JP2011009961A - 通信端末および呼制御装置および通信プログラム - Google Patents

通信端末および呼制御装置および通信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
情報が取得できない原因を特定することでユーザに適切な対応を促し、再操作における利便性を向上させることを可能にした通信端末および呼制御装置および通信プログラムを提供する。
【解決手段】
404NotFound通知を受けた通信端末では、通信要求を行なった際の通信情報である通信履歴や通信先を指定した指定方法等の情報に基づいて、404NotFound通知を受けた原因を特定する。また、その404NotFound通知に指定された情報に基づいて原因を特定するほか、その指定された情報を元に以後の処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信端末および呼制御装置および通信プログラムに関する。
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などの通信プロトコルを用いて行なわれるインターネット通信の際に、コンテンツ提供サイトが存在しない場合等にはサーバを見つけられなかったことが通知される。すなわち、エラーステータスにあることが通知される。
この場合、操作者は指定アドレスのスペルを確認するほか、他のコンテンツ提供サイトへアクセスを行なう。
特許文献1に開示された従来技術では、エラー発生頻度の高い宛先を設定してファクシミリ通信を行おうと試みた場合であっても、ファクシミリ通信が不成功のまま放置されてしまう事態を回避できるようにした技術が公開されている。
この特許文献1では、ファクシミリ通信における宛先に対する通信履歴を記録しておき、その通信履歴を元に宛先に係るエラー発生頻度を判定し、その結果を表示画面上に表示させている。
特開2009−005295号公報
本発明は、情報が取得できない原因を特定することでユーザに適切な対応を促し、再操作における利便性を向上させることを可能にした通信端末および呼制御装置および通信プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、着呼側通信端末との呼接続に際し、該呼接続における呼制御を行う呼制御装置に対して通信要求を行う通信要求手段と、前記通信要求手段による通信要求に基づく前記着呼側通信端末の通信状態を前記呼制御装置から受信する受信手段と、前記受信手段により受信した通信状態が前記着呼側通信端末と通信できない場合、前記通信要求に係る通信情報に基づいて当該着呼側通信端末と通信できない原因を特定する特定手段とを具備する。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記特定手段は、他の通信端末との間における通信履歴から前記着呼側通信端末との通信履歴を検出し、該通信履歴に基づいて前記原因を特定する。
また、請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記特定手段は、前記着呼側通信端末との前記通信履歴を検出できた場合であって該通信履歴により通信実績があるときには前記原因を前記着呼側通信端末における通信接続障害と特定し、前記通信履歴を検出できた場合であって該通信履歴により通信実績がないときには前記原因を前記着呼側通信端末の非存在と特定する。
また、請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記特定手段は、前記着呼側通信端末との通信履歴が検出できた場合であって該通信履歴における通信実績が一定期間内のものであるときには前記原因を前記着呼側通信端末における通信接続障害と特定する。
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記通信要求手段は、呼接続先一覧にある通信端末に基づき前記呼接続を行う前記着呼側通信端末を指定して前記通信要求を行い、前記特定手段は、前記呼接続先一覧から指定した前記着呼側通信端末と通信できない場合には前記原因を該着呼側通信端末における通信接続障害と特定する。
また、請求項6の発明は、請求項1の発明において、前記着呼側通信端末は、前記呼制御装置に登録された登録状態を保留とする保留時間を当該呼制御装置に通知する通知手段を具備し、前記呼制御装置は、前記通知手段によって前記着呼側通信端末から前記保留時間が通知されることにより登録期間の満了以後、該保留時間の経過まで前記着呼側通信端末を保留状態として管理する状態管理手段を具備し、前記受信手段は、前記通信要求手段によって通信要求した前記着呼側通信端末との通信状態が保留状態であることを前記呼制御装置から受信し、前記特定手段は、前記受信手段によって保留状態であると受信することにより前記原因を前記着呼側通信端末における通信接続障害と特定する。
また、請求項7の発明は、請求項3乃至6のいずれかの発明において、前記通信要求手段は、前記特定手段によって前記原因が前記着呼側通信端末における通信接続障害であると特定された場合に、再度、着呼側通信端末との呼接続に際して前記呼制御装置に対して通信要求を行う。
また、請求項8の発明は、請求項1の発明において、前記受信手段は、前記着呼側通信端末との通信状態とともに動作指示情報を受信する。
また、請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記受信手段によって受信した動作指示情報に係る前記原因を提示する宛先情報に基づいて接続する接続手段を更に具備し、前記特定手段は、前記接続手段によって接続した宛先情報に基づく宛先に提示された前記原因で特定する。
また、請求項10の発明は、請求項8の発明において、前記通信要求手段は、前記受信手段によって受信した動作指示情報に係る指定時刻通信要求に基づいて指定時刻に再度、通信要求を行う。
また、請求項11の発明は、請求項1または8の発明において、前記呼制御装置は、前記着呼側通信端末から登録要求を受け付けることにより前記着呼側通信端末へ前記着呼側通信端末の通信状態を通知する通知手段を具備し、前記通信要求手段は、前記通知手段によって通信状態が通知されることにより前記着呼側通信端末との呼接続における通信要求を前記呼接続装置に行う。
また、請求項12の発明は、通信端末間の呼制御に際し、発呼側通信端末からの呼接続によって着呼側通信端末に通信要求を行う通信要求手段と、前記通信要求手段による通信要求に対して前記着呼側通信端末との通信状態を検出する状態検出手段と、前記状態検出手段によって検出した通信状態が前記着呼側通信端末が検知できない状態である場合に、前記通信要求に係る通信情報に基づいて当該着呼側通信端末と通信できない原因を特定する特定手段とを具備する。
また、請求項13の発明は、請求項12の発明において、前記特定手段は、通信端末間における通信履歴から前記呼出 先通信端末が検知できない状態にある前記着呼側通信端末との通信履歴を検出し、該通信履歴に基づいて前記原因を特定する。
