JP2580993B2 - チェックアウトシステム - Google Patents

チェックアウトシステム

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JP2580993B2
JP2580993B2 JP6063686A JP6368694A JP2580993B2 JP 2580993 B2 JP2580993 B2 JP 2580993B2 JP 6063686 A JP6063686 A JP 6063686A JP 6368694 A JP6368694 A JP 6368694A JP 2580993 B2 JP2580993 B2 JP 2580993B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的大規模なスーパ
ーマーケット等の小売店のチェックアウト場に配設さ
れ、顧客の購入商品の登録や精算等の演算処理および演
算結果の表示を行う複数のチェックアウト装置を有する
チェックアウトシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的大規模なスーパーマーケッ
ト等の小売店においては、チェックアウト場に複数のチ
ェックアウト装置を配設するとともに、各チェックアウ
ト装置にキャッシャーを配備して、各チェックアウト装
置で並行してチェックアウト処理(精算処理)を行って
いる。そして、各チェックアウト装置には、チェックア
ウト処理をしてもらうために、それぞれ顧客が行列を作
って並んでいる。購入商品を選択し終わった顧客は、チ
ェックアウト場に赴き、複数のチェックアウト装置の中
から、行列が短くて、できるだけチェックアウト処理が
早く行われそうなチェックアウト装置を選んでその行列
の最後尾に並ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のチェックアウト処理方法においては、以下に示す問
題点がある。 (イ)キャッシャーの熟練度や各顧客の購入商品の多寡
等に応じて、各チェックアウト装置におけるチェックア
ウト処理の速度が異なるため、並ぶ行列により不公平が
生じる。 (ロ)顧客は、購入商品の代金の支払いをするために行
列に並ばなければならいので、その間は店内にいるにも
関わらず、購入商品の選択等ができないので、時間が無
駄になる。
【0004】(ハ)顧客は、トイレ等、急用で行列から
一旦離れると、行列の最後尾に再び並ばなければならな
い。 (ニ)待ち時間が長くなると、じれた顧客が行列の途中
に割り込んだりして不愉快な思いをすることがある。し
たがって、店のイメージダウンとなり、ひいては店の売
上ダウンとなる。
【0005】そこで、銀行や郵便局などのように、購入
商品を選択し終わった顧客にチェックアウト場にて、チ
ェックアウト処理の順番を示す番号が印字された番号札
を発行するとともに、複数の表示器をチェックアウト場
近傍や商品陳列棚の所定の位置に設け、それらの表示器
で複数のチェックアウト装置のいずれかでチェックアウ
ト処理が可能になったり、まもなく処理可能となる番号
札の番号を報知することにより、顧客が行列に並ばなく
てもすむようにすることが考えられる。
【0006】しかしながら、顧客が店内のどの場所にい
ても表示器の表示を見ることができるようにするには、
費用がかかり過ぎてしまう。また、番号札の番号を音声
にて放送することも考えられるが、頻繁に放送される
と、騒がしく、顧客に悪いイメージを与えてしまう。さ
らに、顧客は、所定の位置に設けられている表示器の表
示を見てから目的のチェックアウト装置まで赴くが、店
内がひろく、チェックアウト装置が多く設置されている
店において、店内の配置を熟知していない場合、目的の
チェックアウト装置に到達するのに時間がかかってしま
う。
【0007】また、大部分の小売店では、チェックアウ
ト場に配設されたすべてのチェックアウト装置を開店中
常時稼働させているのではなく、店長等の売場責任者が
顧客の混み具合を判断してチェックアウト装置の稼働台
数を調整していた。この場合、他の部署で別の仕事をし
ている店員をキャッシャーとして各チェックアウト装置
に配置していた。
【0008】しかしながら、売場責任者は多忙であり常
時顧客の混み具合を調べている訳にはいかないし、ま
た、たとえ売場責任者が顧客が急に混んできたと判断し
