JP2000199334A - 枠組足場の組立方法 - Google Patents

枠組足場の組立方法

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JP2000199334A
JP2000199334A JP10378544A JP37854498A JP2000199334A JP 2000199334 A JP2000199334 A JP 2000199334A JP 10378544 A JP10378544 A JP 10378544A JP 37854498 A JP37854498 A JP 37854498A JP 2000199334 A JP2000199334 A JP 2000199334A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付性の制約を受けず、管理が容易で保
管場所の制約を受けず、経済性にすぐれ、親綱を必要と
することなく安全性にすぐれた枠組足場の組付方法を提
供すること。 【解決手段】 運結受具とこれに対応する運結具を備え
た枠体、門型支柱、手摺枠を一つ又は複数選択的に使用
してこれを横方向に上記連結受具と連結具とを介して連
結して面体を構成し、この面体上に更に他の上方の面体
を親綱を使用することなく結合させることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事、土木工事に
おいて構築物の外側面に対向して配設し、作業者が歩行
したり、建築・土木作業を行ったり、機器を搬送するの
に使用される作業足場たる枠組足場の組付方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に建築・土木工事においては構築物
の外側面に対向して作業用足場たる枠組足場を配設し、
この枠組足場を利用していろいろな建築工事又は土木工
事を行なっている。
【0003】この枠組足場は公知のように、例えば特開
平6−42161号公報に開示されているように、いわ
ゆるビテイ足場と称する門型の建枠を前後方向に向けな
がら任意の間隔を置いて多数横方向に列設し、この建枠
間に長手方向に沿って足場板を着脱自在に架設し、更に
横方向に隣接する建枠間にはX字状にクロスするブレス
を介在して建枠同志を結合したものである。この場合、
門型の建枠は二本平行に起立した縦方向の支柱と、支柱
同志を一体に結合した横架材とで構成され、この建枠は
横架材が構築の外面に対して直角となるいわゆる前後方
向に向けてたてかけてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の枠組足場は長年
建築・土木工事に使用され馴れ親しまれた作業足場であ
り、機能上、作業性の上ですぐれたものであるが、次の
ような不具合の改善が望まれている。
【0005】第1に建築・土木工事現場の作業スペース
等の関係から、一側足場、二側足場それぞれ専用部材が
用意されて組立られており、二側足場においては建枠の
巾は必ずしも一定でなく、工事現場に応じて支柱間の巾
長の異なるいろいろな建枠をその都度選択して使用して
いる。この為、各工事現場の作業スペースに適合できる
ように巾長の異なる建枠を用意する必要があり、その結
果組付性の制約を受け、建枠の同一の巾ごとの管理が困
難であり、面倒であると共に保管場所の制約を受け、又
不経済である。
【0006】第2に横方向に列設した隣接する建枠間は
X字状にクロスするブレスで結合されているため、この
ブレスは建枠の連結部材として使用されると共に手摺の
機能も備えているが、ブレスの上方、下方には大きな空
間が発生し、特にブレスより上方の一定の高さに手摺が
存在せず、安全性が損なわれるものである。そこで必ず
別に親綱、安全帯を設ける必要があり、部品点数が多
く、経済性、組付け性、作業性に劣るものである。
【0007】そこで、本発明の目的は、組付性の制約を
受けず、管理が容易で保管場所の制約を受けず、経済的
にすぐれ、親綱を必要とすることなく安全性にもすぐれ
た枠組足場の組付方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の第1の方法は、支柱と支柱の側部に設けた
横材と、支柱に設けた連結受具と、横材の端部に上記連
結受具に対応して設けた連結具とからなる枠体を多数用
