の為、内部に
操作ロッドのような絶縁ロッドや導体等の部品を収容す
ることができず、その為遮断器，断路器，変流器（ Cur
rent・Transformer ）等の機器のブッシングとしては使
用できなかった。
光ファイバ内蔵碍子は、いずれも中実構造の為、内部に
操作ロッドのような絶縁ロッドや導体等の部品を収容す
ることができず、その為遮断器，断路器，変流器（ Cur
rent・Transformer ）等の機器のブッシングとしては使
用できなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる状況に
鑑み鋭意研究を行った結果なされたもので、その目的と
するところは、内部に部品が収容可能であり、且つ遮断
器，断路器，変流器等のブッシングとしても使用可能な
筒状の光ファイバ内蔵碍子を提供することにある。即
ち、本発明は、光ファイバが組込まれた有機絶縁体を有
する光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体が繊維強
化樹脂製筒からなり、光ファイバが前記繊維強化樹脂製
筒の壁部内に螺旋状に埋設して組込まれていることを特
徴とするものである。
鑑み鋭意研究を行った結果なされたもので、その目的と
するところは、内部に部品が収容可能であり、且つ遮断
器，断路器，変流器等のブッシングとしても使用可能な
筒状の光ファイバ内蔵碍子を提供することにある。即
ち、本発明は、光ファイバが組込まれた有機絶縁体を有
する光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体が繊維強
化樹脂製筒からなり、光ファイバが前記繊維強化樹脂製
筒の壁部内に螺旋状に埋設して組込まれていることを特
徴とするものである。
【０００５】本発明において、光ファイバを繊維強化樹
脂製筒の壁部内に埋設するには、光ファイバを繊維強化
樹脂製筒の表面に螺旋状に巻き付け、その上に繊維強化
樹脂層を所定厚さ形成してなされる。本発明の光ファイ
バ内蔵碍子は、その外周に笠を設けたものも含まれる。
笠は磁器製又は有機絶縁体製の笠付スリーブを被嵌して
設けるのが一般的であるが、繊維強化樹脂製筒に一体に
形成しても良く、一体ものは強度の向上、製造工程の短
縮に有利である。
脂製筒の壁部内に埋設するには、光ファイバを繊維強化
樹脂製筒の表面に螺旋状に巻き付け、その上に繊維強化
樹脂層を所定厚さ形成してなされる。本発明の光ファイ
バ内蔵碍子は、その外周に笠を設けたものも含まれる。
笠は磁器製又は有機絶縁体製の笠付スリーブを被嵌して
設けるのが一般的であるが、繊維強化樹脂製筒に一体に
形成しても良く、一体ものは強度の向上、製造工程の短
縮に有利である。
【０００６】
【作用】本発明では、光ファイバが組込まれた有機絶縁
体を有する光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体に
繊維強化樹脂製筒を用い、光ファイバを高強度の繊維強
化樹脂製筒の壁部内に螺旋状に埋設したので、光ファイ
バは、製造時や使用中における筒の熱的膨張・収縮の影
響、或いは機械的影響を受け難く、従って断線や損傷が
防止される。又有機絶縁体が筒状なので、内部に部品を
収容することができ、遮断器，断路器，変流器等の機器
のブッシングとしても使用できる。
体を有する光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体に
繊維強化樹脂製筒を用い、光ファイバを高強度の繊維強
化樹脂製筒の壁部内に螺旋状に埋設したので、光ファイ
バは、製造時や使用中における筒の熱的膨張・収縮の影
響、或いは機械的影響を受け難く、従って断線や損傷が
防止される。又有機絶縁体が筒状なので、内部に部品を
収容することができ、遮断器，断路器，変流器等の機器
のブッシングとしても使用できる。
【０００７】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。 実施例１ 図１は、本発明の光ファイバ内蔵碍子の第１の実施例を
示す縦断面図である。この光ファイバ内蔵碍子は、繊維
強化樹脂製筒１の壁部内に光ファイバ２が螺旋状に埋設
されている。この繊維強化樹脂製筒１の上下端部にはそ
れぞれ金具３が取付けられている。光ファイバ２は前記
金具３に取付けられた光気密コネクタ４を通して外部に
引き出され、他の光ファイバと接続される。
る。 実施例１ 図１は、本発明の光ファイバ内蔵碍子の第１の実施例を
示す縦断面図である。この光ファイバ内蔵碍子は、繊維
強化樹脂製筒１の壁部内に光ファイバ２が螺旋状に埋設
されている。この繊維強化樹脂製筒１の上下端部にはそ
れぞれ金具３が取付けられている。光ファイバ２は前記
金具３に取付けられた光気密コネクタ４を通して外部に
引き出され、他の光ファイバと接続される。
【０００８】実施例２ 図２は、本発明の光ファイバ内蔵碍子の第２の実施例を
示す縦断面図である。この光ファイバ内蔵碍子は、外周
に磁器製の笠付きスリーブ５を被嵌したものである。こ
の光ファイバ内蔵碍子は、笠６により保護される為、屋
外や環境不良箇所においても高い信頼性が得られる。
示す縦断面図である。この光ファイバ内蔵碍子は、外周
に磁器製の笠付きスリーブ５を被嵌したものである。こ
の光ファイバ内蔵碍子は、笠６により保護される為、屋
外や環境不良箇所においても高い信頼性が得られる。
【０００９】実施例３ 図３は、本発明の光ファイバ内蔵碍子の第３の実施例を
示す縦断面図である。この光ファイバ内蔵碍子は、光フ
ァイバ２が絶縁チューブ７内に収容されて繊維強化樹脂
製筒１の壁部内に螺旋状に埋設されている。絶縁チュー
ブ７内の光ファイバ２は、図４に示したように、絶縁チ
ューブ７内に絶縁性樹脂８を充填して固定されている。
この絶縁性樹脂８には、可撓性に優れ且つ光ファイバ２
の熱的損傷防止の為に低温で硬化する樹脂が用いられ
る。この光ファイバ内蔵碍子では、光ファイバは絶縁チ
ューブ内に収容されているので、引張り，圧縮，曲げ等
の外部応力から、より確実に保護される。又繊維強化樹
脂製筒の樹脂が硬化する際の熱の影響が軽減できる。上
記３種の光ファイバ内蔵碍子を長期間使用したが、いず
れも良好な光通信がなされた。
示す縦断面図である。この光ファイバ内蔵碍子は、光フ
ァイバ２が絶縁チューブ７内に収容されて繊維強化樹脂
製筒１の壁部内に螺旋状に埋設されている。絶縁チュー
ブ７内の光ファイバ２は、図４に示したように、絶縁チ
ューブ７内に絶縁性樹脂８を充填して固定されている。
この絶縁性樹脂８には、可撓性に優れ且つ光ファイバ２
の熱的損傷防止の為に低温で硬化する樹脂が用いられ
る。この光ファイバ内蔵碍子では、光ファイバは絶縁チ
ューブ内に収容されているので、引張り，圧縮，曲げ等
の外部応力から、より確実に保護される。又繊維強化樹
脂製筒の樹脂が硬化する際の熱の影響が軽減できる。上
記３種の光ファイバ内蔵碍子を長期間使用したが、いず
れも良好な光通信がなされた。
【００１０】
【効果】以上述べたように、本発明の光ファイバ内蔵碍
子は、熱的にも機械的にも保護されるので光ファイバが
