JP2000201936A - ２平面超音波イメ―ジング方法及び装置 - Google Patents
２平面超音波イメ―ジング方法及び装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ２つの超音波イメージング平面で器具を同時
に見ることができるようにする方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、少なくとも２つの超音波イメ
ージング平面を発生することが可能な超音波イメージン
グ・プローブである。２つのイメージング平面は平行で
はない（すなわち、平面が交差している）。器具通路
は、イメージング平面に対して、少なくとも部分的に、
２つのイメージング平面を交差させる交差部分に設けら
れる。そのため、両方のイメージング平面で器具を同時
に見ることができる。
に見ることができるようにする方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、少なくとも２つの超音波イメ
ージング平面を発生することが可能な超音波イメージン
グ・プローブである。２つのイメージング平面は平行で
はない（すなわち、平面が交差している）。器具通路
は、イメージング平面に対して、少なくとも部分的に、
２つのイメージング平面を交差させる交差部分に設けら
れる。そのため、両方のイメージング平面で器具を同時
に見ることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療装置の分野に
関するものである。とりわけ、本発明は、超音波腔内イ
メージング装置に関するものである。
関するものである。とりわけ、本発明は、超音波腔内イ
メージング装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】物体（以下では、「物体」は、人間、動
物、非生物構造等といった、さまざまなタイプの被検体
を表す）内部のイメージを得るため、さまざまな超音波
技法及び装置が開発されてきた。超音波イメージングの
用途の１つは、医療分野、とりわけ、腔内プローブ（例
えば、生検用誘導式腔内プローブ）であった。こうした
プローブは、例えば、膣内検査（例えば、子宮、卵巣等
を検査するため）、直腸内検査（例えば、直腸壁、前立
腺等を検査するため）、及び／または、他の医療に関連
した用途に利用することが可能である。一般に、腔内プ
ローブには、物体の空洞内に挿入されるプローブの遠位
端に配置された線形アレイ変換器が含まれている。変換
器によって、物体、及び／または、プローブを介して物
体内に誘導することが可能な別の器具（例えば、生検
針）の構造／形状を見るためのイメージング平面が得ら
れる。イメージング平面は、プローブの側方（「側方放
射」変換器に対応する）またはプローブの前方（「先端
放射」変換器に対応する）に形成することが可能であ
る。
物、非生物構造等といった、さまざまなタイプの被検体
を表す）内部のイメージを得るため、さまざまな超音波
技法及び装置が開発されてきた。超音波イメージングの
用途の１つは、医療分野、とりわけ、腔内プローブ（例
えば、生検用誘導式腔内プローブ）であった。こうした
プローブは、例えば、膣内検査（例えば、子宮、卵巣等
を検査するため）、直腸内検査（例えば、直腸壁、前立
腺等を検査するため）、及び／または、他の医療に関連
した用途に利用することが可能である。一般に、腔内プ
ローブには、物体の空洞内に挿入されるプローブの遠位
端に配置された線形アレイ変換器が含まれている。変換
器によって、物体、及び／または、プローブを介して物
体内に誘導することが可能な別の器具（例えば、生検
針）の構造／形状を見るためのイメージング平面が得ら
れる。イメージング平面は、プローブの側方（「側方放
射」変換器に対応する）またはプローブの前方（「先端
放射」変換器に対応する）に形成することが可能であ
る。
【０００３】こうした線形アレイ変換器による腔内プロ
ーブによって、物体の内部、及び／または、プローブを
介して物体内に誘導することが可能な別の器具（例え
ば、生検針）を見るためのイメージング平面が、どの時
点においても１つ形成されるので、こうしたプローブに
よって得られる超音波イメージは、一般に、単一平面に
制限される。あいにく、こうした２Ｄ（２次元）イメー
ジでは、一般に、物体内の構造／形状が所望の正確さで
示されない。比較的高レベルのイメージング正確度が不
可欠とされる可能性のある適用例の場合で、例えば、生
検針が避ける必要があるかもしれない敏感な物体構造を
通るか、または、それに近接して生検針の誘導を行うと
いった場合には、こうした線形アレイ変換器によるプロ
ーブは、実用的ではない可能性がある。
ーブによって、物体の内部、及び／または、プローブを
介して物体内に誘導することが可能な別の器具（例え
ば、生検針）を見るためのイメージング平面が、どの時
点においても１つ形成されるので、こうしたプローブに
よって得られる超音波イメージは、一般に、単一平面に
制限される。あいにく、こうした２Ｄ（２次元）イメー
ジでは、一般に、物体内の構造／形状が所望の正確さで
示されない。比較的高レベルのイメージング正確度が不
可欠とされる可能性のある適用例の場合で、例えば、生
検針が避ける必要があるかもしれない敏感な物体構造を
通るか、または、それに近接して生検針の誘導を行うと
いった場合には、こうした線形アレイ変換器によるプロ
ーブは、実用的ではない可能性がある。
【０００４】単一線形アレイ変換器による腔内プローブ
の上述の制限を改善するための技法がいくつか提案され
ているが、それぞれ制限がある。例えば、腔内プローブ
には、線形アレイ変換器ではなく、機械的変換器を利用
するものもある。こうした機械的変換器によるプローブ
は、どの時点においても単一イメージング平面を形成す
るが、機械的変換器は、視野内において多平面３次元
（３Ｄ）配向を可能にするため、１８０度あるいはそれ
以上回転させることが可能である。しかし、生検針はせ
いぜい１つの回転面においてしか見えないので、先端放
射多平面単一機械的変換器によるプローブを、生検用の
誘導に利用することはできない。さらに、側方放射多平
面単一機械的変換器によるプローブによって、前方に侵
入する生検針を見ることは全く不可能である。
の上述の制限を改善するための技法がいくつか提案され
ているが、それぞれ制限がある。例えば、腔内プローブ
には、線形アレイ変換器ではなく、機械的変換器を利用
するものもある。こうした機械的変換器によるプローブ
は、どの時点においても単一イメージング平面を形成す
るが、機械的変換器は、視野内において多平面３次元
（３Ｄ）配向を可能にするため、１８０度あるいはそれ
以上回転させることが可能である。しかし、生検針はせ
いぜい１つの回転面においてしか見えないので、先端放
射多平面単一機械的変換器によるプローブを、生検用の
誘導に利用することはできない。さらに、側方放射多平
面単一機械的変換器によるプローブによって、前方に侵
