JP2016131304A - ファクシミリ装置およびそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

ファクシミリ装置およびそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通信エラーの発生を抑制する。【解決手段】ファクシミリ装置は、ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、ファクシミリ通信を実行する通信部と、通信部により実行されるファクシミリ通信を制御するとともに、ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、情報を表示する表示部と、を備え、制御部は、設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付けたとき、所定設定項目の設定内容が変更された状態でテスト通信を実行するよう促すためのテスト要求情報を表示部に表示させる。【選択図】図3

Description

本発明は、ファクシミリ装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
ファクシミリ装置は、ファクシミリ通信に関する設定項目およびその設定内容を記憶する(たとえば、特許文献1参照)。そして、ファクシミリ装置は、自機に記憶された設定項目の設定内容に基づき、ファクシミリ通信を実行する。
ファクシミリ通信に関する設定項目は複数有る。これら複数の設定項目は、その設定内容の変更が可能となっている。たとえば、相手機の出力用紙に発信元情報(名称やダイヤル番号など)が印刷されるように設定したり、ファクシミリデータの受信時における呼出回数を設定したりすることができる。
特開平9−135319号公報
ファクシミリ通信に関する設定項目の中には、設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目(以下、便宜上、所定設定項目と称する場合がある)が有る。たとえば、交換機に送出するダイヤル信号の種別に関する設定項目が該当する。仮に、ダイヤルパルス信号方式で電話回線を契約している場合において、誤ってDTMF(Dual−Tone Multi−Frequency)信号方式に設定してしまうと、交換機はDTMF信号を認識しないので、通信エラーが発生する。
このような通信エラーが発生したとき、ユーザーによっては、通信エラーの発生原因が所定設定項目の設定内容の変更に起因していることを理解できず、続けて、所定設定項目の設定内容が間違ったままファクシミリ通信を実行する場合がある。結果として、再度、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーが発生してしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、所定設定項目(設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目)の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーが発生するのを抑制することが可能なファクシミリ装置およびそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の局面によるファクシミリ装置は、ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、ファクシミリ通信を実行する通信部と、通信部により実行されるファクシミリ通信を制御するとともに、ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、情報を表示する表示部と、を備える。そして、制御部は、設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付けたとき、所定設定項目の設定内容が変更された状態でテスト通信を実行するよう促すためのテスト要求情報を表示部に表示させる。
第1の局面によるファクシミリ装置では、所定設定項目の設定内容が変更されると、テスト要求情報を表示し、テスト通信をユーザーに実行させる。言い換えると、所定設定項目の設定内容が間違っているか否かをユーザーに確認させる。このテスト通信の結果、テスト通信が正常に完了せずに通信エラーが発生すれば、所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高いとユーザーにより判断され、所定設定項目の設定内容がユーザーによって再設定される。これにより、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
本発明の第2の局面によるファクシミリ装置は、ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、ファクシミリ通信を実行する通信部と、通信部により実行されるファクシミリ通信を制御するとともに、ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、情報を表示する表示部と、を備える。そして、制御部は、設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付けて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合、または、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生してから所定回数連続して通信エラーが発生した場合に、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すための再設定要求情報を表示部に表示させる。