断線したりせず、又内部に部品を収容することが可能な
ので遮断器，断路器，変流器等のブッシングとしても使
用することができ、工業上顕著な効果を奏する。
子は、熱的にも機械的にも保護されるので光ファイバが
断線したりせず、又内部に部品を収容することが可能な
ので遮断器，断路器，変流器等のブッシングとしても使
用することができ、工業上顕著な効果を奏する。
【図１】本発明の光ファイバ内蔵碍子の第１の実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図２】本発明の光ファイバ内蔵碍子の第２の実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図３】本発明の光ファイバ内蔵碍子の第３の実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図４】第３の実施例における光ファイバ部分の拡大説
明図である。
明図である。
【図５】従来の光ファイバ内蔵碍子の縦断面図である。
１ 繊維強化樹脂製筒 ２ 光ファイバ ３ 金具 ４ 光気密コネクタ ５ 笠付スリーブ ６ 笠 ７ 絶縁チューブ ８ 絶縁性樹脂 ９ 有機絶縁製筒
Claims (2)
- 【請求項１】 光ファイバが組込まれた有機絶縁体を有
する光ファイバ内蔵碍子において、有機絶縁体が繊維強
化樹脂製筒からなり、光ファイバが前記繊維強化樹脂製
筒の壁部内に螺旋状に埋設して組込まれていることを特
徴とする光ファイバ内蔵碍子。 - 【請求項２】 繊維強化樹脂製筒の外周に磁器製又は有
機絶縁体製の笠付スリーブを被嵌したことを特徴とする
請求項１に記載の光ファイバ内蔵碍子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5136442A JPH06325648A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 光ファイバ内蔵碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5136442A JPH06325648A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 光ファイバ内蔵碍子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06325648A true JPH06325648A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=15175218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5136442A Pending JPH06325648A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 光ファイバ内蔵碍子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06325648A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08212856A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-08-20 | Sediver Soc Europ Isolateurs En Verre & Composite | 光ファイバを具備した電気絶縁装置とその製造方法 |
| WO1999001789A1 (fr) * | 1997-07-03 | 1999-01-14 | Ngk Insulators Co., Ltd. | Dispositif isolant organique a fibre optique integree et son procede de fabrication |
| JP2002517772A (ja) * | 1998-06-01 | 2002-06-18 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 光ファイバの高圧碍子 |
| JP2003035852A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ内蔵碍子 |
| CN103258601A (zh) * | 2010-09-18 | 2013-08-21 | 江苏神马电力股份有限公司 | 光纤复合绝缘子 |
| KR20180084948A (ko) * | 2015-11-24 | 2018-07-25 | 타이코 일렉트로닉스 (상하이) 컴퍼니 리미티드 | 절연체 및 그 제조 방법 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP5136442A patent/JPH06325648A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08212856A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-08-20 | Sediver Soc Europ Isolateurs En Verre & Composite | 光ファイバを具備した電気絶縁装置とその製造方法 |
| WO1999001789A1 (fr) * | 1997-07-03 | 1999-01-14 | Ngk Insulators Co., Ltd. | Dispositif isolant organique a fibre optique integree et son procede de fabrication |
| JP2002517772A (ja) * | 1998-06-01 | 2002-06-18 | ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー | 光ファイバの高圧碍子 |
| JP2003035852A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光ファイバ内蔵碍子 |
| CN103258601A (zh) * | 2010-09-18 | 2013-08-21 | 江苏神马电力股份有限公司 | 光纤复合绝缘子 |
| KR20180084948A (ko) * | 2015-11-24 | 2018-07-25 | 타이코 일렉트로닉스 (상하이) 컴퍼니 리미티드 | 절연체 및 그 제조 방법 |
| EP3380881B1 (en) * | 2015-11-24 | 2021-08-25 | Tyco Electronics (Shanghai) Co. Ltd. | Insulator and method of manufacturing the same |
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