JPH05134635A - データ表示装置 - Google Patents
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- JPH05134635A JPH05134635A JP9007592A JP9007592A JPH05134635A JP H05134635 A JPH05134635 A JP H05134635A JP 9007592 A JP9007592 A JP 9007592A JP 9007592 A JP9007592 A JP 9007592A JP H05134635 A JPH05134635 A JP H05134635A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品を載置する棚に取付られた表示器を有効
に活用し、顧客へのサーブスを向上させる。 【構成】 電子式レジスタは、売上データが入力される
と、各商品別に、例えば、売上合計数、売上合計金額、
在庫数等の項目ごとに売上データを累計する。そして、
累計された売上データ、例えば、在庫数が所定値として
の「０個」に達した際、例えば、入荷予定日等のメッセ
ージデータを値札表示器２へ伝送し、値札表示器２側で
は表示中の単価等と共に電子レジスタから伝送されてき
たメッセージを表示する。
に活用し、顧客へのサーブスを向上させる。 【構成】 電子式レジスタは、売上データが入力される
と、各商品別に、例えば、売上合計数、売上合計金額、
在庫数等の項目ごとに売上データを累計する。そして、
累計された売上データ、例えば、在庫数が所定値として
の「０個」に達した際、例えば、入荷予定日等のメッセ
ージデータを値札表示器２へ伝送し、値札表示器２側で
は表示中の単価等と共に電子レジスタから伝送されてき
たメッセージを表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、商品を載置する棚に
取付けられ、商品に関するデータを表示する表示器を有
するデータ表示装置に関する。
取付けられ、商品に関するデータを表示する表示器を有
するデータ表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、各種の商品を載置する棚に、各商
品エリアごとに電子式値札表示器を配設し、この電子式
値札表示器に、電子式レジスタ等から供給された各商品
エリア対応の商品の商品名や単価等を電子的に表示する
データ表示装置が出現している。
品エリアごとに電子式値札表示器を配設し、この電子式
値札表示器に、電子式レジスタ等から供給された各商品
エリア対応の商品の商品名や単価等を電子的に表示する
データ表示装置が出現している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、各電子式値札
表示器に供給される表示データは、商品名、単価等であ
り、刻々変化する売上データを反映したものではなく、
例えば、在庫数が残り少なくなったとしても、その旨は
表示されなかった。従って、顧客は、在庫数が残り少な
くなった事を知らないので、他の商品の買物を済ませて
からその商品を買おうとすることがあり、その時には、
売切れてしまっていることがあった。また、直ぐには入
庫しないような商品が在庫切れになった場合、顧客に
は、次の入庫日が分からず、いちいち店員に尋ねなけれ
ばならなかった。このように、電子式値札表示器がサー
ビス向上のために有効に活用されていなかった。この発
明の課題は、売上データ処理器と、商品を載置する棚に
離間的に取付けられ、近傍の棚位置に載置された商品に
関するデータを専ら表示する複数の表示器とを有するデ
ータ表示装置において、表示器を有効に活用し、顧客へ
のサービスを向上させることである。
表示器に供給される表示データは、商品名、単価等であ
り、刻々変化する売上データを反映したものではなく、
例えば、在庫数が残り少なくなったとしても、その旨は
表示されなかった。従って、顧客は、在庫数が残り少な
