JP2000209385A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000209385A
JP2000209385A JP11005319A JP531999A JP2000209385A JP 2000209385 A JP2000209385 A JP 2000209385A JP 11005319 A JP11005319 A JP 11005319A JP 531999 A JP531999 A JP 531999A JP 2000209385 A JP2000209385 A JP 2000209385A
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JP
Japan
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function
communication terminal
destination information
external control
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JP11005319A
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English (en)
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Norihiko Asai
紀彦 浅井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多機能装置の各種機能の能力が変更された場
合には、コンピュータ装置側の前記各種機能に関する制
御情報の設定変更を自動的に行うことが可能な通信端末
装置を提供する。 【解決手段】 PC1のリモートセットアップ画面51
を起動させる(S1)。そして、「アップロード」ボタ
ン54をマウス6でクリックして、画像形成装置2の送
信制御情報等の許容値をPC1側にアップロードする
(S2、S3)。続いて、リモートセットアップ画面5
1中の各設定ボタン52、53、57等をマウス6でク
リックして、画像形成装置2から受信した許容値に基づ
く各設定画面を表示させ、各設定値を入力後、「ダウン
ロード」ボタン55をマウス6でクリックする(S4、
S5)。続いて、PC1のCPU13は、各設定値が許
容値に合致しているか否か判定した後、エラーが無けれ
ば各設定値を画像形成装置2にダウンロードする(S
6:YES、S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種機能を備え、
通信回線に接続される多機能装置と、この多機能装置に
外部から制御情報を送受信する外部制御装置とから構成
される通信端末装置に関し、特に、多機能装置は、外部
制御装置の要求に従って各種機能に関わる能力情報を外
部制御装置に送信し、外部制御装置は、この受信した能
力情報に基づいて多機能装置に送信する制御情報の設定
を変更することにより、外部制御装置の設定を自動的に
設定変更することが可能となり、煩雑な設定変更作業を
無くすことができて操作性の向上を図ることが可能な通
信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、電話機能、ファクシミリ機
能、及びコピー機能等を備えた多機能装置を実用化して
いるが、近年、この多機能装置は、文章作成用ソフト等
を搭載したコンピュータ装置に接続できるようになり、
コンピュータ装置を使って作成した文章等のデータが、
該多機能装置を介して印字出力されたり、コンピュータ
装置で指定した所定の送信先にファックスされるように
なっている。また、多機能装置が受信した画像データ等
をコンピュータ装置上で確認、編集ができるようになっ
ている。これにより、前記多機能装置とコンピュータ装
置により通信端末装置が構成され、利用者は種々多様な
通信を行うことが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の通信端末装置においては、多機能装置側のメモリ増
設や通信ソフトのバージョンアップにより、多機能装置
の各種機能の設定項目の許容値が変更された場合には、
利用者は、コンピュータ装置側の各種機能設定項目の許
容値もその都度、変更して記憶させる必要があるため、
変更作業が大変煩雑であるという問題がある。また、コ
ンピュータ装置側での各種機能の設定変更にミスがある
場合には、多機能装置側に通信制御情報等を送信後、多
機能装置側でのチェックにより通信エラーが発生するま
で、前記設定変更のミスを検出できないという問題があ
る。
【0004】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、多機能装置側のメモリ
増設や通信ソフトのバージョンアップにより、多機能装
置の各種機能の能力が変更された場合には、コンピュー
タ装置側からの能力情報の送信要求により、コンピュー
タ装置側に多機能装置の最新の能力情報が送信されるた
め、コンピュータ装置側が、多機能装置側の能力情報を
正確に得ることが可能となると共に、その最新の能力情
報に基づいてコンピュータ装置側の上記各種機能に関す
る制御情報の設定変更を自動的に行うことが可能な通信
端末装置を提供することを目的とする。また、コンピュ
ータ装置側において、利用者が入力した各種機能に関す
る制御情報を能力情報に基づいてチェックすることによ
り、制御情報の多機能装置側への送信前に入力ミスを発
見することが可能な通信端末装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る通信端末装置は、各種機能を備え、通信
回線に接続される多機能装置と、前記多機能装置と接続
されて、前記各種機能を動作させるための制御情報を送
受信することが可能な外部制御装置とから構成される通
信端末装置において、前記多機能装置は、前記各種機能
に関わる能力情報を有し、前記外部制御装置からの要求
に応じて前記能力情報を該外部制御装置に送信する送信
手段を備え、前記外部制御装置は、前記多機能装置に対
して、前記能力情報を送信するように要求する要求手段
と、前記要求手段による要求に応じて、前記送信手段に
より送信される前記能力情報を受信する受信手段と、前
記受信手段により受信された能力情報に基づいて、該多
機能装置に送信する制御情報に関する設定を更新する更
新手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】このような特徴を有する請求項1に係る通
信端末装置によれば、各種機能を備え、通信回線に接続
される多機能装置と、前記多機能装置と接続されて、前
記各種機能を動作させるための制御情報を送受信するこ
とが可能な外部制御装置とから構成されている。また、
この多機能装置は、該多機能装置に搭載される各種機能
に関わる能力情報を有している。そして、外部制御装置
から要求手段を介してこの多機能装置に対し、前記能力
情報の送信要求があれば、該多機能装置は、外部制御装
置へ送信手段を介して前記能力情報を送信する。続い
て、外部制御装置は、受信手段を介して多機能装置から
前記能力情報を受信すると共に、更新手段によって多機
能装置側に送信する制御情報の設定をこの受信した能力
情報に基づいて更新する。これにより、例えば、多機能
装置側のメモリ増設や通信ソフトのバージョンアップに
より、多機能装置の各種機能に関わる能力が変更された
場合には、外部制御装置からの能力情報の送信要求によ
り、外部制御装置に最新の能力情報が送信されるため、
