JP2000204341A - 熱可塑性樹脂フィルムラミネ―ト金属板用接着剤 - Google Patents

熱可塑性樹脂フィルムラミネ―ト金属板用接着剤

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JP2000204341A
JP2000204341A JP11004157A JP415799A JP2000204341A JP 2000204341 A JP2000204341 A JP 2000204341A JP 11004157 A JP11004157 A JP 11004157A JP 415799 A JP415799 A JP 415799A JP 2000204341 A JP2000204341 A JP 2000204341A
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Japan
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adhesive
polyester resin
acid
film
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JP11004157A
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Shinichiro Mori
慎一郎 森
Junichi Kitagawa
淳一 北川
Tamio Iimure
民雄 飯牟礼
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JFE Engineering Corp
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度の成型に耐える加工性と耐食性を要求さ
れる家電製品、車両部品、飲料缶等の広範な用途に使用
できるラミネート金属板を形成するための接着剤を提供
することを課題とする。 【解決手段】 数平均分子量3,000〜30,00
0、ガラス転移温度5〜110℃のポリエステル樹脂6
0〜99重量部とレゾール型フェノール樹脂1〜40重
量部を含むことを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムラミ
ネート金属板用接着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性樹脂フィ
ルムラミネート金属板用接着剤に関し、詳細にはポリエ
ステル樹脂とレゾール型フェノール樹脂を含む、厳しい
加工性と耐食性を要求される家電、車両、建材、金属容
器等に好適な熱可塑性樹脂フィルムラミネート金属板用
の接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】環境負荷低減、耐食性向上、意匠性向上
等からポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂フィ
ルムを接着剤なしの熱圧着又は例えばエポキシ樹脂系の
接着剤を間に入れてラミネートした鋼板、アルミ板等を
家電、車両、建材、容器等へ適用することが検討されて
いる。
【0003】しかし、これらの方法によっても強度の成
型に耐える加工性、耐食性が十分でないという難点があ
り、用途が限定されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑みてなされたものであって、これらの問題点を解決
し、高度の加工性及び耐食性を付与することによって、
広範な用途に使用できるラミネート金属板を形成するた
めの接着剤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、熱可塑性
樹脂フィルムラミネート金属板製造用の接着剤と該金属
板の加工性、耐食性との関係について鋭意検討を重ねた
結果、以下のような知見を得た。
【0006】すなわち、加工性、耐食性の向上には接着
剤組成物の主成分としてポリエステル樹脂とレゾール型
フェノール樹脂を特定組成比で含有することが有効であ
り、さらに前記ポリエステル樹脂の分子量並びにガラス
転移温度を特定範囲とすることによりその加工性、耐食
性は飛躍的に向上する。
【0007】また、熱可塑性樹脂フィルムがポリエステ
ル樹脂系フィルムである場合には、接着剤組成物である
ポリエステル樹脂を構成する酸成分としてテレフタル酸
及び/又はシクロヘキサンジカルボン酸を、アルコール
成分としてシクロヘキサンジメタノールを用いることに
より接着剤の密着性を一層高めることができ、加工性は
さらに向上する。
【0008】本発明はこのような知見に基づきなされた
ものであり、以下のような構成からなることを特徴とす
