JP2000197699A - 液体供給具 - Google Patents
液体供給具Info
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Abstract
とができる液体供給具を提供する。 【解決手段】液体供給具1は、筒状のシリンジ2を有す
る液体供給具本体10と、シリンジ2内で液密に摺動す
るガスケット3と、ガスケット3をシリンジ2の先端方
向へ押圧し得るコイルバネ11と、コイルバネ11を圧
縮状態に保持する規制手段6と、シリンジ2の導入口2
1の先端部に着脱自在に装着されるキャップ12とを備
えている。規制手段6は、弾性体圧縮部材8と、この弾
性体圧縮部材8と係合し得るロック部材7とを有し、こ
れらが係合することにより、コイルバネ11を圧縮状態
に保持する。この規制手段6は、液体供給具本体10内
に設けられている。また、ロック部材7の胴部71の基
端には、蓋部材14が設けられている。
Description
の鎮痛剤、インシュリン製剤、抗生物質、抗ガン剤のよ
うな薬液等の液体を供給、特に生体へ投与するための液
体供給具に関する。
の薬液注入具(薬液供給具)としては、病院等の医療機
関において使用されるものと、患者自身が自宅や職場等
で自己投与する際に使用されるものとがある。例えば、
術後疼痛や癌性疼痛の緩和のような疼痛管理のために、
薬液注入具を用いて、モルヒネ等の鎮痛剤を連続的に微
量注入することが行われている。
留するとともに該薬液を排出する機能を有するバルーン
や電気的に駆動するシリンジポンプのような薬液供給源
と、該薬液供給源から延長された薬液供給ラインと、該
薬液供給ラインの途中に設置された流量制御装置とで構
成されている。流量制御装置は、流路の横断面積が微小
な(極細の流路を有する)オリフィスを有し、薬液が該
オリフィスを通過する際の大きな管路抵抗により流量を
微量に制御するものである。
シリンジと、該シリンジ内で液密に摺動するガスケット
と、該ガスケットに対し着脱自在なガスケット移動操作
用のプランジャと、ガスケットをシリンジの先端方向へ
押圧(付勢)するバネとを備え、プランジャとガスケッ
トの連結状態でプランジャを引き、シリンジ内に薬液を
吸入した後、ガスケットからプランジャを取り外すとと
もに、バネによる押圧力をガスケットに作用させてガス
ケットを先端方向へ押圧し、シリンジ内の薬液を小流量
で連続的に排出、注入する構成のものが知られている
(特開平4−51966号公報、特開平7−67959
号公報)。
報に記載された器具は、シリンジ内への薬液の吸入が完
了し、プランジャ(軸棒)を取り外した後、ガスケット
(ピストン)の背面側に圧縮状態に保持されたバネ(弾
圧手段)を装着する操作と、バネの圧縮状態の規制を解
除する操作とを行う必要があり、操作に手間がかかると
いう欠点がある。
様に、シリンジ内への薬液の吸入が完了し、プランジャ
を取り外した後、バネ圧縮部材とバネ受けの係合により
圧縮状態に保持されているバネに対し、バネ圧縮部材と
バネ受けの係合を解除する操作を外部より行ってその圧
縮状態を解除する必要があり、操作に手間がかかるとい
う欠点がある。
等の液体の供給開始のための操作が簡単な液体供給具を
提供することにある。
(1)〜(23)の本発明により達成される。
設けられた筒状のシリンジを有する液体供給具本体と、
前記シリンジ内で液密に摺動するガスケットと、前記ガ
スケットを前記シリンジの先端方向へ押圧し得る弾性体
と、前記液体供給具本体内に設けられ、前記弾性体を圧
縮状態に保持する規制手段と、前記規制手段により前記
弾性体を圧縮状態に保持する規制を解除する操作手段と
を備え、前記操作手段を操作して、前記規制手段により
前記弾性体を圧縮状態に保持する規制を解除することに
より、前記弾性体による前記ガスケットの押圧動作が開
始するよう構成されていることを特徴とする液体供給
具。
より基端側の空間に菌が侵入するのを阻止する菌遮断手
段を有する上記(1)に記載の液体供給具。
より前記弾性体を圧縮状態に保持する規制を行わせる機
能を有する上記(1)または(2)に記載の液体供給
具。
設けられた筒状のシリンジを有する液体供給具本体と、
前記シリンジ内で液密に摺動するガスケットと、前記ガ
スケットを前記シリンジの先端方向へ押圧し得る弾性体
と、前記液体供給具本体内に設けられ、前記弾性体が当
接する弾性体当接部を備えた弾性体圧縮部材と、前記弾
性体圧縮部材と係合し得るロック部材とを有し、それら
の係合により前記弾性体を圧縮状態に保持する規制手段
と、前記弾性体圧縮部材と前記ロック部材の係合を解除
する操作手段とを備え、前記操作手段を操作して、前記
弾性体圧縮部材と前記ロック部材の係合を解除すること
により、前記弾性体による前記ガスケットの押圧動作が
開始するよう構成されていることを特徴とする液体供給
具。
より基端側の空間に菌が侵入するのを阻止する菌遮断手
段を有する上記(4)に記載の液体供給具。
せ、かつ菌を透過させないフィルターを有する上記
(5)に記載の液体供給具。
内の前記ガスケットより基端側の空間と前記液体供給具
本体の外部とを連通する中空の胴部を有し、前記フィル