入する生検針を見ることは全く不可能である。
【０００５】上述の単一平面線形アレイ変換器によるプ
ローブ及び多平面機械式変換器によるプローブ以外に、
２平面プローブが提案されている。あるタイプの２平面
プローブは、視野内における３Ｄ配向を可能にするた
め、２つの交差する直交イメージング平面を発生する、
傾斜した二重凸状線形アレイ先端放射変換器構造を利用
している。しかし、このタイプの２平面プローブは、２
つのイメージング平面が、生検針に沿ってではなく、１
つの変換器の上で交差するので、１つのイメージング平
面だけに制限される。もう１つのタイプの２平面プロー
ブでは、３Ｄ配向を示すため、２つの非交差直交イメー
ジング平面を発生する、凸状とフラットな側方放射線形
アレイ変換器構造を利用している。しかし、この第２の
タイプの２平面腔内プローブでは、どちらのイメージン
グ平面においても生検針を見ることが不可能である。
ローブ及び多平面機械式変換器によるプローブ以外に、
２平面プローブが提案されている。あるタイプの２平面
プローブは、視野内における３Ｄ配向を可能にするた
め、２つの交差する直交イメージング平面を発生する、
傾斜した二重凸状線形アレイ先端放射変換器構造を利用
している。しかし、このタイプの２平面プローブは、２
つのイメージング平面が、生検針に沿ってではなく、１
つの変換器の上で交差するので、１つのイメージング平
面だけに制限される。もう１つのタイプの２平面プロー
ブでは、３Ｄ配向を示すため、２つの非交差直交イメー
ジング平面を発生する、凸状とフラットな側方放射線形
アレイ変換器構造を利用している。しかし、この第２の
タイプの２平面腔内プローブでは、どちらのイメージン
グ平面においても生検針を見ることが不可能である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、２つのイメージング平面において、生検針または他
の器具といった器具を同時に見ることができるようにす
る超音波腔内プローブを提供することにある。
は、２つのイメージング平面において、生検針または他
の器具といった器具を同時に見ることができるようにす
る超音波腔内プローブを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、２つの超音波
イメージング平面で器具を同時に見ることができる方法
及び装置である。本発明の実施態様の１つは、少なくと
も２つの超音波イメージング平面を発生することが可能
な超音波イメージング・プローブである。実施態様の１
つでは、２つのイメージング平面は平行ではない（すな
わち、それらの平面は交差する）。器具の通路は、これ
らのイメージング平面に対して、両イメージング平面に
おいて器具を同時に見ることができるように位置決めさ
れる。実施態様の１つでは、器具通路は、少なくとも部
分的に、２つのイメージング平面が交差する交差部分に
設けられる。
イメージング平面で器具を同時に見ることができる方法
及び装置である。本発明の実施態様の１つは、少なくと
も２つの超音波イメージング平面を発生することが可能
な超音波イメージング・プローブである。実施態様の１
つでは、２つのイメージング平面は平行ではない（すな
わち、それらの平面は交差する）。器具の通路は、これ
らのイメージング平面に対して、両イメージング平面に
おいて器具を同時に見ることができるように位置決めさ
れる。実施態様の１つでは、器具通路は、少なくとも部
分的に、２つのイメージング平面が交差する交差部分に
設けられる。
【０００８】本発明によれば、少なくとも２つのイメー
ジング平面で器具へ同時にアクセスできる超音波イメー
ジング装置が得られる。２つのイメージング平面におけ
る器具の同時イメージングに基づく本発明の実施態様の
１つでは、器具及び／または他の構造の３次元（３Ｄ）
２平面配向を生じさせることが可能である。本発明が医
療用途に用いられる生検用腔内プローブとして実施され
る、実施態様の１つでは、器具は、２つのイメージング
平面を同時に通るように誘導される生検針とすることが
可能である。認識しておくべきは、この実施態様の場
合、プローブを利用して、一方の平面におけるイメージ
を得ることもできるという点である。例えば、本発明を
実施する生検用腔内プローブは、直腸または他の腔内に
おいて操作を加え、傾斜側方放射走査を行うことも可能
である。しかし、認識しておくべきは、本明細書におけ
る本発明の説明は、主として、腔内生検に関連して行わ
れるが、本明細書に開示の超音波イメージング装置及び
方法の１つまたはその組み合わせは、本発明の範囲を逸
脱することなく、さまざまな他の医療用途または非医療
用途にも利用することが可能である。従って、本発明
は、必ずしも、生検用腔内プローブまたは医療目的のイ
メージング装置に制限されるべきものではない。
ジング平面で器具へ同時にアクセスできる超音波イメー
ジング装置が得られる。２つのイメージング平面におけ
る器具の同時イメージングに基づく本発明の実施態様の
１つでは、器具及び／または他の構造の３次元（３Ｄ）
２平面配向を生じさせることが可能である。本発明が医
療用途に用いられる生検用腔内プローブとして実施され
る、実施態様の１つでは、器具は、２つのイメージング
平面を同時に通るように誘導される生検針とすることが
可能である。認識しておくべきは、この実施態様の場
合、プローブを利用して、一方の平面におけるイメージ
を得ることもできるという点である。例えば、本発明を
実施する生検用腔内プローブは、直腸または他の腔内に
おいて操作を加え、傾斜側方放射走査を行うことも可能
である。しかし、認識しておくべきは、本明細書におけ
る本発明の説明は、主として、腔内生検に関連して行わ
れるが、本明細書に開示の超音波イメージング装置及び
方法の１つまたはその組み合わせは、本発明の範囲を逸
脱することなく、さまざまな他の医療用途または非医療
用途にも利用することが可能である。従って、本発明
は、必ずしも、生検用腔内プローブまたは医療目的のイ
メージング装置に制限されるべきものではない。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下の説明において、本発明の完
全な理解が得られるように、多数の特定の細部について
記述される。しかし、云うまでもなく、本発明は、こう
した特定の細部にこだわらずに実施可能である。他方、
本発明が曖昧にならないようにするため、周知の回路、
構造、及び、技法については詳細に示されない。
全な理解が得られるように、多数の特定の細部について
記述される。しかし、云うまでもなく、本発明は、こう
した特定の細部にこだわらずに実施可能である。他方、
本発明が曖昧にならないようにするため、周知の回路、
構造、及び、技法については詳細に示されない。
【００１０】図１は、本発明の実施形態の１つに従っ
て、同時２平面イメージングを可能にする超音波イメー
ジング・プローブ（の一部）に関する側面図である。図
１には、シャフト１０６によって輪郭が形成される、超
