JP2000191625A - グアニジン誘導体の製造方法 - Google Patents
グアニジン誘導体の製造方法Info
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Abstract
ミンとの反応によるグアニジン誘導体、殊にクレアチン
の製造方法を提供する。 【解決手段】 反応を装入されたグアニジン誘導体の種
結晶の存在において行う。 【効果】 結晶性グアニジン誘導体を高い純度、高い収
率および狭い粒度分布で簡単に得ることができ、さらに
粒度は良濾過性の結晶懸濁液が得られるように調節する
ことができる。
Description
5〜10個の炭素原子を有する二価の脂環式基を表し、
R2はH、C1〜C8アルキル基を表わすか、またはR1お
よびR2は、それらの結合しているN原子と一緒にzで
置換された5員環または6員環を表し、zはCOO
R3、SO2OR3またはPO(OR3)(OR4)を表
し、R3はその都度独立にH、アルカリ金属または1当
量のアルカリ土類金属を表し、およびR4はその都度独
立にH、アルカリ金属または1当量のアルカリ土類金属
またはC1〜C6アルキル基を表す]のグアニジン誘導体
を、式II
よびX(−)は1当量のアニオンを表す]のO−アルキル
イソ尿素塩と式III
する]のアミンとの反応により製造する方法に関する。
よびサルコシネートからのクレアチンの製造方法に関す
る。
分布されている。この物質部類の重要な代表者は、たと
えばアルギニンおよびクレアチンのような化合物であ
る。クレアチンは脊椎動物の筋肉組織中に殊にクレアチ
ンリン酸として出現し、細胞のエネルギー担体として重
要な役割を演じる。クレアチンは、身体動作を強化する
ための栄養補充剤として次第に多く使用される。さら
に、クレアチンは、尿中のクレアチンの増加排泄を特徴
とする筋肉機能障害を治療するために使用される。
水および有機溶剤からなる混合物中で、シアナミドおよ
びナトリウムまたはカリウムサルコシネートからクレア
チンまたはクレアチン一水和物を製造する方法を記載す
る。この方法の1つの欠点は、シアナミドの水溶液を使
用することである。これらの溶液は、非常に高価であ
り、シアナミドの不安定性に基づき一般に広く利用でき
ない。
ミノメチルシクロヘキサンカルボン酸をO−アルキルイ
ソ尿素誘導体と極性プロトン性溶媒中で反応させる、4
−グアニジノメチルシクロヘキサンカルボン酸の製造方
法が公知である。
キルイソ尿素塩を少しずつサルコシン水溶液に加え、該
溶液を不断に10〜12のpH範囲に保持つ、クレアチ
ンの製造方法を記載する。しかしこの方法は、クレアチ
ンの大工業的製造には不適当と思わせる特定の欠点を示
す。それで、反応混合物は変換率の増加と共に次第に粘
稠になり、撹拌が困難になることが確認された。その
際、得られるクレアチン一水和物はたんに97%の純度
を有するにすぎない。さらに、得られた生成物は非常に
低い平均粒度を有する非常に広い粒度分布を示す。これ
は生成物の不十分な濾過性を生じる。乾燥した後に得ら
れる高い微粒分量は、生成物の飛散に基づき包装ないし
は被包する際に望ましくない。実際に、生成物はたとえ
ば再結晶により精製し、粒度は調節することはできる
が、付加的工程はクレアチンの低い溶解度のために極め
て費用が掛かり、クレアチンの溶解度の小さい温度依存
性のため生成物の高い損失と結合している。
は、冒頭に記述した方法を、式Iの結晶性グアニジン誘
導体が高い純度、高い収率および狭い粒度分布で簡単に
