JP2000207086A - 情報処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体

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JP2000207086A JP1053999A JP1053999A JP2000207086A JP 2000207086 A JP2000207086 A JP 2000207086A JP 1053999 A JP1053999 A JP 1053999A JP 1053999 A JP1053999 A JP 1053999A JP 2000207086 A JP2000207086 A JP 2000207086A
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信二 中嶋
Takatoshi Nakamura
隆俊 中村
Jiyunichi Rekimoto
純一 暦本
Takahiko Sueyoshi
隆彦 末吉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望の画像を容易に参照することができ、そ
れを壁紙として表示させることができる。 【解決手段】 ユーザは、壁紙画像カード100−1乃
至100−Mの壁紙画像サンプル102−1乃至102
−Mのそれぞれを参照し、所望の壁紙画像サンプル10
2を選択し、それが貼付されている壁紙画像カード10
0を取り出す。取り出された壁紙画像カード100が、
CCDビデオカメラ23により撮像されると、表示部3
には、壁紙画像サンプル102の画像が壁紙として表示
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び画像処理方法、並びに提供媒体に関し、特に、例え
ば、2次元バーコードから識別情報を取得し、その識別
情報に対応した画像を表示することができるようにした
情報処理装置および画像処理方法、並びに提供媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】図13は、図14に示すように、コンピ
ュータの表示部の最下位の階層(ディスクトップ)に表
示される画像(以下、壁紙と称する)を設定する場合に
用いられるGUI(Graphical User Interface)を表してい
る。このGUIは、リスト部A、表示部B、および設定ボ
タンCより構成され、リスト部Aには、壁紙として設定
することができる4つの画像のそれぞれの名前N−1乃
至N−4(以下、個々に区別する必要がない場合、単
に、名前Nと記載する)が表示されている。表示部Bに
は、セレクタによりセレクトされている名前N−1の画
像が縮小されて表示されている。
【0003】ユーザは、例えば、ポインティングデバイ
スを操作し、セレクタを移動させ、リスト部Aに表示さ
れる各名前Nをセレクトし、各名前Nの画像(縮小され
た画像)を表示部Bに表示させ、壁紙としてのイメージ
を得て、壁紙にすべき画像を選び出す。このようにして
壁紙にすべき画像を選び出した後、ユーザは、例えば、
選び出した画像が表示部Bに表示されている状態で(画
像の名前Nがセレクタによりセレクトされている状態
で)、設定ボタンCを操作して、その画像を壁紙に設定
する。これにより、設定された壁紙は、図14に示した
ように、表示部のディスクトップに表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、ユー
ザは、所定の画像を選択し、それを壁紙として表示部に
表示させることができるが、GUIを利用した従来の方法
では、上述したように、壁紙のイメージを得るための操
作(表示部Bに画像を表示させるための操作)や、壁紙
を設定するための操作(設定ボタンCの操作)など各種
の操作を、ユーザが行わなければならず、手間がかかる
課題があった。
【0005】また、表示部Bには、縮小された画像が表
示されるため、正確に壁紙としてのイメージを得ること
ができない課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、壁紙とする画像を容易に見つけ出せるよう
にし、壁紙として表示させることができるようにするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、所定のコードの識別情報に対応させて、基準
画像を記憶する記憶手段と、画像データを取り込む取り
込み手段と、取り込み手段により取り込まれた画像デー
タから、所定のコードの識別情報を取得する取得手段
と、取得手段により取得された識別情報に対応して記憶
手段に記憶されている基準画像の表示を制御する表示制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の画像処理方法は、所定の
