JP2000199178A - 防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法 - Google Patents

防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法

Info

Publication number
JP2000199178A
JP2000199178A JP10378309A JP37830998A JP2000199178A JP 2000199178 A JP2000199178 A JP 2000199178A JP 10378309 A JP10378309 A JP 10378309A JP 37830998 A JP37830998 A JP 37830998A JP 2000199178 A JP2000199178 A JP 2000199178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
weight
composition
stain
antifouling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10378309A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Nagata
聡 永田
Toshiyuki Watanabe
利幸 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP10378309A priority Critical patent/JP2000199178A/ja
Publication of JP2000199178A publication Critical patent/JP2000199178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】特に粒子汚れと油性汚れを含む複合汚れに対す
る防汚効果(汚れ落ち)が著しく向上し、かつ繊維製品
の肌触りが良好である防汚剤を提供する。 【解決手段】(A)アクリル酸及び/又はメタクリル酸
系高分子化合物 0.01〜10重量%、及び(B)有
機電解質 0.001〜20重量%を含有することを特
徴とする防汚剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】発明は、防汚剤組成物、特に
一般家庭等において洗濯される繊維製品の防汚剤組成物
に関する。
【0002】
【従来技術】一般家庭で現在広く用いられる繊維製品用
洗剤は、近年の技術革新によって、洗浄効果を高めては
いるものの、洗濯機を用いた通常の洗濯方法では、衿・
袖口の汚れのような落ちにくい汚れに対して、洗い上が
りは十分ではないのが現状である。そこで、より汚れを
落としやすくする方法として、固形石鹸を塗布した後で
揉み洗いをしたり、液体洗剤を直接塗布したり、さらに
ブラシで擦るなどの前処理が一般に行われている。しか
し、これらの方法は、手間がかかる上、衣類が損傷する
などの問題点がある。したがって、付着した汚れを通常
の洗浄で容易に除去可能とする洗濯製品が望まれてい
た。一方、付着した汚れを落としやすくするために、フ
ッ素系またはシリコーン系化合物を主基剤とする撥水・
撥油性の防汚剤も知られているが、これらは一般に高価
であり、防汚効果も必ずしも満足できるものではない。
また、特開昭53−49190号公報等には付着した汚
れを容易に除去することができる糊剤組成物について開
示されている。このような組成物はワイシャツ等のハ
リ、固さを付与することが求められる繊維製品について
は適用できる。しかし、ブラウス等のデリケートな衣
類、靴下・下着、レースのカーテン等、糊剤処理のハリ
や固さを必要としない繊維製品、風合いや肌触りの変化
が望ましくない繊維製品に対しては適当ではない。ま
た、ワイシャツ等の場合でも、糊剤処理のハリや固さを
好まない消費者がいることもまた事実である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、繊維製品に
高い防汚効果を付与し、しかも風合い、肌触りを損なわ
ない防汚剤を提供することを目的とする。なお、本発明
の防汚効果とは、付着した汚れを、洗浄によって容易に
除去可能とする効果を意味する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を行った結果、特定の高分子化合物と有機電解質とを含
有する組成物を用いて繊維製品を処理することにより、
特に粒子汚れと油性汚れを含む複合汚れに対する汚れ落
ちが著しく向上し、かつ繊維製品の肌触りが良好である
ことを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、
本発明は (A)アクリル酸及び/またはメタクリル酸系高分子化合物 0.01〜10重量%、及び (B)有機電解質 0.001〜20重量% を含有することを特徴とする防汚剤組成物に関するもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用するアクリル酸、メ
タクリル酸系高分子化合物としては、 (a)アクリル酸及び/又はメタクリル酸モノマー