また、請求項14の発明は、コンピュータを、着呼側通信端末との呼接続に際し、該呼接続における呼制御を行う呼制御装置に通信要求を行う通信要求手段、前記通信要求手段による通信要求に基づく前記着呼側通信端末の通信状態を前記呼制御装置から受信する受信手段、前記受信手段により受信した通信状態が前記着呼側通信端末と通信できない場合、前記通信要求に係る通信情報に基づいて当該着呼側通信端末と通信できない原因を特定する。
本発明の請求項1によれば、情報が取得できない原因を特定することでユーザに適切な対応を促し、再操作における利便性を向上させることが可能になるという効果を奏する。
また、請求項2によれば、通信履歴に基づいて情報が取得できない原因を特定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項3によれば、通信履歴に基づいて詳細な原因を特定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項4によれば、通信履歴の状態に基づいて情報が取得できない原因を特定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項5によれば、呼接続先一覧を用いて着呼側通信端末を指定したか否かによって、情報が取得できない原因を特定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項6によれば、着呼側通信端末が登録された状態にあっても保留状態となっている場合には通信接続障害によって情報が取得できない原因であると特定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項7によれば、通信接続障害から復帰している場合に、再度通信要求の操作をユーザが行なうことなく、情報を取得することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項8によれば、特定の通信状態にある場合においても動作指示情報に示す情報に基づいて最適な対応を促すことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項9によれば、動作指示情報で示された宛先情報によって示された宛先にある情報に基づいて最適な対応を促すことが可能になるという効果を奏する。
また、請求項10によれば、指定時刻に、再度通信要求の操作をユーザが行なうことなく通信要求を行なうことによって情報を取得することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項11によれば、通信予約された着呼側通信端末から登録要求を受け付けることにより、再度通信要求の操作をユーザが行なうことなく通信要求を行なうことによって情報を取得することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項12によれば、情報が取得できない原因を特定することでユーザに適切な対応を促し、再操作における利便性を向上させることが可能になるという効果を奏する。
また、請求項13によれば、通信履歴に基づいて情報が取得できない原因を特定することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項14によれば、情報が取得できない原因を特定することでユーザに適切な対応を促し、再操作における利便性を向上させることが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の形態における通信端末および呼制御装置および通信プログラムを適用して構成した通信システムの構成図の一例。 呼接続の処理遷移を示す図。 呼接続の処理遷移を示す図。 本発明の実施の形態におけるIP通信端末の詳細な構成を示す図。 本発明の実施の形態における呼制御サーバの詳細な構成を示す図。 本発明の実施の形態におけるIP通信端末によって行なわれる詳細な処理の流れを示すフローチャート。 着呼側IP通信端末との通信に関する情報として、宛先の指定方法を判断条件として判断する処理の流れを示すフローチャート。 着呼側IP通信端末との通信に関する情報として、通信履歴情報を用いて判断する処理の流れを示すフローチャート。 本発明の実施の形態における呼制御サーバによって行なわれる詳細な処理の流れを示すフローチャート。 IP通信端末から保留情報を受信する場合における処理シーケンスを示す図。 参照先情報が呼制御サーバに設定された場合における処理シーケンスを示す図。 時刻指定がされている場合における処理シーケンスを示す図。 自動再要求機能を用いた処理シーケンスを示す図。
以下、本発明に係わる通信端末および呼制御装置および通信プログラムの一実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態における通信端末および呼制御装置および通信プログラムを適用して構成した通信システムの構成図の一例である。
この図1には、ネットワークAとネットワークBの2つの通信ネットワークが通信回線によって接続された通信ネットワークが示されており、ネットワークAは、音声や映像などのマルチメディア情報の情報通信を行なう通信端末であるIP通信端末A−1(100A−1)、IP通信端末(100A−2)と、IP通信端末同士の情報通信における通信セッション(セション)の確立のための呼制御を行なう呼制御サーバ200を具備して構成される。
また、ネットワークBは、音声や映像などのマルチメディア情報の情報通信を行なう通信端末であるIP通信端末B−1(100B−1)、IP通信端末(100B−2)を具備して構成される。
なお、図1では、呼制御サーバ200をネットワークAにのみ設置し、ネットワークAとネットワークBのドメインが同一である場合のネットワーク構成を示しているが、これに限定されることなく、ネットワークAおよびネットワークBそれぞれに呼制御サーバを設置し、ネットワークAとネットワークBとが異なるドメインを構成するような構成であってもよい。
呼制御サーバ200は、IP通信端末からDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)などを用いたIPアドレスの設定要求を受信すること等によりIPアドレスとIP通信端末間の情報通信におけるセッションの確立に使用するURI(Uniform Resource Identifier)とを対応付けて、レジストラサーバがロケーションサーバ内に登録する。これにより、ロケーションサーバ内には、呼制御サーバ200の同一ドメイン内のユーザエージェントであるIP通信端末のロケーション情報(位置情報)(「バインディング情報」ともいう)としてIPアドレスとURIとの対応関係、バインディング情報の有効期間の情報が蓄積された状態となる。
このバインディング情報は、IP通信端末から有効期間が経過する前に再度、更新処理が行なわれることによって延長されるほか、IP通信端末からの保留要求によってもその有効期間が延長される。
このようにして、ロケーションサーバによってIPアドレスとURIとの対応関係が登録された状態において、IP通信端末からURIによって通信先のIP通信端末を指定した通信リクエストを受信すると、リダイレクトサーバがそのURIに対応するIPアドレスをロケーションサーバ内を検索し、該当するIPアドレスを要求元のIP通信端末へ応答する。