コードの識別情報に対応させて、基準画像を記憶する記
憶ステップと、画像データを取り込む取り込みステップ
と、取り込みステップで取り込まれた画像データから、
所定のコードの識別情報を取得する取得ステップと、取
得ステップで取得された識別情報に対応して記憶ステッ
プで記憶された基準画像の表示を制御する表示制御ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の提供媒体は、所定のコー
ドの識別情報に対応させて、基準画像を記憶する記憶ス
テップと、画像データを取り込む取り込みステップと、
取り込みステップで取り込まれた画像データから、所定
のコードの識別情報を取得する取得ステップと、取得ス
テップで取得された識別情報に対応して記憶ステップで
記憶された基準画像の表示を制御する表示制御ステップ
とを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能
なプログラムを提供することを特徴とする。
【0010】請求項1に記載の情報処理装置、請求項2
に記載の画像処理方法、および請求項3に記載の提供媒
体においては、所定のコードの識別情報に対応させて、
基準画像が記憶され、画像データが取り込まれ、取り込
まれた画像データから、所定のコードの識別情報が取得
され、取得された識別情報に対応して記憶されている基
準画像の表示が制御される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0012】図1は、本発明を適用したパーソナルコン
ピュータ1の使用例を表している。M枚の壁紙画像カー
ド100−1乃至100−M(以下、壁紙画像カード1
00−1乃至100−Mを、個々に区別する必要がない
場合、単に壁紙画像カード100と記述する。他の場合
においても同様である)は、名刺状のカードである。壁
紙画像カード100−1の左側には、2次元バーコード
101−1が貼付(印刷を含む)され、右側には、壁紙
画像サンプル102−1として、風景や人物の画像が描
かれている。壁紙画像カード100−2乃至100−M
のそれぞれにも、壁紙画像カード100−1と同様に、
2Dコード101−2乃至101−Mのそれぞれが貼付
され、壁紙画像サンプル102−2乃至102−Mのそ
れぞれが描かれている。
【0013】2Dコード101には、図2に示すよう
に、1ブロックを1単位とし、縦方向が9.5ブロック
分の長さで、横方向が7ブロック分の長さの長方形の範
囲内に、セル部Aとロゴ部Bが1ブロック分離して配置
されている。セル部Aには、縦方向と横方向が共に、7
ブロック分の長さの正方形の範囲内に、方形のセルが2
次元的にパターン化され、配置されている。すなわち、
ここには、2Dコード101の識別情報(以下、2Dコ
ードIDと称する)がコード化されている。ロゴ部Bに
は、縦方向が1.5ブロック分の長さで、横方向が7ブ
ロック分の長さの大きな長方形のセルが配置され、そこ
は、例えば、壁紙画像サンプル102のタイトルが記載
される。
【0014】パーソナルコンピュータ1は、ノート型パ
ーソナルコンピュータで、シャッタボタン10の操作に
従って、撮像を開始するCCDビデオカメラ23が表示
部3に設けられている。パーソナルコンピュータ1は、
壁紙画像カード100の2Dコード101に対応した所
定の画像(壁紙画像サンプル102のを、そのままディ
スクトップに壁紙として表示させる動作を実行する。
【0015】次に、パーソナルコンピュータ1の表示部
3に表示されている壁紙Aを、図3に示す壁紙Bに変更
する場合の動作の概略を説明する。ユーザAは、壁紙画
像カード100−1乃至100−Mの壁紙画像サンプル
102−1乃至102−Mのそれぞれを参照し、図3に
示した壁紙Bの壁紙画像サンプル102−1が貼付され
ている壁紙画像カード100−1を取り出す。
【0016】ユーザAが、取り出した壁紙画像カード1
00−1をCCDビデオカメラ23に提示し、シャッタ
ボタン10を操作して、その画像をCCDビデオカメラ
23により、パーソナルコンピュータ1に取り込ませ
る。これにより、パーソナルコンピュータ1において、
取り込まれた画像データから、壁紙画像カード100−
1の2Dコード101−1が認識され、それに対応して
予め記憶されている画像、すなわち、壁紙画像サンプル
102−1の画像が読み出される。これにより、図3に
示した壁紙Bが、壁紙Aに代わりパーソナルコンピュー
タ1の表示部3に表示される。
【0017】次に、図4乃至図9を参照して、本発明を
適用した携帯型パーソナルコンピュータの構成例を説明
する。このパーソナルコンピュータ1は、ミニノート型
のパーソナルコンピュータとされ、基本的に、本体2
と、本体2に対して開閉自在とされている表示部3によ