ターは、前記胴部内に、該フィルターより先端側の空間
と基端側の空間とを仕切るように設置されている上記
(6)に記載の液体供給具。
前記弾性体が当接する弾性体当接部が設けられ、この弾
性体当接部と前記操作手段との間に封止部材を有する上
記(4)ないし(7)のいずれかに記載の液体供給具。
ック部材は、それぞれ円筒状をなす胴部を有し、その一
方が他方の内側に挿入された状態で係合する上記(4)
ないし(8)のいずれかに記載の液体供給具。
れた凸部と、前記他方の胴部の内周面に形成された凸部
とが係合することにより、前記弾性体を圧縮状態に保持
する上記(9)に記載の液体供給具。
ック部材は、それぞれ円筒状をなす胴部を有し、前記ロ
ック部材の胴部が前記弾性体圧縮部材の胴部の内側に挿
入された状態で係合する上記(4)ないし(8)のいず
れかに記載の液体供給具。
形成された凸部と、前記弾性体圧縮部材の胴部の内周面
に形成された凸部とが係合することにより、前記弾性体
を圧縮状態に保持する上記(11)に記載の液体供給具。
材の胴部の外周側に配置されている上記(11)または
(12)に記載の液体供給具。
ンジの軸方向に移動し得るように設置されており、前記
弾性体が前記ガスケットを押圧する際は、該弾性体が前
記弾性体圧縮部材を介して前記ガスケットを押圧するよ
う構成されている上記(4)ないし(13)のいずれかに
記載の液体供給具。
ジに対する姿勢を保持する姿勢保持手段を有する上記
(4)ないし(14)のいずれかに記載の液体供給具。
具本体に対して回転可能に設置され、前記操作手段を操
作して前記ロック部材を回転させることにより、前記弾
性体圧縮部材と前記ロック部材の係合が解除される上記
(4)ないし(15)のいずれかに記載の液体供給具。
ク部材を回転させる際に前記液体供給具本体に対する前
記弾性体圧縮部材の回転を阻止し、かつ前記弾性体圧縮
部材の前記シリンジの軸方向への移動を可能とする回転
阻止手段を有する上記(16)に記載の液体供給具。
体圧縮部材と前記ロック部材の係合を解除する際の前記
ロック部材の回転方向を一方向に規制する回転方向規制
手段を有する上記(16)または(17)に記載の液体供給
具。
部材と前記ロック部材を係合させる機能を有する上記
(4)ないし(18)のいずれかに記載の液体供給具。
トの中心とを略一致させる中心合わせ手段を有する上記
(1)ないし(19)のいずれかに記載の液体供給具。
される上記(1)ないし(20)のいずれかに記載の液体
供給具。
内に導入する導入口を有する上記(1)ないし(21)の
いずれかに記載の液体供給具。
れている上記(22)に記載の液体供給具。
付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
観を示す平面図、図2は、図1に示す液体供給具の先端
部の縦断面図、図3は、液体供給具本体の基端部の構成
を示す図(シリンジの縦断面、接続部材の平面およびキ
ャップ状部材の縦断面)、図4は、液体供給具本体の基
端側端面を示す図、図5は、ロック部材および蓋部材の
構成(平面および基端側端面)を示す図、図6は、ロッ
ク部材の先端部を示す平面図、図7は、ロック部材の先
端部を示す底面図(図6の裏側を示す図)、図8は、弾
性体圧縮部材の構成(平面および両端面)を示す図、図
9は、図8中のA−A線での断面図、図10は、図8中
のB−B線での断面図、図11は、姿勢保持部材の構成
(縦断面および先端側端面)を示す図、図12は、図1
に示す液体供給具の基端部側の縦断面図、図13、図1
4、図15および図16は、それぞれ図1に示す液体供
給具の使用状態を示す縦断面図である。
図6、図7、図9、図10、図12〜図16中の左右方
向(シリンジの長手方向)を「軸方向」、右側を「基
端」、左側を「先端」、として説明する。
のシリンジ(外筒)2を有する液体供給具本体10と、
シリンジ2内で液密に摺動するガスケット3と、ガスケ
ット3をシリンジ2の先端方向へ押圧し得るコイルバネ
(弾性体)11と、コイルバネ11を圧縮状態に保持す
る規制手段6と、シリンジ2の導入口21の先端部に着
脱自在に装着されるキャップ12とを備えている。以
下、これらの構成を詳細に説明する。
と、キャップ状部材5と、このシリンジ2とキャップ状
部材5とを気密的に接続(固定)する接続部材4とで構
成されている。
の部材で構成されている。シリンジ2の少なくとも薬液
(液体)Qが収納される部分は、視認性を確保するため
に、透明または半透明な樹脂材料で構成されているのが
好ましい。また、シリンジ2の基端部分、すなわち後述
するコイルバネ11および規制手段6が収納される部分
は、不透明な材料で構成されていてもよい。
2内に導入する導入口21と、薬液Qを排出する排出口
23とが突出形成されている。
心に突出し、その先端部は、別のシリンジの導入口また
は各種コネクタ(例えばルアーテーパ)等が接続可能な
形状とされている。また、導入口21の途中には、流体
のシリンジ2内への流入のみを許容する一方向弁22が
設置されている。これにより、薬液供給(微量注入)時
に、シリンジ2内の薬液Qが導入口21から漏れ出すこ
とが防止される。
