JP2000200366A - 定期券処理装置および駅務機器システム - Google Patents

定期券処理装置および駅務機器システム

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JP2000200366A
JP2000200366A JP11002498A JP249899A JP2000200366A JP 2000200366 A JP2000200366 A JP 2000200366A JP 11002498 A JP11002498 A JP 11002498A JP 249899 A JP249899 A JP 249899A JP 2000200366 A JP2000200366 A JP 2000200366A
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station
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JP11002498A
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English (en)
Inventor
Koichiro Mukogawa
浩一郎 向川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、運休分の日数を延長した有効期
間で定期券を利用でき、利用者へのサービスの向上を図
れる。 【解決手段】 この発明は、自動改札機2にてこの運休
分を日数を使用した場合には、運休分の金額の払戻がで
きなくなるので、運休分を使用したことが分かる情報を
定期券カードTに付加するとともに、センタ6に通知す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用者の所持す
る定期券を処理する定期券処理装置と、定期券に対して
種々の処理を行う複数種類の定期券処理装置からなる駅
務機器システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、駅務機器システムは、ICカー
ド、無線カード、磁気カードの定期券(定期券カード)
に記録されている区間情報や有効期間などの定期券情報
に基づいて種々の駅務機器で処理され、利用者に利用さ
れている。
【0003】一方、ストライキ、運休または新駅追加な
どにより定期券に対する払戻や再発行は、駅などに張り
出されてた張り紙やその他の書面により利用者に通知し
ている。このような通知を見て利用者は、駅の窓口へ行
き、駅係員が操作する定期券発行機により定期券に対す
る運休に伴う払戻や再発行を行っている。
【0004】しかしながら、駅などの張り紙や書面での
通知は見逃されることが度々あった。また、通勤、通学
により払戻や再発行のための時間をなかなかさけない人
も多くいた。
【0005】このため、定期券を所持する利用者が運休
や駅の追加などにより運休分の日数を無駄にしてしまっ
たり、払戻分の金額を受け取ることができない場合があ
ったという問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、定期
券の所持者が運休分の日数を無駄してしまったり、駅追
加分の払戻の金額が利用者に還元されにくいという問題
点を解決するもので、定期券の所持者が意識して時間を
さくことなく運休分の使用が可能となったり、駅追加分
の払戻の金額が利用者に還元される定期券処理装置およ
び駅務機器システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の定期券処理装
置は、利用者の所持する定期券に記録されている少なく
とも有効期間を含む情報を読取る読取手段、この読取手
段により読取った定期券の有効期間内に運休した日があ
ったか否かを判定する判定手段、およびこの判定手段に
より運休した日があったと判定した際に、運休分の日数
に応じて有効期間を延長する処理を行う処理手段から構
成されている。
【0008】この発明の定期券処理装置は、利用者の所
持する定期券に記録されている少なくとも有効期間を含
む情報を読取る読取手段、この読取手段により読取った
定期券の有効期間内に運休した日があったか否かを判定
する判定手段、およびこの判定手段により運休した日が
あったと判定した際に、その運休分に基づいて金額を払
戻す処理を行う処理手段から構成されている。
【0009】この発明の定期券処理装置は、利用者の所
持する定期券に記録されている少なくとも有効期間を含
む情報を読取る読取手段、この読取手段により読取った
定期券の有効期間内に運休した日があったか否かを判定
する判定手段、およびこの判定手段により運休した日が
あったと判定した際に、その運休分を付加した有効期間
の定期券を発行する発行手段から構成されている。
【0010】この発明の定期券処理装置は、利用者の所
持する定期券に記録されている少なくとも有効期間を含
む情報を読取る読取手段、この読取手段により読取った
定期券の有効期間内に運休した日があったか否かを判定
する判定手段、この判定手段により運休した日があった
と判定した際に、運休分の情報を定期券に記録する記録
手段、およびこの記録手段により定期券に記録された運
休分の情報に応じて有効期間を延長する処理を行う処理
手段から構成されている。
【0011】この発明の定期券処理装置は、利用者の所
持する定期券に記録されている少なくとも有効期間を含
む情報を読取る読取手段、この読取手段により読取った
定期券の有効期間内に運休した日があったか否かを判定
する判定手段、この判定手段により運休した日があった
と判定した際に、運休分の情報を記録するとともに、そ
の運休分を利用した際に運休分の利用情報を記録する記
録手段、およびこの記録手段により定期券に記録した運
休分の情報と運休分の利用情報と基づいて金額を払戻す