音波イメージング・プローブ１００の少なくとも一部が
示されている。プローブ１００の遠位端において、２つ
の凸状変換器、すなわち、前傾した側方放射変換器１０
２及び傾斜した先端放射変換器１０４が、シャフト１０
６に対して斜めに接合されている。しかし、以下の説明
から明らかなように、本発明は特定のタイプの変換器に
制限されるものではない。
て、同時２平面イメージングを可能にする超音波イメー
ジング・プローブ（の一部）に関する側面図である。図
１には、シャフト１０６によって輪郭が形成される、超
音波イメージング・プローブ１００の少なくとも一部が
示されている。プローブ１００の遠位端において、２つ
の凸状変換器、すなわち、前傾した側方放射変換器１０
２及び傾斜した先端放射変換器１０４が、シャフト１０
６に対して斜めに接合されている。しかし、以下の説明
から明らかなように、本発明は特定のタイプの変換器に
制限されるものではない。
【００１１】図１に示すプローブ１００の実施形態の１
つに関する正面図を描いた図５に示すように、側方放射
変換器１０２及び先端放射変換器１０４は、プローブ１
００の傾斜した遠位端において、互いに直交するように
配置されている。側方放射変換器１０２及び先端放射変
換器１０４自体は、それぞれ、イメージング平面１１０
及びイメージング平面１１２を発生するが、この２つの
イメージング平面は、本発明の実施形態の１つでは直交
する。
つに関する正面図を描いた図５に示すように、側方放射
変換器１０２及び先端放射変換器１０４は、プローブ１
００の傾斜した遠位端において、互いに直交するように
配置されている。側方放射変換器１０２及び先端放射変
換器１０４自体は、それぞれ、イメージング平面１１０
及びイメージング平面１１２を発生するが、この２つの
イメージング平面は、本発明の実施形態の１つでは直交
する。
【００１２】シャフト１０６に器具通路１１４であるグ
ルーブ１０８が形成されている。実施形態の１つでは、
グルーブ１０８は、図２及び図３〜図５に示され、さら
に詳細に後述される、チャネル・ガイド・アタッチメン
ト１１８のような、器具通路１１４を形成するチャネル
を備えたアタッチメントを収容するように構成されてい
る。もう１つの実施形態では、グルーブ１０８の代わり
に、器具通路１１４を形成するシャフト１０６内のチャ
ネル（及び、変換器アセンブリを含むプローブ１００の
遠位端）を用いることが可能である。実施形態の１つで
は、器具通路１１４は、生検針または超音波イメージ誘
導のための他の器具である。
ルーブ１０８が形成されている。実施形態の１つでは、
グルーブ１０８は、図２及び図３〜図５に示され、さら
に詳細に後述される、チャネル・ガイド・アタッチメン
ト１１８のような、器具通路１１４を形成するチャネル
を備えたアタッチメントを収容するように構成されてい
る。もう１つの実施形態では、グルーブ１０８の代わり
に、器具通路１１４を形成するシャフト１０６内のチャ
ネル（及び、変換器アセンブリを含むプローブ１００の
遠位端）を用いることが可能である。実施形態の１つで
は、器具通路１１４は、生検針または超音波イメージ誘
導のための他の器具である。
【００１３】いずれの場合にも、器具通路１１４は、イ
メージング平面１１０及びイメージング平面１１２の交
差部分を形成するライン上にほぼ位置する。上述のよう
に、イメージング平面１１０及びイメージング平面１１
２において、器具通路１１４に沿ってプローブ１００に
対して誘導される器具を同時に見ることができる。従っ
て、イメージング平面１１０及びイメージング平面１１
２のそれぞれによって得られるイメージに処理を施すこ
とによって、器具及び／またはそれに近接した構造の２
平面イメージを生成することが可能である。本発明の実
施形態の１つでは、それぞれ、イメージング平面１１０
及びイメージング平面１１２の一方によって得られる、
２つのイメージの合成イメージを構成する３Ｄ配向を形
成することが可能である。実施形態の１つでは、２つの
イメージング平面からのイメージのインターリーブを利
用して、２つのイメージの合成イメージを生成すること
が可能である。実施形態の１つでは、プローブ１００
が、プローブ１００によって発生する単一平面または２
平面イメージ、とりわけ、変換器１０２及び１０４から
得られる信号を見るための回路要素及びモニタ／ディス
プレイを含むディスプレイ・システムに結合される。こ
うしたイメージは、上述の超音波イメージング技法／装
置の１つまたは組み合わせに従って生成することが可能
である。
メージング平面１１０及びイメージング平面１１２の交
差部分を形成するライン上にほぼ位置する。上述のよう
に、イメージング平面１１０及びイメージング平面１１
２において、器具通路１１４に沿ってプローブ１００に
対して誘導される器具を同時に見ることができる。従っ
て、イメージング平面１１０及びイメージング平面１１
２のそれぞれによって得られるイメージに処理を施すこ
とによって、器具及び／またはそれに近接した構造の２
平面イメージを生成することが可能である。本発明の実
施形態の１つでは、それぞれ、イメージング平面１１０
及びイメージング平面１１２の一方によって得られる、
２つのイメージの合成イメージを構成する３Ｄ配向を形
成することが可能である。実施形態の１つでは、２つの
イメージング平面からのイメージのインターリーブを利
用して、２つのイメージの合成イメージを生成すること
が可能である。実施形態の１つでは、プローブ１００
が、プローブ１００によって発生する単一平面または２
平面イメージ、とりわけ、変換器１０２及び１０４から
得られる信号を見るための回路要素及びモニタ／ディス
プレイを含むディスプレイ・システムに結合される。こ
うしたイメージは、上述の超音波イメージング技法／装
置の１つまたは組み合わせに従って生成することが可能
である。
【００１４】図２には、本発明の実施形態の１つに従っ
て超音波イメージング・プローブに用いることが可能
な、チャネル・ガイド・アタッチメントが示されてい
る。図２には、チャネル・ガイド・クランプ１１６及び
チャネル・ガイド・クランプ１２４を含む、チャネル・
ガイド・アタッチメント１１８が示されている。チャネ
ル・ガイド・アタッチメント１１８には、器具（例え
ば、生検針）の誘導を容易にするために利用可能なチャ
ネル１２０も含まれている。本発明の実施形態の１つに
よれば、チャネル・ガイド・アタッチメント１１８は、
図１に示され、図１に関連して既述のプローブ１００に
取り付けることが可能である。すなわち、チャネル・ガ
イド・アタッチメント１１８は、図１に関連して説明し
たように、プローブ１００のグルーブ１０８に取り付け
ることが可能である。そうすることによって、チャネル
・ガイド・アタッチメント１１８は、チャネル１２０に
よって、イメージング平面１１２及びイメージング平面
１１０内を誘導することが可能な器具に、同時にアクセ
スすることが可能になる。図２に示すチャネル・ガイド
・クランプ１１６及び１２４によって、図１に示すプロ