側部近傍に突出している。そして、シリンジ2の先端に
は、この排出口23より大径の円筒状の保持部材24
が、排出口23と同心的に、突出形成されている。
イン(図示せず)を構成するチューブ等が例えばコネク
タを介して接続される。この場合、前記コネクタの基端
部の図示しない凸部が、排出口23と保持部材24との
間(凹部)に挿入される。
面積が微小な(極細の流路を有する)オリフィスで構成
される流量制御装置(図示せず)を備える。この流量制
御装置により、排出口23から排出された薬液Qは、そ
の流量が微量(例えば、0.2〜20.0ml/時間程
度)に制御される。
び排出口を1つのもので兼用する構成であってもよい。
端部の内周面には、後述する接続部材4の雄螺子41と
螺合する雌螺子26が形成されている。
し得るように、透光性を有するもの、すなわち透明また
は半透明であるのが好ましい。そして、シリンジ2の外
周面には、シリンジ2内の薬液Qの液量を表示し得る目
盛り25が付されている。
ず、収納される薬液Qの種類、使用形態、症例等に応じ
て、適宜決定されるが、通常は、10〜400ml程度の
ものが好ましく、30〜250ml程度のものがより好ま
しい。
円筒状の部材で構成されている。
リング状の突部52が形成されている。図4に示すよう
に、突部52の内周部、すなわち、突部52の開口58
に臨む縁部には、複数の突起53が形成されている。
ネ11の基端側が当接するバネ座(弾性体当接部)とし
て機能する(図12参照)。
ち、角部56には、弾性体よりなるリング状の封止部材
13が設けられている。
5の前記突部52より基端側の内周面には、周方向に沿
ってリブ54が形成されている。
には、後述する接続部材4の雄螺子42と螺合する雌螺
子51が形成されている。
材4を介し、シリンジ2の基端に気密的に接続される。
の部材で構成されている。
ンジ43が形成されている。フランジ43は、軸方向の
ほぼ中間に配置されている。
ンジ2の基端側の外径およびキャップ状部材5の先端側
の外径と等しい。
側の外周面には、雄螺子41が形成され、フランジ43
より基端側の外周面には、雄螺子42が形成されてい
る。
着する際は、フランジ43がシリンジ2の基端側の端面
に当接し、これにより、接続部材4がシリンジ2に対し
て相対的に位置決めされる(図12参照)。
先端部に装着する際は、フランジ43がキャップ状部材
5の先端側の端面に当接し、これにより、接続部材4が
キャップ状部材5に対して相対的に位置決めされる(図
12参照)。
側の端面とが密着するとともに、フランジ43とキャッ
プ状部材5の先端側の端面とが密着し、これにより、シ
リンジ2とキャップ状部材5とが気密的に接続される
(図12参照)。
とが一体的に成形されていてもよく、また、前記シリン
ジ2と接続部材4とが一体的に成形されていてもよい。
材料で構成されたガスケット本体31と、ガスケット本
体31の中心部に嵌入され、固定された硬質材料よりな
るヘッド33とで構成されている。
しては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエ
ンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブチルゴム、シリ
コーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料や、ポリ
ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の各種熱
可塑性エラストマー等が挙げられる。
渡って、一対のリング状の突部32が軸方向に所定間隔
をおいて形成され、ガスケット3が軸方向に移動する
際、両突部32がシリンジ2の内周面に密着しつつ摺動
する。これにより、シリンジ2とガスケット3とで囲ま
れる空間(薬液貯留空間)の液密性が良好に保たれ、ま
た、適度な摺動性も得られる。
板35で構成された突起(中心合わせ手段)34が形成
されている。各板35は、シリンジ2の中心軸(軸線)
から放射状に立設されている。この突起34の外径(直
径)は、後述する弾性体圧縮部材8の胴部81の内径
(直径)より若干小さい。
1内へ挿入されることにより、弾性体圧縮部材8の中心
(コイルバネ11の中心)とガスケット3の中心とを一
致させることができる(図14〜図16参照)。
れ、シリンジ2の中心軸から外周側に向かって漸減して
いる。すなわち、突起34の軸方向の長さは、シリンジ
2の中心軸上で最大となり、前記中心軸から外周側に向
かって漸減している。
内への前記突起34の挿入が円滑になされ、より確実
に、弾性体圧縮部材8の中心(コイルバネ11の中心)
とガスケット3の中心とを一致させることができる。
スケット3をシリンジ2内で先端方向へ付勢し、押圧す
るためのものである。このコイルバネ11は、通常(薬
液Qの供給を開始するまで)は、規制手段6により圧縮
状態が保たれ、ガスケット3を先端方向へ押圧しない。
る規制手段6の構成について説明する。
弾性体圧縮部材8と係合し得るロック部材7とを有し、
これらが係合することにより、コイルバネ11を圧縮状
態に保持する(図12〜図16参照)。この規制手段6
