JPS6339861Y2 - - Google Patents

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JPS6339861Y2
JPS6339861Y2 JP1982061635U JP6163582U JPS6339861Y2 JP S6339861 Y2 JPS6339861 Y2 JP S6339861Y2 JP 1982061635 U JP1982061635 U JP 1982061635U JP 6163582 U JP6163582 U JP 6163582U JP S6339861 Y2 JPS6339861 Y2 JP S6339861Y2
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JP
Japan
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rod
circumferential surface
outer circumferential
connecting fitting
insulating
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982061635U
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English (en)
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JPS5936126U (ja
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Priority to JP6163582U priority Critical patent/JPS5936126U/ja
Publication of JPS5936126U publication Critical patent/JPS5936126U/ja
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Publication of JPS6339861Y2 publication Critical patent/JPS6339861Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、絶縁操作ロツドに関するものであ
り、特に、真空開閉器等の操作ロツドのごとく1
方向に多頻度に往復操作される絶縁操作ロツドに
関するものである。
上記種類のごとき絶縁操作ロツドにおいては、
電気的に所定の耐電圧特性を有することが要求さ
れるとともに、操作時に作用する力(例えば、数
100Kgの荷重)に対しても充分耐えうるだけの機
械的強度が要請される。このような諸条件を満足
させるために、通常は第1図にて示すごとき構成
が採用されている。すなわち、図において総括的
に1で示すのは、固定側コンタクト2に対して可
動側コンタクト3を接離自在に操作するための絶
縁操作ロツドで、ロツド4と絶縁モールド部(フ
ランジ付碍管)5等より構成されている。絶縁操
作ロツド1は、その両端部に設けられた接続金具
6,7を介して可動リード8,操作杆9と接続さ
れており、操作杆9と連動連結された操作装置
(図示省略)を介して軸方向に往復作動自在に構
成されている。ロツド4はFRP(ガラス繊維強化
プラスチツク)等の部材にて構成されており、軸
方向に作用する荷重に対しては充分耐えうるよう
にその機械的強度が設定されている。絶縁モール
ド部5は、その外周面部にフランジ5aが設けら
れており、絶縁沿面距離が増大されるように構成
されている。
上記構成よりなる絶縁操作ロツド1によれば、
機械的強度を充分に保持することができ、また、
絶縁性能も絶縁モールド部5の作用により向上が
図れるものである。
しかしながら、上記従来の構成による絶縁操作
ロツド1によれば、次のごとき問題点があつた。
すなわち、ロツド4と接続金具6との間には通常
製作誤差による僅かな隙が生ずるものであるが、
この隙の存在によりロツド4と接続金具6との間
にガタが生じ、このガタのために絶縁モールド部
5に軸方向以外の荷重として曲げモーメントが作
用することになり、そのために絶縁モールド部5
に許容せん断応力以上のせん断応力が作用し、図
に示すごとく、応力が集中する部分に割れ10が
生じていた。その結果、絶縁モールド部5の交換
を高頻度にて行なわれなければならず、その作業
が煩わしいばかりではなく、装置のコストアツ
プ,装置の信頼性の低下を招来していた。
この考案は、上記従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであつて、ロツドと接続金具との間に僅か
な隙が生じた場合でも、絶縁モールド部に無理な
応力が作用しないように構成することにより、上
記従来技術における問題点を解決したものであ
る。以下、第2図を用いてこの考案の1実施例に
ついて詳細に説明する。なお、以下の説明におい
て、第1図にて説明した部材と同一の部材につい
ては同一の符号を付してその説明を省略する。
第2図において総括的に11で示すのは、固定
側コンタクト2に対して可動側コンタクト3を接
離自在に操作するための絶縁操作ロツドで、
FRPからなるロツド4,絶縁モールド部12
(フランジ付碍管),熱収縮チユーブ13等より構
成されている。絶縁モールド部12は、接続金具
6,7間に介装されており、特に、被操作部側の
接続金具6の端面に当接する端部12a側の外径
寸法は、接続金具6の外径寸法と略等寸法に形成
されている。接続金具6側の端部12aと接続金
具6の外周面部とには、自己融着形式のシリコン
テープ14が巻回されるとともに、シリコンテー
プ14の外周面部には熱収縮性のチユーブ13が
圧着されている。なお、12bで示すのは、絶縁