と、下記(b)(c)(d)から選ばれる1種又は2種
以上のモノマーを重合又は共重合した高分子化合物及び
/またはその塩があげられる。 (b)アクリル酸エステル及び/またはメタクリル酸エ
ステル アクリル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステルモ
ノマーのエステル基は、炭素数1〜18、好ましくは1
〜12、さらに好ましくは2〜6の炭化水素基を含有す
る。好ましくは、前記炭素数を有するアルキルエステル
である。具体的なモノマーとしては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸ブチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、
メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル等があげら
れる。(a)モノマー単位と(b)モノマー単位の割合
は、 (a)アクリル酸及び/又はメタクリル酸モノマ
ーのモル分率が(a)+(b)の20mol%〜95m
ol%が好ましく、さらに好ましくは25mol%〜9
0mol%、最も好ましくは30mol%〜85mol
%である。アクリル酸及び/又はメタクリル酸モノマー
のモル分率がこの範囲のものが、特に良好な防汚効果が
得られる。これらの高分子化合物は市販品として入手す
ることもでき、例えばライオン(株)のレオアールMS
−100、レオアールMS−200、ローム&ハース社
のAcuso1810A等が挙げられる。
【0006】(c)カルボン酸モノマーカルボン酸モノ
マーとしては、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル
酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルア
クリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル酸等があげられ
る。特に、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸が好
ましい。(a)モノマー単位と(c)モノマー単位の割
合は、アクリル酸及び/又はメタクリル酸モノマーのモ
ル分率が、(a)+(c)の20mol%以上、好まし
くは25mol%以上、さらに好ましくは30mol%
以上である。これらの高分子化合物は、市販品として入
手することができる。例えば、ポリアクリル酸ナトリウ
ムとしてはBASF社のSokalan PAシリーズ
のSokalan PA15、PA20、PA25、P
A30、PA40、PA50等や、ローム&ハース社の
Acuso1410N、Acuso1445N等、日本
純薬(株)のジュリマーAC10N、AC103、AC
107等が挙げられる。アクリル酸とマレイン酸のコポ
リマーまたは塩としてはBASF社のSokalan
CPシリーズのSokalan CP12、CP45、
CP5、CP7等やローム&ハース社のAcuso14
79N、Acuso1490N、Acuso1505N
等が挙げられる。アクリル酸とメタクリル酸のコポリマ
ーまたは塩としては日本純薬(株)のジュリマーAC2
0N、AC203等が挙げられる。ポリメタクリル酸ま
たはその塩としては日本純薬(株)のジュリマーAC3
0LN、AC303等が挙げられる。
【0007】(d)ビニルモノマー ビニルモノマーとしては、エチレン、プロピレン、ブテ
ン、ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、
n−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル
−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチ
ル−1−ブテン、ブタジエン、シクロペンタジエン、ジ
シクロペンタジエン、ビニルトルエン、インデン、ビニ
ルナフタレン、スチレン等があげられる。(a)モノマ
ー単位と(d)モノマー単位の割合は、(a)アクリル
酸及び/又はメタクリル酸のモル分率が(a)+(d)
の20mol%〜95mol%、好ましくは25mol
%〜90mol%、さらに好ましくは30mol%〜8
5mol%である。
【0008】上記高分子化合物は、酸として、あるいは
塩として用いることができる。塩としては、リチウム、
ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウ
ム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン
塩、トリエタノールアミン塩、エチレンジアミン、ヘキ
サメチレンジアミン、ポリエチレンイミン等の有機アミ
ン塩等が挙げられる。塩としては、特にナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩が好ましく、ナトリウム塩
が最も好ましい。本発明の(A)成分としては、(a)
モノマーと(b)モノマーの共重合物が特に好ましく用
いられる。本発明の(A)成分の重量平均分子量は1,
000〜6,000,000、好ましくは10,000
〜5,000,000、さらに好ましくは50,000
