JP2000207647A - 会計レ―ン管理システム - Google Patents

会計レ―ン管理システム

Info

Publication number
JP2000207647A
JP2000207647A JP11006389A JP638999A JP2000207647A JP 2000207647 A JP2000207647 A JP 2000207647A JP 11006389 A JP11006389 A JP 11006389A JP 638999 A JP638999 A JP 638999A JP 2000207647 A JP2000207647 A JP 2000207647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lane
accounting
congestion
waiting
account
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11006389A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimasa Kogori
敏正 古郡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP11006389A priority Critical patent/JP2000207647A/ja
Publication of JP2000207647A publication Critical patent/JP2000207647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 会計待ちの買物客が特定の会計レーンに集中
するのを防ぐ。 【解決手段】 複数の会計レーンにそれぞれ対応して設
けられる複数の会計レーン管理装置を通信回線で接続す
る。各会計レーン管理装置は、対応する会計レーンでの
会計待ち客の混雑度を検出する。そして、会計待ち客の
混雑度が高いときには、通信回線を介して他の会計レー
ン管理装置にその会計レーン管理装置に対応する会計レ
ーンの会計待ち客の混雑度を問い合わせる。その結果、
会計待ち客が空いている他の会計レーンを確認すると、
その空いている他の会計レーンのレーン番号を会計待ち
客に自動的に告知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーマーケッ
ト等に設けられる複数の会計レーンをまとめて管理し、
会計待ちの客が特定の会計レーンに集中するのを防止す
る会計レーン管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】買物客が売場に陳列された商品の中から
購入する商品を選び取りまとめた後、会計場所まで持参
してその購入商品の代金を一括して支払う会計システム
の売場,例えばスーパーマーケットや百貨店の食品売場
等では、会計場所に複数の会計レーンを並設し、各会計
レーンにそれぞれPOS(Point Of Sales:販売時点情
報管理)ターミナルを用意して、同時に複数人の買物客
の会計を処理できるようにしたところが多い。このよう
な売場では、通常、店の責任者が客の混雑状況に応じて
会計レーンの稼働数を決定している。すなわち、客で混
雑する時間帯には会計レーンの稼働数を増やして買物客
の会計待ち時間減少を図り、逆に、客の少ない時間帯に
は会計レーンの稼働数を減らしてキャッシャの客待ち時
間減少を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、客の混
雑状況に適した数の会計レーンを稼働させていても、買
物客がどの会計レーンに並ぶかは客任せであり、特に会
計場所が広い売場では買物客が全ての会計レーンの混み
具合を短時間のうちに把握するのは困難であるため、会
計レーンによって会計待ち客の多いレーンと少ないレー
ンとの偏りが生じることがあった。従来、このような不
具合を解決して会計待ち客の偏りを無くすためには、キ
ャッシャ以外の店員が会計待ちの買物客を空いている会
計レーンの方に声や手振りで誘導するしかなく、効率的
でなかった。
【0004】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、会計待ちの客が特
定の会計レーンに集中するのを効率よく防ぐことができ
る会計レーン管理システムを提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、個々に異なるレーン番号が予め割り当てられた複数
の会計レーンにそれぞれ対応して設けられる複数の会計
レーン管理装置を通信手段により接続してなり、会計レ
