JP2005279084A - 改質水シャワーヘッド - Google Patents

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和代 向井
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Abstract

【課題】 改質水および原水使用時のいずれも散水板全面から吐水可能なシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】 改質水シャワーヘッド1は、原水を改質水化する薬剤室15を備え、原水吐水と改質水吐水の切替可能で、薬剤室15はシャワーヘッドの中心部に配置され、原水吐水時には、薬剤室周囲に設けられた原水流路を通った原水が散水板5全面から吐水され、改質水吐水時には、薬剤室を通過して改質水化された改質水が薬剤室下流側に設けられた逆止弁9を押し下げて散水板5の全面から吐水される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、水道水等の原水を改質して使用することが可能な改質水シャワーヘッドに関する。
通常、シャワーに使用される原水は水道水であり、消毒剤として使用された塩素が残留している。塩素を含有する原水をそのまま使用して頭髪や身体を洗うとパサパサ感が残ることがあるため、原水から残留塩素を除去して改質され、この改質水をシャワーに使用することが提案されている。
例えば特許文献1には、シャワーヘッド部に濾材を充填したカートリッジを収容し、また原水流路には切替室を形成しておき、改質水使用時には上記カートリッジを通過して多数の太孔を備えた散水板から吐水させ、原水使用時には上記カートリッジを通過しない多数の細孔を備えた別の散水板から吐水させることができる浴室用シャワーヘッドが記載されている。
また特許文献2には、改質水カートリッジを収容するシャワーヘッドであって、このカートリッジ収容部には原水吐水用の原水流路と改質水吐水用の改質水化流路が形成され、また原水を原水流路と改質水化流路のいずれかに誘導する切替機構が形成され、さらに、原水が改質水カートリッジの外部を通るバイパス流路と、バイパス流路を通った原水が改質水と合流する混合部が形成された改質水機能付きシャワーヘッドが開示されている。
特開平8−103690号公報 特開2000−300458号公報
特許文献1のシャワーヘッドでは、原水吐水用散水板の位置がシャワーヘッド先端でないため、原水を使用する際の使い勝手が悪く、原水および改質水のそれぞれの吐水時の散水板が違うため、シャワーヘッド自体が大きくなり、意匠性に劣ること等の問題点がある。
また、特許文献2のシャワーヘッドでは、原水散水部と改質水散水部とがはっきりと区分けされ、シャワーとしてのたっぷり感が損なわれ、浴槽や浴室を水洗する時も原水の散水域が狭く作業性に劣ること、改質水散水時においては散水板中央部からの散水がないため、シャワー使用時の中抜け感があり、快適性に欠ける等の問題点がある。
本発明は、原水使用時、改質水使用時においても散水板の全面から吐水させ、また切替操作も容易に行える改質水シャワーヘッドを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る改質水シャワーヘッドは、原水を改質水化する薬剤室を備え、原水吐水と改質水吐水の切替可能で、前記薬剤室はシャワーヘッドの中心部に配置され、原水吐水時には、薬剤室周囲に設けられた原水流路を原水が通過して散水板の全面から吐水され、改質水吐水時には、薬剤室を通過して改質水化された改質水が原水と同様に散水板の全面から吐水される構成とした。
このような構成とすることで、吐水形態の切替をより使い勝手のよいものに向上させ、中抜け感をなくしシャワーの使用感を損なわないシャワーヘッドを提供できる。
前記薬剤室下流側には逆止弁を設け、改質水吐水時にはこの逆止弁を押し下げて吐水する構成とすることが好ましい。このようにすることで、薬剤室に収納する薬剤(例えばビタミンC)の消費を抑えることができる。
尚、シャワーヘッドを吐水ユニットと把持部とで構成し、吐水ユニットを把持部に対して取替え可能とすることで、意匠性や吐水形態が汎用性に富むシャワーヘッドとすることができる。
本発明の改質水シャワーヘッドは、薬剤室がシャワーヘッドの中心部に配置され、原水も改質水も、散水板の全面から吐水される。したがって、したがって使用者には中抜け感がなくたっぷり感をもってシャワーを使用することができ、また浴槽や浴室を清掃する際にも広範囲に強い吐水を行なうことができる。
