JP2000203293A - 車軸駆動装置 - Google Patents

車軸駆動装置

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JP2000203293A
JP2000203293A JP11005172A JP517299A JP2000203293A JP 2000203293 A JP2000203293 A JP 2000203293A JP 11005172 A JP11005172 A JP 11005172A JP 517299 A JP517299 A JP 517299A JP 2000203293 A JP2000203293 A JP 2000203293A
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JP
Japan
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oil
oil reservoir
reservoir
sump
axle
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JP11005172A
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English (en)
Inventor
Masaru Iida
勝 飯田
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D31/00Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution
    • F16D31/02Fluid couplings or clutches with pumping sets of the volumetric type, i.e. in the case of liquid passing a predetermined volume per revolution using pumps with pistons or plungers working in cylinders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Arrangement Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の車軸駆動装置の構成では、HSTの油
溜めのオイルの体積を調節するリザーバタンクがハウジ
ングより上方に突出した構成となってしまい、車軸駆動
装置を車両に取り付けるには上下方向に大きな空間を必
要としていた。 【解決手段】 ハウジング内に第一油溜め1と第二油溜
め2とを形成し、該第一油溜め1内に油圧ポンプと油圧
モータからなるハイドロスタティックトランスミッショ
ン(以下HST)を収容し、該第二油溜め2内に車軸6
・6、及び、該車軸6・6にHSTの油圧モータの動力
を伝達する伝動機構を収容する構成であって、該第一油
溜め1内のオイルが膨張して第一油溜め1の容積をオー
バーしたときに、第一油溜め1の上部から第二油溜め2
へ連通手段36を介して流出するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイドロスタティ
ックトランスミッション(以下「HST」と略す。)を
収容したハウジング内のオイルの体積変化を調節するリ
ザーバタンクの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から車軸駆動装置は公知となってお
り、油溜めを形成したハウジング内に、油圧ポンプと油
圧モータとを流体接続してなるHSTとともに、デフギ
ア装置及び車軸を収納し、ハウジング内を、油圧ポンプ
と油圧モータを収容する第一室と、デフギア装置と歯車
列を収容する第二室とに区画し、前記第一室上方にリザ
ーバを設けた技術が公知となっている。例えば特開平3
−159822号等の技術である。そして、ハウジング
の上部にはハウジング内に充填したオイルの体積変化を
調節するリザーバタンクが配置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の車軸駆
動装置の構成では、リザーバタンクはハウジングより上
方に突出した構成となってしまい、車軸駆動装置を車両
に取り付けるには上下方向に大きな空間を必要としてい