ても、他の部署で別の仕事をしている店員をキャッシャ
ーとして直ちに各チェックアウト装置に配置する訳には
いかなかった。したがって、迅速な対応がとれず、チェ
ックアウト場に顧客が長い行列を作る場合がしばしばあ
った。
【0009】本発明は、このような背景の下になされた
もので、チェックアウト処理のための順番待ちのロスタ
イムをなくし、顧客がいらいらすることなく、円滑にチ
ェックアウト処理を行うことができるとともに、顧客が
短時間で目的のチェックアウト装置に到達できるチェッ
クアウトシステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
チェックアウト場に配設されるとともに、それぞれ装置
識別番号が付与され、新たな顧客のチェックアウト処理
が受付可能であることを示すチェックアウト受付信号を
出力する複数台のチェックアウト装置と、それぞれ端末
識別番号が付与されるとともに、チェックアウト処理を
要求するための操作手段と、該操作手段の操作に応じて
チェックアウト処理を要求することを示すチェックアウ
ト要求信号を送信する第1の送信手段と、前記装置識別
番号を受信する第1の受信手段と、該第1の受信手段に
よって受信された装置識別番号を報知する報知手段とを
それぞれ有する複数の携帯端末と、該複数の携帯端末か
らそれぞれ送信されたチェックアウト要求番号を受信す
る第2の受信手段と、前記チェックアウト要求信号を送
信してきた携帯端末の端末識別番号を検出する第1の検
出手段と、該第1の検出手段によって検出された端末識
別番号が複数記憶される記憶手段と、前記チェックアウ
ト受付信号を出力したチェックアウト装置の装置識別番
号を検出する第2の検出手段と、該第2の検出手段によ
って装置識別番号が検出された場合、前記記憶手段から
順に端末識別番号を読み出し、その端末識別番号に対応
した携帯端末に、検出された装置識別番号を送信する第
2の送信手段とを有する制御手段とを具備することを特
徴としている。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記複数台のチェックアウト装置は、マス
タ・サテライト方式、あるいはストアコントローラ方式
で構成されるとともに、マスタ、あるいはストアコント
ローラは、前記制御手段と一体に構成されていることを
特徴としている。請求項3記載の発明は、請求項1また
は2記載の発明において、各携帯端末は、小売店内で用
いられる店内買物カゴに装着可能に構成されていること
を特徴としている。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の発明において、前記記憶手段に記憶
されている端末識別番号の数を計数し、その計数値に基
づいて、チェックアウト装置の最適稼働台数を導出する
最適稼働台数導出手段と、該最適稼働台数導出手段によ
って導出された最適稼働台数を報知する第1の報知手段
とを具備することを特徴としている。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれかに記載の発明において、現在稼働中のチェッ
クアウト装置の稼働台数を計数する稼働台数計数手段
と、前記記憶手段に記憶されている端末識別番号の数を
計数し、その計数値に基づいて、チェックアウト装置の
最適稼働台数を導出する最適稼働台数導出手段と、前記
稼働台数と前記最適稼働台数との差を導出し、前記差が
所定値以上である場合に、その旨を報知する第2の報知
手段とを具備することを特徴としている。
【0014】
【作用】本発明によれば、購入を希望する商品を選択し
終えた顧客は、チェックアウト処理を要求するために、
携帯端末の操作手段を操作する。これにより、携帯端末
の第1の送信手段がチェックアウト要求信号を制御手段
に送信するので、制御手段は、第2の受信手段によって
携帯端末から送信されたチェックアウト要求信号を受信
し、第1の検出手段によってチェックアウト要求信号を
送信してきた携帯端末の端末識別番号を検出し、その端
末識別番号を記憶手段に記憶する。いっぽう、各チェッ
クアウト装置は、新たな顧客のチェックアウト処理が受
付可能になると、チェックアウト受付信号を制御手段に
供給する。これにより、制御手段は、第2の検出手段に
よってチェックアウト受付信号を出力したチェックアウ
ト装置の装置識別番号を検出すると、第2の送信手段に