る。
【0009】すなわち、本発明は、数平均分子量3,0
00〜30,000、ガラス転移温度5〜110℃のポ
リエステル樹脂60〜99重量部と、レゾール型フェノ
ール樹脂1〜40重量部を含む熱可塑性樹脂フィルムラ
ミネート金属板用接着剤を提供する。
【0010】また、本発明は、前記ポリエステル樹脂を
構成する酸成分の主成分がテレフタル酸及び/又はシク
ロヘキサンジカルボン酸であることを特徴とする熱可塑
性樹脂フィルムラミネート金属板用接着剤を提供する。
【0011】また、本発明は、前記ポリエステル樹脂を
構成するアルコールとしてシクロヘキサンジメタノール
を含むことを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムラミネー
ト金属板用接着剤を提供する。
【0012】なお、本発明においては、前記熱可塑性樹
脂フィルムはポリエステル樹脂系フィルムであることが
好ましい。
【0013】さらに、本発明においては、前記熱可塑性
樹脂フィルムはポリエチレンテレフタレート系フィルム
またはポリエチレンナフタレート系フィルムであること
がより好ましい。
【0014】本発明の接着剤を使用すれば、熱可塑性樹
脂フィルムを金属板にラミネートした際に、従来にない
高度な加工性及び耐食性を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明について詳細に説明す
る。
【0016】本発明に係る熱可塑性樹脂フィルムラミネ
ート金属板用接着剤は、数平均分子量3,000〜3
0,000、ガラス転移温度5〜110℃のポリエステ
ル樹脂60〜99重量部とレゾール型フェノール樹脂1
〜40重量部を主成分とする。
【0017】本発明の接着剤に用いるポリエステル樹脂
は、多塩基酸と多価アルコールより実質的に合成される
ものである。多塩基酸としてはコハク酸、無水コハク
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、フタル
酸、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジ
ピン酸、セバチン酸、シクロヘキサンジカルボン酸等の
二塩基酸、トリメリット酸、無水トリメリット酸、ピロ
メリット酸、無水ピロメリット酸、5−ナトリウムスル
ホイソフタル酸、5−テトラブチルホスホニウムスルホ
イソフタル酸、ナトリウムスルホコハク酸等のカルボン
酸誘導体等、多価アルコールとしては、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコー
ル、シクロヘキサンジメタノール等のジオール、グリセ
リン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールを挙げ
ることができる。これらの多塩基酸と多価アルコールの
1種又は2種以上を無触媒又はジブチル錫オキサイド、
チタンテトラブトキシド等の触媒で縮合させて直鎖状及
び/又は分岐状のポリエステル樹脂を形成させる。
【0018】なお、本発明においては、生成するポリエ
ステル樹脂の分子量を制御する目的で酢酸、安息香酸、
4,4−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)ペンタノイ
ックアシッド等の一塩基酸、セチルアルコール、デシル
アルコール、ラウリルアルコール等の一価アルコールを
適宜使用することもできる。また、材料の融点を下げて
円滑な縮合反応を進めさせるためにイソフタル酸、テレ
フタル酸等の多塩基酸に代えて、または多塩基酸ととも
にそれらのジメチルエステル、ジエチルエステル等のエ
ステル体を使用することもできる。
【0019】さらに、本発明の接着剤を適用する熱可塑
性樹脂フィルムとして、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレンナフタレート等のポリエステル樹脂系フィ
ルムを用いる場合(詳細は後述する)には、接着剤を構
成する上記ポリエステル樹脂中の多塩基酸としてテレフ
タル酸及び/又はシクロヘキサンジカルボン酸を含める
ことにより接着力を一層高めることができる。このと
き、全酸成分に占めるテレフタル酸、シクロヘキサンジ
カルボン酸の含有量は、それぞれ望ましくは20〜90
モル%、5〜80モル%、更に望ましくは30〜90モ
ル%、10〜70モル%である。
【0020】また、同様の理由から熱可塑性樹脂フィル
ムとしてポリエステル樹脂系フィルムを用いる場合に
は、多価アルコールとしてシクロヘキサンジメタノール
を含めることが好ましく、その全アルコール成分中の含
有量は好ましくは5〜90モル%、より好ましくは10
〜80モル%である。
【0021】このようにして得られたポリエステル樹脂
をトルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、メタノール、
エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール等のア
ルコール系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等
のケトン系溶剤、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ等のエーテルアルコール系溶剤、
メチルセロソルブアセテート、エチルセロソルブアセテ
ート、ブチルセロソルブアセテート等のエーテルエステ
ル系溶剤等の公知の有機溶剤に溶解して使用することが
できる。
【0022】別の実施態様として、少量の水親和性の有
機溶剤に溶解した上記ポリエステル樹脂をアンモニア、
トリエチルアミン、モノエタノールアミン、ジメチルエ
タノールアミン、モルホリン等の揮発性アミンを含む水
性媒体中に分散したものを使用することもできる。水親
和性の有機溶剤としてはメタノール、エタノール、イソ
プロパノール、n−ブタノール等のアルコール系溶剤、
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶剤、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ等
のエーテルアルコール系溶剤を挙げることができる。ま
た、所望により分散安定性、塗装作業性を損なわない範
囲で、常圧又は50Torr程度の減圧で共沸蒸留によ
り水親和性の有機溶剤を除くこともできる。
【0023】なお、本発明に用いるポリエステル樹脂と
して、アクリル変性、ウレタン変性、エポキシ変性等の
変性ポリエステル樹脂も使用できる。
【0024】例えばアクリル変性ポリエステル樹脂につ
いては、一分子当たり0.8〜1.2個のラジカル重合
性不飽和結合を有するポリエステル樹脂とラジカル重合
性単量体を共重合して得ることができる。このラジカル
重合性単量体はカルボキシル基を有していても良いし、
有しなくても良い。上記のラジカル重合性不飽和結合を
有するポリエステル樹脂は、フマル酸、マレイン酸、無
水マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸、p−イソプ
ペニルフェノール等のラジカル重合性不飽和結合を含む
材料を、前記多塩基酸、多価アルコールとともに無触媒
又はジブチル錫オキサイド、チタンテトラブトキシド等
の触媒で縮合させた直鎖状、及び/又は分岐状のものを
使用することができる。
【0025】また別の方法として、ラジカル重合性不飽
和結合を含まない多塩基酸と多価アルコールで高分子量
のポリエステル樹脂を合成し、これをラジカル重合性不
飽和結合を含む多塩基酸または多価アルコールで解重合
して得ることもできる。
【0026】このようにして得られたポリエステル樹脂
を公知の有機溶剤に溶解して、この中で前記ラジカル重
合性単量体をアゾビスイソブチロニトリル、ベンゾイル
パーオキサイド等の重合開始剤により共重合することに
よりアクリル変性ポリエステル樹脂を得ることができ
る。
【0027】ここで、前記カルボキシル基含有ラジカル
重合性単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、マ
レイン酸、フマル酸、イタコン酸等を挙げることができ
る。また、カルボキシル基を含有しないラジカル重合性
単量体としては、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル
酸プロピル、メタクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸−2−ヒドロキシ
エチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸−2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸−2−ヒ
ドロキシプロピル等のアクリル酸エステル又はメタクリ
ル酸エステル類、スチレン、ビニルトルエン等の芳香族
モノマー、アクリロニトリル、アクリルアミド等を挙げ
ることができる。
【0028】本発明で用いるポリエステル樹脂は、溶剤
型、水性のいずれの場合においても、好ましくはGPC
による数平均分子量は3,000〜30,000、水酸
基価は40以下、ガラス転移温度は5〜110℃であ
り、より好ましくは数平均分子量は5,000〜20,
000、水酸基価は5〜30、ガラス転移温度は10〜
90℃である。数平均分子量が3,000未満になると
加工性が低下し、一方30,000を超えると塗装粘度