くなった事を知らないので、他の商品の買物を済ませて
からその商品を買おうとすることがあり、その時には、
売切れてしまっていることがあった。また、直ぐには入
庫しないような商品が在庫切れになった場合、顧客に
は、次の入庫日が分からず、いちいち店員に尋ねなけれ
ばならなかった。このように、電子式値札表示器がサー
ビス向上のために有効に活用されていなかった。この発
明の課題は、売上データ処理器と、商品を載置する棚に
離間的に取付けられ、近傍の棚位置に載置された商品に
関するデータを専ら表示する複数の表示器とを有するデ
ータ表示装置において、表示器を有効に活用し、顧客へ
のサービスを向上させることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。売上データ処理器ａ（第１図の機能ブロック
図を参照、以下同じ）は、例えば、電子式レジスタ等で
あり、売上データを登録（累計）処理する。複数の表示
器ｂは、それぞれ、売上データ処理器ａに接続されてお
り、商品を載置する棚に離間的に取付けられ、近傍の棚
位置に載置された商品に関する商品名、単価等のデータ
を専ら表示する。売上データ処理器ａの記憶手段ａ１
は、各商品ごとに累計された売上データを記憶する。判
別手段ａ２は、記憶手段ａ１内の売上データが所定値に
達したか否かを、各商品ごとに判別する。なお、所定値
は各商品に共通の値であって も、あるいは、各商品ご
とに異なる値であっても良い。伝送手段ａ３は、判別手
段ａ２により所定値に達したと判別された際、対応する
商品を専ら表示する表示器ｂに特定のデータを伝送す
る。表示器ｂの表示手段ｂ１は、データを表示する。制
御手段ｂ２は、上記伝送手段ａ３からの特定データの伝
送に応答して、例えば、「売切れ間近」、「入荷予定日
４月１日」等、売上データが所定値に達した際に伝える
べき商品対応の顧客向けのメッセージデータを、表示手
段ｂ１に表示せしめる。
りである。売上データ処理器ａ（第１図の機能ブロック
図を参照、以下同じ）は、例えば、電子式レジスタ等で
あり、売上データを登録（累計）処理する。複数の表示
器ｂは、それぞれ、売上データ処理器ａに接続されてお
り、商品を載置する棚に離間的に取付けられ、近傍の棚
位置に載置された商品に関する商品名、単価等のデータ
を専ら表示する。売上データ処理器ａの記憶手段ａ１
は、各商品ごとに累計された売上データを記憶する。判
別手段ａ２は、記憶手段ａ１内の売上データが所定値に
達したか否かを、各商品ごとに判別する。なお、所定値
は各商品に共通の値であって も、あるいは、各商品ご
とに異なる値であっても良い。伝送手段ａ３は、判別手
段ａ２により所定値に達したと判別された際、対応する
商品を専ら表示する表示器ｂに特定のデータを伝送す
る。表示器ｂの表示手段ｂ１は、データを表示する。制
御手段ｂ２は、上記伝送手段ａ３からの特定データの伝
送に応答して、例えば、「売切れ間近」、「入荷予定日
４月１日」等、売上データが所定値に達した際に伝える
べき商品対応の顧客向けのメッセージデータを、表示手
段ｂ１に表示せしめる。
【０００５】［作 用］この発明の手段の作用は次の通
りである。売上データ処理器ａは、売上データが入力さ
れると、各商品別に、例えば、売上合計個数、売上合計
金額、在庫数等の項目ごとに売上データを累計し、記憶
手段ａ１に格納する。そして、判別手段ａ２は、記憶手
段ａ１内の売上データ、例えば、在庫数が所定値として
の“０”に達したか否か（在庫切れ、売切れになったか
否か）を、各商品ごとに判別する。判別手段ａ２により
所定値に達したと判別されると、例えば、上記の例で、
福岡特産の辛子明太子が在庫切れになったと判断される
と、伝送手段ａ３は、福岡特産の辛子明太子を専ら表示
する表示器ｂに、その旨の通信信号、或いは、在庫切れ
になった際に表示すべき福岡特産の辛子明太子の次の入
荷予定日等のメッセージデータ等、特定のデータを伝送
する。一方、表示器ｂ側では、制御手段ｂ２は、上記伝
送手段ａ３からの特定データの伝送に応答して、次の入