第2の局面によるファクシミリ装置では、所定設定項目の設定内容を変更して以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合に、再設定要求情報を表示する。ここで、所定設定項目の設定内容を変更して以降の最初のファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合には、所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高い。したがって、この場合に再設定要求情報を表示すれば、所定設定項目の設定内容が間違っているか否かの確認がユーザーによって行われる。そして、所定設定項目の設定内容が間違っていれば、所定設定項目の設定内容がユーザーによって再設定される。これにより、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
なお、通信エラーはファックス番号の入力ミスがあった場合にも発生する。すなわち、通信エラーが発生しても、ファックス番号を入力し直せば、それ以降は通信エラーが発生しなくなる場合がある。この場合には、所定設定項目の設定内容を変更する必要は無い。しかし、所定設定項目の設定内容が間違っていると、ファックス番号を入力し直して以降も、続けて通信エラーが発生する。このため、所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付けて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生してから所定回数連続して通信エラーが発生した場合に、再設定要求情報を表示し、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すのがより好ましい。
本発明の第3の局面によるファクシミリ装置は、ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、ファクシミリ通信を実行する通信部と、通信部により実行されるファクシミリ通信を制御するとともに、ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、ファクシミリ通信の実行履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、情報を表示する表示部と、を備える。そして、制御部は、設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付けたとき、以前に実行されたファクシミリ通信の実行履歴を確認し、所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付ける直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合、または、所定設定項目の設定内容の変更を受付部が受け付ける直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生するまでに所定回数連続して通信エラーが発生していた場合に、所定条件が満たされていると判断して、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。
第3の局面によるファクシミリ装置では、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合に、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。ここで、所定設定項目の設定内容の変更を受け付ける直前のファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合には、所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高い。したがって、この場合には、通信エラーを解消するため(所定設定項目の設定内容を間違ったものから正しいものに変更するため)、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。これにより、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
なお、通信エラーはファックス番号の入力ミスがあった場合にも発生する。すなわち、通信エラーが発生しても、ファックス番号を入力し直せば、それ以降は通信エラーが発生しなくなる場合がある。この場合には、所定設定項目の設定内容を変更する必要は無い。しかし、所定設定項目の設定内容が間違っていると、ファックス番号を入力し直して以降も、続けて通信エラーが発生する。このため、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生するまでに所定回数連続して通信エラーが発生していた場合に、所定設定項目の設定内容の変更を許可するのがより好ましい。
本発明の第4の局面による画像形成装置は、上記のファクシミリ装置を備える。この画像形成装置では、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、所定設定項目(設定内容が間違っているとファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目)の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
本発明の一実施形態による複合機(ファクシミリ装置およびそれを備えた画像形成装置)の概略図 本発明の一実施形態による複合機のハードウェア構成の一例を示すブロック図 本発明の一実施形態による複合機においてファクシミリ通信に関する設定内容の変更を受け付けたときの処理の流れを説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による複合機において表示される報知画面(テスト要求情報)の一例を示す図 本発明の一実施形態による複合機において表示される報知画面(テスト要求情報)の一例を示す図 本発明の一実施形態による複合機において表示される報知画面(再設定要求情報)の一例を示す図 本発明の一実施形態による複合機においてファクシミリ通信に関する設定内容の変更を受け付けたときの処理の流れを説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による複合機においてファクシミリ通信に関する設定内容の変更を受け付けたときの処理の流れを説明するためのフローチャート 本発明の一実施形態による複合機において表示される報知画面(変更不許可情報)の一例を示す図