〜3,000,000である。 重量平均分子量がこの
範囲のものが、特に、優れた汚れ防止効果と良好な肌触
り感が得られる。(A)成分の高分子化合物は、組成物
中に0.01〜10重量%、好ましくは0.05〜8重
量%、さらに好ましくは0.1〜5重量%配合される。
【0009】本発明で使用する(B)成分である有機電
解質としては、カルボン酸、アミノ酸、アミノカルボン
酸等が挙げられる。 (I)カルボン酸及び/又はその塩 本発明で用いられるカルボン酸としては、具体的には酢
酸、プロピオン酸、n−酪酸、イソ酪酸、アクリル酸、
メタクリル酸、乳酸、グリコール酸、グルコン酸等のモ
ノカルボン酸や、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グル
タル酸、アジピン酸、リンゴ酸、酒石酸、マレイン酸、
フマル酸、ジグリコール酸等のジカルボン酸や、クエン
酸等のトリカルボン酸等が挙げられる。 これらの中
で、炭素数が6以下のカルボン酸が好ましく、アクリル
酸、メタクリル酸、マレイン酸、グリコール酸、クエン
酸、特にクエン酸が好ましい。カルボン酸の塩として
は、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属
塩、アンモニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタ
ノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、エチレンジ
アミン、ヘキサメチレンジアミン、ポリエチレンイミン
等の有機アミン塩等が挙げられる。塩としては、特にナ
トリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩が好ましく、
ナトリウム塩が最も好ましい。
【0010】(II)アミノ酸及び/又はその塩 本発明で用いられるアミノ酸としては、グルタミン、シ
ステイン、アルギニン、グルタミン酸、アスパラギン
酸、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、リジン、ヒ
ドロキシリジン、シトルリン、シスチン、アスパラギン
等が挙げられる。中でもグルタミン酸、アスパラギン
酸、ヒスチジン、アルギニン、オルニチン、リジンが、
特にグルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、リジ
ンが好ましい。アミノ酸の塩としては、有機酸の場合と
同様な塩が挙げられる。塩としては、特にナトリウム
塩、カリウム塩、アンモニウム塩が好ましく、ナトリウ
ム塩が最も好ましい。
【0011】(III)アミノカルボン酸及び/又はそ
の塩 本発明で用いられるアミノカルボン酸としては、ニトリ
ロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、β−アラニンジ酢
酸、イミノジコハク酸、ヒドロキシイミノジコハク酸、
セリンジ酢酸、イソセリンジ酢酸等のアミノカルボン酸
等が挙げられる。中でもイミノジコハク酸、ヒドロキシ
イミノジコハク酸が好ましい。アミノカルボン酸の塩と
しては、有機酸の場合と同様な塩が挙げられる。塩とし
ては、特にナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩
が好ましく、ナトリウム塩が最も好ましい。本発明の
(B)成分としては、上記(I)〜(III)の有機電
解質の中で、(I)のカルボン酸及び/又はその塩と
(II)のアミノ酸及び/又はその塩が好ましく、
(I)のカルボン酸及び/又はその塩が最も好ましい。
これらは、1種類を用いてもよく、2種以上の混合物で
も良い。
【0012】(B)成分である有機電解質は、組成物中
に0.001〜20重量%、好ましくは0.01〜10
重量%、さらに好ましくは0.1〜5重量%配合され
る。本発明の防汚剤組成物において、(A)成分のポリ
マーと(B)成分の有機電解質は合計量として組成物中
に0.011〜30重量%、好ましくは0.06〜18
重量%、さらに好ましくは0.2〜10重量%配合され
る。(A)成分と(B)成分の比は重量比で(A)/
(B)=100/1〜1/100、好ましくは(A)/
(B)=10/1〜1/10、さらに好ましくは(A)
/(B)=5/1〜1/5である。本発明の防汚剤組成
物のpHは3〜9、さらに好ましくはpHが4〜8の範
囲にある場合である。
【0013】本発明には、上記成分の他に界面活性剤、
抗菌剤、香料、色素、顔料、蛍光増白剤、エタノール、
プロパノール等の低級アルコール、プロピレングリコー
ル、グリセリン、エチレングリコール、ポリエチレング
リコール等の多価アルコール、シリコーン等を任意に添
加することができる。界面活性剤としては、アニオン界
面活性剤、カチオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤、
両性界面活性剤等が挙げられる。シリコーンとしては、
未変性シリコーン、シリコーンのポリオキシエチレン及
び/又はポリオキシプロピレン付加物、カルボキシ変性
シリコーン等が挙げられる。
【0014】本発明の防汚剤組成物は、溶液特性が許容
される場合には水溶液の形で、またはポリマー物性及び