外部制御装置が、多機能装置の能力情報を正確に得るこ
とが可能となると共に、変更後の能力情報に基づいて外
部制御装置の各種機能に対する制御情報の設定変更を自
動的に行うことが可能となる。また、外部制御装置の上
記各種機能に対する制御情報の設定変更が自動的に行わ
れるため、利用者は、多機能装置の能力変更に対応する
ための煩雑な外部制御装置の設定変更作業を行う必要が
無くなり、大変便利になる。
【0007】また、請求項2に係る通信端末装置は、請
求項1に記載の通信端末装置において、前記能力情報
は、前記制御情報の形式に関する情報を含むことを特徴
とする。
【0008】このような特徴を有する請求項2に係る通
信端末装置によれば、請求項1に記載の通信端末装置に
おいて、前記能力情報は、前記制御情報の形式に関する
情報を含むため、多機能装置の制御情報の形式に変更が
あれば、この変更情報が外部制御装置からの変更情報の
送信要求により、外部制御装置に該変更情報が送信され
る。これにより、外部制御装置が、多機能装置の該制御
情報の形式に関する変更情報を正確に得ることが可能と
なると共に、該制御情報の形式に関する変更情報に基づ
いて外部制御装置側の上記各種機能に対する制御情報の
設定変更を自動的に行うことが可能となる。
【0009】また、請求項3に係る通信端末装置は、請
求項1に記載の通信端末装置において、前記多機能装置
は、記憶手段を備え、前記能力情報は、前記記憶手段の
記憶容量に関する情報を含むことを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する請求項3に係る通
信端末装置によれば、請求項1に記載の通信端末装置に
おいて、前記多機能装置は、記憶手段を備え、前記能力
情報は、前記記憶手段の記憶容量に関する情報を含むた
め、多機能装置のこの記憶手段の記憶容量の変更があれ
ば、この変更情報が外部制御装置からの変更情報の送信
要求により、外部制御装置に記憶容量に関する変更情報
が送信される。これにより、外部制御装置が、多機能装
置の該記憶容量に関する変更情報を正確に得ることが可
能となると共に、該記憶容量に関する変更情報に基づい
て外部制御装置の上記各種機能に対する制御情報の設定
変更を自動的に行うことが可能となる。
【0011】また、請求項4に係る通信端末装置は、請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末装置に
おいて、前記外部制御装置は、前記更新手段により更新
された設定に基づき、前記多機能装置に送信する制御情
報が適切か否か判定する判定手段と、前記判定手段によ
り前記多機能装置に送信する制御情報が不適切であると
判定された場合は、その旨を報知する報知手段とを備え
たことを特徴とする。
【0012】このような特徴を有する請求項4に係る通
信端末装置によれば、請求項1乃至請求項3のいずれか
に記載の通信端末装置において、前記外部制御装置は、
判定手段により前記多機能装置に送信する制御情報が適
切か否か前記更新手段によって更新された設定に基づい
て判定する。そして、この多機能装置に送信する制御情
報が不適切であると判定した場合には、その旨を報知手
段により利用者に報知する。これにより、外部制御装置
において、多機能装置に送信する制御情報が適切か否か
送信前に判定することが可能となると共に、利用者は自
分の設定した上記各種機能に使用される制御情報等の設
定ミスを容易に発見することが可能となる。
【0013】また、請求項5に係る通信端末装置は、少
なくともファクシミリ機能を有する多機能装置と、前記
多機能装置と接続されて、該多機能装置に備えられるフ
ァクシミリ機能を動作させるための送信先情報を送受信
することが可能な外部制御装置とから構成される通信端
末装置において、前記多機能装置は、ファクシミリ機能
において使用される送信先情報を記憶可能な記憶手段
と、前記記憶手段に記憶可能な送信先情報に関する許容
値を前記外部制御装置に送信する送信手段とを備え、前
記外部制御装置は、前記多機能装置に対して、前記許容
値を送信するように要求する要求手段と、前記要求手段
による要求に応じて、前記送信手段により送信される前
記許容値を受信する受信手段と、その受信手段により受
信された許容値に基づいて、前記記憶手段に記憶させる
ために前記多機能装置に対して送信する前記送信先情報
に関する設定を更新する更新手段とを備えたことを特徴
とする。
【0014】このような特徴を有する請求項5に係る通
信端末装置によれば、少なくともファクシミリ機能を有
する多機能装置と、前記多機能装置と接続されて、該多
機能装置に備えられるファクシミリ機能を動作させるた
めの送信先情報を送受信することが可能な外部制御装置
とから構成されている。また、この多機能装置は、ファ
クシミリ機能において使用される送信先情報を記憶可能
な記憶手段を有する。また、多機能装置のこの記憶手段
に記憶可能な送信先情報に関する許容値を送信手段を介
して外部制御装置に送信することができる。そして、外
部制御装置から要求手段を介してこの多機能装置に対
し、前記送信先情報に関する許容値の送信要求があれ
ば、該多機能装置は、外部制御装置へ送信手段を介して
前記送信先情報に関する許容値を送信する。続いて、外
部制御装置は、受信手段を介して多機能装置から前記送
信先情報に関する許容値を受信すると共に、更新手段に
よって多機能装置に送信するの送信先情報に関する許容
値の設定をこの受信した送信先情報に関する許容値に基
づいて更新する。これにより、例えば、多機能装置のメ
モリ増設や通信ソフトのバージョンアップにより、多機
能装置の送信先情報に関する許容値が変更された場合に
は、外部制御装置からの送信先情報に関する許容値の送
信要求により、外部制御装置に最新の許容値が送信され
るため、外部制御装置が、多機能装置の該送信先情報に
関する変更後の許容値を正確に得ることが可能となると
共に、その変更後の許容値に基づいて外部制御装置側の
上記各種機能に対する制御情報の設定変更を自動的に行
うことが可能となる。また、送信先情報に関する変更後
の許容値に基づいて外部制御装置のファクシミリ機能を
動作させるための送信先情報の設定変更が自動的に行わ
れるため、利用者は、多機能装置の許容値の変更に対応
するための煩雑な外部制御装置の設定変更作業を行う必
要が無くなり、大変便利になる。
【0015】また、請求項6に係る通信端末装置は、請
求項5に記載の通信端末装置において、前記許容値は、
前記記憶手段に記憶可能な送信先情報の件数、及び送信
先情報の形式に関する情報を含み、前記更新手段は、前
記多機能装置に対して送信する前記送信先情報の件数、
及び送信先情報の形式に関する設定を更新することを特
徴とする。
【0016】このような特徴を有する請求項6に係る通
信端末装置によれば、請求項5に記載の通信端末装置に
おいて、前記許容値は、前記記憶手段に記憶可能な送信
先情報の件数、及び送信先情報の形式に関する情報を含
むため、この送信先情報の件数、及び送信先情報の形式
に関する変更があれば、この変更情報が外部制御装置か
らの変更情報の送信要求により、多機能装置から外部制
御装置に送信される。また、外部制御装置は、更新手段
により多機能装置に対して送信する前記送信先情報の件
数、及び送信先情報の形式に関する設定を、受信した当
該送信先情報の件数、及び送信先情報の形式に基づいて
更新する。これにより、外部制御装置が、多機能装置の
該送信先情報の件数、及び送信先情報の形式に関する最
新の情報を正確に得ることが可能となると共に、該送信
先情報の件数、及び送信先情報の形式に関する最新の情