また、薬剤室内が逆止弁によって一定の圧力を受けるようにすれば、薬剤中に水の流路が形成されて特定の部分だけ水が流れるということがなく、水は薬剤室内を均一に通過して効率よく残留塩素を処理することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。本発明に係る改質水シャワーヘッドの断面図、図2は同改質水シャワーヘッドの吐水ユニットの分解斜視図である。改質水シャワーヘッド1は吐水ユニット2と把持部3とから構成されていて、把持部3内側の原水供給路4を通って水道水等の原水が供給され、吐水ユニット2に設けられた散水板5から吐水される。
前記吐水ユニット2は、散水板5を有する吐水部材6、改質水化用薬剤を収容するカートリッジ7(原水流入用切り欠き部7aを有する)、カートリッジ7と組み合わされて薬剤室を形成する台座8、薬剤室への原水逆流防止と薬剤室へ流入する原水に一定の圧力を掛けるための逆止弁9、逆止弁支持用スプリング10、複数の原水通過孔を有し回動自在に原水の流入先を切り替えるための原水振分部材11、同じく複数の原水通過孔を有し原水振分部材と協働して原水の流入先を決定する固定板12、原水供給路4から吐水ユニット2へ原水を導入するための原水導入部材13、および吐水ユニット2全体を覆いシャワー使用者が左右に回動させることで原水吐水、改質水吐水、さらにはこれらの混合水吐水を可能とするキャップ部材14からなる。
前記キャップ部材14と原水振分部材11とは協働する。したがってシャワーを切り替えたい時にキャップ部材14を左右に回すと、原水振分部材11も一緒に回転し、固定板12および原水導入部材13は回転しない。
例えば原水吐水時には3つの原水供給孔11aが固定板12の原水供給孔12a、12a’と連通した状態となっている(原水供給孔12a’は後述の混合水吐水用である)。ここで改質水吐水に切り替えたい場合、キャップ部材14を捻ると原水振分部材11が協働し、今度は3つの原水供給孔11bが固定板12の3つの原水供給孔12b(図示では2つ示している)と連通した状態となり脱塩素処理された改質水が吐水される。
一方、吐水部材6は薬剤充填等の目的で取外しが可能としてある。散水板5を上向きにして吐水部材6を取外し、続いて逆止弁支持用スプリング10、逆止弁9、および台座8を外すとカートリッジ7が見えるので、そこへ薬剤を充填することができる。
吐水ユニット2の外側には指掛り部28を形成しているため、指掛り部28に指を引っ掛けて吐水形態を変更することができ、操作性を向上させることができる。また、薬剤充填室を吐水ユニット側に形成したことにより把持部の形状を自由に形成できることになり、意匠性が向上する。
図3は吐水部材の取付け方法を説明した断面図であり、吐水部材6の側面部には複数個の突起部6aが設けられ、これら突起部6aはキャップ部材14の内壁に設けられたL字型溝14aと矢印で示すように位置合わせし、右回転させて正確に嵌合することができる。この方法によれば、吐水部材6を容易に取付け取外しすることができるため薬剤の補填や内部清掃を簡単に行なうことができる。
図4は改質水シャワーヘッドの吐水ユニットの改質水吐水時の断面図であり、カートリッジ7と台座8とが組み合わされて形成された薬剤室15には改質水処理用の薬剤を収容する。この薬剤としては原水中の残留塩素を除去できるものであれば特に制限はない。その例としては粒状または粉状の活性炭、粉状または液状の亜硫酸カルシウムや炭酸水素ナトリウム、ビタミンC(アスコルビン酸)粒剤が挙げられるが、中でもビタミンC粒剤が好ましい。ビタミンC粒剤を使用すると、水に柔らかさが出てシャンプーや石鹸の泡立ちが良くなる。また、残留塩素による髪や肌のパサパサ感がなくなりリンス的な作用も得ることができる。
ここで水の流れを矢印で示すと、原水は原水導入部材13内部から固定板12の原水供給孔12b、原水振分部材11の原水供給孔11bを順に通過し、カートリッジ7の切り欠き部7a(図1参照)を経由して薬剤室15に流入する。なお、断面図の都合上原水供給孔11b、12bは一箇所のみ示されているが、各孔が各三箇所あいていることは図2に示した通りである。
尚、ばね22は固定板12を原水振分部材11へ支持させている。また、Oリング23はキャップ部材14と原水導入部材13を、Oリング24は固定板12と原水導入部材13を、Oリング25は原水振分部材11と吐水部材6およびキャップ部材14を、Oリング26は台座8と原水振分部材11を、Oリング27は台座8の開口と逆止弁9をそれぞれシールするために設けている。
薬剤室15内で改質水化された水は逆止弁9を水圧で押し下げて流出し散水板5の全面から吐水される。したがって、中抜け感がなくたっぷり感を使用者にあたえることができる。
