JP2000207371A - メモリライト方式 - Google Patents

メモリライト方式

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JP2000207371A
JP2000207371A JP11010587A JP1058799A JP2000207371A JP 2000207371 A JP2000207371 A JP 2000207371A JP 11010587 A JP11010587 A JP 11010587A JP 1058799 A JP1058799 A JP 1058799A JP 2000207371 A JP2000207371 A JP 2000207371A
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JP
Japan
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write
memory
cell
request
data
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Pending
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JP11010587A
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English (en)
Inventor
Takashi Shiozawa
孝志 塩澤
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルIDの保持時間の減少を可能にできるメ
モリライト方式を提供すること。 【解決手段】 プロセッサ120からメモリ104にラ
イト要求が発行されると、プロセッサ120からセル1
00にメモリアドレスとリクエスト情報とプロセッサI
Dデータを送出する。セル100でセルIDとライトI
Dを生成し、メモリアドレスとリクエスト情報とライト
IDをアドレスバス10経由でメモリ104に送出する
とともに、ライトIDとデータをデータバス11経由で
メモリ104に送出する。メモリアドレスとリクエスト
情報とセルIDをアドレスバス10への送出と同時に、
セルIDのエントリに格納されている情報を読み出し
て、使用中のセルIDをアドレスバスに送出するのと同
時にセルIDのエントリに格納されている情報を読み出
して、使用中のセルIDを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のセルがメ
モリを共有し、セルとメモリを接続するアドレスバスと
データバスを別に持つシステムにおいて適用され、ライ
ト要求が発行されたときにセルIDとは別にライトID
を生成し、メモリに送出するときにセルIDをライトI
Dに差し替えるようにして、セルIDの保持時間を減少
するようにして、セルIDに対応するリクエスト情報を
格納するリクエストアドレスバッファのエントリ数を減
少できるようにしたメモリライト方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、後述するこの発明のメモリライ
ト方式の構成を示すブロック図であるが、従来のメモリ
ライト方式を説明するために、この図1を援用して述べ
ると、この図1に示すような複数のセル100〜103
がメモリ104を共有し、アドレスバス10とデータバ
ス11を別に持つようにシステム構成されている。セル
100〜103はそれぞれプロセッサ120〜123,
124〜127,128〜131、132〜135によ
り制御されるようにしている。
【0003】このような従来のメモリライト方式におい
て、メモリ104へのデータの書き込み、読み出しは図
7に示すように行われている。すなわち、プロセッサ1
20からメモリ104にライト要求が発行されると、プ
ロセッサ120からセル100のエントリ生成手段20
3にメモリアドレスとリクエスト情報とプロセッサID
を送出し、セル100のライトデータバッファ201に
ライトデータを送出する。セル100のエントリ生成手
段203でセルID(図中CIDで示す)を生成し、メ
モリアドレスとリクエスト情報とセルIDをアドレスバ
ス10経由でメモリ104に送出するとともに、プロセ
ッサ120から受けたライトデータとセルIDをデータ
バス11経由でメモリ104に送出する。
【0004】メモリ104において、セル100のアド
レスバス10とデータバス11から受けたセルIDが一
致したら、メモリ104にセル100からデータバスを
経由して受けたデータを書き込み、メモリ104でデー
タの書き込みが終了すると、メモリ104から終了リプ
ライとセルIDをアドレスバス10経由でセル100に
送出する。終了リプライとセルIDを受けたセル100
は、セル100のセルIDのエントリに格納されている
情報を読み出し、使用中のセルIDを解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のメモリライ
ト方式では、終了リプライが返却されるまでセル100
のリクエストアドレスバッファを明け渡すことができ
ず、リクエストアドレスバッファを余分に持たなくては
ならないという課題があった。また、リクエストアドレ
スバッファのエントリ数を抑制することができる反面、
後述するこの発明によるセルIDの保持期間が短縮され
る状態の説明図である図4に示すように、同一IDを再
利用することができるので、メモリで同一セルIDを持
つトランザクションが2個以上存在する場合があると、
不正データをメモリに書き込むおそれがある。
【0006】なお、特公平07−43680号公報(デ
ータ転送制御装置)には、情報処理システム内の主記憶