意し、上記単一の枠体を上記連結受具と連結具とを介し
て横方向に順次結合して任意巾の面体を構成させ、上記
面体の背面側に複数の横架材を水平に張出させ、横架材
上には足場板を面体に沿って架設させ、更に上記足場板
上で横材を手摺として利用しながら上記面体上に他の上
方の面体を上記順序で組付けることを特徴とするもので
ある。
【0009】同じく第2の方法は、支柱と、支柱の側部
に設けた横材と、支柱に設けた連結受具と、横材の端部
に上記連結具に対応して設た連結具とからなる枠体を多
数用意し、上記単一の枠体を上記連結受具と連結具とを
介して横方向に順次結合して任意巾の面体を構成させ、
上記面体を前後二列平行に配置すると共に各面体同志を
複数の横架材で結合させ、横架材上には足場板を各面体
に沿って架設させ、更に上記足場板上で横材を手摺とし
て利用しながら上記面体上に他の上方の面体を上記順序
で組付けることを特徴とするものである。
【0010】同じく第3の方法は、門型支柱と、門型支
柱の両側に設けた連結受具と、両側に設けた連結受具
と、両側に上記連結受具に対応する連結具を設けた手摺
枠とを多数用意し、上記単一の門型支柱と手摺枠とを上
記連結受具と連結具とを介して交互に横方向に向けて結
合することにより任意巾の面体を構成させ、上記面体の
背面側に複数の横架材を水平に張出させ、横架材上に足
場板を面体に沿って架設させ、更に上記足場板上で手摺
枠を手摺として利用しながら上記面体上に他の上方の面
体を上記順序で組付けることを特徴とするものである。
【0011】同じく第4の方法は、門型支柱と、門型支
柱の両側に設けた連結受具と、両側に上記連結受具に対
応する連結具を設けた手摺枠とを多数用意し、上記単一
の門型支柱と手摺枠とを上記連結受具と連結具とを介し
て交互に横方向に向けて結合することにより任意巾の面
体を構成させ、上記面体を前後二列平行に配置すると共
に各面体同志を複数の横架材で結合させ、横架材上に足
場板を各面体に沿って架設させ、更に上記足場板上で手
摺枠を手摺として利用しながら上記面体上に他の面体を
上記順序で組付けることを特徴とするものである。
【0012】同じく第5の方法は、両側にそれぞれ連結
受具とこれに対応する連結具とを備えた門型支柱を多数
用意し、上記単一の門型支柱を連結受具と連結具とを介
して横方向に順次結合して任意巾の面体を構成させ、上
記面体の背面側に複数の横架材を水平に張り出させ、横
架材上には足場板を面体に沿って架設させ、更に上記面
体上に他の上方の面体を上記順序で組付けることを特徴
とするものである。
【0013】同じく第6の方法は、両側にそれぞれ連結
受具とこれに対応する連結具とを備えた門型支柱を多数
用意し、上記単一の門型支柱を連結受具と連結具とを介
して横方向に順次結合して任意巾の面体を構成させ、上
記面体を前後二列平行に配置すると共に各面体同志を複
数の横架材で結合させ、横架材上には足場板を各面体に
沿って架設させ、更に上記面体上に他の上方の面体を上
記順序で組付けることを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図にも
とづいて説明する。図中図1,図4,図5は請求項1,
2の発明に係わる枠体を利用して組付けた枠組足場をし
めす。同じく図2,図3は請求項3,4の発明に係わる
門型支柱と手摺枠を利用して組付けた枠組足場をしめ
す。同じく図6は請求項5,6の発明に係わる門型支柱
を利用して組付けた枠組足場をしめす。
【0015】図1は図11示す枠体を利用した枠組足場
を示す。即ち、枠体たる枠組フレーム3Aを縦横に組付
けて前後二列のフレームX、Yを形成し、前後のフレー
ムX、Yの中間に長手方向に沿って足場板5を配設した
ものである。横方向に配列した枠組フレーム3A、3A
同志に於て、例えば左側の枠体における金具13,13
に右側の枠体の支柱1を着脱自在に結合し、この結合方
法によって横方向に多数の枠体を組付ける。他方縦方向
に配列した枠組フレーム3A、3A同志に於いて、下方
の支柱1の上端を上方の支柱1の下端に差し込んで組付
ける。この場合の結合部分は図22に示すインロー部1
aを利用して行うものである。前後二列のフレームX、
Y間には横架材が架設されてフレームX、Yを補強する
と共に各横架材間に足場板5の端部を引掛けて足場板5
を組付けている。前後二列のフレームX、Yの左端間及