以下、本発明の一実施形態によるファクシミリ装置およびそれを備えた画像形成装置について、ファクシミリ機能など複数種の機能を搭載する複合機を例にとって説明する。
<複合機の全体構成>
図1に示すように、複合機100は、画像読取部101、印刷部102および操作パネル103を備える。なお、複合機100は、「ファクシミリ装置」および「画像形成装置」に相当する。
画像読取部101は、原稿を読み取り、その原稿の画像データを生成する。たとえば、画像読取部101による原稿の読み取りによって得られた原稿の画像データは、後述する主制御部110(図2参照)により各種処理が施される。そして、その画像データは、ファクシミリデータの基データとなる。あるいは、画像データは、印刷部102による印刷画像の基データとなる。
印刷部102は、給紙部21、用紙搬送部22、画像形成部23および定着部24によって構成される。給紙部21は、用紙カセットPCに収容された用紙を用紙搬送路PPに供給する。用紙搬送部22は、用紙搬送路PPに沿って用紙を搬送する。画像形成部23は、感光体ドラム1、帯電装置2、露光装置3、現像装置4、転写ローラー5およびクリーニング装置6を含む。そして、画像形成部23は、画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙に転写する。定着部24は、用紙に転写されたトナー像を加熱および加圧して定着させる。
操作パネル103は、タッチパネル付きの液晶表示パネル31を含む。液晶表示パネル31は、各種設定などを受け付けるためのソフトキーやメッセージを表示する。また、操作パネル103には、スタートキー32やテンキー33などのハードキーが設けられる。なお、操作パネル103は、「受付部」および「表示部」に相当する。
<複合機のハードウェア構成>
図2に示すように、複合機100は、主制御部110(「制御部」に相当)を備える。主制御部110は、CPU、画像処理用のASIC、および、記憶部(ROMやRAMなど)を含む。そして、主制御部110は、記憶部に記憶された制御用のプログラムやデータに基づき、複合機100の全体制御を行う。たとえば、主制御部110は、画像データに対して各種処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。また、主制御部110は、画像読取部101の読取動作や印刷部102の印刷動作を制御する。さらに、主制御部110は、操作パネル103の表示動作を制御したり、操作パネル103に対して行われた操作を検知したりする。
また、主制御部110は、通信部120と接続され、通信部120により実行される各種通信を制御する。通信部120は、たとえば、モデムなどを内蔵する。そして、通信部120は、交換機300(電話回線)を介して、相手機200(ファクシミリ装置)との間でファクシミリ通信を実行する。
また、主制御部110は、記憶部130と接続される。記憶部130は、ファクシミリ通信の実行条件(ファクシミリ通信の現時点の設定内容)を示す設定情報131を記憶する。そして、主制御部110は、設定情報131で示される設定内容に基づき、通信部120により実行されるファクシミリ通信を制御する。
記憶部130には、ファクシミリ通信の実行履歴を示す履歴情報132も記憶される。たとえば、履歴情報132は、ファクシミリ通信の実行時刻(日時)、ファクシミリデータの発信元や送信先の名称、および、ファクシミリ通信の成否(ファクシミリ通信が正常に完了したか否か)などを示す情報である。そして、主制御部110は、通信部120によるファクシミリ通信が実行される度に、履歴情報132を更新する。なお、この構成では、記憶部130が「履歴情報記憶部」に相当する。
<ファクシミリ通信>
(概要)
ファクシミリ通信におけるファクシミリデータの送信では、まず、複合機100に原稿がセットされる。そして、ファクシミリ通信の実行指示が操作パネル103に対して行われる(スタートキー32が押下される)。
主制御部110は、ファクシミリ通信の実行指示を操作パネル130が受け付けると、原稿の読み取りを画像読取部101に行わせ、その読み取りによって得られた原稿の画像データに基づきファクシミリデータを生成する。その後、主制御部110は、相手機200へのファクシミリデータの送信を通信部120に実行させる。また、主制御部110は、通信部120がファクシミリデータを送信すると、履歴情報132を更新する。
ファクシミリ通信におけるファクシミリデータの受信では、相手機200からのファクシミリデータを通信部120が受信する。主制御部110は、通信部120がファクシミリデータを受信すると、そのファクシミリデータを記憶部130に一旦記憶させる。さらに、主制御部110は、通信部120がファクシミリデータを受信すると、履歴情報132を更新する。そして、主制御部110は、ファクシミリデータに対して各種処理を施した後、ファクシミリデータに基づく印刷を印刷部102に実行させる。
(所定設定項目)
ファクシミリ通信においては、設定内容の変更が可能な設定項目が複数有る。ファクシミリ通信の設定内容の設定(変更)は、操作パネル103が受け付ける。
主制御部110は、ファクシミリ通信の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けると、ファクシミリ通信の実行条件(ファクシミリ通信の現時点の設定内容)を定めた設定情報131を操作パネル103が受け付けた設定内容に基づき更新する。したがって、この場合には、変更後の設定内容に基づきファクシミリ通信が実行される。
ただし、ファクシミリ通信の設定内容の変更が受け付けられない場合もある。この場合には、設定情報131は更新されないので、ファクシミリ通信は従前の設定のまま実行される(詳細は後述する)。
また、主制御部110は、ファクシミリ通信の設定内容の変更を操作パネル103が受け付け、それに伴い設定情報131を更新すると、変更情報133も更新する。変更情報133というのは、操作パネル103が設定内容の変更を受け付けた設定項目、当該設定項目の変更前の設定内容、および、当該設定項目の設定内容が変更された時刻(日時)を示す情報である。なお、変更情報133は、記憶部130に記憶される。この構成では、記憶部130が「変更情報記憶部」に相当する。