ーン管理装置は、対応する会計レーンでの会計待ち客の
混雑度を検出する混雑度検出手段と、この検出手段によ
り検出される会計待ち客の混雑度が高いとき、通信手段
を介して他の会計レーン管理装置にその会計レーン管理
装置に対応する会計レーンの会計待ち客の混雑度を問い
合わせる他レーン混雑度問合せ手段と、この問合せ手段
による問合せに対する他の会計レーン管理装置からの応
答により会計待ち客が空いている他の会計レーンの有無
を判定する空きレーン判定手段と、この空きレーン判定
手段により会計待ち客が空いている他の会計レーン有り
を判定するとその空いている他の会計レーンのレーン番
号を会計待ち客に告知する空きレーン告知手段とを備え
たものである。このものにおいて、本願請求項2記載の
発明のように、空きレーン告知手段は、空いている他の
会計レーンのなかで対応する会計レーンに最も近い会計
レーンのレーン番号を会計待ち客に告知する手段である
ことが好ましい。
【0006】本願請求項3記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の混雑度検出手段,他レーン混雑度問合せ手
段,空きレーン判定手段及び空きレーン告知手段に加え
て、空きレーン判定手段により会計待ち客が空いている
他の会計レーン無しを判定すると会計待ち客に所定のメ
ッセージを告知するメッセージ告知手段を会計レーン管
理装置に設けたものである。
【0007】本願請求項4記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の混雑度検出手段,他レーン混雑度問合せ手
段,空きレーン判定手段及び空きレーン告知手段に加え
て、上記空きレーン判定手段により会計待ち客が空いて
いる他の会計レーン無しを判定すると未稼働の会計レー
ンの有無を判定する未稼働レーン判定手段と、この未稼
働レーン判定手段により未稼働の会計レーン有りを判定
するとその未稼働の会計レーンを稼働させるべく店員の
呼出しを行う店員呼出し手段とを会計レーン管理装置に
設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、スーパ
ーマーケットにおける食品売場等のように複数の会計レ
ーン(レーン数をN≧2とする)を備えた会計場所に本
発明の会計レーン管理システムを適用した場合である。
【0009】図1は本実施の形態の概略構成を示す模式
図である。図中1-1,1-2,…,1-Nは会計待ちの買物
客Xが一列に並ぶ会計レーンを示しており、2-1,2-
2,…,2-NはキャッシャYが作業を行うチェックアウ
トカウンタを示している。各会計レーン1-1〜1-Nに
は、予め「1」からレーン数Nまでの連続番号をそれぞ
れレーン番号として、一方の端のレーンから他方の端の
レーンまで順に割り当てている。
【0010】各チェックアウトカウンタ2-1〜2-Nのほ
ぼ中央部には、それぞれキャッシャYが買物客Xの購入
する商品の販売データを登録するためのスキャナやキー
ボード等を備えた登録装置3-1〜3-Nを設けている。ま
た、各登録装置3-1〜3-Nよりも下流側(会計待ちの買
物客Xが並ぶ方向とは反対側)には、それぞれ対応する
登録装置3-1〜3-Nによって販売データが登録された商
品の代金をキャッシャYと買物客Xに対してそれぞれ表
示する表示部や、キャッシャYが買物客Xからの代金支
払データ等を登録するためのキーボードや、レシートを
印字発行するプリンタ等を備えた決済装置,いわゆるP
OSターミナル4-1〜4-Nを設けている。
【0011】各チェックアウトカウンタ2-1〜2-Nのほ
ぼ中央部と上流側(会計待ちの買物客Xが並ぶ方向)端
部の2か所の会計レーン1-1〜1-Nに面する側には、そ
の会計レーン1-1〜1-Nに立つ買物客Xを例えば光学的
に検出するセンサ5-1〜5-N,6-1〜6-Nを取り付けて
いる。ここで、各チェックアウトカウンタ2-1〜2-Nの
ほぼ中央部に取り付けられた一方のセンサ5-1〜5-N
は、会計処理中の買物客Xを検出するためのセンサであ
って、処理客センサと称する。また、各チェックアウト
カウンタ2-1〜2-Nの上流側端部に取り付けられた他方
のセンサ6-1〜6-Nは、会計待ちの買物客Xを検出する
ためのセンサであって、待ち客センサと称する。因み
に、この実施の形態では、会計処理中の買物客Xの後に
2人以上の買物客Xが並ぶと、待ち客センサ6-1〜6-N
がその会計待ちの買物客Xを検出するようになってい
る。
【0012】各チェックアウトカウンタ2-1〜2-Nの上
流側上部には、それぞれレーン番号表示器7-1〜7-Nを
取り付けている。このレーン番号表示器7-1〜7-Nは、
図2に示すように、対応する会計レーン1-1〜1-Nに対
