JP2000192644A - 外壁の化粧カバー装置 - Google Patents

外壁の化粧カバー装置

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JP2000192644A
JP2000192644A JP10365913A JP36591398A JP2000192644A JP 2000192644 A JP2000192644 A JP 2000192644A JP 10365913 A JP10365913 A JP 10365913A JP 36591398 A JP36591398 A JP 36591398A JP 2000192644 A JP2000192644 A JP 2000192644A
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JP
Japan
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decorative cover
external equipment
equipment members
wall
wall surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10365913A
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English (en)
Inventor
Shigeru Matsuoka
繁 松岡
Tsukasa Nakano
司 中野
Kazuhisa Ishizuka
一寿 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外壁面に取り付けられた各種の外部設備部材が
外部に露出せず建物の外観を損うことがない外壁の化粧
カバー装置を提供する。 【構成】外壁面1にエアコンの室外機2a、給湯器2
b、換気扇の外部フード2c、配管2d、排気管2e、
収納庫2f等の複数の外部設備部材2を設け、それら複
数の外部設備部材2を上下に連続する化粧カバー3で被
覆すると共に、その化粧カバー3を通気自在な構成とし
て成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の外壁面に取
り付けられたエアコンの室外機、給湯器、換気扇の外部
フード、配管等の外部設備部材を化粧カバーで被覆して
成る外壁の化粧カバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建物の外壁面にはエアコンの室外
機、給湯器、換気扇の外部フード、配管等の外部設備部
材が取り付けられることがあったが、これら外部設備部
材は外壁面の適宜の個所に夫々設けられており、特に整
理されることなく散在し、又、外部に露出したままの状
態で取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
これら外部設備部材が外壁面の適宜の個所に特に整理さ
れることなく散在し、又、露出したままの状態で取り付
けられていたため、外部設備部材が建物の外壁面の様々
な個所で突出したような納まりとなり外観上見苦しく好
ましくないという問題があった。本発明は、上記従来の
問題に鑑みて発明したものであって、外壁面に取り付け
られた各種の外部設備部材が外部に露出せず建物の外観
を損うことがない外壁の化粧カバー装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るため本発明の外壁の化粧カバー装置は、外壁面に複数
の外部設備部材を設け、それら複数の外部設備部材を上
下に連続する化粧カバーで被覆すると共に、その化粧カ
バーを通気自在に構成して成ることを特徴としている。
このような構成とすることで、外壁面に取り付けられた
各種の外部設備部材が上下に連続する化粧カバーで被覆
され外部に露出せず建物の外観を損うことがないばかり
か、単調な外観になり勝ちな外壁面に変化を与え外観を
向上することができ、しかも、外部設備部材によって発
生する煙等の排気ガス、熱等を化粧カバー内に滞留させ
ることなく速やかに屋外へ排出することができる。
【0005】又、化粧カバーは基礎の外表面に取り付け
られた外部設備部材をも被覆していることが、基礎の表
面に取り付けられた外部設備部材をも化粧カバーで被覆
することができ更に基礎表面の外部設備部材も外部に露
出せず建物の外観を損うことがない点で望ましい。
【0006】更には、化粧カバーの上端は屋根の軒先下
面まで達しており、化粧カバーの外表面と軒先面が略面
一であることが、建物の外観を損うことがないばかりか
美麗な納まりとすることができ更に外観を向上すること
ができる点で望ましい。
【0007】更には又、化粧カバーで被覆された内部空
間には上下移動手段が設けられていることが、外壁面に
取り付けられた各種の外部設備部材のメンテナンスが安
全且つ容易にできる点で望ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき詳細に説明する。1は住宅等の建物の外
壁面であり、その表面には、エアコンの室外機2a、給
湯器2b、換気扇の外部フード2c、配管2d、排気管
2eの他、建物の内側或いは外側から収納物を出し入れ
できる収納庫2f等の外部設備部材2が取り付けられて
いる。又、建物の基礎4の表面にも床下の換気口8の外
部フード2c等が取り付けられていることがあるが、以
下の説明ではこの基礎4の表面に取り付けられる床下換
気口の外部フード2c等を含め外部設備部材2と称す
る。これらの各種外部設備部材2は、外壁面1及び基礎
4の表面に略上下に並ぶように取り付けられている。
【0009】これらの各種外部設備部材2の表面側は、
上下に連続して外壁面1に取り付けられた化粧カバー3
で全てまとめて被覆されている。この化粧カバー3は、
横断面略コ字形の金属板等の通気自在に構成された板
材、例えば多数の小孔が設けられたアルミパンチングメ
タルで形成されている。又、この化粧カバー3の上端は
屋根5の軒先下面まで達しており、下端は地面上に置か
れた状態になっているか地中に埋め込まれている。
【0010】尚、図1には建物の外壁面のうち妻側を被
覆する化粧カバー3と、桁側を被覆する化粧カバー3を
示している。妻側の換気口は単に上下に直線状になって
並んだ外部設備部材2を被覆しているが、桁側の化粧カ
バー3は左右に広がって上下に並んだ外部設備部材2を
被覆しており、桁側の化粧カバー3の方が妻側の化粧カ
バー3より幅が広く形成されている。
【0011】図2は本発明の外壁の化粧カバー装置を採
用した三階建ての建物の縦断面を示す。この建物の外壁
面1及び基礎4の表面には複数の外部設備部材2が取り