ここで、ファクシミリ通信に関する複数の設定項目は、設定内容が間違っているとファクシミリ通信そのものが実行できなくなる設定項目(以下、便宜上、所定設定項目と称する場合がある)と、所定設定項目以外の設定項目とに分類される。所定設定項目としては、一例として、「回線設定」、「ダイヤルイン設定」および「ダイヤルナンバーディスプレイ設定」などが挙げられる。なお、所定設定項目以外の設定項目は、多岐にわたる。一例を挙げると、相手機200の出力用紙に印刷される発信元情報(名称やダイヤル番号など)に関する設定項目や、ファクシミリデータの受信時における呼出回数に関する設定項目などがある。
「回線設定」は、ファクシミリデータの送信に関する設定項目であり、交換機300に送出するダイヤル信号の種類(ダイヤル信号方式)に関する設定項目である。この「回線設定」では、DTMF信号を交換機300に送出するか、ダイヤルパルス信号を交換機300に送出するかが設定される。
「ダイヤルイン設定」および「ダイヤルナンバーディスプレイ設定」は、ファクシミリデータの受信に関する設定項目である。「ダイヤルイン設定」では、ファクシミリデータの受信時にダイヤルイン用の処理を実行するか否かが設定される。「ダイヤルナンバーディスプレイ設定」では、ファクシミリデータの受信時にダイヤルナンバーディスプレイ用の処理を実行するか否かが設定される。
これら所定設定項目の設定内容が誤った設定内容に設定された場合、通信エラーが発生する。結果として、ファクシミリ通信が実行できなくなる。
たとえば、「回線設定」において、DTMF信号方式およびダイヤルパルス信号方式のうちいずれの方式に設定すべきかは、電話回線を提供する通信事業者とユーザーとが結ぶ契約内容によって定まる。仮に、ダイヤルパルス信号方式で電話回線を契約している場合において、「回線設定」を誤ってDTMF信号方式に設定してしまうと、複合機100からのダイヤル信号(DTMF信号)を交換機300が認識できなくなる。この場合には、通信エラーの一つであるT0タイムアウトエラーが発生する。なお、T0タイムアウトエラーというのは、ファクシミリデータの送信時に、相手機200からの信号を受信できずに60秒経過したというエラーである。
また、「ダイヤルイン設定」や「ダイヤルナンバーディスプレイ設定」においても、電話回線を提供する通信事業者とユーザーとが結ぶ契約内容に応じて、どのように設定すべきかが定まる。仮に、「ダイヤルイン設定」および「ダイヤルナンバーディスプレイ設定」の設定内容が間違っている場合には、相手機200との接続が不能となり、通信エラーの一つであるT1タイムアウトエラーが発生する。なお、T1タイムアウトエラーというのは、ファクシミリデータの受信時に、相手機200からの信号を受信できずに35秒経過したというエラーである。
(第1実施形態)
第1実施形態では、所定設定項目の設定内容の変更に起因する通信エラーの発生を抑制するため、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けると、テスト通信を実行するようユーザーに促す。以下、図3に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。
まず、図3に示すフローチャートは、ファクシミリ通信の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたときにスタートする。
ステップS1において、主制御部110は、設定情報131を更新する。また、ステップS2において、主制御部110は、変更対象が所定設定項目であるか否かを判断する。この判断の結果、変更対象が所定設定項目であれば、ステップS3に移行する。なお、ステップS2において、変更対象が所定設定項目ではないと主制御部110が判断した場合には、本フローは終了する。
ステップS3に移行した場合、主制御部110は、変更情報133を更新する。すなわち、主制御部110は、設定内容が変更された所定設定項目、当該所定設定項目の変更前の設定内容、および、当該所定設定項目の設定内容が変更された時刻(日時)を記憶部130に記憶させる。
次に、ステップS4において、主制御部110は、図4または図5に示すような報知画面103Aを操作パネル103に表示させる。この報知画面103Aには、所定設定項目の設定内容が変更された状態でテスト通信を実行するよう促すためのテスト要求情報AIが配される。
たとえば、所定設定項目としての「回線設定」が変更対象となっていた場合、操作パネル103は、図4に示すように、「回線設定の設定内容が変更されています。事前にテスト通信(送信)を実行してください。」といったようなテキスト情報をテスト要求情報AIとして報知画面103A内に表示する。また、所定設定項目としての「ダイヤルイン設定」や「ダイヤルナンバーディスプレイ設定」が変更対象となっていた場合、操作パネル103は、図5(一例として、「ダイヤルイン設定」を対象とする)に示すように、「ダイヤルイン設定の設定内容が変更されています。事前にテスト通信(受信)を実行してください。」といったようなテキスト情報をテスト要求情報AIとして報知画面103A内に表示する。
続いて、ステップS5において、主制御部110は、操作パネル103がファクシミリ通信の実行指示を受け付けたか否を判断する。この判断の結果、操作パネル103がファクシミリ通信の実行指示を受け付けていれば、ステップS6に移行する。そして、ステップS6に移行すると、主制御部110は、通信部120に指示し、ファクシミリ通信を実行させる。なお、主制御部110は、ここで実行されるファクシミリ通信をテスト通信として認識する。
この後、ステップS7において、主制御部110は、ファクシミリ通信(テスト通信)が正常に完了したか否かを判断する。この判断の結果、ファクシミリ通信(テスト通信)が正常に完了していなければ、ステップS8に移行する。