荷予定日等の、売上データが所定値に達したことに関す
る、上記のような商品対応の顧客向のメッセージデータ
を、例えば、現在表示中の商品名、単価とともに、或い
は、現在表示中の商品名、単価の替わりに表示する。こ
のように、或る商品の売上データが所定値に達すると、
その商品に関するデータを専ら表示する表示器ｂには、
その商品の売上データが所定値に達した際に伝えるべき
メッセージデータが表示される。従って、表示器を有効
に活用し、顧客へのサービスを向上させることが出来
る。
りである。売上データ処理器ａは、売上データが入力さ
れると、各商品別に、例えば、売上合計個数、売上合計
金額、在庫数等の項目ごとに売上データを累計し、記憶
手段ａ１に格納する。そして、判別手段ａ２は、記憶手
段ａ１内の売上データ、例えば、在庫数が所定値として
の“０”に達したか否か（在庫切れ、売切れになったか
否か）を、各商品ごとに判別する。判別手段ａ２により
所定値に達したと判別されると、例えば、上記の例で、
福岡特産の辛子明太子が在庫切れになったと判断される
と、伝送手段ａ３は、福岡特産の辛子明太子を専ら表示
する表示器ｂに、その旨の通信信号、或いは、在庫切れ
になった際に表示すべき福岡特産の辛子明太子の次の入
荷予定日等のメッセージデータ等、特定のデータを伝送
する。一方、表示器ｂ側では、制御手段ｂ２は、上記伝
送手段ａ３からの特定データの伝送に応答して、次の入
荷予定日等の、売上データが所定値に達したことに関す
る、上記のような商品対応の顧客向のメッセージデータ
を、例えば、現在表示中の商品名、単価とともに、或い
は、現在表示中の商品名、単価の替わりに表示する。こ
のように、或る商品の売上データが所定値に達すると、
その商品に関するデータを専ら表示する表示器ｂには、
その商品の売上データが所定値に達した際に伝えるべき
メッセージデータが表示される。従って、表示器を有効
に活用し、顧客へのサービスを向上させることが出来
る。
【０００６】
【実施例】以下、一実施例を図２ないし図９を参照しな
がら説明する。図２は、実施例によるデータ表示装置を
適用した電子式値札表示装置の概略構成図である。この
電子式値札表示装置は、電子式レジスタ１と、この電子
式レジスタ１に接続された複数個の値札表示器２により
構成されている。電子式レジスタ１は、各値札表示器２
に、商品名データと、価格データと、メッセージデータ
を供給する。各値札表示器２は、それぞれ、商品を載置
するための棚に、所定間隔で配設されている。そして、
電子式レジスタ１から供給された自己宛てのデータを表
示する。図３は、電子式レジスタ１の構成図であり、Ｃ
ＰＵ１０１、キー入力部１０２、入力制御部１０３、Ｒ
ＡＭ１０４、ＲＯＭ１０５、表示部１０６、表示制御部
１０７、印字部１０８、印字制御部１０９、伝送制御部
１１０、および、ドロア１１１を有している。
がら説明する。図２は、実施例によるデータ表示装置を
適用した電子式値札表示装置の概略構成図である。この
電子式値札表示装置は、電子式レジスタ１と、この電子
式レジスタ１に接続された複数個の値札表示器２により
構成されている。電子式レジスタ１は、各値札表示器２
に、商品名データと、価格データと、メッセージデータ
を供給する。各値札表示器２は、それぞれ、商品を載置
するための棚に、所定間隔で配設されている。そして、
電子式レジスタ１から供給された自己宛てのデータを表
示する。図３は、電子式レジスタ１の構成図であり、Ｃ
ＰＵ１０１、キー入力部１０２、入力制御部１０３、Ｒ
ＡＭ１０４、ＲＯＭ１０５、表示部１０６、表示制御部
１０７、印字部１０８、印字制御部１０９、伝送制御部
１１０、および、ドロア１１１を有している。
【０００７】ＣＰＵ１０１は、ＲＯＭ１０５に予め格納
されたプログラムにしたがって、キー入力部１０２から
入力されたデータを、ＲＡＭ１０４に格納、表示部１０
６に表示、印字部１０８にて印字する等の制御を行う。
されたプログラムにしたがって、キー入力部１０２から
入力されたデータを、ＲＡＭ１０４に格納、表示部１０
６に表示、印字部１０８にて印字する等の制御を行う。