この呼制御サーバ200におけるプロトコルとして、例えばH.323プロトコルやSIP(Session Initiation Protocol)があり、このうちSIPを用いた呼制御サーバを特に「SIPサーバ」と称呼する。
もちろん、呼制御サーバ200にロケーションサーバを設けてバインディング情報を管理するのではなく、他の外部ネットワーク装置によってこのバインディング情報を管理するような構成であってもよい。この場合、呼制御サーバ200のリダイレクトサーバがバインディング情報を管理する外部ネットワーク装置にバンディング情報の検索要求を行ない、その検索要求に該当するバインディング情報を取得する。
また、このロケーションサーバが蓄積するバインディング情報には、URIとIPアドレスの対応関係のほかそのIP通信端末に関する通信情報をも対応付けて管理することも可能である。
図2および図3は、IP通信端末からの通信要求に基づいて呼制御サーバ200が呼制御を行なうことにより発呼側のIP通信端末(以下、「発呼側IP通信端末」という)と着呼側のIP通信端末(以下、「着呼側IP通信端末」という)が行なう呼接続の処理遷移を示している。
図2は、発呼側IP通信端末と着呼側IP通信端末との呼接続により通信セッションが確立した場合における処理遷移を示し、図3は、発呼側IP通信端末と着呼側IP通信端末との呼接続により通信セッションが確立できなかった場合における処理遷移を示している。
図2において、着呼側IP通信端末が着呼側IP通信端末をURIで指定した通信要求(INVITEリクエスト)を呼制御サーバに行ない、呼制御サーバは通信要求で指定されたURIの着呼側IP通信端末に対して通信要求を転送する。このとき、呼制御サーバは着呼側IP通信端末に対して呼び出し中であるステータス情報(Trying)を通知する。
そして、着呼側IP通信端末に通信要求が行なわれると、この着呼側IP通信端末では通信要求で指定された処理機能が応答することで呼制御サーバに対して通信応答(200 OK)を通知する。呼制御サーバでは、通信要求で指定されたURIに対するIPアドレスをリダイレクトサーバがロケーションサーバ内から検索し、IPアドレスを含む通信応答を生成して要求元IP通信端末へ転送する。
これにより、発呼側IP通信端末は着呼側IP通信端末のIPアドレスを取得し、そのIPアドレスにより示される着呼側IP通信端末へACK情報を送信することでセッションを確立する。
以後、発呼側IP通信端末と着呼側IP通信端末は、上位プロトコルによるデータ通信を行なう。
続いて、図3において、図2と同様、発呼側IP通信端末が着呼側IP通信端末をURIで指定した通信要求(INVITEリクエスト)を呼制御サーバに行な行なう。
このとき、呼制御サーバは発呼側IP通信端末に対して呼び出し中であるステータス情報(Trying)を通知する。
呼制御サーバは、通信要求で指定されたURIの着呼側IP通信端末に対して通信要求を転送する。このとき、図3(a)に示すように指定間違いで等によりURIが見つからない場合には、通信要求を転送できず発呼側IP通信端末に対して「404NotFound通知」を行なう。
また、図3(b)に示すように、通信要求を転送後、呼制御サーバでは、着呼側IP通信端末からの通信応答の待ち状態となるが、一定時間を経過しても通信応答を受信しない場合には、着呼側IP通信端末に対して「404NotFound通知」を行なう。
この「404NotFound通知」は、発呼側IP通信端末からの通信要求に対応する着呼側IP通信端末が通信遮断した状態や未起動の状態などによって存在しない場合のほか、URIがSIPサーバで見つからなかったことを示す通知である。
図4は、本発明の実施の形態におけるIP通信端末の詳細な構成を示す図である。
図4において、IP通信端末100は、受信部101、解析部102、情報制御部103、履歴検索部104、宛先指定方法判断部105、履歴記憶部106、原因特定部107、呼接続処理部108、処理情報作成部109、送信部110、ユーザインターフェース111を具備して構成される。
発呼側のIP通信端末における呼接続処理部108は、着呼側IP通信端末との呼接続に際して着呼側IP通信端末のURIが指定された通信要求(INVITEリクエスト)を作成し、その通信要求を送信部110を介して呼制御サーバへ送信する。
着呼側のIP通信端末は、呼制御サーバより通信要求を受信部101で受信し、通信要求を解析部102へと通知する。解析部102では、受信した情報が通信要求であることを解析すると、呼制御処理部108へと通知する。
このとき、呼制御処理部108では、通信要求された機能の状態などを確認した後に通信応答を作成して送信部110へと通知する。送信部110では呼制御処理部108で作成された通信応答を呼制御サーバへと送信する。
このようにして、呼制御サーバを介して発呼側IP通信端末と着呼側IP通信端末との間でセッションが確立される。以後、発呼側IP通信端末と着呼側IP通信端末が上位プロトコルを用いて、ダイレクトに通信を行なう。
また、呼接続処理部108では、呼制御サーバのロケーションサーバに登録されたバインディング情報を登録するために、一定期間の経過後に有効期間の更新要求を呼制御サーバに行なう。
さらに、この呼接続処理部108では、ロケーションサーバに登録されたバインディング情報を保留状態へ移行するために、処理情報作成部109で作成した処理情報を付与した保留要求を行なうことができる。この場合、呼制御サーバは保留要求を受信すると、レジストラサーバが処理情報に基づいてバインディング情報を保留する。
この保留要求によってIP通信端末の状態を保留状態とする場合、IP通信端末から呼制御サーバに対して「REGISTER sip:reg.example.com SIP/2.0」という保留要求とともに処理情報として「Expires:86400,Contact:<sip:xxx@xx.xx.xx.xx>:expires=0>」という情報を送信する。
これによって、呼制御サーバでは「xxx@xx.xx.xx.xx」というIP通信端末を「86400秒」間(24時間)、保留状態(ペンディング状態)とする。
また、発呼側のIP通信端末における呼接続処理部108から送信部110を介して呼制御サーバへ送信した通信要求を、呼制御サーバが着呼側のIP通信端末へと送信した場合に、その着呼側IP通信端末からその通信要求に対する応答が一定時間以上、行われない場合若しくは指定間違いで等でURIが見つからないことにより通信要求を受けることができない場合、発呼側のIP通信端末は、呼制御サーバから404NotFound通知を受信部101を介して受信する。
呼制御サーバでは、404NotFound通知に着呼側IP通信端末との通信ができない原因となる情報を付加することができる。
例えば、通信要求で指定された着呼側IP通信端末に関する情報が呼制御サーバのロケーションサーバに登録されていない場合には404NotFound通知のヘッダー情報に付加する付加情報として「warn-code」の項目に「Warning 390 SIP サーバ名 "Not Recorded"」を指定することで着呼側IP通信端末がネットワーク上に存在しないことを通知することができる。