報に基づいて外部制御装置側における送信先情報に関わ
る設定を多機能装置の最大能力に対応した件数、形式に
自動的に変更することが可能となる。
【0017】また、請求項7に係る通信端末装置は、請
求項5又は請求項6に記載の通信端末装置において、前
記外部制御装置は、前記多機能装置の記憶手段に記憶さ
せるための前記送信先情報を設定する設定画面を有し、
前記更新手段は、前記多機能装置から送信される前記許
容値に基づいて、前記設定画面の内容を更新することを
特徴とする。
【0018】このような特徴を有する請求項7に係る通
信端末装置によれば、請求項5又は請求項6に記載の通
信端末装置において、前記外部制御装置は、設定画面を
介して設定された送信先情報を多機能装置に送信し、該
送信先情報を受信した多機能装置は、この送信先情報を
記憶手段に記憶する。また、外部制御装置は、更新手段
により多機能装置から受信した前記許容値に基づいて送
信先情報を設定する設定画面の内容を更新する。これに
より、利用者はこの設定画面を介して多機能装置に送信
する送信先情報を設定することが可能であるが、その
際、多機能装置から受信した前記許容値に基づいて該設
定画面の内容が自動的に変更され、最新の許容値に対応
した送信先情報の設定を行うことができる。また、利用
者は、多機能装置の許容値の変更に対応するための煩雑
な設定画面の変更作業を行うこと無く、変更後の設定画
面により送信先情報を設定することが可能となる。
【0019】さらに、請求項8に係る通信端末装置は、
請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の通信端末装置
において、前記設定画面において設定された送信先情報
が、前記許容値によって許容される範囲内か否かを判定
する判定手段と、前記判定手段によって許容される範囲
外であると判定された場合は、その旨を報知する報知手
段とを備えたことを特徴とする。
【0020】このような特徴を有する請求項8に係る通
信端末装置によれば、請求項5乃至請求項7のいずれか
に記載の通信端末装置において、前記外部制御装置は、
判定手段により前記設定画面において設定された送信先
情報が、前記許容値によって許容される範囲内か否かを
判定する。そして、該設定された送信先情報が許容され
る範囲外であると判定した場合には、その旨を報知手段
により報知する。これにより、外部制御装置において、
利用者が設定画面を用いて設定した多機能装置に送信す
る送信先情報が適切か否か送信前に判定することが可能
となると共に、利用者は自分が設定した送信先情報等の
ミスを容易に発見することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信端末装置
について、本発明をパーソナルコンピュータ(以下、
「PC」という。)と、このPCに接続される留守番録
音機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びコピー
機能等が搭載された画像形成装置とから構成される通信
端末装置につき具体化した実施形態に基づいて図面を参
照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係る通信
端末装置を構成するPC及びこのPCに接続される画像
形成装置の概略構成について図1に基づき説明する。図
1は本実施形態に係る通信端末装置を構成するパーソナ
ルコンピュータ及びこのパーソナルコンピュータに接続
される画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。
【0022】図1に示すように、パーソナルコンピュー
タ(PC)1は、画像形成装置2と接続ケーブルSJを
介して接続されている。そのPC1は、アルファベット
文字や記号などの多数のキャラクタを入力できるキーボ
ード3、及び、表示手段としてのディスプレイ4を備え
ている他にマウス6及びフロッピーディスクドライブ
(FDD)7(図2参照)を備えている。また、キーボ
ード3には、仮名文字、アルファベット文字や数字や記
号を入力する為の文字キー3A、ディスプレイ4上のカ
ーソルを上下左右方向へ移動させるカーソル移動キー3
B等が設けられている。
【0023】また、図1に示される画像形成装置2は、
プリンタ機能やコピー機能のほかにファクシミリ機能を
備えており(図3参照)、プリンタ機能を実行するため
のプリンタ用データ、及びファクシミリ機能の制御情報
やファクシミリ用データ等の送受信用の接続ケーブルS
Jが接続される他に、ファクシミリ機能等を実行するた
めのデータ送受信用の電話回線T1が接続されている。
【0024】ここで画像形成装置2の上部には、後述の
操作部44(図3参照)を構成する操作パネル44Aが
設けられており、この操作パネル44Aは、複数個の操
作ボタン44B及び表示部45(図3参照)を構成する
小型の表示用ディスプレイ45Aを備えている。そし
て、操作ボタン44Bが操作されると、その表示用ディ
スプレイ45Aは、現在の設定情報や動作状況等の様々
な情報に加え、各種のメッセージ等を表示する。
【0025】また、画像形成装置2の上部には、原稿
(図示せず)を内部に挿入するための原稿挿入口2Aが
設けられている。この原稿挿入口2Aに原稿を挿入する
と、装置内部の読取部42(図3参照)によって、原稿
の内容が光学的に読み取られた後に、原稿排紙口2Bか
ら排紙される。さらに、画像形成装置2の後部側には、
給紙カセット2Cが設けられており、この給紙カセット
2Cには、被印刷媒体としての通常の用紙が収納され
る。この給紙カセット2Cに用紙が挿入されると、装置
内部のレーザ走査方式による記録部(図3参照)によっ
て印刷された後に、用紙排紙口2Dから排紙される。
【0026】そして、この画像形成装置2の場合、読取
部42によって読み取られたデータが、符号化されてフ
ァクシミリ機能によって相手方のファクシミリ装置に電
話回線T1を介して送られたり、コピー機能によって給
紙カセット2Cにセットされた用紙に印刷される。ま
た、画像形成装置2は、接続ケーブルSJを介してPC
1から送信されたプリンタ用データを、前記記録部43
によって用紙上に印刷するので、汎用のプリンタとして
も機能する。
【0027】次に、PC1の制御系について図2を参照
して説明する。図2は本実施形態に係る通信端末装置を
構成するパーソナルコンピュータ1の電気的構成を示す
ブロック図である。先ず、PC1は、制御系の中核とな
る制御装置C1を備え、制御装置C1の入出力インター
フェース(入出力I/F)12には、キーボード3及び
マウス6が接続されている他に、ディスプレイ4に表示
データを出力する為の表示用RAMを有するコントロー
ラ10、及び、フロッピーディスクドライブ(FDD)
7用のコントローラ11が接続されている。
【0028】そのため、キーボード3、マウス6及びフ
ロッピーディスク(FD)7から出力されたデータは、
入出力インターフェース(入出力I/F)12を介して
入力される。また、制御装置C1は、入出力インターフ
ェース(入出力I/F)12を介してコントローラ10
に制御信号等を出力するので、コントローラ10の制御
の下にディスプレイ4は種々のデータを表示する。
【0029】また、制御装置C1は、入出力I/F12
の他に、CPU13、ハードディスクドライブ装置(H
DD)14、コントローラ15、RAM16、通信用イ
ンターフェース(I/F)17、データバスなどのバス
18、ROM19等を備えている。このCPU13は、
バス18を介してROM19に接続されており、ROM
19に記憶された種々の制御プログラムに基づいて動作