得られるようにさらに発展させることであり;さらに粒
度は、良濾過性の結晶懸濁液が得られるように調節する
ことができるべきである。
ば、式IIのO−アルキルイソ尿素塩と式IIIのアミ
ンとの反応を式Iのグアニジン誘導体の種結晶の存在に
おいて行うことにより解決される。種結晶は全反応時間
にわたり存在する。とくに反応は、反応混合物に対し
て、種結晶1〜40重量%、殊に2〜35重量%、とく
に好ましくは5〜20重量%の存在において行われる。
記載の数値は、方法の不連続的実施ないしは定常状態に
到達した後の方法の連続的実施に対してあてはまる。後
者の場合開始のために、より少量、たとえば約0.1重
量%の種結晶も十分である。
7364号による方法は反応混合物中のクレアチン濃度
が時々飽和濃度を5倍上回ることを確認した、それとい
うのも系は準安定の過飽和相を形成する傾向があり、結
晶化が速度論的に遅延されているからである。これは、
非常に高い過飽和において自発結晶種形成が開始する結
果を生じる。その際、多数の結晶種が同時に形成するの
で、小さい粒子の高い分量を有する生成物が得られる。
更に、過飽和溶液からの自発結晶化においては反応媒体
からの不純物が包含される。
ルイソ尿素および式IIIのアミンを、生成物析出のた
めの種結晶として使用される装入された式Iのグアニジ
ン誘導体の結晶の存在において接触させて反応させるこ
とにより、これらの欠点を回避する。このようにして、
反応混合物の式Iのグアニジン誘導体過飽和を、自発結
晶種形成が開始する値以下に保つことができる。さら
に、種結晶の存在により制約される、溶液中に存在する
式Iのグアニジン誘導体の僅かな分量に基づきそれの加
水分解は通例強塩基性の反応媒体により抑圧される。
ルイソ尿素塩を使用する。O−アルキルイソ尿素塩を製
造するための好ましい1可能性は、尿素をジアルキル硫
酸のようなアルキル化剤と反応させることである。
尿素とアルキル基伝達試薬とを連続運転の反応器中で4
0〜200℃の温度で反応させる方法によって得られ
る。その際有利に、油状で生じるO−アルキルイソ尿素
塩の一部分流を、使用した尿素を溶解するために戻すこ
とができる。更に、戻されたO−アルキルイソ尿素塩
は、アルキル化反応の触媒としておよび発熱反応におけ
る温度上昇を制限し、形成した熱不安定のO−アルキル
イソ尿素塩の熱分解を阻止する希釈剤として働く。尿素
およびアルキル基伝達試薬、たとえばジメチル硫酸を反
応させるための連続運転の反応器としては、管型反応器
がとくに適当である。
シアナミドとアルコールとを酸の存在で反応させること
によって得ることができる。
れC1〜C8アルキル、殊にメチル、エチル、n−プロピ
ル、1−メチルエチル、n−ブチル、1−メチルプロピ
ル、2−メチルプロピル、1,1−ジメチルエチル、n
−ペンチル、1−メチルブチル、2−メチルブチル、3
−メチルブチル、2,2−ジメチルプロピル、1−エチ
ルプロピル、n−ヘキシル、1,1−ジメチルプロピ
ル、2,2−ジメチルプロピル、1−メチルペンチル、
2−メチルペンチル、3−メチルペンチル、4−メチル
ペンチル、1,1−ジメチルブチル、1,2−ジメチル
ブチル、1,3−ジメチルブチル、2,2−ジメチルブ
チル、2,3−ジメチルブチル、3,3−ジメチルブチ
ル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、1,1,2
−トリメチルプロピル、1,2,2−トリメチルプロピ
ル、1−エチル−1−メチルプロピル、1−エチル−2
