JP2000198475A - 後部同乗者席 - Google Patents

後部同乗者席

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JP2000198475A
JP2000198475A JP11251865A JP25186599A JP2000198475A JP 2000198475 A JP2000198475 A JP 2000198475A JP 11251865 A JP11251865 A JP 11251865A JP 25186599 A JP25186599 A JP 25186599A JP 2000198475 A JP2000198475 A JP 2000198475A
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seat
passenger seat
passenger
male
female fitting
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JP11251865A
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Masayuki Masamizu
政之 正瑞
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OGK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サドル後方の同乗者席の握り部をサドルに座
った運転者のお尻との接触を防止する。 【解決手段】 サドル2後方の荷台3に装着した同乗者
席4は、サドル2から離れるくの字形の折曲部9を介し
て握り部7を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後部同乗者席に係
り、より具体的には自転車等の後部荷台に装着(付帯)
される後部同乗者席に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自転車の後部同乗者席として、実公昭5
8−33017号公報で開示されている自転車の子供乗
せ兼用荷物篭(従来例の1)、特開平9−136682
号公報で開示されている自転車用子供椅子(従来例の
2)等が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来例の1は、座部
(底部)の抱持型(外囲い部)の左右両側の開口部(出
入口)を保護壁(プロテクタ)で閉塞して荷篭を構成
し、保護壁を倒伏したとき、足乗せ部における保護壁に
兼用したものであった。しかし、座部を荷台に装着した
とき、該座部に着座した同乗者(子供)が握る握り部
(握り杆)は座部(出入口)の前側を基部として立上り
壁(支持部)が前上り傾斜に立上っていてその上部に握
り部を備えているものであったため、サドルに座ってい
る運転者のお尻が握り部に干渉するおそれがあり、これ
では、運転者および同乗者のいずれも乗車感が損なわれ
るという課題があった。
【0004】また、座部を荷台の後側寄りに装着してサ
ドルと握り部を前後方向で離間させると、前述の乗車感
は損なわれ難くなるけれども、座部(同乗者席)を荷台
の後方よりに装着する関係上、同乗者の荷重は後方側と
なって、自転車における前後重量バランスが崩れ、運転
者は、自転車の操縦安定性が欠けて運転がしずらくなる
し、これは同乗者席を荷篭と兼用したとき、荷物の荷重
が後方側となることから、運転のしずらさを回避できな
いものであった。また、従来例の2は、子供椅子(同乗
者席)を上・下部支持枠で構成して、高さ調整自在とし
たものであって、この従来例の2においても、握り部が
サドルに接近しているので、従来例の1と同様の課題が
あった。
【0005】また、従来例の1及び2はいずれも、同乗
者(子供椅子)は、組立分解することが困難で、梱包輸
送・残庫管理等において不便なものであった。本発明
は、前述の課題を解決すべく、荷台に同乗者席を正規位
置(後方側寄りでない位置)に装着しても握り部とサド
ルに着座している運転者との干渉を少なく構成して、運
転者および同乗者の乗車感覚の違和感を解消し、しか
