JP2000205569A - 電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム - Google Patents

電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム

Info

Publication number
JP2000205569A
JP2000205569A JP11007593A JP759399A JP2000205569A JP 2000205569 A JP2000205569 A JP 2000205569A JP 11007593 A JP11007593 A JP 11007593A JP 759399 A JP759399 A JP 759399A JP 2000205569 A JP2000205569 A JP 2000205569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave oven
heating
code
heated
heating condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11007593A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikao Yamada
親男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Food Products Co Ltd
Original Assignee
Nissin Food Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Food Products Co Ltd filed Critical Nissin Food Products Co Ltd
Priority to JP11007593A priority Critical patent/JP2000205569A/ja
Publication of JP2000205569A publication Critical patent/JP2000205569A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/6435Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus
    • H05B6/6441Aspects relating to the user interface of the microwave heating apparatus allowing the input of coded operation instructions, e.g. bar code reader

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食品等の被加熱物を電子レンジによって加熱
するにあたり、各被加熱物に対応する最適な加熱条件を
誤ることなく、容易かつ迅速に電子レンジに設定するこ
とである。 【解決手段】 容器2に収容される被加熱物の電子レン
ジ1による加熱を、被加熱物に対応する加熱条件が符号
3aによって表示された符号表示部3を用いて行う。そ
して、符号3aを読み取り装置4によって読み込むと、
該読み込まれた符号3aは、変換装置5によって3aに
対応する前記加熱条件に変換され、該変換された加熱条
件が電子レンジ1に入力される。これにより、前記被加
熱物に対応する加熱条件が自動的に電子レンジに設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被加熱物を電子レ
ンジによって加熱する加熱方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】電子レンジは、食品等の被加熱物を所定
の加熱条件によって加熱し、調理する等のために用いら
れる。そして、この電子レンジによって食品に加熱調理
を施すにあたり、その調理簡便性から、電子レンジ調理
に対応した種々の容器入り食品が販売されている。
【0003】かかる容器入りの食品として、即席乾燥タ
イプ、冷凍タイプ、生タイプ等の麺類、米飯類、菓子・
パン類等があり、例えば麺類では、即席麺、生タイプL
L(ロングライフ)麺、冷凍麺があり、米飯類では冷凍
カレーライス、冷凍グラタン、無菌充填包装米飯等があ
る。そして、これらの容器入りの食品は、一般家庭以外
の場所、例えばレストランやCVS(コンビニエンスス
トア)等において、電子レンジにより加熱調理されて提
供されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記種々の
容器入りの食品を電子レンジにより加熱調理する場合、
そのパッケージに表示された電子レンジの出力や時間等
の加熱条件を目視によって確認し、該加熱条件を人手に
よって直接に電子レンジに設定するようになっている。
【0005】しかし、上記容器入りの食品を調理するた
めの電子レンジによる加熱条件は、上記各種類毎に様々
である。従って、特に、レストランやCVSのように、
短時間に多種類の食品を調理する必要を生ずる場合に
は、各食品毎に加熱条件を人手によって電子レンジに設
定することは大変煩雑であり、条件の設定を誤るという
問題を生ずることがあった。
【0006】そして、このように人手により電子レンジ
に設定される加熱条件は、一定時間にわたって一定の加
熱出力をとるものにすぎず、加熱調理される時間の経過