び右端間には上記の横架材と手摺部材50,50が架設
されている。
【0016】ところで、被建築物の周囲に枠組足場を組
付ける場合、本発明の場合には最初に足場板5の巾寸法
を決め、この寸法に合せた足場板5を被建築物のコーナ
ーにこの足場板5の寸法に合せた枠組3A’、3A’を
介して設置し、次いでこの枠組フレーム3A’、3A’
に他の枠組フレーム3A、3Aを横方向に連続させて平
面で見てL字状の足場を構成させる。その結果、枠組足
場全体はL字状に組付けられることに伴って横荷重に対
して強度アップが図れる。上記の場合、コーナーの足場
板5の巾寸法に合せた枠組フレーム3A’は他の枠組フ
レーム3Aより図示のように横寸法が足場板5の巾寸法
に適合したものを使用している。尚、枠組フレーム3A
を横方向に連続した時、被建築物の側面の巾に対応して
途中で長さ調整が行われる。
【0017】上記の枠組足場で注目する点は縦横に各枠
組フレーム3A、3Aを多数組付けることで簡単にフレ
ームX、Yを形成できることはもちろんであるが、下方
の枠組フレーム3A、3Aを組付けてフレームX、Yを
形成した後で更に上方に同じ単一の枠組フレーム3Aを
一つ一つ組付けていく場合、下方の足場板5上に作業者
が乗るが、この際必ず足場板5上には水平材P、2A1
によって手摺が形成されることになり組付け作業を命綱
なしで安全に行えるものである。更に枠組足場を完成し
た後には斜材Rが補強用ブレスの機能を発揮する。
【0018】図4は図1の枠組フレーム3A、3Aを順
次組付ていく説明図である。
【0019】図5(A)(B)(C)は本発明に係る枠
組フレーム3Cを一側足場として組付けた実施の形態を
示す。枠組フレーム3Cは図14に示すものが使用さ
れ、この枠組フレーム3C、3Cを縦方向と横方向に取
付ている。縦方向には各上下の支柱1,1同志を結合
し、横方向に隣接する枠組フレーム3C、3C同志は一
方のフレーム2Cの外端金具13と他方の支柱1の上部
フランジ7とを結合するものである。この場合、例え
ば、建築中の建物Yの外面が曲がっているような場合に
は、この外面に沿って足場用フレームZを組立るに当っ
て一方のフレーム2Cにおける金具13のフランジ7に
対する取付角度を変える。形成された足場用フレームZ
には足場板125が連設される。この場合、フレーム2
Cは手摺として使用されると共に斜め方向の補強用とし
てのブレスの機能を発揮する。
【0020】図2、図3は例えば図7に示す枠組フレー
ムを利用して組付たものであり、この枠組フレームは平
行に起立する二本の支柱1,1と各支柱1,1間に横方
向に向けて設けた手摺2とで構成され、枠組フレーム3
が横方向に前後二列複数起立して配設され、対向する前
後の支柱1,1同志が一方の支柱1に横架材4で着脱自
在に結合され、横方向に隣接する支柱1,1同志が横材
たる二本の水平材からなる手摺2aで結合されている。
更に前後の枠組フレーム3、3間に長手方向に沿って一
つ又は複数の足場板5が直列に配設され、当該各足場板
5の両端部が引掛部6を介してこの端部に対応する横架
材4に着脱自在に引掛けられている。各支柱1の上部と
中間には連結受具たるフランジ7,7が設けられてい
る。更に足場板5の両側には長手方向に沿って複数の巾
木8が直列に起立し、各巾木8の端部は図示例にあって
は上記フランジ7の孔に着脱自在に結合されている。
【0021】前後の枠組フレーム3、3は対称位置に並
べてもよく、又は一つづつずらして配列してのよい。前
後の枠組フレーム3、3が一つづつずれた場合には、前
側の枠組フレーム3に対して後側には手摺2aが対向す
ることになる。この場合、前後の枠組フレーム3、3に
於いて、前後の枠組フレーム3における右側支柱1と後
側枠組フレーム3における左側支柱1との間に横架材が
架設される。
【0022】図3は、本発明の組立方法を示す模式図で
ある。
【0023】図6は例えば図15に示す枠組フレームを
利用して組付たものであり、この枠組フレームは支柱1
と各支柱1に横方向に向けて設けた手摺2と支持桿1’
で構成され、枠組フレーム3が横方向に前後二列複数起
立して配設され、対向する前後の支柱1,1同志が一方
の支柱1に横架材4で着脱自在に結合され、横方向に隣
接する支柱1,1同志が横材たる二本の水平材からなる
手摺2、支持桿1’を介して結合されている。更に前後
の枠組フレーム3、3間に長手方向に沿って一つ又は複