も、前後重量バランスを確保して操縦安定性を約束した
同乗者席を提供することが第1の目的である。
【0006】本発明は、前述の第1の目的を達成しつつ
同乗者席を荷篭と兼用できるとともに、梱包輸送・残庫
管理等が至便な同乗者席を提供することが第2の目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、サドル後方の
荷台上に装着される同乗者の座部と、該座部に着座した
同乗者が握るサドル後方に位置した握り部と、を備えて
いる後部同乗者席において、前述の第1の目的を達成す
るために、次の技術的手段を講じている。すなわち、本
発明に係る後部同乗者席は、サドル後方で該サドルに近
づく前上り傾斜状として立上っている支持部を備え、該
支持部の上部は、サドルから離れる方向の後上りの傾斜
状の折曲げ部に形成され、該折曲げ部を介して前記握り
部を備えていることを特徴とするものである(請求項
1)。
【0008】このような構成を採用したことにより、座
部を荷台の正規位置に装着しても、握り部はサドルから
離れた位置となり、サドルに座った運転者のお尻又は腰
が握り部を握っている同乗者(子供)の手指と接触する
おそれはなくなったのである。また、本発明に係る後部
同乗者席は、前記座部から立上っている支持部を備え、
該支持部にはサドルに着座した運転者との干渉を少なく
するための逃げ凹部が形成されており、この逃げ凹部の
左右両側に握り部を備えていることを特徴とするもので
ある(請求項2)。
【0009】このように構成したことにより、運転者は
支持部との干渉が少なく、しかも同乗者は握り部を確実
に握っておくことができるのである。更に、本発明に係
る後部同乗者席は、前述した請求項1又は2において、
前記座部の後側および左右側には背もたれおよび左右側
部がそれぞれ立上って形成されていて座部に着座した同
乗者を外囲いする外囲い部とされており、該外囲い部と
前記握り部を備えている支持部との間の左右側部に、同
乗者の左右の出入口が構成されていることを特徴とする
ものである(請求項3)。
【0010】このような構成を採用したことによって、
前述した請求項1又は2の作用効果を奏しつつ、同乗者
(子供)は、安定した姿勢で着座できるのである。更
に、本発明に係る後部同乗者席は、前述した請求項1又
は3において、前記支持部の立上り基部と前記握り部と
がほぼ同一垂直面上に位置して、前記立上り基部と握り
部との間は、左右の出入口空間を前方に拡大するフトコ
ロに形成されていることを特徴とするものである(請求
項4)。このような構成を採用したことにより、同乗者
(子供)を座席に着座させたり、降車したりさせると
き、出入口がフトコロによって拡大されたことにより、
これら動作が軽快かつ容易に可能となったのである。
【0011】また、本発明に係る後部同乗者席は、前述
した請求項3又は4において、左右の出入口空間は、座
部に着座した同乗者における両脚の挿通部とされてお
り、該左右の出入口には同乗者の足乗せ部を有する支脚
が備えられていることを特徴とするものである(請求項
5)。このような構成を採用したことにより、同乗者
(子供)は、両脚を足乗せ部にしっかりと載置した状態
で、しかも、運転者のお尻に手指が邪魔されることな
く、安心した精神状態での着席が可能となったのであ
る。
【0012】更に、本発明に係る後部同乗者席は、前述
した請求項5において、左右の出入口と左右の足乗せ部
との間における左右支脚の中間部位に、前後方向に延伸
した左右のプロテクタが備えられていることを特徴とす
るものである(請求項6)。このような構成を採用した
ことにより、前述した請求項5の作用効果を奏しつつ、
同乗者の脚部,衣服等が後車輪に接触したり、巻込まれ
ることがなくなったのである。また、本発明に係る後部
同乗者席は、前述した請求項1〜6において、握り部を
有する支持部と、足乗せ部を有する左右の支脚の台座部
とが第1の雄・雌嵌合手段を介して組立分解自在に接合
され、該左右支脚部の台座部と外囲い部を有する座部と
が第2の雄・雌嵌合手段を介して組立て分解自在に接合
されていることを特徴とするものである(請求項7)。
【0013】このような構成を採用したことにより、前
