JP2002306309A

JP2002306309A - 開閉式のハンガー

Info

Publication number: JP2002306309A
Application number: JP2001154655A
Authority: JP
Inventors: Eiji Kido; 英次城戸
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2001-04-16
Filing date: 2001-04-16
Publication date: 2002-10-22

Abstract

(57)【要約】【目的】ハンガーの衣類を吊る広がった腕の部分を開閉
できるようにすることで、衣類のハンガーからの着脱を
容易にする。【構成】柱（１）に上下に可動なワク（２）を設け、ワ
ク（２）の左右に腕（３）を取り付ける。さらに、腕
（３）を支えるために、柱（１）の下部と左右の腕
（３）の途中を結ぶ支え（４）を左右それぞれに設け
る。それから、収納可能なボタン（５）と収納可能なツ
メ（６）そして、ストッパー（７）を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、衣類を簡単に着脱で
き、又コンパクトに持ち運びできるハンガーに関するも
のである。

【０００２】

【従来の技術】イ．従来、シャツ等をハンガーに掛ける
時、あるいはハンガーから外す時に、シャツの首の部分
を広げてハンガーから着脱している。ロ．従来、バック等に入れると、かさ張るためにあまり
携帯されていない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】イ．シャツ等をハンガ
ーに干す時、あるいはハンガーから外す時に、シャツの
首の部分を広げてハンガーから着脱するために、首の部
分が伸びて広がってしまい見苦しかった。ロ．シャツ等をハンガーから着脱するのに、時間がかか
って煩わしいかった。ハ．外出時等でスーツを脱いだ時、ハンガーを携帯して
いないためスーツに皺ができて見苦しかった。本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】柱（１）に上下に可動な
ワク（２）を設ける。そして、ワク（２）の左右に腕
（３）を取り付ける。さらに、腕（３）を支えるため
に、柱（１）の下部と左右の腕（３）の途中を結ぶ支え
（４）を左右それぞれに設ける。それから、収納可能な
ボタン（５）と収納可能なツメ（６）そして、ストッパ
ー（７）を設ける。本発明は、以上の構成よりなる開閉
式のハンガーである。

【０００５】

【作用】イ．本発明を使用するときは、まず閉じている
状態のハンガーをワク（２）の位置までシャツの首から
挿入し、柱（１）の曲部を固定し、ワク（２）をストッ
パー（７）にあたるまで下方に押し下げると、シャツの
中で左右の腕（３）が開く。ロ．開いているハンガーを閉じる場合は柱（１）の曲部
を固定し、収納可能なツメ（６）を柱（１）の中に押し
込みながらワク（２）を収納可能なボタン（５）の上部
に来るまで引き上げると左右の腕（３）が閉じる。

【０００６】

【実施例】以下、発明の実施例をのべる。イ．上方にフック状の曲部を有する柱（１）に上下に可
動な中空のワク（２）を設ける。ロ．ワク（２）の左右にシャツ等の衣類の肩の部分を受
け止める腕（３）を取り付ける。ハ．腕（３）を支えるために、柱（１）の下部と左右の
腕（３）の途中を結ぶ支え（４）を左右それぞれに設け
る。ニ．腕（３）を閉じた時に閉じた状態を維持するため
に、収納可能なボタン（５）を柱（１）に設ける。場所
は、閉じた状態のワク（２）の下部にあたる位置であ
る。このボタン（５）は通常はバネ（８）の力で柱
（１）の表面より、突起として出ているが押すと中に入
り込む。使用の際は、指等で押し込まなくともワク
（２）を上下に移動するたけでワク（２）の内面が、ボ
タン（５）を柱（１）の中に押し込む作用をする。又ワ
ク（２）の内面の上下の角がボタン（５）に引っ掛から
ないようにボタン（５）が通る道筋のワク（２）の内面
の上下の角の部分に切り欠き（９）をつくっておく。ホ．ワク（２）を下方に押し下げて腕（３）を開く際
に、開き過ぎを防ぐために収納不可能な突起、ストッパ
ー（７）を設ける。ヘ．開いた腕（３）に衣類を掛けた時、その重さで腕
（３）に下方向の力が加わりその結果、ワク（２）が上
に押し上げられ腕（３）が閉じる。これを防ぐため収納
可能なツメ（６）を設ける。このツメ（６）は通常はバ
ネ（８）の力で柱（１）の表面よりも突起として出てい
るが押すと中に入り込む。使用の際は、ワク（２）を下
方に押し下げると腕（３）は開くが、この時はツメ
（６）を指等で押し込まなくともワク（２）を下方に押
し下げるだけでワク（２）の内面がツメ（６）を柱
（１）の中に押し込む作用をする。ワク（２）の内面は
ワク（２）を押し下げた時にツメ（６）が引っ掛からな
いようにをツメ（６）が通る道筋のワク（２）の内面の
下の角の部分に切り欠き（９）をつくっておく。ワク
（２）を上方に押し上げる時は指でツメ（６）を押し込
みながらワク（２）を引き上げる。本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、まずハンガーにシャツ等の衣類を掛ける場
合、閉じている状態のハンガーをワク（２）の位置まで
シャツの首から挿入し、柱（１）の曲部を片方の手で持
ち、もう一方の手でワク（２）をストッパー（７）にあ
たるまで下方に押し下げシャツの中で左右の腕（３）開
く。次ぎにハンガーから衣類を外す場合、柱（１）の曲
部を片方の手で持ち、もう一方の手でツメ（６）を押し
込みながらワク（２）ボタン（５）の上方まで引き上げ
シャツの中で左右の腕（３）を閉じる。また、閉じた状
態の本発明はコンパクトで携帯にも適している。応用例
として、使用の際にハンガーを竿等に当初から吊るして
おくと、シャツ等の衣類を掛ける場合に、シャツの肩の
部分を持ち上げて、シャツの首から本発明の腕（３）の
部分からワク（２）の位置まで挿入し、シャツを持った
ままワク（２）あるいは腕（３）をシャツと一緒に押し
下げると腕（３）が開きシャツを掛けることができる。
又、外すときはツメ（６）を柱（１）の中に押し込みな
がらシャツを下に引くと、腕（３）に下方向の力が加わ
りその結果、ワク（２）が上に押し上げられ腕（３）が
閉じる。重い衣類などはツメ（６）を押すだけでその重
みで腕（３）を閉じ、シャツを外すことができる。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって、シャツ
等の衣類の首の部分が伸びて広がらなくなる。しかも、
ハンガーからの着脱が容易になる。又、閉じるとコンパ
クトなので、ちょっとした外出にも携帯でき、脱いだス
ーツの皺を防げる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の使用状態を示す斜視図

【図３】本発明の柱（１）およびワク（２）の断面図

【符号の説明】

１柱２ワク３腕４支え５ボタン６ツメ７ストッパー８バネ９切り欠き

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】左右に開閉する腕（３）設けた上下に可動
なワク（２）を、柱（１）にを取り付け、腕（３）を支
えるために、柱（１）の下部と左右の腕（３）の途中を
結ぶ支え（４）を左右それぞれに設けた開閉式のハンガ
ー。