JP2000207753A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2000207753A
JP2000207753A JP11003958A JP395899A JP2000207753A JP 2000207753 A JP2000207753 A JP 2000207753A JP 11003958 A JP11003958 A JP 11003958A JP 395899 A JP395899 A JP 395899A JP 2000207753 A JP2000207753 A JP 2000207753A
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Akihiro Moriya
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力および発熱を抑制しつつ、フォーカス
サーボが外れるのを防止し得る光ディスク装置を提供す
る。 【解決手段】本発明の光ディスク装置は、光ディスクを
装着して回転させる回転駆動機構と、対物レンズ、アク
チュエータ、レーザダイオードおよび分割フォトダイオ
ードを備えた光学ヘッドと、光学ヘッド移動機構と、制
御手段と、RFアンプICと、サーボプロセッサと、デ
コーダと、メモリーと、これらを収納するケーシングと
を有している。光学ヘッドを目的トラックへ移動させる
際は、フォーカスサーボのゲインを第2のゲインbに設
定し、再生時は、フォーカスサーボのゲインを第1のゲ
インa(>第2のゲインb)に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の再生専用の光ディスク
や、CD−R、CD−RW等の記録・再生が可能な光デ
ィスクを再生、または記録・再生する光ディスク装置が
知られている。
【0003】この光ディスク装置は、光ディスクを装着
して回転させる回転駆動機構と、前記装着された光ディ
スクに対し、その径方向に移動し得る光学ヘッド(光ピ
ックアップ)と、この光学ヘッドを径方向に移動させる
スレッドモータを備えた光学ヘッド移動機構とを有して
いる。
【0004】光学ヘッドは、レーザダイオードおよび分
割フォトダイオードを備えた光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、この光学ヘッド本体に光ディスクの
径方向および光軸方向(フォーカス方向)のそれぞれに
移動し得るようにサスペンジョンバネで支持されている
対物レンズと、この対物レンズを光軸方向および径方向
に移動させるアクチュエータとで構成されている。
【0005】このような光ディスク装置では、光学ヘッ
ドを目的トラック(目的アドレス)に移動し、この目的
トラックにおいて、フォーカス制御やトラッキング制御
等を行いつつ、光ディスクへの情報(データ)の記録
(書き込み)や、光ディスクからの情報の再生(読み出
し)を行う。
【0006】記録速度や再生速度を向上させる場合、光
ディスクを高速で回転させて記録や再生を行う。
【0007】しかしながら、光ディスクを高速で回転さ
せて記録や再生を行うと、光学ヘッドの光軸方向(フォ
ーカス方向)の振動が増大し、フォーカスサーボが外れ
てしまうことがある。なお、フォーカスサーボが外れる
と、記録や再生を行うことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した問題を解決す
るには、フォーカスサーボが外れないように、フォーカ
スサーボのゲインを比較的高く設定する。
【0009】しかしながら、フォーカスサーボのゲイン
を常に高くしてしまうと、記録時や再生時のみでなく、
光学ヘッドを目的トラックに移動させているときも光学
ヘッドのアクチュエータ(アクチュエータコイル)に印
加される電圧が増大し、これにより消費電力が増大する
という問題がある。
【0010】また、アクチュエータに印加される電圧が
増大することにより、発熱量が増大し、これによりアク
チュエータが劣化または破損するおそれがある。
【0011】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、消費電力および発熱を抑制しつ
つ、フォーカスサーボが外れるのを防止し得る光ディス
ク装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(7)の本発明により達成される。
【0013】(1) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドと、フォーカスサーボのゲ
インを設定する設定手段とを有し、前記光学ヘッドを介
して前記光ディスクを記録および/または再生する光デ