また、ロケーションサーバに着呼側IP通信端末の通信状態として通信保留や通信拒絶、通信障害などの情報が登録されている場合には404NotFound通知のヘッダー情報に付加する付加情報として「warn-code」の項目に「Warning 390 SIP サーバ名 "Not Ready"」を指定することで着呼側IP通信端末に通信障害が発生していることを通知することができる。
このとき、受信部101は、この404NotFound通知を解析部102へと通知し、解析部102は、受信した情報が404NotFound通知であると解析すると、情報制御部103へとその404NotFound通知を転送する。
情報制御部103では、404NotFound通知の通信情報に基づいて着呼側IP通信端末とセッションの確立ができない原因と関連する情報の制御処理を行なう。この情報制御部103では、履歴検索部104、宛先指定方法判断部105を具備し、404NotFound通知のヘッダー情報に「warn-code」の項目等による付加情報が付加されていない場合に、これらの履歴検索部104、宛先指定方法判断部105に基づいて情報の制御処理を行なう。
履歴検索部104は、404NotFound通知の通信情報に対してこの404NotFound通知の通知元である着呼側IP通信端末との通信履歴を検索する。
この履歴検索部104は、履歴記憶部106で記憶する通信履歴に着呼側IP通信端末との通信履歴が含まれるかを検索する。履歴記憶部106では着呼側IP通信端末を識別する通信端末ID、URI、IPアドレスに対応付けて通信日時、通信時間、通信状態等の通信履歴情報を記憶している。なお、この履歴記憶部106はIP通信端末が記憶するのではなく、ネットワーク上のデータベース(図示せず)上に記憶するほか、呼制御サーバが個々のIP通信端末ごとに管理して記憶するような構成とすることが可能である。この場合、着呼側IP通信端末が記憶元に通信履歴情報を問い合わせ、その問い合わせに対して応答される通信履歴情報から検索する。
履歴検索部104では、着呼側IP通信端末のURIに基づいて通信履歴情報を検索するほか、呼制御サーバから通信履歴情報に対する404NotFound通知として着呼側IP通信端末のIPアドレスが応答された場合にはそのIPアドレスに基づいて通信履歴情報を検索してもよい。
さらに、この履歴検索部104には、通信履歴情報の検索条件を設定することができ、その検索条件に合致する着呼側IP通信端末との通信履歴を検索する。この検索条件の一例として、検索する通信履歴情報の期間によって指定され、履歴検索部104は、その検索期間内に通信履歴情報が存在するかを検索する。この場合、着呼側IP通信端末との間における通信履歴情報が存在した場合であってもこの検索条件で定める検索期間内の通信履歴情報が存在しない場合には通信履歴情報が存在しないものとする。
また、情報制御部103を構成する宛先指定方法判断部105は、呼接続処理部108で呼接続に際して着呼側のIP通信端末を指定する際に用いた宛先指定情報および宛先情報を保持しており、この宛先指定情報を元に宛先の指定方法を判断する。
呼接続処理部108における着呼側のIP通信端末を指定する方法として、着呼側のIP通信端末を直接入力により指定する方法のほかアドレス帳などの呼接続先一覧を用いて指定する方法がある。宛先指定情報は、着呼側のIP通信端末の指定方法が、直接入力であるか若しくは呼接続先一覧を用いた方法であるかの情報である。
そして、情報制御部103は、履歴検索部104によって着呼側IP通信端末との通信履歴が存在することおよび宛先指定方法判断部105によって宛先の指定方法が呼接続先一覧を用いた方法と判断された場合に、その旨を原因特定部107へと通知する。
このとき、原因特定部107は、404NotFound通知が行なわれた着呼側IP通信端末との間における通信エラーは、着呼側IP通信端末に通信接続障害が発生していることが原因であると特定する。
また、情報制御部103は、履歴検索部104によって着呼側IP通信端末との通信履歴が存在しないことおよび宛先指定方法判断部105によって宛先の指定方法が直接入力を用いた方法と判断された場合に、その旨を原因特定部107へと通知する。
このとき、原因特定部107は、404NotFound通知が行なわれた着呼側IP通信端末との間における通信エラーは、着呼側IP通信端末がネットワーク上に存在しないことが原因であると特定する。
これに対して、呼制御サーバから受信した404NotFound通知のヘッダー情報に付加情報が付加されている場合に情報制御部103は、情報制御部103が具備する履歴検索部104、宛先指定方法判断部105による情報を用いることなく、付加情報を原因特定部107へと通知する。
これにより、原因特定部107は、その付加情報を元に404NotFound通知となった原因を特定する。
すなわち、付加情報が「Warning 390 SIP サーバ名 "Not Recorded"」である場合には、着呼側IP通信端末がネットワーク上に存在しないことが原因と特定し、付加情報が「Warning 390 SIP サーバ名 "Not Ready"」である場合には、着呼側IP通信端末に通信障害が発生していることが原因であると特定する。
この原因特定部107では、404NotFound通知の原因となる情報をユーザインターフェース111を構成する表示ディスプレイに表示する。例えば、通信障害が発生していることが原因であると特定された場合には「通信先デバイスの状態を確認した後に、再操作してください。」というメッセージを表示する。また、ネットワーク上に存在しないことが原因であると特定された場合には「通信先が見つかりません。あて先を確認し、正しいあて先を入力してください。」というメッセージを表示する。
なお、404NotFound通知のヘッダー情報に「Error-Info」ヘッダーが付与され、エラー詳細表示情報が付与されている場合にユーザインターフェース111の表示ディスプレイには、その「Error-Info」ヘッダーによって示される情報若しくはその情報によって示される参照先にある情報を表示する。例えば、「土、日曜日は受信できません。月曜日の午前8時以降に送信願いします。」とか、「ただいいまメンテナンス中です。番号[xx-xxxx-xxxx]へ送信願います。」と表示する。
さらに、404NotFound通知のヘッダー情報に「Retry-after」ヘッダーと指定時刻が付与され(例えば、「Retry-after:1800」)、指定時刻再要求情報が付与されている場合にはユーザインターフェース111の表示ディスプレイに、その時刻指定がされていることおよび指定時刻を表示する。
また、原因特定部107は、特定した原因が「着呼側IP通信端末に通信障害が発生していること」である場合、呼接続処理部108に対して再度、その着呼側IP通信端末に通信要求を行なうように指示する。このとき呼接続処理部108では、直前の通信要求(INVITEリクエスト)の送信から一定時間(保留状態にある場合には保留時間の経過後の一定時間)の経過後(例えば、30分経過後)再度、着呼側IP通信端末に通信要求を行なう。このときの宛先として宛先指定方法判断部105が保持する宛先情報を用いることで再通信要求(リダイアル処理)を行なう。
さらに、呼接続処理部108は、受信部101で404NotFound通知を受信し、解析部102で404NotFound通知であってそのヘッダー情報に許可イベントの情報が示されていることを解析部102から通知されることによって、呼制御サーバに対して自動再要求の予約通知を行なう。