よって記憶手段から順に端末識別番号を読み出し、その
端末識別番号に対応した携帯端末に、検出された装置識
別番号を送信する。したがって、携帯端末は、制御手段
から送信された装置識別番号を第1の受信手段で受信す
ると、その装置識別番号を報知手段で顧客に報知する。
【0015】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3のいずれかに記載の発明において、最適稼
働台数導出手段が記憶手段に記憶されている端末識別番
号の数を計数し、その計数値に基づいて、チェックアウ
ト装置の最適稼働台数を導出するので、第1の報知手段
は、導出された最適稼働台数を報知する。さらに、請求
項5記載の発明によれば、請求項1ないし3のいずれか
に記載の発明において、稼働台数計数手段が現在稼働中
のチェックアウト装置の稼働台数を計数し、最適稼働台
数導出手段が記憶手段に記憶されている端末識別番号の
数を計数し、その計数値に基づいて、チェックアウト装
置の最適稼働台数を導出するので、第2の報知手段は、
稼働台数と最適稼働台数との差を導出し、その差が所定
値以上である場合に、その旨を報知する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例によるマスタ・
サテライト方式のチェックアウトシステムの構成を表す
ブロック図である。このチェックアウトシステムは、1
台のコントローラ1と、1台のマスタの電子式キャッシ
ュレジスタ(以下、ECRという)20と、N台のサテ
ライトのECR21〜2Nと、M個の携帯端末31〜3M
から概略構成されている。
【0017】マスタのECR20は、コントローラ1と
光ファイバーケーブル等の信号線41を介して交信可能
に接続されるとともに、サテライトのECR21〜2N
信号線42〜4Nを介して交信可能に接続されている。ま
た、ECR20は、内部のメモリにPLU(Price Look
Up)コードに応じた品名、売価等のPLUデータがあら
かじめ記憶されている。
【0018】サテライトのECR21〜2Nは、信号線4
2〜4Nを介して自身に付されたECR番号がポーリング
・セレクティングされた時のみ、マスタのECR20
交信可能となる、いわゆるポーリング・セレクティング
方式によりECR20と交信を行う。具体的には、サテ
ライトのECR21〜2Nは、マスタのECR20にPL
Uデータを要求してそれを受信し、そのPLUデータを
用いて顧客のチェックアウト処理を行った後、新たな顧
客のチェックアウト処理が受付可能になったことを示す
チェックアウト受付信号として自身に付されたECR番
号を、チェックアウト処理が終了した顧客のPLUコー
ドに応じた売上金額や買上点数などの各種実績データと
ともにマスタのECR20へ送信する。マスタのECR
0は、自身の実績データとともに、ECR21〜2N
の実績データを累計していく。また、マスタのECR2
0は、各ECR2からチェックアウト受付信号が受信し
た場合には、その旨を当該ECR2のECR番号をコン
トローラ1に送信することにより知らせる。
【0019】M個の携帯端末31〜3Mは、チェックアウ
ト場近傍の所定の場所に置かれており、顧客が自身が購
入を希望する商品を選択し終えてチェックアウト場に来
てこの携帯端末3を所持する。携帯端末3の個数Mは、
同時に来店すると予想される顧客の数より多少多めにす
る。また、携帯端末3は、店内であればどの場所からで
もコントローラ1とポーリング・セレクティング方式に
より無線で交信できるように構成されている。
【0020】次に、図2にコントローラ1の電気的構成
のブロック図を示す。CPU(中央処理装置)5は、R
OM6に格納された制御プログラムに従って、RAM7
のワークエリアやフラグを用いて処理を行うことによ
り、コントローラ各部を制御する。RAM7には、図3
に示す順番待ちテーブル7aが設けられており、携帯端
末31〜3Mのそれぞれに付された端末番号がファースト
イン・ファーストアウト方式で記憶される。図3におい
て、値0は、端末番号が記憶されていないことを示して
いる。上記順番待ちテーブル7aに記憶される端末番号
は、チェックアウト処理を要求する顧客が自身が所持す
る携帯端末3の精算要求スイッチ18(後述)を操作す
ることにより、チェックアウト処理を要求することを示
すチェックアウト要求信号として携帯端末3から無線で
