JP2018085699A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーの利便性を向上したファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ装置11aは、表示制御部44と、設定変更受け付け部45と、設定変更反映部46とを備える。表示制御部44は、リダイアル発信制御部43の作動時に、リダイアル発信制御部43によるリダイアル発信の設定を表示部21に表示するよう制御する。設定変更受け付け部45は、表示部21に表示されたリダイアル発信の設定の変更を受け付ける。設定変更反映部46は、設定変更受け付け部45により受け付けられたリダイアル発信の設定の変更をリダイアル発信制御部43に反映させるよう制御する。
【選択図】図4

Description

この発明は、ファクシミリ装置に関するものである。
複合機等に代表される画像処理装置においては、画像読み取り部で原稿の画像を読み取った後、画像形成部に備えられる感光体に対して読み取った画像を基に光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナー等の現像剤を供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させて印刷し、装置外に排出する。
画像処理装置においては、たとえば読み取られた原稿の画像を利用してファクシミリで他の画像処理装置に送信できるものがある。ここで、ファクシミリに関する技術が、特開平5−136973号公報(特許文献1)に開示されている。
特開平5−136973号公報
特許文献1に開示の技術によると、通信の遮断等が生じた場合において実施されるリダイアル機能について、リダイアル待機中の残り時間を表示画面に表示することとしている。しかし、単に残り時間の情報を表示するのみでは、ユーザーの利便性に欠ける場合も多い。
この発明の目的は、ユーザーの利便性を向上したファクシミリ装置を提供することである。
この発明に係るファクシミリ装置は、通信回線を用いて画像情報を所定の外部装置に送信する。ファクシミリ装置は、表示部と、ダイアル番号入力受け付け部と、ダイアル発信制御部と、通信接続判断部と、ファクシミリ送信制御部と、ファクシミリ送信判断部と、リダイアル発信制御部と、表示制御部と、設定変更受け付け部と、設定変更反映部とを備える。表示部は、情報を表示する。ダイアル番号入力受け付け部は、所定の外部装置のダイアル番号の入力を受け付ける。ダイアル発信制御部は、ダイアル番号入力受け付け部により受け付けられたダイアル番号を基にダイアル発信を行う。通信接続判断部は、ダイアル発信制御部により行われたダイアル発信による通信の接続が確立したか否かを判断する。ファクシミリ送信制御部は、通信接続判断部により通信の接続が確立したと判断されれば、所定の外部装置に画像情報をファクシミリ送信するよう制御する。ファクシミリ送信判断部は、ファクシミリ送信制御部により画像情報が全て送信できたか否かを判断する。リダイアル発信制御部は、ファクシミリ送信判断部により画像情報が全て送信できたと判断されなければ、所定の時間間隔を開けてリダイアル発信を行う。表示制御部は、リダイアル発信制御部の作動時に、リダイアル発信制御部によるリダイアル発信の設定を表示部に表示するよう制御する。設定変更受け付け部は、表示部に表示されたリダイアル発信の設定の変更を受け付ける。設定変更反映部は、設定変更受け付け部により受け付けられたリダイアル発信の設定の変更をリダイアル発信制御部に反映させるよう制御する。
このようなファクシミリ装置によると、通信の遮断等に起因してリダイアル発信する際に、リダイアル発信の設定が表示部に表示されるため、ユーザーは、リダイアルの設定を表示部による表示を見て確認することができる。さらに、表示部に表示されたリダイアル発信の設定を変更することができるため、ユーザーの好みや状況に応じたリダイアル発信の設定とすることができる。そうすると、たとえば、リダイアル発信のインターバルの時間等を変更して、時間の有効活用を図ることができる。したがって、ユーザーの利便性を向上することができる。
