JP2000194185A - トナ―供給装置及びそれを有する画像形成装置 - Google Patents

トナ―供給装置及びそれを有する画像形成装置

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JP2000194185A JP37684798A JP37684798A JP2000194185A JP 2000194185 A JP2000194185 A JP 2000194185A JP 37684798 A JP37684798 A JP 37684798A JP 37684798 A JP37684798 A JP 37684798A JP 2000194185 A JP2000194185 A JP 2000194185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複
数のトナー容器内のトナーの有無を低コストで故障が少
なく自動的に事前に検知されて、トナーの搬送が中断す
ることなく行われて画像形成動作が中断することなく継
続し、トナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を防止
する省資源のトナー供給装置及びそれを有して高品質の
画像を連続して形成する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 記混合気搬送手段6の強制的トナー搬送
により、トナー堆積収容部4内に堆積されたトナー無し
を検知した後に、トナー容器駆動手段3をトナー容器1
からトナー(T)を吐出させるように所定時間駆動して
から、トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段5によ
り、トナー堆積収容部4内に堆積されたトナー(T)の
有無の検知によって、トナー容器1内のトナー(T)の
有無を検知することからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置に関し、特に、電子写真方
式における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー画像
を形成するトナーを現像位置から離れた位置より供給す
るトナー供給装置及びそれを有する電子写真方式におけ
る画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成する
トナーを現像位置から離れた位置より供給されて画像を
形成する複写機、ファクシミリ装置、プリンターあるい
はこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、現像装置のトナータンクに隣
接して設けられたトナーサーバに設けた複数本のトナー
カートリッジを回動して複数回自動的に変換されるよう
して、操作者によるトナーカートリッジの交換頻度を減
少するトナー補給機構は公知である(特開平2−277
083号の公報を参照)。現像装置と別体に設けられた
トナー貯留手段からモーノポンプを使用してトナーを供
給するようにした小型でメンテナンス時の操作性を向上
させる現像装置も公知である(特開平7−219329
号の公報を参照)。2個のトナーカートリッジをそれぞ
れ個別に装着出来るトナーカートリッジ収容部を備え、
一方のトナーカートリッジから2本の分岐管と本管を有
するトナー搬送管を経由して現像装置にトナーを補給す
るトナー補給装置において、トナー搬送管を通過するト
ナー量を測定するセンサーの近傍を通過トナーが無いこ
とがセンサーによって検知されると、他方のトナーカー
トリッジ内のアジテータを回転させて、他方のトナーカ
ートリッジ内のトナーが搬出され始めるようにすること
も公知である(特開平4−80779号又は特開平8―
137227号等の公報を参照)。更に、現像位置から
離れた複数本のトナー容器を備えたトナー供給装置か
ら、現像装置にトナーを搬送して画像を形成することも
同一出願人の発明者から提案されている。然し、従来の
複数のトナーカートリッジのトナー容器を有するトナー
サーバやトナー供給装置においては、トナー容器の着脱
操作性や交換性が悪く、トナーの搬出が遅れて画像形成
の動作が中断したり、複数のトナー容器内のトナーの有
無を自動的に事前に検知するためには複数の検知手段が
必要になりコスト高になるだけでなく、トナー容器交換
が頻々に行われると、これらの検知手段の故障が多発し
たり、トナー容器の交換時等にトナー飛散が発生したり
して資源を無駄にするだけでなく飛散トナーが感光体等
に付着して画像品質も低下すると言う不具合が生じてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のかかる
複数のトナーカートリッジのトナー容器を有するトナー
サーバやトナー供給装置及びそれを有する画像形成装置
は、トナー容器の着脱操作性や交換性が悪く、トナーの
搬出が遅れて画像形成の動作が中断したり、複数のトナ
ー容器内のトナーの有無を自動的に事前に検知するため
には複数の検知手段が必要になりコスト高になるだけで
なく、トナー容器交換が頻々に行われると、これらの検
知手段の故障が多発したり、トナー容器の交換時等にト
ナー飛散が発生したりして資源を無駄にするだけでなく
飛散トナーが感光体等に付着して画像品質も低下すると
言う問題が生じていた。そこで本発明の課題は、このよ
うな問題点を解決するものである。即ち、トナー容器の
着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内のトナ
ーの有無を低コストで故障が少なく自動的に事前に検知
されて、トナーの搬送が中断することなく行われて画像
形成動作が中断することなく継続し、トナー容器の交換
時のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナー供給
装置及びそれを有して高品質の画像を連続して形成する
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明は、電子写真方式における画像担
持体上の潜像を顕像化してトナー像を形成するトナーを
現像位置から離れた位置より供給するトナー供給装置に
おいて、トナーを内部に貯めて吐出する少なくとも2個
以上のトナー容器が挿入されるトナー容器挿入部と、上
記トナー容器挿入部に挿入された上記トナー容器を駆動
してトナーを吐出させるトナー容器駆動手段と、上記ト
ナー容器駆動手段により駆動されて上記トナー容器から
吐出するトナーを堆積して収容するトナー堆積収容部
と、上記トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無
を検知するトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段
と、上記トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段によ
り上記トナー堆積収容部内に堆積されたトナー有りを検
知したらトナー無しを検知するまで上記トナー堆積収容
部内に堆積したトナーを流動化する気体との混合気とし
て強制的トナー搬送をする混合気搬送手段と、上記混合
気搬送手段の強制的トナー搬送により上記トナー堆積収
容部内に堆積されたトナー無しを検知した後に、上記ト
ナー容器駆動手段を上記トナー容器からトナーを吐出さ
せるように所定時間駆動してから上記トナー堆積収容部
内のトナー有無検知手段により上記トナー堆積収容部内
に堆積されたトナーの有無の検知によって、上記トナー
容器内のトナーの有無を検知するトナー供給装置である
ことを最も主要な特徴とする。請求項2の本発明は、請
求項1記載のトナー供給装置において、トナー容器挿入
部に挿入される2個以上のトナー容器は、1個だけはト
ナーを補給する補給状態にある補給トナー容器で、他は
トナー補給又は交換のために待機する待機状態にある待
機トナー容器とからなるトナー供給装置であることを主
要な特徴とする。請求項3の本発明は、請求項1又は2
記載のトナー供給装置において、トナー容器の補給トナ
ー容器の引き抜きを阻止してトナーの吐出口の蓋を開放
するが、上記トナー容器の待機トナー容器の引き抜き阻
止を解除してトナーの吐出口の蓋の開放を阻止するロッ
ク手段を有するトナー供給装置であることを主要な特徴
とする。請求項4の本発明は、請求項1、2又は3記載
のトナー供給装置において、トナー容器駆動手段は、補
給状態となった補給トナー容器からトナーを吐出させる
ように所定時間駆動した後に、トナー堆積収容部内のト
ナー有無検知手段により、上記トナー堆積収容部内に堆
積されたトナー無しを検知して、上記補給トナー容器内
のトナー無しのエンドを検知するトナー供給装置である
ことを主要な特徴とする。請求項5の本発明は、請求項
1、2、3又は4記載のトナー供給装置において、トナ
ー容器駆動手段は、補給状態となった補給トナー容器か
らトナーを吐出させるように所定時間駆動した後に、ト
ナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、上記ト
ナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有りを検知し
て、上記補給トナー容器内のトナー有りを検知するトナ
ー供給装置であることを主要な特徴とする。請求項6の
本発明は、請求項1、2、3、4又は5記載のトナー供
給装置において、トナー容器挿入部には、挿入されるト
ナー容器の有無を検知するトナー容器有無検知手段を有
するトナー供給装置であることを主要な特徴とする。請
求項7の本発明は、請求項6記載のトナー供給装置にお
いて、トナー容器セット検知手段が、トナー容器挿入部
に挿入されたトナー容器の有りを検知してから、他の上
記トナー容器内のトナーの有無を検知する所定時間に、
上記トナー容器の適正状態を優先表示した後に、上記ト
ナー容器内のトナーの有無を検知するトナー供給装置で
あることを主要な特徴とする。請求項8の本発明は、請
求項1、2、3、4、5、6又は7記載のトナー供給装
置において、混合気搬送手段が強制的トナー搬送を行っ
た際は、トナー容器駆動手段によるトナー容器の補給ト
ナー容器からトナー堆積収容部へのトナーの吐出する駆
動を所定時間だけ停止するトナー供給装置であることを
主要な特徴とする。請求項9の本発明は、電子写真方式
における画像担持体上の潜像を顕像化してトナー像を形
成するトナーを現像位置から離れた位置より供給されて
画像を形成する画像形成装置において、上記請求項1乃
至8記載のいずれか一項に記載のトナー供給装置と、上
記トナー供給装置により搬送するトナーと気体との混合
気を搬送する混合気搬送経路と、上記混合気搬送経路に
よってトナーが搬送されて供給される現像手段と、上記
現像手段により静電潜像を顕像化したトナー像を担持す
る画像担持体と、上記画像担持体に形成されたトナー像
を被転写体に転写する転写手段からなる画像形成装置で
あることを最も主要な特徴とする。
【0005】
【作用】上記のように構成されたトナー供給装置及びそ
れを有する画像形成装置は、請求項1においては、少な
くとも2個以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入さ
れたトナー容器をトナー容器駆動手段により駆動されて
吐出するトナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部
内に堆積されたトナーの有無を検知するトナー堆積収容
部内のトナー有無検知手段により、トナー堆積収容部内
に堆積されたトナー有りを検知したら、トナー無しを検
知するまで、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流
動化する気体との混合気として強制的トナー搬送をする
混合気搬送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積