−メチルプロピル、n−ヘプチル、n−オクチルを表
す。メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル
のようなC1〜C4アルキルが好ましく、その際メチルが
とくに好ましい。
l−、Br−、I−、またはC1〜C8アルキル硫酸、た
とえばメチル硫酸またはエチル硫酸、硫酸塩、硫酸水素
塩のような1当量のアニオンを表す。O−メチルイソ尿
素−メチル硫酸が最も好ましい。
が使用される。R1は枝分かれまたは非枝分かれC1〜C
8アルキレン基、とくにメチレン、エチレン、n−プロ
ピレン、1−メチルエチレン、n−ブチレン、1−メチ
ルプロピレン、2−メチルプロピレン、1,1−ジメチ
ルエチレン、n−ペンチレン、1−メチルブチレン、2
−メチルブチレン、3−メチルブチレン、2,2−ジメ
チルプロピレン、1−エチルプロピレン、n−ヘキシレ
ン、1,1−ジメチルプロピレン、2,2−ジメチルプ
ロピレン、1−メチルペンチレン、2−メチルペンチレ
ン、3−メチルペンチレン、4−メチルペンチレン、
1,1−ジメチルブチレン、1,2−ジメチルブチレ
ン、1,3−ジメチルブチレン、2,2−ジメチルブチ
レン、2,3−ジメチルブチレン、3,3−ジメチルブ
チレン、1−エチルブチレン、2−エチルブチレン、
1,1,2−トリメチルプロピレン、1,2,2−トリ
メチルプロピレン、1−エチル−1−メチルプロピレ
ン、1−エチル−2−メチルプロピレン、n−ヘプチレ
ン、n−オクチレン;または5〜10個の炭素原子を有
する二価の脂環式基、たとえば1,2−、1,3−、
1,4−シクロヘキシレン、1,2−または1,3−シ
クロペンチレンまたは次の構造:
とることができる、ただしnおよび/またはmは0とは
異なるものとする]の基を表す。脂環式基中には、シス
−ならびにトランス立体配置が存在しうる。
アルキレンが好ましい。
場合により保護されたアミノ基、ヒドロキシ基またはシ
アノ基から選択された置換基で置換されていてもよい。
H、メチルまたはエチルを表す。
いるN原子と一緒に、zで置換された5員環または6員
環、たとえばピペリジン環またはピロリジン環を表すこ
とができる。
(OR3)(OR4)を表し、ここでR3はその都度独立
にH、ナトリウムまたはカリウムのようなアルカリ金属
を表すか、またはカルシウムのような1当量のアルカリ
土類金属を表し、R4はその都度独立にH、アルカリ金
属、1当量のアルカリ土類金属またはC1〜C6アルキル
を表す。
ン酸、アミノスルホン酸またはアミノホスホン酸または
その塩である。殊にナトリウムサルコシネートまたはカ
リウムサルコシネートの形のサルコシン、ならびにグリ
シン、タウリンまたは4−アミノメチルシクロヘキサン
カルボン酸がとくに好ましい。
ソ尿素塩および式IIIのアミンを式Iのグアニジン誘
導体の種結晶の存在で互いに接触させる。それで、たと
えばとくに水溶液の形のO−アルキルイソ尿素塩を種結
晶と混合し、得られる懸濁液をとくに水溶液の形の式I
IIのアミンと反応させる。他方において、式IIIの
アミンを種結晶と混合し、引き続きO−アルキルイソ尿
素塩と混合する。もう1つの別法においては、種結晶を
粉末としてまたは懸濁液の形で装入し、装入された種結
晶に式IIのO−アルキルイソ尿素塩および式IIIの
アミンを加えることができる。文脈により相違しない限
り、溶液または懸濁液を他の溶液または懸濁液に添加す
る方向または順序は任意である。
IIIのアミンは、とくに2:1〜1:2、殊に1.