ーブ１００のような生検用イメージング・プローブにチ
ャネル・ガイド・アタッチメント１１８を取り付けるこ
とが可能になる。
て超音波イメージング・プローブに用いることが可能
な、チャネル・ガイド・アタッチメントが示されてい
る。図２には、チャネル・ガイド・クランプ１１６及び
チャネル・ガイド・クランプ１２４を含む、チャネル・
ガイド・アタッチメント１１８が示されている。チャネ
ル・ガイド・アタッチメント１１８には、器具（例え
ば、生検針）の誘導を容易にするために利用可能なチャ
ネル１２０も含まれている。本発明の実施形態の１つに
よれば、チャネル・ガイド・アタッチメント１１８は、
図１に示され、図１に関連して既述のプローブ１００に
取り付けることが可能である。すなわち、チャネル・ガ
イド・アタッチメント１１８は、図１に関連して説明し
たように、プローブ１００のグルーブ１０８に取り付け
ることが可能である。そうすることによって、チャネル
・ガイド・アタッチメント１１８は、チャネル１２０に
よって、イメージング平面１１２及びイメージング平面
１１０内を誘導することが可能な器具に、同時にアクセ
スすることが可能になる。図２に示すチャネル・ガイド
・クランプ１１６及び１２４によって、図１に示すプロ
ーブ１００のような生検用イメージング・プローブにチ
ャネル・ガイド・アタッチメント１１８を取り付けるこ
とが可能になる。
【００１５】図３には、本発明による超音波プローブ及
びチャネル・ガイド・アタッチメントの断面図が示され
ている。すなわち、図３には、図１に示す超音波イメー
ジング・プローブ１００のシャフト１０６が、それに取
り付けることが可能なチャネル・ガイド・アタッチメン
ト１１８と共に、正面図として示されている。図３に示
すように、シャフト１０６は、図１に関連して説明した
ように、グルーブ１０８が形成されている。チャネル・
ガイド・アタッチメント１１８には、チャネル１２０並
びにチャネル・ガイド・クランプ１１６が含まれている
が、さらに他のコンポーネント（例えば、チャネル・ガ
イド・クランプ１２４のような追加チャネル・ガイド・
クランプ）を含むこともできる。しかし、他のコンポー
ネントは必ずしも含まなくてもかまわない。一般に、図
３には、超音波プローブのシャフト、及び、少なくとも
２つの超音波イメージング平面に通す器具を誘導するた
めに、プローブに取り付けることが可能なチャネル・ガ
イド・アタッチメントに関する構成の１つが示されてい
る。しかし、チャネル・ガイド・アタッチメント１１
８、チャネル・ガイド・クランプ１１６、１２４、グル
ーブ１０８、及び／または超音波イメージング・プロー
ブ１００は、２つ以上のイメージング平面における器具
を同時にみることができるようにするため、いくつかの
それぞれに異なる形状及びサイズに従って構成すること
ができるのは、明らかである。本発明の実施形態の１つ
では、取り外し可能／取り付け可能チャネル・ガイド・
アタッチメントを設けることによって、プローブ・シー
スまたはカバーを収容することが可能である。代替実施
形態の場合、超音波イメージング・プローブには、グル
ーブ及び／または他のアタッチメント機構を設けること
ができない。例えば、器具通路を形成するためのチャネ
ルは、プローブのシャフト自体によって形成することが
可能である。
びチャネル・ガイド・アタッチメントの断面図が示され
ている。すなわち、図３には、図１に示す超音波イメー
ジング・プローブ１００のシャフト１０６が、それに取
り付けることが可能なチャネル・ガイド・アタッチメン
ト１１８と共に、正面図として示されている。図３に示
すように、シャフト１０６は、図１に関連して説明した
ように、グルーブ１０８が形成されている。チャネル・
ガイド・アタッチメント１１８には、チャネル１２０並
びにチャネル・ガイド・クランプ１１６が含まれている
が、さらに他のコンポーネント（例えば、チャネル・ガ
イド・クランプ１２４のような追加チャネル・ガイド・
クランプ）を含むこともできる。しかし、他のコンポー
ネントは必ずしも含まなくてもかまわない。一般に、図
３には、超音波プローブのシャフト、及び、少なくとも
２つの超音波イメージング平面に通す器具を誘導するた
めに、プローブに取り付けることが可能なチャネル・ガ
イド・アタッチメントに関する構成の１つが示されてい
る。しかし、チャネル・ガイド・アタッチメント１１
８、チャネル・ガイド・クランプ１１６、１２４、グル
ーブ１０８、及び／または超音波イメージング・プロー
ブ１００は、２つ以上のイメージング平面における器具
を同時にみることができるようにするため、いくつかの
それぞれに異なる形状及びサイズに従って構成すること
ができるのは、明らかである。本発明の実施形態の１つ
では、取り外し可能／取り付け可能チャネル・ガイド・
アタッチメントを設けることによって、プローブ・シー
スまたはカバーを収容することが可能である。代替実施
形態の場合、超音波イメージング・プローブには、グル
ーブ及び／または他のアタッチメント機構を設けること
ができない。例えば、器具通路を形成するためのチャネ
ルは、プローブのシャフト自体によって形成することが
可能である。
【００１６】図４には、超音波イメージング・プローブ
の側面図が示されている。すなわち、図４には、グルー
ブ１０８内に取り付けられたチャネル・ガイド・アタッ
チメント１１８に取り付けられた、図１の超音波イメー
ジング・プローブ１００が示されている。図４に示すよ
うに、また、図３に描かれ、それに関連して説明したよ
うに、チャネル・ガイド・アタッチメント１１８は、グ
ルーブ１０８内のプローブ１００に取り付けることが可
能である。代替実施形態の場合、チャネル・ガイド・ア
タッチメント１１８、チャネル・ガイド・クランプ１１
６、１２４、グルーブ１０８、及び／または、超音波イ
メージング・プローブ１００は、イメージング平面１１
０及び１１２のような２つ以上のイメージング平面にお
いて、器具通路１１４を通った器具を同時に見ることが
できるような、いくつかのそれぞれに異なる形状及びサ
イズに従って構成することが可能である。
の側面図が示されている。すなわち、図４には、グルー
ブ１０８内に取り付けられたチャネル・ガイド・アタッ
チメント１１８に取り付けられた、図１の超音波イメー
ジング・プローブ１００が示されている。図４に示すよ
うに、また、図３に描かれ、それに関連して説明したよ
うに、チャネル・ガイド・アタッチメント１１８は、グ
ルーブ１０８内のプローブ１００に取り付けることが可
能である。代替実施形態の場合、チャネル・ガイド・ア
タッチメント１１８、チャネル・ガイド・クランプ１１
６、１２４、グルーブ１０８、及び／または、超音波イ
メージング・プローブ１００は、イメージング平面１１
０及び１１２のような２つ以上のイメージング平面にお
いて、器具通路１１４を通った器具を同時に見ることが
できるような、いくつかのそれぞれに異なる形状及びサ
イズに従って構成することが可能である。
【００１７】図５は、本発明の実施形態の１つによる超
