JP2000198622A - 糸条巻取機 - Google Patents

糸条巻取機

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JP2000198622A
JP2000198622A JP11002500A JP250099A JP2000198622A JP 2000198622 A JP2000198622 A JP 2000198622A JP 11002500 A JP11002500 A JP 11002500A JP 250099 A JP250099 A JP 250099A JP 2000198622 A JP2000198622 A JP 2000198622A
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switch
winding machine
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display
blinking
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Masayuki Katsuo
政之 勝男
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Toray Engineering Co Ltd
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    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経験の浅い作業者でも熟練した作業者となん
ら変わりなく巻取機を操作することができ、操作の要
求、機器が作動中か否かなどの情報を作業者が即座に判
断できるようにすることである。 【解決手段】 巻取機の前面に設置されたスイッチ17
を押すと、該スイッチ17からの信号に基づいて制御装
置15内で判断を行い、判断結果に基づいて制御装置1
5から出力される信号に基づいて各部に設置されたアク
チュエータが作動するように構成された巻取機におい
て、スイッチ17-1〜17-5に対応してスイッチ17-1
〜17-5の操作を要求しているか、スイッチ操作が有効
であるかの少なくとも一方を表示する表示灯18-1〜1
8-5を該スイッチ17-1〜17-5の近傍に設けた構成に
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は糸条巻取機の操作用
のスイッチが巻取機の前面に設置された糸条巻取機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、糸条の巻取りに使用される巻取
機は、巻取機の前面にスタート、停止、糸掛け、プッシ
ャ、チヤック、下降等の操作用のスイッチを有するスイ
ッチ盤が設置されている。
【0003】該スイッチ盤には各スイッチに対応して表
示灯が設けられていないか、表示灯が設けられていても
運転中か停機中かの表示だけである。
【0004】この様な巻取機において糸条が予め設定さ
れた量が巻き取られると、作業者がパッケージを取り出
すためにプッシャと表示されているスイッチを押してパ
ッケージの押し出し装置を作動させている。
【0005】しかし、表示灯がないか、表示灯があって
も単に運転中か停機中かだけの表示ではパッケージの回
転が停止し、パッケージの押し出し準備が完了したこと
を目視によって確認する必要がある。
【0006】また、糸条を空ボビンに糸掛けする場合、
作業者がスタートと表示されているスイッチを押して巻
取軸およびトラバース装置を回転させ、次いで、振り支
点ガイド、糸掛けガイド等に糸通しを行い、これ等の準
備が全て完了したことを確認した後、糸掛けと表示され
ているスイッチを押して巻取機に設置されている糸掛け
装置を作動させて糸掛け作業を行なっている。
【0007】この時、スイッチに表示灯がないと、作業
者は糸掛け操作用のスイッチを押す前に巻取軸,トラバ
ース装置の回転が所定の速度に達したか否かを耳で音を
聞いて判断しなければならず相当な熟練が必要である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような表示灯が
ないか、表示灯があっても単に運転中か停機中かだけの
表示ではパッケージ押し出し操作の場合には、仮に作業
者が誤ってパッケージの押し出し準備が終了する前の状
態でスイッチを押したとしても回転中のパッケージが押
し出されることがないようにインタロックされていてス