ステップS8に移行すると、主制御部110は、図6に示すような報知画面103Bを操作パネル103に表示させる。この報知画面103Bには、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すための再設定要求情報BIが配される。たとえば、操作パネル103は、図6(一例として、「回線設定」を対象とする)に示すように、「回線設定の設定内容を再設定してください。」といったようなテキスト情報を再設定要求情報BIとして報知画面103B内に表示する。すなわち、操作パネル103は、設定内容が変更された所定設定項目を再設定要求情報BIとして報知画面103A内に表示する。また、操作パネル103は、当該所定設定項目の変更前の設定内容、および、当該所定設定項目の設定内容が変更された時刻(日時)も再設定要求情報BIとして報知画面103B内に表示する。
一方で、ステップS7において、ファクシミリ通信(テスト通信)が正常に完了していると主制御部110が判断した場合には、本フローは終了する。この場合、主制御部110は、所定設定項目の変更後の設定内容を有効とし、所定設定項目の設定内容が変更された状態で、次のファクシミリ通信の実行指示を待つ。なお、この場合には、報知画面103B(再設定要求情報BI)は操作パネル103に表示されない。そして、このとき、ファクシミリ通信の実行指示を行うと、所定設定項目の設定内容が変更された状態で、ファクシミリ通信が実行される。
なお、ステップS5において、操作パネル103がファクシミリ通信の実行指示を受け付けていないと主制御部110が判断した場合には、ステップS9に移行する。ステップS9に移行すると、主制御部110は、変更後の設定内容をリセットするためのリセット操作を操作パネル103が受け付けたか否かを判断する。この判断の結果、操作パネル103がリセット操作を受け付ければ、主制御部110は、変更後の設定内容をリセットする(変更された設定内容を変更前の設定内容に戻す)。そして、本フローは終了する。一方で、ステップS9において、操作パネル103がリセット操作を受け付けていないと主制御部110が判断した場合には、ステップS5の判断が繰り返される。
第1実施形態では、上記のように、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたとき、所定設定項目の設定内容が変更された状態でテスト通信を実行するよう促すためのテスト要求情報AI(報知画面103A)を操作パネル103に表示させる。
第1実施形態の構成では、所定設定項目の設定内容が変更されると、テスト要求情報AIを表示し、テスト通信をユーザーに実行させる。言い換えると、所定設定項目の設定内容が間違っているか否かをユーザーに確認させる。このテスト通信の結果、テスト通信が正常に完了せずに通信エラーが発生すれば、所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高いとユーザーにより判断され、所定設定項目の設定内容がユーザーによって再設定される。これにより、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、テスト通信が正常に完了した場合、主制御部110は、所定設定項目の変更後の設定内容を有効とする。一方で、テスト通信が正常に完了しなかった場合、主制御部110は、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すための再設定要求情報B1(報知画面103B)を操作パネル103に表示させる。このように、テスト通信が正常に完了しなかった場合(所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高い場合)に再設定要求情報BIを表示するよう構成すれば、確実に、所定設定項目の設定内容が間違っているか否かの確認をユーザーに行わせることができる。すなわち、所定設定項目の設定内容が間違っていれば、確実に、所定設定項目の設定内容をユーザーに再設定させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、主制御部110は、再設定要求情報BIとして、操作パネル103が設定内容の変更を受け付けた所定設定項目およびその所定設定項目の変更前の設定内容を操作パネル103に表示させる。このように構成すれば、容易に、再設定すべき所定設定項目をユーザーに認識させることができ、また、当該所定設定項目をどのような設定内容に再設定すべきかをユーザーに認識させることができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、所定設定項目の設定内容が変更されて以降、変更後の設定内容で実行されたファクシミリ通信の実行状況を監視する。その結果、第1条件が満たされると、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するようユーザーに促す。以下、図7に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。
まず、図7に示すフローチャートは、ファクシミリ通信の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたときにスタートする。
ステップS11において、主制御部110は、設定情報131を更新する。また、ステップS12において、主制御部110は、変更対象が所定設定項目であるか否かを判断する。この判断の結果、変更対象が所定設定項目であれば、ステップS13に移行する。なお、ステップS12において、変更対象が所定設定項目ではないと主制御部110が判断した場合には、本フローは終了する。
ステップS13に移行した場合、主制御部110は、変更情報133を更新する。すなわち、主制御部110は、設定内容が変更された所定設定項目、当該所定設定項目の変更前の設定内容、および、当該所定設定項目の設定内容が変更された時刻(日時)を記憶部130に記憶させる。
次に、ステップS14において、主制御部110は、第1条件が満たされたか否かを判断する。ここで、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合に、第1条件が満たされたと判断する。すなわち、この場合には、所定設定項目の設定内容が変更されて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生しなければ、第1条件は満たされていないと判断される。