この発明の一実施形態に係るファクシミリ装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す概略斜視図である。 図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。 操作部の概略的な構成を示す外観図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態に係る複合機を用いてユーザーが複合機に対してファクシミリ送信を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザー名およびパスワードの入力を受け付ける際の表示画面の一例を示す図である。 リダイアル発信の三つの設定が表示された表示画面の一例を示す図である。 リダイアルの設定の変更を受け付ける場合の表示画面の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係るファクシミリ装置を複合機に適用した場合の複合機の外観を示す概略図である。図2は、図1に示す複合機の構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、複合機11aは、制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、記憶部としてのハードディスク16と、ファクシミリ通信部17とを備える。
制御部12は、複合機11a全体の制御を行う。なお、制御部12は、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、一時的にデータを記憶する主記憶メモリ18を含む。操作部13は、複合機11a側から発信する情報やユーザーの入力内容といった情報を表示する表示部としての表示画面21を含む。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または不図示の載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた画像やネットワーク(図示せず)を介して送信された画像情報を基に、用紙に画像を形成する。ハードディスク16は、画像情報や入力された画像形成条件等のデータを記憶する。
なお、ハードディスク16には、複合機11aの操作を許可するユーザー名のデータとユーザー名に対応するパスワードのデータ、さらにユーザー名に対応する権限のデータが記憶されている。これらのデータは、たとえばテーブル形式で記憶されている。権限とは、たとえば、管理者のような複合機11aの全ての設定の変更や修正を行うことが可能な権限や、登録ユーザーのような複合機11aの一部の設定の変更や修正を行うことが可能な権限をいう。
ファクシミリ通信部17は、公衆回線24に接続されている。複合機11aは、このフ
ァクシミリ通信部17を利用して、ファクシミリ送信やファクシミリ受信を行うことができる。すなわち、複合機11aは、電話回線といった通信回線を用いて画像情報を所定の外部装置、たとえば、他の複合機11bに送信することができる。また、複合機11aは、他の複合機11bから通信回線を用いて画像情報を受信することもできる。なお、他の複合機11bの構成については、複合機11aの構成と同等である。
次に、上記した操作部13の構成について、さらに詳細に説明する。図3は、操作部13の概略的な構成を示す外観図である。図3を参照して、操作部13は、印刷部数等を入力させるための0〜9までの数字、および「*」や「#」の記号を入力させるテンキー31と、印刷の開始やファクシミリ送信の開始を指示させるスタートキー32と、複合機11aの電源のオンまたはオフを入力させる電源キー33と、複合機11aの有するプリンター機能やコピー機能等の選択を指示させるメニューキー34と、種々の画像形成の条件や使用ユーザーの登録を指示させる登録キー35と、テンキー31等を用いてユーザーにより入力された指示の内容をキャンセルさせるリセットキー36と、上記した表示画面21とを含む。表示画面21は、液晶のタッチパネル機能を有しており、ユーザーの指での押圧等により、表示画面21からも画像形成条件等を入力させると共に、機能の選択等を行うことができる。
次に、制御部12の構成について説明する。図4は、制御部12の構成を示すブロック図である。図4を参照して、制御部12は、ダイアル番号入力受け付け部37と、ダイアル発信部38と、通信接続判断部39と、ファクシミリ送信制御部41と、ファクシミリ送信判断部42と、リダイアル発信制御部43と、表示制御部44と、設定変更受け付け部45と、設定変更反映部46と、ユーザー認証部47と、権限判断部48とを備える。