5:1〜0.9:1のモル比で使用される。
のような水性媒体または水とアルコール、たとえばメタ
ノールまたはエタノール;アセトンまたはTHFのよう
な水と混ざる有機溶剤との混合物中で行われる。反応媒
体は、通例反応において遊離するアルコールR5OHを
含有し;場合により付加的量のアルコールR5OHを添
加することができる。
に8.5〜12.5、とくに好ましくは9.5〜12の
pH値で行われる。記載の範囲内のpH値を維持するた
めには、通例反応媒体中に塩基を導入することが必要で
ある。適当な塩基は、たとえばNaOHの様なアルカリ
金属水酸化物(殊に約50%溶液として);KOH(殊
に約50%溶液として);およびLiOH(殊に約10
%溶液として)、ならびにCa(OH)2の様なアルカ
リ土類金属水酸化物である。使用すべき塩基は有利に、
塩基で導入されるカチオンと式IIのO−アルキルイソ
尿素塩からのアニオンx(−)との塩が反応媒体中ででき
るだけ高い溶解度を示すように選択される。それでたと
えばx(−)がアルキル硫酸塩、硫酸水素塩または1当量
の硫酸塩を表す場合には、アルカリ土類金属水酸化物の
使用に比べてアルカリ金属水酸化物の使用が好ましい。
時折、x(−)アニオンとの混合塩が純塩よりも高い溶解
度を示すアルカリ金属水酸化物の混合物を使用すること
ができる。
る。このために、連続作業のpH値測定により反応媒体
の実際のpH値を測定し、pH設定値と比較し、pH値
補正に必要な塩基量がそれに加えられる。測定されたp
H値はたとえば電子信号の形で供給することができ、該
信号は電子データ処理装置により設定値と比較され、該
処理装置が自動的に必要な塩基量を計算し、塩基配量装
置を制御する。
0℃、殊に0〜80℃、とくに好ましくは5〜35℃の
温度で行われる。式IIのO−アルキルイソ尿素塩およ
び式IIIのアミン間の反応は発熱反応である。従っ
て、記載された温度を維持するためには、通例反応媒体
を冷却することが必要である。これは有利には適当な熱
交換装置を介して行われる。選択的に、反応媒体の部分
量を連続的に温度調節区間を経てポンプ循環させること
ができる。本発明による方法における反応器滞留時間
は、一般に0.5〜120時間、好ましくは5〜72時
間、全くとくに好ましくは12〜48時間である。
空下で、たとえば10mbar迄の絶対圧で実施するこ
とができる。一般に、常圧下で作業するのが好ましい。
真空下で作業するのは、反応連結生成物(Reakti
onskoppelprodukt)として形成したア
ルコールR5OHないしは場合により副反応により形成
したアンモニアを連続的に反応混合物から除去すること
ができ、これによりO−アルキルイソ尿素塩の不所望の
過剰消費を避けることができるので有利でありうる。さ
らに、真空下で作業することにより蒸発冷却効果を達成
することができる。
たは連続的に実施することができるが、とくに連続的に
実施される。本発明による方法には、殊に連続的撹拌釜
反応器または撹拌釜カスケードのような慣用の反応器が
適当である。合目的的に、反応室中での反応物の良好な
徹底的混合が配慮される。
おいて一定の反応物濃度および反応媒体中に大体におい
て一定量の溶解および不溶解の式Iのグアニジン誘導体
が存在するという利点を有する。このようにして、式I
のグアニジン誘導体の大体において一定の制御可能な過
飽和度およびそれと共に制御された結晶化速度を維持す
ることができる。式Iのグアニジン誘導体の結晶化速度
の制御により、十分に単一な粒度分布ならびにたとえば
100μm以上の平均粒度を有する高純度の生成物を得
ることができる。これにより、濾過器における懸濁液の
抵抗を10×1012mPas・m−2以下の値に下げる
ことができおよび実際的な濾過時間が達成される。通
例、得られる結晶は十分に高い純度を有するので、簡単
