JP2009005295A - ファクシミリドライバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】エラー発生頻度の高い宛先を設定してファクシミリ通信を行おうと試みた場合であっても、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまう事態を回避して、ユーザの利便性を向上する。
【解決手段】ファクシミリ通信宛先毎に、同宛先に係る通信履歴を関連付けて記憶しておき、ファクシミリ通信に係る宛先設定を受け付けたとき、通信履歴記憶部72から当該宛先に係る通信履歴を取得し、取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定し、このエラー頻度判定結果を表示するようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、情報処理装置にインストールされ、当該情報処理装置にネットワーク経由でのファクシミリ通信を行わせる機能を付加するに係り、特に、ファクシミリ通信宛先に係るエラー頻度を表示可能なファクシミリドライバ、プログラム及び記録媒体に関する。
従来、例えば、ファクシミリ送受信を含むファクシミリ通信機能を有するファクシミリ通信装置では、文字や図形などの画像データを手軽に送受信することができるため、身近なOA機器として広く普及している。かかるファクシミリ通信装置では、例えば、ユーザが指定した宛先のファクシミリ番号に対して送信動作を行なった場合であって、回線エラーなどの何らかの不具合によって送信が不成功に終わった場合に、その旨及びエラー内容等をユーザに報告するものが知られている。
その一例として、特許文献1には、ファクシミリ送信時に送信エラーが発生したときの相手先毎のエラー種類及びエラー発生時刻等のエラー情報をRAMに記憶しておき、その記憶数が所定数に達した時やオペレータによる指示があった時などに、その記憶したエラー情報に基づいてファクシミリ送信先毎のエラー種類と発生回数とエラー発生時刻とからなる送信エラー履歴情報(エラー状況)を編集して、表示装置に表示又はプロッタによってプリントする技術が開示されている。特許文献1に記載の技術によれば、過去のファクシミリ送信における相手先毎のエラー状況を容易に把握することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、エラー状況の表示タイミングは、エラー履歴の記憶数が所定数に達した時やオペレータによる指示があった時に限られていたために、例えば、エラー発生頻度の高い宛先では、繰り返しのエラーが生じがちであるにもかかわらず、そのことをユーザに知らせる術はない。このため、ユーザがエラー発生に気付かなかった場合には、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまうおそれがあった。
特開平7−307851号公報
解決しようとする問題点は、従来技術では、エラー発生頻度の高い宛先では、繰り返しのエラーが生じがちであるにもかかわらず、そのことをユーザに知らせる術はなく、このため、ユーザがエラー発生に気付かなかった場合には、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまうおそれがあった点である。
本発明は、エラー発生頻度の高い宛先を設定してファクシミリ通信を行おうと試みた場合であっても、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまう事態を回避して、ユーザの利便性を向上することを目的として、表示画面上にファクシミリ機能に係るダイアログを表示可能な表示手段と、ファクシミリ通信に係る宛先毎に、同宛先に係る通信履歴を関連付けて記憶する通信履歴記憶手段と、を備えた情報処理装置にインストールされ、当該情報処理装置にネットワーク経由でのファクシミリ通信を行わせる機能を付加するファクシミリドライバであって、ファクシミリ通信に係る宛先を含む各種設定を受け付ける受付手段と、前記受付手段でファクシミリ通信に係る宛先設定を受け付けたとき、前記通信履歴記憶手段から当該宛先に係る通信履歴を取得する通信履歴取得手段と、当該通信履歴取得手段で取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定するエラー頻度判定手段と、当該エラー頻度判定手段における判定結果を、前記表示画面上に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えて構成されることを最も主要な特徴とする。
本発明は、表示画面上にファクシミリ機能に係るダイアログを表示可能な表示手段と、ファクシミリ通信に係る宛先毎に、同宛先に係る通信履歴を関連付けて記憶する通信履歴記憶手段と、を備えた情報処理装置にインストールされ、当該情報処理装置にネットワーク経由でのファクシミリ通信を行わせる機能を付加するファクシミリドライバであって、ファクシミリ通信に係る宛先を含む各種設定を受け付ける受付手段と、前記受付手段でファクシミリ通信に係る宛先設定を受け付けたとき、前記通信履歴記憶手段から当該宛先に係る通信履歴を取得する通信履歴取得手段と、当該通信履歴取得手段で取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定するエラー頻度判定手段と、次述する表示制御手段と、を備えて構成され、表示制御手段は、前記エラー頻度判定手段における判定結果を、前記表示画面上に表示させる制御を行うので、これによって、ファクシミリ通信機能を利用するユーザは、ファクシミリ通信に係る宛先を設定する毎に、そのファクシミリ通信の遂行に先立って、当該宛先に係るエラー頻度の判定結果を知ることが可能となる。従って、ファクシミリ通信の遂行に先立って、例えば、当該宛先はエラー頻度が高い旨の判定結果を知らされたユーザは、エラー発生のリスクを予め考慮しつつ通信の試行を行うことが可能となる結果として、エラー発生頻度の高い宛先を設定してファクシミリ通信を行おうと試みた場合であっても、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまう事態を回避して、ユーザの利便性を向上することができる。