する。また、CPU13はハードディスクを装着したハ
ードディスクドライブ装置(HDD)14用のコントロ
ーラ15にバス18を介して接続されており、コントロ
ーラ15を介してハードディスクドライブ装置(HD
D)14を制御する。
【0030】それにより、ハードディスクドライブ装置
(HDD)14の制御の下に、ハードディスク内のデー
タがCPU13に入力され、必要に応じてRAM16に
記憶したり、通信用インターフェース(I/F)17を
介して画像形成装置2に出力したり、入出力インターフ
ェース12を介してコントローラ10に出力したりす
る。前記ハードディスクは、多数のキャラクタの各々に
関して、表示用ドットパターンデータをコードデータに
対応させて格納したり、また、キャラクタを印刷する為
に多数のキャラクタの各々に関して、キャラクタの輪郭
線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)や書
体(ゴシック系書体、明朝系書体など)毎に分類された
コードデータを格納する。
【0031】更に、ハードディスク14は、キーボード
3から入力された文字や数字や記号などのキャラクタの
コードデータに対応させてコントローラ10を制御する
表示駆動制御プログラムや、RAM16のテキストメモ
リの各コードデータに対応するアウトラインデータから
ドットパターンデータに変換処理して画像形成装置2に
出力するドットイメージ展開制御プログラムや、印刷デ
ータ作成制御の制御プログラムなどを格納している。ま
た、画像形成装置2から通信用インターフェース17を
介して受信した後述の送信先情報の件数や形式等の許容
値(能力情報)を記憶する許容値記憶エリア14A等が
設けられている。
【0032】また、前記RAM16は、テキストメモリ
16a、ドットイメージメモリ16b、ドキュメント情
報メモリ16c、ステータス情報メモリ16d、エラー
データメモリ16eを有している。そして、テキストメ
モリ16aには、キーボード3から入力された文書のデ
ータが格納される。ドットイメージメモリ16bには、
テキストメモリ16aに格納された文書データについて
イメージ展開された文字や記号のプリント出力用ドット
イメージデータが格納される。ドキュメント情報メモリ
16cには、印刷する文書名のデータなどが格納され
る。ステータス情報メモリ16dには、画像形成装置2
から受信した後述の送信先情報等の制御情報が格納され
る。エラーデータメモリ16eには、データ作成時や印
刷処理時に発生した各種のエラーデータが格納される。
【0033】次に、画像形成装置2の制御系について図
3に基づいて説明する。図3は本実施形態に係る通信端
末装置を構成する画像形成装置2の電気的構成を示すブ
ロック図である。図3に示すように、電話回線T1に接
続される画像形成装置2の概略構成は、発信元電話番号
付加判別手段21、着信信号検出手段22、ラインリレ
ー23、発信元電話番号判別手段24、終話検出手段2
5、通話回路26、応答メッセージ送出手段27、伝言
メッセージ録音手段28、アンプ29、スピーカ30、
CPU31、ROM32、EEPROM33、RAM3
4、ダイヤル発信手段35、コーデック36、DMAC
37、タイマ38、ゲートアレイ40、モデム41、読
取部42、記録部43、操作部44、表示部45、呼び
出し手段46、及びPC用インターフェース47等を備
えている。
【0034】電話回線T1には、加入者線交換機からア
ナログ回線等に送出される発信元情報としての発信元電
話番号データ等を受信する機能を有する発信元電話番号
受信端末を起動するために、交換機から送られる発信元
電話番号受信端末起動信号を受信する発信元電話番号付
加判別手段21が、回線閉結用のラインリレー23を介
さずに直接接続されている。同様に、電話回線T1に
は、着信信号を検出する着信信号検出手段22が、回線
閉結用のラインリレー23を介さずに直接接続されてい
る。さらに、電話回線T1には、ラインリレー23を介
して、発信元電話番号データ等を含む通話情報を受信
し、発信元電話番号データを検出する発信元電話番号判
別手段24、発信者の終話を検出する終話検出手段2
5、及び電話回線T1との通話を行う通話回路26が接
続されている。
【0035】一方、画像形成装置2の全体を制御するC
PU31が設けられ、発信元電話番号付加判別手段2
1、着信信号検出手段22、ラインリレー23、発信元
電話番号判別手段24、及び終話検出手段25はCPU
31に接続されている。また、通話回路26には、応答
メッセージを送出する応答メッセージ送出手段27と、
発信者の伝言メッセージを記録し再生する伝言メッセー
ジ録音手段28と、送信データの変調や受信データの復
調等を行うモデム41が接続され、この応答メッセージ
送出手段27、伝言メッセージ録音手段28、及びモデ
ム41は、CPU31にも接続されている。そして、伝
言メッセージ録音手段28には、アンプ29を介して伝
言メッセージを発声するスピーカ30が接続されてい
る。
【0036】また、CPU31には、電話機機能等を実
行するのに必要な各種プログラムやデータ等を記憶して
いるROM32、各種の登録データやフラッグ等を記憶
しているEEPROM33、及び各種ディジタルデータ
を一時記憶するRAM34が接続されている。また、E
EPROM33には、電話帳が記憶される電話帳記憶エ
リア33A、後述する許容値が記憶される許容値記憶エ
リア33B等が設けられている。また、RAM34に
は、電話回線T1及び接続ケーブルSJを介して受信さ
れた画像データや読取部42で読み取られた画像データ
が記憶される画像データ記憶エリア34A等が設けられ
ている。
【0037】また、CPU31には、通話回路26に接
続されてテンキー等で構成されるダイヤル発信手段3
5、モデム41により復調された受信画像データを復号
し、また、送信画像データを符号化してモデム41に送
り、モデム41に変調させるコーデック36、RAM3
4等へのメモリアクセスを制御するDMAC37、日付
情報や時刻情報等を出力すると共に一定時間を計測して
タイムアウト信号を出力するタイマ38、CPU31の
入出力インターフェースとして機能するゲートアレイ4
0、呼び出し音により着信を知らせる呼び出し手段4
6、及び外部のPC1と接続ケーブルSJを介して送受
信を行うためのPC用インターフェース47が接続され
ている。
【0038】また、ゲートアレイ40には、光源やCC
Dセンサや原稿送りモータ等を備えており原稿を読み取
って画像信号を出力する読取部42、レーザプリンタ等
からなり、画像データに基づいて記録用紙上に画像を記
録する記録部43、キースイッチ群等が配置された操作
パネル44A等からなり、使用者の操作に応じた操作信
号を出力する操作部44、及び小型の表示用ディスプレ
イ45A(本実施形態においては、15文字表示)等か
らなり、CPU31により制御されて各種の表示を行う
表示部45等が接続されている。
【0039】ここで、パーソナルコンピュータ(PC)
1が外部制御装置として機能する。また、画像形成装置
2が多機能装置として機能する。また、PC用インタフ
ェース47が送信手段として機能する。また、通信用イ
ンターフェース(I/F)17が要求手段及び受信手段
として機能する。また、CPU13、ROM19、RA
M16、コントローラ15、及びHDD14が更新手段
を構成する。また、EEPROM33が記憶手段を構成
する。また、CPU13、ROM19、RAM16、コ
ントローラ15、及びHDD14が判定手段を構成す
る。また、CPU13、入出力インターフェース(I/
F)12、コントローラ10、及びディスプレイ4が報