装置と周辺装置とのデータ転送を制御する際に、主記憶
装置へのリクエストコマンドに対する主記憶装置からの
リプライ情報の不正を検出することが開示されている。
また、特開平05−120237号公報(情報処理装置
間のデータ通信方式)には、第1の情報処理装置の要求
情報エントリにユーザのプロセスIDを記録する領域と
要求の状態を記録する領域を設け、入出力部に要求数カ
ウンタを付加し、第2の情報処理装置に共有メモリを設
け、これらの情報処理装置間でプロセスIDを通知する
ことにより、共有メモリを介して相手装置に前回の要求
を待たずに次の要求を連続的に送ることが開示されてい
る。しかし、これらの公報は、いずれも上記従来の課題
の解決策が示されておらず、上記課題策を示唆すらしな
いものである。
【0007】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、セルIDの保持時間の減少と、セ
ルIDに対応するリクエスト情報を格納するメモリ内の
リクエストアドレスバッファのエントリ数の削減と、ハ
ードウェアの削減が可能となるとともに、セルIDのビ
ット数の減少可能に伴うLSIのピン数を削減すること
ができ、かつ不正データのメモリへの書き込みを防止す
ることができるメモリライト方式を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明のメモリライト方式は、単一のメモリと、
プロセッサから上記メモリにライト要求が発行されると
上記プロセッサから送出されるメモリアドレスとリクエ
スト情報とプロセッサIDとを入力してセルIDとライ
トIDを生成し、このライトIDと上記メモリアドレス
と上記リクエスト情報とをアドレスバス経由で上記メモ
リに送出するとともに、上記ライトIDと上記メモリア
ドレスと上記リクエスト情報とを上記アドレスバスへの
送出と同時に上記セルIDのエントリに格納されている
情報を読み出して使用中のセルIDを解除し、上記プロ
セッサからデータが送出されると、上記ライトIDと上
記ライトデータをデータバスに送出するセルとを備える
ことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、プロセッサからメモリ
にライト要求が発行されると、プロセッサからセルにメ
モリアドレスとリクエスト情報とプロセッサIDを送出
する。このとき、プロセッサからセルにデータを送出す
る。セルでは、これらのメモリアドレスとリクエスト情
報とプロセッサIDが送出されると、セルIDとライト
IDを生成し、このライトIDとメモリアドレスとリク
エスト情報とをアドレスバスを通してメモリに送出する
とともに、このセルで生成したライトIDとライトデー
タをデータバスに送出する。また、メモリアドレスとリ
クエスト情報とライトIDとをアドレスバス経由でメモ
リに送出するのと同時にセルIDのエントリに格納され
ている情報を読み出して、使用中のセルIDを解除す
る。
【0010】したがって、この発明では、セルIDの保
持時間の減少と、セルIDに対応するリクエスト情報を
格納するメモリにおけるリクエストアドレスバッファの
エントリ数の削減と、ハードウェアの削減が可能となる
とともに、セルIDのビット数の減少可能に伴うLSI
のピン数を削減することができ、かつ不正データのメモ
リへの書き込みを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明によるメモリライ
ト方式の実施の形態について図面に基づき説明する。図
1はこの発明の第1実施の形態の構成を示すブロック図
であり、複数のセル(図1では4個のセルを使用してい
る場合を図示している)が単一のメモリを共有し、セル
とメモリを接続するアドレスバスとデータバスを別に持
つシステムを構成している場合を示している。図1を参
照すると、この図1に示す第1実施の形態では、複数の
プロセッサ120〜135にバス接続されプロセッサ1
20〜135から受けたリクエストを処理するセル10
0〜103と、複数のセル100〜103にアドレスバ
ス10とデータバス11で接続され、セル100〜10
3から受けたデータをライトし、セル100〜103に
データをリードするメモリ104からなり、セル100
〜103は単一のメモリ104を共有している。
【0012】表現を変えれば、複数のプロセッサ120
〜123は、セル100を制御するようになっている。
同様にして、プロセッサ124〜127はセル101を
制御し、プロセッサ128〜131はセル102を制御
し、プロセッサ132〜135はセル103を制御する
ようになっている。セル100〜103はアドレスバス
10を通してメモリ104に接続されており、セル10
0〜103はデータバス11を通してメモリ104に接
続されている。
【0013】上記セル100〜103は同一構成を成し
ており、図2にその内部構成が詳細に示されている。こ
の図2はセル100を代表してその構成をブロック図で
示している。図2を参照すると、セル100は、プロセ
ッサ120〜123のうちの一つ、たとえば、プロセッ
サ120から受けたリクエスト情報とメモリアドレスと
プロセッサIDがバッファ211を通して入力される
と、セル内情報に変換するリクエスト処理手段202
と、リクエスト処理手段202から出力されたセル内情
報から未使用のセルIDを割り当てリードポインタ生成
手段206からの要求により使用中のセルIDを未使用
に変更するエントリ生成手段203が設けられている。
【0014】また、セル100は、リクエスト処理手段
202から出力されたセル内情報がライト要求のとき、
ライトIDを生成するライトID生成手段204と、リ
クエスト処理手段202から出力されたメモリアドレス
と、エントリ生成手段203から出力されたセルID