処理を行う処理手段から構成されている。
【0012】この発明の駅務機器システムは、利用者の
所持する定期券を処理する第1の機器と、利用者の所持
する定期券に対する払戻しを行う第2の機器とからなる
ものにおいて、上記第1の機器が、利用者が所持してい
る定期券に記録されている少なくとも有効期間を含む情
報を読取る読取手段、この読取手段により読取った定期
券の有効期間内に運休した日があったか否かを判定する
判定手段、およびこの判定手段により運休した日があっ
たと判定した際に、その運休分の情報を記録するととも
に、その運休分を利用した際に運休分の利用情報を記録
する記録手段とからなり、上記第2の機器が、利用者が
所持する定期券に記録されている情報を読取る読取手
段、およびこの読取手段により読取った定期券に記録さ
れている運休分の情報とその利用情報とに基づいて払戻
し金額を算出して払戻しを行う処理手段とからなること
を特徴とする。
【0013】この発明の駅務機器システムは、利用者の
所持する定期券を処理する第1の機器と、新しい定期券
を発行する第2の機器とからなるものにおいて、上記第
1の機器が、利用者が所持する定期券に記録されている
少なくとも有効期間を含む情報を読取る読取手段、この
読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休した
日があったか否かを判定する判定手段、およびこの判定
手段により運休した日があったと判定した際に、その運
休分の情報を記録するとともに、その運休分を利用した
際に運休分の利用情報を記録する記録手段とからなり、
上記第2の機器が、利用者が所持している定期券に記録
されている情報を読取る読取手段、およびこの読取手段
により読取った定期券に記録されている運休分の情報と
運休分の利用情報とに基づいて、運休の未使用分を付加
した新しい定期券を発行する発行手段とからなることを
特徴とする。
【0014】この発明の定期券処理装置は、新しく追加
された新駅に設置されるものにおいて、利用者の所持す
る定期券に記録されている少なくとも有効区間を含む情
報を読取る読取手段、この読取手段により読取った定期
券の有効区間により上記新駅が上記有効区間の端部の駅
に有効区間内で隣接するか否かを判定する判定手段、お
よびこの判定手段により上記新駅が上記有効区間の端部
の駅に有効区間内で隣接すると判定した際に、利用者の
所持している定期券の有効区間の端部の駅を新駅に変更
すると払戻しが発生する旨を案内する案内手段から構成
されている。
【0015】この発明の駅務機器システムは、新しく追
加された新駅に設置され、利用者の所持する定期券を処
理する第1の機器と、定期券の払戻しを行う第2の機器
とからなるものにおいて、上記第1の機器が、利用者の
所持する定期券に記録されている少なくとも有効区間を
含む情報を読取る読取手段、この読取手段により読取っ
た定期券の有効区間により、この第1の機器が設置され
ている上記新駅が上記有効区間の端部の駅に有効区間内
で隣接するか否かを判定する判定手段、およびこの判定
手段により上記新駅が上記有効区間の端部の駅に有効区
間内で隣接すると判定した際に、上記有効区間の端部の
駅の代わりに新駅を利用した上記端部の駅の未使用日数
を記録する記録手段とからなり、上記第2の機器が、上
記定期券に記録されている情報を読取る読取手段、およ
びこの読取手段により読取った定期券に記録されている
端部の駅の未使用日数に基づいて、新駅が追加された後
に上記定期券の有効区間の端部の駅を新駅に変更した場
合に生じる差額の払戻しを行う処理手段からなることを
特徴とする。
【0016】この発明の駅務機器システムは、新しく追
加された新駅に設置され、利用者の所持する定期券を処
理する第1の機器と、定期券の発行、あるいは払戻しを
行う第2の機器とからなるものにおいて、上記第1の機
器が、利用者の所持する定期券に記録されている少なく
とも有効区間を含む定期券情報を読取る読取手段、この
読取手段により読取った定期券の有効区間により、この
第1の機器が設置されている上記新駅が上記有効区間の
端部の駅に有効区間内で隣接するか否かを判定する判定
手段、およびこの判定手段により上記新駅が有効区間の
端部の駅と上記有効区間内で隣接すると判定した際に、
上記有効区間の端部の駅の代わりに新駅を利用した上記
端部の駅の未使用日数を記録する記録手段とからなり、
上記第2の機器が、上記定期券に記録されている情報を
読取る読取手段、この読取手段により読取った定期券の
有効区間の端部の駅が新駅に隣接されている際に、新た
に発行する定期券の有効区間の端部の駅を新駅にするか
否かを選択する選択手段、この選択手段により上記新駅
が選択されなかった際に、定期券の発行処理を行う処理
手段、およびこの選択手段により新駅が選択された際
に、上記読取手段により読取った定期券に記録されてい
る未使用日数に基づいて、新駅が追加された後に上記定
期券の有効区間の端部の駅を新駅に変更した場合に生じ
る差額の払戻しを行う処理手段からなることを特徴とす
る。
【0017】この発明の定期券処理装置は、新しく追加
された新駅に設置されるものにおいて、定期券に記録さ
れている少なくとも有効区間を含む定期券情報を読取る
読取手段、この読取手段により読取った定期券の有効区
間により上記新駅が有効区間の端部の駅に上記有効区間
外で隣接するか否かを判定する判定手段、この判定手段
により上記新駅が有効区間の端部の駅に上記有効区間外
で隣接すると判定した際に、上記定期券を払戻して新し
く新駅を端部とする有効区間の定期券を購入する場合の
第1の金額と、上記定期券の残り日数を毎回精算する場
合の第2の金額とを算出する算出手段、この算出手段に
より算出した上記第1の金額と上記第2の金額とを比較
し、上記第2の金額の方が上記第1の金額よりも安いか
否かを判断する判断手段、およびこの判断手段により上
記第2の金額の方が上記第1の金額よりも安いと判断し