知手段を構成する。さらに、EEPROM33の電話帳
記憶エリア33Aが送信先情報を記憶する記憶手段とし
て機能する。
【0040】次に、このように構成された画像形成装置
2におけるメモリ増設や通信ソフトのバージョンアップ
により、画像形成装置2の各種機能に関わる能力(許容
値)が変更された場合、例えば、ファクシミリ機能を動
作させるための制御情報である、送信先情報(FAX番
号)の記憶可能件数(許容値)が変更された場合を例と
して、PC1側におけるこの許容値の変更に対する更新
処理について図4に基づいて説明する。図4は本実施形
態に係る通信端末装置のパーソナルコンピュータ1にお
けるファクシミリ機能等に関する許容値の更新処理を示
すフローチャートである。尚、図5乃至図8は、この許
容値の更新処理中におけるディスプレイ4の表示画面の
一例をそれぞれ示す図である。
【0041】先ず、図4に示されるように、ステップ
(以下、Sと略記する)1において、利用者は、PC1
のディスプレイ4に表示される初期画面中の「リモート
セットアップ」をマウス6でダブルクリックしてリモー
トセットアップ画面の表示プログラムを起動させる。
【0042】ここで、このリモートセットアップ画面の
一例について図5に基づいて説明する。図5は本実施形
態に係る通信端末装置のパーソナルコンピュータ1のデ
ィスプレイ4に表示されるリモートセットアップ画面の
一例を示す図である。図5に示すように、リモートセッ
トアップ画面51は、「送信設定」ボタン52、「受信
設定」ボタン53、「アップロード」ボタン54、「ダ
ウンロード」ボタン55、「自局名設定」ボタン56、
「電話帳設定」ボタン57、及び「終了」ボタン58か
ら構成されている。尚、これらのボタンによって実行さ
れる機能は、本発明の各種機能に含まれるものである。
この「送信設定」ボタン52は、マウス6のクリックに
よりファクシミリ通信先や同報送信先等の送信先制御情
報を設定するための送信先制御情報設定画面の表示プロ
グラムが起動する。また、「受信設定」ボタン53は、
マウス6のクリックにより画像形成装置2のキーメール
機能を利用するための個人ボックスのパスワード設定等
の受信制御情報を設定するための受信制御情報設定画面
の表示プログラムが起動する。また、「アップロード」
ボタン54は、マウス6のクリックにより画像形成装置
2にメモリ増設や通信ソフトのバージョンアップ等によ
る変更後の各種機能の能力情報(例えば、電話帳の登録
可能件数、登録名の最大文字数、電話番号の最大桁数等
を含む許容値)の送信を要求するアップロードプログラ
ムが起動する。また、「ダウンロード」ボタン55は、
マウス6のクリックによりPC1で設定したファクシミ
リ通信先や同報送信先等の送信先制御情報等を画像形成
装置2に送信するダウンロードプログラムが起動する。
また、「自局名設定」ボタン56は、マウス6のクリッ
クによりファクシミリ情報の先頭に付加する送信元の名
前や電話番号等を設定するための自局名設定プログラム
が起動する。また、「電話帳設定」ボタン57は、マウ
ス6のクリックにより画像形成装置2の電話帳(電話帳
記憶エリア33A)に名前や電話番号の追加等を行うた
めの電話帳設定画面の表示プログラムが起動する。さら
に、「終了」ボタン58は、マウス6のクリックにより
リモートセットアップ処理を終了して、リモートセット
アップ画面51の表示を消し、初期画面を表示するリモ
ートセットアップ終了プログラムが起動する。
【0043】次に、S2において、利用者は、PC1の
リモートセットアップ画面51の「アップロード」ボタ
ン54をマウス6でクリックしてアップロードプログラ
ムを起動させる。これにより、CPU13は、通信用イ
ンターフェース17を介して画像形成装置2に各種機能
に関わる許容値(能力情報)のデータ送信を要求する許
容値要求信号を送信する。
【0044】続いて、S3において、画像形成装置2の
CPU31は、PC用インターフェース47を介して前
記許容値要求信号を受信すると、CPU31は、EEP
ROM33の許容値記憶エリア33Bに記憶されている
各種機能に使用される制御情報の許容値を順次読み出
し、PC用インタフェース47を介してPC1に送信す
る。この中に、電話帳記憶エリア33Aに記憶される送
信先情報に関する許容値が含まれている。そして、CP
U13は、リモートセットアップ画面51の表示を一時
消して、通信中の旨を表す所定のメッセージをディスプ
レイ4に表示しつつ、通信用インターフェース17を介
して受信したこの許容値を一度RAM16に記憶後、コ
ントローラ15を介してHDD14の許容値記憶エリア
14Aに記憶する。続いて、CPU13は、この許容値
の受信終了後、再度、リモートセットアップ画面51を
ディスプレイ4に表示する。
【0045】ここで、S3において、各種機能に使用さ
れる制御情報の許容値をPC1にアップロード中にディ
スプレ4に表示される所定のメッセージ画面について図
6に基づいて説明する。図6は本実施形態に係る通信端
末装置のパーソナルコンピュータ1の許容値のアップロ
ード中の表示画面の一例を示す図である。図6に示すよ
うに、許容値のアップロード中には、ディスプレイ4に
「ただいまFAXと通信中です。しばらくお待ち下さ
い」というメッセージ画面60が表示される。
【0046】次に、S4において、利用者は、再度、P
C1のディスプレイ4に表示されるリモートセットアッ
プ画面51中の各設定ボタン52、53、57等をマウ
ス6でクリックして、所望とする各設定画面を起動す
る。ここで、CPU13は、HDD14の許容値記憶エ
リア14Aに記憶されている最新の許容値を読み出し
て、RAM16のステータス情報メモリ16dに記憶す
る。そして、このステータス情報メモリ16dに記憶さ
れている許容値に基づいて、ファクシミリの送信先制御
情報設定画面や電話帳設定画面等をディスプレイ4に表
示し、各設定プログラム処理を実行する。電話帳設定が
起動されれば、利用者は、PC1のキーボード3やマウ
ス6を介して、設定画面に電話帳の名前や電話番号、フ
ァクシミリの送信先等を入力する。
【0047】ここで、リモートセットアップ画面51中
の「電話帳設定」ボタン57をマウス6によりクリック
した場合に、ディスプレイ4に表示される電話帳設定画
面の一例について図7に基づいて説明する。図7は本実
施形態に係る通信端末装置のパーソナルコンピュータ1
のディスプレイ4に表示される電話帳設定画面の一例を
示す図である。図7に示すように、電話帳設定画面61
は、「電話帳」62、「新規登録」ボタン63、「編
集」ボタン64、「印刷」ボタン65、「削除」ボタン
66、及び「終了」ボタン67から構成されている。
尚、この画面は、アップロードされた最新の許容値に基
づいて作成されている。即ち、「ワンタッチ#」の登録
可能件数や「名前」の登録可能文字数等が画像形成装置
2の許容値と同一になるように更新される。例えば、画
像形成装置2のバージョンアップ前のワンタッチ登録可
能件数が10件であれば、従来の設定画面で10件分の
登録エリアしか設けられていないが、バージョンアップ
後に許容値として15件まで登録可能であるという情報
がPC1にアップロードされれば、その15件に応じて
CPU13が設定画面を更新する処理、及び15件の入
力を受け付けるための各種更新処理を行う。また、ファ
クシミリの送信先制御情報設定画面にもこの電話帳62
が表示され、マウス6によりクリックされた「名前」が
送信先として設定される。この「電話帳」62は、短縮
ダイヤル番号を示す「ワンタッチ#」と、該「ワンタッ
チ#」に対応する登録者名を表す「名前」と、この「電
話帳」62に登録されているデータの表示領域をマウス
