JPH0242546Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242546Y2 JPH0242546Y2 JP12104386U JP12104386U JPH0242546Y2 JP H0242546 Y2 JPH0242546 Y2 JP H0242546Y2 JP 12104386 U JP12104386 U JP 12104386U JP 12104386 U JP12104386 U JP 12104386U JP H0242546 Y2 JPH0242546 Y2 JP H0242546Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- legs
- shape
- upper frame
- bicycle
- seat member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Steering Devices For Bicycles And Motorcycles (AREA)
- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自転車の前部に幼児を同乗させる場
合に使用する着脱自在な幼児用座席装置に関する
ものである。
合に使用する着脱自在な幼児用座席装置に関する
ものである。
(従来の技術)
従来のこの種の幼児同乗器としては、例えば実
公昭45−16737号や実公昭45−16738号公報に開示
されたものがある。
公昭45−16737号や実公昭45−16738号公報に開示
されたものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら上述の従来装置は、構造が複雑で
あり、しかも最も一般的な折り畳み同乗器の板状
の腰掛部を単に布に置き換えたものであるから、
あまり幼児の乗り心地や、安全性の考慮がなされ
ていないという問題点があつた。
あり、しかも最も一般的な折り畳み同乗器の板状
の腰掛部を単に布に置き換えたものであるから、
あまり幼児の乗り心地や、安全性の考慮がなされ
ていないという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段)
上述の問題点を解決するため本考案において
は、パイプを素材として、平面形状をほぼアーチ
型に湾曲して上枠を形成すると共に、その左右の
底辺部をそれぞれ適当間隔をおいて下方へ折り曲
げて両脚部を形成すると共に、この両脚の下端部
をそれぞれ両外側へ折り曲げて足載部を形成し、
コツプの前半部を切欠した形状の腰掛部材を布等
の可撓性材で形成し、この腰掛部材の上縁部を前
記上枠に巻き掛けて腰掛部材を吊下し、前記両脚
部間を連結する支持板を脚部に固着し、この脚部
の上部前面にハンドルバーに係止できる左右2個
の上フツクを傾動自在に枢着すると共に、ハンド
ルポストに係止できる下フツクを前記支持板に回
動自在に枢着して自転車の幼児用座席装置を構成
する。
は、パイプを素材として、平面形状をほぼアーチ
型に湾曲して上枠を形成すると共に、その左右の
底辺部をそれぞれ適当間隔をおいて下方へ折り曲
げて両脚部を形成すると共に、この両脚の下端部
をそれぞれ両外側へ折り曲げて足載部を形成し、
コツプの前半部を切欠した形状の腰掛部材を布等
の可撓性材で形成し、この腰掛部材の上縁部を前
記上枠に巻き掛けて腰掛部材を吊下し、前記両脚
部間を連結する支持板を脚部に固着し、この脚部
の上部前面にハンドルバーに係止できる左右2個
の上フツクを傾動自在に枢着すると共に、ハンド
ルポストに係止できる下フツクを前記支持板に回
動自在に枢着して自転車の幼児用座席装置を構成
する。
(作用)
本考案装置は、上述のように上枠と両脚部より
なるフレームが、一本のパイプで形成されている
ため、構造がきわめて簡単で製造も容易になる。
なるフレームが、一本のパイプで形成されている
ため、構造がきわめて簡単で製造も容易になる。
また腰掛部材は、コツプの前半部を切欠した形
状のものを布等の可撓性材で形成し、この腰掛部
材の上縁部を前記フレームの上枠に巻き掛けて腰
掛部材を吊下するようにしたから、幼児の腰回り
を全体的に柔らかく抱くように保持することがで
きる。またフレームの脚部の下端部には足載部も
一体的に形成されているため、本考案の座席装置
は幼児の乗り心地を向上させると共に、安全性を
確保することができる。
状のものを布等の可撓性材で形成し、この腰掛部
材の上縁部を前記フレームの上枠に巻き掛けて腰
掛部材を吊下するようにしたから、幼児の腰回り
を全体的に柔らかく抱くように保持することがで
きる。またフレームの脚部の下端部には足載部も
一体的に形成されているため、本考案の座席装置
は幼児の乗り心地を向上させると共に、安全性を
確保することができる。
またどのような自転車のハンドルバーにも係止
できるように、傾動自在に設けた2個の上フツク
と、ハンドルポストに係止できるように回動自在
に枢着した下フツクによつて、本考案装置はどの
ような自転車にも容易に着脱することができる。
できるように、傾動自在に設けた2個の上フツク
と、ハンドルポストに係止できるように回動自在
に枢着した下フツクによつて、本考案装置はどの
ような自転車にも容易に着脱することができる。
さらに本考案装置は、従来装置のように折り畳