ィスク装置であって、前記設定手段は、前記光学ヘッド
を前記光ディスク上の目的位置へ移動させる際のフォー
カスサーボのゲインを、該光学ヘッドの移動の進行度合
いに応じて、記録および/または再生時におけるフォー
カスサーボのゲインに対して低くなるように変更するよ
う構成されていることを特徴とする光ディスク装置。
【0014】(2) 光ディスクを装着して回転させる
回転駆動機構と、光学ヘッドと、フォーカスサーボのゲ
インを設定する設定手段とを有し、前記光学ヘッドを介
して前記光ディスクを記録および/または再生する光デ
ィスク装置であって、前記設定手段は、前記光学ヘッド
を前記光ディスク上の目的位置へ移動させる際の所定期
間におけるフォーカスサーボのゲインを、記録および/
または再生時におけるフォーカスサーボのゲインより低
く設定するよう構成されていることを特徴とする光ディ
スク装置。
【0015】(3) 前記所定期間は、前記光学ヘッド
を前記光ディスク上の目的位置へ移動させる際の移動開
始時から移動終了時までの期間である上記(2)に記載
の光ディスク装置。
【0016】(4) 前記所定期間は、前記光学ヘッド
を前記光ディスク上の目的位置へ移動させる際の前記光
学ヘッドの加速時と減速時との間の期間である上記
(2)に記載の光ディスク装置。
【0017】(5) 前記設定手段は、前記光学ヘッド
を前記光ディスク上の目的位置へ移動させる際の前記光
学ヘッドの加速時および/または減速時におけるフォー
カスサーボのゲインを、前記加速時と前記減速時との間
の期間におけるフォーカスサーボのゲインより高く設定
するよう構成されている上記(4)に記載の光ディスク
装置。
【0018】(6) 前記加速時および/または減速時
におけるフォーカスサーボのゲインと、前記記録および
/または再生時におけるフォーカスサーボのゲインとが
等しい上記(5)に記載の光ディスク装置。
【0019】(7) 前記記録および/または再生時に
おけるフォーカスサーボのゲインをa、前記所定期間に
おけるフォーカスサーボのゲインをbとしたとき、これ
らの比a/bが、1/0.8〜1/0.5である上記
(2)ないし(6)のいずれかに記載の光ディスク装
置。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク装置を
添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の光ディスク装置の第1実
施例の回路構成(主要部)を示すブロック図、図2は、
本発明の光ディスク装置の第1実施例(ケーシングを取
り除いた状態)を示す平面図である。
【0022】これらの図に示す光ディスク装置1は、光
ディスク(CD−ROM)2を再生する装置である。
【0023】光ディスク2には、螺旋状のトラックが形
成されている。
【0024】光ディスク装置1は、光ディスク2を装着
して回転させる回転駆動機構を有している。この回転駆
動機構は、主に、ターンテーブル回転用のスピンドルモ
ータ11と、スピンドルモータ11を駆動するドライバ
23と、スピンドルモータ11の回転軸12に固定さ
れ、光ディスク2が装着されるターンテーブル13とで
構成されている。
【0025】また、光ディスク装置1は、前記装着され
た光ディスク2(ターンテーブル13)に対し、光ディ
スク2の径方向(ターンテーブル13の径方向)、すな
わち、図2中の矢印A方向に移動し得る光学ヘッド(光
ピックアップ)3と、この光学ヘッド3を前記径方向に
移動させる光学ヘッド移動機構と、制御手段9と、RF
アンプIC40と、サーボプロセッサ(DSP)51
と、デコーダ52と、メモリー(例えば、RAM等)5
3と、これらを収納する図示しないケーシングとを有し
ている。以下、前記光ディスク2の径方向を単に「径方
向」と言う。
【0026】光学ヘッド3は、レーザダイオード(光
源)5および分割フォトダイオード(受光部)6を備え
た光学ヘッド本体(光ピックアップベース)31と、対
物レンズ(集光レンズ)32とを有している。
【0027】対物レンズ32は、光学ヘッド本体31に
設けられた図示しないサスペンジョンバネで支持され、
光学ヘッド本体31に対し、径方向および対物レンズ3
2の光軸方向(光ディスク2(ターンテーブル13)の
回転軸方向)のそれぞれに移動し得るようになってい
る。対物レンズ32がその中立位置(中点)からずれる
と、その対物レンズ32は、前記サスペンジョンバネの
復元力によって中立位置に向って付勢される。以下、前
記対物レンズ32の光軸方向を単に「光軸方向」と言
い、前記光ディスク2の回転軸方向を単に「回転軸方
向」と言う。
【0028】また、光学ヘッド3は、光学ヘッド本体3
1に対し、対物レンズ32を移動させるアクチュエータ
4を有している。このアクチュエータ4は、光学ヘッド
本体31に対し、対物レンズ32を径方向に移動させる