6のドラッグや「△」マークや「▽」マークのクリック
によって選択する「スクロールバー」とから構成されて
いる。例えば、「ワンタッチ#」が「1」番に登録され
ている「名前」は、「○○○○」である。また、「ワン
タッチ#」が「2」番に登録されている「名前」は、
「△△△△」である。さらに、「ワンタッチ#」が
「3」番に登録されている「名前」は、「××××」で
ある。また、「新規登録」ボタン63は、マウス6のク
リックにより「電話帳」62への新規登録をするための
新規登録画面の表示プログラムが起動する。また、「編
集」ボタン64は、マウス6のクリックにより「電話
帳」62に既に登録した「ワンタッチ#」や「名前」等
の修正を行う電話帳編集画面の表示プログラムが起動す
る。また、「印刷」ボタン65は、マウス6のクリック
により「電話帳」62に登録されている「ワンタッチ
#」や「名前」等のデータを画像形成装置2によって印
字出力する印字処理プログラムが起動する。また、「削
除」ボタン66は、マウス6のクリックにより「電話
帳」62のデータを削除するデータ削除画面の表示プロ
グラムが起動する。さらに、「終了」ボタン67は、マ
ウス6のクリックにより電話帳設定処理を終了して、電
話帳設定画面61の表示を消して、再度、リモートセッ
トアップ画面51を表示する電話帳設定終了プログラム
が起動する。
【0048】次に、S5において、利用者は、各設定画
面に表示される「終了」ボタンをマウス6によりクリッ
クして、再度、ディスプレイ4にリモートセットアップ
画面51を表示させる。そして、リモートセットアップ
画面51の「ダウンロード」ボタン55をマウス6によ
りクリックして、PC1で設定した電話帳、ファクシミ
リ通信先、及び同報送信先等の各種制御情報等を画像形
成装置2に送信するダウンロードプログラムの起動指示
を行う。
【0049】続いて、S6において、PC1のCPU1
3は、ダウンロードプログラムの起動指示が入力される
と、RAM16のステータス情報メモリ16bに記憶さ
れている許容値に基づいて各設定画面で設定された電話
帳、ファクシミリ通信先、及び同報送信先等の各種制御
情報等をチェックする。例えば、電話帳設定画面61で
入力される送信先情報等については、許容値として、電
話帳62の「ワンタッチ#」の最大登録件数、「名前」
の最大登録文字数、及び電話番号の最大桁数等に合致し
ているか否か判定する。そして、前記各種制御情報等が
許容値に合致していない場合には(S6:NO)、S7
において、許容値に合致していない旨の所定のエラーメ
ッセージをディスプレイ4に表示する。利用者は、この
所定のエラーメッセージを確認して、再度、S4以降の
処理を実行する。
【0050】ここで、電話帳設定画面61で設定された
「名前」の文字数が許容値をオーバーした場合の、前記
所定のエラーメッセージを図8に基づいて説明する。図
8は本実施形態に係る通信端末装置のパーソナルコンピ
ュータ1の電話帳62の「名前」の文字数が許容値をオ
ーバーした場合の、エラーメッセージ表示画面の一例を
示す図である。図8に示すように、S6において、電話
帳設定画面61で設定された電話帳62の「名前」の文
字数が許容値をオーバーしていると判定された場合に
は、S7において、ディスプレイ4にエラーメッセージ
画面71が表示される。このエラーメッセージ画面71
は、「名前の文字数がオーバーしています。20文字以
内で入力しなおして下さい。」というメッセージと、
「OK」ボタン72とから構成されている。そして、利
用者がこの「OK」ボタン72をマウス6でクリックす
ることにより、CPU13は利用者のエラー確認を検知
して、再度、リモートセットアップ画面51をディスプ
レイ4に表示して、S4以降の処理が実行される。
【0051】また、ダウンロードする予定の前記各種制
御情報等が許容値に合致している場合には(S6:YE
S)、S8において、PC1のCPU13は、通信用イ
ンターフェース17を介して画像形成装置2に当該各種
制御情報等を送信して処理を終了する。つまり、図7の
電話帳設定画面61で設定した送信先情報等のデータが
画像形成装置2側に送信されることになる。尚、画像形
成装置2のCPU31は、PC用インターフェース47
を介して受信したこの各種制御情報等をRAM34に一
時記憶すると共に、受信した電話帳62のデータをEE
PROM33の電話帳記憶エリア33Aに記憶する。ま
た、受信したこの送信先制御情報等にしたがってファク
シミリ送信等を行う。
【0052】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
通信端末装置では、利用者は、PC1のディスプレイ4
に表示される初期画面中の「リモートセットアップ」を
マウス6でダブルクリックしてリモートセットアップ画
面51を起動させる(S1)。そして、利用者は、PC
1のリモートセットアップ画面51の「アップロード」
ボタン54をマウス6でクリックして、画像形成装置2
の送信先制御情報等の許容値をPC1側にアップロード
する(S2、S3)。そして、利用者は、再度、PC1
のディスプレイ4に表示されるリモートセットアップ画
面51中の各設定ボタン52、53、57等をマウス6
でクリックして、画像形成装置2から受信した最新の許
容値に基づく各設定画面をディスプレイ4に表示させ、
各種制御情報等をPC1のキーボード3やマウス6を介
して入力後、「ダウンロード」ボタン55をマウス6で
クリックする(S4、S5)。続いて、PC1のCPU
13は、該各種制御情報等を許容値に合致しているか否
か判定した後、エラーがあれば所定のエラーメッセージ
を表示し(S6:NO、S7)、エラーが無ければ該各
種制御情報等を画像形成装置2にダウンロードする(S
8)。
【0053】したがって、画像形成装置2のメモリ増設
や通信ソフトのバージョンアップにより、画像形成装置
2の各種機能に関する許容値が変更された場合には、P
C1からの送信先制御情報等の許容値の送信要求によ
り、画像形成装置2からPC1に該許容値の最新の情報
が送信されるため、PC1が、画像形成装置2の該許容
値の変更情報を正確に得ることが可能となると共に、該
許容値の変更情報に基づいてPC1の各種機能に対する
制御情報の設定変更を自動的に行うことが可能となる。
これにより、例えば、PC1が、画像形成装置2の送信
制御情報等の件数、及び送信制御情報等の形式に関する
最新の情報等を正確に得ることが可能となると共に、該
送信先情報の件数、及び送信先情報の形式に関する最新
の情報に基づいてPC1側における送信先情報に関わる
設定を多機能装置の最大能力に対応した件数、形式に自
動的に変更することが可能となる。また、PC1の各種
機能に対する制御情報の設定変更、例えば、送信先情報
の登録可能件数や形式に関する変更が自動的に行われる
ため、利用者は、画像形成装置2の許容値の変更に対応
するためのPC1の煩雑な設定変更作業を行う必要が無
くなり、大変便利になる。また、利用者は、PC1の設
定画面を介して画像形成装置2に送信する送信制御情報
等を設定することが可能となると共に、前記設定画面を
画像形成装置2から受信した前記許容値に基づいて該設
定画面の内容を自動的に変更することが可能となる。さ
らに、PC1において、画像形成装置2に送信する送信
制御情報等が適切か否か送信前に判定することが可能と
なると共に、利用者は自分が設定した送信制御情報等の
ミスを容易に発見することが可能となる。
【0054】尚、本発明は前記実施形態に限定されるこ
とはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、PC