は、液体供給具本体10内に設けられている。
性体圧縮部材8は、円筒状をなす胴部81を有してい
る。
ック部材7側の係合凸部72、73と係合する2つの楔
状の係合凸部82が180°間隔で(対向して)突出形
成されている。この場合、各係合凸部82は、その楔形
状の頂部(尖端)821が基端方向に、底部822が先
端方向に向くように形成されている。
822付近の間隙83)は、ロック部材7側の係合凸部
72、73が通過可能な程度とされる。
側端部には、それぞれ、先端側に突出する突部(回転方
向規制手段)823が形成されている。
合凸部72、73が当接し、これによりロック部材7の
所定方向への回転が阻止される。
は、後述する姿勢保持部材9の突部91と係合し得るリ
ング状のフランジ84が形成されている。
勢保持部材9の突部91の先端側に当接し、これらフラ
ンジ84および突部91で、コイルバネ11の先端側が
当接するバネ座(弾性体当接部)を構成する(図12参
照)。
したキャップ状部材5の突起53と係合し得る複数の突
起85が形成されている。
では、後述する蓋部材14のリブ142を操作してロッ
ク部材7を回転させる際に、キャップ状部材5に対する
弾性体圧縮部材8の回転、すなわち、液体供給具本体1
0に対する弾性体圧縮部材8の回転が阻止される(図1
2参照)。一方、弾性体圧縮部材8とロック部材7との
係合が解除された場合には、前記突起85と突起53と
が係合していても、弾性体圧縮部材8は、先端側(軸方
向)へ移動することができる(図12参照)。従って、
前記突起85および突起53により回転阻止手段が構成
される。
に、ロック部材7は、円筒状をなす(中空の)胴部71
を有している。この胴部71の中空部と、後述する蓋部
材14の開口143とにより、シリンジ2内のガスケッ
ト3より基端側の空間と液体供給具本体10の外部とが
連通する。
の係合凸部72と、軸方向の長さがこの係合凸部72よ
り短い楔状の第2の係合凸部73とが180°間隔で突
出形成されている。この場合、各係合凸部72、73
は、その楔形状の頂部(尖端)721、731および底
部722、732が、それぞれ前記係合凸部82と逆方
向に向くように形成されている。
(特に底部722、732付近の間隙74)は、前記係
合凸部82が通過可能な程度とされる。
せ、かつ菌を透過させないフィルター15が設置されて
いる。すなわち、フィルター15は、胴部71内に、そ
のフィルター15より先端側の空間と基端側の空間とを
仕切るように設置されている。
の途中に限らず、例えば、胴部71の先端や、基端でも
よい。
外形形状が円形の蓋部材(操作手段)14が設けられ、
好ましくは、一体形成されている。一体形成により、部
品点数を減少させることができる。
前述したキャップ状部材5の突部52の基端側に装着さ
れ、そのキャップ状部材5に対して、図4中時計回りお
よび反時計回りの方向(両方向)に回転し得るようにな
っている。なお、この蓋部材14と前記ロック部材7
は、一部材で形成されているので、蓋部材14とロック
部材7とが一体的に回転する。
は、前記胴部71の中空部と連通する開口143が形成
されている。
部材14の外周面には、周方向に沿ってリブ141が形
成されている。このリブ141は、キャップ状部材5の
リブ54と封止部材13との間に位置する。
着し、リブ141と封止部材13とが密着するととも
に、蓋部材14により開口58が覆われ、これと前記フ
ィルター15とにより、シリンジ2内のガスケット3よ
り基端側の空間に菌が侵入するのを阻止することができ
る。従って、蓋部材14、キャップ状部材5、封止部材
13およびフィルター15により菌遮断手段が構成され
る。
これにより、蓋部材14のキャップ状部材5からの離脱
を阻止することができる。
端側には、その直径方向に沿ってリブ142が設けら
れ、好ましくは、一体形成されている。一体形成によ
り、部品点数を減少させることができる。
作するときのつまみ(操作部材)として機能する。
ネ11を圧縮状態に保持する規制を解除する際のロック
部材7の回転方向、すなわち、弾性体圧縮部材8とロッ
ク部材7との係合を解除する際のロック部材7の回転方
向を示す矢印144が付されている。
る規制を行う際のロック部材7の回転方向、すなわち、
弾性体圧縮部材8とロック部材7とを係合させる際のロ
ック部材7の回転方向は、矢印144と逆の方向であ
る。
とロック部材7との係合を解除する際と、弾性体圧縮部
材8とロック部材7とを係合させる際において、ロック
部材7の回転方向を目視で確認することができ、これに
より、回転方向を誤ることなくロック部材7を回転操作
することができる。
給具本体10内には、弾性体圧縮部材8の液体供給具本
体10(シリンジ2)に対する姿勢を保持する姿勢保持
部材(姿勢保持手段)9が設置されている。
されており、前述した弾性体圧縮部材8の外周側に配置
されている。
圧縮部材8の胴部81の外径(直径)より大きい。ま
た、姿勢保持部材9の外径(直径)は、液体供給具本体
10の内径(直径)より小さい。
は、リング状の突部91が形成されており、この突部9
1の基端側には、コイルバネ11の先端側が当接する。