とともに加熱出力が変化する等の複雑な加熱条件を設定
することは困難であった。従って、より美味な調理を施
すための各食品に最適な加熱条件を電子レンジに設定す
ることは、現実的に不可能であった。
【0007】そこで、本発明は、食品等の被加熱物に対
応する最適な加熱条件を誤ることなく、容易かつ迅速に
電子レンジに設定することのできる、電子レンジによる
加熱方法、及び該方法に用いることのできる電子レンジ
用符号表示物等を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、電子レンジによる被加熱物の加熱を行う
にあたり、該被加熱物に対応する加熱条件が符号によっ
て表示された符号表示部を用い、該符号表示部における
前記符号を読み取り装置によって読み込んだ後に、該読
み込まれた符号がこれに対応する前記加熱条件に変換さ
れ、該変換された加熱条件が電子レンジに入力されるこ
とによって、前記被加熱物に対応する加熱条件が自動的
に電子レンジに設定される(請求項1)。
【0009】これにより、上記被加熱物の各々に対応す
る各々の加熱条件を、人手によって直接に電子レンジに
設定する必要をなくすることができる。従って、人手に
より電子レンジに直接に加熱条件を設定することに伴っ
て生ずる前記条件の設定の誤り等を防ぎ、前記条件の設
定を容易かつ迅速に行うことが可能になる。また、上記
加熱条件の内容が複雑な場合であっても、その電子レン
ジへの設定について、困難な作業を伴うことなく、容易
かつ迅速に行うことができる。
【0010】そして、前記読み取り装置に光学式読み取
り装置を用いることができる。この場合には、前記符号
のパターンを光学的に読み込み、該符号パターンにより
表された加熱条件のデータとして処理することができ
る。
【0011】また、前記光学式読み取り装置をバーコー
ドリーダーとし、前記加熱条件を表示する符号をバーコ
ードとすることもできる。この場合には、前記加熱条件
をバーコードによって符号化できるので、加熱条件が加
熱出力や加熱時間等の多くの項目からなる複雑なもので
あっても、加熱条件の符号化を行い易く、また、バーコ
ードの加熱条件の内容への復号化についても容易に行え
る。
【0012】一方、加熱条件を表示する符号は、前記バ
ーコードも含め、グラフ、バーコード及びグラフ以外の
図形、又はそれらの組み合わせとするのであってもよ
い。即ち、前記加熱条件の符号化に用いることができ、
該符号を前記読み取り装置により読み込むことができる
各種のイメージからなる図形であればよい。
【0013】また、前記符号表示部に表示される加熱条
件に、電子レンジの加熱出力と、該加熱出力による加熱
時間と、を含めることができる。これにより、被加熱物
を加熱するにあたり、電子レンジのマイクロ波の出力
と、該出力をとる照射時間とを制御することができる。
【0014】そして、前記加熱条件として、時間の経過
に対する加熱出力の変化をさらに含めることができる。
これにより、電子レンジのマイクロ波の出力を、時間と
ともに変化させるように制御することもできる。このよ
うに、電子レンジによる加熱出力を時間とともに変化さ
せることができると、特に、前記被加熱物が電子レンジ
調理用の食品である場合に、該食品を最適な加熱条件に
よって加熱調理することも容易に行える。
【0015】そして、前記被加熱物を電子レンジにより
加熱するための加熱用容器に収容し、前記符号表示部を
前記加熱用容器の表面に設けることができる。この場合
には、前記符号表示部の符号の読み込みを、加熱用容器
の表面に対する読み取り装置による読み込みによって行
うことができる。
【0016】また、前記符号表示部を前記被加熱物から
分離して設けることもできる。この場合には、かかる符
号表示部は、前記被加熱物や加熱用容器から分離され、
これらとは別体として用意される符号表示表等に設けら
れることになる。これにより、前記被加熱物や加熱用容
器に符号表示部を設けることができない場合に、これら
と別体の符号表示表等から符号を読み込み、被加熱物の
加熱を行うことができる。
【0017】また、本発明の電子レンジ用符号表示物
は、電子レンジにより被加熱物を加熱するための加熱条
件が、該加熱条件に対応する符号によって表示されてお
り、該符号の読み取り装置による読み込みと、該読み込
まれた符号に対応する加熱条件への変換とによって、前
記加熱条件が自動的に電子レンジに設定される(請求項
2)。これにより、当該電子レンジ用符号表示物を用い
ると、上記被加熱物の各々に対応する各々の加熱条件
を、人手によって直接に電子レンジに設定する必要をな
くすることができる。従って、人手により電子レンジに
直接に加熱条件を設定することに伴って生ずる前記条件
の設定の誤り等を防ぎ、前記条件の設定を容易かつ迅速
に行うことが可能になる。また、上記加熱条件の内容が
複雑な場合であっても、その電子レンジへの設定につい
て、困難な作業を伴うことなく、容易かつ迅速に行うこ
とができる。
【0018】そして、上記電子レンジ用符号表示物につ
いて、加熱条件を表示する符号をバーコードとすること
ができる(請求項4)。かかる電子レンジ用符号表示物
を用いると、加熱条件をバーコードによって符号化でき
るので、加熱条件が多くの項目からなる複雑なものであ
っても、加熱条件の符号化及び復号化が容易である。
【0019】一方、加熱条件を表示する符号を、前記バ
ーコードも含め、グラフ、バーコード及びグラフ以外の
図形、又はそれらの組み合わせとするのであってもよい
(請求項3)。
【0020】また、上記電子レンジ用符号表示物につい
