JP2578788Y2 - 給紙装置操作パネル - Google Patents

給紙装置操作パネル

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JP2578788Y2 JP1989102873U JP10287389U JP2578788Y2 JP 2578788 Y2 JP2578788 Y2 JP 2578788Y2 JP 1989102873 U JP1989102873 U JP 1989102873U JP 10287389 U JP10287389 U JP 10287389U JP 2578788 Y2 JP2578788 Y2 JP 2578788Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、給紙装置操作パネルに係り、輪転式印刷装
置等における給紙装置の制御操作に利用できる。
〔背景技術〕
従来より、輪転式印刷装置等においては、用紙を供給
する部分、印刷を行う部分、冷却や乾燥を行う部分、お
よび折畳みを行う部分等を配列して印刷ラインが構成さ
れ、これらの動作制御を一括して行う制御装置が利用さ
れている。
このうち、用紙供給を行う部分においては、輪転式印
刷に対応するためにロール状の用紙を連続的に送り出
し、この用紙を後続の印刷部分等に対応させるためにセ
ットしたロール紙の位置を調整する機構、および、ロー
ル紙の終了毎に印刷作業を停止しないで済むように、ス
ペアロール紙との交換及び用紙の接続を自動的に行うた
めの機構が採用されている。
一方、制御装置にはオペレータによる監視および操作
が行えるように操作パネルが配置される。この操作パネ
ルには、各部の動作状態や設定状況等を表示するランプ
やメータ等が配置されるとともに、設定操作や動作指令
等を行うためのボタンやスイッチ等が配置される。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、通常の操作パネルにおいては、表面に表示
用のランプや操作用のボタン等が縦横に配列されてお
り、各ボタン等は通常関連するパラメータ群毎にまとめ
られ、各々には対応する操作項目等が文字等で表されて
いる。
しかし、文字等による表示では判読ミスが避けられ
ず、しかも、特殊なものを除いて、各ランプやボタン等
には同じ形状のものが用いられることが多く、誤認ある
いは誤操作の可能性が避けられない。
これに対し、文字等と併せて色彩による区別を行った
り、文字による表示に代えて各ボタン等の表面に絵模様
による視覚的な表示を行うこともなされているが、ボタ
ン自体の形状が変わらないうえ、整然と配列されている
ことに起因する誤認に対しては有効ではないという問題
があった。
本考案の目的は、オペレータが操作すべきボタン等を
視覚的に選択することができ、識別を容易にして作業を
迅速にできるとともに、確実な選択により誤操作の可能
性を極めて小さくできる給紙装置操作パネルを提供する
ことにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、用紙ロール交換および用紙位置調整を行う
ための複数の可動部分を有する給紙装置の制御に用いら
れる操作パネルであって、表面に前記給紙装置の複数の
可動部分の位置関係を相似に図形化した構成図の絵柄を
備えるとともに、前記各可動部分の操作および状態表示
を専ら行う手段を前記絵柄のうち絵柄で図形化した各可
動部分に対応する部位に直に配置して構成されたもので
ある。
ここで、可動部分の操作および状態表示を行う手段と
しては、ランプやメータ等の表示手段あるいはボタンや
スイッチ等の操作手段など、通常の入出力用の適宜な手
段を採用すればよい。
〔作用〕
このような本考案においては、オペレータは操作パネ
ルの表面のランプ等の表示手段により給紙装置の監視を
行うとともに、適宜ボタン等の操作手段により給紙装置
に対する設定や動作指令等を行う。この際、各表示およ
び操作手段は、パネル表面に描かれた給紙装置の絵柄中
に配置されており、表示ランプの認識や操作ボタンの選
択等に際してオペレータは確実な識別が可能であり、こ
れにより前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には、本考案に基づく給紙装置操作パネル100
が示されている。この操作パネル100は、第2図に示す
ような制御装置200に適用されたものであり、制御対象
となる給紙装置300は輪転印刷ライン(図示せず)の給
紙部分に適用されるものである。
第3図および第4図に示すように、給紙装置300は、
両端に二個のロール紙311を支持する一対の旋回アーム3