一定の補助剤が水溶解度を限定する場合にはエマルショ
ンまたは分散液の形とすることができる。本発明の防汚
剤組成物の繊維製品への適用方法は、トリガー、ポンプ
等の手動式スプレーを用いて噴霧してもよいし、あるい
はエアゾールとして高圧縮ガスとともに噴霧してもよ
い。また、吐出口を持つ容器にて塗布してもよいし、ハ
ケ、ブラシ等の用具を用いて塗布してもよい。あるいは
スポンジ等の多孔性物質を介して塗布してもよいし、不
織布などの繊維状物質を介して塗布してもよい。また、
防汚組成物の希釈液に浸漬することも可能である。
【0015】本発明の防汚処理方法及び洗濯について、
以下に具体的に説明する。本発明における防汚処理は、
洗濯終了後、あるいは繊維製品使用前、すなわち汚れが
付着する前に、防汚剤を繊維製品に塗布し、あるいは繊
維製品を防汚剤溶液に浸漬し他後乾燥して行われる。た
とえば、洗濯終了後の濯ぎ液に防汚剤を添加し浸漬させ
たり、脱水後の濡れた繊維製品にスプレー等を用いて防
汚剤を塗布し乾燥したり、乾燥後の衣類に塗布して使用
することができる。乾燥は、自然乾燥や乾燥機、アイロ
ン等による加熱乾燥を行う。特に、衣類を乾燥した状態
において使用する場合には、防汚剤組成物を塗布後、仕
上がりの点から、アイロン等を用いて乾燥することが好
ましい。防汚処理に用いる防汚剤の量は、繊維製品重量
(自然乾燥重量)に対して、本発明の(A)成分を0.
01〜10重量%、好ましくは0.05〜8重量%、さ
らに好ましくは0.1〜5重量%、(B)成分を0.0
01〜20重量%、好ましくは0.01〜10重量%、
さらに好ましくは0.1〜5重量%となるように調整す
る。本発明の防汚剤組成物で処理した衣類等の繊維製品
を使用した後、汚れた製品を洗濯する。洗濯に使用され
る洗剤は、一般に家庭で使用される衣料用洗剤であれば
いずれも使用することができる。なかでも、アルカリ剤
を配合した、0.05%水溶液のpHが7.5〜11で
あるものが汚れ落ちの点から好ましい。好ましいアルカ
リ剤は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリ
ウム、ケイ酸ナトリウム、アルカノールアミン等が挙げ
られる。本発明の防汚剤組成物を使用前の繊維製品に適
用することにより、使用後の洗濯における汚れ落ちが向
上し、かつ繊維製品の肌触りが良好とすることができ
る。以下実施例にて本発明を説明するが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではない。
【0016】
【実施例】表1〜表3に示す防汚剤組成物を調製した。
組成物のpHは、1mol/L硫酸と1mol/L水酸
化ナトリウムを用いてpHを5に調整した。防汚剤組成
物を調製した。以下の方法により汚れ防止効果および処
理布の肌触りの評価を行った。 (1)処理布の作成方法 日清紡製テト綿布ブロード100番を10cm×10c
mの大きさに裁断したものを試験布とし、試験布(乾燥
状態)に防汚剤組成物を約100%o.w.f.(on
the weight of fabrics:布重量
に対する重量%)になるように均一に塗布し、自然乾燥
した。 (2)防汚効果の評価方法(洗浄力) 1.油性汚れの調製 カーボンブラック1.0gをトリオレイン100gに入
れて超音波洗浄機で十分に分散して油性汚れとした。 2.汚れの付着・洗浄条件 (1)の方法にて処理した布に、1.で調製した油性汚
れを布上に20μL滴下し、1時間以上自然乾燥した。
以下の条件にて試験布をTerg−0−Tometer
で洗浄した。 (洗浄条件) 洗剤 :ライオン(株)製「スーパートップ」 洗剤濃度:0.05% (pH10.5) 水 :25℃,3DH 洗浄時間:10分 攪拌速度:120rpm 浴比 :30倍 洗浄率は洗浄前後の反射率を日本電色工業(株)製反射
率計Σ90を用いて測定し、下記(式1)を用いて算出
する。
【0017】
【式1】
【0018】(3)処理布の肌触りの評価方法 (1)の方法において処理した布の肌触りを、10人の
パネラーにより以下の基準で評価し、評点の平均点で示
した。 <評点> 5点:硬さを感じられないか、ごく僅かである。 4点:わずかに硬い。 3点:やや硬い。 2点:硬い。 1点:著しく硬い。
【0019】なお、表−1〜表−3中のA−1〜B−7
は、以下の成分を示す。 A−1:アクリル酸エチル/アクリル酸(モル比1/
4)コポリマー(重量平均分子量1,000,000) A−2:アクリル酸/メタクリル酸(モル比7/3)コ
ポリマーのNa塩(重量平均分子量70,000) A−3:アクリル酸エチル/メタクリル酸(モル比3/
7)コポリマー(重量平均分子量200,000) A−4:アクリル酸エチル/アクリル酸/メタクリル酸
(モル比25/20/55)コポリマー (重量平
均分子量1,000,000) A−5:メタクリル酸/アクリル酸エチル/アクリル酸
ブチル(モル比34/59/7)コポリマー(重量平均
分子量2,000,000) [レオアールMS−200(ライオン(株)製)] B−1:クエン酸 B−2:グルコン酸 B−3:リジン B−4:アルギニン B−5:アスパラギン酸 B−6:エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム B−7:ヒドロキシイミノジコハク酸四ナトリウム