ダイアル番号入力受け付け部37は、外部装置、たとえば、他の複合機11bのダイアル番号の入力を受け付ける。この場合、複合機11bに割り振られているファクシミリ用のダイアル番号の入力を受け付ける。ダイアル発信制御部38は、ダイアル番号入力受け付け部37により受け付けられたダイアル番号を基にダイアル発信を行う。通信接続判断部39は、ダイアル発信制御部38により行われたダイアル発信による通信の接続が確立したか否かを判断する。ファクシミリ送信制御部41は、通信接続判断部39により通信の接続が確立したと判断されれば、複合機11bに画像情報をファクシミリ送信するよう制御する。ファクシミリ送信判断部42は、ファクシミリ送信制御部41により画像情報が全て送信できたか否かを判断する。リダイアル発信制御部43は、ファクシミリ送信判断部42により画像情報が全て送信できたと判断されなければ、所定の時間間隔を開けてリダイアル発信を行う。表示制御部44は、リダイアル発信制御部43の作動時に、リダイアル発信制御部43によるリダイアル発信の設定を表示部に表示するよう制御する。設定変更受け付け部45は、表示画面21に表示されたリダイアル発信の設定の変更を受け付ける。設定変更反映部46は、設定変更受け付け部45により受け付けられたリダイアル発信の設定の変更をリダイアル発信制御部43に反映させるよう制御する。
なお、ユーザー認証部47は、複合機11aを操作するユーザーを認証する。権限判断部48は、ユーザー認証部47により認証されたユーザーの権限を判断する。また、表示制御部44は、権限判断部48により判断されたユーザーの権限に応じて、リダイアル発信の設定の表示内容を変更する。これらの構成については、後に詳述する。
次に、この発明の一実施形態に係る複合機11aを用いて、ユーザーが複合機11bに対してファクシミリ送信を行う場合について説明する。図5は、この発明の一実施形態に係る複合機11aを用いてユーザーが複合機11bに対してファクシミリ送信を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。
図5を参照して、まず、複合機11aは、ファクシミリ通信を行うユーザーを認証するために、ユーザー名およびパスワードを入力させる。すなわち、複合機11aは、ユーザー名およびパスワードの入力を受け付ける(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。図6は、ユーザー名およびパスワードの入力を受け付ける際の表示画面21の一例を示す図である。図6を参照して、表示画面21には、「ユーザー名とパスワードを入力してください。」とのメッセージ51と、「ユーザー名」との文字52aと、「パスワード」との文字52bと、文字52aの横において空のボックスから構成されており、ユーザー名を入力させるユーザー名入力部53aと、文字52bの横において空のボックスから構成されており、パスワードを入力させるパスワード入力部53bとが表示されている。ユーザーは、テンキー31等を利用して、ユーザー名およびパスワードをユーザー名入力部53aおよびパスワード入力部53bにそれぞれ入力する。そうすると、複合機11aは、ユーザー名およびパスワードの入力を受け付ける。
ユーザー名およびパスワードの入力を受け付けると、ユーザー認証部47は、入力されたユーザーの認証を行う(S12)。この場合、上記したハードディスク16に記憶されたテーブル形式のユーザー名のデータおよびパスワードのデータに基づいて行う。なお、このユーザー認証部47による認証については、ユーザー名およびパスワードに基づくものに限られず、たとえば、ユーザーの指紋を利用した指紋認証や、ユーザーの所有する磁気的なカードを利用したカード認証により行ってもよい。
ユーザーが認証されると、ダイアル番号入力受け付け部37は、所定の外部装置、ここでは、他の複合機11bのダイアル番号の入力を受け付ける(S13)。ダイアル番号の入力については、表示画面21にダイアル番号を入力させる専用の画面を表示させ、テンキー31により入力させる。
ダイアル番号の入力を受け付けると、ダイアル発信制御部38は、入力されたダイアル番号を発信する。この場合の発信のタイミングは、操作部13のスタートキー32の押下を検知したタイミングである。その後、通信接続判断部39は、ダイアル発信制御部38により行われたダイアル発信による通信の接続が確立したか否かを判断する。この場合、公衆回線24を経由した複合機11bとの通信の接続が確立したか否かが判断される。
通信の接続が確立したと判断されれば(S14)、ファクシミリ送信制御部41は、ファクシミリ送信を開始する(S15)。具体的には、たとえば、ユーザーによりADF22にセットされ、画像読み取り部14により読み取られた複数枚の原稿の画像情報の複合機11aから複合機11bへのファクシミリ送信を始める。