イッチを押したにも関わらず押し出し装置が作動しない
ことになり、作業者に混乱を招くという問題がある。
【0009】また、糸条を空ボビンに糸掛けする場合に
は、巻取軸,トラバース装置の回転が所定の速度に達し
たか否かを耳で音を聞いて判断しなければならず相当な
熟練が必要であるという問題がある。
【0010】本発明は経験の浅い作業者でも熟練した作
業者となんら変わりなく巻取機を操作することができ、
操作の要求、機器が作動中か否かなどの情報を作業者が
即座に判断できるようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するも
のであって、本発明の糸条巻取機は請求項1に記載のよ
うに少なくとも1個以上のスイッチに対応してスイッチ
の操作を要求しているか、スイッチ操作が有効であるか
の少なくとも一方を表示する表示灯をスイッチの近傍ま
たはスイッチと一体的に設けた構成にすることを特徴と
するものである。
【0012】また、本発明の糸条巻取機は請求項2に記
載のような表示灯の点灯によりスイッチに対応するアク
チュエータ部が動作中であるか、表示灯の点滅によりス
イッチ操作を要求しているか、スイッチ操作が有効であ
るかの少なくとも一つを表示する構成、請求項3に記載
のような表示灯により点灯,消灯および点滅を含む3種
類以上の状況を表示できる構成にすることができる。
【0013】
【発明の実施の態様】図1は本発明の糸条巻取機の構成
の1実施例を示す概略図、図2は図1におけるI−I矢
視図であって、巻取機は端部に回転駆動用の電動機3と
ボビン保持解除用のシリンダ11が連結され、機枠1に
回転自在に取り付けられたボビン保持用のボビンホルダ
2と、機枠1に形成された案内に沿ってシリンダ5によ
って垂直方向に昇降する枠体4と、押圧片がボビンホル
ダ2の周面に沿って移動するようシリンダ7のピストン
ロッドに取り付けられたパッケージ押し出し装置6と、
ボビンホルダ2の下方に位置し、シリンダ9によってガ
イドがボビンに形成された捕捉溝に糸条を案内するよう
に回動される糸掛け装置8と、枠体4に回転自在に取り
付けられボビンホルダ2に保持されたボビン上の糸層に
所定の面圧で当接する接圧ロール10と、回転駆動用の
電動機13を有し枠体4の取り付けられたトラバース装
置12と、制御装置15からの信号に基づいてシリンダ
5、7、9、11に夫々所定の圧力を有する圧空を供給
する管が連結されたソレノイドバルブユニット14と、
操作用のスイッチ17(17-1〜17-5)と表示ランプ
18(18-1〜18-5)を有し、枠体4の先端部に取り
付けられたスイッチ盤16とにより構成されている。
【0014】また、振り支点ガイド30とトラバース装
置12との間には糸切れ検知器19が、ボビンホルダ2
の電動機3部には回転検出器20が、トラバース装置1
2の電動機13部には回転検出器21が設けられている
と共に、枠体4の後端部には上昇位置検知器22と下降
位置検知器23が、パッケージ押し出し装置6のシリン
ダ7部には押し出し位置検出器24と戻り位置検出器2
5が、糸掛け装置8のシリンダ9部には糸掛け位置検知
器26が、ボビンホルダ2の保持解除用のシリンダ11
部には保持解除位置検出器27が設けられている。
【0015】上述の制御装置15はシーケンサ,マイク
ロコンピュータ等により構成されており、入力された条
件に基づき判断,処理を行い、判断結果に基づいて信号
を出力するように構成されている。該制御装置15はソ
レノイドバルブユニット14、スイッチ17、表示灯1
8、糸切れ検出器19、回転検出器20、21、位置検
出器22〜27に夫々リード線によって接続されてお
り、スイッチ17を押すと信号が該制御装置15に入力
されると制御装置15の出力信号に基づき各部アクチュ
エータが作動したり、表示灯18が点灯、消灯あるいは
点滅すると共に各検出器19〜27から検出信号が制御
装置15に入力されると表示灯18が点灯、消灯あるい
は点滅するようになっている。
【0016】上述の電動機3は制御装置15からの出力
信号に基づいてインバータ28によって所定の回転速度
に駆動され、電動機13は制御装置15からの出力信号
に基づいてインバータ29によって所定の回転速度に駆
動されるようになっている。
【0017】該スイッチ盤16には図3に示されるよう
に5種の独立したスイッチ17-1〜17-5と表示灯18
-1〜18-5が設けられている。
【0018】すなわち、枠体4の巻取操作位置への下降
を行なう[下降]と表示されたスイッチ17-1、ボビンホ
ルダ2の電動機3とトラバース装置12の電動機13の
回転を開始させる[スタート]と表示されたスイッチ17