1の各設定画面の設定値の入力中に、RAM16のステ
ータス情報メモリ16dに記憶されている許容値に基づ
いて、各設定値をチェックする構成にしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1に係る通信端
末装置では、各種機能を備え、通信回線に接続される多
機能装置と、前記多機能装置と接続されて、前記各種機
能を動作させるための制御情報を送受信することが可能
な外部制御装置とから構成されている。また、この多機
能装置は、該多機能装置に搭載される各種機能に関わる
能力情報を有している。そして、外部制御装置から要求
手段を介してこの多機能装置に対し、前記能力情報の送
信要求があれば、該多機能装置は、外部制御装置へ送信
手段を介して前記能力情報を送信する。続いて、外部制
御装置は、受信手段を介して多機能装置から前記能力情
報を受信すると共に、更新手段によって多機能装置側に
送信する制御情報の設定をこの受信した能力情報に基づ
いて更新する。これにより、例えば、多機能装置側のメ
モリ増設や通信ソフトのバージョンアップにより、多機
能装置の各種機能に関わる能力が変更された場合には、
外部制御装置からの能力情報の送信要求により、外部制
御装置に最新の能力情報が送信されるため、外部制御装
置が、多機能装置の能力情報を正確に得ることが可能と
なると共に、変更後の能力情報に基づいて外部制御装置
の各種機能に対する制御情報の設定変更を自動的に行う
ことが可能な通信端末装置を提供することができる。ま
た、外部制御装置の上記各種機能に対する制御情報の設
定変更が自動的に行われるため、利用者は、多機能装置
の能力変更に対応するための煩雑な外部制御装置の設定
変更作業を行う必要が無くなり、大変便利な通信端末装
置を提供することができる。
【0056】また、請求項2に係る通信端末装置では、
請求項1に記載の通信端末装置において、前記能力情報
は、前記制御情報の形式に関する情報を含むため、多機
能装置の制御情報の形式に変更があれば、この変更情報
が外部制御装置からの変更情報の送信要求により、外部
制御装置に該変更情報が送信される。これにより、外部
制御装置が、多機能装置の該制御情報の形式に関する変
更情報を正確に得ることが可能となると共に、該制御情
報の形式に関する変更情報に基づいて外部制御装置側の
上記各種機能に対する制御情報の設定変更を自動的に行
うことが可能な通信端末装置を提供することができる。
【0057】また、請求項3に係る通信端末装置では、
請求項1に記載の通信端末装置において、前記多機能装
置は、記憶手段を備え、前記能力情報は、前記記憶手段
の記憶容量に関する情報を含むため、多機能装置のこの
記憶手段の記憶容量の変更があれば、この変更情報が外
部制御装置からの変更情報の送信要求により、外部制御
装置に記憶容量に関する変更情報が送信される。これに
より、外部制御装置が、多機能装置の該記憶容量に関す
る変更情報を正確に得ることが可能となると共に、該記
憶容量に関する変更情報に基づいて外部制御装置の上記
各種機能に対する制御情報の設定変更を自動的に行うこ
とが可能な通信端末装置を提供することができる。
【0058】また、請求項4に係る通信端末装置では、
請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の通信端末装置
において、前記外部制御装置は、判定手段により前記多
機能装置に送信する制御情報が適切か否か前記更新手段
によって更新された設定に基づいて判定する。そして、
この多機能装置に送信する制御情報が不適切であると判
定した場合には、その旨を報知手段により利用者に報知
する。これにより、外部制御装置において、多機能装置
に送信する制御情報が適切か否か送信前に判定すること
が可能となると共に、利用者は自分の設定した上記各種
機能に使用される制御情報等の設定ミスを容易に発見す
ることが可能な通信端末装置を提供することができる。
【0059】また、請求項5に係る通信端末装置では、
少なくともファクシミリ機能を有する多機能装置と、前
記多機能装置と接続されて、該多機能装置に備えられる
ファクシミリ機能を動作させるための送信先情報を送受
信することが可能な外部制御装置とから構成されてい
る。また、この多機能装置は、ファクシミリ機能におい
て使用される送信先情報を記憶可能な記憶手段を有す
る。また、多機能装置のこの記憶手段に記憶可能な送信
先情報に関する許容値を送信手段を介して外部制御装置
に送信することができる。そして、外部制御装置から要
求手段を介してこの多機能装置に対し、前記送信先情報
に関する許容値の送信要求があれば、該多機能装置は、
外部制御装置へ送信手段を介して前記送信先情報に関す
る許容値を送信する。続いて、外部制御装置は、受信手
段を介して多機能装置から前記送信先情報に関する許容
値を受信すると共に、更新手段によって多機能装置に送
信するの送信先情報に関する許容値の設定をこの受信し
た送信先情報に関する許容値に基づいて更新する。これ
により、例えば、多機能装置のメモリ増設や通信ソフト
のバージョンアップにより、多機能装置の送信先情報に
関する許容値が変更された場合には、外部制御装置から
の送信先情報に関する許容値の送信要求により、外部制
御装置に最新の許容値が送信されるため、外部制御装置
が、多機能装置の該送信先情報に関する変更後の許容値
を正確に得ることが可能となると共に、その変更後の許
容値に基づいて外部制御装置側の上記各種機能に対する
制御情報の設定変更を自動的に行うことが可能な通信端
末装置を提供することができる。また、送信先情報に関
する変更後の許容値に基づいて外部制御装置のファクシ
ミリ機能を動作させるための送信先情報の設定変更が自
動的に行われるため、利用者は、多機能装置の許容値の
変更に対応するための煩雑な外部制御装置の設定変更作
業を行う必要が無くなり、大変便利な通信端末装置を提
供することができる。
【0060】また、請求項6に係る通信端末装置では、
請求項5に記載の通信端末装置において、前記許容値
は、前記記憶手段に記憶可能な送信先情報の件数、及び
送信先情報の形式に関する情報を含むため、この送信先
情報の件数、及び送信先情報の形式に関する変更があれ
ば、この変更情報が外部制御装置からの変更情報の送信
要求により、多機能装置から外部制御装置に送信され
る。また、外部制御装置は、更新手段により多機能装置
に対して送信する前記送信先情報の件数、及び送信先情
報の形式に関する設定を、受信した当該送信先情報の件
数、及び送信先情報の形式に基づいて更新する。これに
より、外部制御装置が、多機能装置の該送信先情報の件
数、及び送信先情報の形式に関する最新の情報を正確に
得ることが可能となると共に、該送信先情報の件数、及
び送信先情報の形式に関する最新の情報に基づいて外部
制御装置側における送信先情報に関わる設定を多機能装
置の最大能力に対応した件数、形式に自動的に変更する
ことが可能な通信端末装置を提供することができる。
【0061】また、請求項7に係る通信端末装置では、
請求項5又は請求項6に記載の通信端末装置において、
前記外部制御装置は、設定画面を介して設定された送信
先情報を多機能装置に送信し、該送信先情報を受信した
多機能装置は、この送信先情報を記憶手段に記憶する。
また、外部制御装置は、更新手段により多機能装置から
受信した前記許容値に基づいて送信先情報を設定する設
定画面の内容を更新する。これにより、利用者はこの設
定画面を介して多機能装置に送信する送信先情報を設定
することが可能であるが、その際、多機能装置から受信
した前記許容値に基づいて該設定画面の内容が自動的に
変更され、最新の許容値に対応した送信先情報の設定を
