JP2004206642A - ラベル発行機 - Google Patents
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Abstract
【課題】単価変更の操作を簡単にしかも間違えることがないように行なうことができるラベル発行機を提供すること。
【解決手段】商品毎に単価を含む商品情報を記憶するPLUファイル13pと、登録モードの商品呼び出し画面に表示された単価を変更する変更手段11と、この変更手段11により変更された単価を自動的にPLUファイル13pに順番に記憶させる手段11とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】商品毎に単価を含む商品情報を記憶するPLUファイル13pと、登録モードの商品呼び出し画面に表示された単価を変更する変更手段11と、この変更手段11により変更された単価を自動的にPLUファイル13pに順番に記憶させる手段11とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルに商品名、単価等を印字するラベル発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラベルに商品名、単価等を印字するラベル発行機がスーパーマッケット等に使用されている。単価について複数の単価データを格納するラベル発行装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
スーパーマーケット等においては、生鮮食品の単価変更操作は、業務中に頻繁に行なわれている。例えば、タイムサービス、閉店間際には値下げが行なわれる。さらに、日々の仕入れ先の変更、商品の供給量、天候等によっても単価は変更される。
【0004】
例えば、ラベル発行機の登録画面が図9に示すように表示されている場合の単価変更操作について説明する。つまり、単価変更操作は変更したい単価を数字キーで入力し、その後単価表示エリアを押下げするようにしていた。
【0005】
例えば、図9に示すように、登録画面が表示されている状態で、単価「1280円」を「1200円」に変更する場合のキー操作は、「1」、「2」、「0」、「0」、「単価表示欄」となる。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−9225号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようにキー操作が行なわれるため、忙しい時間帯のキー操作は1つでも多いと煩わしく、キー入力ミスを発生させる可能性がある。
【0008】
このようにキー入力ミスが発生すると、顧客に対するサービスが低下するという問題が発生する。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、単価変更の操作を簡単にしかも間違えることがないように行なうことができるラベル発行機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、登録モードの商品呼び出し画面に表示された単価が変更された場合には、その変更された単価を自動的にPLUファイルに順番に記憶させるように構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1はラベル発行機のシステム構成を示すブロック図である。図において、11はラベル発行機全体を制御するCPU(中央処理装置)である。このCPU11からのシステムバス11aには、各種プログラムをフラッシュROM(リード・オンリ・メモリ)12、商品番号毎に商品名、複数の単価等の商品情報を記憶するPLUファイル13pの他各種データが記憶されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)13、商品の計量を行なうロードセルユニット14からの重量データを取り込む秤インタフェース15、上位からの各種設定データの送受信を行なうEthernetインタフェース16、第2プリンタユニット17との通信を行う第2プリンタインタフェース18、数字キー等の入力データを行なうキーボード、ラベル発行時の単価変更操作や各種設定を行なうタッチパネル19からの入力データを取り込むキーコントローラ20、商品呼び出しの際に複数の単価を表示、各種設定画面表示等を行うLCD21及びLED22の表示制御を行う表示コントローラ23、ラベル発行を行う第1プリンタユニット24の制御を行う第1プリンタエンジン25、透過、反射、温度等の各種センサ26とのデータの受け渡しを行うI/Oポート27が接続されている。なお、RAM13には後述するメモリ記憶カウンタMCが設けられている。
【0012】
次に、図2を参照してラベル発行機の斜視図について説明する。図において、31は計量される商品が載置されるのせ皿、32aははかり32の水平を調整する調整脚、33は電源スイッチである。のせ皿31の下側には前述したロードセルユニット14が搭載されている。また、21は前述したLCD、19は前述したキーボードである。
【0013】
また、34は前述した第1プリンタユニット24で印刷されたラベルが発行されるラベル発行口である。
【0014】
また、キーボード19には図3に示すようなキーが設けられている。つまり、「0」〜「9」までのテンキー、41は置数データのクリアを行う「消」キー41、ラベルを発行するときに操作する「発行」キー42、風袋量を登録及びクリアするときに操作する「風」キー43、直前訂正するときに操作する「訂正」キー44、定額品番計量品番の切換を行う「定額/計量」キー45、ラベルを送るときに使用する「紙送り」キー46、品番を呼び出すときに操作する「品番」キー47等が設けられている。
