JP3691895B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体内の診断部位に向けて超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンして直交二断面の断層像を構成し、表示する超音波診断 装置に関し、特に上記直交二断面の断層像に対して任意の視野方向から見た三次元的画像としてリアルタイムに表示することができる超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の超音波診断装置は、探触子から被検体内の診断部位に向けて超音波を送受信し、この受信した反射エコー信号について画像処理を行い、上記診断部位の断層像を構成して、この断層像を表示装置に表示するようになっていた。そして、このような超音波診断装置において直交二断面の断層像を表示するには、図1に示すと同様に、探触子1から診断部位2に対して超音波を送受信し同一軸3上で直交した二つの断層面L,Rをスキャンし、図8に示すように、上記スキャンにより得られた直交二断面L,Rの断層像I1,I2を表示装置4の同一画面上に並べてリアルタイムで表示していた。この場合、上記表示装置4の画面に表示された一方の断層面Lの断層像I1は、他方の断層面Rの面方向から見た二次元平面の画像であり、他方の断層面Rの断層像I2は、上記一方の断層面Lの面方向から見た二次元平面の画像である。なお、図8において、符号3′は図1に示す直交二断面L,Rの交線を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の超音波診断装置における直交二断面の断層像の表示においては、探触子1による診断部位2に対する超音波ビームのスキャンは、直交二断面L,Rについて行っており三次元的に断層像データを収集しているにもかかわらず、図8に示すように表示装置4には上記直交二断面L,Rの独立した断層像I1,I2としてそれぞれ二次元平面として表示しているに過ぎなかったので、上記三次元的に収集した断層像データは全く生かされていなかった。従って、診断に役立つ良好な画像が得られないものであった。このことから、診断画像の読影者は、上記二つの二次元的な断層像I1,I2の組合せ(斜線部参照)から三次元的な画像を想定するなどして診断していた。これでは、読影に時間を要すると共に熟練を要するものであり、正確な診断が容易に行えないことがあった。
【0004】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンして得られる直交二断面の断層像に対して任意の視野方向から見た三次元的な画像としてリアルタイムに表示することができる超音波診断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による超音波診断装置は、被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンすることが可能な探触子と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像を構成する画像処理部と、該構成された断層像を表示する表示装置とを備え、上記表示装置に上記直交二断面の断層像を三次元的に表示させる超音波診断装置において、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段と上記表示装置の画面の一部に、上記二つの断層面が直交する軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像上に上記入力手段で入力された視野方向を示すマーカを表示させる手段と、を備えたものである。
【0006】
また、他の手段による超音波診断装置は、被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンすることが可能な探触子と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像を構成する画像処理部と、該構成された断層像を表示する表示装置とを備え、上記表示装置に上記直交二断面の断層像を三次元的に表示させる超音波診断装置において、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段と、上記表示装置の画面の一部に、上記二つの断層面が直交する軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像上に上記入力手段で入力された視野方向を示すマーカを表示させる手段と、上記入力された視野方向の角度の値に応じて、三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として上記直交二断面のうちどの面の断層像を表示するか選択する手段と、該選択された画像同士を上記視野方向から見た単一画像として変換して表示させる手段と、を備えたものである
この場合、上記三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として上記直交二断面のうちどの面の断層像を表示するかの選択は、上記入力された視野方向の角度αの値が、
α=0°,
0°<α<90°,
α=90°,
90°<α<180°,
α=180°,
180°<α<270°,
α=270°,
270°<α<360°,
のどの範囲にあるかに応じて、上記二つの断層面が直交する軸を境にして隣り合う面の断層像をそれぞれ選択するものとしてもよい。
【0007】