エラー発生頻度の高い宛先を設定してファクシミリ通信を行おうと試みた場合であっても、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまう事態を回避して、ユーザの利便性を向上するといった目的を、通信履歴取得手段で取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定するエラー頻度判定手段における判定結果を、表示画面上に表示させる制御を行う表示制御手段を備えたファクシミリドライバにより実現した。
以下、本発明に係るファクシミリドライバ、プログラム及び記録媒体について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明に係るファクシミリドライバがインストールされた情報処理装置周辺の概略構成図である。
[情報処理装置周辺の概略構成]
本発明に係るファクシミリドライバ1は、図1に示すように、例えばクライアントPCなどの情報処理装置3にインストールされている。情報処理装置3は、ファクシミリドライバ1のファクシミリ通信機能により、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続される画像形成装置5に対し、ファクシミリ通信を行う機能を有する。
画像形成装置5は、印刷出力、メール送信、及びファクシミリ通信を含む各種機能が利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、同装置5は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びにネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、同装置5全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部53は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、ファクシミリ通信宛先に係るエラー頻度判定結果を、その表示画面に施されたデザイン変化に係る態様によって表示する際に用いられる。
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、ファクシミリ通信装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続された情報処理装置3に対する種々のデータの送受信を制御する。具体的には、ネットワークI/F部65は、例えば、情報処理装置3から送信されてきたファクシミリ通信データを受信し、受信した信号を主制御部11におけるファクシミリコントローラ15宛に転送する等の機能を有する。
情報処理装置3にインストールされたファクシミリドライバ1の働きによって、ファクシミリ通信の遂行に先立って、ファクシミリ通信宛先に係るエラー発生頻度を表示するために、情報処理装置3は、表示装置(本発明の「表示手段」に相当する。)69と、ファクシミリ通信宛先毎に、同宛先に係る通信履歴(いつ、どのような通信が行われたのか、及び、その通信は成功したのか、を含む。)を関連付けて記憶する通信履歴記憶部(本発明の「通信履歴記憶手段」に相当する。)72と、を備えている。また、情報処理装置3には、次述する諸機能を有するプログラムとしてのファクシミリドライバ1がインストールされている。具体的には、ファクシミリドライバ1は、ファクシミリ通信に係る宛先を含む各種設定操作入力を受け付ける設定内容受付部(本発明の「受付手段」に相当する。)71と、ファクシミリ通信に係る宛先設定を受け付けたとき、通信履歴記憶部72から当該宛先に係る通信履歴を取得する通信履歴取得部(本発明の「通信履歴取得手段」に相当する。)73と、通信履歴取得部73で取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定するエラー頻度判定部(本発明の「エラー頻度判定手段」に相当する。)75と、エラー頻度判定部75における判定結果に基づいて、当該判定結果に対応した表示画面に施されるデザインを決定する表示態様決定部(本発明の「表示態様決定手段」に相当する。)76と、表示態様決定手段で決定されたデザインが施された表示画面をもって、エラー頻度判定部75における判定結果を表示させる制御を行う表示制御部(本発明の「表示制御手段」に相当する。)77と、の各機能を含んで構成されている。
[本発明に係るファクシミリドライバがインストールされた情報処理装置の動作]
次に、本発明に係るファクシミリドライバがインストールされた情報処理装置の動作について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、本情報処理装置の動作フローチャートを示し、図3は、表示画面上におけるエラー頻度表示例を示す。