あるいは、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生してから所定回数(たとえば、2〜3回)連続して通信エラーが発生した場合に、第1条件が満たされたと判断する。すなわち、この場合には、所定設定項目の設定内容が変更されて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生しても、次に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生しなければ、第1条件は満たされていないと判断される。
ここで、所定設定項目の設定内容が変更されて以降に通信エラーが発生した場合には、所定設定項目の変更後の設定内容が間違っている可能性が高い。このため、ステップS14において、第1条件が満たされたと主制御部110が判断すると、ステップS15に移行する。そして、ステップS15に移行すると、主制御部110は、図6に示した再設定要求情報BI(報知画面103B)と同様の情報を操作パネル103に表示させる。すなわち、第1条件というのは、再設定要求情報BIを表示するか否かの判断基準となる条件である。
一方で、ステップS14において、第1条件が満たされていないと主制御部110が判断した場合には、本フローは終了する。この場合、主制御部110は、所定設定項目の変更後の設定内容を有効とし、所定設定項目の設定内容が変更された状態で、次のファクシミリ通信の実行指示を待つ。これにより、以降のファクシミリ通信は、所定設定項目の設定内容が変更された状態で実行される。なお、この場合には、報知画面103B(再設定要求情報BI)は操作パネル103には表示されない。
第2実施形態では、上記のように、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合、または、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生してから所定回数連続して通信エラーが発生した場合に、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すための再設定要求情報BI(報知画面103B)を操作パネル103に表示させる。
第2実施形態の構成では、所定設定項目の設定内容を変更して以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合に、再設定要求情報BIを表示する。ここで、所定設定項目の設定内容を変更して以降の最初のファクシミリ通信で通信エラーが発生した場合には、所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高い。したがって、この場合に再設定要求情報BIを表示すれば、所定設定項目の設定内容が間違っているか否かの確認がユーザーによって行われる。そして、所定設定項目の設定内容が間違っていれば、所定設定項目の設定内容がユーザーによって再設定される。これにより、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
なお、通信エラーはファックス番号の入力ミスがあった場合にも発生する。すなわち、通信エラーが発生しても、ファックス番号を入力し直せば、それ以降は通信エラーが発生しなくなる場合がある。この場合には、所定設定項目の設定内容を変更する必要は無い。しかし、所定設定項目の設定内容が間違っていると、ファックス番号を入力し直して以降も、続けて通信エラーが発生する。このため、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けて以降、最初に実行されるファクシミリ通信で通信エラーが発生してから所定回数連続して通信エラーが発生した場合に、再設定要求情報BIを表示し、所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すのがより好ましい。
また、第2実施形態では、上記のように、第1実施形態と同様、再設定要求情報BIとして、操作パネル103が設定内容の変更を受け付けた所定設定項目およびその所定設定項目の変更前の設定内容を表示する。このように構成すれば、容易に、再設定すべき所定設定項目をユーザーに認識させることができ、また、当該所定設定項目をどのような設定内容に再設定すべきかをユーザーに認識させることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、以前に実行されたファクシミリ通信の実行履歴を確認する。そして、第2条件(「所定条件」に相当)が満たされていれば、所定設定項目の設定内容の変更を許可し、第2条件が満たされていなければ、所定設定項目の設定内容の変更を許可しない。以下、図8に示すフローチャートを参照して具体的に説明する。
まず、図8に示すフローチャートは、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたときにスタートする。
ステップS21において、主制御部110は、履歴情報132に基づき、以前に実行されたファクシミリ通信の実行履歴を確認する。そして、ステップS22において、主制御部110は、第2条件が満たされているか否かを判断する。ここで、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付ける直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合に、第2条件が満たされていると判断する。すなわち、この場合には、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していなければ、第2条件が満たされていないと判断される。
