JP2016093468A - シャワーヘッド及びシャワー開口板 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡単で、身体の洗浄効果を高めるとともに、身体のマッサージ効果を高める機能を有するシャワーヘッドを提供する。
【解決手段】給水管に接続したシャワーホースに連結して使用するシャワーヘッドであって、給水路が貫通して形成されている本体部と、スプレー状の吐水を行うシャワー吐出開口を有するシャワー開口板と、ミストの吐水を行うミスト吐出開口を有するミスト吐出部材と、シャワーとミストの吐水を切り替えて行う切替手段とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】給水管に接続したシャワーホースに連結して使用するシャワーヘッドであって、給水路が貫通して形成されている本体部と、スプレー状の吐水を行うシャワー吐出開口を有するシャワー開口板と、ミストの吐水を行うミスト吐出開口を有するミスト吐出部材と、シャワーとミストの吐水を切り替えて行う切替手段とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明はスプレー状の吐水を行うシャワーと、ミスト状の吐水を行うミスト吐出とを切り替えて行うことができるシャワーヘッドとシャワー開口板に関し、特に身体の洗浄効果を高めるとともに、身体のマッサージ効果やリラクゼーション効果を高めるのに好適な簡単な構造を有するシャワーヘッド及びシャワー開口板に関する。
従来より、シャワー装置においては、スプレー状の単一形状の吐水を行うシャワーヘッドを装備したものが一般的に使われている。ところが、生活水準の多様化や健康志向の高まりから、マッサージ機能を高めたり、リラクゼーション効果を高めたりするシャワー装置が各種のものが提案されている。それらの装置に1つに、複数のシャワー装置を浴室内に設け、マッサージ機能を高めているものがある。また、単一のシャワー装置において、複数のシャワーヘッドを取り代えて吐水するシャワー装置がある。しかし、取り代える装置では、複数のシャワーヘッドを取り代えるので、面倒である。そこで、この交換の面倒を解消するシャワーヘッドとして単一のシャワーヘッドにおいて、複数の吐水形状を得るものなどが知られている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1のシャワーヘッドは、シャワーヘッド本体と、シャワー散水体と、ミスト噴出体と、前記シャワー散水体又はミスト噴出体への水路を選択的に切り替える水路切替手段とを有している。そして、前記ミスト噴出体は略中央がくびれた鼓状の複数の小孔を穿設した外板と、該小孔に連通する給水路を形成した内板とを密着させることによって構成するとともに、前記給水路を、渦室と、該渦室の接線方向に刻設された複数の溝部と、該複数の溝部の端部に貫通して設けられた貫通孔とから形成している。
この従来のシャワーヘッドは、シャワー散水体とミスト噴出体とを異なる側に形成している。また、ミスト噴出体は略中央がくびれた鼓状の複数の小孔を穿設した外板と、該小孔に連通する給水路を形成した内板とを密着させて構成している。さらに、小孔に連通する給水路を形成した内板とを密着させることによって構成するとともに、前記給水路を、渦室と、該渦室の接線方向に刻設された複数の溝部と、該複数の溝部の端部に貫通して設けられた貫通孔とから形成している。
シャワーを噴出する面とミストを噴出する面とが異なっている。このことは、シャワー散水時とミスト噴出時とは切り替えて使用するとはいうものの、握りの感覚が変わり、使い勝手が悪く、使用者にとって違和感を感じさせることになる。また、ミスト噴出体は各小孔に連通する給水路を形成した内板等で構成している。そして、この給水路は渦室、溝部、貫通孔等から構成しており、その構造が複雑であり、部品点数の削減が不十分である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、構造が簡単で、身体の洗浄効果やマッサージ効果を高める機能を有するとともにリラックス効果を高めるシャワーヘッド及びシャワー開口板を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係るシャワーヘッドは、
給水管に接続したシャワーホースに連結して使用するシャワーヘッドであって、給水路が貫通して形成されている本体部と、スプレー状の吐水を行うシャワー吐出開口を有するシャワー開口板と、ミスト状の吐水を行うミスト吐出開口を有するミスト吐出部材と、シャワーとミストの吐水を切り替えて行う切替手段とを備えたことを特徴とする。