述した請求項1〜6の作用効果を奏しつつ、握り部を有
する支持部と、左右支脚の台座部と、座部との部品(パ
ーツ)に少なくとも分解できて梱包輸送等が至便となっ
て前述した第2の目的が達成できたのである。更に、本
発明に係る後部同乗者席は、前述した請求項7における
左右支脚の台座部は、第3の雄・雌嵌合手段を介して組
立分解自在に接合されており、組立てられた左右の支脚
の台座部の前側に握り部を有する支持部が第1の雄・雌
嵌合手段を介して接合され、前記台座部の後側に外囲い
部を有する座部が第2の雄・雌嵌合手段を介して接合さ
れていることを特徴とするものである(請求項8)。
【0014】このような構成を採用したことにより、前
述した請求項1〜7の作用効果を奏しつつ、左右支脚の
台座部が第3の雄・雌嵌合手段で組立分解できて、よ
り、細かいパーツとなったのである。また、本発明に係
る後部同乗者席は、前述した請求項1〜8のいずれかに
おいて、荷台の前後で当該荷台を挟みつけて挟着する第
1・2挟着手段を備え、請求項6および請求項7に記載
の第1・2雄・雌嵌合手段並びに請求項7に記載の第3
雄・雌嵌合手段のそれぞれは、前記第1・2挟着手段を
介して接合されていることを特徴とするものである(請
求項9)。
【0015】このような構成を採用したことによって、
第1〜3の雄・雌嵌合手段を介して組立分解自在として
梱包輸送等を至便としつつ第1・2挟着手段を介して荷
台にしっかりと挟着可能となったのである。更に、本発
明に係る後部同乗者席は、請求項1〜9において、請求
項3に記載の外囲い部を有する座部は第1の親同乗席を
構成して荷台に固定可能であり、座部とこの座部から立
上っている背もたれおよび左右側部を有する子同乗席が
前記親同乗席に反転自在として嵌装されており、該子同
乗席を反転させて保持させたとき、前記親同乗席とこの
前方の子同乗席とで荷カゴを構成していることを特徴と
するものである(請求項10)。
【0016】このような構成を採用したことにより、同
乗者席を荷篭と兼用することがなくなったのである。ま
た、本発明に係る後部同乗者席は、前述した請求項10
において、親・子同乗席を保持するロック手段と親・子
同乗席によって荷カゴを構成したときのロック手段が共
通のロック手段であることを特徴とするものである(請
求項11)。このような構成を採用したことにより、同
乗席と荷カゴの形態に姿勢変更させたときのロック手段
が併用できて部品点数の節減となるし、ロック手段の紛
失等もないのである。
【0017】本発明に係る後部同乗者席は、以上の通り
であるが、該同乗者席は自転車の荷台だけでなく、スク
ータ等の軽2輪車等の荷台にも装着できるのである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図1〜図4は、サドル2を有
する自転車1の荷台3上に装着した同乗者席(子供椅
子)4を示しており、図5〜図7は当該同乗者席4を、
荷カゴ5と兼用したものを示している。本発明に係る同
乗者席4は、サドル2後方の荷台3上に装着される同乗
者の座部6と、該座部6に着座した同乗者が握るサドル
2後方に位置した握り部7と、を備えている。
【0019】前記同乗者席4は、サドル2後方で該サド
ル2に近づく前上り傾斜状として立上っている支持部8
を備え、該支持部8の上部は、サドル2から離れる方向
の後上り傾斜状の折曲げ部9に形成され、該折曲げ部9
を介して前記握り部7を備え、該握り部7はサドル2よ
りやや高所に位置されている。これによって、サドル2
に座った運転者のお尻と握り部7とは離反され、これ
故、同乗者の手指等は邪魔とならないのである。更に、
前記座部6の後側および左右側には背もたれ10Aおよ
び左右側部10Bがそれぞれ立上って形成されていて座
部6に着座した同乗者を外囲いする平面視コ字形の外囲
い部10とされており、該外囲い部10と前記握り部7
を備えている支持部8との間の左右側部に、同乗者の左
右の出入口11が構成されている。
【0020】前記支持部8の立上り基部8Aを前記握り
部7とは図2で示すようにほぼ同一垂直面B上に位置し
て、前記立上り基部8Aと握り部7との間は、左右の出
入口11の空間11Aを前方に拡大するフトコロ11B
に形成されている。このフトコロ11Bが形成されてい