トラッキングアクチュエータと、対物レンズ32を光軸
方向(回転軸方向)に移動させるフォーカスアクチュエ
ータとで構成されている。
【0029】このアクチュエータ4、すなわち、トラッ
キングアクチュエータおよびフォーカスアクチュエータ
は、それぞれ、ドライバ21により駆動される。
【0030】また、光学ヘッド本体31には、後述する
ガイドシャフト16に沿って摺動する3つの支持部(ス
ライダ)311が形成されている。
【0031】光学ヘッド移動機構は、主に、スレッドモ
ータ7と、スレッドモータ7を駆動するドライバ22
と、スレッドモータ7の回転軸8に固定されたリードス
クリュー(ウォームギヤ)81と、減速ギヤ14と、ラ
ックギヤ15と、光学ヘッド3を案内する一対のガイド
シャフト16、16と、前述した3つの支持部(スライ
ダ)311とで構成されている。
【0032】前記減速ギヤ14は、前記リードスクリュ
ー81と噛合するウォームホイール141と、このウォ
ームホイール141に同心的に固定され、ウォームホイ
ール141より小径のピニオンギヤ142とで構成され
ている。
【0033】また、前記ラックギヤ15は、前記ピニオ
ンギヤ142に噛合し、光学ヘッド本体31に固定され
ている。
【0034】前述したように、前記光学ヘッド3は、前
記一対のガイドシャフト16、16に対し、支持部31
1により移動可能に支持されている。
【0035】スレッドモータ7が駆動し、その回転軸8
およびリードスクリュー81が所定方向に回転すると、
ウォームホイール141およびピニオンギヤ142が所
定方向に回転し、ラックギヤ15とピニオンギヤ142
とにより、前記ピニオンギヤ142の回転運動が光学ヘ
ッド3の直線運動に変換され、光学ヘッド3は、ガイド
シャフト16に沿って所定方向に移動する。
【0036】また、スレッドモータ7の回転軸8および
リードスクリュー81が前記と逆方向に回転すると、光
学ヘッド3は、ガイドシャフト16に沿って前記と逆方
向に移動する。
【0037】制御手段9は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、光学ヘッド3(アクチュエー
タ4、レーザダイオード5等)、スレッドモータ7、ス
ピンドルモータ11、RFアンプIC40、サーボプロ
セッサ51、デコーダ52、メモリー53等、光ディス
ク装置1全体の制御を行う。
【0038】この制御手段9およびサーボプロセッサ5
1により、フォーカスサーボのゲインを設定する設定手
段の主機能が達成される。
【0039】なお、光ディスク装置1には、図示しない
インターフェース制御部を介して外部装置(例えば、コ
ンピュータ)が着脱自在に接続され、光ディスク装置1
と外部装置との間で通信を行うことができる。
【0040】次に、光ディスク装置1の作用について説
明する。
【0041】光ディスク装置1は、光学ヘッド3を目的
トラック(目的アドレス)に移動し、この目的トラック
において、フォーカス制御、トラッキング制御、スレッ
ド制御および回転数制御(回転速度制御)等を行いつ
つ、光ディスク2からの情報(データ)の読み出し(再
生)等を行う。
【0042】再生の際は、レーザ光が、光学ヘッド3の
レーザダイオード5から光ディスク2の所定のトラック
に照射される。このレーザ光は、光ディスク2で反射
し、その反射光は、光学ヘッド3の分割フォトダイオー
ド6で受光される。
【0043】この分割フォトダイオード6からは、受光
量に応じた電流が出力され、この電流は、図示しないI
−Vアンプ(電流−電圧変換部)で、電圧に変換され、
光学ヘッド3から出力される。
【0044】光学ヘッド3から出力された電圧(検出信
号)は、RFアンプIC40に入力され、このRFアン
プIC40で、加算や増幅等を行うことにより、HF
(RF)信号が生成される。このHF信号は、光ディス
ク2に書き込まれているピットとランドに対応するアナ
ログ信号である。
【0045】HF信号は、サーボプロセッサ51に入力
され、このサーボプロセッサ51で、2値化され、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)復調され、所定形
式のデータ(DATA信号)にデコード(変換)され
て、デコーダ52に入力される。
【0046】そして、このデータは、デコーダ52で、
通信(送信)用の所定形式のデータにデコードされ、図
示しないインターフェース制御部を介して、外部装置
(例えば、コンピュータ)に送信される。
【0047】以上のような再生動作におけるトラッキン
グ制御、スレッド制御およびフォーカス制御は、次によ
うにして行われる。
【0048】前述したように、光学ヘッド3の分割フォ
トダイオード6からの電流−電圧変換後の信号(電圧)
は、RFアンプIC40に入力される。