を維持するために固形分が低下して塗装作業性が低下
し、また密着性等の向上もない。水酸基価が40を超え
ると耐水性、加工性が低下する。ガラス転移温度が5℃
未満ではラミネート材が使用時に高温にさらされた場合
密着性が低下し、110℃を超えると加工性が低下す
る。
【0029】これに対し、酸価は溶剤型と水性では望ま
しい範囲が異なる。溶剤型の場合は50以下が好まし
い。酸価が50を超えると耐食性が低下する。水性では
好ましくは10〜50、更に好ましくは15〜40であ
る。10未満では水分散性が不足し、50を超えると耐
食性が低下する。
【0030】本発明に使用するレゾール型フェノール樹
脂としては、石炭酸、o−クレゾール、m−クレゾー
ル、p−クレゾール、o−エチルフェノール、m−エチ
ルフェノール、p−エチルフェノール、2、3−キシレ
ノール、2、5−キシレノール、3、5−キシレノー
ル、m−メトキシフェノール、p−メトキシフェノー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールB、ビスフェノ
ールF等のフェノール類とホルムアルデヒドをアンモニ
ア、トリエチルアミン、苛性ソーダ、苛性カリ等のアル
カリ触媒で縮合させたもの、またはこれをメタノール、
エタノール、n−ブタノール等のアルコールでアルキル
エーテル化したものを使用することができる。中でも硬
化性、耐食性の観点からフェノール類として、石炭酸、
o−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、ま
たはこれらの混合物を含むことが好ましい。その好適な
含有量は全フェノール成分に対して60重量%以上、よ
り好ましくは70重量%以上、最も好ましくは80重量
%以上である。フェノール類に占める石炭酸、o−クレ
ゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、またはこれ
らの混合物を60重量%以上含むものは硬化性、耐食性
が特に優秀である。
【0031】本発明においては、ポリエステル樹脂とレ
ゾール型フェノール樹脂の重量比は60/40〜99/
1(ポリエステル樹脂/レゾール型フェノール樹脂)が
望ましい。ポリエステル樹脂が60重量部未満では密着
性、加工性が低下し、99重量部を超えると耐食性が低
下する。また、レゾール型フェノール樹脂が1重量部未
満では耐食性が低下し、40重量部を超えると密着性、
加工性が低下する。
【0032】かかるレゾール型フェノール樹脂はポリエ
ステル樹脂にそのまま混合させるだけでもよいが、予め
レゾール型フェノール樹脂をゲル化しない程度に反応さ
せたものをポリエステル樹脂に使用してもよい。
【0033】このようにして得られたポリエステル樹脂
とレゾール型フェノール樹脂を含む組成に、必要に応じ
て更にメラミン樹脂、尿素樹脂等のアミノ樹脂、ブロッ
クイソシアネート樹脂等の硬化剤、エポキシ樹脂、ウレ
タン樹脂、他のポリエステル樹脂、ノボラック型フェノ
ール樹脂等を全樹脂成分の30重量%未満の割合で含有
させることもできる。さらに、必要に応じて耐食性を上
げるために、ストロンチウムクロメート、カルシウムク
ロメート、ジンククロメート、カルシウムシリケート、
トリポリリン酸アルミ等の防錆剤を配合することもでき
る。
【0034】本発明の接着剤は金属板に熱可塑性樹脂フ
ィルムをラミネートするために用いられる。
【0035】本発明の接着剤を適用する熱可塑性樹脂フ
ィルムとしては、フィルム状のあらゆる材料を用いるこ
とができる。具体的にはポリエチレン、ポリプロピレン
等のポリオレフィン樹脂系フィルム、ポリ塩化ビニル、
塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニリデン
等のビニル樹脂系フィルム、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンカーボネ
ート等のポリエステル樹脂系フィルム、セルロースジア
セテート、セルローストリアセテート、セルロースアセ
テートブチレート等のセルロースエステル樹脂系フィル
ム、ポリスチレン樹脂フィルム、ポリアミド樹脂フィル
ム、ポリイミド樹脂フィルム等を挙げることができる。
これらのフィルムの中でも本発明の接着剤の適用にはフ
ィルムに印刷する場合に印刷性の観点からポリエステル
樹脂系フィルムが好ましく、更にラミネート板の鮮映性
の観点からポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレートがより好ましい。
【0036】なお、上記フィルムは、必要に応じて延伸
処理しても良い。また、必要に応じて、接着剤の密着性
を更に上げるために、樹脂フィルム表面をコロナ処理、
薬品処理、火焔処理等の処理を行っても良い。