さらに、他の手段による超音波診断装置は、被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンすることが可能な探触子と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像を構成する画像処理部と、該構成された断層像を表示する表示装置とを備え、上記表示装置に上記直交二断面の断層像を三次元的に表示させる超音波診断装置において、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段と、上記表示装置の画面の一部に、上記二つの断層面が直交する軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像上にて直交二断面のうち隣り合う断面間で、上記入力手段で入力された異なる2方向の視野方向を示すマーカを表示させる手段とを備え、それぞれの視野方向から見た異なる三次元的画像を同一又は異なる表示装置の画面に表示するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による超音波診断装置において被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンする状態を示す斜視説明図であり、図2は上記超音波診断装置において表示装置の画面に直交二断面の断層像をそれぞれ表示した状態を示す説明図である。この超音波診断装置は、被検体内の診断部位に向けて超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンして直交二断面の断層像を構成し、該直交二断面の断層像を三次元的に表示させるもので、被検体内の診断部位2に対して超音波を送受信し同一軸3上で直交した二つの断層面L,Rをスキャンすることが可能な探触子1と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像I1,I2を構成する画像処理部と、該構成された断層像I1,I2を表示する表示装置4と、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段としての入力装置上記表示装置4の画面の一部に、上記二つの断層面L,Rが直交する軸3を真上から見た状態の視野方向入力用の画像I 3 を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像I 3 上に上記入力装置で入力された視野方向を示すマーカとしての矢印を表示させる手段と、を備えて構成されている。
【0009】
このような超音波診断装置における直交二断面の断層像の表示について、図1及び図2、並びに図3に示すフローチャート、更に図4を参照して説明する。まず、図1に示すように、探触子1から被検体内の診断部位2に対して超音波を送受信し同一軸3上で直交した二つの断層面L,Rをスキャンする(図3のステップ▲1▼)。これにより、上記二つの断層面L,Rの断層像がそれぞれ得られる。次に、上記直交二断面L,Rの断層像を表示すると共に、視野方向入力用の画像を表示する(ステップ▲2▼)。すなわち、図2において、表示装置4の画面に直交二断面L,Rの断層像I1,I2をそれぞれ表示し、これらの断層像I1,I2において上記直交二断面L,Rの交線3′を境にして、断層像I1をa面とb面に分割し、断層像I2をc面とd面に分割する。そして、図1に示す二つの断層面LとRが直交する軸3を真上から見た状態の視野方向入力用の画像I3を上記表示装置4の画面の一部に同時に表示する。
【0010】
次に、上記視野方向入力用の画像I3に対し、入力装置で任意の視野方向を入力する(ステップ▲3▼)。すなわち、図2に示すように、視野方向入力用の画像I3上に視野方向を示す矢印Pを表示させ、この矢印Pを例えばキーボードに設けられたエンコーダキー又はトラックボール等の入力装置を操作して交線3′の周りに回転し、所望の視野方向の角度にセットする。これにより、任意の視野方向のパラメータが例えば角度αとして入力される。
【0011】
次に、上記入力された視野方向のパラメータαを用いてアフィン変換(座標変換)パラメータを演算する(ステップ▲4▼)。すなわち、上記視野方向のパラメータαは、画像処理部内の例えばCPUなどから成るアフィン変換パラメータ演算手段に入力され、図2に示す断層像I1(a面とb面)についてのアフィン変換パラメータA1,B1,C1,D1,M1,N1及び断層像I2(c面とd面)についてのアフィン変換パラメータA2,B2,C2,D2,M2,N2を次のようにソフト的に演算する。
断層像I1に対する視野角度αi=−α
断層像I2に対する視野角度αi=−α+90°
−90°≦αi<90°ならばA1=1,C1=tanαi
−270°≦αi<−90°ならばA2=−1,C2=−tanαi
1=B2=0
1=D2=1
1=M2=0
1=N2=0
【0012】
次に、図2に示す直交二断面L,Rのうちどの面a,b,c,dの断層像を表示するか選択する(ステップ▲5▼)。これは、視野方向入力用の画像I3上において、視野方向の角度αの値によって三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として次のように選択すればよい。
Figure 0003691895
ここでは、例えばα=300°として、a面とc面とを選択するとする。
【0013】
次に、前記アフィン変換パラメータA1,B1,C1,D1,M1,N1及びA2,B2,C2,D2,M2,N2を用いて断層像I1,I2の座標をそれぞれアフィン変換し、上記断層像I1,I2を変形する(ステップ▲6▼)。すなわち、図4において、アフィン変換は、変換前の座標を(x,y)とし、変換後の座標を(u,v)とすると、断層像I1については、次の式(1)のように表され、
u=A1x+B1y+M1
v=C1x+D1y+N1 …(1)
断層像I2については、次の式(2)のように表される。
u=A2x+B2y+M2
v=C2x+D2y+N2 …(2)
この演算は、画像処理部内の専用ハードウェア又はディジタル・シグナル・プロセッサなどから成るアフィン変換部にて行われる。この結果、上記断層像I1は(u,v)座標上で断層像I1′のように変形され、断層像I2は(u,v)座標上で断層像I2′のように変形される。
【0014】
次に、上記ステップ▲5▼で選択された面の断層像を表示する(ステップ▲7▼)。すなわち、ステップ▲5▼では、断層像I1,I2について、左側画像としてa面を選択し、右側画像としてc面を選択したので、図4においてアフィン変換による変形後の断層像I1′から面a′を取り出し、同じく変形後の断層像I2′から面c′を取り出し、両者をv軸上で結合した断層像I4を表示する。この断層像I4は、図1に示す直交二断面L,Rに対して直交軸3を挟んで隣り合う二平面a,cをその間の任意の視野方向P(図2参照)から同時に見た三次元的画像としてリアルタイムに表示される。
