JPH03124796A - ろうそく - Google Patents

ろうそく

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JPH03124796A
JPH03124796A JP26127889A JP26127889A JPH03124796A JP H03124796 A JPH03124796 A JP H03124796A JP 26127889 A JP26127889 A JP 26127889A JP 26127889 A JP26127889 A JP 26127889A JP H03124796 A JPH03124796 A JP H03124796A
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JP
Japan
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solid fuel
substance
solid
flame
carbon atoms
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Pending
Application number
JP26127889A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Suzuki
達也 鈴木
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、炎色反応を利用することにより、炎の色を種
々変化させることを可能にしたろうそくに関するもので
ある。
[従来の技術] 芯に炎色反応を示す物質を付着させるか、またはろうの
中に炎色反応を示す物質を混入し、炎の色を種々変化さ
せようとするろうそくは公知である。
これら従来のろうそくは固形燃料物質として、ろうまた
はパラフィンろうを使用するものてあ、)た。ろうそく
の固形燃料として通常使用されているパラフィンろうは
、C26〜c3oの範囲の直鎖アルカンであり、1分子
あたり26〜30個の炭素を含んでいる。また、ろうも
ろうそくの固形燃料物質として使用し得るが、ろうは一
般には高級脂肪酸と高級−価アルコールのエステルであ
り、種々のものがある。例えば蜜ろうの主成分はC1J
t!1COOC:+oH61、バルミチン酸ミリシルエ
ステルであり、1分子あたりの炭素数は46である。
[発明が解決しようとする課M] このように、ろうまたはパラフィンろうは、1分子あた
りの炭素数が多いため、それらが二酸化炭素と水に分解
する途中で、重縮合反応が生じ、すすが発生する。この
ずずが黄色光を出すのである。
固形燃料物質として、ろうまたはパラフィンろうな使用
する従来のろうそくでは、すすの発生に起因する黄色光
が炎のほとんどを占め、赤や青等の色彩がその黄色光に
かき消されてしまい、所望する色彩を得ることがてきな
いという欠点があった。
本発明の目的は、ずずの発生に起因する黄色光を取り除
き、赤や青等の炎の色彩が、その黄色光にかき消されな
いで所望する色彩が得られるようにするとともに、赤や
青等の所望する炎が長い時間に亘って継続して燃え続は
得るようにしたろうそくを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、上記の課題を解決するために鋭意研究した
結果、すすの発生による黄色の輝炎は、固形燃料物質の
1分子あたりの炭素数が少なくなるほど薄くなるという
事実を見いだし、特に1分子あたりの炭素数が10にな
るとき、黄色の輝炎がなくなり始めることが判明した。
したがって、すすの発生を防止し、すすによる黄色の輝
炎を取り除くために、本発明にがかるイ。
うそくは、少なくとも固形燃料物質の一部が、1分子あ
たりの炭素数が10以下のカルボン酸、カルボン酸の誘
導体またはアルコールのうち室温て固体のものであるか
、あるいは固形燃料物質の全部が、1分子あたりの炭素
数が10以下のカルボン酸、カルボン酸の誘導体または
アルコールのうち室温で固体のものであることである。
また、本発明にかかるろうそくは、1分子あたりの炭素
数が10以下のカルボン酸、カルボン酸の誘導体または
アルコールのうち室温で固体のものと、ろうまたはパラ
フィンろうとの混合体である。混合割合は黄色光により
炎色反応物質の炎の色彩が差程影響を受けない程度の割
合とする。
このようにすれば、炭素数が少ない分だけ分解し易く、
固形燃料物質が二酸化炭素と水に分解する途中て、π縮
合反応が生じることを防ぐことがてきる。すなわち、す