して予め割り当てられるレーン番号を固定的に電光表示
するレーン番号表示部71と、文字データをスクロール
表示するメッセージ表示部72とを有したものである。
そして、対応する会計レーン1-1〜1-Nに並ぼうとする
会計待ちの買物客Xが各表示部71,72の表示内容を
確認できるようにレーン番号表示器7-1〜7-Nを取り付
けている。
【0013】各会計レーン1-1〜1-Nの各近傍には、そ
れぞれ対応する会計レーン1-1〜1-Nでの会計待ち客の
混雑度を検出し、混雑度が高いときには他の会計レーン
の混雑度を調べ、空いている会計レーンがあればその会
計レーンのレーン番号を会計待ち客に告知し、空いてい
る会計レーンがなければお詫びのメッセージを会計待ち
客に告知するとともに未稼働の会計レーンの有無を調
べ、未稼働の会計レーンが有ればキャッシャ要員の店員
の呼び出しを行って未稼働の会計レーンを稼働させる機
能を備えたレーン管理装置8-1〜8-Nを設けている。そ
して、各レーン管理装置8-1〜8-Nを、通信手段として
のLAN(Local Area Network)回線9によりネットワ
ーク接続している。
【0014】各レーン管理装置8-1〜8-Nには、それぞ
れ対応する会計レーン1-1〜1-Nのチェックアウトカウ
ンタ2-1〜2-Nに設けられたPOSターミナル4-1〜4
-N,処理客センサ5-1〜5-N,待ち客センサ6-1〜6-N
及びレーン番号表示器7-1〜7-Nを電気的に接続してい
る。
【0015】図3は上記レーン管理装置8-1〜8-Nの要
部構成を示すブロック図であり、各レーン管理装置8-1
〜8-Nは同一構成である。すなわち、レーン管理装置8
-1〜8-Nは、制御部本体としてCPU(Central Proces
sing Unit)81を搭載している。また、上記CPU8
1が実行するプログラムなどの固定的データを予め格納
したROM(Read Only Memory)82、上記CPU81
が可変的なデータを読出し自在に書き込む各種のメモリ
エリアを形成したRAM(Random Access Memory)8
3、前記LAN回線9を介してのデータ通信を制御する
LANコントローラ84、アンテナ85aより電波を発
信させる無線回路部85、対応するPOSターミナル4
-1〜4-Nを電気的に接続するPOSインタフェース8
5、対応する処理客センサ5-1〜5-N及び待ち客センサ
6-1〜6-Nからの信号を入力するI/Oポート86、対
応するレーン番号表示器7-1〜7-Nのレーン番号表示部
71及びメッセージ表示部72のデータ表示を制御する
表示コントローラ87などを搭載している。そして、前
記CPU81と、ROM82,RAM83,LANコン
トローラ84,無線回路部85,POSインタフェース
86,I/Oポート87及び表示コントローラ88と
を、アドレスバス,データバスなどのバスライン89で
接続している。
【0016】かかる構成のレーン管理装置8-1〜8-Nに
おいて、前記RAM83は、図示しないがバッテリによ
って電源がバックアップされている。そして、特に図4
に示すように、管理下の会計レーン1-1〜1-Nに対して
割り当てられたレーン番号を記憶するレーン番号メモリ
41と、電気的に接続されたPOSターミナル4-1〜
4-Nが開局すると“1”にセットされる開局フラグのフ
ラグメモリ42と、管理下の会計レーン1-1〜1-Nが会
計待ちの買物客で混雑している状態にあるとき“1”に
セットされる混雑フラグのフラグメモリ43と、所定の
メッセージデータを記憶するメッセージメモリ44と、
他のレーン管理装置の管理下にある会計レーンの優先順
位を記憶する優先順位テーブル45とを形成している。
【0017】前記メッセージメモリ44は、メッセージ
の種別に予め設定されたメッセージIDコード別に該当
する種類のメッセージデータを記憶するものである。因
みに、この実施の形態では、メッセージIDコード=1
として平時に表示する通常メッセージ(例えば「毎度お
買上ありがとうございます。」)を記憶し、メッセージ
IDコード=2として会計レーンが混雑しているとき空
いている他の会計レーンのレーン番号を会計待ちの買物
客に告知する客案内メッセージ(例えば「ただ今i(1
≦i≦N)番レーンが比較的空いております。」を記憶
し、メッセージIDコード=3として会計レーンが混雑
しているとき会計待ちの買物客にお詫びの意思を伝える
お詫びメッセージ(例えば「お待たせして誠に申し訳あ
りません。」を記憶する。
【0018】前記優先順位テーブル45は、1位から
(N−1)位までの優先順位別にその優先順位に当ては
まる会計レーンのレーン番号を記憶するもので、優先順
位は、管理下にある会計レーンに近いレーンから順に割
り当てられる。