収容部内に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナ
ー容器駆動手段をトナー容器からトナーを吐出させるよ
うに所定時間駆動してからトナー堆積収容部内のトナー
有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積された
トナーの有無の検知によって、トナー容器内のトナーの
有無を検知してトナーを供給するようにして、トナー容
器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内の
トナーの有無を低コストで故障が少なく自動的に事前に
検知されて、トナーの搬送が中断することなく行われて
画像形成動作が中断することなく継続し、トナー容器の
交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナー
供給装置を提供することが出来るようにする。請求項2
においては、少なくとも2個以上が挿入されるトナー容
器挿入部に挿入されたトナー容器をトナー容器駆動手段
により駆動されて吐出するトナーを、堆積して収容する
トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無を検知す
るトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、ト
ナー堆積収容部内に堆積されたトナー有りを検知した
ら、トナー無しを検知するまで、トナー堆積収容部内に
堆積したトナーを流動化する気体との混合気として強制
的トナー搬送をする混合気搬送手段の強制的トナー搬送
により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー無しを
検知した後に、トナー容器駆動手段をトナー容器からト
ナーを吐出させるように所定時間駆動してからトナー堆
積収容部内のトナー有無検知手段により、トナー堆積収
容部内に堆積されたトナーの有無の検知によって、トナ
ー容器内のトナーの有無を検知すると共にトナー容器挿
入部に挿入される2個以上のトナー容器は、1個だけは
トナーを補給する補給状態にある補給トナー容器で、他
はトナー補給又は交換のために待機する待機状態にある
待機トナー容器としてトナーを供給するようにして、ト
ナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容
器内のトナーの有無を低コストで故障が少なく自動的に
事前に確実に検知されて、トナーの搬送が中断すること
なく行われ画像形成動作が中断することなく継続し、ト
ナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資
源のトナー供給装置を提供することが出来るようにす
る。
【0006】請求項3においては、少なくとも2個以上
が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー容器
をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するトナー
を、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積された
トナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナー有
無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたト
ナー有りを検知したら、トナー無しを検知するまで、ト
ナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する気体と
の混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬送手段
の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内に堆積
されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆動手段
をトナー容器からトナーを吐出させるように所定時間駆
動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段に
より、トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無の
検知によって、トナー容器内のトナーの有無を検知する
と共にロック手段によりトナー容器の補給トナー容器の
引き抜きを阻止してトナーの吐出口の蓋を開放するが、
トナー容器の待機トナー容器の引き抜き阻止を解除して
トナーの吐出口の蓋の開放を阻止してトナーを供給する
ようにして、トナー容器の着脱操作性や交換性が良く、
複数のトナー容器内のトナーの有無を低コストで故障が
少なく自動的に事前に検知されて、トナーの搬送が中断
することなく行われ画像形成動作が中断することなく継
続し、トナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を確実
に防止する更に省資源のトナー供給装置を提供すること
が出来るようにする。請求項4においては、少なくとも
2個以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたト
ナー容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出す
るトナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆
積されたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内の
トナー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積
されたトナー有りを検知したら、トナー無しを検知する
まで、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化す
る気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気
搬送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部
内に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器
駆動手段をトナー容器の補給状態となった補給トナー容
器からトナーを吐出させるように所定時間駆動してから
トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、トナ
ー堆積収容部内に堆積されたトナー無しの検知によっ
て、補給トナー容器内のトナー無しを検知してトナーを
供給するようにして、トナー容器の着脱操作性や交換性
が良く、複数のトナー容器内のトナーの有無を低コスト
で、強制的トナー搬送動作の過動作の防止により更に故
障が少なく自動的に事前に検知されて、トナーの搬送が
中断することなく行われ画像形成動作が中断することな
く継続し、トナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を
防止する省資源のトナー供給装置を提供することが出来
るようにする。
【0007】請求項5においては、少なくとも2個以上
が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー容器
をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するトナー
を、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積された
トナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナー有
無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたト
ナー有りを検知したら、トナー無しを検知するまで、ト
ナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する気体と
の混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬送手段
の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内に堆積
されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆動手段
をトナー容器の補給状態となった補給トナー容器からト
ナーを吐出させるように所定時間駆動してからトナー堆
積収容部内のトナー有無検知手段により、トナー堆積収
容部内に堆積されたトナー有りの検知によって、補給ト
ナー容器内のトナー有りを検知してトナーを供給するよ
うにして、トナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複
数のトナー容器内のトナーの有無を低コストで、強制的
トナー搬送動作の過動作の防止により更に故障が少なく
自動的に事前に検知されて、トナーの搬送が中断するこ
となく行われ画像形成動作が中断することなく継続し、
トナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省
資源のトナー供給装置を提供することが出来るようにす
る。請求項6においては、少なくとも2個以上が挿入さ
れるトナー容器挿入部に挿入されたトナー容器をトナー
容器駆動手段により駆動されて吐出するトナーを、堆積
して収容するトナー堆積収容部内に堆積されたトナーの
有無を検知するトナー堆積収容部内のトナー有無検知手
段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー有り
を検知したら、トナー無しを検知するまで、トナー堆積
収容部内に堆積したトナーを流動化する気体との混合気
として強制的トナー搬送をする混合気搬送手段の強制的
トナー搬送により、トナー堆積収容部内に堆積されたト
ナー無しを検知した後に、トナー容器駆動手段をトナー
容器からトナーを吐出させるように所定時間駆動してか
らトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、ト
ナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無の検知によ
って、トナー容器内のトナーの有無を検知すると共にト
ナー容器挿入部にはトナー容器有無検知手段を有してト
ナーを供給するようにして、トナー容器のより適切な状
態表示が可能になり、トナー容器の着脱操作性や交換性
が良く、複数のトナー容器内のトナーの有無を低コスト
で故障が少なく自動的に事前に検知されて、トナーの搬
送が中断することなく行われて画像形成動作が中断する
ことなく継続し、トナー容器の交換時のトナー飛散の発
生等を防止する省資源のトナー供給装置を提供すること
が出来るようにする。
【0008】請求項7においては、少なくとも2個以上
が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー容器
をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するトナー
を、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積された
トナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナー有
無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたト
ナー有りを検知したら、トナー無しを検知するまで、ト
ナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する気体と
の混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬送手段
の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内に堆積
されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆動手段
をトナー容器からトナーを吐出させるように所定時間駆
動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段に
より、トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無の
検知によって、トナー容器内のトナーの有無を検知する
と共にトナー容器挿入部に有するトナー容器有無検知手
段が、トナー容器挿入部に挿入されたトナー容器の有り
を検知してから、他のトナー容器内のトナーの有無を検
知する所定時間に、表示部(LCDモジュール)には上
記トナー容器の適正の状態を優先表示した後に、トナー
容器内のトナーの有無を検知してトナーを供給するよう
にして、適正状態のトナー有りのトナー容器がセットさ
れた場合のトナー容器交換のメッセイジを消灯した状態
を優先表示されるので更に適切な状態表示が可能にな
り、トナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複数のト
ナー容器内のトナーの有無を低コストで故障が少なく自
動的に事前に検知されて、トナーの搬送が中断すること
なく行われて画像形成動作が中断することなく継続し、
トナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省
資源のトナー供給装置を提供することが出来るようにす
る。請求項8においては、少なくとも2個以上が挿入さ
れるトナー容器挿入部に挿入されたトナー容器をトナー
容器駆動手段により駆動されて吐出するトナーを、堆積
して収容するトナー堆積収容部内に堆積されたトナーの
有無を検知するトナー堆積収容部内のトナー有無検知手
段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー有り
を検知したら、トナー無しを検知するまで、トナー堆積
収容部内に堆積したトナーを流動化する気体との混合気
として強制的トナー搬送をする混合気搬送手段の強制的
トナー搬送により、トナー堆積収容部内に堆積されたト
ナー無しを検知した後に、トナー容器駆動手段をトナー
容器からトナーを吐出させるように所定時間駆動してか
らトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、ト
ナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無の検知によ
って、トナー容器内のトナーの有無を検知すると共に混
合気搬送手段が強制的トナー搬送を行った際は、トナー
容器駆動手段によるトナー容器の補給トナー容器からト
ナー堆積収容部へのトナーの吐出する駆動を所定時間だ
け停止するようにしてトナーを供給するようにして、容
器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内の
トナーの有無を低コストで強制的トナー搬送動作の動作
時間が短縮され更に故障が少なく自動的に事前に短時間
で検知されて、トナーの搬送が中断することなく行われ
て画像形成動作が中断することなく継続し、トナー容器
の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナ
ー供給装置を提供することが出来るようにする。請求項
9においては、上記請求項1乃至8記載のいずれか一項
に記載のトナー供給装置により搬送するトナーと気体と
の混合気を搬送する混合気搬送経路によってトナーが搬
送されて供給される現像手段により、画像担持体が担持
する静電潜像を顕像化したトナー像を、転写手段により
被転写体に転写して画像を形成するようにして、トナー
容器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内
のトナーの有無を低コストで故障が少なく自動的に事前
に検知されて、トナーの搬送が中断することなく行われ
て画像形成動作が中断することなく継続し、トナー容器
の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資源の高品
質の画像を連続して形成する画像形成装置を提供するこ
とが出来るようにする。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明を適用する画
像形成装置の概略構成を示す略図であり、複数個のトナ
ー容器1は、図示の場合、上段の補給トナー容器1aと
下段の待機トナー容器1bは、電子写真方式における潜
像を顕像化してトナー画像を形成するトナー(T)を筒
形状の内部に貯めて、独立した画像形成装置100の現
像手段102の現像位置から離れた位置に配置されたト
ナー供給装置0のトナー容器挿入部2の挿入口2a、挿
入口2bに着脱可能に図示の矢印A方向から装着してト
ナー容器保持手段9の各トナー容器保持手段9aとトナ
ー容器保持手段9bに保持されるようになっている。複
数個の上記トナー容器1の、上段のトナー(T)の補給
状態にある上記補給トナー容器1aと下段のトナー
(T)の補給又は交換のために待機状態にある上記待機
トナー容器1bは、トナー容器セット検知手段8のトナ
ー容器セット検知手段8aのセンサとトナー容器セット
検知手段8bのセンサと制御手段11により、上記トナ
ー容器挿入部2の上記挿入口2a又は上記挿入口2bに
装着されてセット、又は、未セットを検知されるように
なっている。上記トナー容器1の上段の補給トナー容器
1aと下段の待機トナー容器1bは、先端からトナー
(T)を吐出する開口の吐出口1a1 と吐出口1b1
を、蓋1a2 と蓋1b2 を着脱して開閉可能になってお
り、補給トナー容器1a又は待機トナー容器1bがトナ
ー(T)の補給状態になった時、上記吐出口1a1 又は
上記吐出口1b1 から上記蓋1a2 又は上記蓋1b2
蓋開閉手段12の蓋開閉手段12a又は蓋開閉手段12
bにより取り外して開放して、トナー容器駆動手段3の
トナー容器駆動手段3a又はトナー容器駆動手段3bに
より独立して回転すると、上記トナー容器1の上段の補
給トナー容器1a又は下段の待機トナー容器1bの上記
吐出口1a1 又は上記上記吐出口1b1 からトナー
(T)が吐出してトナー堆積収容部4に堆積して収容さ
れるようになっている。
【0010】上記トナー容器1の上段の補給トナー容器
1a又は下段の待機トナー容器1bの回転により吐出す
るトナー(T)の、上記トナー堆積収容部4に堆積する
量は、トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段5のセ
ンサの取り付け位置で決まる。上記トナー堆積収容部内
のトナー有無検知手段5のセンサが上記トナー堆積収容
部4のトナー有りを示す高さレベルで決まり、このトナ
ー有りを示すレベルにトナー量が達しているときに上記
トナー容器1の上段の補給トナー容器1a又は下段の待
機トナー容器1bの回転が停止する。上記トナー堆積収
容部4に堆積して溜まったトナー(T)は、上記画像形
成装置100が画像形成中は回転駆動している駆動源1
3のモータの駆動力を、トナー補充クラッチ14でスク
リュー部材15に伝達することにより、上記トナー堆積
収容部4のトナー搬送口4aに連通された混合気搬送経
路103の弾性管の入り口までトナー(T)を順送りさ
れる。混合気搬送手段6は、ダイアフラムポンプであっ
て、上記画像形成装置100が画像形成中は回転駆動し
ている駆動モータ6aの回転駆動により編芯カム6bが
回転してダイアフラム6cの図示の矢印B方向の動作
で、上記トナー堆積収容部4の上記トナー搬送口4aに
連通され他端が現像手段102のホッパ102aに連通
された上記混合気搬送経路103の弾性管内に、上記ト
ナー堆積収容部4の上記トナー搬送口4aから上記現像
手段102の上記ホッパ102a方向へ気体流を作りだ
して、この気体流によって上記混合気搬送経路103の
弾性管内のトナー(T)は気体との混合気となり、上記
現像手段102の上記ホッパ102aまで搬送される。
【0011】上記現像手段102の上記ホッパ102a
内のトナー(T)の有無を検知するホッパ内のトナー有
無検知手段102bは、上記トナー補充クラッチ14の
ON条件に使用される。上記ホッパ内のトナー有無検知
手段102bのセンサがトナー無しの検知をしている
間、上記トナー補充クラッチ14がONされて、上記現
像手段102の上記ホッパ102a内への通常のトナー
(T)の搬送が行われる。上記トナー容器1の補給トナ
ー容器1aと待機トナー容器1bは、上記蓋開閉手段1
2の蓋開閉手段12a又は蓋開閉手段12bにより吐出
口1a1 と吐出口1b1 を開閉する蓋1a2 又は蓋1b
2 をそれぞれ独立して抜き差しが可能で、着脱して開閉
可能になっている。上記トナー容器1の補給トナー容器
1aと待機トナー容器1bは、吐出口1a1 と吐出口1
1 から蓋1a2 又は蓋1b2 を開放すると、上記制御
手段11がロック手段7のロック手段7aとロック手段
7bを作動させるので、引き抜けなくなる。
【0012】図示しないメインモータの電源をONし
て、上記トナー容器1の補給トナー容器1aが上記トナ
ー容器保持手段9の上記トナー容器保持手段9aに保持
されながら上記トナー容器駆動手段3の上記トナー容器
駆動手段3aにより回転駆動されて、補給トナー容器1
aの筒形状の内部に貯められたトナー(T)は、補給ト
ナー容器1aの軸方向一端に設けた吐出口1a1 から吐
出して、上記トナー堆積収容部4に堆積して収容され、
上記トナー堆積収容部4に堆積して収容されたトナー
(T)は、上記混合気搬送手段6のダイアフラムポンプ
により上記混合気搬送経路103の弾性体の材質からな
る弾性管を介して上記現像手段102の上記ホッパ10
2aに搬送され、通常のトナー(T)の搬送が行われ
る。上記トナー堆積収容部4へのトナー(T)の供給
は、上記トナー堆積収容部4の下部位置に設けられた上
記トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段5の高さセ
ンサーと上記制御手段11により行われる。即ち、トナ
ー堆積収容部内のトナー有無検知手段5により上記トナ
ー堆積収容部内4に堆積されたトナー有りを検知した
ら、混合気搬送手段6により、検知手段5がトナー無し
を検知するまで上記トナー堆積収容部4内に堆積したト
ナー(T)を流動化する気体との混合気として強制的ト
ナー搬送を行う。検知手段5がトナー無しを検知した後
に、上記トナー容器駆動手段3を上記トナー容器1の補
給状態となった補給トナー容器1aからトナー(T)を
吐出させるように所定時間駆動してから上記トナー堆積
収容部4内のトナー有無検知手段5により上記トナー堆
積収容部4内に堆積されたトナー(T)の有無の検知に
よって、補給トナー容器1a内のトナー(T)の有無を
検知する。その結果、補給トナー容器1a内のトナー
(T)の有りを検出したら補給トナー容器1aから、又
は、補給トナー容器1a内のトナー無しを検知したら、
待機トナー容器1bをトナーの補給状態にして、上述と
同様な方法でトナー(T)の有無を検出してトナー
(T)有りを検出してから、上記トナー堆積収容部4へ
のトナ一(T)の吐出しての供給が開始される。そし
て、上記トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段5に
て、上記トナー堆積収容部4内に堆積して収容されたト
ナー(T)の有無を検知して、上記トナー堆積収容部4
内に堆積して収容されたトナー(T)の量がある定めら
れた高さ以上になるとトナー(T)の供給を停止する。