に洗浄した後更なる精製工程なしにたとえば栄養補充剤
として使用することができる。
IIのO−アルキルイソ尿素塩および式IIIのアミン
が連続的に導入され、式Iのグアニジン誘導体の結晶
が、とくに結晶懸濁液の形で連続的に取り出される反応
室中で行われる。合目的的に、式IIのO−アルキルイ
ソ尿素塩および/または式IIIのアミンは水溶液の形
で導入される。反応室中に、新たに供給されるO−アル
キルイソ尿素塩およびアミンの反応において形成した生
成物に対する種結晶として使用される式Iのグアニジン
誘導体の結晶は不断に存在しなければならない。これは
たとえば、式Iのグアニジン誘導体の結晶の懸濁液の取
り出しを、結晶の一部が反応室中に残留し、更なる結晶
化のための種結晶として使用されるように制御すること
により達成することができる。
成物を得るためには、反応室中に式Iのグアニジン誘導
体の種結晶を、とくに懸濁液の形で連続的に導入するの
が好ましい。その際、導入された種結晶は、取り出され
る式Iのグアニジン誘導体の結晶とは異なる平均の結晶
粒度および/または結晶粒度分布を有することができ
る。
いて、反応室に供給される種結晶は、反応室から取り出
される式Iのグアニジン誘導体の結晶を粒度分級にか
け、その際微粒分量および粗粒分量を得、微粒分量を種
結晶として反応室中に戻し、粗粒分量を生成物として方
法から排出することにより得られる。種結晶として適当
な微粒分量は、たとえば1〜<100μmの粒度範囲を
有する。粗粒分量は、たとえば100μm〜500μの
粒度範囲を有する。
状態で行うことができる。乾燥状態での分級のために
は、結晶を予め母液から分離し、乾燥する。たとえば篩
分けにより得られた微粒分量は、反応室中に戻すために
水性媒体に懸濁させることができる。粒度分級のために
適当な装置はたとえば懸濁した結晶を分級するための液
体サイクロンおよび湿式篩および乾燥した結晶を分級す
るためのサイクロン、篩またはシフターである。
常固形または高粘性油の形で存在する。O−アルキルイ
ソ尿素塩をアルカリ性反応溶液中に導入する場合、実質
的にO−アルキルイソ尿素塩と反応媒体との間の相界面
に局部的過熱の生じることが判明した。この局部的過熱
は、所望のグアニジン誘導体の形成に対する副反応を助
長する。O−アルキルイソ尿素塩としてアルキル硫酸塩
を使用する場合、局部的過熱はさらにアルキル硫酸塩ア
ニオンの硫酸塩への加水分解を助長し、これが不所望の
塩基の過剰消費を生じる。さらに、アルカリまたはアル
カリ土類硫酸塩は、高性能のミキサーを用いても相応す
るアルキル硫酸塩よりも難溶性である。更に、固体また
は高粘性のO−アルキルイソ尿素塩は反応溶液中に殆ど
混入できない。その際入力される混合エネルギーは時
折、式Iのグアニジン誘導体の大きい結晶が剪断力の作
用のため破壊される程度に大きい。従って、使用される
O−アルキルイソ尿素塩は通例85〜15重量%、殊に
70〜30重量%の含量を有する水溶液の形で使用する
のが好ましい。
s、殊に100〜1mPasおよびとくに好ましくは1
0〜1mPasの粘度を有する。O−アルキルイソ尿素
塩のこの溶液を使用するためには、水自体のような水性
媒体を使用することができる。本発明の好ましい観点に
よれば、O−アルキルイソ尿素塩の水溶液の調製のため
に、得られる式Iのグアニジン誘導体の結晶を水性媒体
で洗浄する際に生じる洗浄媒体が使用される。このよう
にして、第一に方法全体の水消費量が減少し、第二に得
られた生成物を洗浄する際に洗浄媒体中に溶解する式I
のグアニジン誘導体の分量はO−アルキルイソ尿素塩の
溶液の形で反応室中に戻され、系全体中に維持される。
〜15重量%、殊に70〜30重量%の濃度を有する水
溶液の形で使用することができる。適当な溶液は、たと