と、ライトID生成手段204から出力されたライトI
Dとをオアゲート212を通して受け、バッファ218
を通してアドレスバス10に送出する信号を生成するメ
モリアクセス要求生成手段205を備えている。
【0015】さらに、セル100は、メモリアクセス要
求生成手段205から受けたセル内情報がライト要求で
あるときと、メモリ104からリードリプライが発行さ
れ、バッファ213を通してリードリプライが入力され
たときにリクエストアドレスバッファ207のリードポ
インタを生成するリードポインタ生成手段206と、エ
ントリ生成手段203から出力されたセルIDをライト
ポインタとし、リードポインタ生成手段206の出力を
リードポインタとし、セル内情報を格納するリクエスト
アドレスバッファ207とを備えている。
【0016】このセル100は、また、プロセッサ12
0からライトリクエストが発行されたときに、このライ
トリクエストをバッファ214を通して受け、プロセッ
サから発行されるデータを格納し、セル100からライ
ト要求がメモリ104に発行されたときにライトID
と、リードポインタ生成手段206によりリクエストア
ドレスバッファ207から読み出されたデータとをオア
ゲート215を通して入力されることによりリードされ
るライトデータバッファ201を有する。このライトデ
ータバッファ201から読み出されたデータは、オアゲ
ート216に入力され、オアゲート216はオアゲート
215の出力とのオア論理をとってバッファ217を通
してデータバス11に送出するようにしている。
【0017】セル100は、リーでデータバッファ20
0も備えている。このリードデータバッファ200は、
メモリ104からリードリプライが発行されたときに、
メモリ104から発行されるデータをデータバス11、
バッファ213を通して格納し、リクエストアドレスバ
ッファ207からプロセッサIDがリードされたとき
に、このデータがリードされるようにしている。
【0018】次に、図1で示したメモリ104の内部構
成について図3を参照して説明する。この図3はメモリ
104の内部構成を詳細に示したブロック図である。こ
の図3において、メモリ104は、データバス11から
ライトIDをバッファ312を通してライトポインタ生
成手段300に入力されるようになっており、このライ
トポインタ生成手段300がライトIDを受け取ると、
このライトIDとライトデータを格納するようになって
いる。
【0019】メモリ104は、セルからアドレスバス1
0、バッファ311を通り、入力した情報を格納するリ
クエストアドレスバッファ304と、セルからデータバ
ス11を通り、バッファ312を経て入力したデータを
格納するライトデータバッファ302と、セルからデー
タバス11を通り、このバッファ312を経て入力した
ライトIDを格納するライトIDバッファ303を含ん
でいる。また、メモリ104は、リクエストアドレスバ
ッファ304からFIFOで出力されたライトIDとラ
イトIDバッファ303に格納されるすべてのライトI
Dを比較し、一致したライトIDをライトIDバッファ
303に格納する順序保証手段305を備えている。
【0020】順序保証手段305は、ライトIDバッフ
ァ303と同一エントリのライトデータバッファ302
に格納されるライトデータを読み出して、そのライトデ
ータバッファ302から読み出したデータをバッファ3
13経由で後述するように、メモリ306に格納するよ
うにしている。上記リクエストアドレスバッファ304
の先頭に格納されているメモリアドレスとセル内情報を
メモリアクセス発行手段307に出力するようになって
いる。メモリアクセス発行手段307に入力されたセル
内情報がライト時に、順序保証手段305でID一致検
出時にメモリアドレスをライトポインタにして、上記ラ
イトデータバッファ302から読み出したライトデータ
をバッファ313経由でメモリ306に書き込むように
なっている。
【0021】メモリ306に書き込まれたデータの読み
出し時には、メモリアクセス発行手段307に入力され
るリクエストアドレスバッファ304からのセル内情報
のリード時に、メモリアクセス発行手段307がメモリ
リードデータをライトポインタとしてメモリ306に出
力するようになっている。メモリ306にメモリリード
データが入力されることにより、メモリ306からリプ
ライデータが読み出されてバッファ314を通してリー
ドデータバッファ301に格納され、さらにこのリード
データバッファ301からオアゲート315に出力され
るようになっている。オアゲート315には、リクエス
トアドレスバッファ304からIDが入力されるように
なっており、このオアゲート315はIDとリプライデ
ータとのオア論理をとって、バッファ316を経てデー
タバス11に出力するようになっている。
【0022】次に、以上のように構成されたこの発明に
よる第1実施の形態の動作について説明する。まず、こ
の第1実施の形態の理解を容易にするために、図2で示
したセル100の動作の概要から説明する。図2におい
て、プロセッサ、たとえば、プロセッサ120からリク
エスト情報とプロセッサIDとメモリアドレスが発行さ
れると、バッファ211を通してリクエスト処理手段2
02に入力されることにより、このリクエスト処理手段
202からセル内情報を生成して、エントリ生成手段2
03にこのセル内情報を出力する。セル内情報を受けた
エントリ生成手段203はリクエストアドレスバッファ
207のエントリ分だけ用意されたセルIDの未使用セ
ルIDを使用中にする。
【0023】また、リクエスト処理手段202からセル
内情報を受けたライトID生成手段204は、セル内情
報がライト命令であるとき、メモリ104内のライトI
Dバッファ303のエントリ分だけ用意されたライトI
Dを若番順に使用中にする。エントリ生成手段203で
