JP2000201851A - 浄水シャワ―システム及び浄水機能を有した収納用支柱 - Google Patents

浄水シャワ―システム及び浄水機能を有した収納用支柱

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JP2000201851A JP11007011A JP701199A JP2000201851A JP 2000201851 A JP2000201851 A JP 2000201851A JP 11007011 A JP11007011 A JP 11007011A JP 701199 A JP701199 A JP 701199A JP 2000201851 A JP2000201851 A JP 2000201851A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 省スペースで設置ができて設置場所の空間利
用効率を損なうことなく、水処理性能の向上、長寿命
化、浄水流量の増加が達成でき、シャワーヘッド重量が
軽く、高性能で利便性に優れた浄水シャワーシステム及
びそれに用いられる収納用支柱。 【解決手段】 原水入水部と浄水出水部とが形成され、
内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体16と、
これを固定する固定手段14と、管体に付設品を取り付
けるアダプタ48とを具備することを特徴とする収納用
支柱。シャワーから出る水を浄水にするための浄水カー
トリッジを収納用支柱の中に収容することによって、シ
ャワーヘッド内に浄水カートリッジを収納しないで済む
ので、シャワーヘッドの重量が重くならず、女性や子供
にとっても取扱い易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室やシャワール
ーム等に設けられる浄水シャワーシステム及びそれに用
いられる収納用支柱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、健康や美容に関する意識が高ま
り、水道水に入っている残留塩素が飲料用のみならず、
浴室での入浴や洗髪時に髪を傷めたり肌を刺激し、ま
た、カルキ臭を発生する要因として着目され、この残留
塩素を除去することが望まれている。こうした要望に対
し、残留塩素を除去する浄水シャワーシステムが販売さ
れている。浄水をシャワーとして利用するシステムとし
ては、従来は、水をシャワー状に噴出するシャワーヘッ
ドと、水道水が出る給水口とを接続するにあたって、浄
水機能を有した浄水器を水道口付近の床上に設置し、こ
の浄水器を介して水道水がシャワーヘッドに流れるよう
に接続していた。この場合に用いられる浄水器は、一般
に、一辺が凡そ10〜30cmの種々の箱状のものであ
る。しかしながら、シャワーシステムが設けられる浴室
等は、概して狭く、このような浄水器の設置は、甚だ邪
魔ないし不便で、設置場所の空間利用効率が悪化してし
まうものであった。そこで、このような設置上の不具合
を解決するものとして、シャワーヘッドの中に、浄水カ
ートリッジを収納したものが発明された。そのようなも
のであると、浄水器を浴室内に独立して設けるものでな
いので、浴室内を広く利用することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな浄水シャワーシステムにおいては、シャワーヘッド
内に浄水カートリッジを収納するため、シャワーヘッド
の大きさによって、浄水カートリッジの大きさが限定さ
れ、それ故、浄水カートリッジに充填される濾過材の量
も制約があった。そのため、濾過材の量を増加できない
ので、浄水カートリッジの濾過性能の向上、長寿命化を
図ることは困難であった。また、同様に浄水カートリッ
ジ内部の通水断面積も限定されてしまうため、断面積を
大幅に増やすことができず、そのため、圧力損失を減ら
して、浄水流量を増加させることが難しいという不具合
もあった。また、本来中空であるシャワーヘッド内に、
濾過材が充填された浄水カートリッジを収納しているた
め、シャワーヘッドの重量が重くなってしまい、特に女
性や子供にとって取扱い難いという不具合があった。
【0004】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、省スペースで設置ができて設置場所の空間利
用効率を損なうことなく、水処理性能の向上、長寿命
化、浄水流量の増加が達成でき、シャワーヘッド重量が
軽く、高性能で利便性に優れた浄水シャワーシステム及
びそれに用いられる収納用支柱を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の収納用支柱は、