むことなく、そのまま積み重ねることができるか
ら、保管に場所を要しない上に、輸送も容易にな
る。
むことなく、そのまま積み重ねることができるか
ら、保管に場所を要しない上に、輸送も容易にな
る。
(実施例)
以下、図面について本考案装置の一実施例を説
明する。図中1(第1図参照)は自転車のヘツド
パイプ、2はハンドルポスト、3はハンドルバー
である。
明する。図中1(第1図参照)は自転車のヘツド
パイプ、2はハンドルポスト、3はハンドルバー
である。
本実施例においては、パイプを素材として、平
面形状をほぼアーチ型に湾曲して上枠4(第3図
参照)を形成すると共に、その左右の底辺部4a
(第4図参照)をそれぞれ適当間隔をおいて下方
へ折り曲げて両脚部5を形成すると共に、この両
脚5の下端部をそれぞれ両外側へ折り曲げて足載
部6を形成し、この足載部6の端部にゴム製のキ
ヤツプ7を嵌着する。8は上枠4の前側の屈曲部
を覆うように被着した発泡プラスチツク製のクツ
シヨンである。
面形状をほぼアーチ型に湾曲して上枠4(第3図
参照)を形成すると共に、その左右の底辺部4a
(第4図参照)をそれぞれ適当間隔をおいて下方
へ折り曲げて両脚部5を形成すると共に、この両
脚5の下端部をそれぞれ両外側へ折り曲げて足載
部6を形成し、この足載部6の端部にゴム製のキ
ヤツプ7を嵌着する。8は上枠4の前側の屈曲部
を覆うように被着した発泡プラスチツク製のクツ
シヨンである。
また、コツプの前半部を切欠した形状の腰掛部
材9を布等の可撓性材で形成し、この腰掛部材9
の上縁部を前記上枠に巻き掛けて袋状部9aと
し、この袋状部9aにより腰掛部材9を吊下す
る。
材9を布等の可撓性材で形成し、この腰掛部材9
の上縁部を前記上枠に巻き掛けて袋状部9aと
し、この袋状部9aにより腰掛部材9を吊下す
る。
また前記両脚部5間を連結する支持板10およ
び腰掛部材9の前縁中央部を支承する支承板11
をリベツト12によつて腰部5に固着する。13
(第3図参照)は脚部5に設けたリベツト挿通孔
である。
び腰掛部材9の前縁中央部を支承する支承板11
をリベツト12によつて腰部5に固着する。13
(第3図参照)は脚部5に設けたリベツト挿通孔
である。
また側面形状がほぼC字型で、自転車のハンド
ルバー3に係止できるように形成した左右2個の
上フツク14を、それぞれ脚部5の上部前面に前
記した上方のリベツト12および上フツク14に
設けた孔14aを介して傾動自在に枢着すると共
に、自転車のハンドルポスト2に係止できる下フ
ツク15を前記支持板10の下部中央に、下フツ
ク15の孔15aおよびリベツト12を介して回
動自在に枢着する。
ルバー3に係止できるように形成した左右2個の
上フツク14を、それぞれ脚部5の上部前面に前
記した上方のリベツト12および上フツク14に
設けた孔14aを介して傾動自在に枢着すると共
に、自転車のハンドルポスト2に係止できる下フ
ツク15を前記支持板10の下部中央に、下フツ
ク15の孔15aおよびリベツト12を介して回
動自在に枢着する。
この下フツク15は、第5図aに示すように、
正面形状をZ字状に形成すると共に、平面形状を
第5図bに示すように、ほぼ前円後方型に形成
し、側面形状を第5図cに示すようにコ字状に形
成する。図中15aはリベツト挿通用の孔、15
bは上辺部、15cは下辺部、15dは上辺部1
5bと下辺部15cとを連結する斜辺部である。
なお第1図に示す16は本考案装置に着座させた
幼児である。
正面形状をZ字状に形成すると共に、平面形状を
第5図bに示すように、ほぼ前円後方型に形成
し、側面形状を第5図cに示すようにコ字状に形
成する。図中15aはリベツト挿通用の孔、15
bは上辺部、15cは下辺部、15dは上辺部1
5bと下辺部15cとを連結する斜辺部である。
なお第1図に示す16は本考案装置に着座させた
幼児である。
上述のように構成した本考案装置を自転車に取
り付けるには、第1図に示すように、まず上フツ
ク14を自転車のハンドルバー3に係合させる。
この場合左右の上フツク14はそれぞれ傾動自在
であるから、ハンドルバー3が水平でなく、どの
ように傾斜していても十分それに対応することが
できる。
り付けるには、第1図に示すように、まず上フツ
ク14を自転車のハンドルバー3に係合させる。
この場合左右の上フツク14はそれぞれ傾動自在
であるから、ハンドルバー3が水平でなく、どの
ように傾斜していても十分それに対応することが
できる。
つぎに下フツク15は、最初第6図aに示す状
態にして自転車のハンドルポスト2に嵌合させた
後、矢印Aのように回動させて第6図bの状態に
する。第6図cはその平面図であり、この状態で
は下フツク15がハンドルポスト2を包むように
なるから下フツク15がハンドルポスト2から外
れなくなる。
態にして自転車のハンドルポスト2に嵌合させた
後、矢印Aのように回動させて第6図bの状態に
する。第6図cはその平面図であり、この状態で
は下フツク15がハンドルポスト2を包むように
なるから下フツク15がハンドルポスト2から外
れなくなる。
(考案の効果)
本考案装置は、上述のように上枠4と両脚部5
よりなるフレームが、一本のパイプで形成されて
いるため、構造がきわめて簡単で製造も容易にな
る。
よりなるフレームが、一本のパイプで形成されて
いるため、構造がきわめて簡単で製造も容易にな
る。
また腰掛部材9は、コツプの前半部を切欠した