その後、ファクシミリ送信判断部42は、全ての画像情報の送信が完了したか否かを判断する(S16)。全ての画像情報の送信が完了すれば(S16において、YES)、そのまま処理を終了する。しかし、全ての画像情報の送信が完了する前に通信の遮断等により、全ての画像情報の送信が完了しないうちに通信の接続が切断されれば(S16において、NO)、再び通信の接続を確立しようと試みる。すなわち、リダイアル発信制御部43は、ファクシミリ送信判断部42により画像情報が全て送信できたと判断されなければ、所定の時間間隔を開けてリダイアル発信を行おうとする。
ここで、表示制御部44は、リダイアル発信制御部43の作動時に、リダイアル発信制御部43によるリダイアル発信の設定を表示画面21に表示するよう制御する。この場合、まず、表示制御部44による表示に先立ち、権限判断部48は、認証されたユーザー名に対応するユーザーの権限を判断する。この場合、上記したハードディスク16に記憶されたテーブル形式のユーザー名のデータとユーザー毎に割り振られた権限のデータに基づいて行う。具体的にはまず、ユーザーの権限が第一の権限か否かを判断する(S17)。
そして、ユーザーの権限が第一の権限でなければ(S17において、NO)、ユーザーの権限が第二の権限か第三の権限かを判断する(S18)。
ここで、権限については、以下のように構成されている。すなわち、ユーザーの権限は、第一の権限と、第一の権限よりも弱い第二の権限と、第二の権限よりも弱い第三の権限とから構成されている。第一の権限としては、複合機11aの管理者のような複合機11aの全ての設定を変更、修正可能な権限である。第二の権限としては、複合機11aの登録されたユーザーのような全ての設定の変更や修正はできないまでも、ある特定の設定の変更や修正が可能な権限である。すなわち、リダイアル発信の設定の一部の変更や修正が可能な権限である。第三の権限としては、単なる複合機11aの一般ユーザーのような複合機11aの設定の何等の変更や修正も許可されていない権限である。
権限判断部48は、S12により認証されたユーザー、すなわち、現在複合機11aによりファクシミリ送信を行っているユーザーが、管理者のような第一の権限を有する者か、登録ユーザーのような第二の権限を有する者か、また、一般ユーザーのような第三の権限を有する者かを判断する。
権限判断部48により第一の権限であると判断されれば(S17において、YES)、表示制御部44は、全ての設定としてリダイアル発信の三つの設定を表示する(S19)。図7は、リダイアル発信の三つの設定が表示された表示画面21の一例を示す図である。図7を参照して、表示画面21には、通信の接続が遮断されたことを示す「通信の接続エラー」との文字56と、リダイアル発信制御部43が作動する時間を示す「3分後にリダイアルします。」とのメッセージ57と、「ジョブのキャンセル」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43による「リダイアル」のジョブのキャンセルを受け付ける設定の選択キー58aと、「リダイアルの即時の実行」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43による「リダイアル」のジョブの即時の実行を受け付ける設定の選択キー58bと、「リダイアルの設定の変更」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43の設定の変更を受け付ける画面へと移行する設定の選択キー58cとが表示されている。
さらに選択キー58cの押下を検知した場合には、図7に示す画面が移行して、以下に示す画面が表示画面21に表示される。図8は、リダイアルの設定の変更を受け付ける場合の表示画面21の一例を示す図である。図8を参照して、表示画面21には、「インターバルの時間」との文字61と、「1分」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43によるリダイアルのインターバルの時間を1分に設定する設定キー62aと、「2分」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43によるリダイアルのインターバルの時間を2分に設定する設定キー62bと、「3分」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43によるリダイアルのインターバルの時間を3分に設定する設定キー62cと、「5分」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43によるリダイアルのインターバルの時間を5分に設定する設定キー62dと、「指定()分」と示されており、括弧内に数値をテンキー31等で入力させることにより任意の時間をリダイアル発信制御部43によるリダイアルのインターバルの時間として設定する設定キー62eと、「決定」と示されており、押下を検知することにより設定されたリダイアル発信制御部43によるリダイアルのインターバルの時間を決定する設定キー63aと、「戻る」と示されており、押下を検知することにより前の画面に戻る設定キー63bとが表示されている。