-2、糸掛け装置8を作動させる[糸掛け]と表示されたス
イッチ17-3、パッケージ押し出し装置6を作動させる
[プッシャ]と表示されたスイッチ17-4、巻取機を停止
させる[停止]と表示されたスイッチ17-5が設けられて
いると共に、各スイッチ17-1〜17-5に対応して該ス
イッチの近傍に表示灯18-1〜18-5が設けられてい
る。
【0019】上述のスイッチ盤16に代えて図4に示さ
れるようなスイッチ31-1〜31-5に表示灯が内装さ
れ、スイッチ押し面が点灯表示するように構成されてい
るもの、図5に示されるようなスイッチ32-1〜32-5
と表示灯33-1〜33-5が一体的に形成されているも
の、図3、図4、図5における日本語表示を図6、図
7、図8に示されるような絵文字表示にしたものを使用
することができる。
【0020】また、図9に示されるようなボビンホルダ
2のボビン保持、解除を行なう[チャック]と表示された
スイッチ17-6が追加されたもの、図10に示されるよ
うな該スイッチ17-6が絵文字表示されたものを使用す
ることができる。これ等は図4、図5、図7、図8に記
載のものにも適用できることは言うまでもない。
【0021】上述のスイッチ17、31、32は合成樹
脂製のスイッチボタンが押圧力によって出没する構成の
もの、合成樹脂フイルムによって形成されたも、液晶画
面にスイッチが表示されている構成のもの等を使用する
ことができ、その形状、材質、構成等について限定され
ないことは言うまでもない。
【0022】上述の巻取機における運転開始から運転停
止までの作業手順は下記の通りである。
【0023】1.巻取機の運転開始する場合 巻取機の運転が開始できる状態であることを制御装置1
5が判断すると、作業者に枠体4の下降動作を促すため
に[下降]表示スイッチ17-1に対応する表示灯18-1が
点滅を開始する。該表示灯18-1の点滅を確認して作業
者が[下降]表示スイッチ17-1を押すと、制御装置15
からの信号に基づき枠体4が下降し、枠体4に回転自在
に取り付けられた接圧ロール10とボビンホルダ2に装
着したボビンが予め設定された接圧で接触する。また、
これと略同時に[下降]表示スイッチ17-1に対応する表
示灯18-1が点滅を止め,枠体4が下降した状態である
ことを表示するために表示灯18-1が点灯状態に切り替
わる。
【0024】更に、制御装置15は各部からの入力信号
により、ボビンホルダ2の電動機3とトラバース装置1
2の電動機13が回転可能な状況であることが確認でき
ると、該電動機3、13の回転開始を促すために[スタ
ート]表示のスイッチ17-2に対応する表示灯18-2が
点滅する。
【0025】作業者は表示灯18-2の点滅を確認し、点
滅している表示灯18-2に対応する[スタート]表示スイ
ッチ18-2を押す。このスイッチ操作は制御装置15に
伝えられ、制御装置15からの出力により、ボビンホル
ダ2の電動機3とトラバース装置12の電動機13が回
転を開始する。該電動機3、13が回転を開始すると表
示灯18-2は点滅から点灯に切り替わる。ここで、表示
灯18-2が点灯するタイミングは、電動機3、13の回
転開始と同時でも構わないし、回転が所定の速度に達し
てからでも構わない。また、回転速度が加速中であるこ
とを明確にするために、加速中は点灯と消灯の周期を変
えたり、点灯と消灯の時間間隔を変えて点滅表示するこ
ともできる。
【0026】2.糸掛け作業を行なう場合。
【0027】ボビンホルダ2、トラバース装置12には
回転数を検出するための回転検出器20、21が設置さ
れており、検出した信号が制御装置15に送られるよう
になっている。回転数が所定の速度に達して糸掛け操作
が行える状態になると、制御装置15からの出力によっ
て[糸掛け]表示スイッチ17-3に対応する表示灯18-3
が点滅を開始する。
【0028】作業者が巻取機の各糸ガイドに糸を通した
後、該表示灯18-3の点滅を確認して[糸掛け]表示スイ
ッチ17-3を押す。この操作が制御装置15に伝えられ
ると制御装置15からの出力によって巻取機の糸掛け装
置8が作動する。糸掛け装置8が作動中は制御装置15
からの指令により、[糸掛け]表示スイッチ17-3に対応
する表示灯18-3が点灯状態になる。糸掛け作業が終了
して全ての糸掛け装置8のアクチュエータが待機位置に
復帰すると表示灯18-3は消灯する。
【0029】3.巻取機の運転を終了する場合。
【0030】糸条の巻取を開始した後予め設定された時
間が経過してボビン上に所定量の糸条が巻取られると、
[停止]表示スイッチ17-5に対応する表示灯18-5が点
滅する。