た。従って、車高を高く設計する必要があり、車両への
乗降が困難となったり、重心が高くなったりする場合が
あった。また、例えば、前輪と後輪との間のシャーシ下
にモアを配置し、機体後部に集草容器を配置して刈り取
った後の刈草をダクトにより後方へ搬送して集草容器に
集めるモアトラクタにおいては、後輪軸に車軸駆動装置
を設置すると、刈草を集草容器へ案内するダクトを該車
軸駆動装置の下方を通す場合にリザーバタンクとシャー
シとが干渉し、ダクトの配置や太さが制限されるという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、以下に該課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、請求項1においては、ハウ
ジング内に第一油溜めと第二油溜めとを形成し、該第一
油溜め内に油圧ポンプと油圧モータからなるハイドロス
タティックトランスミッション(以下HST)を収容
し、該第二油溜め内に車軸、及び、該車軸にHSTの油
圧モータの動力を伝達する伝動機構を収容する構成であ
って、該第一油溜め内のオイルが膨張して第一油溜めの
容積をオーバーしたときに、第一油溜めの上部から第二
油溜めへ連通手段を介して流出するように構成したもの
である。
【0005】請求項2においては、前記第一油溜めを大
気より遮断させ第二油溜めを大気に開放させる一方、前
記連通手段の終端部を第二油溜め内の油面より下方に設
定したものである。
【0006】請求項3においては、前記第一油溜めを大
気より遮断させ第二油溜めを大気に開放させる一方、前
記連通手段に、オイルを第一油溜めから第二油溜め方向
へのみ流入可能とする第一チェックバルブを介在させる
とともに、更に第一油溜めと第二油溜めとを区画する隔
壁の第二油溜めの油面より下方の位置に、第二油溜めか
ら第一油溜め方向へのみ流入可能とする第二チェックバ
ルブを設けたものである。
【0007】請求項4においては、前記連通手段を前記
第一油溜めと第二油溜めとを区画する隔壁上部に形成し
た隙間とし、該隔壁の第二油溜めの油面より下方の位置
に第二油溜めから第一油溜め方向へのみオイルを流入可
能とするチェックバルブを設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施例を説明する。
図1は本発明の車軸駆動装置の側面図、図2は同じく上
面断面図、図3は同じく側面断面図、図4は細管の代わ
りとして油路を用いてサイホンを構成した変形例の側面
断面図、図5は外部チューブにより第一油溜めと第二油
溜めを連結してサイホンを構成した変形例の側面断面
図、図6は二つのチェックバルブを用いて油量の調節を
行うよう構成した変形例の側面断面図、図7は一つのチ
ェックバルブのみを用いて油量の調節を行うよう構成し
た変形例の側面断面図である。
【0009】図1及び図2において、車軸駆動装置の全
体的な構成について説明する。車軸駆動装置のハウジン
グは上部ハウジング4と下部ハウジング5とを、水平方
向に沿う平坦な接合面で互いに接合することにより構成
される。ハウジングには車軸6・6とモータ軸7が回転
自在に軸支されていて、該車軸6・6はデフギア装置8
によって差動的に結合され、その両端がハウジングの左
右外側方へ突出している。
【0010】ハウジング内部には、潤滑油及びHSTの
作動油となるオイルを充填するための第一油溜め1が形
成されており、該第一油溜め1内部には、油圧ポンプ9
及び油圧モータ10並びに両者を流体的に接合するセン
タセクション11が収容されている。また、ハウジング
内部には、該第一油溜め1とは区画を異にして左右(ま
たは前後)水平方向に第二油溜め2が並置して形成され
ており、該第二油溜め2内部には、車軸6・6、該車軸
6を差動的に結合するデフギア装置8、及び油圧モータ
10のモータ軸7から該デフギア装置8へ動力を伝達す
る伝動歯車12a・12bが収容されている。
【0011】前記第一油溜め1内に固着されたセンタセ
クション11は水平部11hと垂直部11vを有し、該
水平部11h上面にはポンプ付設面11pが形成され、
図3に示すように、該ポンプ付設面11p上面にシリン
ダブロック13が回転自在に配置されている。該シリン
ダブロック13の複数のシリンダ孔内には、付勢バネを
介してピストン14が往復動自在に嵌入され、該ピスト
ン14の頭部は可動斜板15に当接され、ポンプ軸を兼
ねた入力軸16がシリンダブロック13の回転軸心上に