【0015】
さらに、図4を参照してPLUファイル13pの詳細な構成について説明する。PLUファイル13pは、商品番号毎に商品名や複数の単価等が記憶されている。例えば、商品番号「000001」には商品名「牛肩肉」が記憶され、その単価として単価1〜3まで設定されている。このようにPLUファイル13pには、商品番号毎に複数の単価(この実施の形態では6個)を記憶する領域が設けられている。
【0016】
次に、上記ように構成された本発明の一実施の形態の動作について説明する。まず、電源スイッチ33をオンすると、登録モードの商品呼び出し画面が表示される。
【0017】
登録モードにおいて、キーボード19のテンキーで品番を入力した後、「品番」キー47が操作されると、PLUファイル13pが検索されて入力された品番に対応した商品情報がLCD21に表示される。
【0018】
例えば、品番として「000003」が入力された場合には、図7に示すような登録モードとなる。
【0019】
つまり、LCD21にはPLUファイル13pに記憶されている品番「000003」の商品名「牛ロースすき焼き用」の商品情報が表示される。品番「000003」の商品名「牛ロースすき焼き用」は、図4に示すように単価1〜単価4までの4つの単価が記憶されている。
【0020】
LCD21へのPLUファイル13pに記憶されている商品情報の表示は、図6に示すフローチャートにより行われる。つまり、品番の呼出操作が前述したように行われる(ステップS1)。次に、入力された品番がPLUファイル13pにあるかが検索される(ステップS2)。
【0021】
そして、入力された品番がPLUファイル13pに有るか否かが判定される(ステップS3)。このステップS3の判定で「YES」つまり、PLUファイル13pに該当する品番があると判定された場合には、そのPLUファイル13pに記憶されている品番等の商品情報がLCD21へ表示される(ステップS4)。さらに、PLUファィル13pに記憶されている複数の単価が一覧表にしてLCD21に表示される(ステップS5)。
【0022】
複数の単価を一覧表にして表示する表示領域21aには、最大で6つ、つまり単価1〜単価6が表示可能である。
【0023】
品番「000003」の商品名「牛ロースすき焼き用」は単価1〜単価4まで4つの単価が設定されているため、表示領域21aには4つの単価が表示される。
【0024】
さらに、表示領域21aの単価1のデータは、画面中央の単価表示欄21bに表示される。
【0025】
一方、ステップS3の判定で「NO」と判定された場合には、品番呼出エラー表示がなされる(ステップS6)。
【0026】
このようにして、登録モードにおいて、品番が指定されると、その品番の商品情報がPLUファイル13pより呼び出されてLCD21に表示される。この際に、PLUファイル13pに複数の単価が設定されている場合には、6つまでの単価が表示領域21aに一覧表示される。このように単価を一覧表示したので、オペレータはどのような単価が設定されているか一目瞭然に分かる。また、オペレータは表示されている単価の一つを選択すれば、過去に用いた単価を設定できるので、単価変更操作を簡単に行うことができる。
次に、図7に示すように、LCD21に品番「000003」に対する商品情報が表示されているときに、単価を変更する場合の動作に図5のフローチャートを参照して説明する。
【0027】
例えば、単価「1280円」を「1200円」に変更する場合について説明する。
【0028】
このような場合には、キーボード19のテンキーで「1」、「2」、「0」、「0」を入力した後、単価「1280円」が表示されている単価表示欄21bをタッチする。
【0029】
図5のフローチャートにおいて、変更単価=0であるかが判定される(ステップS11)。変更単価とは、単価表示欄21bに表示されていて、タッチされることにより変更されるべき単価を意味している。変更単価=0とは、単価の変更を行わないことを意味する。つまり、単価表示欄21bがタッチされていないことを意味する。従って、ステップS11の判定で「YES」と判定される場合には、リターンされ、単価変更処理は行われない。
【0030】
一方、前述したように単価表示欄21bがタッチされた場合には、このステップS11で「NO」と判定され、メモリ記憶カウンタMCに1がセットされる(ステップS12)。このメモリ記憶カウンタMCのカウンタ値は、PLUファイル13pの単価1〜単価6がどの位置に記憶されているかを示している。
【0031】
そして、MC内単価=0であるかが判定される(ステップS13)。ここで、MC内単価とは、メモリ記憶カウンタMCのカウンタ値で指定されたPLUファイル13pの領域に記憶されている単価を意味する。PLUファイル13pには、6つの単価(単価1〜単価6)が設定できるので、MC=1は単価1、MC=2は単価2、…MC=6は単価6に対応している。
【0032】
ステップS13において「NO」と判定された場合には、MC内単価=変更単価であるかが判定される(ステップS14)。つまり、MC=1で指定されたPLUファイル13pの単価1と単価表示欄21bに表示されている単価とが同じであるかが判定される。
【0033】
このステップS14の判定で「NO」と判定された場合には、MC=MC+1とされ、メモリ記憶カウンタMCの内容が更新される(ステップS15)。
【0034】
次に、MC=7となったかが判定される(ステップS16)。このステップS16において「NO」と判定された場合には、前述したステップS13以降の処理が繰り返される。