複合機11aを利用してファクシミリ送信を行っているユーザーが管理者である場合、図7に示す画面や、選択キー58cの押下を検知した際に表される図8に示す画面が表示画面21に表示される。管理者である第一の権限を有するユーザーは、必要に応じて選択
キー58a、58b、58cのいずれかを押下する。選択キー58cを押下した場合には、さらに図8においていずれかの設定キー62a〜62e、63a、63bを押下する。設定変更受け付け部45は、いずれかの選択キー58a〜58c、およびいずれかの設定キー62a〜62e、63a、63bの押下を検知すると、押下を検知した選択キー58a〜58c、設定キー62a〜62e、63a、63bに相当する設定のリダイアル発信の設定の変更を受け付ける(S20)。そして、設定変更反映部46は、設定変更受け付け部45により受け付けられたリダイアル発信の設定の変更をリダイアル発信制御部43に反映させるよう制御する。すなわち、設定に沿ったリダイアル発信の制御を行う(S21)。具体的には、選択キー58aの押下を検知すると、リダイアル発信制御部43によるリダイアルのジョブのキャンセルを行う。選択キー58bの押下を検知すると、リダイアル発信制御部43によるリダイアルの即時の実行を行う。また、選択キー58cの押下を検知すると、リダイアルの設定の変更を受け付ける画面へと移行する。そして、設定キー62a〜62e、63a、63bの押下状況に応じて、リダイアルのインターバル時間の変更を行って、リダイアル発信を行う。
なお、S18において、ユーザーが複合機11aの登録ユーザーであった場合、権限判断部48は、ユーザーが第二の権限を有すると判断する。そうすると、表示制御部44は、リダイアル発信の二つの設定を表示する(S21)。具体的には、表示制御部44は、上記した選択キー58a、58b、58cのうち、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43による「リダイアル」のジョブのキャンセルを受け付ける選択キー58aと、「リダイアルの即時の実行」と示されており、押下を検知することによりリダイアル発信制御部43による「リダイアル」のジョブの即時の実行を受け付ける選択キー58bとを表示する。この場合、選択キー58a、58bの選択は可能であるが、選択キー58cが表示されない。すなわち、リダイアル発信の設定のうち、リダイアルのインターバルの時間の変更を行うことはできない。
また、S17およびS18において、ユーザーが複合機11aの一般ユーザーであった場合、権限判断部48は、ユーザーが第三の権限を有すると判断する。そうすると、表示制御部44は、選択キー58a〜58cをいずれも表示しないよう制御する。すなわち、選択キー58a〜58cを表示せず、「通信の接続エラー」との文字56と、「3分後にリダイアルします。」とのメッセージ57とが表示される。この場合、全てのリダイアルの設定の変更ができない。すなわち、表示制御部44は、権限判断部48により判断されたユーザーの権限に応じて、リダイアル発信の設定の表示内容を変更する構成である。
その後、上記したような設定に沿ってリダイアル発信制御部43は、リダイアル発信を行う(S22)。リダイアル後、接続が確立すれば画像情報のファクシミリ送信を行う。この場合、たとえば、前回の通信の確立時において、複数枚のうちの数枚のファクシミリ送信の完了が把握できていれば、続きの画像情報のファクシミリ送信を行う。このようにして、全ての画像情報の送信が完了したか否かが判断される(S23)。全ての画像情報のファクシミリ送信が完了すれば(S23において、YES)、処理を終了する。
一方、全ての画像情報のファクシミリ送信が完了せずに、再び確立された通信の接続が遮断されれば、リダイアルが所定の回数に達するまで、再びリダイアルを行う(S23において、NO)。リダイアルの回数が所定の回数を経過すれば(S24において、YES)、エラー処理を行って(S25)、処理を終了する。エラー処理としては、たとえば、表示制御部44による通信が確立できなかった旨の表示画面21への表示、およびリダイアルの終了等が挙げられる。なお、上記した選択キー58aが押下された場合も同様の処理となる。すなわち、リダイアル発信のジョブのキャンセルを行う選択キー58aの押下を検知すれば、全ての画像情報のファクシミリ送信ができなかったとして、エラー処理を行って処理を終了する。