【0049】RFアンプIC40は、この分割フォトダ
イオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づいて、
トラッキングエラー信号(TE)(電圧)を生成する。
【0050】トラッキングエラー信号は、対物レンズ3
2の径方向のずれ量、すなわち、トラックの中心からの
径方向における対物レンズ32のずれの大きさおよびそ
の方向(トラックの中心からのずれ量)を示す信号であ
る。
【0051】トラッキングエラー信号は、サーボプロセ
ッサ51に入力される。サーボプロセッサ51では、こ
のトラッキングエラー信号に対し、位相の反転や増幅等
の所定の信号処理が行われ、これによりトラッキングサ
ーボ信号(電圧)が生成される。このトラッキングサー
ボ信号に基づいて、ドライバ21を介し、アクチュエー
タ4に所定の駆動電圧が印加され、このアクチュエータ
4の駆動により、対物レンズ32は、トラックの中心に
向って移動する。すなわち、トラッキングサーボがかか
る。
【0052】このアクチュエータ4の駆動のみでは、対
物レンズ32をトラックに追従させることに限界があ
り、これをカバーすべく、ドライバ22を介し、スレッ
ドモータ7を駆動して光学ヘッド本体31を前記対物レ
ンズ32が移動した方向と同方向に移動し、対物レンズ
32を中立位置に戻すように制御する(スレッド制御を
行う)。
【0053】また、RFアンプIC40は、前記分割フ
ォトダイオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づ
いて、フォーカスエラー信号(FE)(電圧)を生成す
る。
【0054】フォーカスエラー信号は、対物レンズ32
の光軸方向(回転軸方向)のずれ量、すなわち、合焦位
置からの光軸方向(回転軸方向)における対物レンズ3
2のずれの大きさおよびその方向(合焦位置からの対物
レンズ32のずれ量)を示す信号である。
【0055】フォーカスエラー信号は、サーボプロセッ
サ51に入力される。サーボプロセッサ51では、この
フォーカスエラー信号に対し、位相の反転や増幅等の所
定の信号処理が行われ、これによりフォーカスサーボ信
号(電圧)が生成される。このフォーカスサーボ信号に
基づいて、ドライバ21を介し、アクチュエータ4に所
定の駆動電圧が印加され、このアクチュエータ4の駆動
により、対物レンズ32は、合焦位置に向って移動す
る。すなわち、フォーカスサーボがかかる。
【0056】この光ディスク装置1では、制御手段9に
より、前記フォーカス制御におけるゲイン(利得)、す
なわち、フォーカスサーボ(フォーカスサーボループ)
のゲインが変更される。なお、このフォーカスサーボの
ゲインの変更については、後に詳述する。
【0057】また、光学ヘッド3(対物レンズ32)を
光ディスク2上の目的位置、すなわち、目的トラック
(目的アドレス)へ移動させる際、トラックジャンプ制
御が行われる。このトラックジャンプ制御では、スレッ
ドモータ7の駆動と、アクチュエータ4の駆動とをそれ
ぞれ制御し、粗シーク(ラフサーチ)、精密シーク(フ
ァインサーチ)、またはこれらの組み合わせにより、光
学ヘッド3(対物レンズ32)を目的トラック(目的ア
ドレス)へ移動させる。なお、トラックジャンプ制御
は、フォーカス制御を行いつつ行われる。
【0058】ここで、光学ヘッド3(対物レンズ32)
を現トラック(アクセス開始トラック)から目的トラッ
クに移動させる際に光学ヘッド3(対物レンズ32)が
通過するトラック数(現トラックから目的トラックまで
の間のトラック数)が、比較的大きい場合、すなわち予
め設定されている基準値(しきい値)以上の場合には、
粗シークが行われる。以下、前記光学ヘッド3(対物レ
ンズ32)を現トラック(アクセス開始トラック)から
目的トラックに移動させる際に光学ヘッド3(対物レン
ズ32)が通過するトラック数を単に「目標通過トラッ
ク数」と言う。
【0059】そして、この粗シーク終了時点で、光学ヘ
ッド3(対物レンズ32)が目的トラックに位置してい
ない場合には、次いで、精密シークが行われ、この精密
シークにより、光学ヘッド3(対物レンズ32)は目的
トラックに移動される。
【0060】また、目標通過トラック数が、比較的小さ
い場合、すなわち前記基準値未満の場合には、精密シー
クが行われ、この精密シークにより、光学ヘッド3(対
物レンズ32)は目的トラックに移動される。以下、粗
シークおよび精密シークを説明する。
【0061】粗シークでは、ドライバ22にスレッドモ
ータ駆動信号(スレッドモータ駆動電圧)が入力され、
これにより、スレッドモータ7が駆動し、光学ヘッド3
が目的トラックへ向って移動を開始する(加速され
る)。
【0062】そして、所定時間経過後、光学ヘッド3の
移動速度(速度)は、ほぼ所定値に収束する(一定速度