送信され、コントローラ1が受信して記憶するものであ
る。
【0021】ECR交信部8は、マスタのECR20
の交信に用いられる。無線送信部9は、CPU5から供
給される各種データを変調して無線で携帯端末31〜3M
に送信する。無線受信部10は、携帯端末31〜3Mから
無線で送信された無線データを受信してCPU5が解読
できるデータに復調する。コントローラ1は、常時ポー
リング・セレクティング方式によりポーリング信号を携
帯端末31〜3Mに送信している。したがって、携帯端末
1〜3Mは、自身に付された端末番号がポーリング・セ
レクティングされた時のみ、コントローラ1と交信可能
となる。
【0022】次に、図4に携帯端末3の電気的構成のブ
ロック図を示す。CPU11は、ROM12に格納され
た制御プログラムに従って、RAM13のワークエリア
やフラグを用いて処理を行うことにより、携帯端末各部
を制御する。ROM12には、上記制御プログラムの
他、自身に付された端末番号も記憶されている。無線送
信部14は、CPU11から供給される各種データを変
調して無線でコントローラ1に送信する。無線受信部1
5は、コントローラ1から無線で送信された無線データ
を受信してCPU11が解読できるデータに復調する。
【0023】表示部16は、CPU11から転送される
数字データが表示される。この数字データは、この携帯
端末3を所持している顧客がチェックアウト処理を受け
るECR3のECR番号等である。ブザー17は、CP
U11から転送される呼出データに基づいてブザー音を
発生する。精算要求スイッチ18は、顧客がチェックア
ウト処理を要求するために操作するものであり、CPU
11がこの精算要求スイッチ18がオンされたか否かを
常時監視している。
【0024】このような構成において、まず、マスタの
ECR20の処理について図5のフローチャートを参照
して説明する。ステップSA1では、チェックアウト処
理(精算処理)が受付可能なECR2があるか否かを判
断する。この判断は、自身を含めたECR20〜2N
ら、新たな顧客のチェックアウト処理を受付可能である
ことを示すチェックアウト受付信号が供給されたか否か
を判断して行う。この実施例においては、チェックアウ
ト受付信号は、ECR番号であり、たとえば、各ECR
のキャッシャーが、一人の顧客の商品登録処理を終了し
て〔預/現計〕キーを操作することにより発生される。
【0025】ステップSA1の判断結果が「YES」の
場合には、ステップSA2へ進む。ステップSA2で
は、供給されたECR番号を信号線41を介してコント
ローラ1に送信した後、ステップSA1へ戻る。いっぽ
う、ステップSA1の判断結果が「NO」の場合、すな
わち、ECR20〜2NからECR番号が供給されなかっ
た場合には、ステップSA3へ進む。ステップSA3で
は、サテライトのECR21〜2Nとの交信、あるいはE
CRとしてのチェックアウト処理等の他の処理を行った
後、ステップSA1へ戻る。
【0026】次に、コントローラ1のCPU5の処理に
ついて図6のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、ステップSB1では、無線受信部15によって携帯
端末31〜3Mのいずれかから送信されたチェックアウト
処理を要求することを示すチェックアウト要求信号とし
ての端末信号を受信したか否かを判断する。この判断結
果が「YES」の場合には、ステップSB2へ進む。
【0027】ステップSB2では、図3に示す順番待ち
テーブル7aを検索して、値0が記憶されている記憶エ
リアの内、最もアドレスが小さい記憶エリアに、受信し
た端末番号を記憶する。順番待ちテーブル7aには、上
述したように、ファーストイン・ファーストアウト方式
で端末番号が記憶され、また、端末番号が記憶されてい
ない記憶エリアには、値0が記憶されているので、ステ
ップSB2では、上記処理が行われるのである。そし
て、ステップSB3へ進む。
【0028】また、ステップSB1の判断結果が「N
O」の場合、すなわち、無線受信部15によって携帯端
末31〜3Mのいずれかから送信された端末番号を受信し
なかった場合にも、ステップSB3へ進む。ステップS
B3では、ECR交信部8が、マスタのECR20から
信号線41を介してあるECR2で新たな顧客のチェッ
クアウト処理を受付可能であることを示す当該ECR2