た際に、利用者の所持している定期券を買い換えた方が
安くなる旨を案内する案内手段から構成されている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0019】図1は、この発明の実施の形態に係わる駅
務機器システムの概略構成を示すブロック図である。
【0020】この駅務機器システムは、利用者の所持す
る定期券カード(定期券)Tにより利用される定期券処
理装置としての自動改札機2、自動精算機3、自動定期
券発売機4、および定期券発行機5とセンタ6とから構
成されている。
【0021】上記定期券カードTは、無線カード、接触
式のICカード、あるいは磁気式の磁気カードなどの記
録媒体で構成され、電気的又は磁気的に定期券情報が記
録される。
【0022】上記自動改札機2は、自動改札機2全体を
制御するとともに、利用者の通行の可否を判断などを行
う制御部21、定期券カードTに記録されている定期券
情報を読取る読取部22、定期券カードTに情報を書込
む書込部23、定期券カードTの券面に文字などを印刷
する印刷部24、通行が不可と判断された利用者の通行
を阻止するドアを制御するドア制御部25、運賃などの
情報が記憶されている記憶部26、利用者に案内を表示
する表示部27、センタ6との通信を行う通信部28か
ら構成されている。
【0023】この自動改札機2は、上記定期券カードT
に記録されている定期券情報を読取り、その記録内容に
より通過の可否を判定する改札処理を行うものである。
【0024】上記自動精算機3は、自動精算機3の全体
を制御するとともに、精算金額の判断なとを行う制御部
31、定期券カードTの記録内容を読取る読取部32、
定期券カードTに情報を書込む書込部33、定期券カー
ドTの券面に文字などを印刷する印刷部34、利用者が
投入する紙幣や硬貨などの金額を処理する金額処理部3
5、運賃などが記憶されている記憶部36、利用者に案
内などが表示される表示部37、センタ6との通信を行
う通信部38から構成されている。
【0025】この自動精算機3は、定期券カードTの利
用区間外の駅で定期券カードTに記録されている定期券
情報を読取り、読取った記録内容により精算処理を行う
ものである。
【0026】上記自動定期券発売機4は、自動定期券発
売機4の全体を制御するとともに、種々の判断を行う制
御部41、利用者が所持している定期券カード(旧券)
Tの記録内容を読取る読取部42、新しい定期券カード
(新券)Tの発行処理を行う発券機構部43、旧券Tを
回収する回収部44、利用者が投入する紙幣や硬貨など
の金額を処理する金額処理部45、運賃などが記憶され
ている記憶部46、利用者に案内などが表示される表示
部47、センタ6との通信を行う通信部48から構成さ
れている。
【0027】この自動定期券発売機4は、利用者の操作
により直接定期券カードTを購入するもので、利用者の
所持している旧券Tに記録されている定期券情報を読取
り、その読取内容に基づいて新券Tを発行する上記定期
券発行機5は、定期券発行機5の全体を制御するととも
に、種々の判断を行う制御部41、利用者が所持してい
る定期券カード(旧券)Tの記録内容を読取る読取部4
2、新しい定期券カード(新券)Tの発行処理を行う発
券機構部43、旧券Tを回収する回収部44、利用者か
らの紙幣や硬貨などの金額を処理する金額処理部45、
運賃などが記憶されている記憶部46、係員に操作案内
などが表示される表示部47、センタ6との通信を行う
通信部48から構成されている。
【0028】この定期券発行機5は、利用者の申し出に
より、係員の操作により新券Tを作成して利用者に発行
したり、利用者の所持する旧券Tの記録内容を読取っ
て、その旧券Tに対する払戻処理を行う。
【0029】上記センタ6は、上記自動改札機2、上記
自動精算機3、上記自動定期券発売機4、および上記定
期券発行機5と通信回線を介して通信を行うことによ
り、各機器から情報を得て処理結果を返すようになって
いる。なお、上記読取部22、32、42、52、およ
び書込部23、33、43、45は、定期券カードTに
種類に対応して、無線カードの場合は、無線で記録内容
の読み書きを行い、接触式のICカードあるいは磁気カ
ードの場合は、定期券カードTを受入れて記録内容の読
み書きを行う。
【0030】次に、自動改札機2における処理を図2に
示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0031】まず、自動改札機2は、利用者から投入さ
れる定期券カードTを受入れ、定期券カードTに記録さ
れている定期券情報を読取る(ステップ1)。自動改札
機2は、読取った定期券情報により定期券カードTの有
効期間を判断し、その有効期間内に運休があったか否か
を判断する(ステップ2)。この判断により有効期間内
に運休が発生していないと判断した場合に、通常の改札
処理を行う(ステップ3)。
【0032】また、有効期間内に運休が発生していたと
判断した場合に、運休分に見合った有効期間の終了日を
算出する(ステップ4)。この算出結果に基づいて定期
券カードTの終了日情報を書き換える。この際、利用者
に、自動改札機2の表示部や音声等により終了日を書き
換えた旨を通知したり、定期券カードTに印字されてい
る有効期間を修正して新たな有効期間を印字して通知す
る。また、別情報として運休分の日数を定期券カードT
内に保持するようにしても良い。
【0033】さらに、自動改札機2は、書き換えた終了
日情報に基づいて、期間判定を行い定期券の使用可否を
判定する(ステップ5)。この判定により定期券カード
Tが有効期間内でないと判定した際、定期券カードの使
用を不可として利用者の通行を不可とする(ステップ
6) また、有効期間内であると判断した際、定期券カードの
使用の可を判断し、さらに運休分の日数の利用か否かを
判断する(ステップ7)。この判断により運休分の日数
の利用でないと判断した際、定期券カードTに対する改