形状のものを布等の可撓性材で形成し、この腰掛
部材9の上縁部を前記フレームの上枠4に巻き掛
けて腰掛部材9を吊下するようにしたから、幼児
の腰回りを全体的に柔らかく抱くように保持する
ことができる。またフレームの脚部5の下端部に
は足載部6も一体的に形成されているため、本考
案の座席装置は幼児の乗り心地を向上させると共
に、安全性を確保することができる。
形状のものを布等の可撓性材で形成し、この腰掛
部材9の上縁部を前記フレームの上枠4に巻き掛
けて腰掛部材9を吊下するようにしたから、幼児
の腰回りを全体的に柔らかく抱くように保持する
ことができる。またフレームの脚部5の下端部に
は足載部6も一体的に形成されているため、本考
案の座席装置は幼児の乗り心地を向上させると共
に、安全性を確保することができる。
またどのような自転車のハンドルバー3も係止
できるように、傾動自在に設けた2個の上フツク
14と、ハンドルポスト2に係止できるように回
動自在に枢着した下フツク15によつて、本考案
装置はどのような自転車にも容易に着脱すること
ができる。
できるように、傾動自在に設けた2個の上フツク
14と、ハンドルポスト2に係止できるように回
動自在に枢着した下フツク15によつて、本考案
装置はどのような自転車にも容易に着脱すること
ができる。
さらに本考案装置は、従来装置のように折り畳
むことなく、そのまま積み重ねることができるか
ら、保管に場所を要しない上に、輸送も容易にな
る。
むことなく、そのまま積み重ねることができるか
ら、保管に場所を要しない上に、輸送も容易にな
る。
以上のように本考案装置は実用上多くのすぐれ
た効果がある。
た効果がある。
第1図は本考案装置を取り付けた自転車の側面
図、第2図は本考案装置の斜視図、第3図および
第4図はその分解斜視図、第5図aはその下フツ
クの正面図、同図bはその平面図、同図cは同側
面図、第6図a,b,cは下フツクをハンドルポ
ストに係止する作動順序を示す説明図である。 1……ヘツドパイプ、2……ハンドルポスト、
3……ハンドルバー、4……上枠、5……脚部、
6……足載部、7……キヤツプ、8……クツシヨ
ン、9……腰掛部材、10……支持板、11……
支承板、12……リベツト、14……上フツク、
15……下フツク。
図、第2図は本考案装置の斜視図、第3図および
第4図はその分解斜視図、第5図aはその下フツ
クの正面図、同図bはその平面図、同図cは同側
面図、第6図a,b,cは下フツクをハンドルポ
ストに係止する作動順序を示す説明図である。 1……ヘツドパイプ、2……ハンドルポスト、
3……ハンドルバー、4……上枠、5……脚部、
6……足載部、7……キヤツプ、8……クツシヨ
ン、9……腰掛部材、10……支持板、11……
支承板、12……リベツト、14……上フツク、
15……下フツク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 パイプを素材として、平面形状をほぼアーチ
型に湾曲して上枠を形成すると共に、その左右
の底辺部をそれぞれ適当間隔をおいて下方へ折
り曲げて両脚部を形成すると共に、この両脚の
下端部をそれぞれ両外側へ折り曲げて足載部を
形成し、コツプの前半部を切欠した形状の腰掛
部材を布等の可撓性材で形成し、この腰掛部材
の上縁部を前記上枠に巻き掛けて腰掛部材を吊
下し、前記両脚部間を連結する支持板を脚部に
固着し、この脚部の上部前面にハンドルバーに
係止できる左右2個の上フツクを傾動自在に枢
着すると共に、ハンドルポストに係止できる下
フツクを前記支持板に回動自在に枢着してなる
自転車の幼児用座席装置。 2 前記下フツクは、正面形状をZ字状に形成す
ると共に、平面形状をほぼ前円後方型に形成し
てなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
転車の幼児用座席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12104386U JPH0242546Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12104386U JPH0242546Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342484U JPS6342484U (ja) | 1988-03-19 |
JPH0242546Y2 true JPH0242546Y2 (ja) | 1990-11-13 |
Family
ID=31009937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12104386U Expired JPH0242546Y2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0242546Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP12104386U patent/JPH0242546Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6342484U (ja) | 1988-03-19 |
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