のECR番号を受信したか否かを判断する。この判断結
果が「YES」の場合には、ステップSB4へ進む。
【0029】ステップSB4では、順番待ちテーブル7
aの最もアドレスの小さい記憶エリアに記憶されている
端末番号を読み出すとともに、順次アドレスが1つ大き
い記憶エリアに記憶されている端末番号をアドレスが1
つ小さい記憶エリアにシフトさせ、アドレスが最も大き
い記憶エリアに値0を記憶した後、ステップSB5へ進
む。
【0030】ステップSB5では、無線送信部9を制御
して、ステップSB4で読み出した端末番号の携帯端末
3へ、ステップSB3で受信したECR番号を送信させ
た後、ステップSB1へ戻る。また、ステップSB3の
判断結果が「NO」の場合、すなわち、ECR交信部8
が、マスタのECR20から信号線41を介してどのEC
R番号も受信しなかった場合にも、ステップSB1へ戻
る。
【0031】次に、携帯端末3のCPU11の処理につ
いて図7のフローチャートを参照して説明する。まず、
顧客は、自身が購入を希望する商品を選択し終えてチェ
ックアウト場に来て携帯端末3を所持し、チェックアウ
ト処理を要求するために精算要求スイッチ18を操作す
ると、CPU11は、図7に示す処理をスタートさせ
る。まず、ステップSC1では、精算要求スイッチ18
がオンされたことを検出して、ROM12に記憶されて
いる端末番号を読み出した後、無線送信部14を制御し
て、読み出した端末番号をチェックアウト処理を要求す
ることを示すチェックアウト要求信号としてコントロー
ラ1へ送信させる。そして、ステップSC2へ進む。
【0032】ステップSC2では、無線受信部15にお
いてコントローラ1から送信されたECR番号を受信し
たか否かを判断する。この判断結果が「NO」の場合に
は、同判断を繰り返す。そして、無線受信部15におい
てECR番号を受信した場合には、ステップSC2の判
断結果が「YES」となり、CPU11は、ステップS
C3へ進む。
【0033】ステップSC3では、ブザー17に呼出デ
ータを転送して、ブザー音を発生させた後、ステップS
C4へ進む。これにより、この携帯端末3を所持してい
る顧客は、自身のチェックアウト処理の順番が来たこと
を知ることができる。ステップSC4では、ステップS
C2で受信したECR番号を表示部16に転送して表示
させた後、一連の処理を終了する。
【0034】これにより、顧客は、表示部16に表示さ
れたECR番号によって自分がどのECR2でチェック
アウト処理が受けられるかを知ることができるので、た
とえば、チェックアウト場で携帯端末3を元のところに
戻した後、そのECR番号が付されたECR2のところ
へ出向き、チェックアウト処理を受ける。また、顧客
は、携帯端末3の表示部16にこれからチェックアウト
処理を受けるECR2のECR番号が確かに表示されて
いることを確認してもらうために、キャッシャーに携帯
端末3を渡した後、チェックアウト処理を受ける。
【0035】以上説明したように、上述した一実施例に
よれば、自身が購入を希望する商品を一通り選択し終え
た顧客は、チェックアウト場で携帯端末3を手に取り、
精算要求スイッチ18を操作した後は、自分のチェック
アウト処理の順番が来るまで、店内のどの場所にいても
よい。したがって、それまでの間、他の商品を見て新た
に購入を希望する商品を追加したりするなど自由に行動
できる。
【0036】以上、本発明の実施例を図面を参照して詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。たとえば、上述した
一実施例においては、携帯端末3は、現段階では高価で
あるので、チェックアウト場近傍の所定の場所に置き、
商品を選択し終えた顧客のみに携帯させる例を示した
が、これに限定されない。たとえば、店の入り口近傍に
携帯端末3を置き、顧客の来店時に店内買物カゴととも
に、所持してもらうようにしたり、あるいは図8に示す
ように、店内買物カゴ19の装着部19aを設け、その
装着部19aに携帯端末3を収納可能に構成してもよ
い。
【0037】このようにすれば、顧客は、来店時に入り
口近傍に置かれた携帯端末3および通常の店内買物カ
ゴ、あるいは店内買物カゴ19を手に取って自身が購入
を希望する商品を選択しながら店内を巡った後、チェッ
クアウト処理を受け、それから携帯端末3および通常の
店内買物カゴ、あるいは店内買物カゴ19を返却すれば