【０００８】キー入力部１０２は、商品対応のＰＬＵコ
ードを入力するＰＬＵキー１０２Ａ、個数等を置数入力
する置数キー１０２Ｂを有している。また、この他に、
ファンクションキーとして、置数キー１０２Ｂにて入力
された数値が、それぞれ、各値札表示器２に割り当られ
たマシンNo.であることを示すマシンNo.キー１０２Ｃ、
価格であることを示す価格キー１０２Ｄ、在庫数である
ことを示す在庫数キー１０２Ｅ、後述の比較値であるこ
とを示す比較値キー１０２Ｆを有している。また、ＲＡ
Ｍ１０４内のデータを値札表示器２に伝送するよう指示
するための伝送キー１０２Ｇ、“売切れ間近”、“入庫
予定日”というメッセージデータをそれぞれ入力するた
めのメッセージキー１０２Ｈａ、１０２Ｈｂも有してい
る。さらに、登録（Ｒ）、設定（Ｐ）、電源ＯＦＦ、点
検（Ｘ）、精算（Ｚ）、伝送（ＴＳ）等の各モードを切
換設定するモード切換スイッチＳＷ１を有している。
ードを入力するＰＬＵキー１０２Ａ、個数等を置数入力
する置数キー１０２Ｂを有している。また、この他に、
ファンクションキーとして、置数キー１０２Ｂにて入力
された数値が、それぞれ、各値札表示器２に割り当られ
たマシンNo.であることを示すマシンNo.キー１０２Ｃ、
価格であることを示す価格キー１０２Ｄ、在庫数である
ことを示す在庫数キー１０２Ｅ、後述の比較値であるこ
とを示す比較値キー１０２Ｆを有している。また、ＲＡ
Ｍ１０４内のデータを値札表示器２に伝送するよう指示
するための伝送キー１０２Ｇ、“売切れ間近”、“入庫
予定日”というメッセージデータをそれぞれ入力するた
めのメッセージキー１０２Ｈａ、１０２Ｈｂも有してい
る。さらに、登録（Ｒ）、設定（Ｐ）、電源ＯＦＦ、点
検（Ｘ）、精算（Ｚ）、伝送（ＴＳ）等の各モードを切
換設定するモード切換スイッチＳＷ１を有している。
【０００９】このキー入力部１０２からのデータは、入
力制御部１０３の制御の下に入力され、表示の際は、表
示制御部１０７の制御の下に表示部１０６に表示され、
印字の際は、印字制御部１０９の制御の下に印字部１０
８にて印字される。
力制御部１０３の制御の下に入力され、表示の際は、表
示制御部１０７の制御の下に表示部１０６に表示され、
印字の際は、印字制御部１０９の制御の下に印字部１０
８にて印字される。
【００１０】ＲＡＭ１０４には、ＰＬＵ別メモリＭが形
成されている。ＰＬＵ別メモリＭは、各商品ごとに、そ
れぞれ、ＰＬＵコード、商品名、価格、売上個数、売上
金額、比較値、在庫数、メッセージ、マシンNo.の各デ
ータを記憶するエリアを有している。このＰＬＵ別メモ
リＭの商品名と単価は、伝送キー１０２Ｇが単独で操作
された際には、ＣＰＵ１０１の制御の下に、一括して、
各値札表示器２に伝送される。また、メッセージは、対
応する商品の在庫数が、比較値以下になったとき、対応
するマシンNo.の値札表示器２に伝送される。比較値と
しては、常時入荷されないような商品に対しては“０”
が設定され、常時入荷されるような商品に対しては、そ
の売上げの速さに応じた所定の値が設定されている。ま
た、メッセージとしては、常時入荷されないような商品
に対しては、“次回入庫日〇月〇日”が設定され、常時
入荷されるような商品に対しては、“売切れ間近”とい
うメッセージが設定されている。
成されている。ＰＬＵ別メモリＭは、各商品ごとに、そ
れぞれ、ＰＬＵコード、商品名、価格、売上個数、売上
金額、比較値、在庫数、メッセージ、マシンNo.の各デ
ータを記憶するエリアを有している。このＰＬＵ別メモ
リＭの商品名と単価は、伝送キー１０２Ｇが単独で操作
された際には、ＣＰＵ１０１の制御の下に、一括して、
各値札表示器２に伝送される。また、メッセージは、対
応する商品の在庫数が、比較値以下になったとき、対応
するマシンNo.の値札表示器２に伝送される。比較値と
しては、常時入荷されないような商品に対しては“０”
が設定され、常時入荷されるような商品に対しては、そ
の売上げの速さに応じた所定の値が設定されている。ま
