JPH0776108A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0776108A
JPH0776108A JP5224492A JP22449293A JPH0776108A JP H0776108 A JPH0776108 A JP H0776108A JP 5224492 A JP5224492 A JP 5224492A JP 22449293 A JP22449293 A JP 22449293A JP H0776108 A JPH0776108 A JP H0776108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
amount
jet recording
head
remaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5224492A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyouta Akeno
京太 明野
Mitsuo Ozaki
光男 尾崎
Shigeharu Suzuki
重治 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP5224492A priority Critical patent/JPH0776108A/ja
Publication of JPH0776108A publication Critical patent/JPH0776108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 噴射インク量の低下を適切に補償して、印字
品質を高く維持し得ながら、インク全量を有効的に活用
できる合理的・経済的なインクジェット記録装置を実現
する。 【構成】 インクをノズル59より噴射して記録を行う
インクジェット記録装置において、残インク量を検出
し、これに応じて、残インクの少なくとも一部をヒータ
11で加熱し、残インクの減少に伴う噴射インク量の低
下を補償するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクをノズルより噴
射して記録を行うインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置の一形式とし
て、シリアルインクジェットプリンタが実用化されてお
り、図8は、その要部を斜視的に示す。同図において、
左右に平行に延びるガイドシャフト51に案内されて走
査するキャリジ53の上には、インクタンク55を具え
たヘッド57が載置され、該ヘッド57は、その前方側
のノズル59よりインク61を噴射し、噴射されたイン
ク61は、インク粒子を形成しながら飛翔し、記録媒体
(記録紙)63に付着し、これにより記録媒体63上に
は、所定のドット・パターン(印字)が形成される。
【0003】ヘッド57のインク噴射部は、その一構成
例を略示する図9に示したように、圧電素子65に電圧
を掛けて、インク流路67を変形させ、ノズル59から
インク61を加圧・噴射するという構成を有し、ノズル
59へのインク供給は、インク流路67の毛細管力に基
づく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】インクタンク55内の
残インク量が減少すると、それに応じて該毛細管力が減
少し(図10参照)、噴射インク量、従って、ドット径
が小さくなる(図11参照)。そして、ドット径は、残
インク量の減少により加速度的に低下するので(図3
(b)参照)、印字は、印字開始から比較的早い時期か
ら悪化し始め、以降同様に加速度的に悪化して行く。
【0005】このため、使用者によっては、満足な印字
が得られないために、インクタンク55内のインクが残
っていながら(使い切る前に)、インクタンク55を交
換しなければならず、極めて不経済であり、このため抜
本的・効果的な改善・改良が希求されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、インクをノズルより噴射して記録を行うイ
ンクジェット記録装置において、残インクの減少又はこ
れを代表し得るパラメータに応じて、残インクの全部又
は一部を直接又は間接に加熱し得る加熱装置を設け、残
インクの減少に伴う噴射インク量の低下を補償すること
を構成上の特徴とする。
【0007】
【作用】加熱装置が、残インクの減少又はこれを代表し
得るパラメータに応じて、残インクの全部又は一部を直
接又は間接に加熱するので、残インクが減少しても、ノ
ズルから噴射される噴射インク量の低下が適切に補償さ
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
するが、上記図示従来構造と共通する(あるいはし得
る)部分又は部品には同一参照番号を付し、その説明を
適宜省略する。図1は、本発明のインクジェット記録装
置の第1の実施例の要部を斜視的に示す。
【0009】同図を参照すると、ヘッド57とキャリジ
53との間には、ヘッド57のインクタンク55を加熱
するためのヒータ(加熱装置)11が介装され、ヘッド
57(インクタンク55)には、残インク量を検出する
ための赤外線センサ13が取着されている。この赤外線
センサ13からの信号は、制御部15に入力され、制御
部15は、この信号に応じてヒータ11を介してヘッド
57(従って、インク)を適切に加熱する。
【0010】この加熱の際に、制御部15は、予め記憶
したヘッド温度と噴射インク量の関係(図2)から、現
在の残インク量に応じた必要且つ適切な噴射インク量、
従ってヘッド温度を算出し、それに基づいてヘッド57
(インク)を加熱する。以上の構成及び制御により、残
インク量が減少しても、従来のように加速度的にドット
径が悪化(図3(b))することなく、ドット径が相当
長い間、良好のまま一定に保持される(図3(a))。
すなわち、残インクの減少に伴う噴射インク量の低下を
補償することができるので、インクタンク55内のイン
クをほぼ使い切ることが可能となり、極めて合理的・経
済的である。
【0011】尚、上記第1実施例においては、残インク
量の検出のために、赤外線センサ13を用いたが、それ
に代えて、図4に示したように、圧力センサ23を用い