これらの上記制御手段11の制御により、上記トナー堆
積収容部4内には常に所定量のトナー(T)が収納さ
れ、安定した現像工程が保証される。
【0013】この画像形成装置100は、複写機の例で
あり、トナー供給装置0と、自動原稿送り部(ADF)
110と、従来公知の電子写真方式による画像形成を行
うための、露光部120、画像形成部130、給紙部1
40等から溝成されている。露光部120は、自動原稿
送り部(ADF)110あるいは手差しにてコンタクト
ガラス111上に載置された原稿(O)に光を照射する
ための光源121と、原稿(O)からの反射光像を画像
形成部130の画像担持体101の感光体ドラム上に露
光するためのミラー群122及びレンズ123からなる
露光光学系によって構成されている。画像形成部130
は、画像担持体101の感光体ドラムとその周囲に配設
された帯電手段105、現像手段102、レジストロー
ラ106、転写手段104、クリーニング手段107
と、定着手段108、排紙ローラ109等によって構成
されている。また、上記給紙部140には各種サイズの
転写紙(P)が収納された複数の給紙カセットが設置さ
れている。尚、上記露光部120はアナログ式の露光光
学系の例であるが、上記露光部120としてレーザ光源
と偏向器を用いたレーザ走査光学系を用いて画像信号に
応じて、画像担持体101の感光体ドラム上に光書き込
みを行う方式にすれば、レーザプリンタとして機能させ
ることができ、更に、上記自動原稿送り部(ADF)1
10と上記露光部120の間に原稿読取装置を設置すれ
ばデジタル複写機やファクシミリ装置の構成となる。画
像形成動作が開始されると、画像担持体101の感光体
ドラムが上記帯電手段105により帯電され、上記露光
部120からの原稿像が露光されて静電潜像が形成され
る。この静電潜像は現像手段102の2成分現像剤又は
1成分現像剤によって現像して顕像化され、画像担持体
101の感光体ドラム上にトナー像が形成される。
【0014】画像担持体101の感光体ドラム上に形成
されたトナー像は、給紙部140から給紙され、レジス
トローラ106を介して画像担持体101の感光体ドラ
ムと転写手段104の転写ベルト104aとのニッブ部
に給紙された転写紙(P)に転写手段104により転写
され、トナー像が転写された転写紙(P)は転写手段1
04の転写ベルト104aで定着手段108に搬送さ
れ、定着手段108でトナー像が転写紙(P)に定着さ
れる。定着後の転写紙(P)は上記排紙ローラ109を
介して排紙されて収納される。他方、転写紙(P)にト
ナー像を転写した後の画像担持体101の感光体ドラム
上は上記クリーニング手段107により清掃され、残留
トナーや紙粉等の異物が除去、回収されて、次工程に備
えられる。又、転写紙(P)を搬送後の転写手段104
の転写ベルト104aも転写クリーニング手段104b
により清掃され、残留トナーや紙粉等の異物が除去、回
収される。上記現像手段102としては、以下の説明で
はトナー(T)とキャリアを用いた2成分磁気ブラシ現
像方式を用いた例を示す。画像形成装置100の現像手
段102の現像位置から離れている位置に配置されたト
ナー供給装置0は、混合気搬送経路103で現像手段1
02と連結されており、トナー供給装置0のトナー容器
挿入部2に装着されたトナー容器1の補給トナー容器1
a内に貯留されているトナー(T)が、上記混合気搬送
手段6のダイアフラムポンプとも呼ばれる粉体エアーポ
ンプユニットによって、上記混合気搬送経路103を介
して上記現手段102に、気体の空気との混合気として
搬送して供給される。上記混合気搬送経路103は、フ
レキシブルで、且つ、耐トナー性に優れた管材料で、例
えば、ナイロン、テフロン等を用いることが非常に有効
である。従って、トナー供給装置0と上記現像手段10
2とが離れた位置での接続がフレキシブルであるので各
々の設置の制約がなくなり、レイアウトの有効活用が図
れると共にトナー容器1の着脱操作性や交換性が良く、
複数のトナー容器1内のトナー(T)の有無を低コスト
で故障が無く自動的に事前に検知されて、トナーの搬送
が中断することなく行われて画像形成動作が中断するこ
となく継続し、トナー容器1の交換時のトナー飛散の発
生等を防止する省資源のトナー供給装置及びそれを有し
て高品質の画像を連続して形成する画像形成装置を提供
することができるようになった。
【0015】図2は現像手段の一例の構成を示す断面図
であり、同図において、上記現像手段102は、現像容
器部102cと上記ホッパ102aとで構成されてお
り、上記現像容器部102cは、図示の矢印C方向に回
動可能に保持された画像担持体101である感光体ドラ
ムの近傍に配置され、そして、上記ホッパ102aは上
記現像容器部102cに搭載されている。上記現像容器
部102cの内部には、攪拌ローラ102d及びパドル
ホイール102eが設けられており、上記攪拌ローラ1
02dにより攪拌混合されて互いに逆極性に摩擦帯電さ
せられた磁性あるいは非磁性のトナー(T)と磁性キャ
リアとからなる2成分系現像剤が上記パドルホイール1
02eにより汲み上げられるようになっている。上記ホ
ッパ102aは、画像担持体101の感光体ドラムに供
給されるトナー(T)の濃度が低下した場合に、トナー
補給ローラ102a1 の回転によりトナー(T)を上記
攪拌ローラ102dに向け繰り出す。パドルホイール1
02eによって現像剤が汲み上げられる位置には、画像
担持体101の感光体ドラムに近接させて複数の現像ロ
ーラ102f、現像ローラ102gが設けられている。
上記現像ローラ102fと上記現像ローラ102gは、
画像担持体101の感光体ドラムの回動方向に沿って上
流側に位置するものが第1の上記現像ローラ102fと
され、下流側に位置するものが第2の上記現像ローラ1
02gとされている。これら第1の現像 ーラ102f
と第2の現像ローラ102gは、図示しない駆動部によ
り図中、反時計方向に回転可能なスリーブとこのスリー
ブの内部に固定されているマグローラとを主要部として
備えている。このスリーブは、アルミニウムあるいは、
ステンレスの非磁性体で構成され、マグローラは、フェ
ライト磁石あるいはゴム磁石さらにはナイロン粉末とフ
ェライト粉末とを混練して成形したプラスチック磁石等
からなり、磁極が周方向に沿って複数配置された構成を
有している。
【0016】現像容器部102c内においては、上記パ
ドルホイール102eの回転時に発生する遠心力によっ
て現像剤が汲み上げられ、第1の現綾ローラ102fに
向け放出される。放出された現像剤の一部は、直接、第
1の現像ローラ102fに供給されて第1の現像ローラ
102fの表面に担持される。放出される現像剤の残り
の一部は、第2の現像ローラ102gに突き当たること
により跳ね返ると第1の現像ローラ102f側の磁力に
より第1の現像ローラ102fの表面に支持される。第
1の現像ローラ102fへの現像剤の供給を第2の上記
ローラ102g側からも行うようにするためには、第2
の現像ローラ102gからの跳ね返り量を多くする目的
で上記パドルホイール102eの回転速度を比較的高速
化し、遠心力を増大させておく必要がある。第1の現像
ローラ102fに担持された現像剤は、現像スリーブの
回転に伴ってローラ表面を移動し、ドクタブレード10
2hによって層厚を規制された上で、第1の現像ローラ
102fと画像担持体101の感光体ドラムとが対向す
る第1の現像領域(DI)に達する。現像領域(DI)
に達した現像剤は、第1の現像ローラ102f側の磁力
の作用が弱まる位置に移動すると、第2の現像ローラ1
02g側の回転及びマグローラからの磁力によって、図
示の破線で示すように第2の現像ローラ102gと画像
担持体101の感光体ドラムとの第2の現像領域(D
2)に向け移送される。そして、第2の現像ローラ10
2gの磁力が作用しなくなる位置で現像容器部102c
の底部に落下し、再度、上記パドルホイール102eに
より攪拌される。
【0017】上記ドクタブレード102hによって掻き
取られた現像剤は、セパレータ102iによってその延
長方向他端に位置する搬送スクリュ102jに向け案内
され、搬送スクリュ102jにより攪拌ローラ102d
上に降り落とされる。このため、セパレータ102iに
おける延長方向他端には、現像剤を落下させるためのス
リットが攪拌ローラ102dと対向する位置に形成され
ている。第1の現像ローラ102fと第2の現像ローラ
102gに設けられているマグローラは、第1の現像ロ
ーラ102fと第2の現像ローラ102g同士の最も接
近している位置の間に同極同士による反発磁界が形成で
きる磁極の配置が設定され、現像剤の移送方向が第2の
現像ローラ102gに向かう方向に強制的に設定され
る。これにより、現像剤は、第2の現像ローラ102g
側の磁極の磁力によって第2の現像ローラ102gに受
け渡される。現像容器部102c内の上記攪拌ローラ1
02dの近傍には、トナーとキャリアとの混合比を検出
するためのトナー濃度検出手段102kをなすトナー濃
度センサが配置されている。上記トナー濃度検出手段1
02kのトナー濃度センサは現像剤中に位置するコイル
のインダクタンス変化を利用して、現像剤中のトナー
(T)の含有量からトナー濃度を検出する方式が一例と
して用いられている。
【0018】図3は本発明の実施の形態のトナー容器の
主要部の状態を説明する図であり、上記トナー容器1の
上記補給トナー容器1aは、トナー(T)を内部に貯め
る筒形状のトナー容器本体1a3 の軸方向一端に、貯め
られたトナーを吐出する開閉可能な上記トナー容器本体
1a3 の径よりも小さな径の上記吐出口1a1 を形成し
ている。また、上記トナー容器1の上記補給トナー容器
1aは、上記吐出口1a1 が形成されている端面の肩部
内面の一部を肩部内面部分から上記吐出口1a1 の縁ま
で迫り出させて、トナー(T)の持ち上げ用の迫り出し
部1a4 を形成する。上記補給トナー容器1aの分図
(a)乃至(d)は、上記迫り出し部1a4 及び吐出口
迫り出し部1a5 によるトナー(T)の案内の仕方を示
したものであり、それぞれの分図において、各分図(a
1)、(b1)、(c1)、(d1)は正面図で、それ
らに対応した各分図(a2)、(b2)、(c2)、
(d2)は右側面図である。上記補給トナー容器1を分
図(a)の状態から90度ずつ図示の矢印D方向に回転
した状態が順に分図(b)、分図(c)、分図(d)で
ある。分図(a)の状態では、肩部の最大径部分が鉛直
下方に位置し、案内溝1a6により上記トナー容器1a
の頭部の最大径部分の周壁下部にトナー(T)が案内さ
れてきている。分図(b)の状態は、分図(a)の状態
から図示の矢印Dの方向に90度だけ回転された伏熊
で、肩部の最大径部分と上記迫り出し部1a4 との境界
部分が鉛直下方に位置し、上記案内溝1a6 により案内
されてきたトナー(T)の一部が上記迫り出し部1a4
に載っている。分図(c)の状態は、分図(b)の状態
から更に図示の矢印Dの方向に90度だけ回転された状
態で、分図(c)の状態になるまでの90度の回転中
に、上記迫り出し部1a4 がスプーンのようにして、上
記吐出口1a1 の縁までトナー(T)を持ち上げる。分
図(d)の状態は、分図(c)の状態から更に図示の矢
印Dの方向に90度だけ回転された状態で、回転され分
図(d)の状態になる前後では、上記迫り出し部1a4
上のトナー(T)が、部分的に上記開口迫り出し部1a
5 に移り、上記吐出口迫り出し部1a5 の傾斜によっ
て、上記吐出口1a1 から吐出させられる。ここで、図
示の例では分図(c)に良く現れているように上記迫り
出し部1a 4 自体もスプーンの掬い部のような凹形状を
している。従って、このような上記吐出口1a1 近傍を
容器形状にすれば、上記補給トナー容器1a内のトナー
(T)を上記吐出口1a1 からトナー(T)粉が一魂り
となって排出落下して、図示しない上記トナー堆積収容
部4内で粉塵を起こすようなことはなく、トナー(T)
粉が除々に排出される。また上記トナー容器1の上記補
給トナー容器1a内の収納トナー(T)を最後までほと