給水管に接続したシャワーホースに連結して使用するシャワーヘッドであって、給水路が貫通して形成されている本体部と、スプレー状の吐水を行うシャワー吐出開口を有するシャワー開口板と、ミスト状の吐水を行うミスト吐出開口を有するミスト吐出部材と、シャワーとミストの吐水を切り替えて行う切替手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係るシャワーヘッドは、請求項1に記載のシャワーヘッドにおいて、
前記シャワー開口板の上流側の本体部に吐水を処理する水処理手段を備えたことを特徴とする。
前記シャワー開口板の上流側の本体部に吐水を処理する水処理手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明に係るシャワーヘッドは、請求項1または2に記載のシャワーヘッドにおいて、前記水処理手段としてバブル発生装置、ろ過部材のうち少なくとも一つ以上を備えたことを特徴とする。
請求項4の発明に係るシャワーヘッドは、請求項1ないし3のいずれかに記載のシャワーヘッドにおいて、前記ミスト吐出部材は切替手段を移動させる力を受ける押付操作面を有することを特徴とする。
請求項5の発明に係るシャワーヘッドは、請求項1ないし4のいずれかに記載のシャワーヘッドにおいて、前記切替手段は、前記ミスト吐出面側と逆方向側との前後に移動する切替部材本体と、前記ミスト吐出部材と、前記切替部材本体に円滑に力を伝える押受け部材とを有し、前記切替部材本体を移動させることで給水を前記シャワー吐出開口と前記ミスト吐出開口とに切り替えることを特徴とする。
請求項6の発明に係るシャワーヘッドは、請求項1ないし5のいずれかに記載のシャワーヘッドにおいて、前記ろ過部材は活性炭を充填した活性炭層で構成し、該活性炭層を中央側に設け、添加物質を充填した添加剤層を外周に設けてなるカセットを備えたことを特徴とする。
請求項7の発明に係るシャワー開口板は、
シャワー水の吐水を行う開口を有し、シャワーヘッドに装着して使用するシャワー開口板であって、板厚を薄くした複数の薄板状部を設けたことを特徴とする。
シャワー水の吐水を行う開口を有し、シャワーヘッドに装着して使用するシャワー開口板であって、板厚を薄くした複数の薄板状部を設けたことを特徴とする。
請求項8の発明に係るシャワー開口板は、請求項7に記載のシャワー開口板において、
前記薄板状部に多数のシャワー吐出開口を設けたことを特徴とする。
前記薄板状部に多数のシャワー吐出開口を設けたことを特徴とする。
請求項1の発明のシャワーヘッドによれば、本体部と、スプレー状の吐水を行うシャワー吐出開口と、ミストや泡沫の吐出を行うミスト吐出開口と、吐水とミストの吐水を切り替えて行う切替手段とを備えたので、簡単な構造でありながら、切替手段によって、吐水とミストの吐水とを容易に切り替えることができる。その結果、身体の洗浄効果を高めることができるとともに、身体のマッサージ効果やリラクゼーション効果を容易に高めることができる。
請求項2の発明によれば、バブルの混入した、水処理手段に処理された、身体によくてリラクゼーションに効果があるシャワーやミストを吐出できるので、一層、マッサージ効果やリラクゼーション効果を容易に高めることができる。
請求項3の発明によれば、塩素をろ過部材で吸着することで塩素のない、身体によいシャワーやミストを吐出できるので、一層、健康に良く、マッサージ効果やリラクゼーション効果を高めることができる。
請求項4の発明によれば、ミスト吐出部材はシャワーとミストを切り替える操作面を有するので、構造が簡単で操作のしやすいシャワーヘッドを得ることができる。
請求項5の発明によれば、構造が簡単で見栄えが良く、切り替え操作の操作がしやすい、シャワーヘッドを得ることができる。
請求項6の発明によれば、活性炭により塩素が除去でき、添加物質としてアロマ(芳香性物質)、保湿剤、抗菌剤などを水に溶出させる等することで、一層、健康に良いリラクゼーション効果を高めることができるシャワーヘッドを得ることができる。
請求項7の発明によれば、快適なシャワー吐水を得ることができる構造が簡単で強度を維持したシャワー開口部材を得ることができる。
請求項8の発明によれば、加工の自由度が高くて容易な、強度のあるシャワー開口部材を得ることができる。また、薄板状部で模様を形成することで、リラクゼーション効果を高めることができる。