【0031】該状態で作業者が糸を切断すると、糸切れ
検知器19からの出力信号が制御装置15に入力される
か、作業者が糸を切断した後[停止]表示スイッチ17-5
押すと、制御装置15からの指令によって枠体4が上昇
し、次いで、ボビンホルダ2の制動装置(図示せず)が
作動する。
【0032】この時、[下降]表示スイッチ17-1に対応
する表示灯18-1が点灯から消灯に切り替わると共に、
[スタート]表示スイッチ17-2に対応する表示灯18-2
がボビンホルダ2の電動機3とトラバース装置12の電
動機13への給電が停止されると同時に点灯から消灯に
切り替えられるか、回転検出器20、21からの出力が
制御装置15に送られて回転が停止したことあるいは充
分減速したことを確認した後点灯から消灯に切り替えら
れる。
【0033】4.パッケージを取り出す場合。
【0034】ボビンホルダ2の回転が停止すると、[プ
ッシャ]表示スイッチ17-4に対応する表示灯18-4が
点滅する。該表示灯18-4の点滅を確認した後、パッケ
ージを取り出すために作業者が[プッシャ]表示スイッチ
17-4を押すと、制御装置15の指令によりボビンの保
持を解放するシリンダ11が作動し、パッケージの保持
が解除された後、パッケージ押し出し装置6が作動し、
パッケージがボビンホルダ2押し出される。パッケージ
押し出し装置6が作動している間は表示灯18-4が点滅
の状態から点灯の状態に切り替わる。パッケージ押し出
しが終了しない状態で、作業者が[プッシャ]表示スイッ
チ17-4から指を離すと表示灯18-4は点滅の状態とな
る。なお、パッケージの押し出しが終了したか否かは押
し出し位置検出器24によって検出したが、光電センサ
等によってパッケージの有無を直接検出することは可能
である。
【0035】パッケージの押し出し操作が終了して作業
者がボビンホルダ2に空ボビンを挿入し、巻取機の運転
が開始できる状態であることを制御装置15が判断して
[下降]表示スイッチ17-1に対応する表示灯18-1が点
滅する。該表示灯18-1の点滅を確認して[下降]スイッ
チ17-1を押すと枠体4が下降すると連動してボビンホ
ルダ2が作動してボビンの保持が行なわれる。
【0036】上述のボビンホルダ2のボビン保持操作を
[下降]スイッチ17-1を押すことによって行ない、ボビ
ン保持解除操作を[プッシャ]表示スイッチ17-4を押す
ことによって行なったが、図6に示されるようなチャッ
ク表示スイッチ17-6を設けてボビンの保持、保持解除
操作を行なうことは可能である。
【0037】上述の実施例の図3〜図10においては巻
取機に搭載した全てのスイッチに対応して表示灯を設け
て点灯表示するようにしたが、特に不要であると判断さ
れる表示灯は点灯表示を省略することができる。例え
ば、図3の[下降]スイッチ17-1に対応する表示灯18
-1が点滅表示を行う場合、停機中の巻取機全ての表示灯
が点滅することになるため、煩わしいと判断されるよう
であればこの点滅表示を省略することができる。また、
運転中は枠体4が必ず下降位置にあるため、表示灯18
-1の点灯表示を運転表示で代用することは可能であり、
この表示灯18-1自体を省略することができる。
【0038】また、糸条の巻取が終了したことを示す
[停止]スイッチ17-5に対応する表示灯17-5は、同様
の目的の表示灯が巻取機外に設けられることが多く、こ
の場合はこの表示灯についても省略することは可能であ
る。
【0039】上述の実施例においては糸掛け装置8の操
作用とパッケージ押し出し装置6の操作用のスイッチと
表示灯を夫々1対設けるようにしたが、糸掛け装置8の
操作は枠体4が下降した位置で、パッケージ押し出し装
置6の操作は枠体4が上昇した位置で行われるため、こ
れ等のスイッチと表示灯を共用とすることは可能であ
る。
【0040】上述の表示灯は点灯、消灯、点滅によって
表示するようにしたが、この表示はその差が作業者に認
識できればよいため、点灯,点滅を逆にすること、点滅
間隔を変えることは可能である。また、表示色が変化す
るようにしたり、動作状況に対応して夫々表示灯を設け
ることは可能である。
【0041】さらに、動作中と操作の要求を表示するよ
うにしたが、スイッチの操作が有効であることを表示さ
せることは可能である。この場合は、正規動作でなくて
も操作が可能なスイッチが全て点滅することになる。ま
た、停止中は表示灯を消灯するようにしたが、停止中に
表示灯が点灯あるいは点滅するようにできることは言う
までもない。また、停機中の停止スイッチの点灯あるい
は点滅はインタロックエラーを表すなど、作業者の混乱
が生じない範囲で一部のスイッチに限って表示の意味を