【0019】しかして、各レーン管理装置8-1〜8-Nの
CPU81は、特に図6の流れ図に示すメイン処理の制
御を行うものとなっている。すなわちCPU81は、電
源オンにより立ち上がると、先ず、ST(ステップ)1
としてフラグメモリ42,43の開局フラグ及び混雑フ
ラグを共に“0”にリセットする等の初期化処理を行
う。次に、ST2として電気的に接続されたPOSター
ミナル4-1〜4-Nが開局しているか否かを判断する。具
体的には、POSインタフェース86に接続されたPO
Sターミナル4-1〜4-Nに対して応答要求コマンドを送
信して応答の有無を確認する。そして、応答がなければ
閉局していると判断し、応答があれば開局していると判
断する。ここで、対応するPOSターミナル4-1〜4-N
が閉局している場合には、上記応答要求コマンドを定期
的に送信して、対応するPOSターミナル4-1〜4-Nが
開局するのを待機する。
【0020】対応するPOSターミナル4-1〜4-Nが開
局している若しくは開局した場合には、ST3としてフ
ラグメモリ42の開局フラグを“1”にセットする。ま
た、ST4として電気的に接続されたレーン番号表示器
7-1〜7-Nのレーン番号表示部71に管理下の会計レー
ン1-1〜1-Nのレーン番号(予めレーン番号メモリ41
に設定されている)を固定的に表示させるとともに、メ
ッセージ表示部72にメッセージIDコード=1の通常
メッセージデータ(予めメッセージメモリ44に設定さ
れている)をスクロール表示させる。
【0021】次に、ST5として電気的に接続された処
理客センサ5-1〜5-Nと待ち客センサ6-1〜6-Nとから
の信号をチェックして、会計待ち客の混雑度を検出す
る。具体的には、対応する処理客センサ5-1〜5-Nと待
ち客センサ6-1〜6-Nの両方で人物を検知している状態
が所定時間(例えば10秒)以上継続した場合には混雑
度が高いと判断し、それ以外の場合には混雑度が低いと
判断する(混雑度検出手段)。
【0022】ここで、ST6として混雑度が低いと判断
した場合には、ST7としてフラグメモリ43の混雑フ
ラグを調べる。そして、混雑フラグが“1”にセットさ
れていた場合には、ST8として“0”にリセットした
後、ST9の処理に進む。混雑フラグが“0”にリセッ
トされていた場合には、そのままST9の処理に進む。
ST9では、対応するPOSターミナル4-1〜4-Nに前
記応答要求コマンドを送信して、開局/閉局状態を調べ
る。そして、開局している場合には、ST4の処理に戻
って、メッセージ表示部72に通常メッセージ以外のメ
ッセージを表示していた場合には通常メッセージのスク
ロール表示に戻した後、再び会計待ち客の混雑度を検出
する。
【0023】ST6にて混雑度が高いと判断した場合に
は、ST10としてフラグメモリ43の混雑フラグを調
べる。そして、混雑フラグが“1”にセットされていた
場合には、ST11として“0”にリセットした後、S
T12の処理に進む。混雑フラグが“0”にリセットさ
れていた場合には、そのままST12の処理に進む。S
T12では、図7に具体的に示す他レーン状況判定処理
を実行する。
【0024】先ず、ST21として例えばCPU81に
内蔵した加算カウンタの計数値nを一旦“0”にリセッ
トしたならば、ST22としてこの加算カウンタの計数
値nを1だけカウントアップする。次に、ST23とし
て上記加算カウンタの計数値nが会計レーン1-1〜1-N
のレーン数Nに達したか否かを判断する。ここで、レー
ン数Nに達していない場合には、ST24として上記加
算カウンタの計数値nを優先順位と見なして、優先順位
テーブル45から順位n位のレーン番号を読み出す。そ
して、このレーン番号が割り当てられた他のレーン管理
装置に対して開局フラグ及び混雑フラグの問合せを行
う。具体的には、図5(a)に示すように、順位n位の
レーン番号が割り当てられた他のレーン管理装置に対し
て予め設定されているLANアドレスを送信先アドレス
とし、かつ自レーン管理装置に対して予め設定されてい
るLANアドレスを送信元アドレスとする問合せコマン
ド伝文を作成し、LANコントローラ84を介してLA
N9に送信して問合せを行う(他レーン混雑度問合せ手
段)。
【0025】こうしてLAN9に送信された伝文は、送
信先アドレスのLANアドレスが設定されている他のレ
ーン管理装置において受信される。そして、この伝文を
受信した他のレーン管理装置のCPU81は、伝文中の
問合せコマンドに応じてフラグメモリ42に記憶してい
る開局フラグとフラグメモリ43に記憶している混雑フ
ラグとを読出し、図5(b)に示すように問合せコマン
ド伝文の送信元アドレスであるLANアドレスを送信先
アドレスとし、かつ自レーン管理装置に対して予め設定