使用中にしたセルIDをライトポインタとしてセル内情
報をリクエストアドレスバッファ207に格納する。リ
クエスト処理手段202で生成されたセル内情報とエン
トリ生成手段203で生成されたセルIDと、ライトI
D生成手段204で生成されたライトIDとをオアゲー
ト212を通してメモリアクセス要求生成手段205に
入力し、リクエスト処理手段202で生成されたセル内
情報がリード命令であるとき、メモリアクセス要求生成
手段205はメモリアドレスと、セル内情報と、セルI
Dとをバッファ218経由でアドレスバス10に送出す
る。
【0024】また、リクエスト処理手段202で生成さ
れたセル内情報がライト命令であるとき、このメモリア
クセス要求生成手段205はメモリアドレスと、セル内
情報と、ライトIDとをバッファ218を通してアドレ
スバス10に送出する。上記アドレスバス10への送出
と同時に、メモリアクセス要求生成手段205はセルI
Dとセル内情報をリードポインタ生成手段206に入力
する。リードポインタ生成手段206は、入力されるセ
ル内情報がライトであるとき、セルIDをリードポイン
タとしてリクエストアドレスバッファ207に格納され
た情報を読み出し、エントリ生成手段203に使用中の
セルID解除を要求する。
【0025】プロセッ120からライトデータが発行さ
れると、このライトデータはバッファ214を通してF
IFOのライトデータバッファ201に格納される。上
記セル内情報とライトIDが生成されるのと同一タイミ
ングで、ライトデータバッファ201を読み出し、ライ
トデータとライトID生成手段204で生成され、オア
ゲート215を通過したライトIDをオアゲート216
とバッファ217を通してデータバスに送出する。
【0026】メモリ104からデータバス11経由でリ
ードデータが返却されると、バッファ213を通してリ
ードデータバッファ200に格納される。リードデータ
と同時に返却されるセルIDをバッファ213を通して
リードポインタ生成手段206に入力する。リードポイ
ンタ生成手段206は、セルIDをリードポインタとし
てリクエストアドレスバッファ207に格納されたプロ
セッサIDを読み出し、エントリ生成手段203に使用
中のセルID解除を要求する。リクエストアドレスバッ
ファ207からプロセッサIDが読み出されたら、リー
ドデータバッファ200のデータを読み出し、バッファ
219を通してプロセッサ120に返却する。
【0027】次に、図3を用いてメモリ104の動作の
概要を説明する。アドレスバス10からメモリアドレス
と、セル内情報と、IDとをメモリ104において、F
IFOのリクエストアドレスバッファ304がバッファ
31経由で受けると、リクエストアドレスバッファ30
4に格納する。データバス11からライトIDをバッフ
ァ312経由でライトポインタ生成手段300に入力す
る。ライトポインタ生成手段300がライトデータを入
力すると、ライトIDとライトデータを格納するバッフ
ァのライトポインタを生成し、ライトデータをライトデ
ータバッファ302に格納するとともに、ライトIDを
ライトIDバッファ303に格納する。
【0028】リクエストアドレスバッファ304の先頭
にあるセル内情報がライトのとき、IDとライトIDバ
ッファ303に格納されるすべてのIDを順序保証手段
305で比較し、一致したIDが格納されるライトID
バッファ303と同一エントリのライトデータバッファ
302に格納されるライトデータを読み出す。リクエス
トアドレスバッファ304の先頭に格納されているメモ
リアドレスとセル内情報をメモリアクセス発行手段30
7に出力する。メモリアクセス発行手段307に入力さ
れたセル情報がライト時は順序保証手段305でID一
致を検出したら、メモリアクセス発行手段307はメモ
リアドレスをライトポインタにして、ライトデータバッ
ファ302から読み出したライトデータをバッファ31
3経由でメモリ306に書き込む。
【0029】メモリアクセス発行手段307に入力され
たセル内情報がリード時には、メモリアクセス発行手段
307がメモリアドレスとセル内情報を受けたら、直ち
にメモリアドレスをリードポインタにしてメモリ306
のデータを読み出す。メモリから読み出されたリードデ
ータは、バッファ314経由でリードデータバッファ3
01に格納され、さらにこのリードデータはオアゲート
315でリクエストアドレスバッファ304から送出さ
れたIDとともにオア論理をとってバッファ316経由
でデータバス11に送出する。
【0030】上記のように、ライト要求が発行されたと
きにセルIDとは別にライトIDを生成し、メモリに送
出するときにセルIDをライトIDに差し替えることに
より、図5に示すように、図7に比べてセルID(CI
D)の保持時間が減少するので、セルIDに対応するリ
クエスト情報を格納するリクエストアドレスバッファの
エントリ数を減らすことができる。これに伴い、ハード
ウエアを削減することができ、リクエストアドレスバッ
ファのエントリ数の減少によりセルIDのビット数を減
らすことができる。ひいては、LSIのピン数削減が可
能になる。
【0031】次に、この第1実施の形態の動作をさらに
詳細に説明する。図1のプロセッサ120からメモリラ
イト要求が発行され、リクエスト情報とデータがプロセ
ッサバス110経由でセル100に入力し、アドレスバ
ス10とデータバス11を経由してメモリ104にデー
タが書き込まれるときの動作について、図2と図3を用
いて動作説明をする。まず、図2を用いてセル100内
の動作説明する。プロセッサ120からは、メモリライ
トアドレスとライト情報が含まれるリクエスト情報と送
出元のプロセッサを識別するプロセッサIDとメモリラ
イトデータが発行される。
【0032】プロセッサから発行されたメモリライトア
ドレスとリクエスト情報とプロセッサIDは、バッファ