例えば、画像形成装置5を宛先とするファクシミリ通信を試みるユーザが、情報処理装置3のキーボード(不図示)を介して通信宛先に係るファクシミリ番号を設定操作入力すると、設定内容受付部71は、当該設定内容を受け付ける(ステップS11)。これを受けて通信履歴取得部73は、通信履歴記憶部72から当該宛先に係る通信履歴を取得する(ステップS12)。次いで、エラー頻度判定部75は、通信履歴取得部73で取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定する(ステップS13)。なお、ステップS13におけるエラー頻度判定は、例えば、1年以内のエラー発生回数が10回を越えるとき、エラー頻度が「高い」と判定する一方、1年以内のエラー発生回数が10回未満のとき、エラー頻度が「低い」と判定する。このエラー頻度判定に係る期間乃至しきい値は、ユーザの要望に応じて適宜変更することができる。
ステップS13におけるエラー頻度判定の結果、エラー頻度が「高い」旨の判定が下されたとき、表示態様決定部76は、エラー頻度判定フラグに「高い」旨を書き込む(ステップS14)。また、エラー頻度が「低い」旨の判定が下されたとき、表示態様決定部76は、エラー頻度判定フラグに「低い」旨を書き込む(ステップS15)。
ステップS13〜S14におけるエラー頻度判定フラグの書き込み完了後に、表示制御部77は、表示態様決定部76に記憶された表示態様テーブル(不図示)を参照することで、表示態様決定部76でのエラー頻度判定フラグの内容に該当する画面デザインを読み出すとともに、この読み出したデザインが施された表示画面をもって、エラー頻度判定結果を表示させる制御を行う(ステップS16)。
ここで、エラー頻度判定結果に係る表示画面の表示態様として、例えば、エラー頻度が「高い」ときには、図3に示すように、「このダイヤルは、今まで一度も送信が成功したことがありません。番号はあっていますか?」等といったポップアップダイアログ79を警告表示することで、ユーザの注意を喚起する。このポップアップダイアログ表示に代えて、或いはこのポップアップダイアログ表示に伴って、ファクシミリ通信設定ダイアログ81それ自体の地色を「濃い灰色」の色彩デザインで濃くモノクロ表示することで、ユーザの注意を喚起するようにしてもよい。
これに対し、エラー頻度が「低い」ときには、「このダイヤルは、エラー頻度が低いので、ご安心下さい。」等といったポップアップダイアログを表示するか、或いは、なにも表示しない。この場合、ユーザに対する注意喚起は不要であるので、ファクシミリ通信設定ダイアログ81について、通常の色彩デザインを採用するか、或いは、表示画面の地色を「淡い灰色」の色彩デザインで淡くモノクロ表示することで、ユーザに安心感を与えるようにする。
以上述べたように、本発明に係るファクシミリドライバによれば、ファクシミリ通信宛先毎に、同宛先に係る通信履歴を関連付けて記憶しておき、ファクシミリ通信に係る宛先設定を受け付けたとき、通信履歴記憶部72から当該宛先に係る通信履歴を取得し、取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定し、このエラー頻度判定結果を表示するようにしたので、これによって、ファクシミリ通信機能を利用するユーザは、ファクシミリ通信に係る宛先を設定する毎に、そのファクシミリ通信の遂行に先立って、当該宛先に係るエラー頻度の判定結果を知ることが可能となる。従って、ファクシミリ通信の遂行に先立って、例えば、当該宛先はエラー頻度が高い旨の判定結果を知らされたユーザは、エラー発生のリスクを予め考慮しつつ通信の試行を行うことが可能となる結果として、エラー発生頻度の高い宛先を設定してファクシミリ通信を行おうと試みた場合であっても、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまう事態を回避して、ユーザの利便性を向上することができる。
また、エラー頻度が「高い」と判定されたときの表示画面態様として、「このダイヤルは、今まで一度も送信が成功したことがありません。番号はあっていますか?」等といったポップアップダイアログ79を警告表示することで、ユーザの注意を喚起し、このメッセージ表示に伴って、ファクシミリ通信設定ダイアログ81それ自体の地色を「濃い灰色」の色彩デザインで濃くモノクロ表示することで、ユーザの注意喚起機能を高めるように構成した場合、これによって、ユーザは、通信宛先設定を行う際等に参照されるファクシミリ通信設定ダイアログ81それ自体のデザイン変化を視ることで、エラー頻度判定結果を一見して容易に認識することが可能となる結果として、特別なスペース及び操作を不要として、視認性の良好なエラー頻度表示態様を具現化することができる。
なお、エラー頻度表示に係る色彩としては、実施例では、モノクロイメージを例示して説明したが、カラー表示の場合、RGBの組み合わせに係る表示色に、その濃淡に応じて、黒色(Black)を適宜の配分率で加減してゆくように構成してもよい。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うファクシミリドライバもまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例において、エラー頻度の高低に係るバリエーションを識別表示するにあたり、2段階のバリエーションを設定する態様を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、3段階以上のバリエーションを設定する態様を採用することもできる。