一体的に配置されてアキシャルピストンタイプの油圧ポ
ンプ9を構成している。該入力軸16の上部は上部ハウ
ジング4の上壁より上方へ突出して、その上端に冷却フ
ァン17付きの入力プーリー18を固設している。
【0012】そして、前記可動斜板15のピストン14
接当面をシリンダブロック13の回転軸心に対して傾動
操作することで、油圧ポンプ9からのオイルの吐出量及
び吐出方向が変更される。上部ハウジング4の側壁には
コントロール軸19が回転自在に支持され、第一油溜め
1の内部において該コントロール軸19に前記可動斜板
15側面に係合するコントロールアーム20を嵌合固定
し、ハウジング外側の端部にはコントロールレバー21
が固設されてリンク等を介して車両に備えられたペダル
やレバー等の変速操作具と連結される。
【0013】前記コントロールアーム20について詳述
すると、該コントロールアーム20は図2及び図3に示
すように、コントロール軸19を嵌合固定するボス部よ
り上方向に第一アーム20aを、前方向に第二アーム2
0bをそれぞれ突出し、下側には扇形に形成した平板状
の制動板28を突出した構成としており、第一アーム2
0aはハウジング上壁面近傍において可動斜板15の方
向へ垂直に曲げられ、その先端において該可動斜板15
の側面に係合させ連結する。一方、第二アーム20bに
おいてはその端部にセンタセクション11側に向けて突
起20cを突設している。
【0014】そして、第一油溜め1内部において、コン
トロール軸19の内部側(油圧ポンプ9側)上には中立
復帰バネ29が外嵌され、該中立復帰バネ29は金属線
のねじりバネで構成して、その両端を揃えて平行状に一
方向へ引き出した構成としており、引き出された二本の
金属線29a・29bのうち一方29aは、コントロー
ル軸19の前方においてハウジング側壁から第一油溜め
1内に挿入固定された偏心軸からなる中立位置調整ボル
ト40と前記突起20cの下側に位置し、他方29bは
該中立位置調整ボルトと前記突起20cの上側に位置さ
れ、二本の金属線29a・29bで上下を挟む構成とし
ている。
【0015】したがって、前記中立位置調整ボルト40
を回動することによって、金属線29a・29bで挟ま
れた突起20cも同時に上下に回動することができて、
コントロールアーム20も回動されて、可動斜板15の
中立位置を微調整でき、変速操作具を中立位置に位置さ
せたときに車体が動きださないようにする。また、変速
操作具を操作することによりコントロールアーム20が
傾動したときは、第二アームの突起20cの位置が移動
し、中立位置調整ボルト40と突起20cの二者によっ
て中立復帰バネ29の二本の金属線29a・29bを押
し開き、この結果該中立復帰バネ29にエネルギーが貯
えられる。従って、その状態で変速操作具から手を放す
等した場合は、該突起20cに中立復帰バネ29の復元
力が作用して、コントロールアーム20を中立位置へ戻
すのである。
【0016】次に、油圧モータ近傍の構成について図2
を用いて説明する。前記センタセクション11の垂直部
11v側面にはモータ付設面11mが形成されて、前記
油圧ポンプ9と同様な構成をしたシリンダブロック1
3' やピストン14' を設けて、該ピストン14' の頭
部はハウジングに固定された固定斜板22に接当し、該
シリンダブロック13' の回転軸心上にモータ軸7が一
体的に配置されてアキシャルピストンタイプの油圧モー
タ10を構成している。該モータ軸7はその一端が隔壁
を貫通して第二油溜め2内部へ突出しており、第二油溜
め2内においてその先端に歯車23が固設され、該モー
タ軸7と一体的に回動するように構成している。そし
て、該モータ軸7の回転が、該歯車23に噛合する伝動
歯車12a、伝動歯車12を介してデフギア装置8に連
動連結されることにより、車軸6・6に動力が伝達され
るのである。
【0017】前記モータ軸7の先端に固設された歯車2
3の側部には、円板状のブレーキディスク24が一体的
に形成されていて、該ブレーキディスク24の一側左右
側面にはブレーキパッド25a・25bがそれぞれ配置
されている。一対のブレーキパッドのうち右側のブレー
キパッド25bの右側には、上下方向にカム軸26が配
されて回動自在に軸支されており、該制動カム軸26に
は半円状の制動カム27が平らな部分を該ブレーキパッ
ド25bに接当した状態で固設されている。前記カム軸
26は上部ハウジング4の上壁面から上方に突出され、