211経由でリクエスト処理手段202に入力される。
リクエスト処理手段202は、リクエスト情報とプロセ
ッサIDをセル内情報に変換し、メモリライトアドレス
とともに送出する。リクエスト処理手段202から送出
されたセル内情報は、エントリ生成手段203とライト
ID生成手段204に入力される。
【0033】セル内情報を受けたエントリ生成手段20
3は、未使用のセルIDを割り当てリクエストアドレス
バッファ207とオアゲート212に送出する。なお、
セルIDはリクエストアドレスバッファ207のエント
リ分だけ用意し、リクエストが発行されたとき未使用セ
ルIDを使用中に変え、リプライが返却されたとき使用
中のセルIDを未使用に変える。また、セル内情報を受
けたライトID生成手段204は、セル内情報がライト
であることを識別すると若番順にライトIDを割り当て
オアゲート212と215に送出する。なお、ライトI
Dは図3のライトIDバッファ303のエントリ分だけ
用意し、若番順に使用してライトIDが一巡したら再び
最初から使用する。
【0034】リクエスト処理手段202から送出された
セル内情報は、エントリ生成手段203から送出された
セルIDをライトポインタとしてリクエストアドレスバ
ッファ207に格納される。エントリ生成手段203か
ら送出されたセルIDと、ライトID生成手段204か
ら送出されたライトIDと、リクエスト処理手段202
から送出されたメモリライトアドレスとセル内情報は、
オアゲート212でオア論理をとってメモリアクセス要
求生成手段205に入力される。
【0035】メモリアクセス要求生成手段205は、セ
ル内情報がライトであることを識別すると、ライトID
をIDとして、メモリライトアドレスとセル内情報とと
もにバッファ218を経由してアドレスバス10に送出
する。このライト時は、メモリ104からライトが完了
したことを確認せずに終了することを意味する。メモリ
アクセス要求生成手段205は、セル内情報がリードで
あることを識別すると、セルIDをIDとしてバッファ
218経由でアドレスバスに送出する。
【0036】また、アドレスバス10への送出と同一タ
イミングで、セル内情報とセルIDはメモリアクセス要
求生成手段205からリードポインタ生成手段206に
入力される。リードポインタ生成手段206は、セル内
情報がライトであることを識別すると、セルIDをリー
ドポインタとしてリクエストアドレスバッファ207に
送出し、セルIDの使用権を放棄するためにエントリ生
成手段203に送出する。セルIDを受けたエントリ生
成手段203は使用中のセルIDを未使用にする。
【0037】リードポインタ生成手段206からセルI
Dを受けたリクエストアドレスバッファ207は該当す
るエントリのセル内情報とプロセッサIDを読み出す。
リクエストアドレスバッファ207から読み出されたセ
ル内情報がライトであることを識別すると、図示しない
信号線にてプロセッサIDをプロセッサに返却する。プ
ロセッサから発行されたメモリライトデータは、バッフ
ァ214を経てFIFOのライトデータバッファ201
に格納される。
【0038】また、リクエスト処理手段202から送出
されたセル内情報がライトID生成手段204によりラ
イトであることを識別すると、このライトIDとセル内
情報とがオアゲート215でオア論理をとって、ライト
データバッファ201の先頭にあるライトデータを読み
出し、オアゲート216に出力される。オアゲート21
6には、オアゲート215からのライトIDも入力さ
れ、オアゲート216でこの両者のオア論理をとり、ラ
イトIDととともにライトデータがデータバス11を通
してメモリ104に送出する。
【0039】次に、図3を用いてメモリ104内の詳細
な動作を説明する。アドレスバス10からは、メモリラ
イトアドレスと、セル内情報と、IDが入力され、デー
タバス11からは、メモリライトデータと、ライトID
が入力される。アドレスバス10から入力したメモリラ
イトアドレスと、セル内情報と、IDとは、バッファ3
11を通してFIFOのリクエストアドレスバッファ3
04に格納される。
【0040】また、データバス11から入力したライト
IDは、バッファ312を通してライトポインタ生成手
段300に入力する。ライトポインタ生成手段300
は、ライトデータバッファ302とライトIDバッファ
303のライトポインタを若番順に生成する。なお、ラ
イトポインタは若番順に使用してライトポインタが一巡
したら再び最初から使用する。ライトポインタ生成手段
300の出力をライトポインタにして、メモリライトデ
ータをライトデータバッファ302に格納するととも
に、ライトIDをライトIDバッファ303に格納す
る。
【0041】リクエストアドレスバッファ304の先頭
にあるセル内情報がライトのとき、このリクエストアド
レスバッファ304から出力されるIDと、ライトID
バッファ303に格納されているすべてのIDを順序保
証手段305に送出し、この順序保証手段305によ
り、両方のIDの一致チェックを行う。順序保証手段3
05で一致したIDが検出されると、リクエストアドレ
スバッファ304はそのIDが格納されるライトIDバ
ッファ303のエントリと同一のエントリに格納される
ライトデータバッファ302のメモリライトデータを読
み出す。
【0042】順序保証手段305でリクエストアドレス
バッファ304の先頭にあるIDとライトIDバッファ
303に格納されているすべてのIDとの一致したID
が検出されない場合は、一致するIDが発行されるまで
待つ。リクエストアドレスバッファ304の先頭にある
メモリライトアドレスとセル内情報はメモリアクセス発
行手段307に入力され、セル内情報がライト時は順序
保証手段305の結果を待つ。
【0043】順序保証手段305でID一致が検出され