本発明によれば、簡単な構造で、簡単な操作で、シャワー吐水とミスト吐水とを容易に切り替えることができる。その結果、身体の洗浄効果を高めることができるとともに、身体のマッサージ効果やリラクゼーション効果を容易に高めることができる。また、使用する人、目的に最もふさわしいシャワーを得ることができるシャワー開口部材とすることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係るシャワーヘッドの一実施の形態を示す一部破断した側面図で、図2はその正面図である。
図1は、本発明に係るシャワーヘッドの一実施の形態を示す一部破断した側面図で、図2はその正面図である。
この実施の形態のシャワーヘッド1は、本体部2と、シャワー開口板3と、ミスト吐出部材4と、切替手段5と、第1の水処理手段6と、第2の水処理手段7と、シャワーホースに連結する連結部材8と、本体部2にシャワー開口板3を水密に取り付ける固定部材9とを備えている。そして、本体部2には給水路21が設けられ、給水路21に面してシャワー開口板3が取り付けられている。
本体部2は、プラスチックから概略筒状に形成され、上部には前面に向けて広げられた開放部22が設けられている。開放部22の下部(上流側)に切替手段5を水密に摺動自在に嵌合する嵌合孔23が設けられ、嵌合孔23の下方の外形は握りやすいように円筒状や楕円形状に形成されている。そして、開放部22を形成する円筒状の先端部の外周には雄ねじ部24が設けられている。また、雄ねじ部24の先端には溝が設けられてOリングP1を設けるようにされている。また、本体部2の下部の端部近辺には後述する連結部材8を固着する凸条26や水密に装着するOリングP3が設けられている。開放部22にOリングP1に密着してシャワー開口板3を取り付けることで、水が漏れないように水密性を確保している。
シャワー開口板3は、金属からなり、図3、4に示すように、板状本体31の厚板状部に薄板状部である中央薄板部32と周辺薄板部33が形成され、薄板状部が複数設けられている。中央薄板部32と周辺薄板部33とは、板状本体31にそれぞれ段差32a、33aを設けることにより形成されている。中央薄板部32には、例えば、同心円状に多数のシャワー吐出開口34が設けられ、周辺薄板部33にも同心円状に多数のシャワー吐出開口35が設けられている。多数のシャワー吐出開口34、35(以下、単に開口とも言う)からスプレー状の吐水を行うことで、身体のマッサージ効果やリラクゼーション効果を高めることができる。そして、この実施の形態では、中央薄板部32で花芯を模し、周辺薄板部33で花びらを模して視覚によりリラクゼーション効果が得られるようにしている。開口を薄板状部に設けることで、加工を容易にし、コストダウンが図れるとともに、シャワー開口板3の強度を確保することができる。
両薄板部32,33に設けているシャワー吐出用の開口34,35の大きさは、0.05〜0.5mm、好ましくは0.1〜0.3mmである。0.05mm未満ではシャワー吐出が困難である。開口34,35が0.5mmを超えると、水量が多くなり節水ができなくなる。この開口34.35の寸法は円形の場合のものである。開口34,35の形状は円形に限られず、楕円形であっても良いし、三角形や四角形などの多角形でも良いし、星形ハート形等の特殊な形状であっても良い。
シャワー吐出用の開口34,35を薄板状部以外にも設けてもよいことは勿論である。この実施の形態では、中央薄板部32の周囲に同心円状に開口36を設け、シャワー吐水による快適さが増強されることを図っている。
ミスト吐出部材4は、図5に示すように、縦断面が楕円形の容器状で、前面の中央部が凹んだ形状をなし、ミストを吐出する複数の孔41が同心円状に中央部に配置されている。ミスト吐出部材4は、前面が楕円形状で中央部が凹んだ形状とすることで、押付操作面42を形成し、操作しやすいようにしている。押付操作面42の背面側では同心円状の孔41の周囲に円筒状に凸条43が設けられている。凸条43の先端から雌ねじ部44が設けられて、後述する切替手段5の切替部材本体10に螺着するようにされている。
ミスト吐出開口41をミスト吐出部材4に設けるが、この開口の大きさは、0.01〜0.2mm、好ましくは0.02〜0.06mmとし、複数個設けている。ミスト吐出開口41(以下、単に開口とも言う)の寸法は、この範囲より小さいとミスト生成が不十分でありこの範囲を超えると、ミスト生成の効果が悪くなる。この開口41の寸法は円形の場合のものである。開口41の形状は円形に限られず、楕円形であっても良いし、三角形や四角形などの多角形でも良いし、星形ハート形等の特殊な形状であっても良い。