している。これにより、コイルバネ11をより確実に保
持することができる。
9の内径(直径)は、弾性体圧縮部材8のフランジ84
の外径(直径)より若干大きく、姿勢保持部材9の突部
91の内径(直径)は、弾性体圧縮部材8の胴部81の
外径(直径)より若干大きい。
は、弾性体圧縮部材8のフランジ84の基端側に当接
し、これにより、弾性体圧縮部材8に対して姿勢保持部
材9が相対的に位置決めされる。
より、シリンジ2の内周面からのすき間を小さくするこ
とができ、これにより、シリンジ2に対する姿勢保持部
材9の姿勢、すなわち、シリンジ2に対する弾性体圧縮
部材8の姿勢を保持することができる。
その突部91に弾性体圧縮部材8のフランジ84が当接
したとき、弾性体圧縮部材8の突起85全体が姿勢保持
部材9の基端から突出する程度とされる。
の胴部71が弾性体圧縮部材8の胴部81内に挿入さ
れ、係合凸部72、73の底部722、732が、それ
ぞれ、対応する係合凸部82の底部822と当接するこ
とにより、弾性体圧縮部材8と係合する。以下、この状
態を「係合状態」と言う。
態(ロック状態)においては、姿勢保持部材9内に弾性
体圧縮部材8が挿通され、さらに、弾性体圧縮部材8の
胴部81内にロック部材7の胴部71が挿通される。そ
して、弾性体圧縮部材8のフランジ84の基端側に、姿
勢保持部材9の突部91の先端側が当接するとともに、
弾性体圧縮部材8の突起85とキャップ状部材5の突起
53とが係合する。
8の胴部81と姿勢保持部材9との間に、胴部81の外
周を囲むように装填される。そして、ロック部材7と弾
性体圧縮部材8の係合状態においては、コイルバネ11
は、キャップ状部材5の突部52と、姿勢保持部材9の
突部91との間に挟持され、これによりコイルバネ11
の圧縮状態が保持される。
し、90°回転することができる。すなわち、図12に
示す係合状態から、図15に示すように、ロック部材7
が弾性体圧縮部材8に対し90°所定方向に回転する
と、係合凸部72、82同士の係合と、係合凸部73、
82同士の係合とがそれぞれ外れ、図15および図16
に示すように、コイルバネ11の圧縮状態の規制が解除
される。以下、この状態を「係合解除状態」と言う。
胴部71が他方の胴部81内に回転可能に挿入された2
重管構造をなしていること、さらには、これらがコイル
バネ11の内側に挿入されていること等から、小型化、
省スペース化を図ることができるという利点がある。
部材7および弾性体圧縮部材8の形状や位置関係、特に
係合凸部72、73、82の形状、設置位置、設置数等
は、図示のものに限定されないことは言うまでもない。
1の先端部には、例えば、外形形状が円柱形状、円錐台
形状または砲弾形状をなすキャップ12が着脱自在に装
着される。キャップ12を装着した状態では、キャップ
12により導入口21が被包され、これにより、導入口
21からシリンジ2内のガスケット3より先端側の空間
に菌が侵入するのを阻止することができ、また、導入口
21への菌、塵、埃の侵入、付着を防止することができ
る。
使用目的に応じて適宜選択され、例えば、モルヒネ(麻
薬性鎮痛剤)等の鎮痛剤、インシュリン製剤、抗生物
質、抗ガン剤、局麻剤等が挙げられる。
類は、これに限定されるものではなく、例えば、生理食
塩水、電解水、蒸留水、洗浄液、栄養剤、抗凝固剤、造
影剤等の直接薬効を発揮しないものも含まれる。
一例を図12〜図16に基づき説明する。
キャップ状部材5の突部52と姿勢保持部材9の突部9
1との間にコイルバネ11を装填するとともに、ロック
部材7と弾性体圧縮部材8とを係合状態とし、かつ、ガ
スケット3をシリンジ3内の最先端に移動させておく。
給具1の組み立て時に既に完了させておくのが好まし
い。
薬液供給ライン(図示せず)を接続する。このとき、例
えば薬液供給ラインを構成するチューブの途中をクレン
メ等(図示せず)により閉塞しておく。
らキャップ12を取り外し、導入口21の先端部に、薬
液Qを吸入したシリンジ等(図示せず)を接続し、それ
により薬液Qをシリンジ2内へ注入可能とする。
(図示せず)を押圧操作し、薬液Qを導入口21を介し
てシリンジ2内へ導入する(図14参照)。
し、液体供給具本体10内のガスケット3より基端側の
空気は、ロック部材7の胴部71およびフィルター15
を経て蓋部材14の開口143から排出される。また、
フィルター15により、液体供給具本体10内の無菌性
が保持される。
ジ2内の液量が目的とする投与量に達したら、その時点
で前記プランジャの操作を停止する。
ンジ2内に最大量導入すると、ガスケット3の突起34
が弾性体圧縮部材8の胴部81内へ挿入されるととも
に、ガスケット3のガスケット本体31の基端が弾性体
圧縮部材8のフランジ84の先端側に当接する。
し、その蓋部材14を図14に示す状態から、図5(端
面図)中の時計回りに90°、すなわち、矢印144の
方向に90°回転させる。
ック部材7とが一体的に回転する。一方、弾性体圧縮部
材8の突起85とキャップ状部材5の突起53の一方が
他方に当接し、これにより、弾性体圧縮部材8の回転は
阻止される。従って、ロック部材7は、弾性体圧縮部材