数の足場板5が直列に配設され、当該各足場板5の両端
部が引掛部6を介してこの端部に対応する横架材4に着
脱自在に引掛けられている。
【0024】図7乃至図8の枠体は二本平行に起立する
支柱1,1と各支柱1,1の上部フランジ間に手摺
2’、2’とからなり、上下いずれか又は両方のフラン
ジ7,7に横材が着脱自在に結合されるようになってい
る。
【0025】図9の枠体は上部フランジ7と支柱1の外
面に横材たるU字状の水平材2,2eの基端を結合し、
水平材2の上部外端に金具13を設けたものである。
【0026】図10の枠体は上部フランジ7と支柱1の
外面とに上下2本の水平材2a,2a及び中間に補強材
2fを設け、中間のフランジ7に水平な巾木8を結合
し、二本の水平材2,2と巾木8の外端を縦方向の支持
桿2gで結合し、水平材2の外端に金具13を設けたも
のである。
【0027】図11乃至図13の枠体は同一グループに
属する枠体を示し、これらの枠体は基本的には全体が正
面台形状又は長方形状を形成している点で共通してい
る。図11の枠体は正面台形状の枠組フレーム3Aを示
す。これは支柱1と、支柱1の中間と上部とに設けたフ
ランジ7と、上部のフランジ7と支柱1の下部外面に基
端を結合したフレーム2Aと、フレーム2Aの外端に各
フランジ7,7に対応して設けた金具13,13とから
なり、フレーム3Aは水平材Pと縦材Qと斜材Rとで一
体に形成され、支柱1とフレーム2Aとで正面台形状に
形成している。
【0028】図12の枠体は図11の枠体に加えて支柱
1と縦材Qとの間に一本の補強用水平材2A2を架設し
たものである。
【0029】図13の枠体は図11の枠体に加えて支柱
1の上部とフレーム2Aの中間に補強用の斜材2A3を
架設したものである。
【0030】図14の枠体は枠体全体が直角三角形を形
成している。即ち、この枠体は支柱1と支柱1の上部と
中間とに設けたフランジ7,7と、上部フランジ7と支
柱1の下部外面とに基端を結合した水平材2cと、水平
材2cの外端に上部フランジ7に対応して設けた金具1
3とで構成している。
【0031】図14の枠体は支柱1と各支柱1に横方向
に向けて設けた手摺2と支持桿1’で構成され、支持桿
1’に支柱1の上部と中間とに設けたフランジ7,7に
対応して設けた金具13とで構成している。
【0032】図15の枠体は二本の支柱1、1と、支柱
1、1間に架設された二本の手摺2,2と、一方の支柱
に設けた二つのフランジ7,7と、他方の支柱1の側部
にフランジ7,7と対応して設けた金具13,13とか
らなるものである。
【0033】図16の枠体は二本の支柱1、1を中間の
二本の水平材Qで結合し、一方の支柱1に水平材と縦材
とからなる横材たるフレーム2Fを設け、他方の支柱1
にこのフレーム2Fと対応する同一形状の他のフレーム
2Fを設け、一方のフレーム2Fの外端に金具13を設
け、他方のフレーム2Fの外端に金具13に対応する水
平板からなる金具13aを設けたものである。
【0034】図17の枠体は支柱1の上部と中間とに設
けたフランジ7,7と、支柱1の上下外面に基端を結合
した横材たるV字状のフレーム2bと、フレーム2bの
外端に設けられて中間のフランジに対応する連結具たる
金具13とからなり、全体形状が正面から見て三角形又
は二等辺三角形を構成しているものである。
【0035】図18の枠体は図17の枠体に水平材L3
を取付けたものである。
【0036】図19の枠体は支柱1と、支柱1に対して
横材たるV字状フレームを結合し、このV字状フレーム
と支柱とで正面から見て直角三角形を二段に構成してい
るものである。
【0037】図20の枠体は図18の枠体に直角方向に
横材を設けた構成としているものである。
【0038】図21の枠体は図18の枠体に横材たるV
字状フレームを支柱1を中心に対称に設けた構成として
いるものである。
【0039】図22は支柱1の上部を示し、支柱1の上
端に他の支柱に差し込む小径のインロー部1aを設けた
ものである。
【0040】図23乃至図27はフランジの各実施の形
態を示す。図23(A)(B)に記すフランジ7は中央
の円盤7aと、この円盤7aの外周に設けた環状のフッ
ク7bとからなり、中央の孔を介して支柱1に挿入して
固定するものである。
【0041】図24(A)(B)に記すフランジ7は円
盤7aと、この円盤7aに円周方向に沿って設けた8つ