り構成されている。図4は、表示部3を本体2に対して
開いた状態を示す外観斜視図、図5は、図4の平面図、
図6は、表示部3を本体2に対して閉塞した状態を示す
左側側面図、図7は、表示部3を本体2に対して180
度開いた状態を示す右側側面図、図8は、図6の正面
図、図9は、図7の底面図である。
【0018】本体2には、各種の文字や記号などを入力
するとき操作されるキーボード4、マウスカーソルを移
動させるときなどに操作されるトラックポイント(商
標)5が、その上面に設けられている。また、本体2の
上面には、音を出力するスピーカ8と、表示部3に設け
られているCCDビデオカメラ23で撮像するとき操作さ
れるシャッタボタン10がさらに設けられている。
【0019】表示部3の上端部には、ツメ13が設けら
れており、図6に示すように、表示部3を本体2に対し
て閉塞した状態において、ツメ13に対向する位置にお
ける本体2には、ツメ13が嵌合する孔部6が設けられ
ている。本体2の前面には、スライドレバー7が前面に
平行に移動可能に設けられており、スライドレバー7は
孔部6に嵌合したツメ13と係合してロックし、またロ
ック解除することができるようになっている。ロックを
解除することにより、表示部3を本体2に対して回動す
ることができる。ツメ13の隣りには、マイクロホン2
4が取り付けられている。このマイクロホン24は、図
9にも示すように、背面からの音も収音できるようにな
されている。
【0020】本体2の正面にはまた、プログラマブルパ
ワーキー(PPK)9が設けられている。本体2の右側面
には、図7に示すように、排気孔11が設けられてお
り、本体2の前面下部には、図8に示すように、吸気孔
14が設けられている。さらに、排気孔11の右側に
は、PCMCIA(Personal Comuputer Memory Card Interna
tional Association)カード(PCカード)を挿入する
ためのスロット12が設けられている。
【0021】表示部3の正面には、画像を表示するLCD
(Liquid Crystal Display)21が設けられており、そ
の上端部には、撮像部22が、表示部3に対して回動自
在に設けられている。すなわち、この撮像部22は、LC
D21と同一の方向と、その逆の方向(背面の方向)と
の間の180度の範囲の任意の位置に回動することがで
きるようになされている。撮像部22には、CCDビデオ
カメラ23が取り付けられている。
【0022】表示部3の下側の本体側には、電源ランプ
PL、電池ランプBL、メッセージランプML、その他のLED
よりなるランプが設けられている。なお、図6に示す符
号40は、本体2の左側面に設けられた電源スイッチで
あり、図8に示す符号25は、CCDビデオカメラ23の
フォーカスを調整する調整リングである。さらに、図9
に示す符号26は、本体2内に増設メモリを取り付ける
ための開口部を被覆する蓋であり、符号41は、蓋26
のロックツメを外すためのピンを挿入する小孔である。
【0023】図10は、パーソナルコンピュータ1の内
部の構成例を表している。内部バス51には、CPU(Cen
tral Processing Unit)52、必要に応じて挿入される
PCカード53、RAM(Random Access Memory)54、お
よびグラフィックチップ81が接続されている。この内
部バス51は、外部バス55に接続されており、外部バ
ス55には、ハードディスクドライブ(HDD)56、I/O
(入出力)コントローラ57、キーボードコントローラ
58、トラックポイントコントローラ59、サウンドチ
ップ60、LCDコントローラ83、モデム50等が接続
されている。
【0024】CPU52は、各機能を統括するコントロー
ラであり、PCカード53は、オプションの機能を付加す
るとき適宜装着される。
【0025】グラフィックチップ81には、CCDビデオ
カメラ23で取り込んだ画像データが、処理部82で処
理された後、入力されるようになされている。グラフィ
ックチップ81は、処理部82を介してCCDビデオカメ
ラ23より入力されたビデオデータを、内蔵するVRAM8
1Aに記憶したり、壁紙画像データベース56Fに記憶
されている画像データを、さらに内蔵するVRAM81Bに
記憶し、適宜、これを読み出して、LCDコントローラ8
3に出力する。LCDコントローラ83は、グラフィック
チップ81より供給された画像データをLCD21に出力
し、表示させる。バックライト84は、LCD21を後方
から照明するようになされている。
【0026】RAM54の中には、起動が完了した時点に
おいて、電子メールプログラム(アプリケーションプロ
グラム)54A、オートパイロットプログラム(アプリ
ケーションプログラム)54B、そしてOS(基本プログ
ラム)54CがHDD56から転送され、記憶される。