て、前記符号により表示される加熱条件に、電子レンジ
の加熱出力と、該加熱出力による加熱時間とを含めるこ
とができる(請求項5)。また、さらに、前記符号によ
り表示される加熱条件に、時間の経過に対する加熱出力
の変化を含めることもできる(請求項7)。かかる電子
レンジ用符号表示物を用いると、特に、被加熱物が電子
レンジ調理用の食品である場合に(請求項6)、該食品
を最適な加熱条件によって加熱調理できる。
【0021】また、前記被加熱物を収容して電子レンジ
により加熱するための電子レンジ加熱用容器について、
その表面に上記電子レンジ用符号表示物を設けることが
できる(請求項8)。この場合には、電子レンジ用符号
表示物の符号を、電子レンジ加熱用容器の表面より読み
取り装置によって読み込むことができる。
【0022】また、被加熱物を加熱するための電子レン
ジによる加熱システムを、電子レンジと、前記電子レン
ジ用符号表示物と、該電子レンジ用符号表示物に表示さ
れた符号を読み込むための読み取り装置と、該読み取り
装置により読み込まれた符号をこれに対応する加熱条件
に変換し、該変換された加熱条件を電子レンジに入力す
る加熱条件入力手段と、を備えて構成することができる
(請求項9)。この加熱システムを用いると、上記被加
熱物の各々に対応する各々の加熱条件を、人手によって
直接に電子レンジに設定する必要をなくし、自動的に電
子レンジに設定することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、図1乃至図3に基づい
て、本発明の実施の形態について説明する。
【0024】図1は、本発明の実施に用いられる、被加
熱物を加熱するための電子レンジによる加熱システムの
例を示している。図1において、電子レンジ1は、被加
熱物たる各種の食品の調理用として、一般に用いられる
電子レンジである。この電子レンジ1は、メモリーを備
えたマイコン等が内蔵されており、外部から入力される
信号によって動作を制御できる構成となっている。そし
て、電子レンジ1は、被加熱物を加熱するための加熱出
力であるマイクロ波の出力や、加熱時間であるマイクロ
波の照射時間について、外部からの信号によって制御で
きるようにもなっており、さらに、かかる外部から入力
された制御条件をストアしておき、該制御条件をその後
に起動して動作させ得るようにもなっている。
【0025】また、図1において、加熱用容器2の内部
には、電子レンジ1により調理される食品が収容されて
いる。この電子レンジ1により調理される食品には、電
子レンジ調理による喫食可能な全ての食品が該当する。
その具体例として、食品の形態によって、乾燥即席タイ
プ、常温又は冷蔵保存の生タイプ、冷凍保存タイプ等を
挙げることができる。また、食品の種別によって、麺
類、米飯類、菓子・パン類等を挙げることができる。
【0026】また、上記食品を収容するための電子レン
ジ加熱用容器2としては、マイクロ波透過性の材質によ
るものであれば適宜採用可能である。具体例として、プ
ラスチック、紙又はこれらの積層体により形成されたも
のを挙げることができる。そして、加熱用容器2に食品
を収容するにあたり、即席乾燥食品や冷凍食品のように
直接充填した後に密封包装することができる。また、生
麺等のようにプラスチックフィルムで密封包装し、又は
これを容器に収容するのであってもよい。
【0027】そして、この加熱用容器2の表面には、図
2にも示されるように、電子レンジ用符号表示物として
の符号表示シール3が貼り付けられている。この符号表
示シール3には、図2に示されるように、バーコード3
aが印刷されている。このバーコード3aは、容器2に
収容される食品に対応する加熱条件が符号化されたもの
である。このバーコード3aにより、電子レンジ1によ
る加熱条件の例として、経時的なマイクロ波の出力と各
出力の照射時間とが表示されている。この符号表示シー
ル3は、容器2に収容される食品に対応する加熱条件が
符号によって表示された符号表示部にあたる。
【0028】この加熱条件を符号化するためのバーコー
ドとして、従来より周知である、JAN、EAN、UO
C−A、D、E、コーダバー(NW−7,USS−CO
DABAR)、ITF(2of5,2of5 interleav
ed)、CODE39(コード39、USS−39)等が
適宜採用可能である。
【0029】なお、この例では、符号表示部の例とし
て、上記符号表示シール3が容器2に貼り付けられてな
るものを説明したが、符号表示部を容器2に設けるあた
り、符号を容器2自体に印刷するようにしてもよい。一
方、この例では、上記バーコード3aが印刷された符号
表示シール3により加熱条件を表す符号を容器2と一体
的に設けた例が示されるが、かかる符号を表す電子レン
ジ用符号表示物を、容器2より分離して設けるようにし
てもよい。
【0030】即ち、各々の容器2に収容される食品の加
熱条件との対応が明確にされていれば、容器2とは別体
の符号表に加熱条件を符号表示し、該符号表より後に説
明する読み取り装置によって読み込むようにするのであ
っても構わない。この場合には、かかる符号表が符号表
示部にあたる。
【0031】ここで、電子レンジによる加熱条件と、該
加熱条件をバーコード化したものの例について表1に示
す。
【0032】
【表1】
【0033】表1には、食品の三種類の具体例につい
て、各食品に対応する最適な加熱条件が示されている。
表1において、P1乃至P4は電子レンジのマイクロ波
の出力を示しており、P1=377W、P2=540W、P3
=1450W、P4=1700W、である。また、T1乃至T6