【0035】
つまり、単価変更が指示された場合には、MC内単価=0、つまりPLUファイル13p内の空いている場所が検索される。
【0036】
そして、ステップS13の判定で「YES」と判定されると、MC内単価移動処理が行われる(ステップS17)。例えば、図7に示すように単価1〜単価4が予め設定されている状態で、「1200」を新たな単価として追加した場合には、ステップS13でMC=5内の単価が「0」と判定される。このため、
MC内単価移動処理として単価1〜単価4を単価2〜単価5に移動させる処理がなされる。
【0037】
次に、変更後の単価を単価1としてPLUファイル13pの先頭にセットされる(ステップS18)。次に、メモリ記憶カウンタMC=0とされてリターンされる(ステップS19)。
【0038】
ところで、ステップS14において「YES」と判定された場合には、メモリ記憶カウンタMC=1であるかが判定される(ステップS20)。
【0039】
ところで、ステップS14において「YES」ということは、変更後の単価がすでにPLUファイル13pに単価として登録されている場合を意味する。そして、変更後の単価がすでにPLUファイル13pに単価として登録されていて、MC=1、つまりPLUファイル13pの先頭に変更後の単価が登録されていれば、単価を登録する必要はないので、ステップS19に進んで単価変更処理が終了する。
【0040】
一方、ステップS20の判定で「NO」、つまりMCは2以上、つまり単価が少なくとも2つ以上あると判定された場合には、変更単価と同じ場所に記憶されていたMC内単価を削除して、そのMC内単価より前に記憶されていた単価を1つずつ後ろに移動させるMC内単価移動処理が行われる(ステップS17)。そして、変更後の単価を単価1としてPLUファイル13pの先頭にセットされる(ステップS18)。
【0041】
以上のようにして、PLUファイル13pに、変更単価が単価1として記憶され、変更前に単価1〜単価4であったものは、単価2〜単価5へと移動される。
【0042】
従って、前述した図6のフローチャートの処理によりLCD21の表示画面は、図8に示すように切り替わる。
【0043】
このように、ラベル発行画面において、簡単な操作で単価変更処理ができるので、作業効率が上がり、操作ミスも防止することができる。
【0044】
この実施の形態では、キーボード19のテンキーで新しい単価を入力したが、表示領域21aに一覧表示させている単価をタッチされた場合には、その単価単価表示欄21bに表示されるとともに、PLUファイル13p内においても、最新の単価を記憶する図5のフローチャートと同様な処理により単価1に記憶される。
【0045】
なお、上記した実施の形態では、PLUファイル13pに複数の単価が設定されていた場合には、図6のフローチャートの処理により実施の形態では最大6個まで複数の単価を一覧表に表示させるようにしたが、複数の単価を一覧表として表示するか否かは、オペレータが選択できるように構成しても良い。つまり、ステップS4とS5との間に判断ステップを設け、複数の単価を一覧表として表示するかをオペレータに問うようにしても良い。
【0046】
さらに、設定モードにおいて、複数の単価を一覧表として表示するかを選択できるようにしておいても良い。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、単価変更の操作を簡単にしかも間違えることがないように行なうことができるラベル発行機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るラベル発行機のシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るラベル発行機の外観図。
【図3】同実施の形態に係るラベル発行機のキー入力部を示す図。
【図4】同実施の形態に係るPLUファイルの構成を示す図。
【図5】同実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】同実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】同実施の形態に係る商品呼び出しの表示画面を示す図。
【図8】同実施の形態に係る商品呼び出しの表示画面を示す図。
【図9】従来のラベル発行機の商品呼び出しの表示画面を示す図。
【符号の説明】
13…PLUファイル、
13p…第2プリンタユニット17、
14…ロードセル、
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルに商品名、単価等を印字するラベル発行機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ラベルに商品名、単価等を印字するラベル発行機がスーパーマッケット等に使用されている。単価について複数の単価データを格納するラベル発行装置が知られている(特許文献1)。
【0003】
スーパーマーケット等においては、生鮮食品の単価変更操作は、業務中に頻繁に行なわれている。例えば、タイムサービス、閉店間際には値下げが行なわれる。さらに、日々の仕入れ先の変更、商品の供給量、天候等によっても単価は変更される。
【0004】
例えば、ラベル発行機の登録画面が図9に示すように表示されている場合の単価変更操作について説明する。つまり、単価変更操作は変更したい単価を数字キーで入力し、その後単価表示エリアを押下げするようにしていた。
【0005】
例えば、図9に示すように、登録画面が表示されている状態で、単価「1280円」を「1200円」に変更する場合のキー操作は、「1」、「2」、「0」、「0」、「単価表示欄」となる。