んど残すことなく使いきるようにすることができる。更
に、上記トナー容器1の上記補給トナー容器1aの回転
時に、余分なトナー(T)が除かれ、いわばスプーン1
杯分のトナーのみを掬い上げて上記吐出口1a1 へ持ち
上げるので、上記吐出口1a1 からのトナー排出が一定
に行われる。
【0019】図4はトナー容器挿入部内の構成を示した
断面図であり、トナー容器1の補給トナー容器1aは、
トナー供給装置0の本体正面から図示の矢印A方向から
トナー容器挿入部2の上記トナー容器挿入部2aに挿入
されて、トナー供給装置0と一体的なトナー容器保持手
段9のトナー容器保持手段9aに着脱可能にセットされ
ている。トナー容器保持手段9のトナー容器保持手段9
aは、ホルダ9a1 の中に回転自在に支持された内ホル
ダ9a2 が備えられており、上記内ホルダ9a2 は図示
しない回転駆動手段により歯車9a3 を介して回転でき
る。トナー容器1の上記補給トナー容器1aは、上記内
ホルダ9a2 と同期して回転できるように各々に図示し
てない凹凸が設けてある。上記内ホルダ9a2 は、トナ
ー(T)の吐出時に、トナー容器1の上記補給トナー容
器1aと上記内ホルダ9a2 の受け部との間からトナー
が飛散しないように、シール9a4 が設けてある。ホル
ダ9a1 内には、蓋開閉手段12の蓋開閉手段12aの
スライダ12a1及びチャック12a2 が各々摺動自在
に支持されている。上記スライダ12a1は、常に上記
蓋1a2 をトナー(T)を押しつける方向にスプリング
12a3 により押されている。この状態から上記チャッ
ク12a2 を図示の矢印E方向へ移動させると、上記蓋
1a2 のつまみ部1a21を上記チャック12a2 の爪1
2a21がつかみ、上記蓋1a2 がトナー容器1の上記補
給トナー容器1aより引き抜かれる。
【0020】図5は引き抜き状態を示しており、上記蓋
1a2 がトナー容器1の上記補給トナー容器1aより引
き抜かれて、上記歯車9a3 を回転駆動源3a1 の歯車
により回転させると上記内ホルダ9a2 が回転し、トナ
ー容器1の上記補給トナー容器1aが上記内ホルダ9a
2 と同期して回転すると、トナー容器1の上記補給トナ
ー容器1a内のトナー(T)が上記吐出口1a1 より吐
出される。トナー容器1の上記補給トナー容器1a内の
トナー(T)が少なくなると、内部に貯めたトナー
(T)が無くなるのに充分な所定時間が経過した後に、
移動手段12a4 により、上記チャック12a2 を図示
の矢印Fの方向に移動させて、上記吐出口1a1 を上記
蓋1a2 が閉める。図6は移動手段の駆動機構例を示し
ており、上記移動手段12a4 は、駆動モータ12
41、ウオームギヤ12a42、ウオームホイール(又は
ハスバギヤ)12a43、ピニオン12a44、ラック12
45よりなり、上記駆動モータ12a41が時計及び反時
計方向に回転することで、上記チャック12a2 を図示
の矢印G方向の左右方向へ移動できる。
【0021】図7はロック手段の説明図であり、上記ロ
ック手段7の上記ロック手段7aのストッパー7a1
は、トナー容器1の上記補給トナー容器1aに設けられ
た係止部1a7 に係止するように、上記ホルダ9a1
段螺子7a2 及びスプリング7a3 によって支持されて
おり、上記蓋1a2 が閉める力では、図示の矢印H方向
に回動して2点鎖線に示す位置まで持ち上がらないよう
に、上記スプリング7a3 で押しつけられている。従っ
て、トナー容器1の上記補給トナー容器1aへ上記蓋1
2 を閉める力では、上記蓋1a2 を閉める時、トナー
容器1の上記補給トナー容器1aが逃げるようなことは
生じない。然し、トナー容器1の上記補給トナー容器1
aが上記待機トナー容器1bとなる待機時には、上記ス
トッパ7a1 を、図示しない上記制御手段11によりソ
レノイド7a4 の通電をOFFにしてトナー容器1の上
記待機トナー容器1bをより強く引くことにより、トナ
ー容器1の上記待機トナー容器1bの上記吐出口1b1
を上記蓋1b2 で閉じてから、上記図示の2点鎖線の位
置まで上記ストッパー7a1 を退避させることにより、
簡単に交換できる。
【0022】図8は制御系の構成を示すブロック図、図
9は操作部の構成図であり、上記制御手段11のCPU
11aは、ROM11bに格納された制御プログラムに
より動作する。RAM11cはプログラム実行用のワー
クメモリである。出力ポート11d、入力ポート11
e、LCD制御部11fと上記CPU11aは、アドレ
スバス/データバス11gで接続されている。CPU1
1aが上記LCD制御部11fを介してVRAM11h
に展開したビットマップを操作パネル11i上の表示部
(LCDモジュール)11jに転送して表示される。言
語切替キー11kやプリントキー11lや、トナー堆積
収容部内のトナー有無検知手段5やトナー容器セット検
知手段8等の各センサーは上記入力ポート11eを介し
て上記CPU11aがリードする。上記混合気搬送手段
6の上記駆動モータ6a、上記ロック手段のソレノイド
7a4 、LED10、上記蓋開閉手段12の上記駆動モ
ータ12a41、上記駆動源13、トナー補充クラッチ1
4等の各モータ、ソレノイド、LED、クラッチはドラ
イバー11mを介して上記出力ポート11dで制御され
る。
【0023】図10は本発明装置の遷移図であり、トナ
ー容器1のトナー容器挿入部2で待つ状態のステート
は、上段の補給トナー容器1aと下段の待機トナー容器
1bがそれぞれに単独に持たされる。この状態とは別
に、主トナー容器は「上トナー容器|下トナー容器」と
表現されるデータストアーが存在する。デフォルトの主
トナー容器は上トナー容器である。このデフォルトは製
品出荷時のデフォルト値であり、主トナー容器のデータ
ストアは不揮発性である。ただし、トナー容器1の待機
トナー容器1bが上記蓋1b2 を開いていない引き抜き
可能な状態では、電源OFF中にトナー容器1の待機ト
ナー容器1bが操作される可能性があるため、電源投入
時にはステート2、3のときはステート1へ、ステート
6、9のときはステート8へ初期化する。対象となるス
テートでは、「トナー容器引き抜き」イベントが有効に
なっている(図12F列を参照)。他方、トナー容器1
の補給トナー容器1aの上記蓋1a2 を開いて開放する
のは、ステート2から7、ステート9から7、ステート
3から4であり、トナー容器1の待機トナー容器1bの
上記蓋1b2 を閉じるのは、ステート5から6、ステー
ト7から6の時である。各トナー容器1の状態でのロッ
ク状況は図12のF列の記載を参照。以下、順に遷移を
説明する。ステート1「未セット:前歴有り」からトナ
ー容器がセットされているのを認識すると、ステート2
「不明トナー容器」へ遷移する。ここまではまだ蓋は開
放されないので、トナー容器の引き抜きが可能でステー
ト1に復帰する。ステート2は他方のトナー容器が主ト
ナー容器になっている時にのみとどまる。主トナー容器
でない間は、抜き差しが何度されてもトナー容器内のト
ナー確認が動作しないようになる。同時に他機へトナー
容器を転用したい場合の引き抜きも可能である。
【0024】次トナー容器が主トナー容器になるとステ
ート7「チェックトナー容器」へ遷移する。主トナー容
器になるのは、他のトナー容器がステート4「有りトナ
ー容器:主」からステート5「NE(ニヤエンド)トナ
ー容器」になる場合である。初めからトナー容器1本で
運用されている場合は、ステート1からステート2から
ステート3「有りトナー容器:副」と連続遷移をする。
ステート7ではトナー容器内のトナー確認を実行する
(図14を参照)。ステート2から遷移してきた場合に
は、主トナー容器になっている。トナー確認の結果、ト
ナー有りであればステート4に遷移する。この時「トナ
ー供給装置NE(ニヤエンド)解除」のイベントを生成
する。このイベントは図11への入力となる。トナー無
しであればステート6「E(エンド)トナー容器」へ遷
移する。この遷移は例外操作時でトナーが空のトナー容
器が挿入された時におこる。ステート4で「NE(ニヤ
エンド)」の条件が満足するとステート5に遷移する。
この条件が満たされるのは、所定時間トナー容器をトナ
ー容器駆動手段3で回転駆動しても、トナー堆積収容部
内のトナー有無検知手段5のセンサが「トナー有り」に
ならない時である。この時、主トナー容器(補給トナー
容器1a)と副トナー容器(待機トナー容器1b)の入
れ替え判定がなされる。他のトナー容器が「有りトナー
容器:副」か「不明トナー容器」であれば主トナー容器
(補給トナー容器1a)と副トナー容器(待機トナー容
器1b)が入れ替わる。
【0025】ステート5でE(エンド)条件が満足する
と、副トナー容器の時はステート6へ遷移する。最後1
本の主トナー容器の時は、「カウントダウンスタート」
イベントを遷移と同時に生成する。このイベントは図1
1への入力となる。これは、最後のトナー容器がE(エ
ンド)になった時点のトナー堆積収容部4の残分で画像
形成不可により中断するまで暫くの間、例えば50枚、
画像形成を継続させるためのトリガーになる。ステート
6では、待機トナー容器1bの上記吐出口1b1 に蓋1
2 が閉じられて、トナー容器の交換が表示される。ス
テート6からトナー容器が引き抜かれるステート8「未
セット:前歴E(エンド)」へ遷移する。ステート8
は、「未セット」を示すが、これは前歴がトナー容器E
(エンド)の場合である。前歴が「有り」であるステー
ト1とは前歴が異なる。ここでトナー容器セット検知手
段8のセンサがトナー容器のセットを検知するとステー
ト9「チエックトナー容器:待機」を経由してステート
7へ遷移する。ステート9はE(エンド)トナー容器を
2本まとめて交換したような時に、先のトナー容器が
「チェックトナー容器」になっている時にとどまるステ
ートである。ステート9から遷移した「チェックトナー
容器」では3通りの遷移がある。主トナー容器がトナー
有りでE(エンド)トナー容器の副トナー容器をトナー
有りと交換した場合は、ステート3へ遷移する。ステー
ト3では、待機トナー容器1bの上記吐出口1b1 に上
記蓋1b2 が閉じられて、待機トナー容器1bの引き抜
きは可能である。2本ともE(エンド)トナー容器でで
ある場合の1本目の交換では交換トナー容器が主トナー
容器(補給トナー容器1a)となりステート4へ遷移す
る。この時「トナー供給装置NE(ニヤエンド)解除」
のイベントを生成する。このイベントは図11への入力
となる。E(エンド)トナー容器を再度トナー容器挿入
部2に挿入されてセットされた場合には、トナー容器内
にトナーの有無の確認の結果、トナー無しとなりステー
ト6に遷移する。
【0026】図11において、トナー供給装置0は、通
常ステート1にいる。「カウントダウン」イベント(図
10において、ステート5からステート6への遷移時に
発生する。即ち、最後の1本のトナー容器内のトナーが
空になった状態を表す)によりステート2に遷移する。
ここで画像形成1枚につき1カウントする。ステート2
がトナー供給装置0のトナーエンド状態が「NE(ニヤ
エンド)」の時である。ここで、50枚の画像形成が行
われるとステート1に遷移する。ステート1は、トナー
供給装置0のトナーエンド状態が「E(エンド)」の時
である。ステート1とステート2で「トナー供給装置
(0)NE(ニヤエンド)解除」のイベントが発生(即
ち、新たにトナー有りのトナー容器1がトナー容器挿入
部2に挿入されて、トナー容器セット検知手段8のセン
サがセットを認識した状態)するとそれぞれステート3
「トナー有り」に復帰する。
【0027】図12において、図中のA列(消灯)、B
列(点滅)、C列(点灯)は、上記各トナー容器1が挿
入されるトナー容器挿入口2の各上記挿入口2aと上記
挿入口2b毎に1個配置されるLED10のLED10
aとLED10bである。LED10のLED10aと
LED10bの点灯で操作者に対してトナー容器1の補
給トナー容器1a又は待機トナー容器1bの「交換」若
しくは「セット」を促す。上記LED10の上記LED
10aと上記LED10bの点灯している、トナー容器