【0037】本発明の接着剤を適用する金属板として
は、アルミ板、鉄板、及び錫、ニッケル、クロム、アル
ミ、亜鉛等又はその合金等をメッキした鋼板を使用する
ことができる。これに更に密着性を上げるために、公知
の化成処理、火焔処理等を行っても良い。
【0038】本発明の接着剤は金属板に塗布することも
できるし、樹脂フィルムに塗布することもできる。ある
いは金属板及び樹脂フィルムの両方に塗布してもよい。
樹脂フィルムに塗布する場合は、その耐熱温度と沸点を
考慮して有機溶剤を選択することが望ましい。
【0039】塗布方法はいずれの場合でも公知の方法を
使用することができる。すなわち、ロールコート、スプ
レーコート、カーテンフローコート、しごき塗布、ブレ
ードコーター塗布、ロッドコーター塗布、エアードクタ
ーコーター塗布、キスコーター塗布等が挙げられる。
【0040】また、塗膜厚は望ましくは0.1〜10μ
m、より望ましくは1〜5μmに調整される。0.1μ
m未満では密着性、耐食性が低下し、また、10μmを
超えても密着性、耐食性の向上はなく、また経済性から
得策ではない。
【0041】乾燥方法は金属板に塗布した場合は公知の
熱風炉、赤外線炉、誘導加熱炉等を使用することができ
る。樹脂フィルムに塗布した場合も公知の熱風炉、赤外
線炉等を使用することができる。乾燥温度は金属板に塗
布した場合は100〜270℃、樹脂フィルムに塗布し
た場合は50〜100℃の樹脂フィルムの耐熱温度以下
で行えば良い。乾燥時間はいずれの場合も5秒〜2分が
望ましい。
【0042】ついで、上記のようにして得られた接着剤
層を形成した樹脂フィルム又は金属板にそれぞれ金属板
又は樹脂フィルムを貼り合わせ、これに約280℃以下
の温度及び5〜100kg/cm2 の圧力を加えてラミ
ネートする。
【0043】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例について説明
する。
【0044】なお、例中に「部」、「%」とあるのは、
それぞれ「重量部」、「重量%」を意味する。
【0045】製造例1 エチレングリコール364部、ネオペンチルグリコール
746部、テレフタル酸2,051部、イソフタル酸1
08部、シクロヘキサンジメタノール554部、及びチ
タンテトラブトキシド0.1部を反応器に仕込み、4時
間で徐々に270℃まで上げる。一旦、温度を100℃
まで下げ、イソフタル酸65部、無水トリメリット酸4
9部を仕込み、170℃から250℃まで3時間かけて
昇温させる。250℃で1時間保温を続けて、数平均分
子量9,000、酸価30、水酸基価0.1、ガラス転
移温度72℃のポリエステル樹脂を得た。
【0046】製造例2 製造例1で得たポリエステル樹脂300部、ブチルセロ
ソルブ60部を反応器に仕込み、120℃で均一に溶解
する。80℃でジメチルエタノールアミン16部、脱イ
オン水624部の混合物を1時間徐々に滴下して、固形
分30%の乳白色のポリエステル樹脂エマルジョンを得
た。
【0047】製造例3 エチレングリコール449部、ネオペンチルグリコール
876部、テレフタル酸1,394部、イソフタル酸1
00部、シクロヘキサンジカルボン酸602部、及びチ
タンテトラブトキシド0.1部を反応器に仕込み、4時
間で徐々に270℃まで上げる。一旦、温度を100℃
まで下げ、無水フタル酸78部、無水トリメリット酸3
0部を仕込み、170℃から250℃まで3時間かけて
昇温させる。250℃で1時間保温を続けて、数平均分
子量12,000、酸価21、水酸基価0.1、ガラス
転移温度68℃のポリエステル樹脂を得た。
【0048】製造例4 製造例3で得たポリエステル樹脂300部、3−メトキ
シ−3−メチルブタノール60部を反応器に仕込み、1
20℃で均一に溶解する。80℃でジメチルエタノール
アミン11部、脱イオン水629部の混合物を1時間か
けて徐々に滴下して、固形分30%の乳白色のポリエス
テル樹脂エマルジョンを得た。
【0049】製造例5 エチレングリコール310部、ネオペンチルグリコール
625部、シクロヘキサンジメタノール390部、テレ
フタル酸831部、イソフタル酸831部、及びチタン
テトラブトキシド0.1部を反応器に仕込み、4時間で
徐々に270℃まで上げる。一旦、温度を100℃まで
下げ、無水マレイン酸20部を仕込み、250℃で1時
間保温をして、数平均分子量9,000、一分子当たり
0.9個のラジカル重合性不飽和結合含有ポリエステル
樹脂を得た。これをメチルエチルケトン2,000部に
溶解し、70℃でメタクリ酸100部、アクリル酸エチ
ル150部、スチレン150部、メタクリ酸−2−ヒド
ロキシエチル100部の混合物とベンゾイルパーオキサ
イド30部とメチルエチルケトン100部の混合物を2
時間かけてそれぞれ滴下した。更に同温度で2時間撹拌