沿面距離拡大のために絶縁モールド部12の外周
面部に設けられたフランジである。
上記構成よりなる絶縁操作ロツド11の製作
は、絶縁モールド部12の端部12aと接続金具
6の外周部にシリコンテープ14を巻回し、その
外周部にチユーブ13を嵌装した後、乾燥炉等に
入れてチユーブ13を収縮せしめて圧着せしめれ
ばよい。
上記構成よりなる絶縁操作ロツド11によれ
ば、例えロツド4と接続金具6との間にガタが生
じても、絶縁モールド12に対しては何ら操作中
に無理な力(例えば曲げモーメント)が作用する
ことがない。何故ならば、絶縁モールド12と被
操作部側の接続金具6とは一体的にモールドされ
ておらず、両接続金具6,7間のロツド4のみに
モールドされているからである。
したがつて、絶縁モールド12は、ロツド4と
接続金具6との間のずれによつては何ら影響され
ることがなく、常に安定的にその機能が維持され
るものであり、従来のような割れを生じることが
ない。その結果、絶縁モールド12の交換作業が
不要となり、作業の省力化,コストダウンが図れ
るとともに装置の信頼性の向上が図れるものであ
る。また、絶縁性能はシリコンテープ14,絶縁
モールド12を介して確実に保持され、また、機
械的強度もロツド4により維持されるので安定的
である。
なお、上記実施例においては、絶縁操作ロツド
11を垂直に配置した構成を示したが、この構成
に限定されるものではなく、例えば水平に配置し
た場合でも適用できるのは勿論である。
以上のように、この考案は、FRPよりなるロ
ツドの両端に被操作部または駆動操作部と接続さ
れる接続金具をそれぞれ嵌着してなるものにおい
て、前記ロツドの外周に合成樹脂をモールドして
なるフランジ付碍管をその両端面をそれぞれの接
続金具の端面と当接せしめて設け、前記被操作部
側の接続金具の外周面部に、前記フランジ付碍管
の被操作部側端部におよばせて、シリコンテープ
を巻装するとともにこのシリコンテープの外周面
に熱収縮チユーブを圧着させたものであるから、
フランジ付碍管に割れが生じることがなく、作業
の省力化と装置のコストダウン,装置の信頼性の
向上等が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る絶縁操作ロツドの従来
技術を示す縦断面図、第2図はこの考案に係る絶
縁操作ロツドの縦断面図である。 4……ロツド、6,7……接続金具、11……
絶縁操作ロツド、12……フランジ付碍管、13
……熱収縮チユーブ、14……シリコンテープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FRPよりなるロツドの両端に被操作部または
    駆動操作部と接続される接続金具をそれぞれ嵌着
    してなるものにおいて、前記ロツドの外周に合成
    樹脂をモールドしてなるフランジ付碍管をその両
    端面をそれぞれの接続金具の端面と当接せしめて
    設け、前記被操作部側の接続金具の外周面部に、
    前記フランジ付碍管の被操作部側端部の外周面部
    におよばせて、シリコンテープを巻装して設ける
    とともにこのシリコンテープの外周面部に熱収縮
    性のチユーブを圧着させて設けたことを特徴とす
    る絶縁操作ロツド。
JP6163582U 1982-04-27 1982-04-27 絶縁操作ロツド Granted JPS5936126U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6163582U JPS5936126U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 絶縁操作ロツド

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JP6163582U JPS5936126U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 絶縁操作ロツド

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Publication Number Publication Date
JPS5936126U JPS5936126U (ja) 1984-03-07
JPS6339861Y2 true JPS6339861Y2 (ja) 1988-10-19

Family

ID=30191853

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JP6163582U Granted JPS5936126U (ja) 1982-04-27 1982-04-27 絶縁操作ロツド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5618976B2 (ja) * 2011-12-28 2014-11-05 三菱電機株式会社 開閉器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176572A (ja) * 1974-11-25 1976-07-02 Ceraver Ookinakikaioryokuodentatsusurukotaii

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JPS5176572A (ja) * 1974-11-25 1976-07-02 Ceraver Ookinakikaioryokuodentatsusurukotaii

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JPS5936126U (ja) 1984-03-07

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