されているLANアドレスを送信元アドレスとするフラ
グ応答伝文を作成し、LANコントローラ84を介して
LAN9に送信するものとなっている。
【0026】そこで、上記フラグ応答伝文を受信した問
合せ元のレーン管理装置のCPU81は、その応答伝文
中の開局フラグと混雑フラグとを調べる。ここで、ST
25として開局フラグが“0”にリセットされていた場
合には、順位n位のレーン番号が割り当てられた会計レ
ーンはPOSターミナルが開局しておらず未稼働なの
で、ST22に戻る。そして、加算カウンタの計数値n
を1だけカウントアップし、この計数値nを優先順位と
する他のレーン管理装置に対して開局フラグ及び混雑フ
ラグの問合せを行う。また、ST25として開局フラグ
が“1”にセットされているが、ST26として混雑フ
ラグも“1”にセットされている場合には、順位n位の
レーン番号が割り当てられた会計レーンはPOSターミ
ナルが開局しており稼働中であるものの会計待ち客で混
雑しているので、ST22に戻る。そして、加算カウン
タの計数値nを1だけカウントアップし、この計数値n
を優先順位とする他のレーン管理装置に対して開局フラ
グ及び混雑フラグの問合せを行う。一方、ST25とし
て開局フラグが“1”にセットされており、かつST2
6として混雑フラグが“0”にリセットされている場合
には、順位n位のレーン番号が割り当てられた会計レー
ンはPOSターミナルが開局しており稼働中である上、
比較的空いているので、ST27の処理に進む(空きレ
ーン判定手段)。
【0027】ST27では、順位n位のレーン番号を会
計待ち客に告知するべくメッセージIDコード=2の客
案内メッセージデータ(予めメッセージメモリ44に設
定されている)を読出して、電気的に接続されたレーン
番号表示器7-1〜7-Nのメッセージ表示部72にスクロ
ール表示させる(空きレーン告知手段)。以上で、この
他レーン状況判定処理を終了する。
【0028】なお、稼働中でかつ比較的空いている会計
レーンを検索できず、ST23として加算カウンタの計
数値nがレーン数Nに達した場合には、ST28として
電気的に接続されたレーン番号表示器7-1〜7-Nのメッ
セージ表示部72にメッセージIDコード=3のお詫び
メッセージデータ(予めメッセージメモリ44に設定さ
れている)をスクロール表示させる(メッセージ告知手
段)。
【0029】しかる後、ST29として他のレーン管理
装置から受信したフラグ応答伝文から未稼働の会計レー
ンが存在するか否か、すなわち開局フラグが“0”にリ
セットされたフラグ応答伝文を受信したか否かを判断す
る(未稼働レーン判定手段)。ここで、未稼働の会計レ
ーン無しを判別した場合には、その時点でこの他レーン
状況判定処理を終了する。
【0030】これに対し、未稼働の会計レーン無しを判
別した場合には、ST30として無線回路部85を発信
動作させて、予め設定された無線周波数の店員呼出信号
をアンテナ85aより発信させる(店員呼び出し手
段)。以上で、この他レーン状況判定処理を終了する。
【0031】因みに、アンテナ85aより発信された店
員呼出信号は、例えば売場の天井部などに取り付けられ
たアンテナで受信され、店舗事務所等に設置されたモニ
タ装置に取込まれて、警告表示がなされる。これによ
り、未稼働の会計レーンを稼働させるべくキャッシャY
が増員されることになる。
【0032】こうして、他レーン状況判定処理を終了す
ると、CPU81は、ST5の処理に戻る。そして、会
計待ち客の混雑度を検出し、混雑度が依然として高い場
合には、再びST12にて他レーン状況判定処理を実行
する。混雑度が低くなった場合には、ST8にて混雑フ
ラグを“0”にリセットした後、ST9の処理に進む。
【0033】ST8の処理にて、対応するPOSターミ
ナル4-1〜4-Nに前記応答要求コマンドを送信した結果
応答がなく、閉局していると判断した場合には、ST1
3として電気的に接続されたレーン番号表示器7-1〜7
-Nのレーン番号表示部71及びメッセージ表示部72の
表示を消去する。また、ST14としてフラグメモリ4
2の開局フラグを“0”にリセットする。以上で、この
メイン処理の制御を終了する。
【0034】このように本実施の形態においては、1か
らN(N≧2)までの連続する番号がレーン番号として
個々に設定されたレーン数Nの会計レーン1-1〜1-Nに
対し、それぞれチェックアウトカウンタ2-1〜2-N,登
録装置3-1〜3-N,POSターミナル4-1〜4-N,処理
客センサ5-1〜5-N,待ち客センサ6-1〜6-N及びレー
ン番号表示器7-1〜7-Nを設けるとともに、レーン管理
装置8-1〜8-Nを設けている。そして、各会計レーン1
-1〜1-Nのレーン管理装置8-1〜8-NをLAN回線9に