リンク等を介して車両に備えられたペダルやレバー等の
制動操作具と連結される。該制動操作具を操作してカム
軸26を回転させることにより、制動カム27が回転し
て右側ブレーキパッド25bに端部を接当させ、これに
より該ブレーキパッド25bはブレーキディスク24に
接触して受け側となる左側のブレーキパッド25a側へ
押圧して、摩擦力によりモータ軸7の回転を制動するの
である。
【0018】続いて、前記油圧モータ9と油圧ポンプ1
0とを流体的に接続しているセンタセクション11につ
いて、図3を用いて説明する。即ち、センタセクション
11には、その水平部11hのポンプ付設面11pの下
方において側方へ向けて膨出部11sが形成され、該膨
出部11sには上下二つのシリンダ孔が水平に設けら
れ、該シリンダ孔にはピストン34a・34bがそれぞ
れ往復動自在に嵌入されて二つのシリンダを形成してい
る。そして該シリンダは、センタセクション11内部に
おいて油圧モータ9と油圧ポンプ10を接続する二つの
油路33a・33bにそれぞれ接続されている。
【0019】該二つのピストン34a・34bの頭部
は、コントロールアーム20下部に形成された扇形平板
状の制動板28に面している。該制動板28はコントロ
ール軸19の軸心を中心とした扇形に形成し、さらに該
扇形の中心角はコントロールアーム20の傾動範囲角と
等しく又はそれより大きく構成しており、制動板28が
どの角度で傾斜していても、前記ピストン34a・34
bの頭部が該制動板28に接触できるようにしている。
【0020】従って、運転者が変速操作具等を中立位置
から前進又は後進側へ傾倒することにより、該変速操作
具等に連動連結されたコントロールアーム20はコント
ロール軸19を軸心として傾倒し、第一アーム20a端
部に連結された可動斜板15も傾倒して、入力軸16の
回転により油圧ポンプ9のピストン14・14・・・が
往復摺動して圧油を油圧モータ10へ送油する。この時
センタセクション11内部の上記二つの油路33a・3
3bのうち一方側は高圧となる。二つの油路33a・3
3bのうちどちらが高圧となるかは可動斜板15の傾斜
方向(即ち変速操作具を前進及び後進のどちら側に傾倒
するか)によって決定されるが、例えば仮に33aの油
路が高圧になったとすると、それに伴い該高圧側の油路
33aに接続されたピストン34aが制動板28側に突
出してその頭部を該制動板28に接触させ、同制動板2
8を反対側の受け側ブレーキパッド30へ押圧すること
となる。
【0021】ピストン34a・34bを前記のような挙
動をするように構成したことにより、運転者が変速操作
具を前進側又は後進側に傾倒した状態から手を離す等し
た場合は、前記コントロールアーム20は中立復帰バネ
29によって中立位置に戻ろうとするが、高圧側油路に
接続されたピストン34aの頭部が制動板28側へ突出
することにより、ピストン34a、制動板28、受け側
ブレーキパッド30の三者が接触して摩擦力が発生す
る。即ち、ピストン34a頭部がブレーキパッド、制動
板28がブレーキディスクの役割をそれぞれ果たすこと
により、コントロールアーム20の中立位置への急激な
戻りを回避して、車両の急停止を防止しているのであ
る。
【0022】また、上記二つのピストン34a・34b
の軸心方向にはそれぞれ開口孔31・31が設けられ、
一方、制動板28のピストン接触側の面には半径方向に
細長い溝32が形成されており、該コントロールアーム
20が中立位置近傍にあるときは、二つのピストン34
a・34bに設けられた開口孔31・31の位置がそれ
ぞれ該制動板28の溝32の位置に重なるように構成し
ている。従って、変速操作具を中立位置に戻すと、高圧
側の油路33a内のオイルがピストン34aの該開口孔
31から該溝32を介してドレーンする。よって、変速
操作具が中立位置よりずれていても、そのずれが微かで
あれば油圧モータは動作しないので、車両の安定した停
止が得られるのである。なお、コントロールアーム20
を中立位置から大きく傾斜させた場合は、制動板28の
溝32の位置も移動してピストン34a・34bの開口
孔31・31の位置から外れるので、高圧側の油路33
aに接続されたピストン34aは制動板28に当接する
ことにより開口孔31は制動板28の平板状部分に当接
して塞がれて、オイルはドレーンされず油圧が維持され
て、前述のようにピストン34aと制動板28との間に
摩擦力が発生するのである。
【0023】また、上述のように、二つの油路33a・