付けられているが、図2においては、三階の外壁面1上
部、一階の外壁面2下部、及び基礎4には夫々換気口8
が設けられており、各換気口8の屋外側表面に外部フー
ド2cが取り付けられている。図面には空気の流れを示
しているが、化粧カバー3が通気自在に構成されている
ため、一階及び基礎から外気を取り入れ、三階から排気
すれば建物内の自然対流によって換気を効率良く行うこ
とができる。尚、各換気口8に換気扇を設けて強制換気
を行っても良い。
【0012】図3には、化粧カバー3で被覆された内部
空間に上下移動手段6を設けた実施の形態を示す。ここ
で示す上下移動手段6は外壁面1に取り付けられた梯子
6aであるが、梯子6a以外の上下移動手段6例えば簡
易階段、上下移動用のロープ、足場等であっても良く、
又、化粧カバー3が強度を有するものであるならば上下
移動手段6は外壁面1ではなく化粧カバー3に取り付け
られていても良く、更には、自立しているもの、軒裏か
ら吊り下げられているものであっても良い。このように
上下移動手段6を外壁面1に取り付けられた各種の外部
設備部材2に近接して設けることにより、外壁面1に取
り付けられた各種の外部設備部材2、特に外壁面1の上
部に取り付けられた外部設備部材2のメンテナンスを安
全且つ容易に行うことができる。
【0013】図4に示す7は、外壁面1に取り付けられ
た出入り口であり、この出入り口7を利用することによ
り屋内から化粧カバー3で被覆された内部空間へ出入り
することを可能としている。このように、屋内からのみ
化粧カバー3で被覆された内部空間へ出入りすることが
できるようにすれば、外部からの不審者の侵入、特に内
部空間に設けられた上下移動手段6を使っての不審者の
侵入を防ぐことができる。尚、出入り口7は化粧カバー
3側に設けられていても良いが、この場合は必ず錠、防
犯センサー等の防犯設備を備える必要がある。
【0014】図5は、本発明をアパート等の集合住宅に
採用した実施の形態を示す。この実施の形態にあって
は、外壁面1に取り付けられる外部設備部材2には縦引
き要素が多く、ゴミシューター2g、集合排気管2h等
の外部設備部材2が取り付けられている。尚、この実施
の形態にあっては、化粧カバー3の上方には屋根の軒先
は存在せず集合排気管2hの排気口が煙突状に突出して
設けられており、化粧カバー3で被覆された内部空間の
上面は、雨水の浸入を考慮して板材で被覆されている
が、化粧カバー3と同じくアルミパンチングメタルで被
覆されていても構わない。
【0015】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明は、外壁面
に複数の外部設備部材を設け、それら複数の外部設備部
材を上下に連続する化粧カバーで被覆すると共に、その
化粧カバーを通気自在に構成して成ることを特徴とする
ので、外壁面に取り付けられた各種の外部設備部材が上
下に連続する化粧カバーで被覆され外部に露出せず建物
の外観を損うことがないばかりか、単調な外観になり勝
ちな外壁面に変化を与え外観を向上することができ、し
かも、外部設備部材によって発生する煙等の排気ガス、
熱等を化粧カバー内に滞留させることなく速やかに屋外
へ排出することができる。
【0016】又、請求項2記載の発明にあっては、化粧
カバーは基礎の外表面に取り付けられた外部設備部材を
も被覆していることを特徴とするので、基礎の表面に取
り付けられた外部設備部材をも化粧カバーで被覆するこ
とができ更に基礎表面の外部設備部材も外部に露出せず
建物の外観を損うことがない。
【0017】更には、請求項3記載の発明にあっては、
化粧カバーの上端は屋根の軒先下面まで達しており、化
粧カバーの外表面と軒先面が略面一であることを特徴と
するので、建物の外観を損うことがないばかりか美麗な
納まりとすることができ更に外観を向上することができ
る。
【0018】更には又、請求項4記載の発明にあって
は、化粧カバーで被覆された内部空間には上下移動手段
が設けられていることを特徴とするので、外壁面に取り
付けられた各種の外部設備部材のメンテナンスが安全且
つ容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す建物全体の斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態の異なる例を示す縦断面図
である。
【図3】本発明の実施の形態の更に異なる例を示す斜視
図である。
【図4】本発明の実施の形態の更に異なる例を示す斜視
図である。
【図5】本発明の実施の形態の更に異なる例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 外壁面 2 外部設備部材 3 化粧カバー 4 基礎 5 屋根 6 上下移動手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁面に複数の外部設備部材を設け、そ
    れら複数の外部設備部材を上下に連続する化粧カバーで
    被覆すると共に、その化粧カバーを通気自在に構成して
    成ることを特徴とする外壁の化粧カバー装置。
  2. 【請求項2】 化粧カバーは基礎の外表面に取り付けら
    れた外部設備部材をも被覆していることを特徴とする請
    求項1記載の外壁の化粧カバー装置。
  3. 【請求項3】 化粧カバーの上端は屋根の軒先下面まで
    達しており、化粧カバーの外表面と軒先面が略面一であ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の外壁の化粧カ
    バー装置。
  4. 【請求項4】 化粧カバーで被覆された内部空間には上
    下移動手段が設けられていることを特徴とする請求項
    1、2又は3いずれかに記載の外壁の化粧カバー装置。
JP10365913A 1998-12-24 1998-12-24 外壁の化粧カバー装置 Withdrawn JP2000192644A (ja)

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JP10365913A JP2000192644A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 外壁の化粧カバー装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014084629A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Toyota Home Kk 建物の外壁構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20060307