8に対して矢印144の方向に90°回転する。すなわ
ち、ロック部材7が係合状態から矢印144の方向に9
0°回転する。
回転操作しようとすると、ロック部材7の係合凸部7
2、73が、弾性体圧縮部材8の対応する係合凸部82
の突部823に当接し、これにより、前記蓋部材14の
回転、すなわち、ロック部材7の矢印144と逆方向へ
の回転は、阻止される。
状態から矢印144の方向に90°回転すると、係合凸
部72、82同士の係合と、係合凸部73、82同士の
係合とがそれぞれ外れ、ロック部材7と弾性体圧縮部材
8は係合解除状態となる。これにより、コイルバネ11
の圧縮状態の規制が解除され、コイルバネ11が伸長
し、姿勢保持部材9および弾性体圧縮部材8を介して、
ガスケット3を先端方向へ押圧する(図16参照)。
の薬液Qを導入した場合には、前記コイルバネ11の圧
縮状態の規制が解除されると、コイルバネ11が伸長し
て姿勢保持部材9および弾性体圧縮部材8が先端側に移
動し、ガスケット3の突起34が弾性体圧縮部材8の胴
部81内へ挿入されるとともに、弾性体圧縮部材8のフ
ランジ84の先端側がガスケット3のガスケット本体3
1の基端に当接し、ガスケット3を先端方向へ押圧する
(図16参照)。この際、姿勢保持部材9および弾性体
圧縮部材8の移動方向がずれたとしても、前述したよう
に、突起34の軸方向の長さは、シリンジ2の中心軸か
ら外周側に向かって漸減しているので、弾性体圧縮部材
8の先端が突起34の傾斜面を滑り、その突起34が胴
部81内へ挿入され、弾性体圧縮部材8のフランジ84
の先端側は、ガスケット3のガスケット本体31の基端
に当接する。
ト3の押圧により加圧され、薬液供給ライン(図示せ
ず)における前記クレンメによる閉塞を解除すると、そ
の薬液Qが排出口23から排出され、薬液供給ラインへ
供給される。そして、その薬液Qは、薬液供給ラインに
設置された流量制御装置により、その流量が微量に制御
されつつ、投与される。
り、導入口21から薬液Qが漏れ出すことはない。
ップ12をシリンジ2の導入口21の先端部に装着し
て、導入口21への菌、塵、埃の侵入、付着を防止する
こともできる。
ンジ2内に薬液Qを導入してそれを投与する場合には、
例えば薬液供給ラインを構成するチューブの途中をクレ
ンメ等(図示せず)により閉塞しておく。
に、薬液Qを吸入したシリンジ等(図示せず)を接続
し、それにより薬液Qをシリンジ2内へ注入可能とす
る。
(図示せず)を押圧操作し、薬液Qを導入口21を介し
てシリンジ2内へ導入する(図14参照)。
および姿勢保持部材9は、コイルバネ11の弾性力に抗
して基端側に移動し、液体供給具本体10内のガスケッ
ト3より基端側の空気は、ロック部材7の胴部71およ
びフィルター15を経て蓋部材14の開口143から排
出される。また、フィルター15により、液体供給具本
体10内の無菌性が保持される。
に対する弾性体圧縮部材8の姿勢を保持することができ
るので、弾性体圧縮部材8の胴部81内にロック部材7
の胴部71が挿通する際、胴部81の突起85が胴部7
1の先端に引っ掛かるのを防止することができ、これに
より、円滑かつ確実に、胴部81内に胴部71を挿通さ
せることができる。
向の長さが係合凸部72のそれより短いので、係合凸部
72と係合凸部73を同じ長さにする場合に比べ、弾性
体圧縮部材8の胴部81内にロック部材7の胴部71が
挿通する際、弾性体圧縮部材8の係合凸部82の頂部8
21が前記頂部721、731に引っ掛かるのを抑制す
ることができ、これにより、円滑かつ確実に、胴部81
内に胴部71を挿通させることができる。
ジ2内の液量が目的とする投与量に達したら、その時点
で前記プランジャの操作を停止する。
は、コイルバネ11で付勢されたガスケット3の押圧に
より加圧されており、薬液供給ライン(図示せず)にお
ける前記クレンメによる閉塞を解除すると、その薬液Q
が排出口23から排出され、薬液供給ラインへ供給され
る。そして、その薬液Qは、薬液供給ラインに設置され
た流量制御装置により、その流量が微量に制御されつ
つ、投与される。
量導入してそれを投与する場合には、薬液Qをシリンジ
2内へ導入した後、一旦、係合状態にし、その後、係合
解除状態にして前記薬液Qを投与することもできる。
と、図15に示すように、弾性体圧縮部材8の突起85
とキャップ状部材5の突起53とが係合する。
後、蓋部材14のリブ142を指で把持し、その蓋部材
15を図14に示す状態から、図5(端面図)中の反時
計回りに90°、すなわち、矢印144と逆方向に90
°回転させる。
ック部材7とが一体的に回転する。一方、弾性体圧縮部
材8の突起85とキャップ状部材5の突起53の一方が
他方に当接し、これにより、弾性体圧縮部材8の回転は
阻止される。従って、ロック部材7は、弾性体圧縮部材
8に対して矢印144と逆方向に90°回転する。すな
わち、ロック部材7が係合解除状態から矢印144と逆
方向に90°回転する。
転操作しようとすると、ロック部材7の係合凸部72、
73が、弾性体圧縮部材8の対応する係合凸部82の突
部823に当接し、これにより、前記蓋部材14の回