は各出力を行う照射時間を示しており、T1=30秒、T
2=55秒、T3=60秒、T4=65秒、T5=90秒、T6
= 120秒、である。また、表1において、右端の欄に
は、各食品毎の加熱条件のバーコード表示が示されてい
る。この表1に示されるバーコードは、コーダバーの一
つであるNW−7によってバーコード化したものであ
る。
【0034】このように、加熱条件の符号化をバーコー
ドにより行うと、電子レンジのマイクロ波出力や、その
照射時間等の複数の内容からなる加熱条件の符号化を行
い易く、また、後に説明する加熱条件の内容へ変換する
復号化についても容易に行うことができる。
【0035】一方、加熱条件を符号化するにあたり、上
記バーコード以外に、図3に示されるグラフによるので
あってもよい。図3は、表1に示された「焼きそば」の
加熱条件をグラフ化したものを示している。図3におい
て、縦軸はマイクロ波の出力に対応しており、横軸は経
過時間に対応している。マイクロ波の出力と照射時間と
からなる加熱条件をグラフ化する場合に、出力と時間軸
を有する帯グラフ、円グラフ、棒グラフ、折れ線・曲線
グラフ等を用いることができる。
【0036】また、その他にも、加熱条件を符号化する
にあたり、各種の色を用いたり、線図を用いる等、加熱
条件を符号化して表示できる各種のイメージからなる図
形であって、読み取り装置によって読み込めるものを適
宜用いることができる。
【0037】そして、上記バーコード3aのパターン
は、図1に示される読み取り装置としてのバーコードリ
ーダー4により読み込まれる。このバーコードリーダー
4は、周知の光学式のバーコードリーダーである。バー
コードリーダー4によって読み込まれたバーコード3a
のパターンは、バーコードデータとして変換装置5に送
信される。そして、変換装置5において、送信されたバ
ーコードデータは、上記マイクロ波出力や、その照射時
間からなる加熱条件を表す電子信号に変換される。この
バーコードから加熱条件の内容への変換は、バーコード
を復号化できる周知の変換手段によってなされるが、か
かる変換手段が変換装置5に備わっている。
【0038】そして、変換装置5によって上記電子信号
とされた加熱条件は、電子レンジ1に入力される。これ
により、電子レンジ1を、容器2に収容される食品に対
応する加熱条件で動作させることができる。
【0039】なお、図1には、符号としてのバーコード
を読み込むためのバーコードリーダー4が示されるが、
加熱条件を表す符号パターンのイメージを読み込むこと
ができるのであれば、読み取り装置はバーコードリーダ
ーに限られない。読み取り装置として、バーコードリー
ダー以外の二次元のイメージスキャナを用いるのであっ
ても構わない。
【0040】以上に説明した電子レンジによる加熱シス
テムを用いると、例えば、CVS(コンビニエンススト
ア)に上記電子レンジによる加熱システムを設置するこ
とによって、以下のように食品の加熱調理等を行うこと
ができる。
【0041】CVSの店員が、図1に示されるバーコー
ドリーダー4により、容器2に表示されるバーコード3
aの読み込みを行う。これにより、読み込まれたバーコ
ード3aは、変換装置5によって、バーコード3aのパ
ターンに対応する加熱条件に変換される。この変換され
た加熱条件の内容は、電子信号として電子レンジ1に送
信される。そして、CVSの店員が、容器2を電子レン
ジ1にセットし、動作開始のための単純なボタン操作等
を行うと、電子レンジ1に送信された加熱条件による加
熱調理を行うことができる。
【0042】このように、CVSの店員が電子レンジ1
に直接に人手によって加熱条件を設定しなくとも、電子
レンジ1には自動的に加熱条件が設定される。これによ
り、CVSの店員は、混雑する昼食時間帯等においても
煩雑な作業に追われることがなく、各食品に対する加熱
条件の設定を誤ることなく、容易かつ迅速に電子レンジ
による加熱調理を行える。また、電子レンジに対するマ
イクロ波の出力を経時的に変化させる加熱条件の設定も
できるので、各食品に対する最適な加熱調理も容易に行
える。
【0043】なお、以上の説明においては、被加熱物の
例として食品を挙げ、食品を電子レンジによって加熱調
理する例により説明したが、被加熱物は電子レンジによ
る加熱が可能なものであればよい。例えば、食品以外の
おしぼりや、皿やコーヒーカップ等の食器であっても構
わない。
【0044】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明による
と、上記被加熱物の各々に対応する各々の加熱条件を、
人手によって直接に電子レンジに設定する必要がなく、
自動的に電子レンジに設定できるという効果を奏する。
これにより、レストランやコンビニエンスストア等にお
いて、多種類の食品等の加熱を短時間に行う必要がある
場合でも、その加熱条件の設定を誤ることなく、容易か
つ迅速に行うことができるという効果を奏する。
【0045】また、食品等に最適な加熱条件が複雑な内
容からなる場合でも、その電子レンジへの設定を容易に
行えるという効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施に用いられる、電子レンジによる
加熱システムの斜視図である
【図2】食品を収容する加熱用容器の表面のバーコード
を表す図である
【図3】加熱条件をグラフにより表した図である。
【符号の説明】
1 ・・・電子レンジ 2 ・・・加熱用容器 3 ・・・符号表示シール 3a・・・バーコード 4 ・・・バーコードリーダー 5 ・・・変換装置