となる)。
【0063】一方、図示しない2値化回路(例えば、比
較器またはリミッタ増幅回路等)により、トラッキング
エラー信号が2値化され、トラッキングエラー信号の2
値化信号、すなわち、トラック・カウント信号が得られ
る。
【0064】トラッキングエラー信号の1波形(1周
期)は、光学ヘッド3(対物レンズ32)が通過した
(横切った)トラックの1ピッチに相当し、前記トラッ
ク・カウント信号は、光学ヘッド3が通過したトラック
の計数に利用される。
【0065】この光ディスク装置1では、図示しないカ
ウンタにより、粗シーク開始時から、前記トラック・カ
ウント信号のパルス数が計数される。
【0066】そして、この計数値(パルス数)が所定値
に達したとき、すなわち、目的トラックまでのトラック
数(以下、単に「残りトラック数」と言う)Nが、所定
値n 1になったとき、ドライバ22に、前記スレッドモ
ータ駆動信号(スレッドモータ駆動電圧)と符号(正
負)が逆のブレーキ信号(ブレーキ電圧)が入力され、
これにより、スレッドモータ7が制動される。
【0067】すなわち、光学ヘッド3の移動速度が減少
(光学ヘッド3が減速)してゆき、所定時間経過後、光
学ヘッド3は、目的トラックまたはその近傍に停止す
る。なお、粗シークでは、光学ヘッド3が高速で移動す
る。
【0068】また、精密シークでは、アクチュエータ4
を駆動して対物レンズ32を径方向に移動させ、これと
ともに、スレッドモータ7を駆動して光学ヘッド本体3
1を前記対物レンズ32に追従させ、これにより、光学
ヘッド3を目的トラックに移動する。
【0069】次に、フォーカスサーボのゲインの変更に
ついて説明する。
【0070】本発明では、光学ヘッド3を光ディスク2
上の目的位置へ移動させる際のフォーカスサーボのゲイ
ンを、光学ヘッド3の移動の進行度合いに応じて、再生
時におけるフォーカスサーボのゲインに対して低くなる
ように変更する。
【0071】すなわち、光学ヘッド3を光ディスク2上
の目的位置へ移動させる際の所定期間におけるフォーカ
スサーボのゲインを再生時におけるフォーカスサーボの
ゲインより低く設定する。
【0072】前記所定期間は、例えば、光学ヘッド3を
光ディスク2上の目的位置へ移動させる際の移動開始時
から移動終了時までの期間、または、光学ヘッド3の加
速時と減速時との間の期間とするのが好ましいが、これ
らに限定されないことは言うまでもない。
【0073】また、光学ヘッド3の加速時におけるフォ
ーカスサーボのゲインを、加速時と減速時との間の期間
におけるフォーカスサーボのゲインより高く設定するの
が好ましい。
【0074】また、光学ヘッド3の減速時(制動時)の
フォーカスサーボのゲインを、加速時と減速時との間の
期間におけるフォーカスサーボのゲインより高く設定す
るのが好ましい。
【0075】なお、加速時におけるフォーカスサーボの
ゲインと、再生時におけるフォーカスサーボのゲインと
は、異なっていてもよいが、等しいのが好ましい。
【0076】また、減速時(制動時)におけるフォーカ
スサーボのゲインと、再生時におけるフォーカスサーボ
のゲインとは、異なっていてもよいが、等しいのが好ま
しい。
【0077】ここで、再生時におけるフォーカスサーボ
のゲイン(第1のゲイン)をa、前記所定期間における
フォーカスサーボのゲイン(第2のゲイン)をbとした
とき、これらの比a/bは、1/0.8〜1/0.5程
度が好ましく、1/0.7〜1/0.6程度がより好ま
しい。
【0078】次に、光ディスク装置1の制御手段9の制
御動作について説明する。
【0079】図3は、第1実施例における制御手段9の
制御動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0080】制御手段9がアクセス(シーク)実行の指
令(コマンド)を受信すると、このプログラムを実行す
る。
【0081】なお、この段階では、フォーカスサーボの
ゲインは、再生時用のゲイン、すなわち、第1のゲイン
a(>第2のゲインb)に設定されている。
【0082】まず、フォーカスサーボのゲインを減少、
すなわち、第2のゲインbに設定する(ステップ10
1)。
【0083】すなわち、このステップ101では、フォ
ーカスサーボのゲインを第1のゲインaから所定値減少
させる(例えば、−3dB:約2/3倍)。
【0084】光学ヘッド3を目的トラックに移動させる
際は、光学ヘッド3の光軸方向の振動は小さいので、フ
ォーカスサーボのゲインを比較的低くしても、フォーカ
スサーボは外れない。そして、フォーカスサーボのゲイ
ンを比較的低くすることにより、アクチュエータ4に印
加される電圧が減少し、これにより消費電力を減少させ
ることができ、また、アクチュエータ4に印加される電
圧が減少することにより、発熱を抑制することができ
る。