ることによって、同乗者の乗入れ等は容易となるのであ
る。更に、左右の出入口空間11Aは、座部6に着座し
た同乗者における両脚の挿通部とされており、該左右の
出入口11には同乗者の足乗せ部12Aを有する支脚1
2が備えられている。これによって、外囲い部10を有
する座部6に着座した同乗者はその両脚を足乗せ部12
Aに載置可能となるのである。
【0021】また、左右の出入口11と左右の足乗せ部
12Aとの間における左右支脚12の中間部位は、前後
方向の延伸した左右のプロテクタ12Bが備えられてい
る。このように、プロテクタ12Bを備えているので、
同乗者の衣服等が後輪1B等に巻込まれるのを防止でき
るのである。更に、握り部7を有する支持部8と、足乗
せ部12Aを有する左右の支脚12の台座部12Cとが
第1の雄・雌嵌合手段13を介して組立分解自在に接合
されているとともに、台材部12Cと外囲い部10を有
する座部6とが第2の雄・雌嵌合手段14を介して組立
て分解自在に接合されている。
【0022】このように、支持部8と支脚12とを第1
雄・雌嵌合手段13で組立分解自在とし、支脚12と座
部6とを第2雄・雌嵌合手段14で組立分解自在とする
ことによって、少なくとも、支持部8と支脚12および
座部6との3パーツとして個別に梱包輸送することが可
能となるのである。また、左右支脚12の台座部12C
は、第3の雄・雌嵌合手段15を介して組立分解自在に
接合されており、組立てられた左右の支脚12の台座部
12Cの前側に握り部7を有する支持部8が第1の雄・
雌嵌合手段13を介して接合され、前記台座部12Cの
後側に外囲い部10を有する座部6が第2の雄・雌嵌合
手段14を介して接合されていることによって、同乗車
席4は4パーツとなって個別の梱包輸送がより便利とな
っているのである。
【0023】更に、同乗者席4は、その底部(座部6)
を荷台3上に載置して装着するとき、荷台3の前後で当
該荷台3を挟みつけて挟着する第1・2挟着手段16,
17を備え、前記第1・2雄・雌嵌合手段13,14並
びに第3雄・雌嵌合手段15のそれぞれは前記第1・2
挟着手段16,17を介して接合されているのである。
このように、第1・2挟着手段16,17を介して接合
することによって、支持部8と台座部12Cとは確実に
接合され、台座部12Cと座部6とは確実に接合される
し、左右の台座部12C同士も確実に接合されるのであ
る。
【0024】より具体的に説明すると、支持部8の基部
8Aは平坦部8Bとされていて、該平坦部8Bの後面に
第1雄・雌嵌合手段13の雌嵌合用の凹部13Aが形成
されており、基部8Aには左右の支脚8Cが立設されて
いてこの支脚8Cに亘って正背面視で閉ループ形状の折
曲げ部9が形成されており、上端は握り部7が一体に形
成されている。この握り部7を有する支持部8は、P
P,ABS,ナイロン等の樹脂材で一体成形されてお
り、握り部7には滑り止め用凹凸条を形成することが望
ましい。
【0025】但し、樹脂材以外の例えば金属材で作成す
ることも可能であり、握り部7はゴム等の筒状弾性材で
構成して嵌合させたものでも良い。左右の支脚12は台
座部12Cを左右一体として構成することもできるが、
図示では左右の支持12の台座部12Cは第3雄・雌嵌
合手段15によって接合されており、左右の支脚12の
台座部12Cはこれが嵌合手段15によって左右一体化
されたとき、座部6の一部を構成しているとともに、台
座部12Cの前側には前記凹部13Aに挿脱自在の舌片
13Bを有し、この舌片13B雄・雌嵌合手段13の雄
嵌合部を構成している。
【0026】更に、支持部8の平坦部8Bには段差部を
介して後方に延伸した帯状受け8Dが形成されており、
この帯状受け8Dは、雄・雌嵌合手段13を嵌挿したと
き、支脚12の台座部12Cを重ね合わせ可能となって
おり、帯状受け部8Dと台座部12Cのそれぞれには、
これを重ね合わせたときに平坦面部8Bと台座部12C
とを図4で示すように面一(同一水平面)にした状態で
互いに合致するボルト(ネジ棒)16Aの挿通孔16
B,16Cが幅方向に間隔を有して複数個開設されてい
る。
【0027】更に、荷台3の下面には、前記挿通孔16
B,16Cと合致する雌ネジ孔16Dを有する帯状止具