【0015】
なお、上述の処理により表示される三次元的画像は、視野方向のパラメータαの値により視点が上下に変化するようにみえるが、透視透影法によりアフィン変換パラメータA1,B1,C1,D1,M1,N1及びA2,B2,C2,D2,M2,N2を補正することにより、より適当な視点位置にすることは可能である。
【0016】
ここで、視野方向のパラメータα=300°とした場合のアフィン変換パラメータ及びアフィン変換式の具体例について説明する。まず、図1に示す断層面Lの断層像I1図2参照)についてのアフィン変換パラメータは、
αi=−300°,A1=1,B1=0
1=tan(−300°)≒1.73,D1=1,M1=0,N1=0
となる。これを前述の式(1)に代入して、アフィン変換式は、次の式(3)のようになる。
u=x
v=1.73x+y …(3)
次に、図1に示す断層面Rの断層像I2図2参照)についてのアフィン変換パラメータは、
αi=−300°+90°=−210°,A2=−1,B2=0
2=−tan(−210°)≒0.57,D2=1,M2=0,N2=0
となる。これを前述の式(2)に代入して、アフィン変換式は、次の式(4)のようになる。
u=−x
v=0.57x+y …(4)
これらの式(3)及び式(4)のアフィン変換式を用いて、断層像I1及び断層像I2の座標をアフィン変換すると、前述の図4に示すように断層像が変形される。
【0017】
図5は本発明の超音波診断装置における直交二断面の断層像の他の表示例を示す説明図である。この表示例は、前述の視野方向のパラメータαにより直交二断面L,Rのうちどの面の断層像を表示するかの選択を、例えば図2に示すように入力された視野方向Pに対して、上記直交二断面L,Rの交線3′の手前側に位置する二面a,cの断層像及び上記交線3′の奥側に位置する二面b,dの断層像の両方を選択するものである。この場合は、交線3′の手前側に位置する二面a,cについては、図4に示すようにアフィン変換すると共に断層像を変形し、この変形後の面a′及びc′を取り出して断層像I4として表示する。また、交線3′の奥側に位置する二面b,dについては、図4において上記と同様にアフィン変換すると共に断層像を変形し、この変形後の面b′及びd′を取り出し、図5に示すように両者をv軸上で結合して断層像I5として表示する。このとき、図4に示す断層像I4と図5に示す断層像I5とを、表示装置の同一画面上に並べて表示すると、図1に示す診断部位2について多方向からの観察ができる。
【0018】
図6は本発明の超音波診断装置における直交二断面の断層像の更に他の表示例を示す説明図である。この表示例は、図2に示す視野方向入力用の画像I3に対して入力装置で任意の視野方向Pを入力するのを、直交二断面L,Rのうち隣り合う二つの断面間で異なる2方向を入力するものである。すなわち、図6において、直交二断面L,Rの交線3′を中心として例えばa面とc面との間で視野方向PとP′の2方向を入力し、視野方向のパラメータとして角度α1とα2とを用いてアフィン変換パラメータを演算すると共に、このアフィン変換パラメータを用いて断層像の座標をアフィン変換する。この結果、図7に示すように、視野方向Pから見た三次元的画像I4′と、視野方向P′から見た三次元的画像I4″とが同時に得られ、これらの画像を異なる表示装置4,4′の画面又は同一表示装置の画面に表示すればよい。この場合は、診断部位2について異なる二方向からの観察をすることができる。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、断層像を表示する表示装置の画面の一部に、同一軸上で直交した二つの断層面の直交軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示し、この視野方向入力用の画像上に、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段で入力された視野方向を示すマーカを表示させることができる。したがって、上記直交二断面に対する視野方向を所望の角度方向にセットすることができる。
また、請求項2及び3に係る発明によれば、断層像を表示する表示装置の画面の一部に、同一軸上で直交した二つの断層面の直交軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示し、この視野方向入力用の画像上に、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段で入力された視野方向を示すマーカを表示させ、上記入力された視野方向の角度の値に応じて、三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として上記直交二断面のうちどの面の断層像を表示するか選択し、該選択された画像同士を上記視野方向から見た単一画像として変換して表示させることができる。また、上記三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として上記直交二断面のうちどの面の断層像を表示するかの選択は、上記入力された視野方向の角度αの値が0°〜360°のどの範囲にあるかに応じて、上記二つの断層面が直交する軸を境にして隣り合う面の断層像をそれぞれ選択することができる。
そして、上記選択された面の断層像を表示することにより、上記直交二断面に対して任意の視野方向から見た三次元的画像としてリアルタイムに表示することができる。すなわち、直交二断面に対して直交軸を挟んで隣り合う二平面をその間の任意の視野方向から同時に見た三次元的画像としてリアルタイムに表示することができる。従って、従来のように診断画像の読影者が二つの二次元的な断層像から三次元的な画像を想定することを要さず、直接診断に役立つ良好な画像を得ることができる。このことから、読影時間を短縮することができると共に熟練を要さず、正確な診断を容易に行うことができる。