すの発生を防止し、黄色光を取り除き、所望する色彩の
炎を得ることができる。
炎色反応物質としては、例えば赤色は硝酸リチウム、青
色は塩化第1銅、ヨウ化第1銅、黄色は塩化ナトリウム
、硝酸ナトリウム等のアルカリ金属などの塩が使用され
る。この炎色反応物1′tは芯に付着させるか、または
固形燃料物質に混入させるかのいずれてあってもよい。
[作用] 固形燃料物質が溶けて液状となり芯に滲みわたり毛管現
象により芯を伝わって上昇して二酸化炭素と水に分解し
ながら燃え、炎色反応物質により所望する色彩の炎を得
ることができる。
[実施例] (実施例1) 固形燃料物質として、1分子あたりの炭素数が10以下
のカルボン酸で、室温例えば206C″C固体のものと
して、グルタル酸またはアジピン酸を使用した。芯は汎
用のろうそく用芯材を使用した。また、炎色反応物質ど
して、硝酸リチウムを使用した。これらを用いて、ろう
そく形状に成形した。
得られた炎は赤色が大部分を占めた。
(実施例2) 固形燃料物質として、1分子あたりの炭素数が10以下
のカルボン酸の誘導体で、室温例えば20℃て固体のも
のとして、無水コハク酸またはしゅう酸ジメチルを使用
した以外は実施例1と同様にして成形品を得た。
得られた炎は鮮やかな赤色を呈した。
(実施例3) 固形燃料物質として、1分子あたりの炭素数が10以下
のアルコールで、室温例えば20°Cて固体のものとし
て、meso−エリトリットまたは2−ゾヂンー1,4
−ジオールを使用した以外は実施例1と同様にして成形
品を得た。
得られた炎は赤色が大部分を占めた。
[発明の効果] 本発明のろうそくは、上記の説明から判るように、少な
くとも固形燃料物質の一部は、1分子あたりの炭素数が
10以下のカルボン酸、カルボン酸の誘導体またはアル
コールのうち室温で固体のものであるか、あるいは固形
燃料物質の全部が、1分子あたりの炭素数が10以下の
カルボン酸、カルボン酸の誘導体またはアルコールのう
ち室温で固体のものCあるか、あるいはまた、固形燃料
物質が1分子あたりの炭素数が10以下のカルボン酸、
カルボン酸の誘導体またはアルコールのうち室温で固体
のものと、ろうまたはパラフィンろうとの混合体とした
のて、すすの発生に起因する黄色光が取り除かれ、赤や
青等の炎色反応物質による炎の色彩が、その黄色光にか
き消されないで所望する色彩を得ることができる。
また、本発明にかかるろうそくは、赤や青等の所望する
炎が長い時間に亘って同じ色彩な維持した状態で継続し
て燃え続けることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芯に炎色反応を示す物質を付着させるか、または
    芯を有する固形燃料物質の中に炎色反応を示す物質を混
    入したろうそくにおいて、少なくとも前記固形燃料物質
    の一部は1分子あたりの炭素数が10以下のカルボン酸
    、カルボン酸の誘導体またはアルコールのうち室温で固
    体のものであることを特徴とするろうそく。
  2. (2)前記固形燃料物質の全部が、1分子あたりの炭素
    数が10以下のカルボン酸、カルボン酸の誘導体または
    アルコールのうち室温で固体のものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のろうそく。
  3. (3)前記固形燃料物質は1分子あたりの炭素数が10
    以下のカルボン酸、カルボン酸の誘導体またはアルコー
    ルのうち室温で固体のものと、ろうまたはパラフィンろ
    うとの混合体であることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のろうそく。
JP26127889A 1989-10-07 1989-10-07 ろうそく Pending JPH03124796A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100460360B1 (ko) * 2001-08-23 2004-12-09 송대용 여러 가지 색상 불꽃 양초의 그 제조 방법
JP2005089750A (ja) * 2003-08-11 2005-04-07 Tatsuya Suzuki ろうそく
JP2010185015A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Ashibe Kogei:Kk ろうそくおよびろうそくの製造方法

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