20を備え、その半周分の回転により交換位置P1で装着さ
れたロール紙311を巻取位置P2に移動させ、用紙310の連
続的な引き出しを行うとともに、既に巻き取った旧ロー
ル紙312を巻取位置P2から交換位置P1に移動させ、用紙3
10の引き出しを中断することなく新ロール紙313との交
換を行えるようにしたものである。
旋回アーム320は、フレーム321に回転自在に支持され
るとともに、アーム位置検出器322により回転位置を検
出され、アーム回転機構323により回転駆動されて所定
位置で停止される。
各アーム320の先端には、ロール紙311を保持するため
の可動スリーブ331および圧着スリーブ332が同軸対向配
置されている。可動スリーブ331は、スリーブ位置検出
器333により軸方向位置を検出されるとともに、スリー
ブ位置調整機構334により軸方向へ移動され、圧着スリ
ーブ332との間にロール紙311の芯部を挟持可能である。
圧着スリーブ332は、軸方向に移動自在かつ図示しない
ばね等により内向きに付勢され、弾性範囲内では可動ス
リーブ331の移動に伴ってロール紙311の位置を調整可能
であるとともに、可動スリーブ331が最も離隔した状態
ではロール紙311の挟持が解除され着脱および交換が可
能である。なお、圧着スリーブ332には、ロール交換の
際などに元の位置への復帰が容易にできるように、元の
位置を記憶するサイドレジスタおよびその設定を調整す
るためのサイドレ調整機構335が配置されている。
交換位置P1の下方には、交換用の新ロール紙313を交
換位置P1に送るためのロール昇降機構340が配置されて
いる。このロール昇降機構340は、高速昇降用のリフタ3
41および微小動作用のサブリフタ342を有し、迅速かつ
正確な昇降搬送が可能である。
巻取位置P2の近傍には、各ロール紙311,312の用紙を
接続するためのペースト機構350が配置されている。こ
のペースト機構350は、回動自在なペースタアーム351の
先端に回転自在に支持された押圧ローラ352を有し、押
圧ローラ352はペースタアーム351を巻取位置P2のロール
紙311に向けて回動させることにより当該ロール紙311に
圧接されて転勤可能である。
ここで、押圧ローラ352とロール紙311との間には、巻
取位置P2から交換位置P1に移動された旧ロール紙312か
らの用紙310が挟持されて巻取位置P2のロール紙311に押
圧され、このロール紙311の用紙先端に貼られた粘着テ
ープ等に圧接された時点で各ロール紙311,312の接続
(オートペースト)が行われる。
なお、オートペーストにあたっては、旧ロール紙312
からの用紙310と巻取位置P2のロール紙311との送り速度
および周速度を一致させる同調動作を行われるととも
に、可動スリーブ334の位置調整による相互の紙端位置
合わせが行われる。このために、各スリーブ紙331,332
には、挟持したロール紙311を所定速度で回転駆動しか
つ必要に応じて制動するロール回転機構353が設けられ
ているとともに、巻取位置P2のロール紙311には可動ス
リーブ331側の端縁位置を検出するロール紙端検出器354
が配置され、旧ロール紙312からの用紙310には同側の端
縁位置を検出するライン紙端検出器355が配置されてい
る。
このような給紙装置300の制御を行うために、制御装
置200は次のような構成を備えている。
第2図において、制御装置200は、表面にランプ等の
表示手段群101およびスイッチ等の操作手段群102を有す
る操作パネル100を備えるとともに、給紙装置300に対す
る具体的な制御を行う制御部201を備えている。
制御部201は、給紙装置300のアーム位置検出器322を
始めとする検出器群301からの出力に基づき、操作パネ
ル100の表示手段群101の表示を制御する表示制御手段21
0を備えるとともに、操作パネル100の操作手段群102か
らの操作入力に基づき、給紙装置300のアーム回転機構3
23を始めとする可動機構群302の動作を指令する各手段
を備えている。
手動モード制御手段220は、制御部201が手動モードに
設定された際に有効とされ、操作パネル100における操
作入力に対応する動作を給紙装置300に直接実行させる
ものであり、特定の動作については操作パネル100から
の操作により一連の処理が自動的に実行可能である。
紙端合わせ処理221は、ロール紙端検出器354およびラ
イン紙端検出器255からの出力を参照し、これらが一致
するようにスリーブ調整機構334を作動させ、巻取位置P
2のロール紙311と現在送り出し中の用紙310との幅方向
の位置合わせを行う。この際、スリーブ位置検出器333