札処理などのその他の処理を行う(ステップ8)。
【0034】また、運休分を利用したと判断した際、運
休分を使用したことを定期券カードに記録するか、ある
いはセンタ6に通知する(ステップ9)。そして、上記
ステップ8へ進み、定期券カードTの有効区間に基づく
改札処理などのその他の処理を実行する。
【0035】上記のように、自動改札機にてこの運休分
の日数を使用した場合には、運休分の金額の払戻ができ
なくなるので、運休分を使用したことが分かる情報を定
期券カードに記録するか、あるいはセンタに通知するよ
うにしたものである。
【0036】これにより、運休分の日数を延長した有効
期間で定期券を利用でき、利用者へのサービスの向上を
図れる。
【0037】次に、自動精算機3による定期券カードT
に対する処理について図3に示すフローチャートを参照
しつつ説明する。
【0038】まず、自動精算機3は、利用者から投入さ
れる定期券カードTを受入れ、定期券カードTに記録さ
れている定期券情報を読取る(ステップ11)。自動精
算機3は、読取った定期券情報により定期券カードTの
有効期間を判断し、その有効期間内に運休があったか否
かを判断する(ステップ12)。この判断により有効期
間内に運休が発生していないと判断した場合に、通常の
精算処理を行う(ステップ13)。
【0039】また、有効期間内に運休が発生していたと
判断した場合に、運休分に見合った有効期間の終了日を
算出する(ステップ14)。この算出結果に基づいて、
自動精算機3は、定期券カードTの終了日情報を書き換
える。この際、利用者に、自動精算機3の表示部37や
音声等により終了日を書き換えた旨を通知したり、定期
券カードTに印字されている有効期間を修正して新たな
有効期間を印字して通知する。また、別情報として運休
分の日数を定期券カードT内に保持するようにしても良
い。
【0040】さらに、自動精算機3は、書き換えた終了
日情報に基づいて、期間判定を行い定期券の使用可否を
判定する(ステップ15)。この判定により定期券カー
ドTが有効期間内でないと判定した際、定期券カードの
使用を不可として利用者に返却する(ステップ16)。
【0041】また、有効期間内であると判断した際、定
期券カードの使用の可を判断し、さらに運休分の日数の
利用か否かを判断する(ステップ17)。この判断によ
り運休分の日数の利用でないと判断した際、定期券カー
ドTに対する精算などのその他の処理を行う(ステップ
18)。
【0042】また、運休分を利用したと判断した際、運
休分を使用したことを定期券カードに記録するか、ある
いはセンタ6に通知する(ステップ19)。そして、上
記ステップ18へ進み、定期券カードTの有効区間に基
づく精算などのその他の処理を実行する。
【0043】上記のように、自動精算機にてこの運休分
の日数を使用した場合には、運休分の金額の払戻ができ
なくなるので、運休分を使用したことが分かる情報を定
期券カードに記録するか、あるいはセンタに通知するよ
うにしたものである。
【0044】これにより、運休分の日数を延長した有効
期間で定期券カードを利用でき、利用者へのサービスの
向上を図ることができる。
【0045】次に、自動定期券発売機4における定期券
カードTに対する処理を図4に示すフローチャートを参
照しつつ説明する。
【0046】まず、利用者は、新しく定期券カードTを
購入する際、現在利用者が所持している定期券カード
(旧券)Tを自動定期券発売機4に投入する。すると、
自動定期券発売機4は、旧券Tに記録されている定期券
情報を読取る(ステップ21)。自動定期券発売機4
は、読取った定期券情報、あるいはセンタ6からの情報
により旧券Tの有効期間内に運休があったか否かを判断
する(ステップ22)。
【0047】この判断により旧券Tの有効期間内に運休
が発生していないと判断した場合に、通常の定期券発行
処理を行う(ステップ23)。
【0048】また、有効期間内に運休が発生していたと
判断した場合、その運休分の日数計算を行う。この際、
利用者に投入された旧券に自動改札機2、自動精算機3
で運休分の日数が使用されている場合、その運休分を考
慮して運休相当分の日数計算を行う(ステップ24)。
【0049】自動定期券発売機4は、算出した運休分の
日数に基づいて、新しく発行する定期券カード(新券)
Tに運休分の日数を「延長日数」として付加した定期券
情報を発行するとともに(ステップ25)、旧券を回収
して処理を完了する(ステップ26)。また、定期券カ
ードTがICなどの電気的に定期券情報を記録するカー
ドの場合、旧券の記録内容を書き換えて新券として発行
する。
【0050】上記の運休相当分の日数計算は、例えば、
図5(a)、(b)に示すように、利用者の所持する旧
券が1月31日までの定期券で有効期間内に2日分の運
休が発生していた場合、利用者が運休が発生した後に、
その定期券で自動改札機2を利用していると、自動改札
機2にて有効期間の終了日の書き換え処理を行い2月2
日までの有効期間になっている。
【0051】図5(a)に示すように、利用者が定期券
を2月1日だけ使用した場合、自動定期券発売機4は、
新券を発行する際に運休分の延長日数として1日分の延
長を付加する。つまり、2月1日終了日の定期券に対し
て運休が1日発生したということとし、1日分の払戻し
を可とする。
【0052】また、図5(b)に示すように、利用者が
定期券を2月2日だけ使用した場合、自動定期券発売機
4は、運休分の延長日数を0として延長日数を付加しな
い新券を発行する。つまり、2月2日を使用するために
は2月1日が使用可能であるということから、運休分を
全て使用済みとし、2月2日終了日の定期券と同じ扱い
として払戻分を無しとする。
【0053】また、図5(c)に示すように、自動改札
機2あるいは自動精算機3にて、有効期間の終了日を定
期券に記録して管理しているのではなく、運休分の日数
を別の情報として定期券に記録して管理している場合、
