JP2005305821A - 印刷装置、複写装置及びファクシミリ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷媒体の印刷の態様に応じて適切な印刷方法を自動的に選択する印刷装置、複写装置及びファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】CPU12は、操作部20やホストコンピュータ22等からの入力に基づいてプリンタ10内の各部の動作を制御する。用紙制御部14は、印刷媒体を搭載する給紙トレーや印刷媒体を印字制御部16に送る紙送り機構等を含んでいる。CPU12は、ホストコンピュータ22から文書や画像等のデータ(文書データ)を受け取ると、用紙制御部14を制御して印字制御部16に印刷媒体30を送る。そして、CPU12により文書データが処理され、印字制御部16により印刷媒体30に文書が印刷されると共に、RF−ID書込部18により印刷媒体30のRF−IDチップ34に識別情報が書き込まれる。
【選択図】 図1
【解決手段】CPU12は、操作部20やホストコンピュータ22等からの入力に基づいてプリンタ10内の各部の動作を制御する。用紙制御部14は、印刷媒体を搭載する給紙トレーや印刷媒体を印字制御部16に送る紙送り機構等を含んでいる。CPU12は、ホストコンピュータ22から文書や画像等のデータ(文書データ)を受け取ると、用紙制御部14を制御して印字制御部16に印刷媒体30を送る。そして、CPU12により文書データが処理され、印字制御部16により印刷媒体30に文書が印刷されると共に、RF−ID書込部18により印刷媒体30のRF−IDチップ34に識別情報が書き込まれる。
【選択図】 図1
Description
本発明は印刷装置、複写装置及びファクシミリ装置に係り、特に印刷媒体にRF−ID等を書き込むことのできる印刷装置等に関する。
近年、非接触でデータの読み書きができるRF−ID(Radio Frequency Identification)が注目されており、紙にRF−IDタグを取り付けてデータの読み書きや書類の管理等を行う技術が開発されている。例えば、特許文献1には、RF−IDタグから読み込まれたデータに基づいて用紙のラベルを印刷するプリンタ装置について開示されている。
また、RF−IDで文書を管理する技術としては、特許文献2に文書に漉き込まれたRF−IDタグを書類の承認印やチェック等の管理用帳票として利用する例について開示されている。
特開2001−96814号公報
特開2002−120475号公報
ところで、一般に書類は両面印刷やカラー印刷等さまざまな方法で印刷されている。このような書類を複写又はファックス送信する際には、これら書類への印刷のされ方に応じて両面印刷やカラー印刷等に装置の設定を変更する必要がある。
上記の特許文献1及び2に開示された技術は、RF−IDへのデータの読み書きを行うプリンタに関するものであり、上記の特許文献2に開示された技術は、従来の承認印やチェック等をRF−IDに書き込むことにより書類の管理を行うものであるが、本発明は上記の構成とは異なり、紙を複写又はファックス送信する際の利便性を向上させるものである。
本発明は上記の観点に鑑みてなされたもので、印刷媒体の印刷の態様に応じて適切な印刷方法を自動的に選択する印刷装置、複写装置及びファクシミリ装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために請求項1に係る印刷装置は、RF−IDチップが内蔵された印刷媒体に文書又は画像を印刷する印刷装置において、前記印刷媒体に印刷を行う際に前記印刷媒体又は印刷情報に関連する識別情報を前記RF−IDチップに書き込む識別情報書込手段を備えることを特徴とする。
請求項1に係る印刷装置によれば、印刷媒体や印刷内容等の属性を印刷媒体に記憶させることができるので、複写やファックス送信時における印刷媒体の利用が容易になる。
請求項2に示すように請求項1に係る印刷装置において、前記識別情報が、前記印刷媒体の種類、前記印刷媒体の大きさ、前記印刷媒体の厚み、前記印刷媒体に印刷されている内容が両面印刷か片面印刷かの区別、前記印刷媒体に印刷されている内容が白黒印刷かカラー印刷かの区別、カラー印刷の色数、カラー印刷の階調数、印刷方法の種類、送信先ファックス番号、印刷された日時及び印刷内容の機密性からなる群のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
前記目的を達成するために請求項3に係る複写装置は、RF−IDチップが内蔵された印刷媒体の複写を行う際に、前記RF−IDチップに書き込まれた印刷媒体又は印刷内容に関連する識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記印刷媒体に印刷された内容を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた印刷内容を別の印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に応じて前記読取手段及び印刷手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に係る複写装置によれば、印刷媒体に記録された識別情報により、容易に最適な複写方法の設定ができ、設定ミスによるコピーの失敗を防ぐことができる。
請求項4に示すように請求項3に係る複写装置において、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体が両面印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段は両面コピーを行うよう前記読取手段及び印刷手段を制御することを特徴とする。