よい。すなわち、顧客は、上述した一実施例のように、
自身が購入を希望する商品を選択し終えた後、チェック
アウト場に出向いて携帯端末3を所持し、それから再び
商品陳列棚まで戻り、チェックアウト処理を受ける前に
携帯端末3を元の所に戻すといった手順を取らなくてす
む。
【0038】また、上述した一実施例においては、EC
R2のいずれかで1人の顧客のチェックアウト処理が終
了すると、次にチェックアウト処理する顧客が携帯端末
3で呼び出される例を示したが、このような構成では、
その携帯端末3で呼び出された顧客が対応するECR2
に到達するまでの時間が無駄になる。そこで、各ECR
2のレーン毎に、現在チェックアウト処理を受けている
顧客以外に、チェックアウト処理を希望する顧客に常時
2〜3人ずつ並んでもらうようにするとともに、コント
ローラ1が各ECR2毎にチェックアウト処理を待って
いる顧客の人数を管理し、現在チェックアウト処理を受
けている顧客のチェックアウト処理が終了した時点で、
次の顧客を携帯端末3で呼び出すようにしてもよい。
【0039】さらに、上述した一実施例においては、本
発明をマスタ・サテライト方式のチェックアウトシステ
ムに適用した例を示したが、これに限定されず、たとえ
ば、マスタECR2に代えて、ストアコントローラを設
け、ストアコントローラ方式のチェックアウトシステム
に適用してもよい。要するに、各ECR2においてチェ
ックアウト処理の受付が可能であることを携帯端末3に
送信できる構成であればどのような構成でもよい。
【0040】加えて、上述した一実施例においては、マ
スタのECR20とコントローラ1とを別体に設けた例
を示したが、これに限定されず、マスタのECR20
コントローラ1とを一体に構成してもよい。このような
構成によれば、信号線41が不要になるとともに、店内
のスペースを有効に利用できる。また、上述した一実施
例においては、各ECR2は、新たな顧客のチェックア
ウト処理を受付可能であることを示すチェックアウト受
付信号としてそれぞれに付されたECR番号をマスタの
ECR20に送信する例を示したが、これに限定され
ず、どのような信号でもよい。というのは、上述した実
施例においては、各ECR2とマスタのECR20との
交信にポーリング・セレクティング方式を採用してお
り、マスタのECR20は、受信した信号がどのECR
2から送信された信号であるかを把握しているからであ
る。
【0041】さらに、上述した一実施例においては、チ
ェックアウト受付信号は、各ECRにおいて一人の顧客
のチェックアウト処理が終了した時点でマスタのECR
0に送信する例を示したが、これに限定されない。た
とえば、各ECR2においてチェックアウト処理を行う
キャッシャーがECR2の操作部に設けられた所定のキ
ーを操作することにより、チェックアウト受付信号をマ
スタECR20へ送信するようにしてもよい。
【0042】また、各ECR2において、チェックアウ
ト処理モードに設定されているが、何らかの理由でチェ
ックアウト処理中でないことが所定時間連続した場合
に、自動的にチェックアウト受付信号をマスタECR2
0へ送信するようにしてもよい。このようにすれば、E
CR2を始動した際でも自動的にチェックアウト受付信
号をマスタECR20へ送信することができる。
【0043】さらに、上述した一実施例においては、携
帯端末3には、精算要求スイッチ18のみが設けられて
いる例を示したが、これに限定されず、表示部16およ
びブザー17によってチェックアウト処理が受けられる
旨が報知された場合に、それに応答するためのスイッチ
を設け、そのスイッチが操作されると、上記報知を了解
した旨の了解信号をコントローラ1へ送信するように構
成してもよい。
【0044】この場合、コントローラ1は、顧客を呼び
出すべく端末番号を送信した携帯端末3からの上記了解
信号が受信されない場合には、上記端末番号の送信を所
定回数繰り返し、それでも了解信号が受信されない場合
には、当該携帯端末3の呼出をキャンセルし、次の端末
番号の携帯端末3を呼び出すようにする。このように構
成すれば、呼び出した顧客が対応するECR2になかな
か現れなくて、チェックアウト処理が停滞してしまうと
いう不都合はなくなる。
【0045】次に、上述した一実施例の第1の変形例に
ついて説明する。まず、コントローラ1は、順番待ちテ