切替手段5は、切替部材本体10、押受け部材11を備えている。そして、ミスト吐出部材4を押すことにより、切替部材本体10を後退させて、給水路21をミスト吐出部材4の複数の開孔41に連通させる。これにより、給水路21から開孔41に吐出水を供給してミストの吐水を行う。
切替部材本体10は、シャワー水流路を形成する空間を有した連結軸50と、ミスト水の給水路51aを有する通水路部51と、嵌合孔22の後部に密接して漏水を防ぐ遮蔽部52と、前端雄ねじ部53と、後端凸起部54とを備えている。連結軸50により通水路部51と遮蔽部52とは一体に連結されている。
通水路部51は有底の筒状をなし、先端(前面側)は径を小さくした前端雄ねじ部53を有し、後部の底で連結軸50と一体に連結している。この通水路部51の底部近辺の外周には水封帯56と開口57が設けられ、開口57を挟んだ底部と反対側の前方には、0リングP51を嵌合する溝が凸条58及び遮蔽条59によって形成されている。水封帯56は通水路部51の後部端の外周面に帯状に形成されている。これにより、連結軸50と通水路部51とを遮断し、シャワーとミストと吐水を切り替えた時に他方での水漏れを防いでいる。前端雄ねじ部53にミスト吐出部材4の雌ねじ部44を螺着することで通水路部51とミスト吐出部材4とは水密に連結する。ミスト吐出部材4の押付操作面42を押すことにより、切替部材本体10は後退して開口57が本体部2の給水路21に対面し、給水路21と流水路51aとが連通し、多数の開孔41からミストが吐出される。
遮蔽部52は、柱状をなし、その外周には凹溝が設けられている。その凹溝に嵌合孔23からの漏水を防ぐOリングP52が設けられている。また、遮蔽部52の連結軸50側の端部には遮蔽帯55が形成されて、より高い水密性が確保されている。また、遮蔽部52の後端には後端凸起部54が設けられ、押受け部材11の受け筒11aをしっかりと嵌め込むようにしている。
カセット6は、水処理手段の1例で、この実施の形態では図6に示すように、円筒状の外筒61と内筒62とキャップ63とから組み立てられて一体にされることで、形成されている。カセット6は水処理手段のろ過部材としての活性炭を充填した活性炭層64を有している。また、内筒62と外筒61との間に、アスコルビン酸、アロマ等の水に加える溶解性薬剤等を添加物質として充填して添加剤層65を形成している。すなわち、カセット6は、内筒62内に活性炭層64を有し、内筒62の外側に添加剤層65を有している。円筒状の外筒61の先端外周に雄ねじを設け、キャップ63の内周に雌ねじを設け、内筒62を外筒61内に嵌装し、キャップ63を装着することで、これらを一体的に組み立てる。そして、活性炭層64と添加剤層65を給水路21にワンタッチで簡単に着脱できる。また、内筒62と外筒61とに分けているので、添加物質としてアロマ等を使用しても、活性炭に吸着されることがないので、効率よく吐出水に加えることができる。
内筒62と外筒61との環状空間に水溶解性の添加物質を充填すると、カセット6の使用開始時には、水添加物質により活性炭の層は見えない。シャワーヘッドを使用して、水添加物質が溶け出して無くなってくると、活性炭が見えるようになる。この結果、活性炭の吸着の程度を知ることができ、交換の時期を判断でき、添加物質を補給することで、常に添加物質を含んだ活性炭処理した塩素のない吐出水を得ることができる。
活性炭として抗菌活性炭を用い、添加物質としてアスコルビン酸を用いると、給水中の塩素を低濃度に除去することができる。これにより高度処理されて皮膚に優しい水を吐出することができる。また、皮膚に保湿性を保持する薬剤を用いると、皮膚に保湿性を持たせることができる。このように、使用する添加物質を好みの薬剤等にすることができる。なお、添加物質として、水に直接溶解するものに限られず、水に溶解する添加剤と混合して使用することで、吐出水に混入できるものであればよいことは勿論である。
キャップ63は、内筒62を外筒61内に固定すると共に、添加剤層65から添加物質が不要に漏れないように、段部67が設けられている。また、外筒61に不要な水が浸入しないようにキャップ63内周にOリングP6を設けて、密封性を確保している。キャップ63の中央部には活性炭処理した給水を通す開口63aが設けられている。さらに、段部67には、添加物質が給水に混入するように溶出孔63bが設けられている。なお、この溶出孔63bを設ける位置は、段部に限られるものでなく、用いる添加物質の性質や消費量等に応じて、適宜外筒61側面に設けてもよい。
バブル発生装置7は、この実施の形態では図7に示すように、円柱状の発生部材本体71と中心水路72と同心円状に設けられた複数の周囲水路73と、中心水路72に突出した中心衝突部材74と、周囲水路73に突出した周囲衝突部材75とから構成している。そして、この実施の形態では、バブル発生装置7は、ろ過部材の上流側の給水路21に設けられている。