の係止孔cとで構成されている。
【0042】図25(A)(B)に記すフランジ7は本
体7dと、本体7dに90度づらして四方向に設けた耳
片7e、7eと、各耳片7eに形成した係止孔7gとで
構成されている。
【0043】図26に示すフランジ7は支柱1の外周と
90度づらして四方向に設けた断面U字状のソケット7
f、7fとからなり、ソケット7fの基端は溶接Wで結
合されている。
【0044】図27に示すフランジ7は支柱1の外周に
固定した上下二つの支持環123,123間に挟持され
ながら回転できるようになっており、これによりフラン
ジ7に結合した横材も任意の方向に回転できるようにな
っている。
【0045】図28は補助用の支柱1Aを示し、支柱1
Aの中間と上部とにフランジ7,7が設けられ、例えば
図5に示す枠組足場に於いて端部に起立して使用するも
のである。
【0046】図29は補強用の支柱1Aを示し、支柱1
Aの側面に複数の金具13を取付け、この金具13を介
して枠体の支柱1に沿わせて結合するものである。
【0047】図30、図31は横材たる横架材又は補強
材として利用されるものである。図30の横架材はパイ
プ60とパイプ60の両端に設けた金具13とからなる
固定式のもので、金具13,13は支柱のフランジ7に
着脱自在に結合される。図31の横架材はアウターチュ
ーブとインナーチューブとからなる伸縮自在なパイプ6
0Aで構成され、両端に金具13,13が設けられてい
る。
【0048】図32乃至図35は例えば図6に示す枠組
足場や支保工における支柱1,1間に架設されるπ型の
支柱結合用の補助材を示す。図32の補助材は水平なパ
イプ61とパイプ61の両端に設けた金具13,13
と、パイプ61の端部に垂設した二本の支持脚62,6
2と、各支持脚62,62の下端側部に設けた金具13
とからなるものである。この補助材は隣接する枠体にお
ける支柱1,1間に配設され、上下の各金具13,13
をそれぞれ支柱1,1に結合するものである。
【0049】同じく図33に示す補助材は実質的に図3
2の補助材と同じであるが、各支持脚62,62の上部
基端が回転自在及び着脱自在に結合されるようになって
いるものである。
【0050】同じく図34に示す補助材は、図33に示
す補助材を改変したもので、これは支持脚62を長く
し、この支持脚62の中間にもう一つの金具13を設
け、更に支持脚62,62の上端をピン等を介してパイ
プ61の下端に着脱自在に取付けたものである。
【0051】同じく図35に示す補助材は、図34に示
す補助材を改変したもので、パイプ61をトラス状にし
たものである。
【0052】図36に示す補助材は、強度のある支保梁
を兼ねた水平材たるビーム63と、ビーム63の端部に
二段に設けた金具13,13と、インロー部1aをビー
ム上に選択的に取付けられるようにしたものである。こ
の場合、ビーム63の下方には大きな空間が形成でき、
この空間を利用して作業者や車両等が通過できる。
【0053】図37は横材たる横架材や補強材の他の実
施の形態を示す。これは二本以上の水平又は斜材2H、
2Hと水平又は斜材2Hの基端にヒンジ結合された金具
13と、同じく他端にそれぞれ設けた金具13,13と
で構成されたもので、支柱1に水平にも斜め方向にも結
合できるようになっている。
【0054】図38は手摺50を示し、これは水平U字
状の補強材と水平材の両端に設けた金具13とで構成さ
れている。
【0055】図39は他の手摺50を示し、これは三本
の水平材と各水平材の両端部を結合する二本の縦材と、
上下の水平材の両端に設けた四つの金具13、13とか
らなる。
【0056】図40は連結金具として補助的に使用され
るもので、隣接する支柱1,1同志を結合する場合に使
用する。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、次の効果がある。
【0058】(1)各請求項に係わる枠体の組立方法の
発明によれば、支柱と、支柱に設けた第1、第2の連結
受具と、横材と、横材に設けた連結具と支柱同志を連結
する小径のインロー部とを備えているから、これらの各
部材を介してこの枠体は一度に縦方向、横方向に組付け
でき、あるいは他の構造物に組立できる。従って構造物
に応じた枠体を多数用意する必要が無く、汎用性、組付
性にすぐれている。
【0059】(2)支柱と、支柱に設けた第1、第2の