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を電子レンジにより加熱する加
    熱方法であって、 前記被加熱物に対応する加熱条件が符号によって表示さ
    れた符号表示部を用い、該符号表示部における前記符号
    を読み取り装置によって読み込んだ後に、該読み込まれ
    た符号がこれに対応する前記加熱条件に変換され、該変
    換された加熱条件が電子レンジに入力されることによっ
    て、 前記被加熱物に対応する加熱条件が自動的に電子レンジ
    に設定されることを特徴とする電子レンジによる加熱方
    法。
  2. 【請求項2】 電子レンジにより被加熱物を加熱するた
    めの加熱条件が、該加熱条件に対応する符号によって表
    示されており、 該符号の読み取り装置による読み込みと、該読み込まれ
    た符号に対応する加熱条件への変換とによって、 前記加熱条件を自動的に電子レンジに設定できることを
    特徴とする電子レンジ用符号表示物。
  3. 【請求項3】 前記加熱条件を表示する符号が、バーコ
    ード、グラフ、当該バーコード及びグラフ以外の図形、
    又はそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項
    2に記載の電子レンジ用符号表示物。
  4. 【請求項4】 前記加熱条件を表示する符号が、バーコ
    ードであることを特徴とする請求項3に記載の電子レン
    ジ用符号表示物。
  5. 【請求項5】 前記符号により表示される加熱条件が、
    電子レンジの加熱出力と、該加熱出力による加熱時間を
    含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載
    の電子レンジ用符号表示物。
  6. 【請求項6】 前記被加熱物が、電子レンジ調理用の食
    品であることを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに
    記載の電子レンジ用符号表示物。
  7. 【請求項7】 前記符号により表示される加熱条件に、
    時間の経過に対する加熱出力の変化をさらに含むことを
    特徴とする請求項5又は6に記載の電子レンジ用符号表
    示物。
  8. 【請求項8】 前記被加熱物を収容して電子レンジによ
    り加熱するための電子レンジ加熱用容器であって、 請求項2乃至7のいずれかに記載の電子レンジ用符号表
    示物が表面に設けられたことを特徴とする電子レンジ加
    熱用容器。
  9. 【請求項9】 電子レンジと、請求項2乃至7のいずれ
    かに記載の電子レンジ用符号表示物と、該電子レンジ用
    符号表示物に表示された符号を読み込むための読み取り
    装置と、 該読み取り装置により読み込まれた符号をこれに対応す
    る加熱条件に変換し、該変換された加熱条件を電子レン
    ジに入力する加熱条件入力手段と、 を備えることを特徴とする電子レンジによる加熱システ
    ム。
JP11007593A 1999-01-14 1999-01-14 電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム Withdrawn JP2000205569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007593A JP2000205569A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11007593A JP2000205569A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000205569A true JP2000205569A (ja) 2000-07-25

Family

ID=11670113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11007593A Withdrawn JP2000205569A (ja) 1999-01-14 1999-01-14 電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000205569A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349870A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 調理器
JP2005043045A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Samsung Electronics Co Ltd バーコードを利用した調理装置
PT106375A (pt) * 2012-06-05 2013-12-05 Ching-Chuan Lin Método para aquecer alimentos e aparelho de cozinhar com leitor para identificar pacote de alimento equipado com objecto codificado
JP2015053206A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 日清食品ホールディングス株式会社 電子レンジ及びプログラム