原水入水部と浄水出水部とが形成され、内部に浄水カー
トリッジを収容する長尺な管体と、これを固定する固定
手段と、前記管体に付設品を取り付けるアダプタとを具
備することを特徴とするものである。本発明の浄水シャ
ワーシステムは、原水入水部と浄水出水部とが形成さ
れ、内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、
これを固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付
けるアダプタとを具備した浄水機能を有する収納用支柱
と、前記浄水出水部と接続したシャワーヘッドとを有
し、前記収納用支柱の原水入水部が給水口と接続してい
ることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の一例を図面を参照して説
明する。図1に示す浄水シャワーシステムにおいては、
壁10に、本発明に係る収納用支柱12が固定手段1
4,14によって固定されている。固定手段14として
は、収納用支柱12を壁10に強固に固定できるもので
あればよく、その要求物性に応じて、釘やネジ、または
吸盤、両面テープ、接着剤等が挙げられる。収納用支柱
12を構成する長尺な管体16は、図3に示すように、
筒状の筐体18と、その筐体18の一端部に装着される
蓋体20とで概略構成されている。これら筐体18及び
蓋体20の材質は特に限られるものではないが、剛性や
耐圧性等の強度や耐熱性などの高いものがよく、AB
S、ポリプロピレン、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリ
スルホン、ポリアセタール、ポリカーボネート、ポリフ
ェニレンエーテル等の樹脂や、アルミニウム、ステンレ
ス等の金属が適用できる。蓋体20は筐体18に取り外
し可能に、しかも水密かつ強固に取り付けられなければ
ならず、嵌め合わせ式や、螺着式等のものが適用でき
る。図示例の管体16においては、その一端部に原水入
水部22と浄水出水部24とが形成されている。原水入
水部22には、水や湯等の原水が供給される給水口56
等がホース58等を介して接続され、浄水出水部24に
は、浄水をシャワー状に噴出するシャワーヘッド60が
ホース62等を介して接続される。
【0007】この管体16の内部には、浄水カートリッ
ジ26,26,・・・が収容される。この浄水カートリッ
ジ26は、図5に示すように略円柱状のもので、その先
端部に形成された凸部27に凸部通水口28が形成さ
れ、基端部に形成された凹部29に凹部通水口30が形
成されており、1つの浄水カートリッジ26の凸部27
と他の浄水カートリッジ26の凹部29とが相互に嵌合
可能となっている。また、図示例のものでは、各凸部2
7の側面には、パッキング34が形成されており、嵌合
した際の連結状態を確実にすると共に、浄水の漏れを防
止することができる。このパッキング34は環状のもの
で、例えば、ニトリルゴム(NBR)、スチレンブタジ
エンゴム(SBR)、シリコンゴム、フッ素ゴム、クロ
ロプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム等
の弾性材が適用できる。そして、凸部通水口28と凹部
通水口30とは浄水カートリッジ26の中心を貫通する
通水管32にて連通している。通水管32は上述した樹
脂や金属等からなる管状体であって、多数の微細孔が穿
設されているものである。このような構成であると、複
数の浄水カートリッジを特別な接続部材を要することな
く連結することができ、また、浄水カートリッジの交換
作業が容易である。
【0008】浄水カートリッジ26の内部に充填されて
いる水処理材36としては、亜硫酸カルシウム、粒状活
性炭、繊維状活性炭、アスコルビン酸(ビタミンC)等
の脱塩素処理剤、多孔質中空糸膜、イオン交換樹脂等が
用いられる。これらは、単独で用いても、2種類以上を
併用してもよい。原水中の残留塩素の除去を主な目的と
する場合、脱塩素処理剤を用いることが好ましく、中で
も、脱塩素能力に優れた亜硫酸カルシウムが好適に用い
られる。また、原水中の濁質成分の除去を目的とした場
合、細菌の除去まで可能な多孔質中空糸膜を用いること
が好ましい。これらの水処理材36を浄水カートリッジ
26に保持させるには、浄水機能を発揮させるようであ
れば特に制限されるものではなく、例えば、水処理材3
6が膜状のものであれば、通水管32に巻き付ければ良
い。また、水処理材36が粒状活性炭のような粒状若し
くは紛状である場合には、それらを不織布等からなる袋