を参照し、可動スリーブ331の移動限界の場合にはスリ
ーブ調整機構334を停止させるとともに、表示制御手段2
10に表示を行わせる。
ロール回転同調処理222は、現在送り出し中の用紙310
の速度(図示しない検出器あるいは印刷ラインの他の部
分等から取得する)に応じてロール回転機構353を回転
させ、巻取位置P2のロール紙311の周面速度を用紙310の
速度に一致させる。
紙継ぎ処理223は、ペースト機構350を作動させ、現在
送り出し中の用紙310を巻取位置P2のロール紙311の周面
に圧接させてオートペーストを実行する。
自動モード制御手段230は、制御部201が自動モードに
設定された際に有効とされ、給紙装置300の運転状態の
自動調整およびロール紙の自動交換を行うものであり、
巻取位置P2のロール紙311の減少に伴って、旋回アーム3
20の回転、紙端合わせ処理221、ロール回転同調処理22
2、紙継ぎ処理223を順次自動実行する。
このような制御装置200の操作および監視を行うため
に、操作パネル100は次のように構成されている。
第1図において、操作パネル100の表面には、その中
央に大きく絵柄101が描かれ、この絵柄101は給紙装置30
0のフレーム321、旋回アーム320、可動スリーブ331、圧
着スリーブ332、およびロール昇降機構340を模式的に表
した図形とされている。
絵柄101の左側には、フレーム321を表す部分の旋回ア
ーム320の回転軸上に上下一対のボタン111,112が配置さ
れている。
上側の正転ボタン111は、手動モードの際に押してい
る間アーム回転機構323が作動され、旋回アーム320は順
方向(第3図で時計回り)に回転される。下側の逆転ボ
タン112は、手動モードの際に押している間、旋回アー
ム320が逆方向に回転する。
絵柄101の左側に表された旋回アーム部分には、上端
および下端にそれぞれ左右一対のボタン121,122,123,12
4が配置されている。
上端左側の巻取リール給紙サイドレG.S.ボタン121
は、押している間、巻取位置P2にある側のサイドレ調整
機構335が作動され、ロール紙311はG.S.側(伝導側,第
4図中左側)に移動される。上端右側の巻取リール給紙
サイドレM.S.ボタン122は、押している間、サイドレ調
整機構335によりロール紙311がM.S.側(操作側,第4図
中右側)に移動される。これらのボタン121,122には、
それぞれLEDによる発光表示が組み込まれ、各々押され
ている間(移動中)は点灯されるが、サイドレ調整機構
335がG.S.側およびM.S.側の移動限度に達すると移動停
止に伴って消灯される。
下端左側の交換リール給紙サイドレG.S.ボタン123お
よび下端右側の交換リール給紙サイドレM.S.ボタン124
は、交換位置P1にある側に対して機能する点を除けば前
述の各ボタン121,122と同様である。
絵柄101の左側旋回アーム部分の右側には、上端近傍
および下端近傍にそれぞれ当接を示す矢印表示とともに
ボタン131,132が配置されている。
上端右側の巻取リール紙端合わせボタン131は、一回
押すことにより紙端合わせ処理221が起動され、巻取位
置P2のロール紙311の位置合わせが自動的に行われる。
下端右側の交換リール紙端合わせボタン132は、交換位
置P1にあるロール紙311に対して同様の処理を行う。
絵柄101の右側に表された旋回アーム部分には、上端
および下端にそれぞれ左右一対のボタン141,142,143,14
4が配置されている。
上端左側の巻取リールスリーブ前進ボタン141は、手
動モードの際に押している間、巻取位置P2にある側のス
リーブ調整機構334が作動され、ロール紙311の挟持およ
びG.S.側への移動が行われる。上端右側の巻取リールス
リーブ後退ボタン142は、手動モードの際に押している
間、スリーブ調整機構334によりロール紙311のM.S.側へ
の移動および挟持の解除が行われる。
下端左側の交換リールスリーブ前進ボタン143および
下端右側の交換リールスリーブ後退ボタン144は、交換
位置P1にある側に対して機能する点を除けば前述の各ボ
タン141,142と同様である。
これらの後退ボタン142,144には、それぞれLEDによる
発光表示が組み込まれ、スリーブ調整機構334が後退限
度に達すると移動停止に伴って点灯される。
また、絵柄101の右側旋回アーム部分内には、それぞ
れLEDによる巻取リール前進限度表示145および交換リー
ル前進限度表示146が配置され、スリーブ調整機構334が
前進限度に達すると移動停止に伴って点灯される。
なお、絵柄101の右側旋回アームの可動スリーブ部分