16Eが装着され、この止具17Eと台座部12C等と
で荷台3を挟着した状態でボルト16Aで締結すること
で第1挟着手段16を構成しているのである。また、台
座部12Cの挿通孔16Bは図4で示すように座ぐり1
6Fを有してボルト16Aの頭を台座部12Cの上面か
ら沈み込ませることが可能となっている。
【0028】なお、帯状止具16Eの雌ネジ孔16D
は、該止具16Eの下面にナットを溶接したものでも良
いし、ネジ孔16Dをストレート孔として、溶接又は溶
接していないナットにボルトを螺合するものであっても
良く、このような構成は第2挟着手段17についても採
用される。また、挿通孔16B,16Cおよびネジ孔1
6Dを間隔をおいて開設したことにより、荷台3の杆部
3Aを避けてネジ棒(ボルト)16Aを少なくとも左右
2ヶ所で帯状受け8Dに止着できる。
【0029】更に、左右の支脚12に備えているプロテ
クタ12Bは図1で示すように前後両端が外方に弯曲す
るものとされていて、該弯曲部12Dによって衣服の前
後からの後輪1Bに対する巻込みを防止しており、プロ
テクタ12Bは前後方向の長孔を上下に間隔をおいて有
する格子形とすることでデザイン性を向上しつつ材料の
無駄を少なくしているとともに、足乗せ部12Aに乗せ
た同乗者の脚がムレないようにされているが、該プロテ
クタ12Bは格子形でない平面で形成することもできる
し、また、メッシュ構成にもできる。
【0030】また、左右の支脚12の足乗せ部12Aは
その内周で前後に延びた立上り壁12Eを形成すること
によって足元をガードするようにすることが望ましい。
更に、左右の支脚12は、足乗せ部12A、プロテクタ
12B、台座部12Cを一体としたPP,ABS,ナイ
ロン等の樹脂材で成形することが望ましいが、金属材で
構成しても良い。左右の支脚12を樹脂製としたとき
は、図8で示すように台座部12Cの裏面(下面に)に
補強リブ12Fを左右方向に延伸して前後に間隔をおい
て形成することが望ましい。
【0031】更に、左右の支脚12における台座部12
Cはこれを一体に構成しても良いが、これを左右で分離
したときは、その分離部は前後方向となり、この分離部
を第3雄・雌嵌合手段15で組立て分解自在に接合して
いる。この第3雄・雌嵌合手段15は、図1で示すよう
に一方の台座部12Cの前後からそれぞれ他方に向って
突出した平面状舌部15A,15Bを有し、この平面状
舌部15A,15Bが他方の台座部12Cの下面に挿脱
自在に嵌合されており、この平面状舌部15A,15B
を互いに嵌合した状態で第1・2挟着手段16,17に
て接合することによって左右台座部12Cの前後方向の
分離部(衝合部)15Cからの離脱は防止されている。
【0032】図1で示すように、外囲い部10を有する
座部6は、左右の支脚12の台座部12Cに第2雄・雌
嵌合手段14を介して組立て分解自在として接合されて
おり、該手段14は、座部6の前側中央部に形成された
凹所14Aとこの凹所14Aに重ね合される台座部12
Cから延伸した舌片14Bとから構成されており、凹所
14Aを舌片14Bにはこれを重ね合わせたときに互い
に合致する挿通孔17A,17Bが形成されており、こ
の挿通孔17A,17Bにボルト(ネジ棒)17Cを挿
通して雌ネジ孔17Dを有する帯状受け(止具)17E
にて第2挟着手段17とされている。
【0033】すなわち、帯状止具17Eを荷台3の下面
に装着して挿通孔17A,17Bと雌ネジ孔17Dにボ
ルト17Cを螺合することによって荷台3を挟着してお
り、ここに、第1・2挟着手段16,17は同乗者席4
の下面(底面)において前後に位置して荷台3に同乗者
席4を組立て分解自在に挟着しているのであり、凹所1
4Aの下面(裏面)には図9で示すように左右の位置決
め部14Cを形成し、舌片14Bには位置決め部14C
に雄・雌嵌合する突起14Dを形成して、支脚12と座
部6を組立るときの位置決めを容易としている。
【0034】なお、第2挟着手段17の雌ネジ孔17D
についてはこれをストレート孔として前述した第1挟着
手段16と同様にナット止めとすることも可能である。
更に、外囲い部10を有する座部6は親同乗席4Aを構
成して荷台3に前述した第1・2挟着手段16,17を
介して固定可能であり、座部6Bとこの座部6Bから立