ると、その結果がメモリアクセス発行手段307に入力
される。メモリアクセス発行手段307は、メモリライ
トデータをライトポインタとしてメモリ306に入力
し、ライトデータバッファ302の出力をメモリ306
に格納する。
【0044】次に、図1のプロセッサ120からメモリ
リード要求が発行され、リクエストがプロセッサバス1
10経由でセル100に入力し、アドレスバス10を経
由してメモリ104に入力し、メモリ104から読み出
したデータをデータバス11経由でセル100に入力
し、プロセッサバス110を経由してプロセッサ120
に返却されるときの詳細な動作について、図2と図3を
用いて説明をする。まず、図2を用いてセル内の動作説
明をする。プロセッサ120からは、メモリリードアド
レスとリード情報が含まれるリクエスト情報と送出元の
プロセッサを識別するプロセッサIDが発行される。
【0045】プロセッサ120から発行されたメモリリ
ードアドレスとリクエスト情報とプロセッサIDは、プ
ロセッサバス110を通してセル100のバッファ21
1経由でリクエスト処理手段202に入力される。リク
エスト処理手段202は、リクエスト情報とプロセッサ
IDをセル内情報に変換し、メモリリードアドレスとと
もに送出する。リクエスト処理手段202から送出され
たセル内情報は、エントリ生成手段203とライトID
生成手段204に入力される。
【0046】セル内情報を受けたエントリ生成手段20
3は、未使用のセルIDを割り当て送出する。なお、セ
ルIDはリクエストアドレスバッファ207のエントリ
分だけ用意し、リクエストが発行されたとき未使用セル
IDを使用中に変え、リプライが返却されたとき使用中
のセルIDを未使用に変える。また、セル内情報を受け
たライトID生成手段204は、セル内情報がリードで
あることを識別すると無視する。リクエスト処理手段2
02から送出されたセル内情報は、エントリ生成手段2
03から送出されたセルIDをライトポインタとしてリ
クエストアドレスバッファ207に格納される。
【0047】エントリ生成手段203から送出されたセ
ルIDと、リクエスト処理手段202から送出されたメ
モリリードアドレスと、セル内情報はオアゲート212
を通してメモリアクセス要求生成手段205に入力され
る。メモリアクセス要求生成手段205は、セル内情報
がリードであることを識別すると、セルIDをIDとし
て、メモリリードアドレスとセル内情報とともにバッフ
ァ218を通してアドレスバスに送出する。このアドレ
スバス送出と同一タイミングで、メモリアクセス要求生
成手段205からセル内情報とセルIDはリードポイン
タ生成手段206に入力される。リードポインタ生成手
段206は、セル内情報がリードであることを識別する
と無視する。
【0048】次に、図3を用いてメモリ104内の詳細
な動作説明をする。アドレスバス10からは、メモリリ
ードアドレスと、セル内情報と、IDとがバッファ31
1を通して入力される。このアドレスバス10から入力
したメモリリードアドレスと、セル内情報と、IDは、
FIFOのリクエストアドレスバッファ304に格納さ
れる。リクエストアドレスバッファ304の先頭にある
セル内情報とIDは順序保証手段305に入力される
が、リード時は無視される。
【0049】リクエストアドレスバッファ304の先頭
にあるメモリリードアドレスとセル内情報はメモリアク
セス発行手段307に入力される。メモリアクセス発行
手段307に入力したセル内情報がリードであれば、メ
モリアクセス発行手段307は、直ちにメモリリードデ
ータをライトポインタとしてメモリ306に入力し、メ
モリ306の内容を読み出す。
【0050】メモリ306から読み出されたリプライデ
ータはバッファ314を通してFIFOのリードデータ
バッファ301に格納される。リードデータバッファ3
01から読み出されたリプライデータはリクエストアド
レスバッファ304から送出されたIDとともにオアゲ
ート315、バッファ316を通してデータバス11を
経てセル100に送出される。
【0051】次に、図2を用いてリプライデータのセル
100内の詳細な動作説明をする。データバス11から
メモリ104のリプライデータとIDがセル100に入
力される。データバス11からリプライデータがセル1
00に入力されると、このリプライデータはバッファ2
13を通してリードデータバッファ200に入力され
る。このリプライデータはリードデータバッファ200
からバッファ219、プロセッサバス110を通してプ
ロセッサ120に返却する。また、データバス11から
IDが入力されると、このIDはバッファ213を通し
てリードポインタ生成手段206に入力される。
【0052】リードポインタ生成手段206はIDを受
けると、IDをリードポインタとしてリクエストアドレ
スバッファ207に送出し、セルIDの使用権を放棄す
るためにエントリ生成手段203にセルIDを送出す
る。セルIDを受けたエントリ生成手段203は使用中
のセルIDを未使用にする。また、リードポインタ生成
手段206にデータバス11からバッファ213を通し
て入力したIDと、メモリアクセス要求手段205から
出力したライト要求が同時に入力した場合は規則にした
がい調停を行い、順番にリクエストアドレスバッファ2
07にリードポインタを送出する。
【0053】セルIDを受けたリクエストアドレスバッ
ファ207は、該当するエントリのプロセッサIDを読
み出す。また、上記のように、リードデータバッファ2
00からリプライデータをプロセッサに返却するのと、
同一タイミングで図示しない信号線にてプロセッサID
をプロセッサに返却する。
【0054】以上で説明したように、この第1実施の形
態では、図5のようにプロセッサ120からメモリライ
ト要求が発行されるとセル100でセルID(図中CI