33bのうちどちらが高圧となるかは可動斜板15の傾
斜方向(即ち変速操作具を前進及び後進のどちら側に傾
倒するか)によって決定されるが、上記とは逆に33b
の油路が高圧となったとしても、該油路に接続されたピ
ストン14bが制動板28側へ突出して摩擦力を発生す
るので、前進側から中立位置に戻る場合でも、後進側か
ら戻る場合でも、ゆっくりとコントロールアーム20
(及びコントロールレバー21を介して該アーム20に
連結された変速操作具)が戻されることとなる。
【0024】なお、前述のようにセンタセクション11
には側方へ向けて突起11sを設けているので、センタ
セクション11の右側上方には空間ができるが、前述の
ようにコントロールアーム20よりセンタセクション寄
りの位置においてコントロール軸19に中立復帰バネ2
9を取り付けているので、該空間には該中立復帰バネ2
9が位置することとなり、デッドスペースとならず、空
間を有効に活用しているのである。
【0025】次に、本発明の要部となる油溜めの構成に
ついて説明する。第一油溜め1と第二油溜め2とは前述
のように隔壁によって区画されていて、第二油溜め2の
上面には注油口2aを設けて、該注油口2aはブリーザ
キャップ35によって閉じられて第二油溜め2内の上部
エア溜まり部分を大気に連通させている。第一油溜め1
は大気より完全に遮断されている。
【0026】そして、ハウジング内には、第一油溜め1
と第二油溜め2の境界部近傍の上部に若干量のオイルを
溜めることが可能な第三油溜め3を更に形成して、第三
油溜め3底面部には二つの開口孔3a・3bが設けら
れ、該開口孔の一つ3aは第一油溜め1の上部に通じ、
他の開口孔3bにはオイルシール43を介して細管36
が挿入され、該細管36の終端は十分に下方に延出さ
れ、第二油溜め2の油面より下に常時位置させている。
こうして第一油溜め1と第二油溜め2の間でサイホンを
構成している。
【0027】このような構成において、ハウジング内に
形成した第一油溜め1と第三油溜め3内に潤滑油と作動
油を兼用するオイルを略隙間なく充填する。更に第二油
溜め2にもオイルを注入するが、その際、第二油溜め2
の油面は第三油溜めの油面よりも低く設定する。このよ
うに構成することで、第一油溜め1内のオイルの温度が
HSTの作動によって上昇して体積が増加したときに
は、開口孔3aから第三油溜め3及び細管36を介して
第二油溜め2内へその増加分が入って調整されるように
している。逆に、油温が低下して体積が減少すると該減
少分だけオイルが第二油溜め2から細管36、第三油溜
め3及び開口孔3aを介して第一油溜めに戻される。即
ち、車軸駆動装置と別体のリザーバタンクを設置する代
わりに、デフギア装置8・伝動歯車等12等を収容した
区画、即ち第二油溜め2にリザーバタンクとしての役割
をも担わせているのである。
【0028】なお、第一油溜め1と第二油溜め2の間に
隙間があるとオイルが漏出して上記効果が妨げられるの
で、第一油溜め1と第二油溜め2とは完全に区画され隔
てられ、かつ、第一油溜め1は密閉されなければならな
い。かかる観点から、図2に示すように、油圧モータ1
0のモータ軸7が第一油溜め1から第二油溜め2に入る
部分にはオイルシール38が設けられており、両油溜め
1・2内のオイルがモータ軸7の軸孔部分から漏洩して
直接流通するのを防止している。
【0029】次に、変形例を以下に説明する。即ち、図
4に示すように、第一油溜め1と第二油溜め2との間を
仕切る隔壁を厚く形成し、更にハウジング上壁面近傍に
おいて第一油溜め1の領域が第二油溜め2上方に突出す
るようにして、該突出部分1' の底面から該隔壁の内部
に上下方向に沿う油路37を形成して該油路37の終端
を第二油溜め2の油面より下方に常時位置させることに
よりサイホンを形成することもできる。尚、この場合
は、第三油溜めを設けず、該第一油溜めの突出空間部分
1' が第三油溜めの役割を果たすように構成している。
【0030】また、図5に示すように、第二油溜め2の
ハウジング側壁面下側に外部へ通じる開口孔2bを設
け、該開口孔2bにL字パイプ状に形成した第一管継手
38aの一端を外部から挿入して固定する一方、第一油
溜め1上壁面に外部へ通じる開口孔1aを設け、同じく
L字パイプ状に形成した第二管継手38bの一端を該開
口孔1aに外部から挿入固定して、両管継手1a・1b
をチューブ39で連結する構成とすることもできる。そ
して、第二油溜め2側の挿入孔2bを常時該油溜め2の