ーブル7aに記憶されている端末番号の数を定期的に計
数し、その計数値および過去の統計等に基づいて、現在
チェックアウト処理を希望している顧客の数に最適なE
CR2の最適稼働台数を導出した後、導出した最適稼働
台数を定期的にマスタのECR20に送信する。マスタ
のECR20は、最適稼働台数が送信されると、ブザー
等によってマスタのECR20においてチェックアウト
処理を行っているキャッシャーに報知するとともに、店
員用表示部に最適稼働台数を表示する。
【0046】このように構成すれば、従来のように、店
長等の売場責任者が顧客の混み具合を常時判断してEC
R2の稼働台数を調整する必要がなく、常時マスタのE
CR20のキャッシャーが最適稼働台数を把握すること
ができるので、迅速な対応がとれ、顧客から不満が続出
するという事態は避けられる。なお、上述した第1の変
形例において、コントローラ1が定期的に最適稼働台数
を導出するのではなく、端末番号の計数値とECR2の
最適稼働台数との関係をあらかじめ過去の統計等に基づ
いて導出しておき、テーブルとしてコントローラ1のR
OM6等にあらかじめ記憶しておいてもよい。
【0047】次に、上述した第1の変形例を改良した第
2の変形例について説明する。特開昭60−57491
号公報には、ECR2を使用する際に各キャッシャーに
付与されたキャッシャーコードが入力され、そのキャッ
シャーコードがあらかじめ割り当てられたキャッシャー
コードである場合には、マスタのECR20がそのEC
R2を稼働可能にするとともに、そのECR2が稼働中
であることを表すコードを記憶手段に記憶する技術が開
示されている。
【0048】そこで、この第2の変形例においては、上
記公報に開示された方法により、コントローラ1が現在
稼働中のECR2のECR番号をRAM7に常時記憶
し、RAM7に記憶されたECR番号から現在稼働中の
ECR2の稼働台数を計数する。また、コントローラ1
は、上述した第1の変形例と同様な方法により、ECR
2の最適稼働台数を導出する。
【0049】そして、コントローラ1は、上記稼働台数
および上記最適稼働台数を定期的にマスタのECR20
に送信する。マスタのECR20は、上記稼働台数およ
び上記最適稼働台数が送信されると、ブザー等によって
マスタのECR20のキャッシャーに報知するととも
に、店員用表示部に上記稼働台数および上記最適稼働台
数、あるいはそれらに加えて、稼働台数と最適稼働台数
との差を表示(場合によっては印字)する。このように
構成すれば、上述した第1の変形例に比べて、より一層
容易に現在の稼働台数が最適であるか否かをキャッシャ
ーが判断できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チェックアウト処理が順番に行われるので、従来のよう
な並んだレーンによる不公平がなくなる。また、顧客は
並ぶ必要がないので、その間商品陳列場に滞在すること
になり、販売機会が増加する。また、キャッシャーもレ
ーンに長い行列ができないので、せかされた感じを受け
ずに落ち着いてチェックアウト処理を行うことができ、
登録ミス等が少なくなる。また、顧客は、自身が所持し
ている報知手段によって自分のチェックアウト処理の順
番が来たことが報知されるので、チェックアウト場まで
出向いて自分が呼ばれているかを確認しなくてもすむ。
さらに、顧客は、携帯端末の報知手段によって装置識別
番号が報知されるので、遠回りせずに、短時間で目的の
チェックアウト装置に到達できる。さらに、請求項3記
載の発明によれば、顧客は、店内で必ず所持する店内買
物カゴを持てば、携帯端末を持ったことになり、負担が
少ない。加えて、請求項4および5記載の発明によれ
ば、チェックアウト処理を待っている顧客の数に応じて
チェックアウト装置の最適稼働台数、あるいは現在稼働
中の稼働台数との差が報知されるので、従来のように、
店長等の売場責任者が常時顧客の数を把握していなくて
も、チェックアウト装置の台数が現在稼働中の稼働台数
でよいか否かを容易に判断できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるチェックアウトシステ
ムの構成を表すブロック図である。
【図2】コントローラ1の電気的構成を表すブロック図
である。
【図3】順番待ちテーブル7aの構成の一例を示す図で
ある。
【図4】携帯端末3の電気的構成を表すブロック図であ