さらにまた、本発明実施例において、ファクシミリ通信設定ダイアログ81のデザイン例として、エラー頻度の高低に係るバリエーション毎に、ダイアログ81それ自体の濃淡を変化させるように識別表示する態様を例示して説明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、ダイアログ81それ自体の濃淡を変化させることに代えて、ダイアログ81における一部又は全部の領域についてのデザインを変更する態様を採用することもできる。しかも、エラー頻度の高低に係るバリエーション毎に、ダイアログ81それ自体の濃度階調(例えば、ハッチングパターンやグレースケールを用いた識別化を含む。)を変化させるように識別表示する態様を採用することもできるし、さらには、ダイアログ81それ自体の色彩及び濃度階調の両者を変化させる態様を採用することもできる。しかも、ひとつのデザインとして、複数段階の色彩や濃度階調を織り交ぜる態様を採用することもできる。要するに、本発明に係るダイアログ81のデザインバリエーションによるエラー頻度表示では、ユーザが一見して宛先に係るエラー頻度を把握することが可能である限りにおいて、いかなるデザインのバリエーションをも採用することができる。
また、本発明における情報処理装置は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)、携帯情報端末(PDA)等を包括して含む概念である。
ところで、本発明は、プログラムもしくは記録媒体としての実施態様をとることが可能である。すなわち、例えば、本実施形態におけるファクシミリ通信機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群が出力装置に供給される場合であっても、本発明をそのまま適用することができる。
また、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的を達成することができる。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
さらに、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される態様も、本発明の技術的範囲の射程に含まれる。
しかも、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される態様も、本発明の技術的範囲の射程に含まれる。
最後に、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となることは言うまでもない。
本発明に係るファクシミリドライバがインストールされた情報処理装置周辺の概略構成図である。 本発明に係るファクシミリドライバがインストールされた情報処理装置の動作フローチャート図である。 表示画面上におけるエラー頻度表示例を示す説明図である。
符号の説明
1 ファクシミリドライバ
3 情報処理装置
5 画像形成装置
69 表示装置(表示手段)
71 設定内容受付部(受付手段)
72 通信履歴記憶部(通信履歴記憶手段)
73 通信履歴取得部(通信履歴取得手段)
75 エラー頻度判定部(エラー頻度判定手段)
76 表示態様決定部(表示態様決定手段)
77 表示制御部(表示制御手段)

Claims (6)

  1. 表示画面上にファクシミリ機能に係るダイアログを表示可能な表示手段と、ファクシミリ通信に係る宛先毎に、同宛先に係る通信履歴を関連付けて記憶する通信履歴記憶手段と、を備えた情報処理装置にインストールされ、当該情報処理装置にネットワーク経由でのファクシミリ通信を行わせる機能を付加するファクシミリドライバであって、
    ファクシミリ通信に係る宛先を含む各種設定を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段でファクシミリ通信に係る宛先設定を受け付けたとき、前記通信履歴記憶手段から当該宛先に係る通信履歴を取得する通信履歴取得手段と、
    当該通信履歴取得手段で取得された通信履歴に基づいて、当該宛先に係るエラー発生頻度を判定するエラー頻度判定手段と、
    当該エラー頻度判定手段における判定結果を、前記表示画面上に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    を備えて構成されることを特徴とするファクシミリドライバ。
  2. 請求項1記載のファクシミリドライバであって、
    前記エラー頻度判定手段における判定結果に基づいて、当該判定結果に対応した前記表示画面に施されるデザインを決定する表示態様決定手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示態様決定手段で決定されたデザインが施されたダイアログをもって、前記エラー頻度判定手段における判定結果を表示させる制御を行う
    ことを特徴とするファクシミリドライバ。
  3. 請求項2記載のファクシミリドライバであって、
    前記ダイアログに施されるデザインのバリエーションは、濃度階調の変化により表現される
    ことを特徴とするファクシミリドライバ。
  4. 請求項2〜3のいずれかに記載のファクシミリドライバであって、
    前記ダイアログに施されるデザインのバリエーションは、色彩の変化により表現される
    ことを特徴とするファクシミリドライバ。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のファクシミリドライバの機能を、前記情報処理装置に実現させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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