【0027】電子メールプログラム54Aは、電話回線
のような通信回線等からネットワーク経由で通信文を授
受するプログラムである。電子メールプログラム54A
は、特定機能としての着信メール取得機能を有してい
る。この着信メール取得機能は、メールサーバ93に対
してそのメールボックス93A内に自分(利用者)宛の
メールが着信しているかどうかを確認して、自分宛のメ
ールがあれば取得する処理を実行する。
【0028】オートパイロットプログラム54Bは、予
め設定された複数の処理(またはプログラム)等を、予
め設定された順序で順次起動して、処理するプログラム
である。
【0029】OS(基本プログラムソフトウェア)54C
は、Windows95(商標)に代表される、コンピュータの
基本的な動作を制御するものである。
【0030】一方、外部バス55側のハードディスクド
ライブ(HDD)56には、図11に示すように、電子メ
ールプログラム56A、オートパイロットプログラム5
6B、OS(基本プログラムソフトウェア)56C、2次
元バーコードデータベース(以下、2Dコードデータベ
ースと略称する)56D、ファインダアプリケーション
プログラム(以下、FAプログラムと略称する)56
E、壁紙画像データベース56F、およびエフェクト効
果データベース56Gが記憶されている。
【0031】2Dコードデータベース56Dには、予め
登録された2次元バーコードの2DコードID、例えば、
壁紙画像カード100に貼付されている2Dコード10
1の2DコードIDが記憶されている。
【0032】FAプログラム56Eは、例えば、グラフ
ィックチップ81のVRAM81Aに記憶されている画像デ
ータから2次元バーコードを抽出し、その2DコードID
を取得する処理を実行したり、また、所定の画像を壁紙
として表示させる動作を実行する。
【0033】壁紙画像データベース56Fには、壁紙画
像カード100−1乃至100−Mのそれぞれに貼付さ
れている2Dコード101−1乃至101−Mの2Dコ
ードIDが記憶されているとともに、2Dコード101−
1乃至101−Mの2DコードIDのそれぞれに対応し
て、壁紙画像サンプル102−1乃至102−Mの画像
データが記憶されている。
【0034】ハードディスクドライブ56内のOS56
C、オートパイロットプログラム56Bおよび電子メー
ルプログラム56Aは、起動(ブートアップ)処理の過
程で、RAM54内に順次転送され、格納される。
【0035】図10に戻り、I/Oコントローラ57は、
マイクロコントローラ61を有し、このマイクロコント
ローラ61にはI/Oインタフェース62が設けられてい
る。このマイクロコントローラ61はI/Oインタフェー
ス62、CPU63、RAM64、ROM69が相互に接続され
て構成されている。このRAM64は、キー入力ステイタ
スレジスタ65、LED(発光ダイオード)制御レジスタ
66、設定時刻レジスタ67、レジスタ68を有してい
る。設定時刻レジスタ67は、ユーザが予め設定した時
刻(起動条件)になると起動シーケンス制御部76の動
作を開始させる際に利用される。レジスタ68は、予め
設定された操作キーの組み合わせ(起動条件)と、起動
すべきアプリケーションプログラムの対応を記憶するも
ので、その記憶された操作キーの組み合わせがユーザに
より入力されると、その記憶されたアプリケーションプ
ログラム(例えば電子メール)が起動されることにな
る。
【0036】キー入力ステイタスレジスタ65は、ワン
タッチ操作用のプログラマブルパワーキー(PPK)9が
押されると、操作キーフラグが格納されるようになって
いる。LED制御レジスタ66は、レジスタ68に記憶さ
れたアプリケーションプログラム(電子メール)の立上
げ状態を表示するメッセージランプMLの点灯を制御する
ものである。設定時刻レジスタ67は、所定の時刻を任
意に設定することができるものである。
【0037】なお、このマイクロコントローラ61には
バックアップ用のバッテリ74が接続されており、各レ
ジスタ65,66,67の値は、本体2の電源がオフと
されている状態においても保持されるようになってい
る。
【0038】マイクロコントローラ61内のROM69の
中には、ウェイクアッププログラム70、キー入力監視
プログラム71、LED制御プログラム72が予め格納さ
れている。このROM69は、例えばEEPROM(electricall
y erasable and programmable read only memory)で構
成されている。このEEPROMはフラッシュメモリとも呼ば
れている。さらにマイクロコントローラ61には、常時
現在時刻をカウントするRTC(Real-Time Clock)75が
接続されている。
【0039】ROM69の中のウェイクアッププログラム