よってネットワーク接続して、会計レーン管理システム
を構築している。
【0035】しかして、各レーン管理装置8-1〜8-N
は、POSターミナル4-1〜4-Nが開局していて対応す
る会計レーン1-1〜1-Nが稼働状態にあるとき、その会
計レーン1-1〜1-Nに設けられたレーン番号表示器7-1
〜7-Nの表示を制御している。すなわち、レーン番号表
示部71には、該当するレーン番号を固定的に表示させ
ている。また、メッセージ表示部72には、会計待ち客
の混雑度が低い平時は、「毎度お買上ありがとうござい
ます。」などの通常メッセージをスクロール表示させて
いる。
【0036】ただし、対応する会計レーン1-1〜1-Nに
おける会計待ち客の混雑度が高くなると、他のレーン管
理装置に管理下の会計レーンの混雑度を問い合わせる。
そして、混雑度の低い会計レーン(レーン番号をiとす
る)を検出すると、メッセージ表示部72に、その混雑
度の低い会計レーンに会計待ち客を誘導するべく客案内
メッセージ、「ただ今i番レーンが比較的空いておりま
す。」などをスクロール表示させる。この場合におい
て、優先順位が高い順,つまりは自己が管理下とする会
計レーンから近い順に混雑度の問合せを行い、空いてい
る会計レーンを検出するとその会計レーンに会計待ち客
を誘導するべく客案内メッセージをスクロール表示させ
るようになっている。
【0037】その結果、会計待ちの買物客は、メッセー
ジ表示部72にスクロール表示されている客案内メッセ
ージを見ることにより他の会計レーンの方が空いている
ことを認識し、その空いている会計レーンに並ぶように
なる。したがって、キャッシャ以外の店員が買物客を空
いている会計レーンの方に声や手振りで誘導したりする
ことなく、会計待ちの買物客を各会計レーンに平滑化す
ることができ、会計待ちの買物客が特定の会計レーンに
集中するのを効率よく防ぐことができるようになる。
【0038】また、各レーン管理装置8-1〜8-Nは、他
のレーン管理装置に管理下の会計レーンの混雑度を問合
せたが混雑度の低い会計レーンを検出できなかった場合
には、メッセージ表示部に所定のお詫びメッセージ、
「お待たせして誠に申し訳ありません。」等をスクロー
ル表示させる。したがって、会計待ちの時間が長いため
に買物客が感じる不満を和らげることができ、買物客と
の無用なトラブルを防止できる。
【0039】また、各レーン管理装置8-1〜8-Nは、他
のレーン管理装置に管理下の会計レーンの混雑度を問合
せたが混雑度の低い会計レーンを検出できなかった場合
において、まだ未稼働の会計レーンが存在する場合に
は、店員呼出信号を無線発信するものとなっている。
【0040】したがって、この店員呼出信号により未稼
働の会計レーンを稼働させるべくキャッシャYを増員さ
せることが可能となるので、買物客の混雑度に適した数
の会計レーンを常に稼働できるようになり、会計待ちの
買物客の待ち時間を短縮できる効果を奏する。
【0041】なお、前記一実施の形態では、対応する会
計レーンの混雑度が高いとき、空いている他の会計レー
ンの中で最も近い会計レーンのレーン番号を会計待ち客
に告知したが、空いている他の会計レーンのレーン番号
をすべて告知してもよい。また、レーン番号の告知手段
は表示に限定されるものではなく、例えば音声合成装置
を備えることにより音声により買物客に空いている会計
レーンのレーン番号を告知してもよいものである。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1及び
2記載の発明によれば、会計待ちの客が特定の会計レー
ンに集中したときには空いている他の会計レーンに会計
待ち客を自動的に誘導することができるので、各会計レ
ーンの会計待ち客を平滑化することができ、会計作業の
処理効率を向上できる会計レーン管理システムを提供で
きる。また、本願請求項3記載の発明によれば、たとえ
空いている他の会計レーンがなくても買物客の不満を和
らげることができるようになる。さらに、本願請求項4
記載の発明によれば、買物客の混雑度に適した数の会計
レーンを常に稼働できるようになり、会計待ちの買物客
の待ち時間を短縮できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の概略構成を示す模式
図。
【図2】 同実施の形態におけるレーン番号表示器の正
面図。
【図3】 同実施の形態におけるレーン管理装置の要部
構成を示すブロック図。
【図4】 同レーン管理装置のRAMに形成する主要な
メモリエリアを示す図。
【図5】 同レーン管理装置間で授受される問合せ伝文
と応答伝文のフォーマットを示す図。
【図6】 同レーン管理装置のCPUが制御するメイン
処理の要部を示す流れ図。
