JP2000198193A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2000198193A5 JP2000198193A5 JP1999001984A JP198499A JP2000198193A5 JP 2000198193 A5 JP2000198193 A5 JP 2000198193A5 JP 1999001984 A JP1999001984 A JP 1999001984A JP 198499 A JP198499 A JP 198499A JP 2000198193 A5 JP2000198193 A5 JP 2000198193A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric vibrator
- recording head
- ink jet
- heated
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims 3
- 238000011017 operating method Methods 0.000 claims 2
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
Description
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のインクジェット式記録ヘッドの動作方法は、圧力室と、上記圧力室に圧力を発生させる圧電振動子とを備えたインクジェット式記録ヘッドを動作させる方法であって、印刷開始前に、周辺の湿度又は/及び温度が一定の設定値以上であるときに、上記圧電振動子を少なくとも周辺の温度より高い温度に加熱するようにしたことを要旨とする。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のインクジェット式記録ヘッドの動作方法は、圧力室と、上記圧力室に圧力を発生させる圧電振動子とを備えたインクジェット式記録ヘッドを動作させる方法であって、印刷開始前に、周辺の湿度又は/及び温度が一定の設定値以上であるときに、上記圧電振動子を少なくとも周辺の温度より高い温度に加熱するようにしたことを要旨とする。
【0013】
すなわち、本発明のインクジェット式記録ヘッドの動作方法は、印刷開始前に、周辺の湿度又は/及び温度が一定の設定値以上であるときに、上記圧電振動子を少なくとも周辺の温度より高い温度に加熱するようにしている。このため、圧電振動子が高い湿気にさらされたとしても、圧電振動子が周囲の温度よりも高い温度に加熱されることにより、結露等が生じることがほとんどなくなる。したがって、圧電振動子の上部電極と下部電極間の抵抗値が極端に低下することもなくなるため、中間電圧Vmの降下も微小になり、電圧を戻す信号を与えたとしても、電位が戻る時の電圧上昇が小さい。このため、印刷の駆動信号と無関係にインク滴が吐出してしまう誤作動を確実に防止することができ、高い印刷品質を確保することができる。
すなわち、本発明のインクジェット式記録ヘッドの動作方法は、印刷開始前に、周辺の湿度又は/及び温度が一定の設定値以上であるときに、上記圧電振動子を少なくとも周辺の温度より高い温度に加熱するようにしている。このため、圧電振動子が高い湿気にさらされたとしても、圧電振動子が周囲の温度よりも高い温度に加熱されることにより、結露等が生じることがほとんどなくなる。したがって、圧電振動子の上部電極と下部電極間の抵抗値が極端に低下することもなくなるため、中間電圧Vmの降下も微小になり、電圧を戻す信号を与えたとしても、電位が戻る時の電圧上昇が小さい。このため、印刷の駆動信号と無関係にインク滴が吐出してしまう誤作動を確実に防止することができ、高い印刷品質を確保することができる。
Claims (6)
- 圧力室と、上記圧力室に圧力を発生させる圧電振動子とを備えたインクジェット式記録ヘッドを動作させる方法であって、印刷開始前に、周辺の湿度又は/及び温度が一定の設定値以上であるときに、上記圧電振動子を少なくとも周辺の温度より高い温度に加熱するようにしたことを特徴とするインクジェット式記録ヘッドの動作方法。
- 圧電振動子近傍の温度が設定値以上であるときに圧電振動子を加熱するようにした請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッドの動作方法。
- 記録ヘッドを備えた装置に電源が投入されるときに圧電振動子を加熱するようにした請求項1又は2に記載のインクジェット式記録ヘッドの動作方法。
- 記録ヘッドに印刷信号が入力されたときに圧電振動子を加熱するようにした請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘッドの動作方法。
- 記録ヘッドが、圧電振動子のいずれか一面に形成された電極板の一部が分断され、加熱手段が上記分断箇所を接続する高抵抗部材からなるものである請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェット式記録ヘッドの動作方法。
- 圧電振動子のいずれか一面に形成された電極板の一部が分断され、加熱手段が上記分断箇所を接続する高抵抗部材からなり、印刷時には分断された電極板の間を同電位に保ち、圧電振動子を加熱する際に分断された電極板に電位差を設けて高抵抗部材を発熱させるようにした請求項5記載のインクジェット式記録ヘッドの動作方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP198499A JP2000198193A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | インクジェット式記録ヘッドの動作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP198499A JP2000198193A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | インクジェット式記録ヘッドの動作方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000198193A JP2000198193A (ja) | 2000-07-18 |
JP2000198193A5 true JP2000198193A5 (ja) | 2004-08-19 |
Family
ID=11516775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP198499A Pending JP2000198193A (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | インクジェット式記録ヘッドの動作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000198193A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006205612A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Mimaki Engineering Co Ltd | 揮発性物質付着防止機構付きのインクジェットプリンタ |
JP5601941B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2014-10-08 | 富士フイルム株式会社 | 液体供給装置及び液体吐出装置並びに結露防止処理方法 |
-
1999
- 1999-01-07 JP JP198499A patent/JP2000198193A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04232753A (ja) | サーマルインクジェットプリンタ、不破壊気泡の検出装置及び方法 | |
ATE326350T1 (de) | Tintenstrahldrucker mit einem piezo-druckkopf zum ausstossen von lactat-tinte auf ein unbeschichtetes druckmedium | |
EP0900657A3 (en) | Ink jet printer | |
JP4047055B2 (ja) | インクジェット記録装置及びその制御方法 | |
KR960037288A (ko) | 액체금속을 이용한 잉크분사식 프린터 헤드의 제어장치 및 방법 | |
JP2003341064A (ja) | プリンタヘッドの加熱防止装置 | |
JPH03254948A (ja) | サーマルインクジエツト画像形成装置 | |
JP2000198193A5 (ja) | ||
JPH02137930A (ja) | インクジェット・ヘッド | |
EP1022139B1 (en) | Ink jet printers | |
CN108136774B (zh) | 流体打印头及控制打印头的多个驱动元件的操作的方法 | |
JP2010228100A (ja) | 液滴吐出装置 | |
JP3748010B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2731274B2 (ja) | インクジェット記録ヘッドの温度制御方法 | |
JPH09141859A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH09300619A (ja) | インクジェットプリンタ | |
US20090225111A1 (en) | Droplet deposition apparatus | |
JP3381761B2 (ja) | インクジェット式記録ヘッド、グラッフィックデータの印刷方法、及びインク滴吐出能力回復方法 | |
JPH0679862B2 (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JPH088821Y2 (ja) | 圧電アクチユエ−タ励振回路 | |
JPH0776108A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH1095116A (ja) | インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP2000198192A (ja) | インクジェット式記録ヘッド | |
JPH04327943A (ja) | ホットメルトインク記録装置 | |
JPH1158777A (ja) | インクジェット記録装置 |