70は、RTC75から供給される現在時刻データに基づ
いて、設定時刻レジスタ67に予め設定された時刻にな
ったかどうかをチェックして、設定された時刻になる
と、所定の処理(またはプログラム)等の起動をするプ
ログラムである。キー入力監視プログラム71は、PPK
9が利用者により押されたかどうかを常時監視するプロ
グラムである。LED制御プログラム72は、メッセージ
ランプMLの点灯を制御するプログラムである。
【0040】ROM69には、さらにBIOS(Basic Input/O
utput System)73が書き込まれている。このBIOSと
は、基本入出力システムのことをいい、OSやアプリケー
ションソフトウェアと周辺機器(ディスプレイ、キーボ
ード、ハードディスクドライブ等)の間でのデータの受
け渡し(入出力)を制御するソフトウェアプログラムで
ある。
【0041】外部バス55に接続されているキーボード
コントローラ58は、キーボード4からの入力をコント
ロールする。トラックポイントコントローラ59はトラ
ックポイント5の入力を制御する。
【0042】サウンドチップ60は、マイクロホン24
からの入力を取り込み、あるいは内蔵スピーカ8に対し
て音声信号を供給する。
【0043】モデム50は、公衆電話回線90、インタ
ーネットサービスプロバイダ91を介して、インターネ
ット等の通信ネットワーク92やメールサーバ93等に
接続することができる。
【0044】電源スイッチ40は、電源をオンまたはオ
フするとき操作される。半押しスイッチ85は、シャッ
タボタン10が半押し状態にされたときオンされ、全押
しスイッチ86は、シャッタボタン10が全押し状態に
されたときオンされる。反転スイッチ87は、撮像部2
2が180度回転されたとき(CCDビデオカメラ23がL
CD21の反対側を撮像する方向に回転されたとき)、オ
ンされるようになされている。
【0045】次に、壁紙を変更する場合のFAプログラ
ム56Eの処理手順を、図12のフローチャートを参照
して説明する。
【0046】ステップS1において、FAプログラム5
6E(CPU52)は、シャッタボタン10が操作される
まで、すなわち、CCDビデオカメラ23により撮像さ
れ、その結果得られた画像データが、処理部82におい
て処理され、グラフィックチップ81のVRAM81Aに記
憶されるまで待機する。
【0047】ステップS1でCCDビデオカメラ23に
より画像データが取り込まれ、VRAM81Aに画像データ
が記憶されると、ステップS2において、FAプログラ
ム56Eは、VRAM81Aに記憶されている画像データか
ら、2Dコードを抽出し、その2DコードIDを取得する
処理を実行する。2DコードIDが取得された場合、ステ
ップS3に進む。
【0048】ステップS3において、FAプログラム5
6Eは、2Dコードデータベース56Dを検索し、ステ
ップS2で取得した2DコードIDが、壁紙画像カード1
00に貼付されている2Dコード101の2DコードID
であるか否かを判定し、壁紙画像カード100の2Dコ
ード101の2DコードIDであると判定した場合、ステ
ップS4に進む。
【0049】ステップS4において、FAプログラム5
6Eは、壁紙画像データベース56Fから、2Dコード
101の2DコードIDに対応する画像データ、すなわ
ち、壁紙画像サンプル102の画像データを読み出し、
ステップS5において、LCDコントローラ83を制御
し、表示部3のLCD21のディスクトップに表示させ
る。これにより、壁紙がステップS2で取得された2D
コードIDに対応する画像に変更される。
【0050】ステップS5の処理により、2DコードID
に対応する画像が表示部3のLCD21に壁紙として表示
されたとき、ステップS2で、取り込まれた画像データ
から、2DコードIDが抽出されなかったとき、またはス
テップS3で、2Dコード101の2DコードIDではな
いと判定されたとき、ステップS1に戻り、FAプログ
ラム56Eは、シャッタボタン10が再度操作されるま
で待機する。
【0051】なお、以上においては、予め用意された壁
紙カード100を利用して、壁紙を変更する場合を例と
して説明したが、ユーザが、例えば、写真で撮った画像
を2Dコード101(2DコードID)と対応させて、壁
紙画像データベース56Fに記憶させておくことより、
その2Dコード101の画像をパーソナルコンピュータ
1に取り込ませることで、写真で撮った画像を壁紙にす
ることもできる。
【0052】また、壁紙が変更される場合、壁紙が変更
されることをユーザに示すために、効果音(所定の効果
音、または、壁紙の画像に対応する効果音)や所定の画
像を出力するようにすることもできる
【0053】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載の画像処理装置、請求項