を続けた後、メチルエチルケトンで調製して、固形分3
0%のアクリル変性ポリエステル樹脂溶液を得た。この
樹脂の水酸基価は13、酸価は23、ガラス転移温度は
51℃であった。
【0050】製造例6 製造例5で得たアクリル変性ポリエステル樹脂溶液30
0部に80℃でジメチルエタノールアミン4部、脱イオ
ン水300部の混合物を1時間かけて徐々に滴下する。
100Torrの減圧でメチルエチルケトンの含有量が
5%になるまで留去する。脱イオン水で調製して固形分
30%の乳白色のアクリル変性ポリエステル樹脂エマル
ジョンを得た。
【0051】製造例7 エチレングリコール372部、ネオペンチルグリコール
802部、テレフタル酸1,061部、イソフタル酸5
00部、シクロヘキサンジカルボン酸400部、及びチ
タンテトラブトキシド0.1部を反応器に仕込み、4時
間で徐々に270℃まで上げる。一旦、温度を100℃
まで下げ、フマル酸30部を仕込み、250℃で1時間
保温をして、数平均分子量11,000、一分子当たり
0.9個のラジカル重合性不飽和結合含有ポリエステル
樹脂を得た。これをメチルエチルケトン2,000部に
溶解し、70℃でメタクリ酸200部、メタクリ酸エチ
ル100部、メタクリ酸ヒドロキシプロピル200部の
混合物とアゾビスイソバレロニトリル30部とメチルエ
チルケトン100部の混合物を2時間かけてそれぞれ滴
下した。更に同温度で2時間撹拌を続けた後、メチルエ
チルケトンで調製して、固形分30%のアクリル変性ポ
リエステル樹脂溶液を得た。この樹脂の水酸基価は2
4、酸価は40、ガラス転移温度は65℃であった。
【0052】製造例8 製造例7で得たアクリル変性ポリエステル樹脂溶液30
0部に60℃でジメチルエタノールアミン6部、脱イオ
ン水300部の混合物を1時間かけて徐々に滴下する。
100Torrの減圧でメチルエチルケトンの含有量が
5%になるまで留去する。脱イオン水で調整して固形分
30%の乳白色のアクリル変性ポリエステル樹脂エマル
ジョンを得た。
【0053】実施例1 製造例1で得たポリエステル樹脂50部をメチルエチル
ケトン100部、トルエン100部に溶解する。これに
昭和高分子製ショウノールCKS−3877A(o−ク
レゾールのレゾール型n−ブチルエーテルフェノール樹
脂)20部を混合して溶剤型接着剤組成物を得る。これ
をコロナ放電処理した厚み12μmのポリエチレンテレ
フタレートフィルムにバーコーターで乾燥膜厚3μmに
なるように塗布する。80℃の温風を1分間当てた後、
板厚0.5mmの錫メッキ鋼板と合わせ、220℃に保
温したラミネーターを70kg/cm2 の圧力をかけて
通過させて、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミ
ネート錫メッキ鋼板とした。この鋼板のフィルム密着
力、加工性、耐食性、耐沸騰水性を下記に示す方法で評
価した。評価結果を表1に示す。
【0054】実施例2 製造例2で得たポリエステル樹脂エマルジョン200
部、昭和高分子製ショウノールBRL−157(石炭酸
のレゾール型フェノール樹脂)10部を混合して水性接
着剤組成物を得る。これを板厚0.5mmのクロムメッ
キ鋼板にバーコーターで乾燥膜厚3μmになるように塗
布する。230℃に30秒焼き付ける。これをコロナ放
電処理した厚み15μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムと合わせ、220℃に保温したラミネーターを
100kg/cm2 の圧力をかけて通過させて、ポリエ
チレンテレフタレートフィルムラミネートクロムメッキ
鋼板とした。実施例1と同様にして評価した結果を表1
に示す。
【0055】実施例3 製造例3で得たポリエステル樹脂50部をメチルエチル
ケトン100部、トルエン100部に溶解する。これに
ショウノールCKS−3877A(前出)20部を混合
して溶剤型接着剤組成物を得る。これをコロナ放電処理
した厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ムとリン酸クロメート化成処理した板厚0.5mmのア
ルミ板にバーコーターでそれぞれ乾燥膜厚1μmになる
ように塗布する。それぞれに90℃の温風を1分間当て
た後、塗布面どおしを重ね合わせ、220℃に保温した
ラミネーターを100kg/cm2の圧力をかけて通過
させて、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネー
トアルミ板とした。実施例1と同様にして評価した結果
を表1に示す。
【0056】実施例4 製造例4で得たポリエステル樹脂エマルジョン200
部、ショウノールBRL−157(前出)10部を混合
して水性接着剤組成物を得る。これを板厚0.5mmの