【0006】
【特許文献1】
特開平3−9225号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようにキー操作が行なわれるため、忙しい時間帯のキー操作は1つでも多いと煩わしく、キー入力ミスを発生させる可能性がある。
【0008】
このようにキー入力ミスが発生すると、顧客に対するサービスが低下するという問題が発生する。
【0009】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、単価変更の操作を簡単にしかも間違えることがないように行なうことができるラベル発行機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、登録モードの商品呼び出し画面に表示された単価が変更された場合には、その変更された単価を自動的にPLUファイルに順番に記憶させるように構成されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。図1はラベル発行機のシステム構成を示すブロック図である。図において、11はラベル発行機全体を制御するCPU(中央処理装置)である。このCPU11からのシステムバス11aには、各種プログラムをフラッシュROM(リード・オンリ・メモリ)12、商品番号毎に商品名、複数の単価等の商品情報を記憶するPLUファイル13pの他各種データが記憶されるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)13、商品の計量を行なうロードセルユニット14からの重量データを取り込む秤インタフェース15、上位からの各種設定データの送受信を行なうEthernetインタフェース16、第2プリンタユニット17との通信を行う第2プリンタインタフェース18、数字キー等の入力データを行なうキーボード、ラベル発行時の単価変更操作や各種設定を行なうタッチパネル19からの入力データを取り込むキーコントローラ20、商品呼び出しの際に複数の単価を表示、各種設定画面表示等を行うLCD21及びLED22の表示制御を行う表示コントローラ23、ラベル発行を行う第1プリンタユニット24の制御を行う第1プリンタエンジン25、透過、反射、温度等の各種センサ26とのデータの受け渡しを行うI/Oポート27が接続されている。なお、RAM13には後述するメモリ記憶カウンタMCが設けられている。
【0012】
次に、図2を参照してラベル発行機の斜視図について説明する。図において、31は計量される商品が載置されるのせ皿、32aははかり32の水平を調整する調整脚、33は電源スイッチである。のせ皿31の下側には前述したロードセルユニット14が搭載されている。また、21は前述したLCD、19は前述したキーボードである。
【0013】
また、34は前述した第1プリンタユニット24で印刷されたラベルが発行されるラベル発行口である。
【0014】
また、キーボード19には図3に示すようなキーが設けられている。つまり、「0」〜「9」までのテンキー、41は置数データのクリアを行う「消」キー41、ラベルを発行するときに操作する「発行」キー42、風袋量を登録及びクリアするときに操作する「風」キー43、直前訂正するときに操作する「訂正」キー44、定額品番計量品番の切換を行う「定額/計量」キー45、ラベルを送るときに使用する「紙送り」キー46、品番を呼び出すときに操作する「品番」キー47等が設けられている。
【0015】
さらに、図4を参照してPLUファイル13pの詳細な構成について説明する。PLUファイル13pは、商品番号毎に商品名や複数の単価等が記憶されている。例えば、商品番号「000001」には商品名「牛肩肉」が記憶され、その単価として単価1〜3まで設定されている。このようにPLUファイル13pには、商品番号毎に複数の単価(この実施の形態では6個)を記憶する領域が設けられている。
【0016】
次に、上記ように構成された本発明の一実施の形態の動作について説明する。まず、電源スイッチ33をオンすると、登録モードの商品呼び出し画面が表示される。
【0017】
登録モードにおいて、キーボード19のテンキーで品番を入力した後、「品番」キー47が操作されると、PLUファイル13pが検索されて入力された品番に対応した商品情報がLCD21に表示される。
【0018】
例えば、品番として「000003」が入力された場合には、図7に示すような登録モードとなる。
【0019】
つまり、LCD21にはPLUファイル13pに記憶されている品番「000003」の商品名「牛ロースすき焼き用」の商品情報が表示される。品番「000003」の商品名「牛ロースすき焼き用」は、図4に示すように単価1〜単価4までの4つの単価が記憶されている。
【0020】
LCD21へのPLUファイル13pに記憶されている商品情報の表示は、図6に示すフローチャートにより行われる。つまり、品番の呼出操作が前述したように行われる(ステップS1)。次に、入力された品番がPLUファイル13pにあるかが検索される(ステップS2)。
【0021】
そして、入力された品番がPLUファイル13pに有るか否かが判定される(ステップS3)。このステップS3の判定で「YES」つまり、PLUファイル13pに該当する品番があると判定された場合には、そのPLUファイル13pに記憶されている品番等の商品情報がLCD21へ表示される(ステップS4)。さらに、PLUファィル13pに記憶されている複数の単価が一覧表にしてLCD21に表示される(ステップS5)。
【0022】