2月1日のみ、あるいは2月2日のみを利用したどちら
の場合も1日の延長を付加する。つまり、2月1日以降
2日分ならばいつでも使用可能とする。
【0054】上記のように、利用者が直接操作する自動
定期券発売機で新しく定期券を購入する場合、自動改札
機あるいは自動精算機で利用中の定期券に記録される運
休分の日数に基づいて、運休分の日数を延長した期間で
定期券を発行するようにしたものである。
【0055】これにより、運休分を無駄にすることがな
く、新しく発行する定期券の期間に運休分の日数を延長
して発行することができ、利用者に対するサービスの向
上を図ることができる。
【0056】次に、定期券発行機5の定期券カードTに
対する処理について図6、図7に示すフローチャートを
参照しつつ説明する。この定期券発行機5では、利用者
の申し出に応じて新券を発行する場合と旧券の払戻しを
行う場合とがある。
【0057】まず、定期券発行機5で旧券の払戻しを行
う場合について図6に示すフローチャートを参照しつつ
説明する。この場合、駅の係員は、定期券の払戻しを申
し出た利用者から定期券カード(旧券)Tを受取り、定
期券発行機5で、旧券Tに記録されている定期券情報を
読取る(ステップ31)。すると、定期券発行機5は、
読取った定期券情報、あるいはセンタ6からの情報によ
り旧券Tの有効期間内に運休があったか否かを判断する
(ステップ32)。この判断により有効期間内に運休が
発生していないと判断した場合に、通常の定期券の払戻
処理を行う(ステップ33)。
【0058】また、有効期間内に運休が発生していると
判断した場合に、自動改札機2、自動精算機3で使用さ
れた運休分を考慮して運休相当分の日数計算を行う(ス
テップ34)。この算出結果に基づいて、払戻し金額を
算出し、運休分の日数の払戻し処理、あるいは運休分の
日数を含めた旧券に対する払戻し処理を行う(ステップ
35)。そして、その旧券を回収する(ステップ3
6)。
【0059】次に、定期券発行機で新券を発行する場合
について図7に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。この場合、駅の係員は、新しい定期券カード(新
券)Tの購入を申し出た利用者から旧券を受取り、定期
券発行機5で、旧券に記録されている定期券情報を読取
る(ステップ41)。定期券発行機5は、読取った定期
券情報あるいはセンタ6からの情報により旧券の有効期
間内に運休があったか否かを判断する(ステップ4
2)。この判断により有効期間内に運休が発生していな
いと判断した場合に、通常の発行処理を行う(ステップ
43)。
【0060】また、運休が発生していたと判断した場合
に、運休分の日数を「延長日数」として有効期間に付加
した定期券情報を記録した新券を発行する(ステップ4
4)。そして、旧券を回収し(ステップ45)、処理を
終了する。
【0061】また、上記定期券発行機5による払戻処
理、あるいは新券の発行処理での運休日数の扱いも上記
自動定期券発売機5での新券の発行処理の場合と同様
に、定期券情報として運休分を有効期間の終了日で管理
する場合と、運休した日数で管理する場合とで異なった
扱いで処理される。
【0062】なお、上記図2〜図7で説明した処理で、
ストライキによる運休の場合にも定期券カードTの有効
期間内にストライキが発生したかどうかを判断して運休
時と同様の処理を行う。
【0063】上記のように、利用者の申し出に従って係
員が操作する定期券発行機で払戻しを行う場合、自動改
札機あるいは自動精算機で利用中の定期券に記録される
運休分の日数に基づいて、運休分の金額を利用者に払戻
すようにしたものである。
【0064】これにより、運休分を無駄にすることがな
く、運休分の金額を払戻すことができ、利用者に対する
サービスの向上を図ることができる。
【0065】また、定期券発行機で新しく定期券を購入
する場合、自動改札機あるいは自動精算機で利用中の定
期券に記録される運休分の日数に基づいて、運休分の日
数を延長した期間で定期券を発行するようにしたもので
ある。
【0066】これにより、運休分を無駄にすることがな
く、新しく発行する定期券の期間に運休分の日数を延長
して発行することができ、利用者に対するサービスの向
上を図ることができる。
【0067】次に、定期券カードTの発着区間(有効区
間)の着駅あるいは発駅に隣接する駅が追加された場合
について説明する。新駅が追加されて利用者が着駅ある
いは発駅を変更する場合には、利用者が現在所持してい
る定期券カードTの発着区間に対して着駅(発駅)に隣
接する内側に駅が追加される場合と着駅(発駅)に隣接
する外側に駅が追加される場合がある。
【0068】例えば、図8に示すように、定期券カード
Tの発着区間の着駅(C駅)に対して定期券の区間内に
隣接する新駅(A駅)が追加された場合、現在の着駅に
対して運賃が安くなる可能性がある。また、定期券カー
ドTの発着区間の着駅(C駅)に対して定期券の区間外
に隣接する新駅(B駅)が追加された場合、現在使用し
ている定期券カードTを一旦払戻し、新しいB駅までの
定期券カードTを購入した方が、毎回B駅で精算するよ
り安くなることがある。
【0069】まず、着駅(C駅)の区間内で隣接する新
駅(A駅)が追加された場合の自動改札機2の処理につ
いて図9に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0070】すなわち、A駅がオープンし、利用者が現
在利用中のC駅からA駅に変更する場合、A駅が現在使
用中の定期券カードTの発着区間内であるため、利用者
は、A駅に設置された自動改札機2を現在の定期券カー
ドTのままで利用できる。
【0071】そこで、利用者がA駅に設置された自動改
札機2を着駅がC駅となっている定期券カードTで利用
する際、自動改札機2は、定期券カードTの記録内容を
読取って(ステップ51)、その利用者の通行の可否を