中心水路72は、発生部材本体71の中心部に設けられ、横断面形が円形で、上流側の導入部から縮径された中間部と拡大された下流部と拡径された流出端部とから構成している。周囲水路73は上流側の導入端部と、順次縮径された上流縮径部と、中間部と、順次拡大された下流部とから構成している。中心水路72を流れる水流にナノバブルを生成する中心衝突部材74を上流側の導入部の端部で中心水路72に突出させている。同様に、周囲水路73を流れる水流にナノバブルを生成する周囲衝突部材75を中間部の前の上流縮径部の端部で周囲水路に突出させている。
中心及び周囲衝突部材74、75は、それぞれ頂部に角度を付けたねじ部材から構成している。それぞれ衝突部材74、75は、発生部材本体71の中心部に向けて穿設されたねじ穴にねじ込まれて、それぞれ設けられる。そして、中心水路72に中心衝突部材74を突出させ、周囲水路73に周囲衝突部材75を突出させている。水路72、73に衝突部材74、75を露出させていること、しかも、突出部にねじ山が形成されていることで、絞りと拡大と衝突の作用によりナノバブルを生成することができる。
連結部材8はシャワーホースに本体部2を接続する部材で、一端側にシャワーホースの接続部に装着するように、端部近辺の外周にOリングP8を設けている。連結部材8の他端は、本体部2の端部をスライドさせてワンタッチで嵌着し、本体部2の係止部材に係合して水密に連結する。係止部材としては、例えば、凸条26を設けている。本体部2の端部をスライドさせて連結部材8に嵌着し、回転させて凸条26に連結部材の係合溝を係合させて取り付ける。この場合、カセット6を嵌めておけば、ワンタッチで、カセットの装着とシャワーヘッドの装着ができることになる。なお、凸条と係合溝とは、それぞれ連結部材と本体部とに設ける構造であっても良い。
固定部材9は、この実施の形態では図7に示すように、概略円筒状の筒状本体91の内周面に段部92を形成し後部を大径にし、この大径部の端にOリング当接面を形成している。そして、大径部の内周面に雌ねじ部93を設け、この雌ねじ部93を本体部2の雄ねじ部24に水密に螺着するようにしている。
上記のように構成してなるシャワーヘッドにおいて、先ず、所望の効果が得られるシャワー開口板を固定部材により装着する。また、カセットに活性炭層を抗菌活性炭で形成すると共にアスコルビン酸剤を充填して添加剤層を形成して、本体部給水路に装着する。ついで、ナノバブル発生装置を装着した後、連結部材に装着してシャワーヘッドを組み立てる。そして、シャワーホースに連結することで、セットする。
11
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次いで、押付操作面を指で押すことで切替手段を操作してミスト吐出するか、押受け部材を後ろから押してシャワー吐出するかを選択して給水する。または、使用しながら、ミスト吐出するか、シャワー吐出するかを選択すればよい。
上記のように、本発明によれば、簡単な構造でありながら、切替手段によって、吐水とミストの吐水とを容易に切り替えることができる。その結果、身体の洗浄効果を高めることができるとともに、身体のマッサージ効果やリラクゼーション効果を容易に高めることができる。
なお、本発明は上記の実施の形態の記載に限定されるものではない。例えば、水処理手段を活性炭充填層、塩素除去手段、ナノバブル発生装置で構成し、活性炭充填層、塩素除去手段を並列に設け、ナノバブル発生装置を上流側に設けているが、この順番等を代えても良い。また、シャワー開口板の薄板部の形状も花びらを模した楕円形状ではなくて、多角を配した構成であっても良い。また、中央薄板部も円形でなく多角形、環状としても良い。
1 シャワーヘッド
2 本体部
21 給水路
22 開放部
26 凸条
3 シャワー開口板
31 シャワー開口板本体
32 中央薄板部
33 周辺薄板部
32a、33a 段差
34,35 シャワー吐出開口
4 ミスト吐出部材
41 ミスト吐出開口
42 押付操作面
5 切替手段
51 通水路部
6 カセット
61 外筒
62 内筒
63 キャップ
64 活性炭層
65 添加剤層
7 バブル発生装置
71 発生部材本体
72 中心水路
73 周囲水路
74 中心衝突部材
75 周囲衝突部材
8 連結部材
9 固定部材
10 切替部材本体
11 押受け部材
P1,P2 Oリング
P51,P52 Oリング
P6 Oリング
2 本体部
21 給水路
22 開放部
26 凸条