た、メッセージとしては、常時入荷されないような商品
に対しては、“次回入庫日〇月〇日”が設定され、常時
入荷されるような商品に対しては、“売切れ間近”とい
うメッセージが設定されている。
【００１１】図４は、値札表示器２の構成図であり、Ｃ
ＰＵ２０１、表示制御部２０２、表示部２０３、マシン
No.設定部２０４、ディップスイッチ２０５、インター
フェース部２０６、および、表示データメモリ２０７を
有している。
ＰＵ２０１、表示制御部２０２、表示部２０３、マシン
No.設定部２０４、ディップスイッチ２０５、インター
フェース部２０６、および、表示データメモリ２０７を
有している。
【００１２】各値札表示器２のＣＰＵ２０１は、インタ
ーフェース部２０６を介して入力された電子式レジスタ
１からのデータのうち、自己宛てのデータ中の商品名デ
ータ、価格データ、メッセージデータのみを選択的に表
示データメモリ２０７に格納し、これらを表示部２０４
に表示するよう制御する。但し、商品名データと価格デ
ータとは同時に伝送されてくるが、メッセージデータ
は、これらとは、別々に伝送されてくる。
ーフェース部２０６を介して入力された電子式レジスタ
１からのデータのうち、自己宛てのデータ中の商品名デ
ータ、価格データ、メッセージデータのみを選択的に表
示データメモリ２０７に格納し、これらを表示部２０４
に表示するよう制御する。但し、商品名データと価格デ
ータとは同時に伝送されてくるが、メッセージデータ
は、これらとは、別々に伝送されてくる。
【００１３】ディップスイッチ２０５は、複数のスイッ
チにより構成され、マシンNo.設定部２０４は、これら
各スイッチのオンオフ状態に基づいてマシンNo.を生成
し、設定記憶する。
チにより構成され、マシンNo.設定部２０４は、これら
各スイッチのオンオフ状態に基づいてマシンNo.を生成
し、設定記憶する。
【００１４】次に、電子式レジスタ１の動作を説明す
る。電子式レジスタ１のＣＰＵ１０１は、モード切換ス
イッチＳＷ１により伝送モードが設定されると、まず、
フラグＦ１に“０”をセットする（図５ステップＳ
１）。次に、キー入力部１０２からのデータ入力を待ち
（ステップＳ２）、データ入力が有れば、それが置数キ
ー１０２ＢとマシンNo.キー１０２Ｃの操作に基づくマ
シンNo.であるか否かを判断する（ステップＳ３）。そ
の結果、マシンNo.であれば、それをマシンNo.レジスタ
ＲＧ１へストアし（ステップＳ４）、フラグＦ１に
“１”をセットして（ステップＳ５）、ステップＳ２に
戻る。
る。電子式レジスタ１のＣＰＵ１０１は、モード切換ス
イッチＳＷ１により伝送モードが設定されると、まず、
フラグＦ１に“０”をセットする（図５ステップＳ
１）。次に、キー入力部１０２からのデータ入力を待ち
（ステップＳ２）、データ入力が有れば、それが置数キ
ー１０２ＢとマシンNo.キー１０２Ｃの操作に基づくマ
シンNo.であるか否かを判断する（ステップＳ３）。そ
の結果、マシンNo.であれば、それをマシンNo.レジスタ
ＲＧ１へストアし（ステップＳ４）、フラグＦ１に
“１”をセットして（ステップＳ５）、ステップＳ２に
戻る。
【００１５】一方、ステップＳ３にて、マシンNo.では
ないと判断されたときは、ステップＳ６に進んで、さら
に、入力されたデータが伝送キー１０２Ｇの操作に基づ
く、伝送指令信号であるか否かを判断する。その結果、
伝送指令信号であれば、さらに、フラグＦ１が“０”で
あるか否かを判断する（ステップＳ７）。その結果、
“０”ではなく“１”であれば、マシンNo.レジスタＲ
Ｇ１に、指定に係る伝送先のマシンNo.がストアされて
いることを意味するので、その指定に係るマシンNo.対
応の商品名、価格を、ＰＬＵ別メモリＭから読出し、マ
シンNo.を付加して伝送する（ステップＳ８）。そし
て、フラグＦ１を“０”にリセットして（ステップＳ
９）、終了する。
ないと判断されたときは、ステップＳ６に進んで、さら
に、入力されたデータが伝送キー１０２Ｇの操作に基づ
く、伝送指令信号であるか否かを判断する。その結果、