音波イメージング・プローブの端面図である。図５の場
合、超音波プローブ１００は、２つの変換器、すなわ
ち、側方放射変換器１０２及び先端放射変換器１０４の
チャネル１２０に対してオフセットされたそれぞれの配
置を示す、端面図で示されている。図５に示すように、
プローブ１００には、ハンドル１２２を含むことも可能
である。
音波イメージング・プローブの端面図である。図５の場
合、超音波プローブ１００は、２つの変換器、すなわ
ち、側方放射変換器１０２及び先端放射変換器１０４の
チャネル１２０に対してオフセットされたそれぞれの配
置を示す、端面図で示されている。図５に示すように、
プローブ１００には、ハンドル１２２を含むことも可能
である。
【００１８】図６には、本発明の実施形態の１つに従っ
て、２つのイメージング平面における器具を同時に見る
超音波イメージング・プローブの代替構成が示されてい
る。図１に関連して説明したプローブ１００とは対照的
に、図６に示すプローブ２００は、イメージング平面２
０８とイメージング平面２１０をそれぞれ発生する側方
放射変換器２０４と先端放射変換器２０２によって示さ
れるように、側方放射変換器及び先端放射変換器の位置
が逆になっている。それにもかかわらず、プローブ２０
０の場合も、器具通路、すなわち、少なくとも２つのイ
メージング平面、すなわち、イメージング平面２０８、
２１０で同時に見える器具通路２１２が得られる。実施
形態の１つでは、器具通路２１２は、イメージング平面
２０８とイメージング平面２１０の交差部分によって形
成される。図６の実施形態に示すように、２つの変換器
２０２及び２０４は、互いに直交するように配置され
る。上述のように、それぞれ、変換器２０２及び２０４
によって発生するイメージング平面２１０及び２０８
は、直交する。器具通路２１２は、図６に示す２つのイ
メージング平面の交差部分をほぼ形成するライン上に位
置しているので、器具通路２１２によって、２つのイメ
ージング平面２０８及び２１０で器具（例えば、生検
針）を同時に見ることができる。
て、２つのイメージング平面における器具を同時に見る
超音波イメージング・プローブの代替構成が示されてい
る。図１に関連して説明したプローブ１００とは対照的
に、図６に示すプローブ２００は、イメージング平面２
０８とイメージング平面２１０をそれぞれ発生する側方
放射変換器２０４と先端放射変換器２０２によって示さ
れるように、側方放射変換器及び先端放射変換器の位置
が逆になっている。それにもかかわらず、プローブ２０
０の場合も、器具通路、すなわち、少なくとも２つのイ
メージング平面、すなわち、イメージング平面２０８、
２１０で同時に見える器具通路２１２が得られる。実施
形態の１つでは、器具通路２１２は、イメージング平面
２０８とイメージング平面２１０の交差部分によって形
成される。図６の実施形態に示すように、２つの変換器
２０２及び２０４は、互いに直交するように配置され
る。上述のように、それぞれ、変換器２０２及び２０４
によって発生するイメージング平面２１０及び２０８
は、直交する。器具通路２１２は、図６に示す２つのイ
メージング平面の交差部分をほぼ形成するライン上に位
置しているので、器具通路２１２によって、２つのイメ
ージング平面２０８及び２１０で器具（例えば、生検
針）を同時に見ることができる。
【００１９】図７は、本発明の実施形態の１つによる超
音波イメージング・プローブの端面図である。すなわ
ち、図７には、図６に示すプローブ２００の端面図が描
かれている。図７に示すように、プローブ２００には、
ハンドル２１４のようなハンドルを含むことが可能であ
り、プローブ２００の端面図には、２つの変換器２０２
及び２０４に対するチャネル１２０の配置が示されてい
る。プローブ１００に関して説明したチャネル・ガイド
・アタッチメント、グルーブ等は、チャネル１２０のよ
うな器具通路を形成するのに必要ではない。
音波イメージング・プローブの端面図である。すなわ
ち、図７には、図６に示すプローブ２００の端面図が描
かれている。図７に示すように、プローブ２００には、
ハンドル２１４のようなハンドルを含むことが可能であ
り、プローブ２００の端面図には、２つの変換器２０２
及び２０４に対するチャネル１２０の配置が示されてい
る。プローブ１００に関して説明したチャネル・ガイド
・アタッチメント、グルーブ等は、チャネル１２０のよ
うな器具通路を形成するのに必要ではない。
【００２０】図８には、本発明の実施形態の１つによる
超音波イメージング・プローブが描かれている。すなわ
ち、図８には、本発明の実施形態の１つによる、フラッ
トな線形フェイズド・アレイ変換器を利用したプローブ
３００が示されている。プローブ３００には、フラット
な線形フェイズド・アレイ変換器３０２に対して直交す
るように配置された傾斜先端放射変換器３０４が含まれ
ている。先端放射変換器３０４及びフラットな線形フェ
イズド・アレイ変換器３０２は、それぞれ、やはり、直
交するイメージング平面３０８とイメージング平面３０
６を発生する。イメージング平面３０６と３０８で同時
に見える器具通路３１０が示されている。図８に示すプ
ローブ３００として実施された本発明の態様では、フラ
ットな線形フェイズド・アレイ変換器３０２を電子ビー
ムがその向きを変えるように動作させ、扇形のイメージ
を生じさせる。それにより、プローブ・ヘッドの断面形
状を減少させることが可能である。
超音波イメージング・プローブが描かれている。すなわ
ち、図８には、本発明の実施形態の１つによる、フラッ
トな線形フェイズド・アレイ変換器を利用したプローブ
３００が示されている。プローブ３００には、フラット
な線形フェイズド・アレイ変換器３０２に対して直交す
るように配置された傾斜先端放射変換器３０４が含まれ
ている。先端放射変換器３０４及びフラットな線形フェ
イズド・アレイ変換器３０２は、それぞれ、やはり、直
交するイメージング平面３０８とイメージング平面３０
６を発生する。イメージング平面３０６と３０８で同時
に見える器具通路３１０が示されている。図８に示すプ
ローブ３００として実施された本発明の態様では、フラ
ットな線形フェイズド・アレイ変換器３０２を電子ビー
ムがその向きを変えるように動作させ、扇形のイメージ
を生じさせる。それにより、プローブ・ヘッドの断面形
状を減少させることが可能である。
【００２１】図９には、本発明の実施形態の１つに従っ
て、同時二重イメージング・モードで本発明を実施する
超音波イメージング・プローブを作動させ、超音波スキ
ャナに用いることが可能な、超音波イメージング・シス
テムが示されている。実施形態の１つでは、図９に示す
システムによって、リアル・タイムで二重同時２平面イ
メージングを可能にするため、２つの変換器によって生
じるイメージのリアル・タイムによるフレーム・インタ
ーリーブが施される。本発明の代替実施形態の場合、図
９に示すシステムの動作の１つ以上が、リアル・タイム
に実施されないのは明白である。
て、同時二重イメージング・モードで本発明を実施する
