JPH0951842A - 折り畳み式ハンガー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】襟首が狭い衣類でも容易に架けられる折り畳み
式ハンガー 【構成】支柱（１）に可動する２つのハンガー腕（２）
を設け、支えの腕（３）で支柱（１）と２つのハンガー
腕（２）の中央付近を連結し、支柱（１）上を上下に可
動しハンガー腕（２）を連結した止め具（４）を設け支
柱（１）の下部に固定具（５）を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、開襟できない衣類を
容易に吊るすため、支えの腕を利用して開閉する２つの
腕をもつハンガーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来よりハンガーは開閉できないため、
開襟できない衣類を吊るすとき、ハンガーを狭い襟首か
ら入れるか、襟首より少し広い衣類の下部から入れ襟首
から出さなければならなかった。これらの作業は大変煩
わしかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

イ、 ハンガーを襟首からいれる作業が大変煩わしかっ
た。特にセータなど襟首が狭い衣類は顕著である。 ロ、 ハンガーを衣類の下部から入れ襟首から出す作業
は迅速にできにくい。 ハ、 ハンガーをセータの襟首から入れるとき、セータ
が伸びてしまう。 本発明は、その欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】支柱（１）と支柱（１）
の下端中央付近に可動可能な２つの支えの腕（２）を設
け、支柱（１）上を上下に可動する止め具（３）を設
け、それぞれと連結したハンガー腕（３）設け、支柱
（１）に固定具（５）を設ける。本発明は、以上の構成
よりなる幅が変えられる折り畳み式ハンガーである。

【０００５】

【作用】本発明を使用するときは、支柱（１）の上部に
止め具（４）を置く。このとき、２つのハンガー腕
（３）の幅は狭いので衣類（６）の襟首から容易に入れ
られる。 つぎに止め具（４）を支柱（１）の下部にあ
る固定具（５）で固定する。このとき、２つハンガー腕
（３）は支えの腕（２）より、上部に持ち上がるために
２つのハンガー腕（３）の幅は広くなるので衣類（６）
を保持することができる。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。支
柱（１）の下部に可動する支えの腕（２）を設け、支柱
（１）上を上下に可動する止め具（４）をそれぞれ連結
したハンガー腕（３）を設ける。このとき支柱（１）の
形は円柱でも角柱でもよい。本発明は、以上の構成にな
っている。本発明を使用するときは、支柱（１）の上部
に止め具（４）を置く。このとき、２つのハンガー腕
（３）の幅は狭いので衣類（６）の襟首から容易に入れ
られる。ある程度の位置になったら、止め具（４）を支
柱（１）の下部にある固定具（５）で固定する。このと
き２つのハンガー腕（３）は支えの腕（２）より上部に
持ち上がるため２つのハンガー腕（３）の幅は広くなる
ので、衣類（６）を保持することができる。衣類（６）
を外すときは止め具（４）を支柱（１）の上部に置け
ば、２つのハンガー腕（３）の幅は狭くなるので容易に
衣類（６）から外せる。また、ハンガー腕（３）を畳む
ことにより、かさ張らなくてすむ。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することにより、衣類を容
易に吊ったり、外すことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の使用前の正面図である。

【図２】本発明の使用時の正面図である。

【図３】本発明の使用中の正面図である。

【符号の説明】

（１） 支柱 （２） 支えの腕 （３） ハンガー腕 （４） 止め具 （５） 固定具 （６） 衣類

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】支柱（１）の任意の位置と支柱（１）の下
   端中央付近に可動可能に設けられた２つの支えの腕
   （２）の遊端部をハンガー腕（３）の中央部付近で連結
   し、支柱（１）上を上下に可動するハンガー腕（３）と
   連結した止め具（４）よりなる折り畳み式ハンガー。