体などに入れて浄水カートリッジ26内に設ければよ
い。または、水処理材をバインダ等と共に固めて直接通
水管32の周囲に形成してもよい。これら水処理材36
の外周部は、水処理材が流出しないようであれば、通水
性のあるケースを設けても、または、露出していてもか
まわない。
【0009】図示例においては、浄水カートリッジ26
は、管体16内に複数個収容されているが、必ずしもそ
の必要があるわけではなく、1つの管体16の中に、そ
の管体16の長さと略等しい長さの浄水カートリッジを
1つ収容するようにしてもかまわない。しかし、複数個
の浄水カートリッジを用いるようにすることで、目標性
能に応じた任意の数の浄水カートリッジの使用が可能と
なり、長寿命化が容易となる。さらに、短い複数個の浄
水カートリッジ26を連結して収容するようにすること
によって、全体としての浄水機能を損なうことなく、1
つ当たりの浄水カートリッジを小型化することで、浄水
カートリッジの交換作業等が容易となるので、複数個の
浄水カートリッジ26を管体16の中で連結して収容す
るようにすることが望ましい。さらに、複数個の浄水カ
ートリッジを用いることで、異なる種類の浄水カートリ
ッジを組み合わせて用いることができ、例えば原水の状
況等に応じて、複合的な効果を発生させることができ
る。例えば、原水中の残留塩素と重金属イオンの除去を
目的とする場合、水処理材として脱塩素処理剤が充填さ
れた浄水カートリッジと、イオン交換樹脂が充填された
浄水カートリッジとを併用することで、両機能を共に有
する浄水機能を発揮させることができる。尚、複数の各
浄水カートリッジは、必ずしも全てが同一形状でなくて
も良いが、同一形状にすることによって、金型等の生産
コストを削減できる。
【0010】管体16の内部に浄水カートリッジ26を
収容するには、蓋体20を開けて、例えば、浄水カート
リッジ26を3個収容するには、1つ目の浄水カートリ
ッジ26をその基端部側から押し入れ、凹部29が筐体
18の最奥部に形成されている環状の内部凸起38に嵌
合するようにする。次に、2つ目の浄水カートリッジ2
6を同様にして押し入れて、その凹部29を1つ目の浄
水カートリッジ26の凸部27に嵌合させる。さらに、
3つ目の浄水カートリッジ26を筐体18の中に押し入
れてその凹部29を2つ目の浄水カートリッジ26の凸
部27に嵌合させる。その後、蓋体20を筐体18に取
り付ける。この際、蓋体20の内部に形成されている環
状凸起40と、3つ目の浄水カートリッジ26の凸部2
7とが嵌合し、連結した3つの浄水カートリッジ26,
26,26が、管体16の内部で、各通水管32が連通
すると共に、固定、収容される。浄水カートリッジ26
の交換については、蓋体20を外すことにより、容易に
交換作業を行うことができる。さらにまた、上述した例
においては、複数の浄水カートリッジ26の凸部27と
凹部29とを相互に嵌合し、パッキング34によってシ
ールしているが、各浄水カートリッジ間をネジ等を利用
して強固に連結するようにしてもかまわない。この場
合、浄水カートリッジを管体16内から取り出して交換
する際、外される蓋体20の近傍に配置されていた浄水
カートリッジを引き抜くだけで、これに連結している複
数の浄水カートリッジを一度に引き出すことができ、浄
水カートリッジの交換作業がより容易となる。
【0011】この管体16においては、原水入水部22
から送給された水や湯などの原水は、各浄水カートリッ
ジ26内に、その側面から入り込み、水処理材36にて
濾過された後、浄水が通水管32内に入り込み、通水管
32内を通って管体16の浄水出水部24に送られる。
図示例の管体16においては、その一端部において、原
水入水部22は筐体18の側面に、浄水出水部24は筐
体18の端面に形成し、原水が浄水カートリッジ26の
側面から入り、浄水がその中心の通水管32内を通って
排出されるようになっているが、これに限られるもので
はない。例えば、原水入水部を筐体18の端面に形成
し、浄水出水部を筐体18の側面に形成し、原水が浄水
カートリッジ26の通水管32を経由して水処理材36
にその中心側から入り込み、浄水が浄水カートリッジ2
6の側面から出るようにして浄水出水部から排出される
ようにしても良い。また、原水入水部と浄水出水部とを
筐体18の同一端面に形成することも可能である。ま
た、図4に示すように、浄水出水部25を蓋体21に形
成し、原水入水部22から管体17の内部に原水を送給
し、原水入水部22とは異なる端部に形成されている浄
水出水部25から浄水を排出するようにすることもでき
る。
【0012】また、管体に、原水入水部と浄水出水部と
を水処理材を経由せずに連通するバイパスと、そのバイ