3 シャワー開口板
31 シャワー開口板本体
32 中央薄板部
33 周辺薄板部
32a、33a 段差
34,35 シャワー吐出開口
4 ミスト吐出部材
41 ミスト吐出開口
42 押付操作面
5 切替手段
51 通水路部
6 カセット
61 外筒
62 内筒
63 キャップ
64 活性炭層
65 添加剤層
7 バブル発生装置
71 発生部材本体
72 中心水路
73 周囲水路
74 中心衝突部材
75 周囲衝突部材
8 連結部材
9 固定部材
10 切替部材本体
11 押受け部材
P1,P2 Oリング
P51,P52 Oリング
P6 Oリング
Claims (8)
- 給水管に接続したシャワーホースに連結して使用するシャワーヘッドであって、
給水路が貫通して形成されている本体部と、スプレー状の吐水を行うシャワー吐出開口を有するシャワー開口板と、ミスト状の吐水を行うミスト吐出開口を有するミスト吐出部材と、シャワーとミストの吐水を切り替えて行う切替手段とを備えたことを特徴とするシャワーヘッド。 - 前記シャワー開口板の上流側の本体部に吐水を処理する水処理手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド。
- 前記水処理手段としてバブル発生装置、ろ過部材のうち少なくとも一つ以上を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のシャワーヘッド。
- 前記ミスト吐出部材は切替手段を移動させる力を受ける押付操作面を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシャワーヘッド。
- 前記切替手段は、前記ミスト吐出面側と逆方向側との前後に移動する切替部材本体と、前記ミスト吐出部材と、前記切替部材本体に円滑に力を伝える押受け部材とを有し、前記切替部材本体を移動させることで給水を前記シャワー吐出開口と前記ミスト吐出開口とに切り替えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシャワーヘッド。
- 前記ろ過部材は活性炭を充填した活性炭層で構成し、該活性炭層を中央側に設け、吐出水に加える添加物質を充填した添加剤層を外周に設けてなるカセットを備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシャワーヘッド。
- シャワー水の吐水を行う開口を有し、シャワーヘッドに装着して使用するシャワー開口板であって、板厚を薄くした複数の薄板状部を設けたことを特徴とするシャワー開口板。
- 前記薄板状部に多数のシャワー吐出開口を設けたことを特徴とする請求項7に記載のシャワー開口板。
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---|---|---|---|
JP2014246279A JP2016093468A (ja) | 2014-11-17 | 2014-11-17 | シャワーヘッド及びシャワー開口板 |
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---|---|
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CN112024222A (zh) * | 2020-10-09 | 2020-12-04 | 黄华贵 | 一种水稻喷雾机 |
JP2021145877A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 株式会社 Japan Star | シャワー用散水板及びその製造方法、ならびにシャワーヘッド |
JP2021145879A (ja) * | 2020-03-18 | 2021-09-27 | 株式会社 Japan Star | シャワー用散水板及びその製造方法、ならびにシャワーヘッド |
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2014
- 2014-11-17 JP JP2014246279A patent/JP2016093468A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6767067B1 (ja) * | 2020-03-18 | 2020-10-14 | 株式会社 Japan Star | シャワーヘッド |
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