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)アクリル酸及び/又はメタクリル酸
    系高分子化合物 0.01〜10重量%、及び(B)有
    機電解質 0.001〜20重量%を含有することを特
    徴とする防汚剤組成物。
  2. 【請求項2】少なくとも1種のアルカリ剤を含有し、
    0.05%水溶液におけるpHが7.5〜11である洗
    浄剤組成物を用いて洗濯するための、繊維製品使用前ま
    たは洗濯後の防汚処理に使用する防汚剤組成物であっ
    て、該組成物が、(A)アクリル酸及び/又はメタクリ
    ル酸系高分子化合物 0.01〜10重量%、及び
    (B)有機電解質 0.001〜20重量%を含有する
    ことを特徴とする防汚剤組成物。
  3. 【請求項3】使用前または洗濯後の繊維製品に、(A)
    アクリル酸及び/又はメタクリル酸系高分子化合物、及
    び(B)有機電解質を含有する防汚剤組成物を、被処理
    繊維製品の重量に対して、(A)0.01〜10重量
    %、及び (B)0.001〜20重量%となる量を塗
    布し、または浸漬処理することを特徴とする、繊維製品
    の防汚処理方法。
JP10378309A 1998-12-25 1998-12-25 防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法 Pending JP2000199178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378309A JP2000199178A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10378309A JP2000199178A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000199178A true JP2000199178A (ja) 2000-07-18

Family

ID=18509563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10378309A Pending JP2000199178A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000199178A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083875A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 Ajinomoto Co., Inc. Produit textile
WO2008135869A1 (en) * 2007-05-04 2008-11-13 Ecolab Inc. Solidification matrix
US7888303B2 (en) 2007-05-04 2011-02-15 Ecolab Inc. Solidification matrix
US8138138B2 (en) 2008-01-04 2012-03-20 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using a polycarboxylic acid polymer
US8198228B2 (en) 2008-01-04 2012-06-12 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using an aminocarboxylate
US8530403B2 (en) 2009-11-20 2013-09-10 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using a maleic-containing terpolymer binding agent
US8759269B2 (en) 2007-07-02 2014-06-24 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix including a salt of a straight chain saturated mono-, di-, and tri- carboxylic acid
US8772221B2 (en) 2008-01-04 2014-07-08 Ecolab Usa Inc. Solidification matrices using phosphonocarboxylic acid copolymers and phosphonopolyacrylic acid homopolymers
JP2018095983A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 花王株式会社 繊維製品への易洗浄性の付与方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001083875A1 (fr) * 2000-04-28 2001-11-08 Ajinomoto Co., Inc. Produit textile