請求項5に示すように請求項3に係る複写装置において、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体がカラー印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段はカラーコピーを行うよう前記読取手段及び印刷手段を制御することを特徴とする。
請求項6に示すように請求項3から5に係る複写装置において、操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、前記識別情報読取手段で読み取られた前記識別情報に応じた印刷機能がない場合、前記制御手段は前記表示手段により操作者への指示又は警告を表示させることを特徴とする。
請求項7に示すように請求項3に係る複写装置において、前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記印刷媒体の複写を許可しないことを特徴とする。
請求項8に示すように請求項7に係る複写装置において、操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記表示手段に警告を表示させることを特徴とする。
請求項7及び8に係る複写装置によれば、安易に機密文書のコピーが作成されるのを防ぐことができ、機密の保持に有効である。
前記目的を達成するために請求項9に係るファクシミリ装置は、RF−IDチップが内蔵された印刷媒体の送信を行う際に、前記RF−IDチップに書き込まれた印刷媒体又は印刷内容に関連する識別情報を読み取る識別情報読取手段と、前記印刷媒体に印刷された内容を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた印刷内容を通信回線を介して送信する送信手段と、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に応じて前記読取手段及び送信手段を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に係るファクシミリ装置によれば、印刷媒体に記録された識別情報により、容易に最適なファックス送信方法の設定ができ、設定ミスによるファックス送信の失敗を防ぐことができる。
請求項10に示すように請求項9に係るファクシミリ装置において、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に送信先ファックス番号が含まれる場合、前記識別情報の送信先ファックス番号に前記印刷内容を送信することを特徴とする。
請求項11に示すように請求項9に係るファクシミリ装置において、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体が両面印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段は両面送信を行うよう前記読取手段及び送信手段を制御することを特徴とする。
請求項12に示すように請求項9に係るファクシミリ装置において、前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体がカラー印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段はカラー送信を行うよう前記読取手段及び送信手段を制御することを特徴とする。
請求項13に示すように請求項9から12に係るファクシミリ装置において、操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、前記識別情報読取手段で読み取られた前記識別情報に応じたファックス機能がない場合、前記制御手段は前記表示手段により操作者への指示又は警告を表示させることを特徴とする。
請求項14に示すように請求項9に係るファクシミリ装置において、前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記印刷媒体の送信を許可しないことを特徴とする。
請求項15に示すように請求項14に係るファクシミリ装置において、操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記表示手段に警告を表示させることを特徴とする。
請求項14及び15に係るファクシミリ装置によれば、安易に機密文書がファックス送信されるのを防ぐことができ、機密の保持に有効である。
本発明によれば、印刷媒体の性質や印刷の様態等の属性を印刷媒体のRF−IDチップに記憶させることができるので、複写やファックス送信等の利用が容易になる。また、安易に機密文書が複写又はファックス送信されるのを防ぐことができ、機密の保持に有効である。
以下添付図面に従って本発明に係る印刷装置の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置の主要構成を示すブロック図である。図1に示す印刷装置(プリンタ)10は、CPU12、用紙制御部14、印字制御部16、RF−ID書込部18、操作部20等を備えている。また、プリンタ10は通信回線等を介してホストコンピュータ22と接続されている。
CPU12は、操作部20やホストコンピュータ22等からの入力に基づいてプリンタ10内の各部の動作を制御する。用紙制御部14は、印刷媒体を搭載する給紙トレーや印刷媒体を印字制御部16に送る紙送り機構等を含んでいる。
図2は、印刷媒体を示す図である。図2に示すように、印刷媒体30は紙32にRF−IDチップ34が埋め込まれてできている。
CPU12は、ホストコンピュータ22から文書や画像等のデータ(文書データ)を受け取ると、用紙制御部14を制御して印字制御部16に印刷媒体30を送る。そして、CPU12により文書データが処理され、印字制御部16により印刷媒体30に文書が印刷されると共に、RF−ID書込部18により印刷媒体30のRF−IDチップ34に識別情報が書き込まれる。