転、すなわち、ロック部材7の矢印144の方向への回
転は、阻止される。
解除状態から矢印144と逆方向に90°回転すると、
係合凸部72、82同士と、係合凸部73、82同士と
がそれぞれ係合し、ロック部材7と弾性体圧縮部材8は
係合状態となる。これにより、コイルバネ11が圧縮状
態に保持される。
印144と逆方向に90°回転すると、ロック部材7の
係合凸部72、73が、弾性体圧縮部材8の対応する係
合凸部82の突部823に当接し、これにより、前記蓋
部材14の回転、すなわち、ロック部材7の矢印144
と逆方向への回転は、阻止される。これにより、容易か
つ確実に係合状態とすることができる。
[4]と同様なので、その説明は省略する。
よれば、蓋部材14のリブ142を把持し、それを操作
してロック部材7を所定角度回転させることにより、ロ
ック部材7と弾性体圧縮部材8の係合解除状態を得、コ
イルバネ11によるガスケット5の押圧動作を開始させ
ることができるので、その操作が極めて簡単である。ま
た、誤って係合解除状態となるという誤動作も生じ難
い。
の胴部71、弾性体圧縮部材8および姿勢保持部材9が
液体供給具本体10内に設置されているので、再度、シ
リンジ2内に薬液Qを導入してそれを投与する場合で
も、液体供給具本体10内を無菌状態に保持することが
できる。
ための機構として、モータやソレノイドのような電気的
に駆動する機構等を備えておらず、そのため、構造が簡
単で、故障も少なく、小型化、軽量化、低コスト化が図
れる。
ていないので、部品点数が少なく、また、構造が簡単
で、小型化に有利であるとともに、操作が簡単である。
または患者自身が病院等の医療機関内で使用することも
できるが、前述したように、小型、軽量であり、しか
も、薬液Qの投与に至る操作を簡単、迅速に行うことが
でき、また、安全性も高く、衛生的であるという点か
ら、患者自身が携帯し、自宅や職場等において使用する
のにも適している。
め、液体供給具を患者の身体に付けたり、衣服のポケッ
ト等に入れたりして携帯することができ、便利である。
投与に用いる場合に限らず、例えば、薬液Qを他の容器
へ移送、特に薬液Qを輸液バッグ内や血液バッグ内に注
入(配合)するのに適用することもでき、その使用目的
は任意可能である。
に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されず、
液体供給具を構成する各部の構成は、同様の機能を発揮
し得る任意のものに置換することができる。
他の種類のバネや弾性材料で構成されたものであっても
よい。
によれば、操作手段を操作して規制手段により弾性体を
圧縮状態に保持する規制を解除することにより、前記弾
性体によるガスケットの押圧動作を開始させることがで
きるので、液体の供給開始のための操作が極めて簡単で
ある。
制手段が液体供給具本体内に設けられているので、再
度、シリンジ内に液体を導入してそれを供給する場合で
も、液体供給具本体内を無菌状態に保持することができ
る。特に、菌遮断手段を有している場合には、前記効果
がより顕著である。
であり、小型化、軽量化にも寄与する。特に、プランジ
ャを有していないので、部品点数が少なく、また、小型
化に有利である。
図である。
る。
を示す図(シリンジの縦断面、接続部材の平面およびキ
ャップ状部材の縦断面)である。
示す図である。
(平面および基端側端面)を示す図である。
図である。
図(図6の裏側を示す図)である。
よび両端面)を示す図である。
および先端側端面)を示す図である。
である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 先端側に液体を排出する排出口が設けら
れた筒状のシリンジを有する液体供給具本体と、 前記シリンジ内で液密に摺動するガスケットと、 前記ガスケットを前記シリンジの先端方向へ押圧し得る
弾性体と、 前記液体供給具本体内に設けられ、前記弾性体を圧縮状
態に保持する規制手段と、 前記規制手段により前記弾性体を圧縮状態に保持する規
制を解除する操作手段とを備え、 前記操作手段を操作して、前記規制手段により前記弾性
体を圧縮状態に保持する規制を解除することにより、前
記弾性体による前記ガスケットの押圧動作が開始するよ
う構成されていることを特徴とする液体供給具。 - 【請求項2】 先端側に液体を排出する排出部が設けら
れた筒状のシリンジを有する液体供給具本体と、 前記シリンジ内で液密に摺動するガスケットと、 前記ガスケットを前記シリンジの先端方向へ押圧し得る
弾性体と、 前記液体供給具本体内に設けられ、前記弾性体が当接す
る弾性体当接部を備えた弾性体圧縮部材と、前記弾性体
圧縮部材と係合し得るロック部材とを有し、それらの係
合により前記弾性体を圧縮状態に保持する規制手段と、 前記弾性体圧縮部材と前記ロック部材の係合を解除する
操作手段とを備え、 前記操作手段を操作して、前記弾性体圧縮部材と前記ロ
ック部材の係合を解除することにより、前記弾性体によ
る前記ガスケットの押圧動作が開始するよう構成されて
いることを特徴とする液体供給具。 - 【請求項3】 気体を透過させ、かつ菌を透過させない