連結受具と、横材と、横材に設けた連結具と支柱同志を
連結する小径のインロー部とを備えているから、これら
同一部材のみで面体を構成でき、一側足場、二側足場と
専用部材を必要とすることなく、組付できる。
【0060】(3)二側足場に於いては、任意巾の横架
材選択して架設するだけで、従来の建枠の巾ごとの機材
保有が無くなり、機材毎の管理、保管場所の制約もうけ
ず、経済性にすぐれている。
【0061】(4)同じく、横方向に配設した支柱間に
は横材が介在しているから、常に手摺先行の手順で作業
でき、安全な環境で高所作業ができると共に、親綱及び
安全帯の使用頻度が減り、作業姿勢及び移動が自然体で
できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る枠組足場の一部切欠き
斜視図である。
【図2】本発明の他の一実施の形態に係る枠組足場の分
解斜視図である。
【図3】本発明の他の一実施の形態に係る枠体を利用し
て組付けた枠組足場における枠体の配列状態を示す分解
斜視図である。
【図4】本発明の他の一実施の形態に係る枠体を利用し
て組付けた枠組足場における枠体の配列状態を示す分解
斜視図である。
【図5】(A)(B)(C)は本発明の他の実施の形態
に係る枠体を利用して組付けた枠組足場の平面図と正面
図と側面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る枠体を利用して
組付けた枠組足場の斜視図である。
【図7】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図で
ある。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図で
ある。
【図9】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図で
ある。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図13】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図14】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図15】本発明の他の実施の形態に係る枠体の斜視図
である。
【図16】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図17】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図18】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図19】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図20】本発明の他の実施の形態に係る枠体の斜視図
である。
【図21】本発明の他の実施の形態に係る枠体の正面図
である。
【図22】本発明の他の実施の形態に係る支柱の上端部
の拡大正面図である。
【図23】(A)(B)は本発明の実施の形態に係る連
結受具たるフランジ体の平面図と縦断正面図である。
【図24】(A)(B)は本発明の他の実施の形態に係
る連結受具たるフランジ体の平面図と縦断正面図であ
る。
【図25】(A)(B)は本発明の他の実施の形態に係
る連結受具たるフランジ体の平面図と縦断正面図であ
る。
【図26】本発明の他の実施の形態に係る連結受具たる
フランジ体の斜視図である。
【図27】本発明の他の実施の形態に係る連結受具たる
フランジ体の側面図である。
【図28】本発明の他の実施の形態に係る枠組足場の端
部に起立する補助支柱の正面図である。
【図29】本発明の他の実施の形態に係る枠組足場の端
部に起立する補助支柱の斜視図である。
【図30】本発明の他の実施の形態に係る横材たる水平
材の斜視図である。
【図31】本発明の他の実施の形態に係る横材たる水平
材の斜視図である。
【図32】本発明の他の実施の形態に係る枠体間に架設
される補強用フレームの斜視図である。
【図33】本発明の他の実施の形態に係る枠体間に架設
される補強用フレームの斜視図である。
【図34】本発明の他の実施の形態に係る枠体間に架設
される補強用フレームの斜視図である。