変えることは可能である。
【0042】上述の実施例においてはボビンに所定量の
糸条が巻き取られる毎に糸を切断し、再度糸掛けを行う
形式の手動型巻取機について説明したが、複数本のボビ
ンホルダを有し、該ボビンホルダを順次巻取位置と待機
位置に移動させ満巻パッケージから空ボビンに糸を切り
替えて連続して糸条の巻き取りを行なうターレット型自
動巻取機に適用できることは言うまでもない。この場合
は操作用の操作スイッチ数が異なることになる。
【0043】
【発明の効果】本発明の糸条巻取機は請求項1に記載の
ように少なくとも1個以上のスイッチに対応してスイッ
チの操作を要求しているか、スイッチ操作が有効である
かの少なくとも一方を表示する表示灯をスイッチの近傍
またはスイッチと一体的に設けた構成にしているため、
経験の浅い作業者でも熟練した作業者となんら変わりな
く巻取機を操作することができる。
【0044】また、本発明の糸条巻取機は請求項2に記
載のような表示灯の点灯によりスイッチに対応するアク
チュエータ部が動作中であるか、表示灯の点滅によりス
イッチ操作を要求しているか、スイッチ操作が有効であ
るかの少なくとも一つを表示できるようにすると、経験
の少ない作業者でも迷うことなく作業を行うことがで
き、請求項3に記載にような表示灯により点灯,消灯お
よび点滅を含む3種類以上の状況を表示できるようにす
ると、操作の要求あるいはスイッチ操作が有効か否か、
機器が作動中か否かなどの情報を作業者が表示灯を見る
ことで即座に判断することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の糸条巻取機の構成の1実施例を示す概
略図である。
【図2】図1のI−I矢視図である。
【図3】本発明のスイッチと表示灯の構成の1実施例を
示す概略図である。
【図4】、
【図5】、
【図6】、
【図7】、
【図8】、
【図9】、
【図10】本発明のスイッチと表示灯の構成の他の実施
例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 機枠 2 ボビンホルダ 4 枠体 6 パッケージ押し出し装置 8 糸掛け装置 10 接圧ロール 12 トラバース装置 15 制御装置 16 スイッチ盤 17、31、32 スイッチ 18、18-1、18-2、18-3、18-4、18-5、18
-6、33-1、33-2、33-3、33-4、33-5、33-6
表示灯 17-1 下降表示スイッチ 17-2 スタート表示スイッチ 17-3 糸掛け表示スイッチ 17-4 プッシャ表示スイッチ 17-5 停止表示スイッチ 17-6 チャック表示スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取機の前面に設置されたスイッチを押
    すと、該スイッチからの信号に基づいて制御装置内で判
    断を行い、判断結果に基づいて制御装置から出力される
    信号に基づいて各部に設置されたアクチュエータが作動
    するように構成された巻取機において、少なくとも1個
    以上のスイッチに対応してスイッチの操作を要求してい
    るか、スイッチ操作が有効であるかの少なくとも一方を
    表示する表示灯をスイッチの近傍またはスイッチと一体
    的に設けたことを特徴とする糸条巻取機。
  2. 【請求項2】 表示灯の点灯によりスイッチに対応する
    アクチュエータ部が動作中であるか、表示灯の点滅によ
    りスイッチ操作を要求しているか、スイッチ操作が有効
    であるかの少なくとも一つを表示するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の糸条巻取機。
  3. 【請求項3】 表示灯により点灯,消灯および点滅を含
    む3種類以上の状況を表示できるようにしたことを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の糸条巻取機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1300358A2 (en) * 2001-10-04 2003-04-09 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Yarn winding machine
CN101948057A (zh) * 2009-07-09 2011-01-19 村田机械株式会社 纱线卷绕机及纤维机械

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