る。
【図5】マスタのECR20の処理を表すフローチャー
トである。
【図6】コントローラ1のCPU5の処理を表すフロー
チャートである。
【図7】携帯端末3のCPU11の処理を表すフローチ
ャートである。
【図8】店内買物カゴ19の装着部19aに携帯端末3
を装着した一例を示す図である。
【符号の説明】
1 コントローラ 20〜2N ECR 31〜3M 携帯端末 5,11 CPU 6,12 ROM 7,13 RAM 7a 順番待ちテーブル 8 ECR交信部 9,14 無線送信部 10,15 無線受信部 16 表示部 17 ブザー 18 精算要求スイッチ 19 店内買物カゴ 19a 装着部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェックアウト場に配設されるととも
    に、それぞれ装置識別番号が付与され、新たな顧客のチ
    ェックアウト処理が受付可能であることを示すチェック
    アウト受付信号を出力する複数台のチェックアウト装置
    と、 それぞれ端末識別番号が付与されるとともに、チェック
    アウト処理を要求するための操作手段と、該操作手段の
    操作に応じてチェックアウト処理を要求することを示す
    チェックアウト要求信号を送信する第1の送信手段と、
    前記装置識別番号を受信する第1の受信手段と、該第1
    の受信手段によって受信された装置識別番号を報知する
    報知手段とをそれぞれ有する複数の携帯端末と、 該複数の携帯端末からそれぞれ送信されたチェックアウ
    ト要求番号を受信する第2の受信手段と、前記チェック
    アウト要求信号を送信してきた携帯端末の端末識別番号
    を検出する第1の検出手段と、該第1の検出手段によっ
    て検出された端末識別番号が複数記憶される記憶手段
    と、前記チェックアウト受付信号を出力したチェックア
    ウト装置の装置識別番号を検出する第2の検出手段と、
    該第2の検出手段によって装置識別番号が検出された場
    合、前記記憶手段から順に端末識別番号を読み出し、そ
    の端末識別番号に対応した携帯端末に、検出された装置
    識別番号を送信する第2の送信手段とを有する制御手段
    とを具備することを特徴とするチェックアウトシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記複数台のチェックアウト装置は、マ
    スタ・サテライト方式、あるいはストアコントローラ方
    式で構成されるとともに、マスタ、あるいはストアコン
    トローラは、前記制御手段と一体に構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のチェックアウトシステム。
  3. 【請求項3】 各携帯端末は、小売店内で用いられる店
    内買物カゴに装着可能に構成されていることを特徴とす
    る請求項1または2記載のチェックアウトシステム。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に記憶されている端末識別
    番号の数を計数し、その計数値に基づいて、チェックア
    ウト装置の最適稼働台数を導出する最適稼働台数導出手
    段と、該最適稼働台数導出手段によって導出された最適
    稼働台数を報知する第1の報知手段とを具備することを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のチェッ
    クアウトシステム。
  5. 【請求項5】 現在稼働中のチェックアウト装置の稼働
    台数を計数する稼働台数計数手段と、前記記憶手段に記
    憶されている端末識別番号の数を計数し、その計数値に
    基づいて、チェックアウト装置の最適稼働台数を導出す
    る最適稼働台数導出手段と、前記稼働台数と前記最適稼
    働台数との差を導出し、前記差が所定値以上である場合
    に、その旨を報知する第2の報知手段とを具備すること
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のチェ
    ックアウトシステム。
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