2に記載の画像処理方法、および請求項3に記載の提供
媒体によれば、コードの識別情報に対応して基準画像を
記憶し、取り込まれた画像データからコードの識別情報
を取得し、コードの識別情報に対応した基準画像の表示
を制御するようにしたので、容易に、かつ、適切に基準
画像を選択し、表示部の最下位の階層に表示させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパーソナルコンピュータ1の
使用例を表す図である。
【図2】2次元バーコードの仕様を説明する図である。
【図3】壁紙Bを表す図である。
【図4】本発明を適用した携帯型パーソナルコンピュー
タの構成例の表示部を本体に対して開いた状態を示す外
観斜視図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図4の表示部を本体に対して閉塞した状態を示
す左側側面図である。
【図7】図4の表示部を本体に対して180度開いた状
態を示す右側側面図である。
【図8】図6の正面図である。
【図9】図7の底面図である。
【図10】図4のパーソナルコンピュータ1の内部構成
を示す図である。
【図11】図9のHDD56の構成を示す図である。
【図12】画像合成処理2Dを実行する場合のFAプロ
グラム56Eの処理手順を説明するフローチャートであ
る。
【図13】壁紙を設定するためのGUIの表示例を表す図
である。
【図14】壁紙の例を表す図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ, 3 表示部, 21
LCD, 23 CCDビデオカメラ, 52 CPU, 5
6 HDD, 81 グラフィックチップ, 83LCDコン
トローラ, 100 壁紙画像カード, 101 2
次元バーコード, 102 壁紙画像サンプル
フロントページの続き (72)発明者 暦本 純一 東京都品川区東五反田3丁目14番13号 株 式会社ソニーコンピュータサイエンス研究 所内 (72)発明者 末吉 隆彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5E501 AA03 AA30 BA05 CA04 CA08 CB02 CB10 CB14 CB15 CC03 EA05 EB05 FA14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部と本体により構成され、前記表示
    部の最下位の階層に基準画像が表示される情報処理装置
    において、 所定のコードの識別情報に対応させて、前記基準画像を
    記憶する記憶手段と、画像データを取り込む取り込み手
    段と、 前記取り込み手段により取り込まれた前記画像データか
    ら、前記所定のコードの前記識別情報を取得する取得手
    段と、 前記取得手段により取得された前記識別情報に対応して
    前記記憶手段に記憶されている前記基準画像の表示を制
    御する表示制御手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 表示部と本体により構成され、前記表示
    部の最下位の階層に基準画像が表示される情報処理装置
    の画像処理方法において、 所定のコードの識別情報に対応させて、前記基準画像を
    記憶する記憶ステップと、 画像データを取り込む取り込みステップと、 前記取り込みステップで取り込まれた前記画像データか
    ら、前記所定のコードの前記識別情報を取得する取得ス
    テップと、 前記取得ステップで取得された前記識別情報に対応して
    前記記憶ステップで記憶された前記基準画像の表示を制
    御する表示制御ステップとを含むことを特徴とする画像
    処理方法。
  3. 【請求項3】 表示部と本体により構成され、前記表示
    部の最下位の階層に基準画像が表示される情報処理装置
    に、 所定のコードの識別情報に対応させて、前記基準画像を
    記憶する記憶ステップと、 画像データを取り込む取り込みステップと、 前記取り込みステップで取り込まれた前記画像データか
    ら、前記所定のコードの前記識別情報を取得する取得ス
    テップと、 前記取得ステップで取得された前記識別情報に対応して
    前記記憶ステップで記憶された前記基準画像の表示を制
    御する表示制御ステップとを含む処理を実行させるコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムを提供することを
    特徴とする提供媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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