伝送指令信号であれば、さらに、フラグＦ１が“０”で
あるか否かを判断する（ステップＳ７）。その結果、
“０”ではなく“１”であれば、マシンNo.レジスタＲ
Ｇ１に、指定に係る伝送先のマシンNo.がストアされて
いることを意味するので、その指定に係るマシンNo.対
応の商品名、価格を、ＰＬＵ別メモリＭから読出し、マ
シンNo.を付加して伝送する（ステップＳ８）。そし
て、フラグＦ１を“０”にリセットして（ステップＳ
９）、終了する。
【００１６】一方、フラグＦ１が“０”であり、伝送先
の指定が無い場合は、ＰＬＵ別メモリＭ内の全値札表示
器２分の商品名、価格を伝送し（ステップＳ１０）、ス
テップＳ９に進む。また、ステップＳ６にて、伝送指令
信号ではないと判断されたときは、そのデータに応じた
他の処理を行い（ステップＳ１１）、ステップＳ９に進
む。
の指定が無い場合は、ＰＬＵ別メモリＭ内の全値札表示
器２分の商品名、価格を伝送し（ステップＳ１０）、ス
テップＳ９に進む。また、ステップＳ６にて、伝送指令
信号ではないと判断されたときは、そのデータに応じた
他の処理を行い（ステップＳ１１）、ステップＳ９に進
む。
【００１７】次に、電子式レジスタ１の登録モード時の
動作を説明する。登録モード時には、まず、ＰＬＵコー
ド（入力個数をも含む）を入力制御部１０３から読込み
（図６ステップＳ２１）、ＰＬＵ別メモリＭ上のＰＬＵ
コード対応の商品の売上個数、売上金額を更新する等の
登録処理を行う（ステップＳ２２）。そして、対応商品
の在庫数を入力個数に応じてデクリメントし（ステップ
Ｓ２３）、そのデクリメント結果（在庫数）が、対応す
る商品の比較値以下になったか否かを判断する（ステッ
プＳ２４）。その結果、在庫数が比較値以下になったと
きは、対応する商品のメッセージデータを、対応するマ
シンNo.を付加して値札表示器２へ伝送して（ステップ
Ｓ２５）、終了する。一方、在庫数が比較値より多いと
きは、そのまま終了する。
動作を説明する。登録モード時には、まず、ＰＬＵコー
ド（入力個数をも含む）を入力制御部１０３から読込み
（図６ステップＳ２１）、ＰＬＵ別メモリＭ上のＰＬＵ
コード対応の商品の売上個数、売上金額を更新する等の
登録処理を行う（ステップＳ２２）。そして、対応商品
の在庫数を入力個数に応じてデクリメントし（ステップ
Ｓ２３）、そのデクリメント結果（在庫数）が、対応す
る商品の比較値以下になったか否かを判断する（ステッ
プＳ２４）。その結果、在庫数が比較値以下になったと
きは、対応する商品のメッセージデータを、対応するマ
シンNo.を付加して値札表示器２へ伝送して（ステップ
Ｓ２５）、終了する。一方、在庫数が比較値より多いと
きは、そのまま終了する。
【００１８】次に、値札表示器２の動作を説明する。各
値札表示器２のＣＰＵ２０１は、まず、現時点で表示デ
ータメモリ２０７に格納されているデータを、表示制御
部２０２を介して表示部２０３に表示せしめる（図７ス
テップＳ３１）。そして、電子式レジスタ１からの伝送
データの有無を判断し（ステップＳ３２）、伝送データ
が有れば、その伝送データ中のマシンNo.と、マシンNo.
設定部２０４に設定されている自己のマシンNo.とが一
致するか否かを判断することにより、自己宛てであるか
否かを判断する（ステップＳ３３）。その結果、自己宛
てであるときは、自己宛ての伝送データがメッセージデ
ータであるか否かを判断し（ステップＳ３４）、メッセ
ージデータであるときは、表示データメモリ２０７にメ
ッセージデータを格納して（ステップＳ３５）、ステッ
プＳ３１に戻り、メッセージデータを商品名、単価とと
もに表示する。その結果、表示内容は、例えば、第８図
（ａ）から（ｂ）のように変化する。
値札表示器２のＣＰＵ２０１は、まず、現時点で表示デ
ータメモリ２０７に格納されているデータを、表示制御
部２０２を介して表示部２０３に表示せしめる（図７ス
テップＳ３１）。そして、電子式レジスタ１からの伝送
データの有無を判断し（ステップＳ３２）、伝送データ
が有れば、その伝送データ中のマシンNo.と、マシンNo.