超音波イメージング・プローブを作動させ、超音波スキ
ャナに用いることが可能な、超音波イメージング・シス
テムが示されている。実施形態の１つでは、図９に示す
システムによって、リアル・タイムで二重同時２平面イ
メージングを可能にするため、２つの変換器によって生
じるイメージのリアル・タイムによるフレーム・インタ
ーリーブが施される。本発明の代替実施形態の場合、図
９に示すシステムの動作の１つ以上が、リアル・タイム
に実施されないのは明白である。
【００２２】図９に示すように、システム４００には、
両方とも、変換器送信／受信（ＴＸ／ＲＸ）スイッチ４
０６に結合された、変換器４０２及び変換器４０４が含
まれている。ＴＸ／ＲＸスイッチ４０６は、シーケンサ
信号経路４２２を介してベクトル・シーケンサ４２０に
結合されている。ベクトル・シーケンサ４２０は、シー
ケンサ信号通路４２２を介して、走査変換器４１８にも
結合されている。走査変換器の出力は、それぞれの変換
器４０２及び４０４のために、イメージ・メモリ４２４
とイメージ・メモリ４２６の間に切り換えられる。ベク
トル・シーケンサ４２０は、イメージング・フレーム内
におけるベクトルの順序づけ以外に、変換器４０２及び
変換器４０４によって発生する、それぞれ、表示に備え
て、イメージ・メモリ４２４及びイメージ・メモリ４２
６に供給されるイメージング・フレーム間における順序
づけも行う。送信ビーム形成パルサ４０８によって、Ｔ
Ｘ／ＲＸスイッチ４０６に入力される信号が生じる。さ
らに、ＴＸ／ＲＸスイッチ４０６は、受信ビーム形成器
４１０に入力される信号を送り出すように結合されてい
る。受信ビーム形成器４１０によって受信された信号
は、加算装置４１２に供給され、そこから、さらに、合
計信号がゾーン・スイッチ／深さ利得装置４１４に供給
される。ゾーン・スイッチ深さ利得装置４１４は、ベク
トル・プロセッサ４１６に結合され、ベクトル・プロセ
ッサ４１６は、さらに、走査変換器４１８に結合されて
いる。走査変換器４１８によって、２つのイメージ・メ
モリ、すなわち、イメージ・メモリ４２４及びイメージ
・メモリ４２６に信号が供給される。イメージ・メモリ
４２４及びイメージ・メモリ４２６によって、フレーム
・プロセッサ４２８及びディスプレイ・サブシステム４
３０に信号が供給される。
両方とも、変換器送信／受信（ＴＸ／ＲＸ）スイッチ４
０６に結合された、変換器４０２及び変換器４０４が含
まれている。ＴＸ／ＲＸスイッチ４０６は、シーケンサ
信号経路４２２を介してベクトル・シーケンサ４２０に
結合されている。ベクトル・シーケンサ４２０は、シー
ケンサ信号通路４２２を介して、走査変換器４１８にも
結合されている。走査変換器の出力は、それぞれの変換
器４０２及び４０４のために、イメージ・メモリ４２４
とイメージ・メモリ４２６の間に切り換えられる。ベク
トル・シーケンサ４２０は、イメージング・フレーム内
におけるベクトルの順序づけ以外に、変換器４０２及び
変換器４０４によって発生する、それぞれ、表示に備え
て、イメージ・メモリ４２４及びイメージ・メモリ４２
６に供給されるイメージング・フレーム間における順序
づけも行う。送信ビーム形成パルサ４０８によって、Ｔ
Ｘ／ＲＸスイッチ４０６に入力される信号が生じる。さ
らに、ＴＸ／ＲＸスイッチ４０６は、受信ビーム形成器
４１０に入力される信号を送り出すように結合されてい
る。受信ビーム形成器４１０によって受信された信号
は、加算装置４１２に供給され、そこから、さらに、合
計信号がゾーン・スイッチ／深さ利得装置４１４に供給
される。ゾーン・スイッチ深さ利得装置４１４は、ベク
トル・プロセッサ４１６に結合され、ベクトル・プロセ
ッサ４１６は、さらに、走査変換器４１８に結合されて
いる。走査変換器４１８によって、２つのイメージ・メ
モリ、すなわち、イメージ・メモリ４２４及びイメージ
・メモリ４２６に信号が供給される。イメージ・メモリ
４２４及びイメージ・メモリ４２６によって、フレーム
・プロセッサ４２８及びディスプレイ・サブシステム４
３０に信号が供給される。
【００２３】図９には、本発明の利用が可能なシステム
の実施形態の１つが示されているが、本発明が、さまざ
まなタイプの変換器、デジタル信号処理（ＤＳＰ）回
路、汎用プロセッサ、記憶装置／媒体、ドップラ処理ル
ーチン／回路要素等が含まれる可能性のある、超音波イ
メージング装置及びシステムのいくつかのタイプの構成
及びアーキテクチャに利用可能であることは明らかであ
る。
の実施形態の１つが示されているが、本発明が、さまざ
まなタイプの変換器、デジタル信号処理（ＤＳＰ）回
路、汎用プロセッサ、記憶装置／媒体、ドップラ処理ル
ーチン／回路要素等が含まれる可能性のある、超音波イ
メージング装置及びシステムのいくつかのタイプの構成
及びアーキテクチャに利用可能であることは明らかであ
る。
【００２４】代替実施形態 いくつかの実施形態に関連して、本発明の解説を行って
きたが、当該技術者には明らかなように、本発明は、既
述の実施形態に制限されるものではない。例えば、いく
つかのタイプの変換器、超音波イメージング装置回路要
素、プローブ／チャネル・ガイド・アタッチメント等に
ついて例示し、解説してきたが、本発明がこれらに制限
されないのは明らかである。従って、本発明は、少なく
とも２つの超音波イメージング平面における器具（例え
ば、腔内生検針）を同時にみることを可能にするさまざ
まなプローブ構成及びイメージング・システム・アーキ
テクチャにおいて実施可能であるのは明らかである。
きたが、当該技術者には明らかなように、本発明は、既
述の実施形態に制限されるものではない。例えば、いく
つかのタイプの変換器、超音波イメージング装置回路要
素、プローブ／チャネル・ガイド・アタッチメント等に
ついて例示し、解説してきたが、本発明がこれらに制限
されないのは明らかである。従って、本発明は、少なく
とも２つの超音波イメージング平面における器具（例え
ば、腔内生検針）を同時にみることを可能にするさまざ
まなプローブ構成及びイメージング・システム・アーキ
テクチャにおいて実施可能であるのは明らかである。
【００２５】従って、云うまでもなく、本発明の方法及
び装置は、付属の請求項の精神及び範囲内における修正
及び変更を施して、実施することが可能である。従っ
て、この説明は、本発明を制限するものではなく、例示
のためのものとみなすべきである。
び装置は、付属の請求項の精神及び範囲内における修正
及び変更を施して、実施することが可能である。従っ
て、この説明は、本発明を制限するものではなく、例示
のためのものとみなすべきである。
【図１】 本発明の実施形態の１つによる超音波イメー
ジング・プローブ（の一部）の側面図である。
ジング・プローブ（の一部）の側面図である。
【図２】 本発明の実施形態の１つによる超音波イメー
ジング・プローブに用いることが可能なチャネル・ガイ
ド・アタッチメントを示す図である。
ジング・プローブに用いることが可能なチャネル・ガイ
ド・アタッチメントを示す図である。
【図３】 本発明による超音波プローブ及びチャネル・