上っている背もたれ10Cおよび左右側部10Dを有す
る子同乗席4Bが前記親同乗席4Aに反転自在として嵌
装されており、該子同乗席4Bを反転させて保持させた
とき、前記の親同乗席4Aとこの前方の子同乗席4Bと
で荷カゴ5を構成している(図5参照)。
【0035】また、前述した親・子同乗席4A,4Bを
保持するロック手段18が備えられており、このロック
手段18と親・子同乗席4A,4Bによって荷カゴ5を
構成したときのロック手段18が共通のロック手段とさ
れている。より具体的に説明すると、子同乗席4Bはこ
れを親同乗席4Aに嵌装したとき(図3,4参照)、凹
所14Aに対応する凹所18Aが座部6Bの前側中央に
形成されていて、この凹所18Aにはロック手段18の
挿通孔(ロック孔)18Bが形成されており、該ロック
手段18は親同乗者席4Aの凹所14Aに段差部18C
を介して形成した凹所18Dに軸心廻りに回動可能とし
て頭18Eを有するロック具18Fを備えてなり、頭1
8Eを挿通した後、頭18Eを軸心廻りに回動すること
でロック位置となるようにロック孔18Bに係脱自在と
されている。
【0036】なお、左右の舌片14B間には、図9で示
すように凹所14Aの嵌合孔18Gが形成されている。
更に、子同乗者席4Bの背もたれ10Cは親同乗席4A
の背もたれ10Aより背たけが低く形成されており、該
背もたれ10Cには、子同乗者席4Bを反転して前荷カ
ゴを構成したときのロック孔18Hが形成されている。
また、図4で示すように、親同乗者席4Aに子同乗者席
4Bを嵌装したとき、座部6Bおよび台座部12Cに至
る長さの帯状クッション19がその一端を背もたれ10
Aの内面に固着19Aされ、該クッションの他端はフリ
ー(自由状態)19Bとされている。
【0037】親同乗者席4Aの左右側部10Bと子同乗
者席4Bの左右側部10Dとは、上端部の重ね合わせ部
20Aによって抜け止め頭20Bを有する枢軸20によ
って回動自在であり、この枢軸20を中心に親・子同乗
者席4A,4Bは反転自在に組み合わされている。ま
た、子同乗者席4Bの左右側部10Dには子同乗者席4
Bを枢軸20を中心に反転させるときの該軸20の摺動
案内カム溝20Cが形成されている。従って、図4に示
した同乗者席4を親・子同乗者席4A,4Bで構成した
状態から、荷カゴ5を構成するには、ロック手段18の
頭18Eをロック孔18Bに挿通すべく回動させ、子同
乗者席4Bの座部6Bを少し持ち上げるロックを解除さ
せ、該座部6Bを枢軸20を支点に図4の矢示Aの如く
持上げることによって、子同乗者席4Bの座部6Bが前
荷カゴを構成し、出入口11を子同乗者席4Bの左右側
部10Dによって閉塞した状態となり、背もたれ10C
が前荷カゴの底を構成するので、ロック孔18Hをロッ
ク手段18にてロックして荷カゴ5の底を保持するので
ある(図5〜図7参照) この荷カゴ5を形造ったとき、図5及び図7で示すよう
に、フトコロ11B(折曲部9)に子同乗者席4Bの座
部6B(荷カゴのときは荷カゴ前壁)が収まるようにな
って、容量を増大した荷カゴ5を構成し、クッション1
9は荷カゴ5の底に敷設されて荷物のクッションにもな
るのである。
【0038】図7に示した荷カゴ5の形態から、同乗者
席4を構成させるため子同乗者席4Bを反転させるに
は、ロック手段18を一旦解放し、図7の矢示Bのよう
に子同乗者席4Bを枢軸20を支点に回動させ、図4で
示すように、ロック手段18でロック孔18Bを再度ロ
ック保持すればよいのである。また、ロック手段18に
おけるロック具18Fの頭18Eの下面はこれを軸心廻
りに回動させたとき、ロック力(摩擦力)を徐々に増大
するテーパー面に形成することが望ましい。
【0039】なお、親・子同乗者席4A,4Bで同乗者
席4を構成したとき、両者4A,4Bの左右側部間には
スキマが形成されることから、このスキマを埋める詰物
体21を親同乗者席4Aの左右側部10Bの内面に形成
することが望ましい。また、親・子同乗者4A,4Bで
同乗者席4を構成したとき、子同乗者席4Bの背もたれ
10Cには、同乗者(子供)の振止め用としてバックル
22Aを有するバンド手段22を図3で示すように装着
することが望ましい。なお、親・子同乗者4A,4B