パスへの原水の通水を制御する切換機構とを設けること
もできる。そのような構造のものであると、切換機構を
利用者が操作することによって、原水のままか、また
は、浄水を切り換えてシャワーから出すことができる。
従って、浄水を必要としないとき、例えば、桶やタオル
をシャワーから出る原水を使って洗浄ができる。このよ
うに、必要なときにだけ浄水を使用することで、水処理
材の寿命を延ばすことが可能となる。切換機構として
は、周知一般のものを利用すればよく、ロータ弁式、ボ
ール弁式等の切換弁を適用できる。
【0013】本発明の収納用支柱12は、その管体16
に各種の付設品が取り付けられる。各種の付設品とは、
特に制限されるものではなく、例えば、図1に示すよう
な、シャンプや石鹸等を載せる皿42、容器44、タオ
ル掛け46、洗濯物を干すのに用いる紐を引っかけるフ
ック47等が挙げられ、主として種々の物品の載置等に
よる収納の為に利用されるが、それに限定されるもので
はない。これらの付設品は、その取付けを容易にする為
に、アダプタ48を介して管体16に取り付けられる。
アダプタ48は、各種の付設品を管体16に取り付けら
れればよく、特に制限されるものではない。また、所定
の付設品とアダプタを一体化してもよく、付設品を直
接、管体16に取り付けても良い。この場合、アダプタ
に付設品としての機能を発揮させたもので、この場合の
アダプタも、管体に付設品を取り付けるアダプタに他な
らない。アダプタ48は、管体16にネジ等の締結手段
により強固に取り付けられ、その締結手段を緩めること
により管体16上をスライドして移動できるものであれ
ば、アダプタ48の取付位置を適宜調整できるので好ま
しい。
【0014】図1に示す浄水シャワーシステムにおいて
は、収納用支柱12は斜傾して設置されているが、これ
に限られるものではなく、付設品の利用態様に応じて適
宜、好ましい方向および場所に設けることができ、鉛直
方向に沿って、または、水平方向に沿って設置すること
ができる。図2に示す浄水シャワーシステムにおいて
は、固定手段として、管体16の一端に固定脚50が設
けられ、他端に伸縮脚52が設けられている。伸縮脚5
2には、スプリング等の弾性部材が配備されている。従
って、伸縮脚52が外方に向けて付勢するように固定脚
50及び伸縮脚52を設けることによって、即ちこの例
では、伸縮脚52が天井54に突っ張ることによって、
管体16が固定されるようになる。また、ターンバック
ル方式とすることもできる。
【0015】本発明の収納用支柱及びこれを用いた浄水
シャワーシステムであると、シャワーから出る水を浄水
にするための浄水カートリッジを収納用支柱の中に収容
することによって、シャワーヘッド内に浄水カートリッ
ジを収納しないで済むので、シャワーヘッドの重量が重
くなることがなく、女性や子供にとっても取扱い易いも
のとなる。また、収納用支柱は、シャワーヘッドよりも
大きくすることができるので、浄水カートリッジの大き
さの制約がなくなり、浄水カートリッジを十分大きくで
き、または、複数の浄水カートリッジを用いることがで
きるので、濾過等の水処理性能を高次元に向上させるこ
とができ、また、長寿命化を図ることもできる。また、
管体の太さは、同様にシャワーヘッドのようには制約を
受けるものではないので、浄水カートリッジ内部の通水
断面積を増やすことができ、そのため、圧力損失を減ら
して、浄水流量を増加させることができる。また、収納
用支柱は、その本質的機能として、各種の物品の収納等
に利用できるものであり、浴室等において一般的にも設
けられているものであるので、既存の収納用支柱分のス
ペースがあれば設けることができ、しかも壁に這わせて
設けられるので、設置することによって空間利用効率が
大きく損なわれることがなく、しかも、利便性が高い。
また、個人の利用者が自分で容易に適当な場所に設置で
きるので、使用勝手がよい。従って、本発明によれば、
浴室等において、特別の設置場所を要することなく、シ
ャワーから浄水を噴出させることができるようになる。
特に、収納用支柱は、浴室等の壁内等ではなく、露出し
ている場所に設置されるので、浄水カートリッジの交換
も極めて容易に行える。
【0016】尚、本発明の浄水シャワーシステムにおい
ては、シャワーヘッドから出る浄水をシャワー状として
身体等に向けて噴出すること以外に、例えば、浄水を浴
槽への給水に利用することもできる。この場合、シャワ
ーヘッドを用いて浴槽に給水することの他、収納用支柱
の浄水出水部とシャワーヘッドの間の流路に、切換弁を
設けた分岐部を形成し、分岐部からの一方の流路をシャ
ワーヘッドに接続し、他方の流路を浴槽に給水するため
の給水口と接続すれば、切換弁を操作することによっ