ガイド・アタッチメントの断面図である。
ガイド・アタッチメントの断面図である。
【図４】 本発明の実施形態の１つによる超音波プロー
ブの側面図である。
ブの側面図である。
【図５】 本発明の実施形態の１つによる超音波イメー
ジング・プローブの端面図である。
ジング・プローブの端面図である。
【図６】 本発明の実施形態の１つによる、２つのイメ
ージング平面における器具を同時に見ることができる超
音波イメージング・プローブの代替構成を示す図であ
る。
ージング平面における器具を同時に見ることができる超
音波イメージング・プローブの代替構成を示す図であ
る。
【図７】 本発明の実施形態の１つによる超音波イメー
ジング・プローブの端面図である。
ジング・プローブの端面図である。
【図８】 本発明の実施形態の１つによる超音波イメー
ジング・プローブを示す図である。
ジング・プローブを示す図である。
【図９】 同時二重イメージング・モードで本発明を実
施する超音波イメージング・プローブを作動させ、本発
明の実施形態の１つに従って超音波スキャナに用いるこ
とが可能な超音波イメージング・システムを示す図であ
る。
施する超音波イメージング・プローブを作動させ、本発
明の実施形態の１つに従って超音波スキャナに用いるこ
とが可能な超音波イメージング・システムを示す図であ
る。
１００ 超音波イメージング・プローブ １０２ 側方放射変換器 １０４ 先端放射変換器 １０６ シャフト １０８ グルーブ １１０ イメージング平面 １１２ イメージング平面 １１４ 器具通路 １１６ チャネル・ガイド・クランプ １１８ チャネル・ガイド・アタッチメント １２０ チャネル １２２ ハンドル １２４ チャネル・ガイド・クランプ ２００ プローブ ２０２ 先端放射変換器 ２０４ 側方放射変換器 ２０８ イメージング平面 ２１０ イメージング平面 ２１２ 器具通路 ２１４ ハンドル ３００ プローブ ３０２ フラットな線形フェイズド・アレイ変換器 ３０４ 傾斜先端放射変換器 ３０６ イメージング平面 ３０８ イメージング平面 ３１０ 器具通路 ４００ 超音波イメージング・システム ４０２ 変換器 ４０４ 変換器 ４０６ ＴＸ／ＲＸスイッチ ４０８ 送信ビーム形成パルサ ４１０ 受信ビーム形成器 ４１２ 加算装置 ４１８ 走査変換器 ４２０ ベクトル・シーケンサ ４２２ シーケンサ信号通路 ４２４ イメージ・メモリ ４２６ イメージ・メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4C301 BB11 EE20 FF01 GA01 GA03 GB04 GB06 JB29 KK13 LL03 LL04
Claims (49)
- 【請求項１】 超音波イメージング装置であって、 第１のイメージング平面を生じさせる第１の変換器と、 第２のイメージング平面を生じさせる第２の変換器と、 イメージング平面とを有する超音波イメージング装置。
- 【請求項２】 前記第１の変換器が、側方放射変換器か
らなり、 前記第２の変換器が、先端放射変換器からなることを特
徴とする請求項１に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項３】 前記第１のイメージング平面と前記第２
のイメージング平面が直交することを特徴とする請求項
２に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項４】 器具の通路によって、前記第１と第２の
イメージング平面内において、同時に器具をみることが
できることを特徴とする請求項１に記載の超音波イメー
ジング装置。 - 【請求項５】 さらに、前記器具のイメージを表示する
ディスプレイが含まれ、前記イメージが、前記第１と第
２のイメージング平面から得られる同時イメージングに
基づくものであることを特徴とする請求項４に記載の超
音波イメージング装置。 - 【請求項６】 前記第１と第２の変換器が、腔内プロー
ブの遠位端において直交するように配置されていること
を特徴とする請求項３に記載の超音波イメージング装
置。 - 【請求項７】 前記腔内プローブが、中心軸によって位
置を規定され、前記第１と第２の変換器の前記配置が、
前記中心軸からオフセットしていることを特徴とする請
求項６に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項８】 さらに、チャネルを形成するガイドが含
まれ、そのチャネルによって、前記第１と第２のイメー
ジング平面の交差部分を形成するラインをほぼ通る前記
器具通路が形成されることを特徴とする請求項６に記載
の超音波イメージング装置。 - 【請求項９】 前記ガイドが、前記腔内プローブから取
り外し可能であることを特徴とする請求項８に記載の超
音波イメージング装置。 - 【請求項１０】 前記チャネルによって、生検針へのア
クセスが可能になることを特徴とする請求項９に記載の
超音波イメージング装置。 - 【請求項１１】 前記プローブにシャフトが含まれ、前
記プローブの前記遠位端が前記シャフトに対して傾斜し
ていることを特徴とする請求項９に記載の超音波イメー
ジング装置。 - 【請求項１２】 前記シャフトに前記ガイドの取り付け
を可能にするグルーブが形成されることを特徴とする請
求項１１に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項１３】 前記ガイドが、前記グルーブから取り
外し可能であることを特徴とする請求項１２に記載の超
音波イメージング装置。 - 【請求項１４】 イメージが、３つのモードの１つに基
づいて発生し、第１のモードに側方放射に基づくイメー
ジが含まれ、第２のモードに先端放射に基づくイメージ
が含まれ、第３のモードに側方放射及び先端放射の組み
合わせに基づくイメージが含まれることを特徴とする請
求項２に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項１５】 前記第１と第２の変換器の少なくとも
一方に、凸状の線形アレイ変換器が含まれることを特徴
とする請求項２に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項１６】 前記第１と第２の変換器の少なくとも
一方に、フラットな線形フェイズド・アレイ変換器が含
まれることを特徴とする請求項２に記載の超音波イメー
ジング装置。 - 【請求項１７】 前記器具に生検針が含まれることを特
徴とする請求項４に記載の超音波イメージング装置。 - 【請求項１８】 超音波イメージングを実施する装置で
あって、 第１のイメージング平面を発生する第１の手段と、 第２のイメージング平面を発生する第２の手段と、 前記第１と第２のイメージング平面における器具を同時
に見ることができる手段とが含まれている装置。 - 【請求項１９】 さらに、前記第１と第２のイメージン
グ平面における器具を同時に見えるイメージを表示する