例えば、ヘッダー情報に「Allow-Events:dialog,・・・」が設定されていることにより許可イベントの情報が示されていると解析部102では解析し、この場合、呼制御サーバに対して「SUBSCRIBE EVENT:dialog」と自動再要求の予約通知を行なう。
このとき、呼制御サーバでは、404NotFound通知を行なうこととなった着呼側IP通信端末から登録要求を受けた場合に、その旨を予約通知することを設定する。
そして、着呼側IP通信端末から登録要求を受けて呼制御サーバが発呼側IP通信端末に登録要求を受けたことを通知すると、呼接続処理部108では、自動再要求を行なう。
図5は、本発明の実施の形態における呼制御サーバの詳細な構成を示す図である。
図5において、呼制御サーバ200は、受信部201、呼制御部202、記憶部203、更新処理部204、期限管理部205、IP通信端末情報記憶部206、情報作成部207、送信部208、更新登録部209、情報検索部210を具備して構成する。
IP通信端末情報記憶部206は、独自ドメイン内のIP通信端末に関するバインディング情報を記憶している。この端末情報として、IP通信端末のURIとIPアドレスを対応付けて記憶するほか、IP通信端末の通信状態が付加されて記憶されている。
なお、このIP通信端末情報記憶部206では、各IP通信端末との通信履歴を記憶することができ、図4に示すIP通信端末の履歴記憶部106で記憶する通信履歴と同一のものを記憶する。
期限管理部205は、IP通信端末情報記憶部206で記憶するIP通信端末のバインディング情報の有効期限に基づいてバインディング情報を削除するほか、無効とする期限管理を行なう。バインディング情報が保留状態にある場合にはその保留状態の経過後に期限管理を行なう。
受信部201では、IP通信端末よりバインディング情報の更新要求や登録要求、保留状態への移行要求を受信し、呼制御部202へと通知する。
呼制御部202では、受信部201がこれらの情報を受信したと判断する場合には情報処理部204に処理要求を行なう。情報処理部204の更新登録部209は、IP通信端末情報記憶部206で記憶するIP通信端末の情報を更新し、登録し、そのIP通信端末の通信状態を保留状態へ移行する。
IP通信端末からIP通信端末の登録要求を受けた場合には、情報処理部204の更新登録部209は、IP通信端末のIPアドレスとURIとを対応付けて管理するとともに有効期間を設定してIP通信端末情報記憶部206に登録する。また、更新要求を受けた場合には有効期間を延長する。
さらに、IP通信端末から処理情報として、「Expires:86400,Contact:<sip:xxx@xx.xx.xx.xx>:expires=0>」という情報を受信した場合、情報処理部204は、URIが「xxx@xx.xx.xx.xx」であるIP通信端末の通信状態を「86400秒」間(24時間)、保留状態(ペンディング状態)とする。
この保留状態とする情報を受信したときおよび保留状態にある着呼側IP通信端末への通信要求に対する応答の処理シーケンスを図10に示し、以下で説明する。
さらに、情報処理部204は、バインディング情報保留期間を設定することができ、この保留期間が設定されている場合であって、期限管理部205により管理された有効期限を経過すると、IP通信端末の通信状態を一定期間、保留状態とする。
そして、発呼側IP通信端末から通信要求(INVITEリクエスト)を受信部201で受信すると、受信部201は、その通信要求を呼制御部202へと通知する。呼制御部202では、通信要求で指定された着呼側IP通信端末が独自ドメイン(「責任ドメイン」ともいう)に所属するものであるかをドメインテーブルを用いて判断し、属さない場合には送信部208に通知し、プロキシサーバによってドメインテーブルに関する情報の交換を行なう他の呼制御サーバへと送信する。
また、通信要求で指定された着呼側IP通信端末が独自ドメインに属する場合には、情報処理部204へと情報処理要求を行なう。この情報処理部204は、更新登録部209、情報検索部210を具備し、情報検索部210は、呼制御部202からの情報処理要求に基づいてIP通信端末情報記憶部206で記憶する着呼側IP通信端末の情報を検索する。
IP通信端末情報記憶部206は、独自ドメイン内のIP通信端末に関するバインディング情報を記憶している。この端末情報として、IP通信端末のURIとIPアドレスを対応付けて記憶するほか、IP通信端末の通信状態が付加されて記憶されている。
なお、このIP通信端末情報記憶部206では、各IP通信端末との通信履歴を記憶することができ、図4に示すIP通信端末の履歴記憶部106で記憶する通信履歴と同一のものを記憶する。
もちろん、IP通信端末の履歴記憶部106で通信履歴を記憶するのではなく、呼制御サーバ200のIP通信端末情報記憶部206のみで通信履歴を記憶し、IP通信端末から通信履歴の検索要求を受信することで呼制御サーバ200の情報処理部204の情報検索部210がIP通信端末情報記憶部206で記憶する通信履歴情報を検索し、該当する情報がある場合に応答するような構成としてもよい。
そして、情報検索部210によって着呼側IP通信端末の情報が検索されると、情報処理部204は、通信要求に含まれるURIに対するIPアドレスの情報を呼制御部202に通知し、情報検索部210は、情報作成部207に着呼側IP通信端末の情報が検索されたことを通知する。情報作成部207は、その情報に付加された通信状態に基づいて付加情報を作成できる場合には作成し、呼制御部202へと通知する。情報作成部207は、着呼側のIP通信端末の通信状態が保留状態にある場合にはそのIP通信端末が保留状態にある旨を示す情報を作成して呼制御部202へと通知する。
呼制御部202では、情報処理部204から通知されたURIに対するIPアドレスの情報に情報作成部207で作成された付加情報を付加して、通信要求を行なった発呼側のIP通信端末に送信部208を介して送信する。
また、情報検索部210によって着呼側IP通信端末の情報(バインディング情報および通信履歴情報)が検索できない場合、情報処理部204はその旨を呼制御部202へと通知する。このとき、呼制御部202では、「404NotFound通知」の作成を情報作成部207に要求し、情報作成部207が404NotFound通知を作成して呼制御部202に応答する。
呼制御部202では、送信部208を介して着呼側IP通信端末に404NotFound通知を送信する。
図6は、本発明の実施の形態におけるIP通信端末によって行なわれる詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
図6において、IP通信端末は、呼制御サーバに対して通信要求(INVITEリクエスト)を行ない(601)、それに対して呼制御サーバより応答の受信まちとなる。応答を受信したかを判断し(602)、応答を受信していない場合(602でNO)には受信するまで待つ。応答を受信した場合(602でYES)には、その応答が404NotFound通知であるかを判断し(603)、404NotFound通知でない場合(603でNO)には処理を終了する。