クロムメッキ鋼板にバーコーターで乾燥膜厚3μmにな
るように塗布する。230℃に30秒焼き付けた後、こ
れをコロナ放電処理した厚み15μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルムと合わせ、220℃に保温したラ
ミネーターを100kg/cm2 の圧力をかけて通過さ
せて、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネート
クロムメッキ鋼板とした。実施例1と同様にして評価し
た結果を表1に示す。
【0057】実施例5 製造例5で得たアクリル変性ポリエステル樹脂50部を
メチルエチルケトン100部、トルエン100部に溶解
する。これにショウノール3877A(前出)20部を
混合して溶剤型接着剤組成物を得る。これをコロナ放電
処理した厚み12μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムにバーコーターで乾燥膜厚3μmになるように塗
布する。80℃の温風を1分間当てた後、板厚0.5m
mの錫メッキ鋼板と合わせ、220℃に保温したラミネ
ーターを70kg/cm2 の圧力をかけて通過させて、
ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネート錫メッ
キ鋼板とした。実施例1と同様にして評価した結果を表
1に示す。
【0058】実施例6 製造例6で得たアクリル変性ポリエステル樹脂エマルジ
ョン200部、ショウノールBRL−157(前出)1
0部を混合して水性接着剤組成物を得る。これを板厚
0.5mmのクロムメッキ鋼板にバーコーターで乾燥膜
厚3μmになるように塗布する。230℃に30秒焼き
付ける。これをコロナ放電処理した厚み15μmのポリ
エチレンテレフタレートフィルムと合わせ、220℃に
保温したラミネーターを100kg/cm2 の圧力をか
けて通過させて、ポリエチレンテレフタレートフィルム
ラミネートクロムメッキ鋼板とした。実施例1と同様に
して評価した結果を表1に示す。
【0059】実施例7 製造例7で得たアクリル変性ポリエステル樹脂50部を
メチルエチルケトン100部、トルエン100部に溶解
する。これにショウノールCKS−3877A(前出)
20部を混合して溶剤型接着剤組成物を得る。リン酸ク
ロメート化成処理した板厚0.5mmのアルミ板にバー
コーターで乾燥膜厚3μmになるように塗布する。25
0℃に30秒焼き付けた後、これをコロナ放電処理した
厚み15μmのポリエチレンテレフタレートフィルムと
合わせ、220℃に保温したラミネーターを100kg
/cm2 の圧力をかけて通過させて、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムラミネートクロムメッキ鋼板とし
た。実施例1と同様にして評価した結果を表1に示す。
【0060】実施例8 製造例8で得たアクリル変性ポリエステル樹脂エマルジ
ョン200部、ショウノールBRL−157(前出)1
0部を混合して水性接着剤組成物を得る。これを板厚
0.5mmのクロムメッキ鋼板にバーコーターで乾燥膜
厚3μmになるように塗布する。230℃に30秒焼き
付けた後、これをコロナ放電処理した厚み15μmのポ
リエチレンフィルムと合わせ、220℃に保温したラミ
ネーターを100kg/cm2 の圧力をかけて通過させ
て、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネートク
ロムメッキ鋼板とした。実施例1と同様にして評価した
結果を表1に示す。
【0061】比較例1 コロナ放電処理した厚み12μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルムを板厚0.5mmのクロムメッキ鋼板
と合わせ、220℃に保温したラミネーターを70kg
/cm2 の圧力をかけて通過させて、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムラミネートクロムメッキ鋼板とし
た。実施例1と同様にして評価した結果を表1に示す。
【0062】比較例2 製造例1で得たポリエステル樹脂50部をメチルエチル
ケトン100部、トルエン100部に溶解する。これに
三井サイテック社製サイメル325(メラミン樹脂)2
0部を混合して溶剤型接着剤組成物を得る。これをコロ
ナ放電処理した厚み12μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムにバーコーターで乾燥膜厚3μmになるよ
うに塗布する。80℃の温風を1分間当てた後、板厚
0.5mmの錫メッキ鋼板と合わせ、220℃に保温し
たラミネーターを70kg/cm2の圧力をかけて通過