【0085】次いで、前述したように、スレッドモータ
7にスレッドモータ駆動電圧を印加して光学ヘッド3の
加速を開始する(ステップ102)。
【0086】次いで、一定期間(例えば、10ms程度)
待つ(ステップ103)。
【0087】なお、前記一定期間経過後、光学ヘッド3
の移動速度は、ほぼ所定値に収束する(一定速度とな
る)。
【0088】次いで、残りトラック数N=n1か否かを
判断する(ステップ104)。
【0089】ステップ104において残りトラック数N
=n1と判断された場合、すなわち、光学ヘッド3が減
速開始位置(制動開始位置)に達したら、スレッドモー
タ7へのスレッドモータ駆動電圧の印加を中止する(ス
テップ105)。
【0090】次いで、前述したように、スレッドモータ
7にブレーキ電圧を印加して光学ヘッド3の減速(制
動)を開始する(ステップ106)。
【0091】次いで、一定期間(例えば、10ms程度)
待つ(ステップ107)。
【0092】次いで、スレッドモータ7へのブレーキ電
圧の印加を中止する(ステップ108)。
【0093】このステップ108の直後に、光学ヘッド
3は停止する。
【0094】前述したように、光学ヘッド3が目的トラ
ックに位置している場合には、これでアクセスを終了す
る。
【0095】一方、光学ヘッド3が目的トラックに位置
していない場合には、前述したように、精密シークによ
り、光学ヘッド3を目的トラックに移動させて、アクセ
スを終了する。
【0096】次いで、フォーカスサーボのゲインを向
上、すなわち、第1のゲインaに設定する(ステップ1
09)。
【0097】すなわち、このステップ109では、フォ
ーカスサーボのゲインを第2のゲインbから所定値増大
させる(例えば、+3dB:約3/2倍)。
【0098】次いで、再生を行う(ステップ112)。
【0099】この再生時においては、フォーカスサーボ
のゲインが比較的高いので、フォーカスサーボが外れて
しまうのを防止することができる。
【0100】以上でこのプログラムを終了する。そし
て、再度、制御手段9がアクセス実行の指令を受信する
と、再び、このプログラムを実行する。
【0101】以上説明したように、この光ディスク装置
1によれば、再生の際、フォーカスサーボのゲインが比
較的高く設定されるので、再生速度を速くしても(光デ
ィスク2を高速で回転させて再生を行っても)フォーカ
スサーボが外れてしまうのを防止することができ、再生
の高速化に有利である。すなわち、光ディスク2の再
生、特に高速再生を安定的に行うことができる。
【0102】そして、光学ヘッド3を目的トラックに移
動させる際、フォーカスサーボのゲインを比較的低く設
定することにより、アクチュエータ4での消費電力およ
び発熱を最小限に抑えることができる。
【0103】次に、本発明の光ディスク装置の第2実施
例を説明する。なお、前述した第1実施例の光ディスク
装置1との共通点については説明を省略し、主な相違点
を説明する。
【0104】第2実施例の光ディスク装置1は、制御手
段9の制御動作を除き、前述した第1実施例の光ディス
ク装置1と同様である。
【0105】図4は、第2実施例における制御手段9の
制御動作を示すフローチャートである。以下、このフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0106】制御手段9がアクセス(シーク)実行の指
令(コマンド)を受信すると、このプログラムを実行す
る。
【0107】なお、この段階では、フォーカスサーボの
ゲインは、再生時用のゲイン、すなわち、第1のゲイン
a(>第2のゲインb)に設定されている。
【0108】まず、前述したように、スレッドモータ7
にスレッドモータ駆動電圧を印加して光学ヘッド3の加
速を開始する(ステップ201)。
【0109】次いで、一定期間(例えば、10ms程度)
待つ(ステップ202)。
【0110】なお、前記一定期間経過後、光学ヘッド3
の移動速度は、ほぼ所定値に収束する(一定速度とな
る)。
【0111】この光学ヘッド3の加速時(加速域)にお
いては、フォーカスサーボのゲインが比較的高いので、
フォーカスサーボが外れてしまうのを防止することがで
きる。
【0112】次いで、フォーカスサーボのゲインを減
少、すなわち、第2のゲインbに設定する(ステップ2
03)。
【0113】すなわち、このステップ203では、フォ
ーカスサーボのゲインを第1のゲインaから所定値減少
させる(例えば、−3dB:約2/3倍)。
【0114】光学ヘッド3の定速時(定速域)では、光
学ヘッド3の光軸方向の振動は、ほとんどないか、また
は、小さいので、フォーカスサーボのゲインを比較的低
くしても、フォーカスサーボは外れない。そして、フォ
ーカスサーボのゲインを比較的低くすることにより、ア
クチュエータ4に印加される電圧が減少し、これにより