ディスプレイ手段が含まれていることを特徴とする請求
項１８に記載の装置。 - 【請求項２０】 前記第３の手段に、前記器具の通路を
形成する通路手段が含まれ、前記通路が、前記第１と第
２のイメージング平面の交差部分によって形成されるこ
とを特徴とする請求項１８に記載の装置。 - 【請求項２１】 腔内超音波イメージングを実施するた
めの方法であって、 少なくとも２つのイメージング平面で同時に器具を見え
るように、腔内プローブを介して器具のイメージを発生
するステップと、 前記イメージを表示するステップとが含まれている方
法。 - 【請求項２２】 腔内プローブであって、 シャフトと、 前記シャフトの遠位端に配置されて、第１のイメージン
グ平面を生じさせる第１の変換器と、 前記シャフトの遠位端に配置されて、前記第１のイメー
ジング平面と交差する第２のイメージング平面を生じさ
せる第２の変換器と、 前記シャフトによって形成されて、チャネル・ガイドを
収容するように構成されたグルーブとが含まれており、 前記チャネル・ガイドが前記グルーブに受け入れられた
ときに、チャネル・ガイドが前記第１の変換器及び前記
第２の変換器に対して、前記第１と第２のイメージング
平面へ前記チャネル・ガイドのチャネルに挿入可能な器
具の同時イメージングを可能にする配置となることを特
徴とする腔内プローブ。 - 【請求項２３】 前記第１の変換器が、側方放射変換器
からなり、 前記第２の変換器が、先端放射変換器からなることを特
徴とする請求項２２に記載の腔内プローブ。 - 【請求項２４】 前記第１のイメージング平面と前記第
２のイメージング平面が、直交するように交差すること
を特徴とする請求項２３に記載の腔内プローブ。 - 【請求項２５】 前記チャネル・ガイドの前記チャネル
に挿入可能な前記器具に、生検針が含まれることを特徴
とする請求項２２に記載の腔内プローブ。 - 【請求項２６】 さらに、前記生検針のイメージを表示
するためのディスプレイが含まれ、前記イメージが、前
記第１と第２のイメージング平面から得られる同時イメ
ージングに基づくものであることを特徴とする請求項２
５に記載の腔内プローブ。 - 【請求項２７】 前記第１と第２の変換器が、前記腔内
プローブの前記遠位端において、互いに直交するように
配置されていることを特徴とする請求項２４に記載の腔
内プローブ。 - 【請求項２８】 前記シャフトが中心軸によって位置を
規定され、前記第１と第２の変換器の前記配置が、前記
腔内プローブの遠位端において、前記中心軸からオフセ
ットしていることを特徴とする請求項２７に記載の腔内
プローブ。 - 【請求項２９】 前記チャネルが、前記第１と第２のイ
メージング平面の交差部分を形成するラインをほぼ通る
ことを特徴とする請求項２７に記載の腔内プローブ。 - 【請求項３０】 前記器具に生検針が含まれることを特
徴とする請求項２９に記載の腔内プローブ。 - 【請求項３１】 前記プローブの前記遠位端が、前記シ
ャフトに対して傾斜していることを特徴とする請求項２
８に記載の腔内プローブ。 - 【請求項３２】 イメージが、３つのモードの１つに基
づいて発生し、第１のモードに側方放射に基づくイメー
ジが含まれ、第２のモードに先端放射に基づくイメージ
が含まれ、第３のモードに側方放射及び先端放射の組み
合わせに基づくイメージが含まれることを特徴とする請
求項２３に記載の腔内プローブ。 - 【請求項３３】 前記第１と第２の変換器の少なくとも
一方に、凸状の線形アレイ変換器が含まれることを特徴
とする請求項２３に記載の腔内プローブ。 - 【請求項３４】 前記第１と第２の変換器の少なくとも
一方に、フラットな線形フェイズド・アレイ変換器が含
まれることを特徴とする請求項２３に記載の腔内プロー
ブ。 - 【請求項３５】 腔内超音波生検を実施する方法であっ
て、 第１のイメージング平面に関連した第１のイメージを発
生するステップと、 前記第１のイメージング平面と交差する第２のイメージ
ング平面に関連した第２のイメージを発生するステップ
と、 それぞれ、前記第１と第２のイメージング平面からの前
記第１と第２のイメージに基づいて、器具の合成イメー
ジを発生するステップとが含まれている方法。 - 【請求項３６】 前記第１のイメージが、側方放射変換
器からなる第１の変換器によって発生し、 前記第２のイメージが、先端放射変換器からなる第２の
変換器によって発生することを特徴とする請求項３５に
記載の方法。 - 【請求項３７】 さらに、前記第１と第２のイメージン
グ平面を直交するように生じさせるステップが含まれる
ことを特徴とする請求項３６に記載の方法。 - 【請求項３８】 さらに、 ガイドを設けて、前記第１と第２のイメージング平面に
おける前記器具の同時イメージングを可能にするステッ
プと、 前記ガイドを介して前記器具を挿入し、前記合成イメー
ジを発生するステップが含まれることを特徴とする請求
項３５に記載の方法。 - 【請求項３９】 さらに、前記器具の前記合成イメージ
を表示するステップが含まれることを特徴とする請求項
３８に記載の方法。 - 【請求項４０】 前記第１及び第２の変換器が、腔内プ
ローブの遠位端において直交するように配置されている
ことを特徴とする請求項３７に記載の方法。 - 【請求項４１】 前記腔内プローブが、中心軸によって
位置を規定され、前記第１及び第２の変換器が、前記中
心軸からオフセットした位置にあることを特徴とする請
求項４０に記載の方法。 - 【請求項４２】 さらに、前記第１と第２のイメージン
グ平面の交差部分を形成するラインをほぼ通るチャネル
を設けるステップが含まれることを特徴とする請求項３
５に記載の方法。 - 【請求項４３】 前記チャネルが、ガイドによって形成
され、前記ガイドが腔内プローブのシャフトに取り付け
られることを特徴とする請求項４２に記載の方法。 - 【請求項４４】 前記器具に生検針が含まれることを特
徴とする請求項４３に記載の方法。 - 【請求項４５】 前記プローブが、前記プローブのシャ
フトに対して傾斜した遠位端によって特徴づけられるこ
とを特徴とする請求項４３に記載の方法。 - 【請求項４６】 前記シャフトによって、前記ガイドの
取り付けを可能にするグルーブが形成されることを特徴
とする請求項４５に記載の方法。 - 【請求項４７】 さらに、３つのモードの１つに基づい
てイメージ発生するステップが含まれ、第１のモードに
側方放射に基づくイメージが含まれ、第２のモードに先
端放射に基づくイメージが含まれ、第３のモードに側方
放射及び先端放射の組み合わせに基づくイメージが含ま
れることを特徴とする請求項３６に記載の方法。 - 【請求項４８】 前記第１と第２の変換器の少なくとも
一方に、凸状の線形アレイ変換器が含まれることを特徴
とする請求項３６に記載の方法。 - 【請求項４９】 前記第１と第２の変換器の少なくとも
一方に、フラットな線形フェイズド・アレイ変換器が含
まれることを特徴とする請求項３６に記載の方法。
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