設定部２０４に設定されている自己のマシンNo.とが一
致するか否かを判断することにより、自己宛てであるか
否かを判断する（ステップＳ３３）。その結果、自己宛
てであるときは、自己宛ての伝送データがメッセージデ
ータであるか否かを判断し（ステップＳ３４）、メッセ
ージデータであるときは、表示データメモリ２０７にメ
ッセージデータを格納して（ステップＳ３５）、ステッ
プＳ３１に戻り、メッセージデータを商品名、単価とと
もに表示する。その結果、表示内容は、例えば、第８図
（ａ）から（ｂ）のように変化する。
【００１９】一方、メッセージデータでないとき、すな
わち、商品名データ、および単価データであるときは、
それらを表示データメモリ２０７に格納し（ステップＳ
３６）、現時点で表示データメモリ２０７にメッセージ
データが格納されているか否かを判断する（ステップＳ
３７）。その結果、メッセージデータが格納されている
ときは、在庫切れ商品の入荷に伴う商品データ、単価デ
ータの伝送であったことを意味するので、表示データメ
モリ２０７内のメッセージデータをクリアし（ステップ
Ｓ３８）、ステップＳ３１に戻って、ステップＳ３６に
て格納した商品名データ、単価データを表示する。ステ
ップＳ３７にて、メッセージデータが格納されていない
と判断されたときは、単価変更、あるいは、商品載置位
置の変更等に伴う商品名データ、単価データの伝送であ
ったことを意味するので、そのまま、ステップＳ３１に
戻り、その伝送データを表示する。
わち、商品名データ、および単価データであるときは、
それらを表示データメモリ２０７に格納し（ステップＳ
３６）、現時点で表示データメモリ２０７にメッセージ
データが格納されているか否かを判断する（ステップＳ
３７）。その結果、メッセージデータが格納されている
ときは、在庫切れ商品の入荷に伴う商品データ、単価デ
ータの伝送であったことを意味するので、表示データメ
モリ２０７内のメッセージデータをクリアし（ステップ
Ｓ３８）、ステップＳ３１に戻って、ステップＳ３６に
て格納した商品名データ、単価データを表示する。ステ
ップＳ３７にて、メッセージデータが格納されていない
と判断されたときは、単価変更、あるいは、商品載置位
置の変更等に伴う商品名データ、単価データの伝送であ
ったことを意味するので、そのまま、ステップＳ３１に
戻り、その伝送データを表示する。
【００２０】このように、各値札表示器２には、商品
名、単価のみならず、必要に応じて“売切れ間近”、
“次回入庫日〇月〇日”といったメッセージも表示され
る。
名、単価のみならず、必要に応じて“売切れ間近”、
“次回入庫日〇月〇日”といったメッセージも表示され
る。
【００２１】なお、この発明は、上述の実施例に限定さ
れることなく、例えば、メッセージデータとしては、在
庫切れに伴う次回入庫日のみを表示する場合には、メモ
リ容量の小さな表示データメモリ２０７、および、表示
画面の小さな表示部２０３を用い、メッセージデータ、
あるいは商品名データ：単価データが伝送されてきたと
きは、現在格納されている商品名：単価データ、あるい
はメッセージデータをクリアしてから新たな伝送データ
を格納することにより、図９（ａ）、（ｂ）に示したよ
うに表示切換を行い、コストを低減することも可能であ
る。また、メッセージデータは、在庫切れ等になった時
点で、値札表示器２に伝送するのではなく、値札表示器
２に予め伝送して記憶させておき、在庫切れ等になった
ときに、その旨の信号を送って、予め記憶させておいた
メッセージデータを表示させるようにしても良い。さら
に、メッセージデータを表示させるタイミングは、在庫
数が所定値になった場合のみならず、刻々と変化する売
上データに基づくタイミングであれば何でも良く、例え
ば、売上金額を判別し、売上金額が売上目標額（所定
値）に達したタイミングで、当該商品“ただいまより３
割引”等、その商品に関連する有効な顧客向メッセージ
を表示し、販売促進に役立てることも可能である。
れることなく、例えば、メッセージデータとしては、在
庫切れに伴う次回入庫日のみを表示する場合には、メモ
リ容量の小さな表示データメモリ２０７、および、表示
画面の小さな表示部２０３を用い、メッセージデータ、
あるいは商品名データ：単価データが伝送されてきたと
きは、現在格納されている商品名：単価データ、あるい
はメッセージデータをクリアしてから新たな伝送データ
を格納することにより、図９（ａ）、（ｂ）に示したよ
うに表示切換を行い、コストを低減することも可能であ
る。また、メッセージデータは、在庫切れ等になった時
点で、値札表示器２に伝送するのではなく、値札表示器
２に予め伝送して記憶させておき、在庫切れ等になった
ときに、その旨の信号を送って、予め記憶させておいた
メッセージデータを表示させるようにしても良い。さら
に、メッセージデータを表示させるタイミングは、在庫
数が所定値になった場合のみならず、刻々と変化する売
上データに基づくタイミングであれば何でも良く、例え
ば、売上金額を判別し、売上金額が売上目標額（所定
値）に達したタイミングで、当該商品“ただいまより３
割引”等、その商品に関連する有効な顧客向メッセージ
を表示し、販売促進に役立てることも可能である。
【００２２】
【発明の効果】この考案によれば、売上データ処理器に
接続され、商品を載置する棚に離間的に取付けられ、近
傍の棚位置に載置された商品に関するデータを専ら表示
する複数の表示器に、商品名：単価のみならず売上デー
タに応じたメッセージを表示することにより、表示器を
有効に活用し、顧客へのサービスを向上させることがで
き、販売促進効果が期待できる。
接続され、商品を載置する棚に離間的に取付けられ、近
傍の棚位置に載置された商品に関するデータを専ら表示
する複数の表示器に、商品名：単価のみならず売上デー
タに応じたメッセージを表示することにより、表示器を
有効に活用し、顧客へのサービスを向上させることがで
き、販売促進効果が期待できる。
【図１】この発明の機能ブロック図