消費電力を減少させることができ、また、アクチュエー
タ4に印加される電圧が減少することにより、発熱を抑
制することができる。
【0115】次いで、残りトラック数N=n1か否かを
判断する(ステップ204)。
【0116】ステップ204において残りトラック数N
=n1と判断された場合、すなわち、光学ヘッド3が減
速開始位置(制動開始位置)に達したら、スレッドモー
タ7へのスレッドモータ駆動電圧の印加を中止する(ス
テップ205)。
【0117】次いで、フォーカスサーボのゲインを向
上、すなわち、第1のゲインaに設定する(ステップ2
06)。
【0118】すなわち、このステップ206では、フォ
ーカスサーボのゲインを第2のゲインbから所定値増大
させる(例えば、+3dB:約3/2倍)。
【0119】次いで、前述したように、スレッドモータ
7にブレーキ電圧を印加して光学ヘッド3の減速(制
動)を開始する(ステップ207)。
【0120】次いで、一定期間(例えば、10ms程度)
待つ(ステップ208)。
【0121】次いで、スレッドモータ7へのブレーキ電
圧の印加を中止する(ステップ209)。
【0122】このステップ209の直後に、光学ヘッド
3は停止する。
【0123】この光学ヘッド3の減速時(減速域)にお
いては、フォーカスサーボのゲインが比較的高いので、
フォーカスサーボが外れてしまうのを防止することがで
きる。
【0124】前述したように、光学ヘッド3が目的トラ
ックに位置している場合には、これでアクセスを終了す
る。
【0125】一方、光学ヘッド3が目的トラックに位置
していない場合には、前述したように、精密シークによ
り、光学ヘッド3を目的トラックに移動させて、アクセ
スを終了する。
【0126】次いで、再生を行う(ステップ210)。
【0127】この再生時においては、フォーカスサーボ
のゲインが比較的高いので、フォーカスサーボが外れて
しまうのを防止することができる。
【0128】以上でこのプログラムを終了する。そし
て、再度、制御手段9がアクセス実行の指令を受信する
と、再び、このプログラムを実行する。
【0129】以上説明したように、この光ディスク装置
1によれば、前述した第1実施例の光ディスク装置1と
同様に、再生速度を速くしても(光ディスク2を高速で
回転させて再生を行っても)フォーカスサーボが外れて
しまうのを防止することができ、再生の高速化に有利で
あり、また、アクチュエータ4での消費電力および発熱
を減少させることができる。
【0130】そして、この光ディスク装置1では、再生
時だけでなく、定速時に比べて光学ヘッド3の光軸方向
の振動が生じやすい加速時および減速時にもフォーカス
サーボのゲインが比較的高く設定されるので、光学ヘッ
ド3を目的トラックに移動させる際、その光学ヘッド3
を高速で移動させてもフォーカスサーボが外れてしまう
のを防止することができる。
【0131】これにより、光学ヘッド3を目的トラック
に移動するのに要する時間、すなわちアクセス時間(シ
ーク時間)を短縮することができる。
【0132】以上、本発明の光ディスク装置を、図示の
各実施例に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定
されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有す
る任意の構成のものに置換することができる。
【0133】本発明の光ディスク装置は、前述したCD
−ROMドライブ装置に限らず、この他、例えば、CD
−R、CD−RW、DVD−R、DVD−RAM等の記
録・再生が可能な光ディスク(プリグルーブを有する光
ディスク)を記録・再生する各種光ディスク装置、CD
(コンパクトディスク)等の再生専用の光ディスクや、
記録・再生が可能な光ディスクを再生する各種光ディス
ク装置に適用することができる。
【0134】また、本発明の光ディスク装置は、複数種
の光ディスクを記録および/または再生する各種光ディ
スク装置に適用することもできる。
【0135】そして、記録(書き込み)の際、すなわ
ち、光学ヘッド3を目的トラックに移動させて記録を行
う場合には、前述した再生の場合のようにフォーカスサ
ーボのゲインを変更する。
【0136】なお、本発明では、記録および再生が可能
な光ディスク装置の場合には、記録および再生の少なく
とも一方において、前述したようにフォーカスサーボの
ゲインを変更するように構成されていればよいが、記録
および再生のそれぞれにおいて、フォーカスサーボのゲ
インを変更するように構成されているのが好ましい。
【0137】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ディス
ク装置によれば、記録の際や再生の際にフォーカスサー
ボが外れてしまうのを防止することができる。すなわ