は、巻取位置P2側(上側)が前進した挟持状態、交換位
置P1側(下側)が後退した解除状態で描かれている。
これらの可動スリーブ部分には、それぞれブレーキ選
択ボタン151,152が配置されている。
巻取リールブレーキ選択ボタン151は、巻取位置P2側
のロール回転機構353によりロール紙311を制動させると
ともに、交換位置P1側の制動を解除する。交換リールブ
レーキ選択ボタン152は、交換位置P1側を制動させ、巻
取位置P2側の制動を解除する。
絵柄101の下側に表されたロール昇降機構部分には、
リフタ341表す部分の左右に一対のボタン161,162が配置
されるとともに、中央のサブリフタ342を表す部分の上
方には上下に一対のボタン163,164が配置されている。
左側のリフタ上昇ボタン161および右側のリフタ上昇
ボタン162は、手動モードの際に押している間、それぞ
れリフタ341が上昇または下降される。これらのボタン1
61,162には、それぞれLEDにより発光表示が組み込ま
れ、各々押されている間(動作中)は点滅されるが、リ
フタ341が移動限度に達すると移動停止に伴って点灯さ
れる。
中央上側のサブリフタ上昇ボタン163および下側のサ
ブリフタ下降ボタン164は、手動モードの際に押してい
る間、それぞれサブリフタ342が上昇または下降され
る。これらのボタン163,164にもしLEDによる発光表示が
組み込まれ、各々押されている間(動作中)は点灯さ
れ、サブリフタ342が移動限度に達すると移動停止に伴
って消灯される。
絵柄101の右側には、太枠線で囲まれた基本操作ボタ
ン群170が二列に配列されている。
左側の列には、上から手動ボタン171、準備ボタン1
72、装着位置検出LED 173、落下位置検出LED 174が配置
されている。
手動ボタン171は、制御部201の手動モード制御手段22
0を選択し、手動モードに設定するものであり、手動モ
ードに切り替わると組み込みLEDが点灯する。
準備ボタン172は、手動モードで押すことによりロー
ル回転同調処理222および紙継ぎ処理223を順次起動する
ものであり、動作の間、組み込みLEDが点灯する。
装着位置検出LED 173は、旋回アーム位置検出器322に
基づき、旋回アーム320の一端が交換位置P1にあるとき
点灯する。
落下位置検出LED 174は、旋回アーム320の一端が鉛直
下向きとなる位置等、適宜設定されるロール紙311の取
外し位置にあるとき点灯する。
右側の列には、上から自動ボタン175、スタートボタ
ン176、スタート位置検出LED 177、ペースト位置検出LE
D 178が配置されている。
手動ボタン175は、制御部201の自動モード制御手段23
0を選択し、自動モードに設定するものであり、自動モ
ードに切り替わると組み込みLEDが点灯する。
スタートボタン176は、自動モードで押すことにより
紙端合わせ処理221、ロール回転同調処理222および紙継
ぎ処理223を順次起動してオートローディング動作を実
行するものであり、その動作の間、組み込みLEDは点滅
し、完了すると点灯する。なお、このボタン176はスタ
ート位置検出LED 177が点灯状態のときのみ有効であ
る。
スタート位置検出LED 177は、自動モードの際に旋回
アーム位置検出器322に基づき、旋回アーム320の一端が
交換位置P1等の所定のオートローディングスタート位置
にあるときに点灯する。
ペースト位置検出LED 178は、自動モードの際に旋回
アーム320の一端が巻取位置P2等の所定のペースト動作
開始位置にあるときに点灯する。
基本操作ボタン群170の上方には、太枠線内に二つのL
ED表示181,182が配置されている。
上側のペースト位置表示LED 181は、紙継ぎ処理223を
起動するペーストモードの際に、旋回アーム320の巻取
位置P2側のロール紙311が所定のペースト位置にあると
きに点灯する。
下側の周速同調表示LED 182は、ペーストモードの際
に起動されるロール回転同調処理222により、巻取位置P
2側のロール紙311の周速と現在送り出されている用紙31
0の速度が同調した際に点灯する。
基本操作ボタン群170の太枠線の上方にはローディン
グ異常警報ブザー191が配置され、下方には解除ボタン1
92が配置されている。
ローディング異常警報ブザー191は、制御部201に設定
された所定の異常診断プログラムにより異常が検出され
た際に警報音を発生する。
解除ボタン192は、動作を中止したい場合あるいは危
険防止等のための緊急停止したい場合に押すことによ
り、現在実行中の処理を全て保留する。このボタン192
は押し込んだ状態でロックされ、ロック状態では右に廻