1の補給トナー容器1a又は待機トナー容器1bを引き
抜いてもそのまま点灯しており、トナー容器1の補給ト
ナー容器1a又は待機トナー容器1bをトナー容器挿入
口2の上記挿入口2a又は上記挿入口2bにセットする
と消灯する。この時、トナー容器1が「トナー有り」で
も「トナー無し」でも表示消灯し、トナー容器1が「E
(エンド)」であった場合にはステート7からステート
6に遷移して、当該の上記LED10の上記LED10
a又は上記LED10bが再度点灯する(図10を参
照)。D列は、トナー容器状態に応じて上記表示部(L
CDモジュール)11jの画面に表示されるメッセージ
である(図9を参照)。E列とF列は、トナー容器1の
補給トナー容器1a又は待機トナー容器1bの各状態で
の、セット状態と、上記ロック手段7の上記ロック手段
7a又は上記ロック手段7bによるロック状況とが上記
表示部(LCDモジュール)11jの画面に表示される
(図9を参照)。
【0028】図13において、トナー供給装置0のトナ
ー(T)の「E(エンド)」の条件は、トナー容器1の
補給トナー容器1aと待機トナー容器1bの各状態の組
み合わせで決まる。トナー容器1の補給トナー容器1a
又は待機トナー容器1bのどちらかが「トナー有り」又
は「NE(ニヤエンド)」のときは、他方の状態に関わ
らず画像形成が可能である。トナー容器1の補給トナー
容器1a又は待機トナー容器1bの「E(エンド)」と
「未セット」間の組み合わせ、即ち、図11の状態に
なる。最後に「E(エンド)」となったトナー容器1の
補給トナー容器1a又は待機トナー容器1bの「E(エ
ンド)」検知タイミングから、例えば、50枚だけの画
像形成が可能である。この時、警告メッセイジが上記表
示部(LCDモジュール)11jの画面に表示される
(図9を参照)。それ以降は、画像形成中ならば中断し
て画像形成が不可能になる。この時は全面警告を、上記
表示(LCDモジュール)11jの画面に表示される
(図9を参照)。トナー容器1の補給トナー容器1a又
は待機トナー容器1bの「トナー有り」又は「NE(ニ
ヤエンド)」と「チェック」との組み合わせとなり、
トナー供給装置0の状態がNE(ニヤエンド)なら画像
形成が可能である。これは、トナー容器1の補給トナー
容器1a又は待機トナー容器1bの「E(エンド)」を
「トナー有り」にセットした正常な状態で、「NE(ニ
ヤエンド)」と表示することは不適切なので「NE(ニ
ヤエンド)」表示を消去する。これは、トナー容器1の
補給トナー容器1a又は待機トナー容器1b内のトナー
(T)の有無の確認に所定時間を必要とするための処置
である。トナー容器1の補給トナー容器1a又は待機ト
ナー容器1b内のトナーが空の状態で挿入された時は、
トナー容器1の補給トナー容器1a又は待機トナー容器
1b内のトナーの確認後に、E(エンド)に状態遷移す
るので、E(エンド)のトナー容器1の補給トナー容器
1a又は待機トナー容器1bとの組み合わせになる。
【0029】他方、トナー供給装置0の状態がE(エン
ド)なら「W(お待ち下さい)」の表示となる。これ
は、トナー容器1の補給トナー容器1aと待機トナー容
器1bの2本とも空になり、更に、50枚の画像形成が
行われて画像形成が不可になった後に交換する状態にな
る。トナー供給装置0に残ったリザーブ分はすでに消費
されているので、チェックトナー容器ステートから抜け
るまでの、トナー容器1の補給トナー容器1a又は待機
トナー容器1b内のトナー(T)の有無を確認する動作
が終了するまで、画像形成待ちにする必要がある。また
システムNE(ニヤエンド)後、45枚目の画像形成で
交換した場合などは、確認中に50枚の画像形成に到達
する。この時、画像形成は中断し、確認後「トナー有
り」であれば、画像形成の中断を解除して、画像形成動
作再開となる。
【0030】図14において、上記制御手段11により
上記混合気搬送手段6が制御されて強制的トナー搬送が
行われる。トナー堆積収容部4内に堆積するトナー
(T)の有無を、トナー堆積収容部内のトナー有無検知
手段5のセンサにより検知して(ステップ1)、トナー
堆積収容部4内に堆積するトナー(T)無しならEND
で終了するが、トナー堆積収容部4内に堆積するトナー
(T)が有れば、上記駆動源13をONして(ステップ
2)、上記混合気搬送手段6のダイアフラムポンプの駆
動モータ6aをONして(ステップ3)、上記混合気搬
送手段6のダイアフラムポンプの立ち上がりを待って
(ステップ4)、トナー補充クラッチ14をONして
(ステップ5)、強制的トナー搬送フラグをセットして
(ステップ6)、トナー堆積収容部4内に堆積するトナ
ー(T)の有無を、トナー堆積収容部内のトナー有無検
知手段5のセンサにより検知して(ステップ7)、トナ
ー堆積収容部4内に堆積するトナー(T)の無しを検知
して上記駆動源13をOFFして(ステップ8)、上記
混合気搬送手段6のダイアフラムポンプの上記駆動モー
タ6aをOFFして(ステップ9)、トナー補充クラッ
チ14をOFFして(ステップ10)終了する。
【0031】図15において、上記制御手段11により
上記混合気搬送手段6が制御されて通常のトナー(T)
の搬送が行われる。トナー堆積収容部4内に堆積するト
ナー(T)の有無を、トナー堆積収容部内のトナー有無
検知手段5のセンサにより検知して(ステップ21)、
トナー堆積収容部4内に堆積するトナー(T)有りなら
ENDで終了するが、トナー堆積収容部4内に堆積する
トナー(T)が無しならば、強制的トナー搬送フラグの
セットを検知して(ステップ22)、強制的トナー搬送
のフラグのセット無しを検知したらステップ25へ、強
制的トナー搬送のフラグのセット有りで所定時間経過待
ちをして(ステップ23)、強制的トナー搬送のフラグ
をクリヤして(ステップ24)、補給(主)トナー容器
1aを駆動する駆動源3a1 のモータをONして(ステ
ップ25)、トナー堆積収容部4内に堆積するトナー
(T)の有無を、トナー堆積収容部内のトナー有無検知
手段5のセンサにより検知して(ステップ26)、トナ
ー堆積収容部4内に堆積するトナー(T)が有りで、補
給(主)トナー容器1aを駆動する駆動源3a1 のモー
タをOFFして(ステップ27)終了する。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、請求項1の発明によれば、少なくとも2個
以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー
容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するト
ナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積さ
れたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナ
ー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積され
たトナー有りを検知したら、トナー無しを検知するま
で、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する
気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬
送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内
に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆
動手段をトナー容器からトナーを吐出させるように所定
時間駆動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検知
手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの
有無の検知によって、トナー容器内のトナーの有無を検
知してトナーを供給するようにしたので、トナー容器の
着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内のトナ
ーの有無を低コストで故障が少なく自動的に事前に検知
されて、トナーの搬送が中断することなく行われて画像
形成動作が中断することなく継続し、トナー容器の交換
時のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナー供給
装置を提供することが出来るようになった。つまり、ト
ナー堆積収容部内に配置したトナー有無検知手段によっ
て該収容部内のトナーの有無ばかりでなく、セットされ
たトナー容器の有無を検知することができる。
【0033】請求項2の発明によれば、少なくとも2個
以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー
容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するト
ナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積さ
れたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナ
ー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積され
たトナー有りを検知したら、トナー無しを検知するま
で、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する
気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬
送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内
に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆
動手段をトナー容器からトナーを吐出させるように所定
時間駆動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検知
手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの
有無の検知によって、トナー容器内のトナーの有無を検
知すると共にトナー容器挿入部に挿入される2個以上の
トナー容器は、1個だけはトナーを補給する補給状態に
ある補給トナー容器で、他はトナー補給又は交換のため
に待機する待機状態にある待機トナー容器としてトナー
を供給するようにしたので、トナー容器の着脱操作性や
交換性が良く、複数のトナー容器内のトナーの有無を低
コストで故障が少なく自動的に事前に確実に検知され
て、トナーの搬送が中断することなく行われ画像形成動
作が中断することなく継続し、トナー容器の交換時のト
ナー飛散の発生等を防止する省資源のトナー供給装置を
提供することが出来るようになった。
【0034】請求項3の発明によれば、少なくとも2個
以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー
容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するト
ナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積さ
れたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナ
ー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積され
たトナー有りを検知したら、トナー無しを検知するま
で、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する
気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬
送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内
に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆
動手段をトナー容器からトナーを吐出させるように所定
時間駆動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検知
手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの
有無の検知によって、トナー容器内のトナーの有無を検
知すると共にロック手段によりトナー容器の補給トナー
容器の引き抜きを阻止してトナーの吐出口の蓋を開放す
るが、トナー容器の待機トナー容器の引き抜き阻止を解
除してトナーの吐出口の蓋の開放を阻止してトナーを供
給するようにしたので、トナー容器の着脱操作性や交換
性が良く、複数のトナー容器内のトナーの有無を低コス
トで故障が少なく自動的に事前に検知されて、トナーの
搬送が中断することなく行われ画像形成動作が中断する
ことなく継続し、トナー容器の交換時のトナー飛散の発
生等を確実に防止する更に省資源のトナー供給装置を提
供することが出来るようになった。つまり、待機トナー
容器については引き抜きが可能であり、また蓋の開放が
阻止されるのでトナーが飛散することもない。請求項4
の発明によれば、少なくとも2個以上が挿入されるトナ
ー容器挿入部に挿入されたトナー容器をトナー容器駆動
手段により駆動されて吐出するトナーを、堆積して収容
するトナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無を検
知するトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段によ
り、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー有りを検知
したら、トナー無しを検知するまで、トナー堆積収容部
内に堆積したトナーを流動化する気体との混合気として
強制的トナー搬送をする混合気搬送手段の強制的トナー
搬送により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー無
しを検知した後に、トナー容器駆動手段をトナー容器の
補給状態となった補給トナー容器からトナーを吐出させ
るように所定時間駆動してからトナー堆積収容部内のト
ナー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積さ
れたトナー無しの検知によって、補給トナー容器内のト
ナー無しを検知してトナーを供給するようにしたので、
トナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー
容器内のトナーの有無を低コストで、強制的トナー搬送
動作の過動作の防止により更に故障が少なく自動的に事
前に検知されて、トナーの搬送が中断することなく行わ
れ画像形成動作が中断することなく継続し、トナー容器
の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナ
ー供給装置を提供することが出来るようになった。トナ
ー容器の有無だけを検知する格別の手段を設けることな
く、トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段を兼用と
したので、装置構成を簡略化することができる。
【0035】請求項5の発明によれば、少なくとも2個
以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー
容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するト
ナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積さ
れたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナ
ー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積され
たトナー有りを検知したら、トナー無しを検知するま
で、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する
気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬
送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内
に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆
動手段をトナー容器の補給状態となった補給トナー容器
からトナーを吐出させるように所定時間駆動してからト
ナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、トナー
堆積収容部内に堆積されたトナー有りの検知によって、
補給トナー容器内のトナー有りを検知してトナーを供給
するようにしたので、トナー容器の着脱操作性や交換性
が良く、複数のトナー容器内のトナーの有無を低コスト
で、強制的トナー搬送動作の過動作の防止により更に故
障が少なく自動的に事前に検知されて、トナーの搬送が
中断することなく行われ画像形成動作が中断することな
く継続し、トナー容器の交換時のトナー飛散の発生等を
防止する省資源のトナー供給装置を提供することが出来
るようになった。請求項6の発明によれば、少なくとも
2個以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたト
ナー容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出す
るトナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆
積されたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内の
トナー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積
されたトナー有りを検知したら、トナー無しを検知する
まで、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化す
る気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気
搬送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部
内に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器
駆動手段をトナー容器からトナーを吐出させるように所
定時間駆動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検
知手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー
の有無の検知によって、トナー容器内のトナーの有無を
検知すると共にトナー容器挿入部にはトナー容器有無検
知手段を有してトナーを供給するようにしたので、表示
部にトナー容器のより適切な状態表示が可能になり、ト
ナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容
器内のトナーの有無を低コストで故障が少なく自動的に
事前に検知されて、トナーの搬送が中断することなく行
われて画像形成動作が中断することなく継続し、トナー
容器の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資源の
トナー供給装置を提供することが出来るようになった。
【0036】請求項7の発明によれば、少なくとも2個
以上が挿入されるトナー容器挿入部に挿入されたトナー
容器をトナー容器駆動手段により駆動されて吐出するト
ナーを、堆積して収容するトナー堆積収容部内に堆積さ
れたトナーの有無を検知するトナー堆積収容部内のトナ
ー有無検知手段により、トナー堆積収容部内に堆積され
たトナー有りを検知したら、トナー無しを検知するま
で、トナー堆積収容部内に堆積したトナーを流動化する
気体との混合気として強制的トナー搬送をする混合気搬
送手段の強制的トナー搬送により、トナー堆積収容部内
に堆積されたトナー無しを検知した後に、トナー容器駆
動手段をトナー容器からトナーを吐出させるように所定
時間駆動してからトナー堆積収容部内のトナー有無検知
手段により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの
有無の検知によって、トナー容器内のトナーの有無を検
知すると共にトナー容器挿入部に有するトナー容器有無
検知手段が、トナー容器挿入部に挿入されたトナー容器
の有りを検知してから、他のトナー容器内のトナーの有
無を検知する所定時間に、表示部にトナー容器の適正の
状態を優先表示した後に、トナー容器内のトナーの有無
を検知してトナーを供給するようにしたので、適正状態
のトナー有りのトナー容器がセットされた場合のトナー
容器交換のメッセイジを消灯した状態を優先表示される
ので更に適切な状態表示が可能になり、トナー容器の着
脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内のトナー
の有無を低コストで故障が少なく自動的に事前に検知さ
れて、トナーの搬送が中断することなく行われて画像形
成動作が中断することなく継続し、トナー容器の交換時
のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナー供給装
置を提供することが出来るようになった。請求項8の発
明によれば、少なくとも2個以上が挿入されるトナー容
器挿入部に挿入されたトナー容器をトナー容器駆動手段
により駆動されて吐出するトナーを、堆積して収容する
トナー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無を検知す
るトナー堆積収容部内のトナー有無検知手段により、ト
ナー堆積収容部内に堆積されたトナー有りを検知した
ら、トナー無しを検知するまで、トナー堆積収容部内に
堆積したトナーを流動化する気体との混合気として強制
的トナー搬送をする混合気搬送手段の強制的トナー搬送
により、トナー堆積収容部内に堆積されたトナー無しを
検知した後に、トナー容器駆動手段をトナー容器からト
ナーを吐出させるように所定時間駆動してからトナー堆
積収容部内のトナー有無検知手段により、トナー堆積収
容部内に堆積されたトナーの有無の検知によって、トナ
ー容器内のトナーの有無を検知すると共に混合気搬送手
段が強制的トナー搬送を行った際は、トナー容器駆動手
段によるトナー容器の補給トナー容器からトナー堆積収
容部へのトナーの吐出する駆動を所定時間だけ停止する
ようにしてトナーを供給するようにしたので、容器の着
脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容器内のトナー
の有無を低コストで強制的トナー搬送動作の動作時間が
短縮され更に故障が少なく自動的に事前に短時間で検知
されて、トナーの搬送が中断することなく行われて画像
形成動作が中断することなく継続し、トナー容器の交換
時のトナー飛散の発生等を防止する省資源のトナー供給
装置を提供することが出来るようになった。請求項9の
発明によれば、上記請求項1乃至8記載のいずれか一項
に記載のトナー供給装置により搬送するトナーと気体と
の混合気を搬送する混合気搬送経路によってトナーが搬
送されて供給される現像手段により、画像担持体が担持
する静電潜像を顕像化したトナー像を、転写手段により
被転写体に転写して画像を形成するようにしたので、ト
ナー容器の着脱操作性や交換性が良く、複数のトナー容