フィルターを備え、前記シリンジ内の前記ガスケットよ
り基端側の空間に菌が侵入するのを阻止する菌遮断手段
を有し、 前記ロック部材は、前記シリンジ内の前記ガスケットよ
り基端側の空間と前記液体供給具本体の外部とを連通す
る中空の胴部を有し、前記フィルターは、前記胴部内
に、該フィルターより先端側の空間と基端側の空間とを
仕切るように設置されている請求項2に記載の液体供給
具。 - 【請求項4】 前記弾性体圧縮部材および前記ロック部
材は、それぞれ円筒状をなす胴部を有し、その一方が他
方の内側に挿入された状態で係合する請求項2または3
に記載の液体供給具。 - 【請求項5】 前記一方の胴部の外周面に形成された凸
部と、前記他方の胴部の内周面に形成された凸部とが係
合することにより、前記弾性体を圧縮状態に保持する請
求項4に記載の液体供給具。 - 【請求項6】 前記弾性体圧縮部材および前記ロック部
材は、それぞれ円筒状をなす胴部を有し、前記ロック部
材の胴部が前記弾性体圧縮部材の胴部の内側に挿入され
た状態で係合し、 前記ロック部材の胴部の外周面に形成された凸部と、前
記弾性体圧縮部材の胴部の内周面に形成された凸部とが
係合することにより、前記弾性体を圧縮状態に保持し、 前記弾性体は、前記弾性体圧縮部材の胴部の外周側に配
置されている請求項2または3に記載の液体供給具。 - 【請求項7】 前記ロック部材は、前記液体供給具本体
に対して回転可能に設置され、前記操作手段を操作して
前記ロック部材を回転させることにより、前記弾性体圧
縮部材と前記ロック部材の係合が解除される請求項2な
いし6のいずれかに記載の液体供給具。 - 【請求項8】 前記操作手段は、前記弾性体圧縮部材と
前記ロック部材を係合させる機能を有する請求項2ない
し7のいずれかに記載の液体供給具。 - 【請求項9】 前記弾性体は、コイルバネで構成される
請求項1ないし8のいずれかに記載の液体供給具。 - 【請求項10】 前記シリンジは、液体をシリンジ内に
導入する導入口を有する請求項1ないし9のいずれかに
記載の液体供給具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00178799A JP3799182B2 (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | 液体供給具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00178799A JP3799182B2 (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | 液体供給具 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197699A true JP2000197699A (ja) | 2000-07-18 |
JP3799182B2 JP3799182B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00178799A Expired - Lifetime JP3799182B2 (ja) | 1999-01-07 | 1999-01-07 | 液体供給具 |
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101351278B1 (ko) * | 2012-04-19 | 2014-01-20 | 주식회사 유니메딕스 | 무통주사액 주입기 |
Citations (6)
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JPS492916B1 (ja) * | 1968-08-09 | 1974-01-23 | ||
JPS62139666A (ja) * | 1985-12-13 | 1987-06-23 | ベクトン・デイツキンソン・アンド・カンパニ− | 非経口流体投与セツト |
JPH03118072A (ja) * | 1989-07-17 | 1991-05-20 | Survival Technol Inc | 自動注射器 |
JPH0451966A (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-20 | Toichi Ishikawa | 薬液連続注入器 |
JPH0767959A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-03-14 | Nissho Corp | 自動注射器 |
JPH08322930A (ja) * | 1995-05-29 | 1996-12-10 | Shimadzu Corp | 無針注射器 |
-
1999
- 1999-01-07 JP JP00178799A patent/JP3799182B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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