ここで、RF−IDチップ34に書き込まれる識別情報は、紙の性質や印刷の態様等に関する情報等である。紙の性質に関する情報の項目の例としては、種類や大きさ、厚さ等が挙げられる。また、印刷の態様に関する情報の項目の例としては、両面印刷か片面印刷かの区別や色(カラー印刷かモノクロ印刷かの区別、階調数)、印刷の種類、印刷された日時等が挙げられる。このほかには、送付先のファックス番号(ファックス送信される文書を印刷する場合)や文書の機密性に関する情報等が挙げられる。表1に識別情報の項目ごとの値の例を示す。
次に、本発明の一実施形態に係る複写装置について説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る複写装置の主要構成を示すブロック図である。
図3に示す複写装置(コピー機)40は、CPU42、スキャナ制御部44、用紙制御部46、印字制御部48、RF−ID読取部50、操作部52、表示部54等を備えている。
CPU42は、操作部52等からの入力に基づいてコピー機40内の各部の動作を制御する。操作部52は、コピー開始指示の入力やコピー条件の設定を行うスイッチ等を含んでいる。表示部54は、操作部52から入力されたコピー条件の設定内容や操作指示、警告等を表示する。
以下に、本実施形態に係るコピー機40を用いて印刷媒体をコピーする方法について図4及び図5を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るコピー方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS10において、操作者により操作部52からコピー条件が設定され、コピーの開始指示が入力される。ここで、コピー条件とは、操作者が手動で設定した印刷条件等の設定内容のほか、コピー機40の機能的制約を含む概念である。
次に、ステップS12においてコピー枚数(N)がリセットされ(N=0)、ステップS14でコピー枚数(N)のカウントが開始される(N=1)。そして、RF−ID読取部50により印刷媒体30のRF−IDチップ34に書き込まれた情報が読み取られる(ステップS16)。
ここで、ステップS16のRF−IDの読み取り工程について説明する。図5は、RF−IDの読み取り工程を示すフローチャートである。まず、RF−ID読取部50により印刷媒体30のRF−IDチップ34に書き込まれた情報が読み取られ(ステップS30)、読み取られたRF−IDが適正であるかどうか判断される(ステップS32)。ステップS32においてRF−IDが適正であると判断された場合ステップS34に進む。一方、ステップS32においてRF−IDが適正でないと判断された場合、再度RF−IDの読み込みを行う(ステップS36)。そして、ステップS38においてRF−IDが適正であると判断された場合ステップS34に進むが、ステップS32においてRF−IDが適正でないと判断された場合RF−IDの読み取りを終了する。
次いで、RF−IDの項目(表1参照)がチェックされ(ステップS34)、ステップS40においてRF−IDの項目とコピー機40の要求する入力項目が一致している場合、RF−IDの各項目の値がコピー機40に入力される(ステップS42)。
一方、ステップS40においてRF−IDの項目とコピー機40の要求する入力項目が一致していない場合、コピー機40の要求する入力項目のうちRF−IDに含まれていないものについてはデフォルト値がコピー機40に入力される(ステップS44)。
ステップS42及びS44においては、例えば、コピー機40が紙の厚みの項目の値を要求しているのにRF−IDに紙の厚みの項目が書き込まれていなかった場合、コピー機40のデフォルトの値(例えば0.01mm)に設定される。そして、RF−IDのコピー機40の入力要求項目と一致していた各項目の値がコピー機40に入力される(ステップS42)。これにより、コピー機40のコピー条件の設定項目のすべてについて値が入力される。
次に、図4のフローチャートの説明に戻ると、ステップS16のRF−ID読み取り工程の次にステップS18に進み、ステップS16で入力された各項目の値とステップS10のコピー条件が一致しているかどうか判断される。ステップS18においてRF−IDの項目とコピー機40の要求する入力項目が一致している場合、スキャナ制御部44により複写する印刷媒体30の印刷内容が読み取られ、コピー用紙に印刷される(ステップS20)。
一方、ステップS18において、ステップS16で入力された各項目の値とステップS10のコピー条件が一致していない場合、一致していない項目について表示部54から警告(例えば、警告音や表示部54の画面表示の変化等)が発せられる(ステップS22)。そして、必要に応じて、操作者は操作部52を操作してステップS18において一致していない項目について操作指示を入力する(ステップS24)。
上記ステップS18、S22及びS24においては、例えば、印刷媒体30がカラー印刷物であるのに、コピー機40がカラーコピーに対応していない場合、カラーの文書である旨の警告が表示されると(ステップS22)、操作者は白黒又はグレースケールでコピーするよう指示する(ステップS24)。これにより、次いでステップS18、ステップS20と進みコピーが実行される。なお、この場合、ステップS10においてあらかじめ白黒又はグレースケールで印刷するよう設定されていた場合には、ステップS18において入力項目とコピー条件が一致していると判断し、警告を発することなくステップS18からステップS20に進むこととしてもよい。
また、例えば、印刷媒体30が両面印刷物であるのに、コピー機40が両面コピーに対応していない場合には、両面印刷物だから裏面もコピーするように操作指示が表示される(ステップS22)。そして、操作者によりさらにコピー指示が入力されると(ステップS24)、次の工程に進み片面コピーが実行される。