ち、記録や再生、特に高速記録や高速再生を安定的に行
うことができる。
【0138】また、光学ヘッドを光ディスク上の目的位
置へ移動させる際の所定期間は、フォーカスサーボのゲ
インが比較的低く設定されるので、光学ヘッドのアクチ
ュエータに印加される電圧が減少し、これにより消費電
力を減少させることができる。
【0139】また、光学ヘッドのアクチュエータに印加
される電圧が減少することにより、発熱を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1実施例の回路構
成(主要部)を示すブロック図である。
【図2】本発明の光ディスク装置の第1実施例(ケーシ
ングを取り除いた状態)を示す平面図である。
【図3】第1実施例における制御手段の制御動作を示す
フローチャートである。
【図4】第2実施例における制御手段の制御動作を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 3 光学ヘッド 31 光学ヘッド本体 32 対物レンズ 311 支持部 4 アクチュエータ 5 レーザダイオード 6 分割フォトダイオード 7 スレッドモータ 8 回転軸 81 リードスクリュー 9 制御手段 11 スピンドルモータ 12 回転軸 13 ターンテーブル 14 減速ギヤ 141 ウォームホイール 142 ピニオンギヤ 15 ラックギヤ 16 ガイドシャフト 21〜23 ドライバ 40 RFアンプIC 51 サーボプロセッサ 52 デコーダ 53 メモリー 101〜110 ステップ 201〜210 ステップ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドと、フォーカスサーボのゲインを
    設定する設定手段とを有し、前記光学ヘッドを介して前
    記光ディスクを記録および/または再生する光ディスク
    装置であって、 前記設定手段は、前記光学ヘッドを前記光ディスク上の
    目的位置へ移動させる際のフォーカスサーボのゲイン
    を、該光学ヘッドの移動の進行度合いに応じて、記録お
    よび/または再生時におけるフォーカスサーボのゲイン
    に対して低くなるように変更するよう構成されているこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 光ディスクを装着して回転させる回転駆
    動機構と、光学ヘッドと、フォーカスサーボのゲインを
    設定する設定手段とを有し、前記光学ヘッドを介して前
    記光ディスクを記録および/または再生する光ディスク
    装置であって、 前記設定手段は、前記光学ヘッドを前記光ディスク上の
    目的位置へ移動させる際の所定期間におけるフォーカス
    サーボのゲインを、記録および/または再生時における
    フォーカスサーボのゲインより低く設定するよう構成さ
    れていることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記所定期間は、前記光学ヘッドを前記
    光ディスク上の目的位置へ移動させる際の移動開始時か
    ら移動終了時までの期間である請求項2に記載の光ディ
    スク装置。
  4. 【請求項4】 前記所定期間は、前記光学ヘッドを前記
    光ディスク上の目的位置へ移動させる際の前記光学ヘッ
    ドの加速時と減速時との間の期間である請求項2に記載
    の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記設定手段は、前記光学ヘッドを前記
    光ディスク上の目的位置へ移動させる際の前記光学ヘッ
    ドの加速時および/または減速時におけるフォーカスサ
    ーボのゲインを、前記加速時と前記減速時との間の期間
    におけるフォーカスサーボのゲインより高く設定するよ
    う構成されている請求項4に記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記加速時および/または減速時におけ
    るフォーカスサーボのゲインと、前記記録および/また
    は再生時におけるフォーカスサーボのゲインとが等しい
    請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記記録および/または再生時における
    フォーカスサーボのゲインをa、前記所定期間における
    フォーカスサーボのゲインをbとしたとき、これらの比
    a/bが、1/0.8〜1/0.5である請求項2ない
    し6のいずれかに記載の光ディスク装置。
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