は、PP,ABS,ナイロン等の樹脂材で構成すること
が望ましいが、勿論金属製で構成することもできる。
【0040】また、前述した第1〜3雄・雌嵌合手段1
3,14,15の雄・雌関係は図示とは逆関係の雄・雌
構造とすることもできる。図10〜図14は請求項2に
係る本発明の実施形態を示しており、図1〜図9を参照
して既述した構成と共通する部分は共通符号で示し、以
下、専ら相違する構成について説明する。座部6から立
上っている支持部8には、サドル2に着座した運転者と
の干渉を少なくするための逃げ凹部108が形成されて
おり、該逃げ凹部108の左右両側に握り部7を備えて
いる。
【0041】図10、図11では逃げ凹部108は支持
部8の水平杆部108Aを後方にほぼ水平面上にてサド
ル2から離れるように折曲することで形成され、図12
ではほぼ垂直面上で下方に折曲することで逃げ凹部10
8が形成されている。図13は図11では平面視ほぼコ
字形に折曲したのを、平面視で弯曲形に折曲したもので
あり、図14は図12において前面視コ字形に折曲した
のを前面視で弯曲形に折曲してそれぞれ逃げ凹部108
としたものである。また、握り部7については支持部8
の左右端部(図1,3では水平杆部の左右中央部)に、
弾性材料製の滑り止め機能を有する筒体を套嵌して構成
しているが、この筒体を套嵌せずに支持部又は水平杆自
体で構成しても良い。更に、握り部7はこれを左右端部
に備えたときは、図13の仮想線で示すように後方に指
向した形態又は上・下に指向した形態で備えても良い。
【0042】更に、支持部8については図1、図2で示
したように、前上り傾斜状として立上らせ、この上部を
後上り状の傾斜状の折曲部に形成しつつ逃げ凹部108
を更に付加する構成とすることもできる。また、図10
に示す全体構成において、図1〜図9を参照して既述し
た構成、例えば外囲い部10、支脚12、ロック手段1
8、第1〜3雄・雌嵌合手段13,14,15同乗者席
4(親・子同乗者席4A,4B)等の構成は共通して備
えているものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によればサド
ルに座った運転者のお尻が邪魔することなく同乗者は握
り部を把持できて、しかも、前後重量バランスが良好な
ものとなる。また、本発明に係る後部同乗者席は数個の
パーツに分解できて梱包輸送、商品管理が至便となる
し、荷カゴにも兼用できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同乗者席の分解斜視図である。
【図2】本発明に係る同乗者席の組立状態の側面図であ
る。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の拡大断面図であり、荷カゴにするときの
動作を併せて示している。
【図5】同乗者席を荷カゴとしたときの側面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の拡大断面図である。
【図8】座席の出入口付近の拡大断面図である。
【図9】支持部,支脚,座の3パーツの分解斜視図であ
る。
【図10】請求項2に係る実施の形態の側面図である。
【図11】図10の要部第1例を示す斜視図である。
【図12】図10の要部第2例を示す斜視図である。
【図13】他の例の要部平面図である。
【図14】他の例の要部前面図である。
【符号の説明】
2 サドル 3 荷台 4 同乗者席 6 座部 7 握り部 8 支持部 9 折曲部 10 外囲い部 12 支脚

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サドル後方の荷台上に装着される同乗者
    の座部と、該座部に着座した同乗者が握るサドル後方に
    位置した握り部と、を備えている後部同乗者席におい
    て、 サドル後方で該サドルに近づく前上り傾斜状として立上
    っている支持部を備え、該支持部の上部は、サドルから
    離れる方向の後上りの傾斜状の折曲げ部に形成され、該
    折曲げ部を介して前記握り部を備えていることを特徴と
    する後部同乗者席。
  2. 【請求項2】 サドル後方の荷台上に装着される同乗者