させて、ポリエチレンテレフタレートフィルムラミネー
ト錫メッキ鋼板とした。実施例1と同様にして評価した
結果を表1に示す。
【0063】比較例3 製造例5で得たアクリル変性ポリエステル樹脂溶液10
0部、サイメル325(前出)10部を混合して溶剤型
接着剤組成物を得る。これをコロナ放電処理した厚み1
2μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにバーコ
ーターで乾燥膜厚3μmになるように塗布する。80℃
の温風を1分間当てた後、板厚0.5mmの錫メッキ鋼
板と合わせ、220℃に保温したラミネーターを70k
g/cm 2 の圧力をかけて通過させて、ポリエチレンテ
レフタレートフィルムラミネート錫メッキ鋼板とした。
実施例1と同様にして評価した結果を表1に示す。
【0064】
【表1】
【0065】フィルム密着力:1.5cm×2cmに切
り出したラミネート板2枚のフィルム面を合わせ、24
0℃で10kg/cm2 の圧力を1分かける。これを東
洋精機(株)製のテンシロンで200mm/分の速度で
引き剥がす時の力を密着力とする。尚、全てのサンプル
について、剥離する箇所は接着剤の凝集破壊又は金属と
接着剤の界面破壊である。
【0066】加工性:ラミネート面が外面にくるよう
に、プレスで直径30mm、高さ20mmの円筒形のカ
ップに成型する。フィルムの剥離、浮き等の有無を観察
する。
【0067】耐沸騰水性:前記の方法で作成したカップ
の内面をシールする。これを沸騰水に1時間浸漬する。
フィルムの剥離、浮き等の有無を観察する。
【0068】耐食性:前記の方法で作成したカップの内
面をシールする。これを沸騰5%食塩水に1時間浸漬す
る。腐食状況を観察する。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による接着
剤は熱可塑性樹脂フィルムラミネート金属板の製造用と
して好適であり、熱可塑性樹脂フィルム並びに金属板と
の密着性が良好であり、強度の加工に耐え、腐食に強い
ので、耐食性を要求される家電製品、車両部品、飲料缶
等に好適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 淳一 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 飯牟礼 民雄 東京都品川区南品川四丁目1番15号 日本 ペイント株式会社東京事業所内 Fターム(参考) 4J040 EB032 EB052 EB062 ED041 ED051 JA02 JA03 LA01 LA02 LA07 MA02 MA03 MA09 MA10 MA11 MB03 MB05 NA06 NA12 NA16 NA19

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数平均分子量3,000〜30,00
    0、ガラス転移温度5〜110℃のポリエステル樹脂6
    0〜99重量部とレゾール型フェノール樹脂1〜40重
    量部を含むことを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムラミ
    ネート金属板用接着剤。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポリエステル樹脂を構
    成する酸成分の主要部がテレフタル酸及び/又はシクロ
    ヘキサンジカルボン酸であることを特徴とする熱可塑性
    樹脂フィルムラミネート金属板用接着剤。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のポリエステル樹脂を構
    成する多価アルコールとしてシクロヘキサンジメタノー
    ルを含むことを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムラミネ
    ート金属板用接着剤。
  4. 【請求項4】 前記熱可塑性樹脂フィルムがポリエステ
    ル樹脂系フィルムであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の熱可塑性樹脂フィルムラミネー
    ト金属板用接着剤。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のポリエステル樹脂系フ
    ィルムがポリエチレンテレフタレート系フィルムまたは
    ポリエチレンナフタレート系フィルムであることを特徴
    とする熱可塑性樹脂フィルムラミネート金属板用接着
    剤。
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