【図7】 図6の他レーン状況監視処理を具体的に示す
流れ図。
【符号の説明】
1-1〜1-N…会計レーン 2-1〜2-N…チェックアウトカウンタ 4-1〜4-N…POSターミナル 5-1〜5-N…処理客センサ 6-1〜6-N…待ち客センサ 7-1〜7-N…レーン番号表示器 8-1〜8-N…レーン管理装置 9…LAN回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個々に異なるレーン番号が予め割り当て
    られた複数の会計レーンにそれぞれ対応して設けられる
    複数の会計レーン管理装置を通信手段により接続してな
    り、 前記会計レーン管理装置は、対応する会計レーンでの会
    計待ち客の混雑度を検出する混雑度検出手段と、この検
    出手段により検出される会計待ち客の混雑度が高いと
    き、前記通信手段を介して他の会計レーン管理装置にそ
    の会計レーン管理装置に対応する会計レーンの会計待ち
    客の混雑度を問い合わせる他レーン混雑度問合せ手段
    と、この問合せ手段による問合せに対する他の会計レー
    ン管理装置からの応答により会計待ち客が空いている他
    の会計レーンの有無を判定する空きレーン判定手段と、
    この空きレーン判定手段により会計待ち客が空いている
    他の会計レーン有りを判定するとその空いている他の会
    計レーンのレーン番号を会計待ち客に告知する空きレー
    ン告知手段とを具備したことを特徴とする会計レーン管
    理システム。
  2. 【請求項2】 前記空きレーン告知手段は、空いている
    他の会計レーンのなかで対応する会計レーンに最も近い
    会計レーンのレーン番号を会計待ち客に告知する手段で
    あることを特徴とする請求項1記載の会計レーン管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 個々に異なるレーン番号が予め割り当て
    られた複数の会計レーンにそれぞれ対応して設けられる
    複数の会計レーン管理装置を通信手段により接続してな
    り、 前記会計レーン管理装置は、対応する会計レーンでの会
    計待ち客の混雑度を検出する混雑度検出手段と、この検
    出手段により検出される会計待ち客の混雑度が高いと
    き、前記通信手段を介して他の会計レーン管理装置にそ
    の会計レーン管理装置に対応する会計レーンの会計待ち
    客の混雑度を問い合わせる他レーン混雑度問合せ手段
    と、この問合せ手段による問合せに対する他の会計レー
    ン管理装置からの応答により会計待ち客が空いている他
    の会計レーンの有無を判定する空きレーン判定手段と、
    この判定手段により会計待ち客が空いている他の会計レ
    ーン有りを判定するとその空いている他の会計レーンの
    レーン番号を会計待ち客に告知する空きレーン告知手段
    と、前記空きレーン判定手段により会計待ち客が空いて
    いる他の会計レーン無しを判定すると会計待ち客に所定
    のメッセージを告知するメッセージ告知手段とを具備し
    たことを特徴とする会計レーン管理システム。
  4. 【請求項4】 個々に異なるレーン番号が予め割り当て
    られた複数の会計レーンにそれぞれ対応して設けられる
    複数の会計レーン管理装置を通信手段により接続してな
    り、 前記会計レーン管理装置は、対応する会計レーンでの会
    計待ち客の混雑度を検出する混雑度検出手段と、この検
    出手段により検出される会計待ち客の混雑度が高いと
    き、前記通信手段を介して他の会計レーン管理装置にそ
    の会計レーン管理装置に対応する会計レーンの会計待ち
    客の混雑度を問い合わせる他レーン混雑度問合せ手段
    と、この問合せ手段による問合せに対する他の会計レー
    ン管理装置からの応答により会計待ち客が空いている他
    の会計レーンの有無を判定する空きレーン判定手段と、
    この空きレーン判定手段により会計待ち客が空いている
    他の会計レーン有りを判定するとその空いている他の会
    計レーンのレーン番号を会計待ち客に告知する空きレー
    ン告知手段と、前記空きレーン判定手段により会計待ち
    客が空いている他の会計レーン無しを判定すると未稼働
    の会計レーンの有無を判定する未稼働レーン判定手段
    と、この未稼働レーン判定手段により未稼働の会計レー
    ン有りを判定するとその未稼働の会計レーンを稼働させ
    るべく店員の呼出しを行う店員呼出し手段とを具備した
    ことを特徴とする会計レーン管理システム。