Dで示す)の使用権とライトID(図中WIDで示す)
の使用権を獲得し、セル100からメモリ104にリク
エストを発行する時点でセルID(CID)の使用権を
放棄し、その後のIDをライトID(WID)が賄うよ
うにしたので、図7に示すような従来のメモリライト方
式のように長いセルID(CID)の保持期間(図中モ
ザイク状で示す部分)を短縮することができ、リクエス
トアドレスバッファの容量を削減できる。また、ライト
ID(WID)を設けたことにより、図5のようにセル
ID(CID)の保持期間の短縮に伴いメモリ内で同一
IDの存在のためライトデータ不正となる問題は、図6
に示す通り同一セルID(図中CID0で示す)をユニ
ークなライトID(図中WID1で示す)に差し替える
ことができるため解決する。
【0055】なお、この第1実施の形態における効果に
関して具体的に述べると、プロセッサからのリクエスト
発行頻度を3サイクルに1回、図7のセルID(CI
D)保持期間を18サイクル、図5のセルID(CI
D)保持期間を3サイクルと仮定する。図7で示す従来
例の場合は、リクエストアドレスバッファのエントリ数
の保持期間が18サイクルなので、リクエストアドレス
バッファのエントリ数が6個必要であるが、図5に示す
この第1実施の形態の場合では、リクエストアドレスバ
ッファのエントリ数の保持期間が3サイクルなので、リ
クエストアドレスバッファのエントリ数が1個で済む。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明のメモリライト
方式によれば、ライト要求が発行されたときにセルID
とは別にライトIDを生成し、セル外に送出するときに
セルIDをライトIDに差し替えるようにしたので、従
来に比べてセルIDの保持時間が減少することができ、
セルIDに対応するリクエスト情報を格納するリクエス
トアドレスバッファのエントリ数を減らすことができ、
それに伴いハードウエアの削減が可能になり、リクエス
トアドレスバッファのエントリ数の減少によりセルID
のビット数を減らすことができ、ひいてはLSIのピン
数削減が可能になり、かつ不正データのメモリへの書き
込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるメモリライト方式の全体構成を
示すブロック図である。
【図2】図1におけるセルの内部の詳細な構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1におけるメモリの内部の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図4】この発明のメモリライト方式によるセルIDの
保持期間が短縮される状態を説明するための説明図であ
る。
【図5】この発明のメモリライト方式によるリクエスト
アドレスバッファのエントリを減少できる状態を示す説
明図である。
【図6】この発明のメモリライト方式による同一セルI
DをライトIDに差し替え可能状態の説明図である。
【図7】従来のメモリライト方式によるセルIDの保持
期間が長い状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10……アドレスバス、11……データバス、100〜
103……セル、104,306……メモリ、110…
…プロセッサバス、120〜135……プロセッサ、2
00,301……リードデータバッファ、201,30
2……ライトデータバッファ、202……リクエスト処
理手段、203……エントリ生成手段、204……ライ
トID生成手段、205……メモリアクセス要求生成手
段、206……リードポインタ生成手段、207……リ
クエストアドレスバッファ、300……ライトポインタ
生成手段、303……ライトIDバッファ、304……
リクエストアドレスバッファ、305……順序保証手
段、307……メモリアクセス発行手段。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一のメモリと、 プロセッサから上記メモリにライト要求が発行されると
    上記プロセッサから送出されるメモリアドレスとリクエ
    スト情報とプロセッサIDとを入力してセルIDとライ
    トIDを生成し、このライトIDと上記メモリアドレス
    と上記リクエスト情報とをアドレスバス経由で上記メモ
    リに送出するとともに、上記ライトIDと上記メモリア
    ドレスと上記リクエスト情報とを上記アドレスバスへの
    送出と同時に上記セルIDのエントリに格納されている
    情報を読み出して使用中のセルIDを解除し、上記プロ
    セッサからデータが送出されると、上記ライトIDと上
    記ライトデータをデータバスに送出するセルと、 を備えることを特徴とするメモリライト方式。
  2. 【請求項2】 上記セルは、上記プロセッサからリクエ
    スト情報とメモリアドレスとプロセッサIDを受けると
    セル内情報に変換し、かつメモリアドレスを出力するリ
    クエスト処理手段と、上記リクエスト処理手段から出力
    された上記セル内情報から未使用のセルIDを割り当
    て、上記セル内情報がライト要求であるときに使用中の
    セルIDを未使用に変更するエントリ生成手段と、上記
    リクエスト生成手段から出力されたセル内情報がライト
    要求のときにライトIDを生成するライトID生成手段
    と、上記リクエスト処理手段から出力されたメモリアド
    レスと上記エントリ生成手段から出力されたセルIDと
    上記ライトID生成手段から出力されたライトIDを受
    けて上記アドレスバスに送出する信号を生成するメモリ
    アクセス要求生成手段と、上記メモリアクセス要求生成
    手段から受けたセル内情報がライト要求であるときにお