また、例えば、印刷媒体30が機密文書である場合、機密文書である旨の警告が表示され(ステップS22)、コピーが実行される(ステップS24)。なお、ステップS10のコピー条件において機密文書はコピー不可と設定されている場合、機密文書はコピー不可である旨の警告が表示され(ステップS22)、コピーが実行されずに終了することとしてもよい。
次いで、ステップS18に戻り、ステップS16で入力された各項目の値とステップS10のコピー条件が一致していれば、印刷媒体30のコピーが行われる(ステップS20)。
そして、引き続きコピーする印刷媒体があればステップS14に戻りコピーを続行し、コピーする印刷媒体がなくなったらコピーを終了する(ステップS26)。
なお、本実施形態のコピー機においては、RF−ID書込部を設け、コピー用紙として図2に示すような印刷媒体を用いて、コピー時の識別情報をコピー用紙のRF−IDに書き込むようにしてもよい。
以下、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置について説明する。図6は、本発明の一実施形態に係るファクシミリ装置の主要構成を示すブロック図である。
図6に示すファクシミリ装置60は、CPU62、スキャナ制御部64、用紙制御部66、印字制御部68、RF−ID読取部70、操作部72、表示部74、音声入出力部(受話器や本体スピーカ)76及び電話回線IF部78等を備えている。
CPU62は、操作部72等からの入力に基づいてファクシミリ装置60内の各部の動作を制御する。操作部72は、送信先ファックス番号の入力やファックス送信の開始指示の入力、ファックス条件の設定を行う操作キー等を含んでいる。表示部74は、操作部72で入力された送信先ファックス番号やファックス条件の設定内容、操作指示、警告等を表示する。
以下に、本実施形態に係るファクシミリ装置60を用いて印刷媒体をファックス送信する方法について図7等を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るファックス送信方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS50において、操作者により操作部72からファックス条件等が入力され、ファックス送信の開始指示が入力される。ここで、ファックス条件とは、操作者が手動で設定した印刷条件等の設定内容のほか、ファクシミリ装置60の機能的制約を含む概念である。
次に、ステップS52において送信枚数(N)がリセットされ(N=0)、ステップS54で送信枚数(N)のカウントが開始される(N=1)。そして、RF−ID読取部70により印刷媒体30のRF−IDチップ34に書き込まれた情報が読み取られる(ステップS56)。ここで、ステップS56のRF−IDの読み取り工程については、図5と同様であるので説明を省略する。
次いで、ステップS58に進み、ステップS50で送信先のファックス番号が入力されたかどうか判断され、ステップS50で送信先ファックス番号が入力されている場合にはステップS60に進む。
一方、ステップS50でファックス番号が入力されていない場合には、ステップS56で読み取られたRF−IDの項目に送信先ファックス番号が含まれていれば(ステップS62)、RF−IDの送信先ファックス番号をファクシミリ装置60に入力する(ステップS64)。一方、RF−IDの項目に送信先ファックス番号が含まれていなければ(ステップS62)、表示部74から送信先が設定されていない旨の警告が発せられる(ステップS66)。そして、操作者により送信先ファックス番号が入力され(ステップS68)、次いでステップS58を経てステップS60に進む。
そして、ステップS60において、ステップS56で入力された各項目の値とステップS50のファックス条件が一致しているかどうか判断される。ステップS60においてRF−IDの項目とファクシミリ装置60の要求する入力項目が一致している場合、スキャナ制御部64で送信される印刷媒体30の印刷内容が読み取られ、電話回線IF部78を介して送信先に送信される(ステップS70)。
一方、ステップS60において、ステップS56で入力された各項目の値とステップS50のファックス条件が一致していない場合、一致していない項目について表示部74から警告(例えば、警告音や表示部74の画面表示の変化等)が発せられる(ステップS72)。そして、必要に応じて、操作者は操作部72を操作してステップS60において一致していない項目について操作指示を入力する(ステップS74)。
次いで、ステップS60に戻り、ステップS56で入力された各項目の値とステップS50のファックス条件が一致していれば、印刷媒体30の送信が行われる(ステップS70)。
そして、引き続き送信する印刷媒体があればステップS54に戻り上記のステップを繰り返し、送信する印刷媒体がなくなったら終了する(ステップS76)。
なお、本実施形態のファクシミリ装置においては、RF−ID書込部を設け、記録紙として図2に示すような印刷媒体を用いて、受信した文書を印刷する際の識別情報を記録紙のRF−IDチップに書き込むようにしてもよい。
10…印刷装置、12…CPU、18…RF−ID書込部、30…印刷媒体、34…RF−IDチップ、40…複写装置、42…CPU、50…RF−ID読取部、60…ファクシミリ装置、62…CPU、70…RF−ID読取部
Claims (15)
- RF−IDチップが内蔵された印刷媒体に文書又は画像を印刷する印刷装置において、