えば40%の含量および85〜90%の純度を有するナ
トリウムサルコシネートの商慣習の水溶液である。
または式IIIのアミンまたはその水溶液ならびに場合
により必要な塩基を反応媒体中に導入するのは、合目的
的に反応室から反応媒体の1部分量を取り出し、O−ア
ルキルイソ尿素塩および/またはアミンおよび/または
塩基と混合し、反応室に戻すように行うことができる。
取り出し、混合および戻しは、とくに連続的に、たとえ
ば反応媒体を、O−アルキルイソ尿素塩および/または
アミンまたはその水溶液および/または塩基が供給され
る配量および混合区間を経てポンプ循環することにより
行われる。このようにして、所望の濃度を適切に調節す
ることができる。局部的濃度ピークおよびpH変動は避
けることができる。
ジン誘導体の結晶の懸濁液から、生成物は通常の方法に
より、たとえば濾過または遠心分離によって分離され
る。加圧ヌッチエ、真空ベルトフィルターまたは遠心機
のような適当な装置は当業者に公知である。残留する母
液を排出することにより、使用された式IIのO−アル
キルイソ尿素および/または式IIIのアミン中に含有
されている不純物が系中に蓄積するのを阻止することが
できる。それで、系から取り出された母液は、殊に本発
明による方法において生じる、アルコールR5OHおよ
び使用した塩基のカチオンとアニオンx(−)からなる塩
の形の連結生成物の排出流として使用される。
たは温水で洗浄することができる。このために、結晶を
洗浄媒体で懸濁させ、引き続き分離することができる。
洗浄媒体は、上記に論議したように、O−アルキルイソ
尿素塩の溶液を調製するために使用し、こうして方法に
戻すことができる。
Iのグアニジン誘導体の結晶は、通常の方法により乾燥
することができる。このため、たとえば空気コンベヤ
ー、気流乾燥器または流動層が適当である。合目的的
に、結晶は結晶中に結合されていない水分含量5〜0重
量%、とくに2.5〜0重量%に乾燥される。
れる式Iのグアニジン誘導体の湿った結晶ケークを既に
乾燥した物質と混合し、混合物を更に乾燥し、このよう
にして乾燥する際のケーキング(Verbacken)
を阻止するのが有利である。方法の連続的実施の場合、
これは乾燥した物質の一部を戻すによって達成すること
ができる。
ジン誘導体の水和物または無水形は熱力学的に最も安定
な形であり;場合により異なる組成を有する水和物が準
安定な構造物として得られる。クレアチンの場合には、
一水和物が通常の商取引形であり、乾燥の際には場合に
より当業者に公知の方法により、不所望の乾燥過度が起
きないように配慮しなければならない。
ける不連続的クレアチン合成 二重壁のガラス反応器中に、15℃のクレアチン飽和水
150ml中のクレアチン一水和物150gの懸濁液を
装入した。4時間内に、15℃のクレアチン飽和水50
0mlで粘度3mPasの水溶液に予備希釈した60%
の工業用OMI−(O−メチルイソ尿素)−メチル硫酸
塩融成物1.02kg(3.3モル)を配量した。攪拌
しながらpH値を、必要な場合NaOH(約0.24k
g)の15℃の温50%水溶液をポンプ送入したことに
より不断に11.0に保った。グアニジン化試薬の配量
と同時に、15℃のサルコシンナトリウム塩の40%水
溶液0.825kg(3モル)を添加し;内温をサーモ
スタットを用い20℃以下に保った。懸濁液は何時でも
問題なく撹拌できた。夜通し合計20時間15℃で更に
撹拌し、懸濁液を引き続き1.5barの過圧で焼結金
網複合板上へ押圧した;加圧ヌッチエ中の濾過抵抗は3
×1012mPasm−2であった。反応器を飲料水20
0mlで洗浄し、濾過ケークをこれで覆い;結晶に付着
する水を0.5barの過圧で十分にブローした。残留
物を飲料水325mlずつで2回懸濁させ、その都度3