    いて、上記メモリからリードリプライが発行されたとき
    にリードポインタを生成し、かつ上記エントリ生成手段
    に対して上記セルIDを未使用に変更させる要求を出力
    するリードポインタ生成手段と、上記エントリ生成手段
    から出力されるセルIDをライトポインタとして上記リ
    ードポインタ生成手段で生成されたリードポインタをリ
    ードポインタとしてセル内情報を格納するリクエストア
    ドレスバッファと、上記プロセッサからライトリクエス
    トが発行されたときに上記プロセッサから発行されるデ
    ータを格納し、かつ上記メモリへのライト要求発行時に
    格納されたデータがリードされて上記メモリに転送する
    ライトデータバッファと、上記メモリからリードリプラ
    イが発行されたときにメモリから発行されるデータを格
    納し、上記リクエストアドレスバッファからプロセッサ
    IDがリードされたときに格納されたデータがリードさ
    れて上記プロセッサに転送するリードデータバッファと
    を備えることを特徴とする請求項1記載のメモリライト
    方式。
  3. 【請求項3】 上記エントリ生成手段は、生成するセル
    IDが上記リクエストアドレスバッファのエントリ分だ
    け用意して、リクエストが発行されたときに未使用セル
    ID使用中に変え、かつ上記メモリからのリプライの返
    却時に使用中のセルIDを未使用に変えることを特徴と
    する請求項2記載のメモリライト方式。
  4. 【請求項4】 上記ライトID生成手段は、上記セル内
    情報がライトであることを識別すると上記メモリ内のラ
    イトIDバッファのエントリ分だけ用意して若番順に使
    用してライトIDが一巡後に再度最初から使用すること
    を特徴とする請求項2記載のメモリライト方式。
  5. 【請求項5】 上記ライトID生成手段は、上記セル内
    情報がリードであることを識別すると無視することを特
    徴とする請求項2記載のメモリライト方式。
  6. 【請求項6】 上記リードポインタ生成手段は、上記セ
    ル内情報がライトであることを識別すると、セルIDを
    リードポインタとして上記リクエストアドレスバッファ
    に送出してセルIDの使用を放棄するために上記エント
    リ生成手段に送出することを特徴とする請求項2記載の
    メモリライト方式。
  7. 【請求項7】 上記リードポインタ生成手段は、上記デ
    ータバスから入力したIDと上記メモリアクセス要求生
    成手段から出力されるライト要求が同時に入力した場合
    に規則にしたがい調停を行って順番に上記リクエストバ
    ッファにリードポインタを送出することを特徴とする請
    求項2記載のメモリライト方式。
  8. 【請求項8】 上記メモリは、上記セルから上記アドレ
    スバスを通してメモリアドレスとセル内情報とIDを受
    けるとFIFOで格納するリクエストアドレスバッファ
    と、上記データバスからライトIDを受けるとライトラ
    イトポインタを生成するライトポインタ生成手段と、上
    記データバス経由で入力されるライトデータを上記ライ
    トポインタで格納するライトデータバッファと、上記デ
    ータバス経由で入力されるライトIDを上記ライトポイ
    ンタで格納するライトIDバッファと、上記リクエスト
    アドレスバッファの先頭にあるセル内情報がライトのと
    きにIDと上記ライトIDバッファに格納されているす
    べてのIDを比較して、両IDの一致時に一致したID
    が格納されている上記ライトIDバッファと同一エント
    リの上記ライトデータバッファに格納されているライト
    データを読み出す順序保証手段と、上記リクエストアド
    レスバッファの先頭に格納されているメモリアドレスと
    セル内情報を入力し、このセル内情報がライト時に上記
    順序保証手段で上記IDの一致を検出するとメモリアド
    レスをライトポインタにして上記ライトデータバッファ
    から読み出したライトデータをメモリに書き込み、かつ
    上記リクエストアドレスバッファから入力された上記セ
    ル内情報がリード時の場合にはメモリアドレスとセル内
    情報を入力するとメモリアドレスをリードポインタにし
    てメモリに書き込まれたライトデータを読み出すメモリ
    アクセス発行手段と、上記メモリアクセス発行手段によ
    り上記メモリから読み出されたリードデータを格納する
    とともに、このリードデータを上記リクエストアドレス
    バッファから出力されるIDとともに上記データバスに
    転送するリードデータバッファとを備えることを特徴と
    する請求項1記載のメモリライト方式。
  9. 【請求項9】 上記ライトポインタ生成手段は、発生す
    るライトポインタを若番順に使用してライトポインタが
    一巡したら再度最初から使用することを特徴とする請求
    項8記載のメモリライト方式。
  10. 【請求項10】 上記順序保証手段は、上記リクエスト
    アドレスバッファの先頭にあるIDと一致したIDが検
    出されない場合には一致するIDが検出されるまで待機
    することを特徴とする請求項8記載のメモリライト方
    式。
  11. 【請求項11】 上記順序保証手段は、入力される上記
    リクエストアドレスバッファの先頭にあるセル内情報と
    IDをリード時に無視することを特徴とする請求項8記
    載のメモリライト方式。
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