器内のトナーの有無を低コストで故障が少なく自動的に
事前に検知されて、トナーの搬送が中断することなく行
われて画像形成動作が中断することなく継続し、トナー
容器の交換時のトナー飛散の発生等を防止する省資源の
高品質の画像を連続して形成する画像形成装置を提供す
ることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置の概略を説明する説明図で
ある。
【図2】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置を
有する画像形成装置の主要部(現像装置)を説明する拡
大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置の主要部の状態(トナー吐
出状態)を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置を
有する画像形成装置の他の主要部(蓋開閉機構)を説明
する断面図である。
【図5】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置を
有する画像形成装置の他の主要部を説明する断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置を
有する画像形成装置の他の主要部を説明する説明図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置を
有する画像形成装置の他の主要部を説明する断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置の他の主要部を説明するブ
ロック図である。
【図9】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置及
びそれを有する画像形成装置の他の主要部を説明する拡
大説明図である。
【図10】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の状態を説
明する遷移図である。
【図11】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の他の状態
を説明する遷移図である。
【図12】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の他の状態
を説明する図表である。
【図13】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の他の状態
を説明する図表である。
【図14】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の動作を説
明するフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態例を示すトナー供給装置
及びそれを有する画像形成装置の他の主要部の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
0 トナー供給装置 トナー容器、1a 補給トナー容器、1a1 吐出口、
1a2 蓋、1a21 つまみ部、1a3 トナー容器本
体、1a4 迫り出し部、1a5 吐出口迫り出し部、
1a6 案内溝、1a7 係止部、1b 待機トナー容
器、1b1 吐出口、1b2 蓋 トナー容器挿入部、2a 挿入口、2b 挿入口 トナー容器駆動手段、3a トナー容器駆動手段、3a
1 駆動源、3b トナー容器駆動手段、3b1 駆動
源 トナー堆積収容部、4a トナー搬送口 トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段 混合気搬送手段、6a 駆動モータ、6b 編芯カム、
6c ダイアフラム ロック手段、7a ロック手段、7a1 ストッパー、
7a2 段裸子、7a3 スプリング、7a4 ソレノ
イド、7b ロック手段 8 トナー容器セット検知手段、8a トナー容器セッ
ト検知手段、8b トナー容器セット検知手段 9 トナー容器保持手段、9a トナー容器保持手段、
9a1 ホルダ、9a2 内ホルダ、9a3 歯車、9
4 シール、9b トナー容器保持手段 10 LED、10a LED、10b LED 11 制御手段、11a CPU、11b ROM、1
1c RAM、11d 出力ポート、11e 入力ポー
ト、11f LCD制御部、11g アドレスバス/デ
ータバス、11h VRAM、11i 操作パネル、1
1j 表示部(LCDモジュール)、11k 言語切替
キー、11l プリントキー、11m ドライバー 12 蓋開閉手段、12a 蓋開閉手段、12a1
ライダ、12a2 チャック、12a21爪、12a3
スプリング、12a4 移動手段、12a41 駆動モー
タ、12a42 ウオームギヤ、12a43 ウオームホイ
ール、12a44 ピニオン、12a45 ラック、12b
蓋開閉手段 13 駆動源 14 トナー補充クラッチ 15 スクリュー部材 100 画像形成装置 101 画像担持体 102 現像手段、102a ホッパ、102a1
ナー補給ローラ、102b ホッパ内のトナー有無検知
手段、102c 現像容器部、102d 攪拌ローラ、
102e パドルホイール、102f 現像ローラ、1
02g 現像ローラ、102h ドクタブレード、10
2i セパレータ、102j 搬送スクリュ、102k
トナー濃度検出手段 103 混合気搬送経路 104 転写手段、104a 転写ベルト、104b
転写クリーニング手段 105 帯電手段 106 レジストローラ 107 クリーニング手段 108 定着手段 109 排紙ローラ 110 自動原稿送り部(ADF) 111 コンタクトガラス 120 露光部 121 光源 122 ミラー群 123 レンズ 130 画像形成部 140 給紙部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式における画像担持体上の潜
    像を顕像化してトナー像を形成するトナーを現像位置か
    ら離れた位置より供給するトナー供給装置において、ト
    ナーを内部に貯めて吐出する少なくとも2個以上のトナ
    ー容器が挿入されるトナー容器挿入部と、上記トナー容
    器挿入部に挿入された上記トナー容器を駆動してトナー
    を吐出させるトナー容器駆動手段と、上記トナー容器駆
    動手段により駆動されて上記トナー容器から吐出するト
    ナーを堆積して収容するトナー堆積収容部と、上記トナ
    ー堆積収容部内に堆積されたトナーの有無を検知するト
    ナー堆積収容部内のトナー有無検知手段と、上記トナー
    堆積収容部内のトナー有無検知手段により上記トナー堆
    積収容部内に堆積されたトナー有りを検知したらトナー
    無しを検知するまで上記トナー堆積収容部内に堆積した
    トナーを流動化する気体との混合気として強制的にトナ
    ー搬送をする混合気搬送手段と、上記混合気搬送手段の
    強制的トナー搬送により上記トナー堆積収容部内に堆積
    されたトナー無しを検知した後に、上記トナー容器駆動
    手段を上記トナー容器からトナーを吐出させるように所
    定時間駆動してから上記トナー堆積収容部内のトナー有
    無検知手段により上記トナー堆積収容部内に堆積された
    トナーの有無を検知することによって、上記トナー容器
    内のトナーの有無を検知することを特徴とするトナー供
    給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトナー供給装置におい
    て、トナー容器挿入部に挿入される2個以上のトナー容
    器は、1個だけはトナーを補給する補給状態にある補給
    トナー容器であり、他はトナー補給又は交換のために待
    機する待機状態にある待機トナー容器であることを特徴
    とするトナー供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のトナー供給装置に
    おいて、トナー容器の補給トナー容器の引き抜きを阻止
    してトナーの吐出口の蓋を開放するが、上記トナー容器
    の待機トナー容器の引き抜き阻止を解除してトナーの吐
    出口の蓋の開放を阻止するロック手段を有することを特
    徴とするトナー供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載のトナー供給装
    置において、トナー容器駆動手段は補給状態となった補
    給トナー容器からトナーを吐出させるように所定時間駆
    動した後に、トナー堆積収容部内のトナー有無検知手段
    が上記トナー堆積収容部内に堆積されたトナー無しを検
    知することにより、上記補給トナー容器内のトナー無し
    のエンドを検知することを特徴とするトナー供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載のトナー供
    給装置において、トナー容器駆動手段は、補給状態とな
    った補給トナー容器からトナーを吐出させるように所定
    時間駆動した後に、トナー堆積収容部内のトナー有無検
    知手段により上記トナー堆積収容部内に堆積されたトナ
    ーの有りを検知することにより、上記補給トナー容器内
    のトナー有りを検知することを特徴とするトナー供給装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載のトナ
    ー供給装置において、トナー容器挿入部には、挿入され
    るトナー容器の有無を検知するトナー容器有無検知手段
    を有することを特徴とするトナー供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のトナー供給装置におい
    て、トナー容器有無検知手段が、トナー容器挿入部に挿
    入されたトナー容器の有りを検知してから、他の上記ト
    ナー容器内のトナーの有無を検知する所定時間に、表示
    部に上記トナー容器の適正状態を優先表示した後に、上
    記トナー容器内のトナーの有無を検知することを特徴と
    するトナー供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載のトナー供給装置において、混合気搬送手段が強制的
    トナー搬送を行った際は、トナー容器駆動手段によるト
    ナー容器の補給トナー容器からトナー堆積収容部へトナ
    ーを吐出する駆動を所定時間だけ停止することを特徴と
    するトナー供給装置。
  9. 【請求項9】 電子写真方式における画像担持体上の潜
    像を顕像化してトナー像を形成するトナーを現像位置か
    ら離れた位置より供給されて画像を形成する画像形成装
    置において、上記請求項1乃至8記載のいずれか一項に
    記載のトナー供給装置と、上記トナー供給装置により搬
    送するトナーと気体との混合気を搬送する混合気搬送経
    路と、上記混合気搬送経路によってトナーが搬送されて
    供給される現像手段と、上記現像手段により静電潜像を
    顕像化したトナー像を担持する画像担持体と、上記画像
    担持体に形成されたトナー像を被転写体に転写する転写
    手段と、からなることを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017191137A (ja) * 2016-04-11 2017-10-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2020076903A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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