行うことができる通信端末装置を提供することができ
る。また、利用者は、多機能装置の許容値の変更に対応
するための煩雑な設定画面の変更作業を行うこと無く、
変更後の設定画面により送信先情報を設定することが可
能な通信端末装置を提供することができる。
【0062】さらに、請求項8に係る通信端末装置で
は、請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の通信端末
装置において、前記外部制御装置は、判定手段により前
記設定画面において設定された送信先情報が、前記許容
値によって許容される範囲内か否かを判定する。そし
て、該設定された送信先情報が許容される範囲外である
と判定した場合には、その旨を報知手段により報知す
る。これにより、外部制御装置において、利用者が設定
画面を用いて設定した多機能装置に送信する送信先情報
が適切か否か送信前に判定することが可能となると共
に、利用者は自分が設定した送信先情報等のミスを容易
に発見することが可能な通信端末装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る通信端末装置を構成するパー
ソナルコンピュータ及びこのパーソナルコンピュータに
接続される画像形成装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本実施形態に係る通信端末装置を構成するパー
ソナルコンピュータ1の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図3】本実施形態に係る通信端末装置を構成する画像
形成装置2の電気的構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係る通信端末装置のパーソナルコ
ンピュータ1におけるファクシミリ機能等に関する許容
値の更新処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る通信端末装置のパーソナルコ
ンピュータ1のディスプレイ4に表示されるリモートセ
ットアップ画面の一例を示す図である。
【図6】本実施形態に係る通信端末装置のパーソナルコ
ンピュータ1の各設定値の許容値のアップロード中の表
示画面の一例を示す図である。
【図7】本実施形態に係る通信端末装置のパーソナルコ
ンピュータ1のディスプレイ4に表示される電話帳設定
画面の一例を示す図である。
【図8】本実施形態に係る通信端末装置のパーソナルコ
ンピュータ1の電話帳62の「名前」の文字数が許容値
をオーバーした場合の、エラーメッセージ表示画面の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 画像形成装置 3 キーボード 4 ディスプレイ 6 マウス 12 入出力インターフェース 13、31 CPU 14 HDD 14A、33B 許容値記憶エリア 16、34 RAM 17 通信用インターフェース 19、32 ROM 47 PC用インターフェース SJ 接続ケーブル T1 電話回線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種機能を備え、通信回線に接続される
    多機能装置と、 前記多機能装置と接続されて、前記各種機能を動作させ
    るための制御情報を送受信することが可能な外部制御装
    置とから構成される通信端末装置において、 前記多機能装置は、前記各種機能に関わる能力情報を有
    し、前記外部制御装置からの要求に応じて前記能力情報
    を該外部制御装置に送信する送信手段を備え、 前記外部制御装置は、前記多機能装置に対して、前記能
    力情報を送信するように要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に応じて、前記送信手段により
    送信される前記能力情報を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された能力情報に基づいて、該
    多機能装置に送信する制御情報に関する設定を更新する
    更新手段とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記能力情報は、前記制御情報の形式に
    関する情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記多機能装置は、記憶手段を備え、 前記能力情報は、前記記憶手段の記憶容量に関する情報
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信端末装
    置。
  4. 【請求項4】 前記外部制御装置は、前記更新手段によ
    り更新された設定に基づき、前記多機能装置に送信する
    制御情報が適切か否か判定する判定手段と、 前記判定手段により前記多機能装置に送信する制御情報
    が不適切であると判定された場合は、その旨を報知する
    報知手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 少なくともファクシミリ機能を有する多
    機能装置と、 前記多機能装置と接続されて、該多機能装置に備えられ
    るファクシミリ機能を動作させるための送信先情報を送
    受信することが可能な外部制御装置とから構成される通
    信端末装置において、 前記多機能装置は、ファクシミリ機能において使用され
    る送信先情報を記憶可能な記憶手段と、 前記記憶手段に記憶可能な送信先情報に関する許容値を
    前記外部制御装置に送信する送信手段とを備え、 前記外部制御装置は、前記多機能装置に対して、前記許
    容値を送信するように要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に応じて、前記送信手段により
    送信される前記許容値を受信する受信手段と、 その受信手段により受信された許容値に基づいて、前記
    記憶手段に記憶させるために前記多機能装置に対して送
    信する前記送信先情報に関する設定を更新する更新手段
    とを備えたことを特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記許容値は、前記記憶手段に記憶可能
    な送信先情報の件数、及び送信先情報の形式に関する情
    報を含み、 前記更新手段は、前記多機能装置に対して送信する前記
    送信先情報の件数、及び送信先情報の形式に関する設定
    を更新することを特徴とする請求項5に記載の通信端末
    装置。
  7. 【請求項7】 前記外部制御装置は、前記多機能装置の
    記憶手段に記憶させるための前記送信先情報を設定する
    設定画面を有し、 前記更新手段は、前記多機能装置から送信される前記許
    容値に基づいて、前記設定画面の内容を更新することを
    特徴とする請求項5又は請求項6に記載の通信端末装
    置。
  8. 【請求項8】 前記設定画面において設定された送信先
    情報が、前記許容値によって許容される範囲内か否かを
    判定する判定手段と、 前記判定手段によって許容される範囲外であると判定さ
    れた場合は、その旨を報知する報知手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の
    通信端末装置。
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