0分激しく撹拌し、残留水分約10%に乾式吸引した。
引き続き、濾過ケークを通して夜通し室温で水飽和空気
を吸引した、その際ケラチンはその一水和物の形で残留
した。
NMe−CH2−COOHxH2O299g(2モル)が
残留し、これはサルコシンナトリウムに対して67%の
収率およびOMI−メチル硫酸塩に対して62%の収率
に相当する。HPLCおよび滴定により確認しうる所望
生成物の含量は99.5%よりも大きく、硫酸塩灰分は
0.1%以下であり;乾燥する間約150μmの平均粒
度(DP50)を有する生成物のケーキングは生じなかっ
た。
められた: >400μm 0.1g >200μm 11.4g >160μm 11.0g >125μm 8.8g > 90μm 7.9g > 50μm 9.2g < 50μm 1.0g 例2−装入されたクレアチン結晶の存在における連続的
クレアチン合成 二重壁ガラス反応器中に、15℃のクレアチン飽和水1
50ml中のクレアチン一水和物1gの懸濁液を装入し
た。それから、次の両出発物質流(i)および(ii)
を同時に連続的に計量導入した:(i)60%の工業用
OMI−メチル硫酸塩融成物730mlを15℃のクレ
アチン飽和水650mlと混合することによって製造さ
れた粘度3mPasの水溶液1.15ml/min。こ
れは、20時間の平均滞留時間内に出発物質3.3モル
に相当する。(ii)サルコシンナトリウム塩の15℃
の温40%水溶液0.56ml/min、これは20時
間の平均滞留時間内に出発物質3.0モルに相当する。
激しく撹拌し、必要に応じNaOHの15℃の温50%
水溶液(約0.14ml/min)をポンプ導入したこ
とにより、pH値を不断に11.0に保った。反応器の
内温は、サーモスタットを用い15℃に保った。フラス
コ内容物が2100mlの体積に達したら直ちに、弁に
より生成物懸濁液をその都度100ml排出した。10
0時間(平均滞留時間の5倍に相当)後、反応器中に定
常状態が達成されたと仮定することができる。従って、
反応器中に残留する体積2100mlの懸濁液を1.5
barの過圧で焼結金網複合板上に押圧した;加圧ヌッ
チエ中での濾過抵抗は3×10 12mPasm−2であっ
た。反応器を飲料水200mlで洗浄し、濾過ケークを
これで覆った;0.5barの過圧で結晶に付着する水
を十分にブローした。残留物を飲料水その都度325m
lで2回懸濁させ、その都度30分激しく撹拌し、残留
水分約10%に乾式吸引した。引き続き、濾過ケークを
通して夜通し水飽和空気を室温で吸引した、その際クレ
アチンはその一水和物の形で残留した。
OOHxH2O246g(1.65モル)が残留し、こ
れはサルコシンナトリウムに対して55%、OMIメチ
ルスルフェートに対して50%の収率に相当する。HP
LCおよび滴定により確認できる所要生成物の含量は9
9.5%より大きく、硫酸塩灰分は0.1%以下であっ
た;乾燥する間に平均粒度115μmを有する生成物の
ケーキングは生じなかった。
クレアチン結晶の存在における連続的クレアチン合成 プロペラ撹拌機および邪魔板を有する二重壁の2lのガ
ラス反応器中に、クレアチン一水和物ならびに温度15
℃のクレアチン飽和水300mlを装入する。底部弁に
より懸濁液を連続的に約15l/hの送出速度で、配量
および混合区間を有し、冷却ジャケットを備えている内
容約50mlの循環路を経てポンプ輸送する。20時間
内に、配量区間中へ流れ方向に、OMI−メチル硫酸塩
(60%)1530g(4.95モル)および温度5℃
のクレアチン飽和水から予備混合された溶液1.3ml
/minを配量する。激しい混合の際に、混合区間中の
pH値は約2〜3pH段階だけ低下する。同時に配量区
間中へ、OMI−メチル硫酸塩の配量個所に対し下流
に、サルコシンNa塩(水中40%)1240g(4.