判断する(ステップ52)。この場合、利用者の所持す
る定期券カードTの区間がC駅で、A駅が有効区間内で
あるので、自動改札機2は、利用者の通行の許可を判断
する。
【0072】さらに、自動改札機2は、その定期券カー
ドTの着駅がC駅となっているか否かを判断する(ステ
ップ53)。この判断により現在の着駅がC駅であると
判断した場合、自動改札機2は、払戻が発生することを
自動改札機2の表示部あるいは音声のより案内する(ス
テップ54)。さらに、自動改札機2は、A駅オープン
後の現在の着駅の未使用日数をカウントして定期券カー
ドTに記録するか、あるいはセンタ6へ送信する(ステ
ップ55)。
【0073】次に、着駅(C駅)の区間内で隣接する新
駅(A駅)が追加された場合の自動定期券発売機4での
処理について図10に示すフローチャートを参照しつつ
説明する。
【0074】まず、自動定期券発売機4は、利用者が現
在所持している定期券カードTの記録内容を読取る(ス
テップ61)。この読取内容により自動定期券発売機4
は、定期券カードTの区間内で発着駅に隣接し、かつ有
効期間にオープンした追加駅(A駅)が有るか否かを判
断する(ステップ62)。
【0075】この判断により追加駅(A駅)が有ると判
断した際、図11に示すように、「いずれかの駅を選択
して下さい」という案内とともに、C駅を選択する選択
キーとA駅を選択する選択キーを表示する(ステップ6
3)。この表示により、利用者が払戻しの発生しないC
駅を選択する選択キーを選択すると(ステップ64)、
自動定期券発売機4は、通常のC駅を着駅とする発着区
間の新券の発行処理を行う(ステップ65)。
【0076】また、払戻しの発生するA駅を選択する選
択キーが指示されると(ステップ64)、定期券カード
Tの使用残日数と、自動改札機2でカウントされて定期
券カードTに記録されているか、あるいはセンタ6にて
保持されているA駅オープン後の着駅の未使用日数とに
より払戻し金額を算出する(ステップ66)。そして、
自動定期券発売機5は、算出した払戻し金額を利用者に
払い戻す(ステップ67)。
【0077】また、利用者が新しく着駅がA駅の発着区
間で新券を購入する場合、上記ステップ66で、払戻し
金額を算出した後、利用者が新券の購入を指示すること
により新券の購入料金から払戻金額分を引いた金額を購
入料金とするようにしても良い。
【0078】また、係員の操作により定期券発行機5で
払戻しを行う場合、上記図10で説明した自動定期券発
売機4での処理と同様に、定期券発行機5で処理を行
い、払戻しや新券の発行を行う。
【0079】上記のように、A駅が追加された後に、新
しく定期券を購入する際に、A駅を着駅とする定期券を
購入する利用者に対して、払戻し分の金額を算出して払
戻すようにしたものである。
【0080】これにより、A駅がオープンした後に、定
期券着駅を変更した利用者に対して余分に徴収していた
金額を払戻しすることができ、利用者へのサービス向上
が図れる。
【0081】次に、着駅(C駅)の区間外で隣接するB
駅が追加された場合の自動精算機3の処理について図1
2に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
【0082】すなわち、B駅がオープンし、利用者が現
在利用中のC駅からB駅に変更する場合、B駅が現在使
用中の定期券カードTの有効区間外であるため、利用者
は、B駅に設置された自動改札機2を現在の定期券カー
ドTのままで利用することができない。そこで、利用者
は、着駅がC駅になっている定期券を利用した場合、B
駅に設置された自動精算機3を利用して精算を行う。
【0083】すなわち、図12に示すように、自動精算
機3は、定期券カードTに記録されている定期券情報を
読取る(ステップ71)。この読取結果により基づいて
自動精算機3は、定期券カードの着駅(C駅)の区間外
に隣接する新駅(B駅)があるか否かを判断する(ステ
ップ72)。
【0084】この判断により定期券カードTの着駅(C
駅)の区間外に隣接する新駅(B駅)があると判断した
際、制御部は、現在の定期券カードの使用残り日数を払
戻し、B駅を着駅とする新しい定期券カード(新券)を
購入した場合の金額を算出する(ステップ73)。さら
に、現在利用している定期券カードTの残り日数に基づ
き1日1往復として、毎回B駅で精算を行う場合の金額
を算出する(ステップ74)。
【0085】上記ステップ73で算出した新券を買い換
える場合の金額と、上記ステップ74で算出した残り日
数を毎回精算した場合の金額とを比較することにより、
新券を買い換えた方が安くなるか否かを判断する(ステ
ップ75)。この判断により買い換えた方が安くなると
判断した場合、買い換えを促す旨の案内を表示するとと
もに(ステップ76)、精算処理を実行する(ステップ
77)。
【0086】また、上記ステップ73で新駅が追加され
ていないと判断した場合、あるいは定期券を買い換えて
も安くならないと判断した場合には、通常の精算処理を
行う(ステップ77)。
【0087】上記のように、使用中の定期券を払戻して
新しく定期券を買い換える場合の金額と、1日1往復を
目安として残り日数を毎回精算した場合の金額と、を比
較して定期券を買い換えた方が安くなりそうな定期券カ
ードTに対しては、自動精算機3で精算する際に、買い
換えを促す案内を行うようにしたものである。
【0088】これにより、定期券の区間外に新駅が追加
され、利用者が新駅を利用する場合に、利用者に安く利
用できる方法を知らせことができ、利用者に対するサー
ビスの向上が図れる。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、定期券の所持者が意識して時間をさくことなく運休
分の使用が可能となったり、駅追加分の払戻の金額が利
用者に還元される定期券処理装置および駅務機器システ
ムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係わる駅務機器システ
ムの概略構成を示す図。
【図2】自動改札機による処理を説明するためのフロー
チャート。
【図3】自動精算機による処理を説明するためのフロー
チャート。
【図4】自動定期券発売機による処理を説明するための
フローチャート。
【図5】運休分の日数に対する管理を説明するための
図。
【図6】定期券発行機による払戻の処理を説明するため
のフローチャート。
【図7】定期券発行機による新券の発行処理を説明する
ためのフローチャート。
【図8】定期券カードの着駅に隣接した駅が追加される
場合を説明するための図。
【図9】着駅の区間内に隣接する駅が追加された場合の
自動改札機における定期券カードに対する処理を説明す
るためのフローチャート。
【図10】着駅の区間内に隣接する駅が追加された場合
の自動定期券発売機における定期券カードに対する処理
を説明するためのフローチャート。
【図11】着駅の区間内に隣接する駅が追加された場合
の自動定期券発売機における新しく定期券カードの購入
時に着駅を選択するための選択画面を示す図。
【図12】着駅の区間外に隣接する駅が追加された場合
の自動精算機における定期券カードに対する処理を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】
2…自動改札機 3…自動精算機 4…自動定期券発売機 5…定期券発行機 6…センタ T…定期券カード

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の所持する定期券に記録されてい
    る少なくとも有効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、運休分の日数に応じて有効期間を延長する処理を行
    う処理手段と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
  2. 【請求項2】 利用者の所持する定期券に記録されてい
    る少なくとも有効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、その運休分に基づいて金額を払戻す処理を行う処理
    手段と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
  3. 【請求項3】 利用者の所持する定期券に記録されてい
    る少なくとも有効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、その運休分を付加した有効期間の定期券を発行する
    発行手段と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
  4. 【請求項4】 利用者の所持する定期券に記録されてい
    る少なくとも有効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、運休分の情報を定期券に記録する記録手段と、 この記録手段により定期券に記録された運休分の情報に
    応じて有効期間を延長する処理を行う処理手段と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
  5. 【請求項5】 利用者の所持する定期券に記録されてい
    る少なくとも有効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、運休分の情報を記録するとともに、その運休分を利
    用した際に運休分の利用情報を記録する記録手段と、 この記録手段により定期券に記録した運休分の情報と運
    休分の利用情報と基づいて金額を払戻す処理を行う処理
    手段と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
  6. 【請求項6】 利用者の所持する定期券を処理する第1
    の機器と、利用者の所持する定期券に対する払戻しを行
    う第2の機器とからなる駅務機器システムにおいて、 上記第1の機器が、 利用者が所持している定期券に記録されている少なくと
    も有効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、その運休分の情報を記録するとともに、その運休分
    を利用した際に運休分の利用情報を記録する記録手段と
    からなり、 上記第2の機器が、 利用者が所持する定期券に記録されている情報を読取る
    読取手段と、 この読取手段により読取った定期券に記録されている運
    休分の情報とその利用情報とに基づいて払戻し金額を算
    出して払戻しを行う処理手段とからなる、 ことを特徴とする駅務機器システム。
  7. 【請求項7】 利用者の所持する定期券を処理する第1
    の機器と、新しい定期券を発行する第2の機器とからな
    る駅務機器システムにおいて、 上記第1の機器が、 利用者が所持する定期券に記録されている少なくとも有
    効期間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効期間内に運休
    した日があったか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により運休した日があったと判定した際
    に、その運休分の情報を記録するとともに、その運休分
    を利用した際に運休分の利用情報を記録する記録手段と
    からなり、 上記第2の機器が、 利用者が所持している定期券に記録されている情報を読
    取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券に記録されている運
    休分の情報と運休分の利用情報とに基づいて、運休の未