US7316984B2 (en) 2000-04-28 2008-01-08 Ajinomoto Co., Inc. Textile product
WO2008135869A1 (en) * 2007-05-04 2008-11-13 Ecolab Inc. Solidification matrix
US7888303B2 (en) 2007-05-04 2011-02-15 Ecolab Inc. Solidification matrix
US7893012B2 (en) 2007-05-04 2011-02-22 Ecolab Inc. Solidification matrix
US8759269B2 (en) 2007-07-02 2014-06-24 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix including a salt of a straight chain saturated mono-, di-, and tri- carboxylic acid
US8198228B2 (en) 2008-01-04 2012-06-12 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using an aminocarboxylate
US8389464B2 (en) 2008-01-04 2013-03-05 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using a polycarboxylic acid polymer
US8138138B2 (en) 2008-01-04 2012-03-20 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using a polycarboxylic acid polymer
US8772221B2 (en) 2008-01-04 2014-07-08 Ecolab Usa Inc. Solidification matrices using phosphonocarboxylic acid copolymers and phosphonopolyacrylic acid homopolymers
US9090857B2 (en) 2008-01-04 2015-07-28 Ecolab Usa Inc. Solidification matrices using phosphonocarboxylic acid copolymers and phosphonopolyacrylic acid homopolymers
US8530403B2 (en) 2009-11-20 2013-09-10 Ecolab Usa Inc. Solidification matrix using a maleic-containing terpolymer binding agent
JP2018095983A (ja) * 2016-12-12 2018-06-21 花王株式会社 繊維製品への易洗浄性の付与方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
NL8104556A (nl) Vloeibaar washulpmiddel en een wasactief middel dat een dergelijk washulpmiddel bevat.
JP2000199178A (ja) 防汚剤組成物及び繊維製品の防汚処理方法
KR100544215B1 (ko) 교차결합가능한직물보호조성물
AU734043B2 (en) Cleaning and reapplication system
JP5851323B2 (ja) 液体洗浄剤
RU2267524C2 (ru) Композиция для ухода за тканями, содержащая поликарбоксилатный полимер и производное мочевины
JP5080652B2 (ja) 生地の処理方法
JP3886582B2 (ja) 防汚剤組成物及び繊維製品の処理方法
JP7245485B2 (ja) 衣料用液体洗浄剤組成物
JP4519264B2 (ja) 繊維製品処理剤
JP2000199179A (ja) 防汚剤組成物
CN102482617A (zh) 处理织物的组合物和方法
JP2001181974A (ja) 防汚性及び/または汚れ落ち向上性を有する繊維製品用仕上げ剤組成物及び該組成物を用いた処理方法
JP3768293B2 (ja) 衣料用くすみ防止剤組成物
JP3751556B2 (ja) 衣料用洗浄剤組成物
JP3965518B2 (ja) 中性洗浄剤
JP4252165B2 (ja) 繊維製品の処理方法
JP5836104B2 (ja) 繊維製品の洗濯方法
CN102057029A (zh) 处理织物的方法
JP7173857B2 (ja) 衣料用ケア組成物
JP4514921B2 (ja) 繊維製品処理剤
JP4562965B2 (ja) スプレー型糊料
JP3883944B2 (ja) 衣料用易洗防汚処理剤
JP2002371466A (ja) 防汚剤組成物及び防汚剤
WO2023054728A1 (ja) 洗濯方法