また薬剤室15は逆止弁9によって一定の圧力を受けているため、薬剤中に水の流路が形成されて特定の部分にだけ水が流れるということがなく、水は薬剤室内を均一に通過して効率よく残留塩素を処理することができる。
なおカートリッジ7については、他の形式のものも使用可能である。図5は、本発明に係る薬剤室用カートリッジの他の例を示す断面図である。このカートリッジ7は天井部20に開口部21を有する形状としてあり、原水供給孔11aから供給される原水は開口部21から薬剤室15へ流入する。このような形態のカートリッジは水道水の圧力が弱い家庭でこの様な改質水シャワーを使用する場合に有効である。
図6は改質水シャワーヘッドの吐水ユニットの原水吐水時の断面図である。水の流れを矢印で示すと、原水は原水導入部材13内部から固定板12の原水供給孔12a、12a’、原水振分部材11の原水供給孔11aを順に通過し散水板5の全面から吐水される。したがって、浴槽や浴室を清掃する際には広範囲に強い吐水を行なうことができる。更に、逆止弁9にて薬剤室15を塞いでいるため、原水吐水を使用している最中であっても無駄に薬剤が流出することがなく、薬剤を長持ちさせることができる。
原水と改質水の混合水を使用したい場合には、固定板12の幅広の原水供給孔12a’に原水供給孔11aの一つが連通し、かつ、原水供給孔12bが原水供給孔11bと連通する位置に原水振分部材11を合わせる。すると、原水は原水供給孔11aの一つを通って吐水部材6へ送られ、一方、改質水も上記の流れで逆止弁9を一部押し下げて給水部材6へ送られる。こうして給水部材6へ送られた原水と改質水とは同時に散水板5から吐水される。
本発明に係る改質水シャワーヘッドは、水道水等の原水中に含まれる残留塩素を効率よく処理して改質水化し、この改質水を吐水することができるとともに、浴槽や浴室を清掃する際には広範囲に強い原水の吐水を行なうことができる。したがって、一般家庭用はもとより、美容院、理髪店、病院等のシャワー設備に好適に用いることができる。特に、ビタミンCを使って改質水化を行なえば、シャンプーや石鹸の泡立ちが良くなり、髪や肌を艶やかにするリンス効果もあるため美容用シャワーとしての利用が期待される。
本発明に係る改質水シャワーヘッドの断面図 同改質水シャワーヘッドの吐水ユニットの分解斜視図 吐水部材の取付け方法を説明した断面図 同改質水シャワーヘッドの吐水ユニットの改質水吐水時の断面図 薬剤室用カートリッジの他の例を示す断面図 シャワーヘッドの吐水ユニットの原水吐水時の断面図
符号の説明
1…シャワーヘッド、2…吐水ユニット、3…把持部、4…原水供給路、5…散水板、6…吐水部材、6a…突起部、7…カートリッジ、7a…切り欠き部、8…台座、9…逆止弁、10…逆止弁支持用スプリング、11…原水振分部材、11a、11b…原水供給孔、12…固定板、12a、12a’、12b…原水供給孔、13…原水導入部材、14…キャップ部材、14a…L字型溝、15…薬剤室、20…カートリッジ天井部、21…カートリッジ開口部。

Claims (3)

  1. 原水を改質する薬剤室を備え、原水吐水と改質水吐水の切替可能なシャワーヘッドであって、前記薬剤室はシャワーヘッドの中心部に配置され、原水吐水時には薬剤室周囲に設けられた原水流路を原水が通過して散水板の全面から吐水され、改質水吐水時には薬剤室を通過して改質された改質水が前記散水板の全面から吐水されることを特徴とする改質水シャワーヘッド。
  2. 請求項1に記載の改質水シャワーヘッドにおいて、前記薬剤室下流側には逆止弁が設けられ、改質水吐水時にはこの逆止弁を押し下げて改質水が前記散水板の全面から吐水されることを特徴とする改質水シャワーヘッド。
  3. 請求項1に記載の改質水シャワーヘッドにおいて、このシャワーヘッドは吐水ユニットと把持部からなり、吐水ユニットは把持部に対して取替え可能であることを特徴とする改質水シャワーヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011245406A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 微細気泡発生装置
JP2011245405A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 微細気泡発生装置
JP2012528663A (ja) * 2009-06-02 2012-11-15 エムイーシー マイクロバブル発生シャワー器

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