油面より下方に位置させることによっても、同様の効果
を達成できる。なお、この場合は第三油溜めを設ける必
要がなくなるため、ハウジング内部の構造を簡潔なもの
とすることができる。
【0031】さらに、油溜めの隔壁にチェックバルブを
設けた変形例を図6にて説明する。即ち、第一油溜め1
と第三油溜め3の間の隔壁に第一チェックバルブ40a
を設け、更に第一油溜め1と第二油溜め2の間の隔壁に
同じく第二チェックバルブ40bを設けたものである。
この際、チェックバルブの向きは、第一チェックバルブ
40aについては第一油溜め1から第三油溜め3へのみ
流入可能となるように設定し、第二チェックバルブ40
bについては第二油溜め2から第一油溜め1へのみ流入
可能となるように設定する。なお、43・43は第一・
第二チェックバルブ40a・40bの外周に密着してオ
イルの漏出を防止するオイルシールである。このような
構成とすることにより、第一油溜め1内の油温が上昇し
てオイルが膨張した際は、該膨張分のオイルは第一チェ
ックバルブ40aを介して第三油溜め3へ流入し(第二
チェックバルブ40bは逆方向であるためオイルが第二
油溜め2へ直接流入することはない)、第三油溜め3か
ら第二油溜め側2へ設けた開口孔3b' を通って第二油
溜め2へ導かれる。そして、逆に第一油溜め1内の油温
が下がった場合は、体積収縮分のオイルが第二油溜め2
から第二チェックバルブ40bを通過して第一油溜め1
へ戻るのである。
【0032】続いて、チェックバルブを一つだけ用いた
変形例を図7にて説明する。即ち、第一油溜め1と第二
油溜め2を区画する隔壁にハウジング上壁面近傍におい
て隙間41を設ける一方、該隔壁の下部においてチェッ
クバルブ40bを第二油溜め2から第一油溜め1方向へ
のみ流入可能であるように設けたものである。そして、
この際は、第二油溜め2にも十分の量の油を充填し、車
軸駆動装置を水平に設置したときに第一油溜め1の油面
と第二油溜め2の油面が同レベルとなるように設定す
る。このような構成とすることにより、第一油溜め1内
の油温が上昇してオイルが膨張した際は、該膨張分のオ
イルは隔壁上部の隙間41からオーバーフローして第二
油溜め内2に流入する。そして、逆に油温が下がった場
合は、第一油溜め1内部のオイルの体積が減少し、それ
に伴って油面が下降して第二油溜め2の油面より下方と
なり、両油溜め内のオイルに作用する圧力差によって第
二油溜め2内のオイルがチェックバルブ40bを介して
第一油溜め1内に流入し、油面が均等になるようにして
油量が調節されるのである。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1に示す如
く、ハウジング内に第一油溜めと第二油溜めとを形成
し、該第一油溜め内に油圧ポンプと油圧モータからなる
ハイドロスタティックトランスミッション(以下HS
T)を収容し、該第二油溜め内に車軸、及び、該車軸に
HSTの油圧モータの動力を伝達する伝動機構を収容す
る構成であって、該第一油溜め内のオイルが膨張して第
一油溜めの容積をオーバーしたときに、第一油溜めの上
部から第二油溜めへ連通手段を介して流出するように構
成したので、車軸、デフギア装置等を収容する第二油溜
めをリザーバタンクとして兼用させることができ、ハウ
ジング上方に別途リザーバタンクを設ける必要がなく、
車軸駆動装置全体の高さを低くすることができ、コンパ
クトな車軸駆動装置を構成できたのである。従って、車
両に取り付けても邪魔にならず、また、車両設計の自由
度が高くなるのである。
【0034】請求項2に示す如く、前記第一油溜めを大
気より遮断させ第二油溜めを大気に開放させる一方、前
記連通手段の終端部を第二油溜め内の油面より下方に設
定したので、簡単な構成で連通手段をサイホンとして構
成することができ、第一油溜めのオイルの体積が増加し
ても容易かつ確実に調節することができるのである。
【0035】請求項3に示す如く、前記第一油溜めを大
気より遮断させ第二油溜めを大気に開放させる一方、前
記連通手段に、オイルを第一油溜めから第二油溜め方向
へのみ流入可能とする第一チェックバルブを介在させる
とともに、更に第一油溜めと第二油溜めとを区画する隔
壁の第二油溜めの油面より下方の位置に、第二油溜めか
ら第一油溜め方向へのみ流入可能とする第二チェックバ
ルブを設けたので、サイホンを用いることなく、第一油
溜め内部のオイルの体積変化を簡単な構成で調節するこ
とができるのである。