また、404NotFound通知を受信した場合(603でYES)には、その通知に付加情報があるかを判断する(604)。
付加情報が付加されている場合(604でYES)には、通信できない原因の情報であるかを判断する(605)。通信できない原因の情報が付加されている場合(605でYES)には、その原因の情報を表示ディスプレイ等に表示するなどの報知を行なう(606)。
そして、その原因が通信接続障害であるかを判断し(607)、原因が通信接続障害でない場合(607でNO)であって着呼側のIP通信端末が存在しない場合には処理を終了する。また、原因が通信接続障害である場合(607でYES)には、一定時間を計時し(608)、一定時間が経過したかを判断する(609)。
一定時間を経過するまではその一定時間を計時し、一定時間を経過した場合(609でYES)には、再度、呼制御サーバに対して通信要求を行ない(601)、上記の処理を繰り返して行なう。
これに対して、404NotFound通知に付加情報が付加されており、その付加情報が着呼側IP通信端末と通信できない原因を示す情報であるかの判断によって、通信ができない原因を示す情報でない場合(605でNO)には、続いて、原因を示す情報を参照する参照先情報(リンク情報)であるかを判断する(614)。
参照先情報である場合(614でYES)には、その参照先情報に基づいて原因を示す情報へアクセスする(615)。そして、その原因を示す情報を取得して(616)、404NotFound通知がされた原因を特定する(617)。そして、この特定した原因が通信接続障害であるかを判断し(607)、原因が通信接続障害でない場合(607でNO)であって着呼側のIP通信端末が存在しない場合には処理を終了する。
また、原因が通信接続障害である場合(607でYES)には、一定時間を計時し(608)、一定時間が経過したかを判断する(609)。上記同様、一定時間を経過するまではその一定時間を計時し、一定時間を経過した場合(609でYES)には、再度、呼制御サーバに対して通信要求を行ない(601)、上記の処理を繰り返して行なう。
そして、付加情報が参照先情報でない場合(614でNO)には、続いて、指定時刻情報が付加情報として付加されているかを判断する(618)。指定時刻情報が設定されている場合(618でYES)には、その指定された時刻を計時し(619)、指定された時刻となることにより再度、呼制御サーバに対して通信要求を行なう(601)。
指定時刻情報が付加情報として付加されていない場合(618でNO)には、処理を終了する。
続いて、呼制御サーバより404NotFound通知が行なわれ、付加情報が付加されているかの判断処理によって、付加情報が付加されていない場合(604でNO)について説明する。
この場合、着呼側IP通信端末との通信に関する情報に基づく判断処理を行なう(610)。この判断処理の詳細な流れを図7および図8に示す。
図7は、着呼側IP通信端末との通信に関する情報として、宛先の指定方法を判断条件として判断する処理の流れを示すフローチャートである。
図7において、着呼側IP通信端末との通信に関する情報として、着呼側のIP通信端末を発呼側IP通信端末で指定した方法が、直接入力でなく、呼接続先一覧を用いた方法であるかを判断条件として判断する(701)。呼接続先一覧(アドレス帳)を用いて指定した場合(701でYES)には、判断条件を満たすとして、判断条件に合致すると設定する(702)。
また、この判断条件を満たさない場合(701でNO)には、通信履歴情報を用いて判断する処理(図8)を実行する。(703)。
図8は、着呼側IP通信端末との通信に関する情報として、通信履歴情報を用いて判断する処理の流れを示すフローチャートである。
図8において、着呼側IP通信端末との間の通信履歴情報を検索する(801)。この通信履歴情報は、上記に示すように、IP通信端末がそれぞれで記憶するほか、呼制御サーバが記憶する構成とすることができることから呼制御サーバが記憶している場合には、IP通信端末が呼制御サーバに通信履歴情報の検索要求を行ない、呼制御サーバが記憶している通信履歴を検索することによりその結果を応答するとともに合致する通信履歴がある場合にはその通信履歴情報を応答する。
この検索処理によって、着呼側IP通信端末の通信履歴が検索されたかを判断し(802)、通信履歴が検索された場合(802でYES)には、続いて、一定期間内の通信履歴が存在するかを判断する(803)。一定期間内の通信履歴が存在する場合(803でYES)には、通信履歴情報を判断条件とする条件に合致すると設定する(804)。
それに対して、検索処理によって通信履歴情報が検索されない場合(802でNO)、および、通信履歴情報が検索された場合であっても一定期間内の通信履歴が存在しない場合(803でNO)には、判断条件に合致しないと設定する(805)。
このようにして、図7および図8に示すような処理によって着呼側IP通信端末との通信に関する情報に基づく判断処理が行なわれると、続いて、判断条件に合致したか否かを判断する(611)。
図7および図8に示す判断処理によって判断条件を満たすと判断され、判断条件に合致することが設定されている場合(611でYES)には、404NotFound通知がされた原因を、着呼側IP通信端末の通信接続障害が発生しているためであると特定する(612)。
それに対して、判断処理によって判断条件を満たすと判断され、判断条件に合致することが設定されていない場合(611でNO)には、404NotFound通知がされた原因を、着呼側IP通信端末が存在していないためであると特定する(613)。
図9は、本発明の実施の形態における呼制御サーバによって行なわれる詳細な処理の流れを示すフローチャートである。
図9において、IP通信端末より通信要求(INVITEリクエスト)を受信する(901)と、続いて、その通信要求を行なったIP通信端末のURIにより示されるドメインが独自ドメインであるかを判断する(902)。独自ドメインであって呼制御サーバがURIに対するIPアドレスを記憶している場合(902でYES)には、登録されているバインディング情報を検索する(903)。
それに対して、独自ドメインでない場合(902でNO)には、IP通信端末より受信した通信要求を予め指定された他の呼制御サーバに転送する(916)。
そして、バンディング情報を検索した結果、バインディング情報が検索されたかを判断し(904)、バインディング情報が検索された場合(904でYES)には、続いて、通信要求された着呼側IP通信端末が通信可能な状態にあるかを判断して(917)、通信可能な状態にある場合には通信要求で指定されたURIに対するIPアドレスを指定した通信応答を作成して、通信要求を行なったIP通信端末に送信する(918)。
また、通信要求された着呼側IP通信端末が通信可能な状態にあると判断されない場合(917でNO)には、そのバインディング情報が検索されたIP通信端末が保留状態にあるかを判断する(905)。保留状態にある場合(905でYES)には、着呼側IP通信端末が保留状態にあることを示す情報を付加した404NotFound通知を作成する(906)。
その404NotFound通知を通信要求を行なったIP通信端末に送信する(910)。