複数の単価を一覧表にして表示する表示領域21aには、最大で6つ、つまり単価1〜単価6が表示可能である。
【0023】
品番「000003」の商品名「牛ロースすき焼き用」は単価1〜単価4まで4つの単価が設定されているため、表示領域21aには4つの単価が表示される。
【0024】
さらに、表示領域21aの単価1のデータは、画面中央の単価表示欄21bに表示される。
【0025】
一方、ステップS3の判定で「NO」と判定された場合には、品番呼出エラー表示がなされる(ステップS6)。
【0026】
このようにして、登録モードにおいて、品番が指定されると、その品番の商品情報がPLUファイル13pより呼び出されてLCD21に表示される。この際に、PLUファイル13pに複数の単価が設定されている場合には、6つまでの単価が表示領域21aに一覧表示される。このように単価を一覧表示したので、オペレータはどのような単価が設定されているか一目瞭然に分かる。また、オペレータは表示されている単価の一つを選択すれば、過去に用いた単価を設定できるので、単価変更操作を簡単に行うことができる。
次に、図7に示すように、LCD21に品番「000003」に対する商品情報が表示されているときに、単価を変更する場合の動作に図5のフローチャートを参照して説明する。
【0027】
例えば、単価「1280円」を「1200円」に変更する場合について説明する。
【0028】
このような場合には、キーボード19のテンキーで「1」、「2」、「0」、「0」を入力した後、単価「1280円」が表示されている単価表示欄21bをタッチする。
【0029】
図5のフローチャートにおいて、変更単価=0であるかが判定される(ステップS11)。変更単価とは、単価表示欄21bに表示されていて、タッチされることにより変更されるべき単価を意味している。変更単価=0とは、単価の変更を行わないことを意味する。つまり、単価表示欄21bがタッチされていないことを意味する。従って、ステップS11の判定で「YES」と判定される場合には、リターンされ、単価変更処理は行われない。
【0030】
一方、前述したように単価表示欄21bがタッチされた場合には、このステップS11で「NO」と判定され、メモリ記憶カウンタMCに1がセットされる(ステップS12)。このメモリ記憶カウンタMCのカウンタ値は、PLUファイル13pの単価1〜単価6がどの位置に記憶されているかを示している。
【0031】
そして、MC内単価=0であるかが判定される(ステップS13)。ここで、MC内単価とは、メモリ記憶カウンタMCのカウンタ値で指定されたPLUファイル13pの領域に記憶されている単価を意味する。PLUファイル13pには、6つの単価(単価1〜単価6)が設定できるので、MC=1は単価1、MC=2は単価2、…MC=6は単価6に対応している。
【0032】
ステップS13において「NO」と判定された場合には、MC内単価=変更単価であるかが判定される(ステップS14)。つまり、MC=1で指定されたPLUファイル13pの単価1と単価表示欄21bに表示されている単価とが同じであるかが判定される。
【0033】
このステップS14の判定で「NO」と判定された場合には、MC=MC+1とされ、メモリ記憶カウンタMCの内容が更新される(ステップS15)。
【0034】
次に、MC=7となったかが判定される(ステップS16)。このステップS16において「NO」と判定された場合には、前述したステップS13以降の処理が繰り返される。
【0035】
つまり、単価変更が指示された場合には、MC内単価=0、つまりPLUファイル13p内の空いている場所が検索される。
【0036】
そして、ステップS13の判定で「YES」と判定されると、MC内単価移動処理が行われる(ステップS17)。例えば、図7に示すように単価1〜単価4が予め設定されている状態で、「1200」を新たな単価として追加した場合には、ステップS13でMC=5内の単価が「0」と判定される。このため、
MC内単価移動処理として単価1〜単価4を単価2〜単価5に移動させる処理がなされる。
【0037】
次に、変更後の単価を単価1としてPLUファイル13pの先頭にセットされる(ステップS18)。次に、メモリ記憶カウンタMC=0とされてリターンされる(ステップS19)。
【0038】
ところで、ステップS14において「YES」と判定された場合には、メモリ記憶カウンタMC=1であるかが判定される(ステップS20)。
【0039】
ところで、ステップS14において「YES」ということは、変更後の単価がすでにPLUファイル13pに単価として登録されている場合を意味する。そして、変更後の単価がすでにPLUファイル13pに単価として登録されていて、MC=1、つまりPLUファイル13pの先頭に変更後の単価が登録されていれば、単価を登録する必要はないので、ステップS19に進んで単価変更処理が終了する。
【0040】
一方、ステップS20の判定で「NO」、つまりMCは2以上、つまり単価が少なくとも2つ以上あると判定された場合には、変更単価と同じ場所に記憶されていたMC内単価を削除して、そのMC内単価より前に記憶されていた単価を1つずつ後ろに移動させるMC内単価移動処理が行われる(ステップS17)。そして、変更後の単価を単価1としてPLUファイル13pの先頭にセットされる(ステップS18)。
【0041】
以上のようにして、PLUファイル13pに、変更単価が単価1として記憶され、変更前に単価1〜単価4であったものは、単価2〜単価5へと移動される。
【0042】
従って、前述した図6のフローチャートの処理によりLCD21の表示画面は、図8に示すように切り替わる。
【0043】