すことにより解除されて通常状態に復帰する。ボタン19
2の復帰に伴って各部の動作は再開される。
このように構成された本実施例によれば、操作パネル
100の表面に配置されたボタン111,112,121〜124,131,13
2,141〜144,151,152により、旋回アーム320の回転、ロ
ール紙311のサイドレ調整、紙端合わせ、着脱時のスリ
ーブ移動、交換用ロール紙313の昇降等の給紙装置300に
対する操作を手動により行うことができる。
この際、これらの操作に用いられるボタン111,112,12
1〜124,131,132,141〜144,151,152は、それぞれ給紙装
置300を表す絵柄101の各々が対応する位置に配置されて
いるため、オペレータは操作すべき項目のボタンを視覚
的に選択することができ、識別が容易であるため作業を
迅速にできるとともに、確実な選択により誤操作の可能
性を極めて小さくできる。
特に、アーム320旋回用の正転ボタン111、逆転ボタン
112、サイドレ調整用の各ボタン121〜124等は、絵柄101
に描かれた状態で視認した際に実際に移動する方法と一
致した配置としたため、選択した項目の操作内容につい
ても識別を迅速にでき、かつ誤操作を防止できる。
また、各操作に基づく動作状態や移動限度などの表示
を各ボタンに組み込み、あるいは別個にする場合でもス
リーブの前進限度表示145,146のように該当位置近傍に
配置したため、各々絵柄101の対応する位置において表
示することができ、監視にあたっての誤認の可能性をも
確実に低減することができる。
さらに、基本的な動作モード等を設定するボタン171
〜178等に関しては、絵柄101の側方に一括して配置した
ため、操作性を損なうことがなく、かつ絵柄101の部分
の混雑を防止して当該部分の識別性を高めることができ
る。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、以下に示すような変形をも含むものである。
すなわち、操作パネル100の表面に描かれる絵柄101と
しては、前記実施例のような送り方向正面から見た状態
(第4図相当)を示すものに限らす、例えば操作側から
見た状態(第3図相当)を示すものであってもよい。
また、絵柄101の表示にあたっては、適宜模式化すれ
ばよく、さらに単純な線画で表したもの、あるいは写実
に近いもの等であってもよい。しかし、あまり写実的あ
るいは単純すぎても却って識別しにくくなるため、前記
実施例程度のブロック状の模式表示とすることが好まし
い。
さらに、絵柄101に配置するボタン等の形状や表示用L
ED等の組み込みの有無等は実施にあたって適宜変更すれ
ばよく、項目や内容についても必要に応じて適宜選択す
ればよい。
また、本考案は、前記実施例のような制御装置200の
操作パネル101に限るものではなく、また、制御対象も
前記実施例のような印刷装置用の給紙装置300に限ら
ず、多数な給紙装置に広範に利用できるものである。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の給紙装置操作パネル
によれば、操作手段および表示手段を絵柄の対応部分に
配置することにより、各々を視覚的に明瞭に区別させる
ことが可能となり、オペレータにとって識別が容易にな
るためその作業を迅速にでき、かつ、確実な選択により
誤操作の可能性を極めて小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の位置実施例を示す正面図、第2図は同
実施例の制御系の概略構成を示すブロック図、第3図お
よび第4図はそれぞれ同実施例で制御する給紙装置を示
す概略側面図および概略正面図である。 100……操作パネル、101……絵柄、111,112,121〜124,1
31,132,141〜144,151,152……絵柄中に配置された操作
および表示用のボタン、200……制御装置、300……給紙
装置。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙ロール交換および用紙位置調整を行な
    うための複数の可動部分を有する給紙装置の制御に用い
    られる操作パネルであって、表面に前記給紙装置の複数
    の可動部分の位置関係を相似に図形化した構成図の絵柄
    を備えるとともに、前記各可動部分の操作および状態表
    示を専ら行う手段を前記絵柄のうち絵柄で図形化した各
    可動部分に対応する部位に直に配置したことを特徴とす
    る給紙装置操作パネル。
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