このような複合機11aによると、通信の遮断等に起因してリダイアル発信する際に、リダイアル発信の設定が表示画面21に表示されるため、ユーザーは、リダイアルの設定を表示画面21による表示を見て確認することができる。さらに、表示画面21に表示されたリダイアル発信の設定を変更することができるため、ユーザーの好みや状況に応じたリダイアル発信の設定とすることができる。そうすると、たとえば、リダイアル発信のインターバルの時間等を変更して、時間の有効活用を図ることができる。したがって、ユーザーの利便性を向上することができる。
この場合、複合機11aは、ユーザー認証部47と、権限判断部48とを備える構成である。そして、表示制御部44は、権限判断部48により判断されたユーザーの権限に応じて、リダイアル発信の設定の表示内容を変更する構成であるため、ユーザーの権限に応じたより適切なリダイアル発信の設定を行うことができる。
なお、上記の実施の形態においては、リダイアル発信の設定は、リダイアル発信のキャンセルの設定、リダイアル発信の即時の実行の設定、複数のリダイアルを行う際の複数のリダイアル同士の時間のインターバルであるリダイアル発信の時間間隔の設定を含むこととしたが、これに限らず、リダイアル発信の設定は、リダイアル発信のキャンセルの設定、リダイアル発信の即時の実行の設定、複数のリダイアルを行う際の複数のリダイアル同士の時間のインターバルであるリダイアル発信の時間間隔の設定のうちの少なくともいずれか一つを含むよう構成してもよい。さらに、リダイアル発信の設定については、他の設定、たとえば、S24に規定する所定の回数の設定等であってもよい。
また、上記の実施の形態においては、権限は、第一の権限と、第一の権限よりも弱い第二の権限と、第二の権限よりも弱い第三の権限とを含む構成である。そして、表示制御部44は、ユーザーが権限判断部48により第三の権限であると判断されれば、表示画面21にリダイアル発信の設定の表示をしないように制御し、ユーザーが権限判断部48により第二の権限であると判断されれば、表示画面21にリダイアル発信のキャンセルの設定およびリダイアル発信の即時の実行の設定を表示するよう制御し、ユーザーが権限判断部48により第一の権限であると判断されれば、表示画面21にリダイアル発信のキャンセルの設定、リダイアル発信の即時の実行の設定およびリダイアル発信の時間間隔の設定を表示するよう制御している。しかし、これに限らず、たとえばユーザーが第三の権限であると判断されれば、表示画面21にリダイアル発信の設定のうち、リダイアル発信のキャンセルの設定のみを表示するようにしてもよいし、リダイアル発信の即時の実行の設定のみを表示するようにしてもよい。
なお、上記の実施の形態において、音声によりリダイアル発信の設定を報知する音声報知部をさらに備える構成としてもよい。こうすることにより、音声によっても、リダイアル発信の設定を把握することができ、よりユーザーの利便性の向上を図ることができる。
また、上記の実施の形態において、設定変更受け付け部45は、ファクシミリ送信のジョブ毎にリダイアル発信の設定の変更を受け付けるようにしてもよい。こうすることにより、リダイアル発信の設定の変更をジョブ毎に行うことが可能となるため、よりユーザーの利便性の向上を図ることができる。
なお、上記の実施の形態においては、複合機11aは、ユーザー認証部47および権限判断部48を備える構成としたが、これに限らず、ユーザー認証部47および権限判断部48を備えない構成としてもよい。この場合、複合機11aを使用するユーザーがリダイアル発信の設定を変更することが可能な構成としてもよい。
また、上記の実施の形態においては、複合機11aにおけるファクシミリ送信は、公衆回線24を利用することとしたが、これに限らず、ネット回線を利用してファクシミリ送信等を行う構成としてもよい。通信回線は、電話回線またはネットワーク回線を含む構成としてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係るファクシミリ装置は、ユーザーの利便性の向上が要求される場合に、特に有効に利用される。
11a,11b 複合機、12 制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15
画像形成部、16 ハードディスク、17 ファクシミリ通信部、18 主記憶メモリ、21 表示画面、22 ADF、24 公衆回線、31 テンキー、32 スタートキー、33 電源キー、34 メニューキー、35 登録キー、36 リセットキー、37