【図35】本発明の他の実施の形態に係る枠体間に架設
される補強用フレームの正面図である。
【図36】本発明の他の実施の形態に係る枠体間に架設
される補強用フレームの斜視図である。
【図37】本発明の他の実施の形態に係る枠体間に架設
される補強用フレームの正面図である。
【図38】本発明の他の実施の形態に係る枠組足場の端
部に取付けられる手摺の斜視図である。
【図39】本発明の他の実施の形態に係る枠組足場の端
部に取付けられる手摺の斜視図である。
【図40】本発明の一実施の形態に係る連結具の斜視図
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱と、支柱の側部に設けた横材と、支柱
    に設けた連結受具と、横材の端部に上記連結受具に対応
    して設けた連結具とからなる枠体を多数用意し、上記単
    一の枠体を上記連結受具とを介して横方向に順次結合し
    て任意巾の面体を構成させ、上記面体の背面側に複数の
    横架材を水平に張出させ、横架材上には足場板を面体に
    沿って架設させ、更に上記足場板上で横材を手摺りとし
    て利用しながら上記面体上に他の上方の面体を上記順序
    で組付けることを特徴とする枠組足場の組付方法
  2. 【請求項2】支柱と、支柱の側部に設けた横材と、支柱
    に設けた連結受具と、横材の端部に上記連結受具に対応
    して設けた連結具とからなる枠体を多数用意し、上記単
    一の枠体を上記連結受具とを介して横方向に順次結合し
    て任意巾の面体を構成させ、上記面体を前後二列平行に
    配置すると共に各面体同志を複数の横架材で結合させ、
    横架材上には足場板を各面体に沿って架設させ、更に上
    記足場板上で横材を手摺として利用しながら上記面体上
    に他の上方の面体を上記順序で組付けることを特徴とす
    る枠組足場の組付方法
  3. 【請求項3】門型支柱と、門型支柱の両側に設けた連結
    受具と、両側に上記連結受具に対応する連結具を設けた
    手摺枠とを多数用意し、上記単一の門型支柱と手摺枠と
    を上記連結受具と連結具とを介して交互に横方向に向け
    て結合することにより任意巾の面体を構成させ、上記面
    体の背面側に複数の横架材を水平に張出させ、横架材上
    に足場板を面体に沿って架設させ、更に上記足場板上で
    手摺枠を手摺として利用しながら上記面体上に他の上方
    の面体を上記順序で組付けることを特徴とする枠組足場
    の組付方法
  4. 【請求項4】門型支柱と、門型支柱の両側に設けた連結
    受具と、両側に上記連結受具に対応する連結具を設けた
    手摺枠とを多数用意し、上記単一の門型支柱と手摺枠と
    を上記連結受具と連結具とを介して交互に横方向に向け
    て結合することにより任意巾の面体を構成させ、上記面
    体を前後二列平行に配置すると共に各面体同志を複数の
    横架材で結合させ、横架材上に足場板を各面体に沿って
    架設させ、更に上記足場板上で手摺枠を手摺として利用
    しながら上記面体上に他の面体を上記順序で組付けるこ
    とを特徴とする枠組足場の組付方法
  5. 【請求項5】両側にそれぞれ連結受具と、これに対応す
    る連結具とを備えた門型支柱を多数用意し、上記単一の
    門型支柱を連結受具と連結具とを介して横方向に順次結
    合して任意巾の面体を構成させ、上記面体の背面側に複
    数の横架材を水平に張出させ、横架材上には足場板を面
    体に沿って架設させ、更に上記面体上に他の上方の面体
    を上記順序で組付けることを特徴とする枠組足場の組付
    方法
  6. 【請求項6】両側にそれぞれ連結受具と、これに対応す
    る連結具とを備えた門型支柱を多数用意し、上記単一の
    門型支柱を連結受具と連結具とを介して横方向に順次結
    合して任意巾の面体を構成させ、上記面体を前後二列平
    行に配置すると共に各面体同志を複数の横架材で結合さ
    せ、横架材上には足場板を各面体に沿って架設させ、更
    に上記各面体上に他の上方の面体を上記順序で組付ける
    ことを特徴とする枠組足場の組付方法
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