JP2000210189A - 開閉式多機能ハンガ― - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】身障者、高齢者でも容易に使用でき、衣類の掛
架荷重を応用させて片手による取扱いをも可能とする。 【解決手段】本体１に吊り具２、可動具５を保持、案内
する開口溝３支持具４及び嵌合の受け具を有し、可動具
に支柱５−１を系着させ、吊り輪５−２を備える。可動
具５のガイド５−３、凸具５−４、フック５−５を開口
溝３にスライド嵌合をさせ、固定具５−６を設ける、ア
ーム６は保持具６−２を、支持具６−１は受け具４に嵌
合させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、衣類の吊り下げに
使用されるハンガーに関し、衣類の掛架時の荷重の作用
を応用し、片手にても容易に使用される、開閉式多機能
ハンガー。

【０００２】

【従来の技術】開閉式ハンガーの公知として、特開平８
−２９４４４２開閉式ハンガーはアームが帯紐の為に、
洗濯衣類などに、匂いや色の移り等が懸念され、特開平
９−３２７３６７ 開閉ハンガーは、衣類の荷重がアー
ムのみに作用し、使用に際し力が必要で指を挟む恐れが
懸念され、どれも使用に際しては両手を必要としてい
る。

【０００３】

【発明が解決しょうとする課題】本発明は、身障者、高
齢者等の手が不自由な方でも容易に使用される目的であ
り市場は健丈者の使用しやすさに重点がおかれており、
使用時の不便さとして、丸首衣類はハンガーを襟首から
の脱着作業が面倒で、セータ等の襟首が狭い衣類は難儀
であり、高価な衣類は襟首の伸張が懸念され、特に手が
不自由な人には作業が制約され、本案は以上の欠点を解
決するために発明された。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本体（１）に吊り具
（２）可動具（５）を保持、案内する開口溝（３）支持
具（６−１）を嵌合の受け具（４）を有し、可動具
（５）に支柱（５−１）と吊り輪（５−２）を具備さ
せ、可動具（５）に、ガイド（５−３）、凸具（５−
４）フック（５−５）を開口溝（３）にスライドさせ、
固定具（５−６）有し、アーム（６）の支持具（６−
１）は、受け具（４）に嵌合し、保持具（６−２）は、
治具（６−３）を保持させた事を特徴とした開閉式多機
能ハンガー

【０００５】

【発明の実施の形態】本体（１）の吊り具（２）は本器
具を外部に保持させ、開口溝（３）は可動具（５）を保
持、案内し、受け具（４）は支持具（６−１）を嵌合保
持し、可動具（５）は支柱（５−１）を系着、支柱（５
−１）に吊り輪（５−２）を具備させ可動具（５）を動
作させ、可動具（５）のガイド（５−３）は作動時に作
用し、凸具（５−４）フック（５−５）は開口溝（３）
にスライド動作を円滑にし、アーム（６）の保持具（６
−２）は挟み具（６−３）を保持させる構成である作用
実態として、＜図−１＞にて説明すると、本体（１）の
吊り具（２）を物干し竿等に維持させて、衣類の襟首を
アーム（６）より入れ込み可動具（５）のフック（５−
５）に引っかけ、衣類の荷重はフック（５−５）に作用
し可動具（５）は本体（１）の開口溝（３）に添って下
降し、可動具（５）の側面がアーム（６）の側面に作動
しアーム（６）は起伏作動す、衣類の掛架荷重のみでは
不足であるために可動具（５）が有する支柱（５−１）
の吊り輪（５−２）を手指にて押し下げると可動部
（５）の固定具（５−６）は起伏したアーム（６）の先
端をロックしハンガーは使用状態の＜図−２＞となり、
次に使用後は可動具（５）の吊り輪（５−２）を手指に
て押し上げると可動具（５）上昇しアーム（６）先端が
可動具（５）の固定具（５−６）より離脱し、アーム
（６）の掛架荷重も協合し、下降し、ハンガーは閉の状
態＜図−１＞になる。

【０００６】

【実施例】本発明は以上の構成、作用でこの実施を図面
にて説明する 図−１は本実施例に係る多機能ハンガーの閉じた状態の
概略的正面断面図であり 図−２はこの多機能ハンガーの開の状態の概略的正面断
面図である 図−３はこの多機能ハンガーの開閉作動を作用させる可
動具（５）の側面断面図の詳細図であり、本体（１）の
開口溝（３）に添って昇降する可動具（５）との関連が
明確化され、アーム（６）の側面と可動具（５）側面に
係る作動はクサビ応用の集中合力にての開閉動作が立証
され、アーム（６）の有す、保持具（６−２）に洗濯ハ
サミ（６−３）を装着させれば、ズボン等の使用も可能
で、ハンガー使用中は衣類の肩部に洗濯ハサミ（６−
３）の幅が生じるために通気が向上し、乾燥時間の短縮
や、衣類の肩部の型崩れの防止にもなり、上述の如くア
ーム（６）の開閉動作にクサビ作用に掛架荷重を集中合
力としての開閉動作に働き、片手にても使用が容易なる
開閉式多機能ハンガーは実施された。衣類のフックを固
定化して可動具（５）を手動にて操作する方法も実施可
能です

【０００７】

【発明の効果】以下、本発明の効果を説明する。 （１）片手にての利用が可能である。 （２）丸首シャツなどは首を伸ばさずに掛けられる。 （３）衣類の取外しに瞬時に外される。 （４）収納時は縮小されるために移動に簡単である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明閉の状態の正面、断面図

【図２】本発明開の状態の正面、断面図

【図３】可動部の詳細側面、断面図

【符号の説明】

図面別に説明する。

【図１】 本体＝（１）吊り具＝（２）開口溝＝（３）
受け具＝（４）可動具＝（５）支柱＝（５−１）吊り輪
＝（５−２）ガイド＝（５−３）凸具＝（５−４）フッ
ク＝（５−５）ロック具＝（５−６）

【図２】 本体＝（１）吊り具＝（２）開口溝＝（３）
受け具＝（４）可動具（５）支柱＝（５−１）吊り輪＝
（５−２）アーム＝（６）支持具＝（６−１）保持具＝
（６−２）洗濯ハサミ＝（６−３）

【図３】 本体＝（１）吊り具＝（２）開口溝＝（３）
受け具＝（４）可動具＝（５）支柱＝（５−１）吊り輪
＝（５−２）ガイド＝（５−３）凸具＝（５−４）フッ
ク＝（５−５）固定具＝（５−６）アーム＝（６）支持
具＝（６−１）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】本体（１）は吊り具（２）開口溝（３）受
   け具（４）を有し、開口溝（３）は可動具（５）を保持
   し、可動具（５）に支柱（５−１）と吊り輪（５−２）
   を系着させ、可動具（５）に、ガイド（５−３）、凸具
   （５−４）フック（５−５）固定具（５−６）を具備さ
   せ、アーム（６）に支持具（６−１）保持具（６−２）
   を具備させた事を特徴とした、開閉式多機能ハンガー