前記印刷媒体に印刷を行う際に前記印刷媒体又は印刷情報に関連する識別情報を前記RF−IDチップに書き込む識別情報書込手段を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記識別情報が、前記印刷媒体の種類、前記印刷媒体の大きさ、前記印刷媒体の厚み、前記印刷媒体に印刷されている内容が両面印刷か片面印刷かの区別、前記印刷媒体に印刷されている内容が白黒印刷かカラー印刷かの区別、カラー印刷の色数、カラー印刷の階調数、印刷方法の種類、送信先ファックス番号、印刷された日時及び印刷内容の機密性からなる群のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- RF−IDチップが内蔵された印刷媒体の複写を行う際に、前記RF−IDチップに書き込まれた印刷媒体又は印刷内容に関連する識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
前記印刷媒体に印刷された内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた印刷内容を別の印刷媒体に印刷する印刷手段と、
前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に応じて前記読取手段及び印刷手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする複写装置。 - 前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体が両面印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段は両面コピーを行うよう前記読取手段及び印刷手段を制御することを特徴とする請求項3記載の複写装置。
- 前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体がカラー印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段はカラーコピーを行うよう前記読取手段及び印刷手段を制御することを特徴とする請求項3記載の複写装置。
- 操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、
前記識別情報読取手段で読み取られた前記識別情報に応じた印刷機能がない場合、前記制御手段は前記表示手段により操作者への指示又は警告を表示させることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の複写装置。 - 前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記印刷媒体の複写を許可しないことを特徴とする請求項3記載の複写装置。
- 操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、
前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記表示手段に警告を表示させることを特徴とする請求項7記載の複写装置。 - RF−IDチップが内蔵された印刷媒体の送信を行う際に、前記RF−IDチップに書き込まれた印刷媒体又は印刷内容に関連する識別情報を読み取る識別情報読取手段と、
前記印刷媒体に印刷された内容を読み取る読取手段と、
前記読取手段によって読み取られた印刷内容を通信回線を介して送信する送信手段と、
前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に応じて前記読取手段及び送信手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするファクシミリ装置。 - 前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に送信先ファックス番号が含まれる場合、前記識別情報の送信先ファックス番号に前記印刷内容を送信することを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装置。
- 前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体が両面印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段は両面送信を行うよう前記読取手段及び送信手段を制御することを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装置。
- 前記識別情報読取手段によって読み取られた前記識別情報に前記印刷媒体がカラー印刷されたものであるという情報が含まれる場合、前記制御手段はカラー送信を行うよう前記読取手段及び送信手段を制御することを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装置。
- 操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、
前記識別情報読取手段で読み取られた前記識別情報に応じたファックス機能がない場合、前記制御手段は前記表示手段により操作者への指示又は警告を表示させることを特徴とする請求項9から12のいずれか1項記載のファクシミリ装置。 - 前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記印刷媒体の送信を許可しないことを特徴とする請求項9記載のファクシミリ装置。
- 操作者への指示又は警告を表示する表示手段を備え、
前記読み取られた識別情報に前記印刷媒体が機密文書であるという情報が含まれる場合、前記制御手段は前記表示手段に警告を表示させることを特徴とする請求項14記載のファクシミリ装置。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20061219 |