さらに、請求項4に係る発明によれば、断層像を表示する表示装置の画面の一部に、同一軸上で直交した二つの断層面の直交軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示し、この視野方向入力用の画像上にて直交二断面のうち隣り合う断面間で、上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段で入力された異なる2方向の視野方向を示すマーカを表示させ、それぞれの視野方向から見た異なる三次元的画像を同一又は異なる表示装置の画面に表示することができる。したがって、診断部位について異なる2方向からの観察をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による超音波診断装置において被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンする状態を示す斜視説明図である。
【図2】 上記超音波診断装置において表示装置の画面に直交二断面の断層像をそれぞれ表示すると共にその直交軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示した状態を示す説明図である。
【図3】 上記超音波診断装置における直交二断面の断層像の表示の手順を示すフローチャートである。
【図4】 直交二断面の断層像の座標をアフィン変換しその断層像を変形し、さらに選択された画像を三次元的画像として表示する状態を示す説明図である。
【図5】 本発明の超音波診断装置における直交二断面の断層像の他の表示例を示す説明図である。
【図6】 本発明の超音波診断装置における直交二断面の断層像の更に他の表示例を示す説明図である。
【図7】 図6に示す表示例によって三次元的画像を表示した場合の画像を示す説明図である。
【図8】 従来の超音波診断装置における直交二断面の断層像の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…探触子
2…診断部位
3…軸(直交軸)
3′…交線
4…表示装置
L,R…断層面
1,I2…断層像
3…視野方向入力用の画像
4,I5…三次元的画像としての断層像
P,P′…視野方向

Claims (4)

  1. 被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンすることが可能な探触子と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像を構成する画像処理部と、該構成された断層像を表示する表示装置とを備え、上記表示装置に上記直交二断面の断層像を三次元的に表示させる超音波診断装置において、
    上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段と上記表示装置の画面の一部に、上記二つの断層面が直交する軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像上に上記入力手段で入力された視野方向を示すマーカを表示させる手段と、を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンすることが可能な探触子と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像を構成する画像処理部と、該構成された断層像を表示する表示装置とを備え、上記表示装置に上記直交二断面の断層像を三次元的に表示させる超音波診断装置において、
    上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段と、上記表示装置の画面の一部に、上記二つの断層面が直交する軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像上に上記入力手段で入力された視野方向を示すマーカを表示させる手段と、上記入力された視野方向の角度の値に応じて、三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として上記直交二断面のうちどの面の断層像を表示するか選択する手段と、該選択された画像同士を上記視野方向から見た単一画像として変換して表示させる手段と、を備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  3. 上記三次元的画像として表示される左側画像、右側画像として上記直交二断面のうちどの面の断層像を表示するかの選択は、上記入力された視野方向の角度αの値が、
    α=0°,
    0°<α<90°,
    α=90°,
    90°<α<180°,
    α=180°,
    180°<α<270°,
    α=270°,
    270°<α<360°,
    のどの範囲にあるかに応じて、上記二つの断層面が直交する軸を境にして隣り合う面の断層像をそれぞれ選択することを特徴とする請求項記載の超音波診断装置。
  4. 被検体内の診断部位に対して超音波を送受信し同一軸上で直交した二つの断層面をスキャンすることが可能な探触子と、該スキャンされた直交二断面について受信した反射エコー信号について画像処理を行ってその直交二断面の断層像を構成する画像処理部と、該構成された断層像を表示する表示装置とを備え、上記表示装置に上記直交二断面の断層像を三次元的に表示させる超音波診断装置において、
    上記直交二断面に対する視野方向を入力する入力手段と、上記表示装置の画面の一部に、上記二つの断層面が直交する軸を真上から見た状態の視野方向入力用の画像を表示させる手段と、この視野方向入力用の画像上にて直交二断面のうち隣り合う断面間で、上記入力手段で入力された異なる2方向の視野方向を示すマーカを表示させる手段とを備え、それぞれの視野方向から見た異なる三次元的画像を同一又は異なる表示装置の画面に表示することを特徴とする超音波診断装置。
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