ても良く、あるいは、図5に示したように、重量センサ
33を用いても良い。また、上記第1実施例において
は、残インク量自体を検出したが、それに代えて、残イ
ンク量を代表し得るパラメータ、すなわち、例えば紙送
り機構41のカウンタ43からのカウント信号を検出す
るように構成することもできる。この場合、インクタン
ク55等が傾いたような時でも正確に検出し得るという
特徴を有する。尚、インクタンク交換時に、カウンタ4
3が自動的にリセットされるように構成されるならば、
使用者に好都合である。
【0012】次に、第2の実施例について説明するに、
その要部を斜視的に示す図7を参照すると、本実施例に
おいては、上記第1実施例と異なり、ヘッド57の加熱
を手動式に行う。すなわち、ヘッド57に取着された赤
外線センサ13により検出された残インク量を表示し得
る、例えばデジタル式の残量表示器45を設けると共
に、それを見た使用者がヒータ11(ヘッド57)を加
熱し得るようなスイッチ47及び加熱回路49等を設け
る。そして、例えば、残インク量が10%程度減少する
毎に、スイッチ47を押すこととし、そのスイッチ動作
1回につきヒータ11によってインク温度が5℃程度上
昇するように、予め設定しておく。尚、赤外線センサ1
3の代わりに、他のセンサが用いられ得ることは、上記
第1実施例と同様である。
【0013】以上のように構成することにより、使用者
自らスイッチ47を押さねばならないという煩わしさが
若干有るものの、極めて簡単・単純な構成・構造で、印
字品質を高いレベルに保ち得ながら、インクタンク55
内のインクをほぼ使い切ることが可能となり、極めて実
用的・実際的である。尚、上記第1及び第2実施例にお
いては、別体のヒータ11をヘッド57に付設し、ヘッ
ド全体を加熱するように構成されるが、噴射インク量に
影響するのは、ヘッド57のインク噴射部(ノズル近傍
部)のインクのみであるから、この部分のインクを少な
くとも加熱するようなコンパクトなヒータ(図示せず)
を内蔵するようにヘッド構成するならば、重量的・作動
経済的に極めて好都合である。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、噴射イン
ク量の低下が適切に補償されるので、印字品質を高く維
持しながら、インク全量を有効的に活用でき、極めて合
理的・経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のインクジェット記録装置の第
1実施例の要部斜視図である。
【図2】図2は、ヘッド温度と噴射インク量の関係を示
す図である。
【図3】図3は、残インク量とドット径の関係を示す図
である。
【図4】図4は、圧力センサを用いる場合の構成図であ
る。
【図5】図5は、重量センサを用いる場合の構成図であ
る。
【図6】図6は、カウンタを用いる場合の構成図であ
る。
【図7】図7は、第2実施例の要部斜視図である。
【図8】図8は、従来構造の斜視図である。
【図9】図9は、インク噴射部の概略を示す図である。
【図10】図10は、インクタンク内の残インク量によ
り毛細管力が異なることを示す図である。
【図11】図11は、噴射インク量とドット径の関係を
示す図である。
【符号の説明】
11…ヒータ 13…赤外線センサ 15…制御部 55…インクタンク 57…ヘッド 59…ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクをノズル(59)より噴射して記
    録を行うインクジェット記録装置において、残インクの
    減少又はこれを代表し得るパラメータに応じて、残イン
    クの全部又は一部を直接又は間接に加熱し得る加熱装置
    (11)を設け、残インクの減少に伴う噴射インク量の
    低下を補償することを特徴とするインクジェット記録装
    置。
JP5224492A 1993-09-09 1993-09-09 インクジェット記録装置 Withdrawn JPH0776108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224492A JPH0776108A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 インクジェット記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5224492A JPH0776108A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0776108A true JPH0776108A (ja) 1995-03-20

Family

ID=16814648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5224492A Withdrawn JPH0776108A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 インクジェット記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0776108A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450734B1 (ko) * 1997-07-05 2005-04-06 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 인자 농도 조절 방법
JP2016007783A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 株式会社ピーエムティー 印字装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450734B1 (ko) * 1997-07-05 2005-04-06 삼성전자주식회사 잉크젯 프린터의 인자 농도 조절 방법
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Legal Events

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Effective date: 20001128