あるいは、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付ける直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生するまでに所定回数(たとえば、2〜3回)連続して通信エラーが発生していた場合に、第2条件が満たされていると判断する。すなわち、この場合には、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していても、その1回前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していなければ、第2条件が満たされていないと判断される。
ここで、所定設定項目の設定内容が間違っており、その間違った設定内容でファクシミリ通信が実行されれば、通信エラーが発生する。したがって、この場合には、所定設定項目の設定内容を変更(再設定)する必要がある。このため、ステップS22において、第2条件が満たされたと主制御部110が判断すると、ステップS23に移行する。そして、ステップS23に移行すると、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。すなわち、主制御部110は、操作パネル103が受け付けた設定内容に基づき設定情報131を更新する。
一方で、所定設定項目の設定内容が間違っていなければ、通信エラーは発生しない。そして、この場合には、所定設定項目の設定内容を敢えて変更する必要はなく、好ましくは変更しない方が良い(逆に、所定設定項目の設定内容を変更すると通信エラーが発生する恐れがある)。このため、ステップS22において、第2条件が満たされていないと主制御部110が判断すると、ステップS24に移行する。
ステップS24に移行すると、主制御部110は、図9に示すような報知画面103Cを操作パネル103に表示させる。この報知画面103Cには、所定設定項目の設定内容の変更を許可しないことを報知するための変更不許可情報CIが配される。たとえば、操作パネル103は、図9(一例として、「回線設定」を対象とする)に示すように、「回線設定の設定内容は変更できません。」といったようなテキスト情報を変更不許可情報CIとして報知画面103C内に表示する。すなわち、第2条件というのは、変更不許可情報CIを表示するか否かの判断基準となる条件である。
なお、複合機100が納入された後、電話回線の契約内容に基づき所定設定項目の設定内容をデフォルトから変更する場合がある。この場合の設定内容の変更は、通常、ファクシミリ通信を最初に実行する前に行われる。このため、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたとき、以前にファクシミリ通信が実行されていない場合にも、第2条件が満たされていると判断して、所定設定項目の設定内容の変更を許可する(すなわち、ステップS22からステップS23に移行する)。
第3実施形態では、上記のように、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたとき、以前に実行されたファクシミリ通信の実行履歴を確認し、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付ける直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合、または、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付ける直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生するまでに所定回数連続して通信エラーが発生していた場合に、第2条件が満たされている判断して、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。
第3実施形態の構成では、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合に、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。ここで、所定設定項目の設定内容の変更を受け付ける直前のファクシミリ通信で通信エラーが発生していた場合には、所定設定項目の設定内容が間違っている可能性が高い。したがって、この場合には、通信エラーを解消するため(所定設定項目の設定内容を間違ったものから正しいものに変更するため)、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。これにより、所定設定項目の設定内容が間違っていることに起因する通信エラーの発生を抑制することができる。
なお、通信エラーはファックス番号の入力ミスがあった場合にも発生する。すなわち、通信エラーが発生しても、ファックス番号を入力し直せば、それ以降は通信エラーが発生しなくなる場合がある。この場合には、所定設定項目の設定内容を変更する必要は無い。しかし、所定設定項目の設定内容が間違っていると、ファックス番号を入力し直して以降も、続けて通信エラーが発生する。このため、所定設定項目の設定内容の変更を受け付けたとき、直前に実行されたファクシミリ通信で通信エラーが発生するまでに所定回数連続して通信エラーが発生していた場合に、所定設定項目の設定内容の変更を許可するのがより好ましい。
また、第3実施形態では、上記のように、主制御部110は、所定設定項目の設定内容の変更を操作パネル103が受け付けたとき、以前にファクシミリ通信が実行されていない場合にも、第2条件が満たされていると判断して、所定設定項目の設定内容の変更を許可する。このように構成すれば、複合機100が納入された後(ファクシミリ通信を最初に実行する前)、電話回線の契約内容に基づき所定設定項目の設定内容をデフォルトから変更するときに、所定設定項目の設定内容を変更できずにユーザーが戸惑ってしまう、という不都合が発生するのを抑制することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、主制御部110は、第2条件が満たされていないと判断したとき、所定設定項目の設定内容の変更を許可せず、所定設定項目の設定内容の変更を許可しないことを報知するための変更不許可情報CI(報知画面103C)を操作パネル103に表示させる。このように構成すれば、所定設定項目の設定内容が正しいにもかかわらず、当該設定内容が間違ったものに変更されてしまう、という不都合が発生するのを抑制することができる。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100 複合機(ファクシミリ装置、画像形成装置)
