JP2000212055A - 線香に文字や模様を付する方法 - Google Patents

線香に文字や模様を付する方法

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JP2000212055A JP11018072A JP1807299A JP2000212055A JP 2000212055 A JP2000212055 A JP 2000212055A JP 11018072 A JP11018072 A JP 11018072A JP 1807299 A JP1807299 A JP 1807299A JP 2000212055 A JP2000212055 A JP 2000212055A
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incense
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幸雄 桐月
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SEIJIYUUDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、線香の表面に文字等を明確に表示
することを目的とするものである。 【解決手段】 線香材料に明るい色の着色料を混入して
明るい色の線香を形成し、該線香の表面に高熱を加えて
線香に含まれる結合材や支燃材などの有機基材を燃焼さ
せることにより、黒い文字又は模様を付することを特徴
とする線香に文字や模様を付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線香に文字や模様
を付する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から線香の表面に文字を表示する方
法は存在していた。その方法は、文字や模様を印刷によ
って線香の表面に表示する方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法で文字等を線香の表面に表示すると、インクがにじ
んで文字等が鮮明に表われないという不都合が生じてい
た。そこで、本発明は、文字等を鮮明に表示することが
でき、小さい文字や模様でも楽に見ることができるよう
に線香の表面に表示することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、線香材
料に明るい色の着色料を混入して明るい色の線香を形成
し、該線香の表面に高熱を加えて線香に含まれる結合材
や支燃材などの有機基材を燃焼させることにより、黒い
文字又は模様を付することを特徴とするものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、線
香は明るい色で形成され、その表面で結合材や支燃材の
有機基材が燃焼すると黒くなるので、文字等を黒色で表
示することができる。また、文字等を表示するためのイ
ンクを必要としないので、文字等がにじむ虞がなく、文
字等を鮮明に表示することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。線香は、支燃材、結合材等の基材に着色料を加え
たものである。支燃材としては、例えば、木粉や植物粉
などの有機物が挙げられる。これらの支燃材は単独であ
るいは二種以上を混合して用いられる。また、結合材と
しては、タブ粉、澱粉等の有機物が挙げられる。これら
の結合材も単独であるいは二種以上を混合して用いられ
る。
【0007】明るい色の着色料としては、主に白色系の
金属化合物が用いられ、具体的には酸化チタン、酸化ア
ルミニウムなどの金属酸化物や、水酸化アルミニウム、
水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム又は炭酸カルシ
ウムなどの無機塩類が用いられる。これらに他の着色料
を加えてもよいことは勿論である。そして、線香全体の
色彩が明るければよいのである。
【0008】上記した、支燃材、結合材、着色料にさら
に香料と炭粉末と水を加えて混練し、細長く線香の形に
した後に乾燥して明るい色の線香を形成する。炭粉末は
加えなくても差支えないことは勿論である。
【0009】線香を形成した後に、市販のレ−ザ−マ−
カにより線香の表面にレ−ザ−光線を当てて、線香に含
まれている有機基材を燃焼させることにより黒色に変色
させる。レ−ザ−光線の温度は有機基材を燃焼させうる
温度であって、500度前後から900度程度の温度が
使用されるが、有機基材を燃焼できる温度であればよい
のでこの温度に限定されるものではない。また、レ−ザ
−マ−カ以外に細い線などを高熱で照射できる手段があ
ればよく、高熱照射はレ−ザ−マ−カに限定されるもの
ではない。
【0010】
【実施例】炭粉末110g、酸化チタン260g、澱粉
50g、黄色染料30g及び香料5gを混練機にて混合
しその中へ水650gを添加して十分に混練する。混練
した生地を細く延ばして乾燥し線香を形成する。この線
香の色彩は明るい黄色である。
【0011】線香を形成した後、市販のレ−ザ−マ−カ
により線香の表面に文字を表示したところ、明るい黄色
の地に黒色の文字が明確に表示された。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月24日(2000.3.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 線香に文字や模様を付する方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線香に文字や模様
を付する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から線香の表面に文字を表示する方
法は存在していた。その方法は、文字や模様を印刷によ
って線香の表面に表示する方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法で文字等を線香の表面に表示すると、インクがにじ
んで文字等が鮮明に表われないという不都合が生じてい
た。そこで、本発明は、文字等を鮮明に表示することが
でき、小さい文字や模様でも楽に見ることができるよう
に線香の表面に表示することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、線香材
料に明るい色の着色料を混入して明るい色の線香を形成
し、該線香の表面に高熱を加えて線香に含まれる結合材
や支燃材などの有機基材をレ−ザ−光線を用いて燃焼さ
せることにより、黒い文字又は模様を付することを特徴
とするものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は以上のような構成であって、線
香は明るい色で形成され、その表面で結合材や支燃材の
有機基材が燃焼すると黒くなるので、文字等を黒色で表
示することができる。また、文字等を表示するためのイ
ンクを必要としないので、文字等がにじむ虞がなく、文
字等を鮮明に表示することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。線香は、支燃材、結合材等の基材に着色料を加え
たものである。支燃材としては、例えば、木粉や植物粉
などの有機物が挙げられる。これらの支燃材は単独であ
るいは二種以上を混合して用いられる。また、結合材と
しては、タブ粉、澱粉等の有機物が挙げられる。これら
の結合材も単独であるいは二種以上を混合して用いられ
る。
【0007】明るい色の着色料としては、主に白色系の
金属化合物が用いられ、具体的には酸化チタン、酸化ア
ルミニウムなどの金属酸化物や、水酸化アルミニウム、
水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム又は炭酸カルシ
ウムなどの無機塩類が用いられる。
【0008】上記した、支燃材、結合材、着色料にさら
に香料と炭粉末と水を加えて混練し、細長く線香の形に
した後に乾燥して明るい色の線香を形成する。炭粉末は
加えなくても差支えないことは勿論である。
【0009】線香を形成した後に、市販のレ−ザ−マ−
カにより線香の表面にレ−ザ−光線を当てて、線香に含
まれている有機基材を燃焼させることにより黒色に変色
させる。レ−ザ−光線の温度は有機基材を燃焼させうる
温度であって、500度前後から900度程度の温度が
使用されるが、有機基材を燃焼できる温度であればよい
のでこの温度に限定されるものではない。
【0010】
【実施例】炭粉末110g、酸化チタン260g、澱粉
50g、黄色染料30g及び香料5gを混練機にて混合
しその中へ水650gを添加して十分に混練する。混練
した生地を細く延ばして乾燥し線香を形成する。この線
香の色彩は明るい黄色である。
【0011】線香を形成した後、市販のレ−ザ−マ−カ
により線香の表面に文字を表示したところ、明るい黄色
の地に黒色の文字が明確に表示された。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線香材料に明るい色の着色料を混入して
    明るい色の線香を形成し、該線香の表面に高熱を加えて
    線香に含まれる結合材や支燃材などの有機基材を燃焼さ
    せることにより、黒い文字又は模様を付することを特徴
    とする線香に文字や模様を付する方法
JP01807299A 1999-01-27 1999-01-27 線香に文字や模様を付する方法 Expired - Fee Related JP3179428B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048820A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Isshindo:Kk 線 香

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5671000A (en) * 1979-11-14 1981-06-13 Dainippon Printing Co Ltd Ornamenting working method for bamboo material
JPS5890985A (ja) * 1981-11-27 1983-05-30 Kibun Kk 食品に文字、図形等のマ−クを施す方法
JPH0738137U (ja) * 1993-12-16 1995-07-14 株式会社マルミ産業 線 香

Patent Citations (3)

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JP2003048820A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Isshindo:Kk 線 香

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