ダイアル番号入力受け付け部、38 ダイアル発信制御部、39 通信接続判断部、41 ファクシミリ送信制御部、42 ファクシミリ送信判断部、43 リダイアル発信制御部、44 表示制御部、45 設定変更受け付け部、46 設定変更反映部、47 ユーザー認証部、48 権限判断部、51,57 メッセージ、52a,52b,56,61 文字、53a ユーザー名入力部、53b パスワード入力部、58a,58b,58c 選択キー、62a,62b,62c,62d,62e,63a,63b 設定キー。

Claims (7)

  1. 通信回線を用いて画像情報を所定の外部装置に送信するファクシミリ装置であって、
    情報を表示する表示部と、
    前記所定の外部装置のダイアル番号の入力を受け付けるダイアル番号入力受け付け部と、
    前記ダイアル番号入力受け付け部により受け付けられた前記ダイアル番号を基にダイアル発信を行うダイアル発信制御部と、
    前記ダイアル発信制御部により行われた前記ダイアル発信による通信の接続が確立したか否かを判断する通信接続判断部と、
    前記通信接続判断部により前記通信の接続が確立したと判断されれば、前記所定の外部装置に前記画像情報をファクシミリ送信するよう制御するファクシミリ送信制御部と、
    前記ファクシミリ送信制御部により前記画像情報が全て送信できたか否かを判断するファクシミリ送信判断部と、
    前記ファクシミリ送信判断部により前記画像情報が全て送信できたと判断されなければ、所定の時間間隔を開けてリダイアル発信を行うリダイアル発信制御部と、
    前記リダイアル発信制御部の作動時に、前記リダイアル発信制御部による前記リダイアル発信の設定を前記表示部に表示するよう制御する表示制御部と、
    前記表示部に表示された前記リダイアル発信の設定の変更を受け付ける設定変更受け付け部と、
    前記設定変更受け付け部により受け付けられた前記リダイアル発信の設定の変更を前記リダイアル発信制御部に反映させるよう制御する設定変更反映部とを備える、ファクシミリ装置。
  2. 前記ファクシミリ装置を操作するユーザーを認証するユーザー認証部と、
    前記ユーザー認証部により認証された前記ユーザーの権限を判断する権限判断部とを備え、
    前記表示制御部は、前記権限判断部により判断された前記ユーザーの権限に応じて、前記リダイアル発信の設定の表示内容を変更する、請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記リダイアル発信の設定は、前記リダイアル発信のキャンセルの設定、前記リダイアル発信の即時の実行の設定、複数のリダイアルを行う際の複数の前記リダイアル同士の時間のインターバルである前記リダイアル発信の時間間隔の設定のうちの少なくともいずれか一つを含む、請求項1または請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記権限は、第一の権限と、前記第一の権限よりも弱い第二の権限と、前記第二の権限よりも弱い第三の権限とを含み、
    前記表示制御部は、前記ユーザーが前記権限判断部により前記第三の権限であると判断されれば、前記表示部に前記リダイアル発信の設定の表示をしないように制御し、前記ユーザーが前記権限判断部により前記第二の権限であると判断されれば、前記表示部に前記リダイアル発信のキャンセルの設定および前記リダイアル発信の即時の実行の設定を表示するよう制御し、前記ユーザーが前記権限判断部により前記第一の権限であると判断されれば、前記表示部に前記リダイアル発信のキャンセルの設定、前記リダイアル発信の即時の実行の設定および前記リダイアル発信の時間間隔の設定を表示するよう制御する、請求項3に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記設定変更受け付け部は、ファクシミリ送信のジョブ毎に前記リダイアル発信の設定の変更を受け付ける、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. 音声により前記リダイアル発信の設定を報知する音声報知部をさらに備える、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  7. 前記通信回線は、電話回線またはネットワーク回線を含む、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
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