    使用分を付加した新しい定期券を発行する発行手段とか
    らなる、 ことを特徴とする駅務機器システム。
  8. 【請求項8】 新しく追加された新駅に設置される定期
    券処理装置において、 利用者の所持する定期券に記録されている少なくとも有
    効区間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効区間により上
    記新駅が上記有効区間の端部の駅に有効区間内で隣接す
    るか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により上記新駅が上記有効区間の端部の駅
    に有効区間内で隣接すると判定した際に、利用者の所持
    している定期券の有効区間の端部の駅を新駅に変更する
    と払戻しが発生する旨を案内する案内手段と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
  9. 【請求項9】 新しく追加された新駅に設置され、利用
    者の所持する定期券を処理する第1の機器と、定期券の
    払戻しを行う第2の機器とからなる駅務機器システムに
    おいて、 上記第1の機器が、 利用者の所持する定期券に記録されている少なくとも有
    効区間を含む情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効区間により、
    この第1の機器が設置されている上記新駅が上記有効区
    間の端部の駅に有効区間内で隣接するか否かを判定する
    判定手段と、 この判定手段により上記新駅が上記有効区間の端部の駅
    に有効区間内で隣接すると判定した際に、上記有効区間
    の端部の駅の代わりに新駅を利用した上記端部の駅の未
    使用日数を記録する記録手段とからなり、 上記第2の機器が、 上記定期券に記録されている情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券に記録されている端
    部の駅の未使用日数に基づいて、新駅が追加された後に
    上記定期券の有効区間の端部の駅を新駅に変更した場合
    に生じる差額の払戻しを行う処理手段とからなる、 ことを特徴とする駅務機器システム。
  10. 【請求項10】 新しく追加された新駅に設置され、利
    用者の所持する定期券を処理する第1の機器と、定期券
    の発行、あるいは払戻しを行う第2の機器とからなる駅
    務機器システムにおいて、 上記第1の機器が、 利用者の所持する定期券に記録されている少なくとも有
    効区間を含む定期券情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効区間により、
    この第1の機器が設置されている上記新駅が上記有効区
    間の端部の駅に有効区間内で隣接するか否かを判定する
    判定手段と、 この判定手段により上記新駅が有効区間の端部の駅と上
    記有効区間内で隣接すると判定した際に、上記有効区間
    の端部の駅の代わりに新駅を利用した上記端部の駅の未
    使用日数を記録する記録手段とからなり、 上記第2の機器が、 上記定期券に記録されている情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効区間の端部の
    駅が新駅に隣接されている際に、新たに発行する定期券
    の有効区間の端部の駅を新駅にするか否かを選択する選
    択手段と、 この選択手段により上記新駅が選択されなかった際に、
    定期券の発行処理を行う処理手段と、 この選択手段により新駅が選択された際に、上記読取手
    段により読取った定期券に記録されている未使用日数に
    基づいて、新駅が追加された後に上記定期券の有効区間
    の端部の駅を新駅に変更した場合に生じる差額の払戻し
    を行う処理手段とからなる、 ことを特徴とする駅務機器システム。
  11. 【請求項11】 新しく追加された新駅に設置される定
    期券処理装置において、 定期券に記録されている少なくとも有効区間を含む定期
    券情報を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った定期券の有効区間により上
    記新駅が有効区間の端部の駅に上記有効区間外で隣接す
    るか否かを判定する判定手段と、 この判定手段により上記新駅が有効区間の端部の駅に上
    記有効区間外で隣接すると判定した際に、上記定期券を
    払戻して新しく新駅を端部とする有効区間の定期券を購
    入する場合の第1の金額と、上記定期券の残り日数を毎
    回精算する場合の第2の金額とを算出する算出手段と、 この算出手段により算出した上記第1の金額と上記第2
    の金額とを比較し、上記第2の金額の方が上記第1の金
    額よりも安いか否かを判断する判断手段と、 この判断手段により上記第2の金額の方が上記第1の金
    額よりも安いと判断した際に、利用者の所持している定
    期券を買い換えた方が安くなる旨を案内する案内手段
    と、 を具備したことを特徴とする定期券処理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013152616A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Toshiba Corp 情報処理装置、乗降判定システム、及び情報処理方法
JP2017004313A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 アマノ株式会社 駐車場管理システム

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