て、収納用支柱からの浄水を適宜シャワーとして又は浴
槽への給水として利用することが可能となる。このよう
に浄水を浴槽に給水する手段として本発明を適用するこ
とによっても、複数の浄水カートリッジ使用による水処
理剤の長寿命化等の優れた効果を発揮させることができ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の収納用支柱及びこれを用いた浄
水シャワーシステムによれば、シャワーから出る水を浄
水にするための浄水カートリッジを収納用支柱の中に収
容することによって、シャワーヘッド内に浄水カートリ
ッジを収納しないで済むので、シャワーヘッドの重量が
重くなることがなく、女性や子供にとっても取扱い易い
ものとなる。また、収納用支柱は、シャワーヘッドより
も大きくすることができるので、浄水カートリッジの大
きさの制約がなくなり、浄水カートリッジを十分大きく
でき、または、複数の浄水カートリッジを用いることが
できるので、濾過等の水処理性能を高次元に向上させる
ことができ、また、長寿命化を図ることもできる。ま
た、管体の太さは、シャワーヘッドのようには制約を受
けるものではないので、浄水カートリッジ内部の通水断
面積を増やすことができ、そのため、圧力損失を減らし
て、浄水流量を増加させることができる。また、収納用
支柱は、その本質的機能として、各種の物品の収納等に
利用できるものであり、浴室等において一般的にも設け
られているものであるので、既存の収納用支柱分のスペ
ースがあれば設けることができ、しかも壁に這わせて設
けられるので、浴室等内のスペースを有効利用すること
ができ、設置することによって空間利用効率が大きく損
なわれることがなく、しかも、利便性が高い。また、個
人の利用者が自分で容易に適当な場所に設置できるの
で、使用勝手がよい。特に、シャワーシステムのない既
存の浴室等においても、利用者が後から簡便に、浄水シ
ャワーシステムを備えることができる。従って、本発明
によれば、浴室等において、省スペースで特別の設置場
所を要することなく、シャワーから浄水を噴出させるこ
とができるようになる。特に、収納用支柱は、浴室等の
壁内等ではなく、露出している場所に設置されるので、
浄水カートリッジの交換も極めて容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浄水シャワーシステムの一例を示す外観図で
ある。
【図2】 浄水シャワーシステムの他の一例を示す外観
図である。
【図3】 管体の一例を示す側断面図である。
【図4】 管体の他の一例を示す側断面図である。
【図5】 浄水カートリッジを示す側断面図である。
【符号の説明】
12 収納用支柱 14 固定手段 16 管体 18 筐体 20 蓋体 22 原水入水部 24 浄水出水部 26 浄水カートリッジ 48 アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠山 厚 東京都港区港南一丁目6番41号 三菱レイ ヨン株式会社内 (72)発明者 森 和巳 神奈川県川崎市多摩区登戸3816番地 三菱 レイヨン株式会社東京技術・情報センター 内 Fターム(参考) 2D032 FA00 FA02 4D006 GA02 HA06 HA07 HA91 HA95 KA01 KA72 KB11 KB12 KB30 KD09 KD19 KD30 MA01 PA01 PB06 PB24 PC51 PC56 4D024 AA02 AB07 AB11 BA02 BB01 BB02 BC01 CA04 CA13 DB05 DB19

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原水入水部と浄水出水部とが形成され、
    内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、これ
    を固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付ける
    アダプタとを具備することを特徴とする収納用支柱。
  2. 【請求項2】 原水入水部と浄水出水部とが形成され、
    内部に浄水カートリッジを収容する長尺な管体と、これ
    を固定する固定手段と、前記管体に付設品を取り付ける
    アダプタとを具備した浄水機能を有する収納用支柱と、
    前記浄水出水部と接続したシャワーヘッドとを有し、前
    記収納用支柱の原水入水部が給水口と接続していること
    を特徴とする浄水シャワーシステム。
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