また、バインディング情報を検索した結果、バインディング情報が検索できない場合(904でNO)には、続いて、エラー情報の作成設定がされているかを判断する(907)。
設定されている場合(907でYES)には、通信要求されたIP通信端末のバインディング情報が記憶されていないというエラー情報を付加した404NotFound通知を作成する(908)。その404NotFound通知を通信要求を行なったIP通信端末に送信する(910)。
それに対して、エラー情報の作成設定がされていない場合(907でNO)には、付加情報等が付加されていない404NotFound通知の作成し(909)、その404NotFound通知を通信要求を行なったIP通信端末に送信する(910)。
続いて、バインディング情報を記憶しており、IP通信端末が保留状態にないと判断された場合(905でNO)には、以下のような処理を行なう。
着呼側のIP通信端末と通信ができない原因となる情報への参照先情報(リンク情報)を作成することが設定されているかを判断し(911)、参照先情報を作成することが設定されている場合(911でYES)には、参照先情報を作成し(914)、その参照先情報を付加情報として付加した404NotFound通知を作成する(915)。そして、その404NotFound通知を通信要求を行なったIP通信端末に送信する(910)。
また、参照先情報を作成することが設定されていない場合(911でNO)には、続いて、時刻指定を行なうことが設定されているかを判断する(912)。時刻指定を行なうことが設定されていない場合(912でNO)には、呼制御サーバの処理能力を示す情報を付加した404NotFound通知を作成する(909)。
このときの呼制御サーバの処理能力を示す情報として、呼制御サーバがAuto−Retry機能(自動再要求機能)を有しているか否かを示す情報があって、呼制御サーバが自動再要求機能を有している場合にはこの404NotFound通知のヘッダーのAllow-Eventsにその旨を設定する。
そして、その404NotFound通知を通信要求を行なったIP通信端末に送信する(910)。
また、時刻指定を行なうことが設定されているかの判断で時刻指定を行なうことが設定されている場合(912でYES)には、保留時間の経過後の時刻をヘッダーのRetry-After項目に設定した404NotFound通知を作成する(913)。
例えば、「Retry-After:1800」と設定した場合には1800秒後の時刻を指定したこととなる。
そして、その404NotFound通知を通信要求を行なったIP通信端末に送信する(910)。
図10は、IP通信端末から保留情報を受信する場合における処理シーケンスを示す図である。
図10において、IP通信端末は、呼制御サーバに対して「REGISTER sip:reg.example.com SIP/2.0」、「Expires:86400,Contact:<sip:xxx@xx.xx.xx.xx>:expires=0>」という情報を送信する。
これによって、呼制御サーバでは「xxx@xx.xx.xx.xx」というIP通信端末を「86400秒」間(24時間)、保留状態に設定する。
これにより、86400秒の保留状態にあるIP通信端末を着呼側IP通信端末として、通信要求を受信した呼制御サーバでは、「Waring:390 reg.example.com “Not Ready”」という情報を発行側のIP通信端末へ送信する。
すなわち、通信接続障害が発生している状態であることを示す。
図11は、参照先情報が呼制御サーバに設定された場合における処理シーケンスを示す図である。
図11において、発呼側IP通信端末が呼制御サーバに通信要求を行なうと、呼制御サーバでは、通信要求で指定されたURIに対するIPアドレスの着呼側IP通信端末のバインディング情報の検索を行ない、検索されない場合には、ヘッダーのError-Infoの項目に参照先情報を付加して404NotFound通知を送信する。
これを受信した発呼側IP通信端末はACK通知を呼制御サーバへ行なう。
そして、発呼側IP通信端末は付加された参照先情報に基づいて、情報の取得リクエストを行なう。図11(a)に示す場合、その参照先情報が示す参照先が情報管理サーバであって、発呼側IP通信端末がその情報管理サーバからの情報の取得レスポンスを受けることで情報が取得できるようになる。
また、図11(b)に示す場合、参照先情報が示す参照先が呼制御サーバであって、発呼側IP通信端末がその呼制御サーバからの情報の取得レスポンスを受けることで情報が取得できるようになる。
図12は、時刻指定がされている場合における処理シーケンスを示す図である。
図12において、発呼側のIP通信端末が通信要求を行ない、呼制御サーバから404NotFound通知を受信した場合において、この404NotFound通知のヘッダーに「Retry-After:1800」と指定されているときは、1800秒後を指定時刻とする。
そして、1800秒を経過すると、再度通信要求(INVITEリクエスト)を行なう。
図13は、自動再要求機能を用いた処理シーケンスを示す図である。
図13において、発呼側IP通信端末が通信要求を呼制御サーバに対して行なうと、呼制御サーバが通信要求で指定されたURIに対するIPアドレスなどのバインディング情報を検索する。バインディング情報が検索できない等により呼制御サーバは、発呼側IP通信端末に対して404NotFound通知を送信する。
このときの404NotFound通知のヘッダー情報に「Allow-Events:dialog,・・・」を設定する。これにより、発呼側IP通信端末は、再度、通信要求を行なうことが可能であることを示す。
また、発呼側IP通信端末がこのヘッダー情報が付加された404NotFound通知を受信すると、呼制御サーバに対して自動再要求の予約通知として「SUBSCRIBE:EVENT:dialog」を通知する。これによって、呼制御サーバでは、この予約通知に対して通信予約を設定する。
そして、呼制御サーバでは、通信予約された着呼側通信端末からの登録要求(REGISTERリクエスト)を受信した場合にその着呼側通信端末からの登録要求がされたことを通知する通知先として発呼側IP通信端末を設定し、その発呼側IP通信端末に対して「200 OK」を通知することで、発呼側IP通信端末がこの通知を受信する。
そして、呼制御サーバから「NOFITY(初期状態の通知)」を受信した発呼側IP通信端末では、初期状態をセットし、呼制御サーバに対して「200 OK」を通知する。
その後、呼制御サーバが、着呼側IP通信端末から登録要求(REGISTERリクエスト)を受信した呼制御サーバでは、発呼側IP通信端末に対して「NOTIFY(Ready状態の通知)」を行ない、ダイアログイベント通知の終了を通知する。
そして、発呼側IP通信端末では、この「NOTIFY(Ready状態の通知)」を受信すると、着呼側通信端末が登録されたことを検知し、発呼側IP通信端末は、呼制御サーバに対して「200 OK」を通知する。
これにより、発呼側IP通信端末では、再度、通信要求(INVITEリクエスト)を行なう。
以上に示す実施の形態は、本発明の実施の一形態であって、これらの実施例に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