    の座部と、該座部に着座した同乗者が握る握り部と、を
    備えている後部同乗者席において、 前記座部から立上っている支持部を備え、該支持部には
    サドルに着座した運転者との干渉を少なくするための逃
    げ凹部が形成されており、この逃げ凹部の左右両側に握
    り部を備えていることを特徴とする後部同乗者席。
  3. 【請求項3】 前記座部の後側および左右側には背もた
    れおよび左右側部がそれぞれ立上って形成されていて座
    部に着座した同乗者を外囲いする外囲い部とされてお
    り、該外囲い部と前記握り部を備えている支持部との間
    の左右側部に、同乗者の左右の出入口が構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の後部同乗者席。
  4. 【請求項4】 前記支持部の立上り基部と前記握り部と
    がほぼ同一垂直面上に位置して、前記立上り基部と握り
    部との間は、左右の出入口空間を前方に拡大するフトコ
    ロに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    後部同乗者席。
  5. 【請求項5】 左右の出入口空間は、座部に着座した同
    乗者における両脚の挿通部とされており、該左右の出入
    口には同乗者の足乗せ部を有する支脚が備えられている
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の後部同乗者
    席。
  6. 【請求項6】 左右の出入口と左右の足乗せ部との間に
    おける左右支脚の中間部位に、前後方向に延伸した左右
    のプロテクタが備えられていることを特徴とする請求項
    5記載の後部同乗者席。
  7. 【請求項7】 握り部を有する支持部と、足乗せ部を有
    する左右の支脚の台座部とが第1の雄・雌嵌合手段を介
    して組立分解自在に接合され、該左右支脚部の台座部と
    外囲い部を有する座部とが第2の雄・雌嵌合手段を介し
    て組立分解自在に接合されていることを特徴とする請求
    項1〜6のいずれかに記載の後部同乗者席。
  8. 【請求項8】 請求項7における左右支脚の台座部は、
    第3の雄・雌嵌合手段を介して組立分解自在に接合され
    ており、組立てられた左右の支脚の台座部の前側に握り
    部を有する支持部が第1の雄・雌嵌合手段を介して接合
    され、前記台座部の後側に外囲い部を有する座部が第2
    の雄・雌嵌合手段を介して接合されていることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の後部同乗者席。
  9. 【請求項9】 荷台の前後で当該荷台を挟みつけて挟着
    する第1・2挟着手段を備え、請求項7および請求項8
    に記載の第1・2雄・雌嵌合手段並びに請求項7に記載
    の第3雄・雌嵌合手段のそれぞれは、前記第1・2挟着
    手段を介して接合されていることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれかに記載の後部同乗者席。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の外囲い部を有する座
    部は親同乗席を構成して荷台に固定可能であり、座部と
    この座部から立上っている背もたれおよび左右側部を有
    する子同乗席が前記親同乗席に反転自在として嵌装され
    ており、該子同乗席を反転させて保持させたとき、前記
    の親同乗席とこの前方の子同乗席とで荷カゴを構成して
    いることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の
    後部同乗席。
  11. 【請求項11】 親・子同乗席を保持するロック手段と
    親・子同乗席によって荷カゴを構成したときのロック手
    段が共通のロック手段であることを特徴とする請求項1
    0に記載の後部同乗席。
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