JP2017016951A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 富士通株式会社 加熱装置
KR20180130401A (ko) * 2017-05-29 2018-12-07 엘지전자 주식회사 세척미를 이용한 간편 취사장치

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349870A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 調理器
JP2005043045A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Samsung Electronics Co Ltd バーコードを利用した調理装置
US7361866B2 (en) 2003-07-22 2008-04-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Cooking apparatus using barcode
US7473869B2 (en) 2003-07-22 2009-01-06 Samsung Electronics Co., Ltd. Cooking apparatus using barcode
PT106375A (pt) * 2012-06-05 2013-12-05 Ching-Chuan Lin Método para aquecer alimentos e aparelho de cozinhar com leitor para identificar pacote de alimento equipado com objecto codificado
JP2015053206A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 日清食品ホールディングス株式会社 電子レンジ及びプログラム
JP2017016951A (ja) * 2015-07-03 2017-01-19 富士通株式会社 加熱装置
KR20180130401A (ko) * 2017-05-29 2018-12-07 엘지전자 주식회사 세척미를 이용한 간편 취사장치
KR102417837B1 (ko) * 2017-05-29 2022-07-05 엘지전자 주식회사 세척미를 이용한 간편 취사장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105138682B (zh) 方便菜与数字菜谱的匹配方法、服务器及终端
US5426280A (en) Cooking device having a sensor responsive to an indicia for executing a cooking program
CN106662333B (zh) 加热烹饪器
US20100264205A1 (en) Nutritional component display apparatus, shopping cart and nutritional component display method
US20070029306A1 (en) Cooking apparatus, cooking system and cooking control method using the same
WO2012139393A1 (zh) 一种方便菜肴的制作方法
US11528785B2 (en) Heating cooker, method of controlling heating cooker, and heating cooking system
JP5750868B2 (ja) 調理システム及び食材セット包装体
US10939508B2 (en) Cooker
JP2005140418A (ja) 加熱調理器
JP2002243161A (ja) 電子レンジの調理設定方法、包装容器、調理設定カードおよび電子レンジ
JP2000205569A (ja) 電子レンジによる加熱方法、電子レンジ用符号表示物、及び電子レンジによる加熱システム
ES2339811T3 (es) Horno de microondas con una interfaz de usuario de boton de un solo toque.
US20150305096A1 (en) Method for executing heating according property of food
CN104095265A (zh) 一种方便菜及其使用方法
JP2023036972A (ja) 加熱調理器
US10120553B1 (en) User interface and controller for a heating system
JP7113211B2 (ja) 加熱調理器
TW201935395A (zh) 食物熟成管理系統及其方法
GB2318884A (en) Microwave oven incorporating reader for code on food packaging
JPH09329339A (ja) 食品加熱調理装置及びこの装置を用いた調理方法
JP6920591B2 (ja) 加熱調理器
JP3076649U (ja) バーコード読取り機能付き電子レンジ
JP2010048508A (ja) ディスプレイを備えた冷凍冷蔵庫
JP2020076550A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060404