103 操作パネル(受付部、表示部)
110 主制御部(制御部)
120 通信部
130 記憶部(変更情報記憶部、履歴情報記憶部)

Claims (9)

  1. ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、
    前記ファクシミリ通信を実行する通信部と、
    前記通信部により実行される前記ファクシミリ通信を制御するとともに、前記ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、
    情報を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、設定内容が間違っていると前記ファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を前記受付部が受け付けたとき、前記所定設定項目の設定内容が変更された状態でテスト通信を実行するよう促すためのテスト要求情報を前記表示部に表示させることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記制御部は、前記テスト通信が正常に完了したか否かを判断し、
    前記テスト通信が正常に完了した場合、前記制御部は、前記所定設定項目の変更後の設定内容を有効とする一方、前記テスト通信が正常に完了しなかった場合、前記制御部は、前記所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すための再設定要求情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記受付部が設定内容の変更を受け付けた前記所定設定項目と前記所定設定項目の変更前の設定内容とを示す変更情報を記憶する変更情報記憶部を備え、
    前記制御部は、前記再設定要求情報として、前記受付部が設定内容の変更を受け付けた前記所定設定項目および前記所定設定項目の変更前の設定内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、
    前記ファクシミリ通信を実行する通信部と、
    前記通信部により実行される前記ファクシミリ通信を制御するとともに、前記ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、
    情報を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、設定内容が間違っていると前記ファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を前記受付部が受け付けて以降、最初に実行される前記ファクシミリ通信で前記通信エラーが発生した場合、または、最初に実行される前記ファクシミリ通信で前記通信エラーが発生してから所定回数連続して前記通信エラーが発生した場合に、前記所定設定項目の変更後の設定内容を再設定するよう促すための再設定要求情報を前記表示部に表示させることを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 前記受付部が設定内容の変更を受け付けた前記所定設定項目と前記所定設定項目の変更前の設定内容とを示す変更情報を記憶する変更情報記憶部を備え、
    前記制御部は、前記再設定要求情報として、前記受付部が設定内容の変更を受け付けた前記所定設定項目および前記所定設定項目の変更前の設定内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項4に記載のファクシミリ装置。
  6. ファクシミリ通信に関する設定内容の設定を受け付ける受付部と、
    前記ファクシミリ通信を実行する通信部と、
    前記通信部により実行される前記ファクシミリ通信を制御するとともに、前記ファクシミリ通信の実行時に通信エラーが発生したか否かを判断する制御部と、
    前記ファクシミリ通信の実行履歴を示す履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    情報を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、設定内容が間違っていると前記ファクシミリ通信が実行できなくなる設定項目である所定設定項目の設定内容の変更を前記受付部が受け付けたとき、以前に実行された前記ファクシミリ通信の実行履歴を確認し、前記所定設定項目の設定内容の変更を前記受付部が受け付ける直前に実行された前記ファクシミリ通信で前記通信エラーが発生していた場合、または、前記所定設定項目の設定内容の変更を前記受付部が受け付ける直前に実行された前記ファクシミリ通信で前記通信エラーが発生するまでに所定回数連続して前記通信エラーが発生していた場合に、所定条件が満たされていると判断して、前記所定設定項目の設定内容の変更を許可することを特徴とするファクシミリ装置。
  7. 前記制御部は、前記所定設定項目の設定内容の変更を前記受付部が受け付けたとき、以前に前記ファクシミリ通信が実行されていない場合にも、前記所定条件が満たされていると判断して、前記所定設定項目の設定内容の変更を許可することを特徴とする請求項6に記載のファクシミリ装置。
  8. 前記制御部は、前記所定条件が満たされていないと判断したとき、前記所定設定項目の設定内容の変更を許可せず、前記所定設定項目の設定内容の変更を許可しないことを報知するための変更不許可情報を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項6または7に記載のファクシミリ装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のファクシミリ装置を備えた画像形成装置。
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