JP11006389A 1999-01-13 1999-01-13 会計レ―ン管理システム Pending JP2000207647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11006389A JP2000207647A (ja) 1999-01-13 1999-01-13 会計レ―ン管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11006389A JP2000207647A (ja) 1999-01-13 1999-01-13 会計レ―ン管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000207647A true JP2000207647A (ja) 2000-07-28

Family

ID=11637029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11006389A Pending JP2000207647A (ja) 1999-01-13 1999-01-13 会計レ―ン管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000207647A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112893A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Seiko Epson Corp 画像形成装置
CN114648321A (zh) * 2022-05-19 2022-06-21 深圳市思迅软件股份有限公司 基于多路支付通道的通道流量动态管理系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112893A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Seiko Epson Corp 画像形成装置
CN114648321A (zh) * 2022-05-19 2022-06-21 深圳市思迅软件股份有限公司 基于多路支付通道的通道流量动态管理系统
CN114648321B (zh) * 2022-05-19 2022-08-09 深圳市思迅软件股份有限公司 基于多路支付通道的通道流量动态管理系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100514376C (zh) 商品销售注册处理系统
JP5998740B2 (ja) Posシステムおよびプログラム
US20040203633A1 (en) Provision of information regarding transaction assistance availability
JPH05233963A (ja) 商品販売システム
JP3839807B2 (ja) 商品販売登録処理システム
US6390364B1 (en) Commodity sale registration system
JP2000207647A (ja) 会計レ―ン管理システム
JP2007058492A (ja) ショッピングカートシステム
CN101017590A (zh) 商品销售注册处理系统和商品信息注册装置
JP3193857B2 (ja) 商品販売業務管理装置
JP3064710B2 (ja) データ処理システム
JP2019139596A (ja) 販売データ処理装置及びプログラム
JP3333107B2 (ja) 顧客待ち行列公平化システム
JP2580993B2 (ja) チェックアウトシステム
JP2018147220A (ja) 精算装置、商品登録装置、各装置のデータ処理方法、およびプログラム、ならびに、情報処理システム
JP6439832B2 (ja) 商品登録装置、posシステム、およびプログラム
JPH1153643A (ja) 商品販売登録装置
JPH05134635A (ja) データ表示装置
JPH11130199A (ja) Pos装置
JP2020030869A (ja) 精算装置、商品登録装置、各装置のデータ処理方法、およびプログラム、ならびに、情報処理システム
KR100375852B1 (ko) 무선데이터 통신망을 이용한 벤딩머신시스템
JPH06282555A (ja) 商品販売データ処理装置
JP4266147B2 (ja) 客席監視装置
JP2879876B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置
JP3095939B2 (ja) 商品販売登録データ処理装置