JPH04154899A - 着色火炎発生ローソク - Google Patents

着色火炎発生ローソク

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JPH04154899A
JPH04154899A JP28046090A JP28046090A JPH04154899A JP H04154899 A JPH04154899 A JP H04154899A JP 28046090 A JP28046090 A JP 28046090A JP 28046090 A JP28046090 A JP 28046090A JP H04154899 A JPH04154899 A JP H04154899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
candle
higher fatty
metal element
colored
Prior art date
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Pending
Application number
JP28046090A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Wada
稔 和田
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Gakken Holdings Co Ltd
Original Assignee
Gakken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、着色火炎を発生するローソクの組成、製法に
関する。
(従来の技術) 従来のローソクの成分は、パラフィン、又は、これとス
テアリン酸を溶かし合わせたものであり、その火炎は、
上記成分物質の熱分解生成物である炭素微粒子が火炎中
で高温に熱せられて発する光を利用したものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらその火炎の色は黄色、もしくは橙色に限定
されていた。従って、趣味的要素に基いて商品価値を高
める手段としては、いずれもローソクの形状、模様、色
彩等もっばら意匠的手段に限られており、火炎の色を変
えた商品は未だに作られていない。
他方特公昭50−8268号公報等において、炎色反応
を呈する金属を配位した金属石鹸を用いることにより、
有色炎を発生させるローソクが考案されているが、金属
石鹸は概して主成分である高級脂肪酸よりもかなり融点
が高い(例えばステアリン酸の融点が70°Cであるの
に対して、ステアリン酸リチウムの融点は220°C)
ため、製造時の混融過程に際して多大のエネルギーを必
要とし、更には金属石鹸を原料として使用することから
、炎色反応を呈する元素としては銅、リチウム、インジ
ウム等に制限される上に、その含有量(ローソク中の炎
色反応に関与する金属含有量)も金属石鹸の組成に支配
される、等の問題点を抱えていた。
又、従来有色炎を生成する化学反応には、アルカリ金属
、アルカリ土類金属、インジウム、銅のハロゲン化物、
硝酸塩等の炎色反応が用いられているが、これらの化合
物は、パラフィンやステアリン酸等の炭化水素や高級脂
肪酸には溶解せず、例え両者を機械的に混合したもので
ローソクを作っても、その火炎はパラフィンやステアリ
ン酸の燃焼炎と全く同様で、上記無機塩類は固体のまま
析出するに過ぎない。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明の着色火炎発生ローソ
クは、炎色反応を呈する金属元素、又はホウ酸イオンを
含む化合物を多価アルコールに溶解し、この溶液に高級
脂肪酸を溶かし合わせることによって、火炎を着色する
ローソクを得る様にしたものである。
又、上記着色火炎発生ローソクの基本構成成分の重量比
は、炎色反応を呈する金属元素、又はホウ酸イオンを含
む化合物(発色剤)を2.5〜250wt%、多価アル
コールを50〜50.0wt%、高級脂肪酸を500〜
90.0wt%とした。
(作用) 上記手段によれば、発色剤を直接高級脂肪酸に混融させ
るのではなく、−旦高級脂肪酸と相溶性のある多価アル
コールに溶解させてから高級脂肪酸を混合する手法を採
用することにより、従来の様に発色剤を金属石鹸に限定
する必要が無くなり、発色種元素の種類、及びその量に
関して選択範囲を飛躍的に拡大することが可能になった
(実施例) 次に本発明の詳細な説明する。
実41例づ、:緑色炎を得る組成 プロピレングリコールとホウ酸の混合物を加熱して溶解
し、ここにステアリン酸を加え、完全に溶解させる。こ
の溶液を、燃焼芯を中心に設けた円筒型の型に流し込み
、冷却固化させることによりローソクを調製した。
得られたローソクに通常の方法で点火したところ、不具
合なく着火し、緑色に着色された火炎が得られた。
尚、ホウ酸を発色剤として用いる場合、ホウ酸含有量が
多いほど火炎の緑発色はより鮮やかになるが、10wt
%を越えたあたりから燃焼に際して酸化ホウ素生成によ
る白色微粒子が目立ち始めるため、10wt%以下での
使用が望ましい。
実J1鰐y、:赤色炎を得る組成 上記原料の混合物を加熱して溶解し、この溶液を燃焼芯
を中心に設けた円筒型の型に流し込み、冷却固化させる
ことによりローソクを調製した。
得られたローソクに通常の方法で着火したところ、不具
合なく赤色に着色された火炎が得られた。
尚、高級脂肪酸として、ステアリン酸のみを用いての組
成では、燃焼芯に吸上げられる以前に引火してしまうが
、ベヘン酸を添加して融点を上昇させることにより、」
二記問題は解消される。
(発明の効果) 以」二詳述した様に本発明によれば、火炎の色を変えた
ローソクを、その発色種元素の種類、及び量に関して選
択の範囲を飛躍的に拡大することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炎色反応を呈する金属元素、又はホウ酸イオンを
    含む化合物を多価アルコールに溶解した溶液に高級脂肪
    酸を添加して固化、成形したことを特徴とする着色火炎
    発生ローソク。
  2. (2)上記着色火炎発生ローソクの基本構成成分の重量
    比は、炎色反応を呈する金属元素、又はホウ酸イオンを
    含む化合物(発色剤)を2.5〜25.0wt%、多価
    アルコールを5.0〜50.0wt%、高級脂肪酸を5
    0.0〜90.0wt%であることを特徴とする請求項
    (1)に記載の着色火炎発生ローソク。
JP28046090A 1990-10-18 1990-10-18 着色火炎発生ローソク Pending JPH04154899A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100329332B1 (ko) * 1999-06-07 2002-03-23 임진만 유색화염양초와 그 제조방법
US6752622B2 (en) * 2001-06-06 2004-06-22 John Sherman Lesesne Lamp and candle with a colored flame
KR100460360B1 (ko) * 2001-08-23 2004-12-09 송대용 여러 가지 색상 불꽃 양초의 그 제조 방법

Cited By (3)

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US6752622B2 (en) * 2001-06-06 2004-06-22 John Sherman Lesesne Lamp and candle with a colored flame
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