【図２】実施例における電子式値札表示装置の構成図
【図３】電子式レジスタの構成図
【図４】値札表示器の構成図
【図５】電子式レジスタの伝送モード時の動作を示すフ
ローチャート
ローチャート
【図６】電子式レジスタの登録モード時の動作を示すフ
ローチャート
ローチャート
【図７】値札表示器の動作を示すフローチャート
【図８】図７における表示例を示す図
【図９】変形例を説明するための図
１ 電子式レジスタ ２ 値札表示器 １０１、２０１ ＣＰＵ １０４ ＲＡＭ １１０ 伝送制御部 ２０４ マシンNo.設定部 ２０２ 表示制御部 ２０３ 表示部 ２０７ 表示データメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０９Ｇ 3/00 Ｚ 8621−5Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 売上データ処理器と、商品を載置する棚
に離間的に取付けられ、近傍の棚位置に載置された商品
に関するデータを専ら表示する複数の表示器とを有する
データ表示装置であって、 上記売上データ処理器には、 各商品ごとに累計された売上データを記憶する記憶手段
と、 この記憶手段の売上データが所定値に達したか否かを、
各商品ごとに判別する判別手段と、 この判別手段により所定値に達したと判別された際、対
応する商品を専ら表示する上記表示器に特定データを伝
送する伝送手段とを設け、 上記表示器には、 データを表示する表示手段と、 上記伝送手段からの特定データの伝送に応答して、売上
データが所定値に達したことを示すメッセージデータ
を、上記表示手段に表示するよう制御する制御手段とを
設けたことを特徴とするデータ表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007592A JPH0664439B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | データ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9007592A JPH0664439B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | データ表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05134635A true JPH05134635A (ja) | 1993-05-28 |
| JPH0664439B2 JPH0664439B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=13988408
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9007592A Expired - Lifetime JPH0664439B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | データ表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664439B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010072849A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Casio Computer Co Ltd | サーバ装置及びプログラム |
| JP2010179053A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Ishida Co Ltd | 電子棚札システム |
| JP2013218707A (ja) * | 2013-05-14 | 2013-10-24 | Casio Comput Co Ltd | サーバ装置及びプログラム |
| JP2017084371A (ja) * | 2016-11-07 | 2017-05-18 | カシオ計算機株式会社 | Ｐｏｐ処理装置、ｐｏｐ処理方法およびプログラム |
| WO2022085121A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | 日本電気株式会社 | 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP9007592A patent/JPH0664439B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010072849A (ja) * | 2008-09-17 | 2010-04-02 | Casio Computer Co Ltd | サーバ装置及びプログラム |
| JP2010179053A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Ishida Co Ltd | 電子棚札システム |
| JP2013218707A (ja) * | 2013-05-14 | 2013-10-24 | Casio Comput Co Ltd | サーバ装置及びプログラム |
| JP2017084371A (ja) * | 2016-11-07 | 2017-05-18 | カシオ計算機株式会社 | Ｐｏｐ処理装置、ｐｏｐ処理方法およびプログラム |
| WO2022085121A1 (ja) * | 2020-10-21 | 2022-04-28 | 日本電気株式会社 | 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0664439B2 (ja) | 1994-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 14 |