なお、本発明は、通信機能を備えた通信システムで上述の動作を実行させ、あるいは上述の手段を構成させるためのプログラムを格納した記録媒体(CD−ROM、DVD−ROM等)から該プログラムをコンピュータにインストールし、これを実行させることにより、上述の処理を実行する通信システムを構成することも可能である。通信システムを構成するコンピュータは、システムバスを介してCPU(Central Processor Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクが接続されている。CPUは、ROMまたはハードディスクに記憶されているプログラムに従い、RAMを作業領域にして処理を行う。
また、プログラムを供給するための媒体は、通信媒体(通信回線、通信システムのように一時的または流動的にプログラムを保持する媒体)でもよい。例えば、通信ネットワークの電子掲示板(BBS:Bulletin Board Service)に該プログラムを掲示し、これを通信回線を介して配信するようにしてもよい。
100 IP通信端末
101 受信部
102 解析部
103 情報制御部
104 履歴検索部
105 宛先指定方法判断部
106 履歴記憶部
107 原因特定部
108 呼接続処理部
109 処理情報作成部
110 送信部
111 ユーザインターフェース
200 呼制御サーバ
201 受信部
202 呼制御部
203 記憶部
204 更新処理部
205 期限管理部
206 IP通信端末情報記憶部
207 情報作成部
208 送信部
209 更新登録部
210 情報検索部

Claims (14)

  1. 着呼側通信端末との呼接続に際し、該呼接続における呼制御を行う呼制御装置に対して通信要求を行う通信要求手段と、
    前記通信要求手段による通信要求に基づく前記着呼側通信端末の通信状態を前記呼制御装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した通信状態が前記着呼側通信端末と通信できない場合、前記通信要求に係る通信情報に基づいて当該着呼側通信端末と通信できない原因を特定する特定手段と
    を具備する通信端末。
  2. 前記特定手段は、
    他の通信端末との間における通信履歴から前記着呼側通信端末との通信履歴を検出し、該通信履歴に基づいて前記原因を特定する請求項1記載の通信端末。
  3. 前記特定手段は、
    前記着呼側通信端末との前記通信履歴を検出できた場合であって該通信履歴により通信実績があるときには前記原因を前記着呼側通信端末における通信接続障害と特定し、前記通信履歴を検出できた場合であって該通信履歴により通信実績がないときには前記原因を前記着呼側通信端末の非存在と特定する請求項2記載の通信端末。
  4. 前記特定手段は、
    前記着呼側通信端末との通信履歴が検出できた場合であって該通信履歴における通信実績が一定期間内のものであるときには前記原因を前記着呼側通信端末における通信接続障害と特定する請求項2記載の通信端末。
  5. 前記通信要求手段は、
    呼接続先一覧にある通信端末に基づき前記呼接続を行う前記着呼側通信端末を指定して前記通信要求を行い、
    前記特定手段は、
    前記呼接続先一覧から指定した前記着呼側通信端末と通信できない場合には前記原因を該着呼側通信端末における通信接続障害と特定する請求項1記載の通信端末。
  6. 前記着呼側通信端末は、
    前記呼制御装置に登録された登録状態を保留とする保留時間を当該呼制御装置に通知する通知手段
    を具備し、
    前記呼制御装置は、
    前記通知手段によって前記着呼側通信端末から前記保留時間が通知されることにより登録期間の満了以後、該保留時間の経過まで前記着呼側通信端末を保留状態として管理する状態管理手段
    を具備し、
    前記受信手段は、
    前記通信要求手段によって通信要求した前記着呼側通信端末との通信状態が保留状態であることを前記呼制御装置から受信し、
    前記特定手段は、
    前記受信手段によって保留状態であると受信することにより前記原因を前記着呼側通信端末における通信接続障害と特定する請求項1記載の通信端末。
  7. 前記通信要求手段は、
    前記特定手段によって前記原因が前記着呼側通信端末における通信接続障害であると特定された場合に、再度、着呼側通信端末との呼接続に際して前記呼制御装置に対して通信要求を行う請求項3乃至6のいずれかに記載の通信端末。
  8. 前記受信手段は、
    前記着呼側通信端末との通信状態とともに動作指示情報を受信する請求項1記載の通信端末。
  9. 前記受信手段によって受信した動作指示情報に係る前記原因を提示する宛先情報に基づいて接続する接続手段
    を更に具備し、
    前記特定手段は、
    前記接続手段によって接続した宛先情報に基づく宛先に提示された前記原因で特定する請求項8記載の通信端末。
  10. 前記通信要求手段は、
    前記受信手段によって受信した動作指示情報に係る指定時刻通信要求に基づいて指定時刻に再度、通信要求を行う請求項8記載の通信端末。
  11. 前記着呼側通信端末と通信できない場合、該着呼側通信端末との通信予約を設定する予約設定手段
    を更に具備し、
    前記呼制御装置は、
    前記予約設定手段によって通信予約が設定された前記着呼側通信端末から登録要求を受け付けることにより予約元の通信端末に前記着呼側通信端末の通信状態を通知する通知手段
    を具備し、
    前記通信要求手段は、
    前記通知手段によって通信状態が通知されることにより前記着呼側通信端末との呼接続における通信要求を前記呼接続装置に行う請求項1または8に記載の通信端末。
  12. 通信端末間の呼制御に際し、発呼側通信端末からの呼接続によって着呼側通信端末に通信要求を行う通信要求手段と、
    前記通信要求手段による通信要求に対して前記着呼側通信端末との通信状態を検出する状態検出手段と、
    前記状態検出手段によって検出した通信状態が前記着呼側通信端末が検知できない状態である場合に、前記通信要求に係る通信情報に基づいて当該着呼側通信端末と通信できない原因を特定する特定手段と
    を具備する呼制御装置。
  13. 前記特定手段は、
    通信端末間における通信履歴から前記着呼側通信端末が検知できない状態にある前記着呼側通信端末との通信履歴を検出し、該通信履歴に基づいて前記原因を特定する請求項12記載の呼制御装置。
  14. コンピュータを、
    着呼側通信端末との呼接続に際し、該呼接続における呼制御を行う呼制御装置に通信要求を行う通信要求手段、
    前記通信要求手段による通信要求に基づく前記着呼側通信端末の通信状態を前記呼制御装置から受信する受信手段、
    前記受信手段により受信した通信状態が前記着呼側通信端末と通信できない場合、前記通信要求に係る通信情報に基づいて当該着呼側通信端末と通信できない原因を特定する特定手段
    として機能させる通信プログラム。
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