このように、ラベル発行画面において、簡単な操作で単価変更処理ができるので、作業効率が上がり、操作ミスも防止することができる。
【0044】
この実施の形態では、キーボード19のテンキーで新しい単価を入力したが、表示領域21aに一覧表示させている単価をタッチされた場合には、その単価単価表示欄21bに表示されるとともに、PLUファイル13p内においても、最新の単価を記憶する図5のフローチャートと同様な処理により単価1に記憶される。
【0045】
なお、上記した実施の形態では、PLUファイル13pに複数の単価が設定されていた場合には、図6のフローチャートの処理により実施の形態では最大6個まで複数の単価を一覧表に表示させるようにしたが、複数の単価を一覧表として表示するか否かは、オペレータが選択できるように構成しても良い。つまり、ステップS4とS5との間に判断ステップを設け、複数の単価を一覧表として表示するかをオペレータに問うようにしても良い。
【0046】
さらに、設定モードにおいて、複数の単価を一覧表として表示するかを選択できるようにしておいても良い。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、単価変更の操作を簡単にしかも間違えることがないように行なうことができるラベル発行機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るラベル発行機のシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係るラベル発行機の外観図。
【図3】同実施の形態に係るラベル発行機のキー入力部を示す図。
【図4】同実施の形態に係るPLUファイルの構成を示す図。
【図5】同実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図6】同実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】同実施の形態に係る商品呼び出しの表示画面を示す図。
【図8】同実施の形態に係る商品呼び出しの表示画面を示す図。
【図9】従来のラベル発行機の商品呼び出しの表示画面を示す図。
【符号の説明】
13…PLUファイル、
13p…第2プリンタユニット17、
14…ロードセル、
Claims (2)
- 商品毎に単価を含む商品情報を記憶するPLUファイルと、
登録モードの商品呼び出し画面に表示された単価を変更する変更手段と、
この変更手段により変更された単価を自動的に上記PLUファイルに順番に記憶させる手段とを具備したことを特徴とするラベル発行機。 - 表示部と、
商品毎に複数の単価を含む商品情報を記憶するPLUファイルと、
前記表示部の登録モードの商品呼び出し画面に、上記PLUファイルに記憶されている複数の単価を一覧表示させる手段とを具備したことを特徴とするラベル発行機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378168A JP2004206642A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | ラベル発行機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378168A JP2004206642A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | ラベル発行機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004206642A true JP2004206642A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32815124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002378168A Pending JP2004206642A (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | ラベル発行機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004206642A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014162101A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Teraoka Seiko Co Ltd | ラベル発行装置 |
JP2018103628A (ja) * | 2018-02-07 | 2018-07-05 | 株式会社寺岡精工 | ラベル発行装置およびプログラム |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002378168A patent/JP2004206642A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014162101A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Teraoka Seiko Co Ltd | ラベル発行装置 |
JP2018103628A (ja) * | 2018-02-07 | 2018-07-05 | 株式会社寺岡精工 | ラベル発行装置およびプログラム |
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