【0036】請求項4に示す如く、前記連通手段を前記
第一油溜めと第二油溜めとを区画する隔壁上部に形成し
た隙間とし、該隔壁の第二油溜めの油面より下方の位置
に第二油溜めから第一油溜め方向へのみオイルを流入可
能とするチェックバルブを設けたので、チェックバルブ
の数が少なくて済むこととなり、更に第一油溜めを密閉
しておく必要がないので、ハウジング内部を簡潔な構成
とすることができ、製造コストも低減されるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車軸駆動装置の側面図。
【図2】同じく上面断面図。
【図3】同じく側面断面図。
【図4】細管の代わりとして油路を用いてサイホンを構
成した変形例の側面断面図。
【図5】外部チューブにより第一油溜めと第二油溜めを
連結してサイホンを構成した変形例の側面断面図。
【図6】二つのチェックバルブを用いて油量の調節を行
うよう構成した変形例の側面断面図。
【図7】一つのチェックバルブのみを用いて油量の調節
を行うよう構成した変形例の側面断面図。
【符号の説明】
1 第一油溜め 2 第二油溜め 3 第三油溜め 4 上部ハウジング 5 下部ハウジング 6 車軸 8 デフギア装置 9 油圧ポンプ 10 油圧モータ 11 センタセクション 12 伝動歯車 35 ブリーザキャップ 36 細管 37 油路 39・42 チューブ 40a・40b チェックバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D039 AA04 AA05 AA14 AA15 AA23 AB01 AB04 AB07 AB11 AB16 AB21 AC24 AC33 AC65 AC67 AD36 AD43 AD44 AD45 AD48 3D042 AA06 AB01 AB04 AB05 AB07 AB10 AB11 AB16 BA02 BA05 BA07 BA08 BA13 BA18 BA19 BA20 BB02 BB05 BC01 BC16 CA03 CA09 CB20 3J063 AA01 AB02 AB04 AB44 AB62 AC01 AC06 AC11 BA03 BB41 CA01 CD45 XD32 XE17 XE38 XG07 XG13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に第一油溜めと第二油溜め
    とを形成し、該第一油溜め内に油圧ポンプと油圧モータ
    からなるハイドロスタティックトランスミッション(以
    下HST)を収容し、該第二油溜め内に車軸、及び、該
    車軸にHSTの油圧モータの動力を伝達する伝動機構を
    収容する構成であって、該第一油溜め内のオイルが膨張
    して第一油溜めの容積をオーバーしたときに、第一油溜
    めの上部から第二油溜めへ連通手段を介して流出するよ
    うに構成したことを特徴とする車軸駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記第一油溜めを大気より遮断させ第二
    油溜めを大気に開放させる一方、前記連通手段の終端部
    を第二油溜め内の油面より下方に設定したことを特徴と
    する請求項1記載の車軸駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記第一油溜めを大気より遮断させ第二
    油溜めを大気に開放させる一方、前記連通手段に、オイ
    ルを第一油溜めから第二油溜め方向へのみ流入可能とす
    る第一チェックバルブを介在させるとともに、更に第一
    油溜めと第二油溜めとを区画する隔壁の第二油溜めの油
    面より下方の位置に、第二油溜めから第一油溜め方向へ
    のみ流入可能とする第二チェックバルブを設けたことを
    特徴とする請求項1記載の車軸駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記連通手段を前記第一油溜めと第二油
    溜めとを区画する隔壁上部に形成した隙間とし、該隔壁
    の第二油溜めの油面より下方の位置に第二油溜めから第
    一油溜め方向へのみオイルを流入可能とするチェックバ
    ルブを設けたことを特徴とする請求項1記載の車軸駆動
    装置。
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