5モル)、カセイソーダ溶液(50%)200mlおよ
びクレアチン飽和水490mlから予備混合された、室
温を有する溶液1.4ml/minを配量する。激しい
混合の際に、混合区間中のpH値は約1〜2pH段階だ
け上昇する。
OHをマイクロ計量吐出ポンプにより配量することによ
り11.0のpH値を維持した。反応器の温度はサーモ
スタットを用い15℃の制限する;撹拌機回転数は約3
00rpmである。循環路の冷却は、循環懸濁液が配量
区間の末端で15℃の温度で流出するように調節する。
たら直ちに、配量区間中への入口の前で空気圧制御弁に
より循環路からの生成物懸濁液を、温度15℃のクレア
チン飽和水250mlが装入されている、プロペラ撹拌
機を有する二重壁の2l−ガラス反応器中へ排出する。
この反応器中でも、pH値は必要に応じ50%のNaO
Hを配量することにより11に保たれる。第二反応器中
の液体体積が1050mlに達したら直ちに、空気力制
御の底部弁により生成物懸濁液をその下方に存在する、
温度15℃のクレアチン飽和水100mlが装入されて
いるプロペラ撹拌機を有する二重壁の2l−ガラス反応
器中へ排出する。1050mlの体積に達したら直ち
に、生成物懸濁液はオーバーフローにより排出される。
全滞留時間は、20時間である。上記の配量は、更なる
9つの滞留時間(180h)滞留時間にわたり続行す
る。
る自由流動の生成物懸濁液3150mlが生じ、該懸濁
液は25℃で連続的にガラス焼結ヌッチエを介して抽出
される。
を焼結金属底板を有する加圧ヌッチエ上に押圧する。反
応器を温度20℃の飲料水100mlで洗浄し、該飲料
水層でヌッチエを覆う。引き続き、10分間空気で残留
水分20%に乾式ブローする。次に、残留物を加圧ヌッ
チエ中で2回、温度20℃の飲料水160mlずつで懸
濁させ、30分間激しく撹拌し、乾式吸引する。クレア
チン一水和物の純白結晶156.5g(これはサルコシ
ンNa塩に対して70%の収率に相当)が残留する。
ターを変えることによりさらに最適化することができ
る。
37%工業用水溶液0.3kg(1モル)を装入した。
激しく撹拌し、必要に応じてNaOHの37%水溶液を
添加することによりpH値を不断に11.0に保った。
次いで、60%のO−メチルイソ尿素メチルスルフェー
ト(粘度3000mPas)0.465kg(1.5モ
ル)を15℃で開始して、肉眼測定可能な内温20℃を
上回らないように迅速に(約4時間内)添加した。不良
混和性の結果として、著しいシュリーレン形成が認めら
れ(O−メチルイソ尿素メチルスルフェートは水で1:
1に希釈した場合1以下のpH値を有する)、生成物形
成が増加するにつれてバッチの内容物は次第に撹拌困難
になった。約1時間後、クレアチンの結晶化が開始し
た。その際、HPLCにつき確認しうる溶液中のケラチ
ン量は、飽和濃度を時々5倍上回った。室温で夜通しさ
らに撹拌し、懸濁液を1.5barの過圧で焼結金網複
合板上に押圧した;濾過抵抗は8×1015mPasm
−2であった。水0.12 lおよびメタノール0.1
lで後洗浄することにより、部分的に一緒に生じたN
aOSO2OMeおよび加水分解により生じたNa2SO
4×10H2Oは不完全にしか除去することができない。
残留物を室温および標準空気湿度において粗製クレアチ
ン一水和物に乾燥し、このものは秤量0.1kg(収率
ナトリウムサルコシネートに対して65%、OMIに対
して43%)および硫酸塩灰分3%を有していた。精製
物は、乾燥する際に堅い凝結体にケーキングし、観察さ
れた結晶の平均粒度は−非常に広い分布で−30μmで
あり、これは生成物を用いてさらに作業する場合甚だし
いダスト発生を生じた。
Claims (10)
- 【請求項1】 式I 【化1】 [式中R1はC1〜C8アルキレン基または5〜10個の
炭素原子を有する二価の脂環式基を表し、R2はH、C1
〜C8アルキル基を表すか、またはR1およびR2は、そ
れの結合しているN原子と一緒にzで置換された5員環
または6員環を表し、zはCOOR3、SO2OR3また
はPO(OR3)(OR4)を表し、R3はその都度独立
にH、アルカリ金属または1当量のアルカリ土類金属を
表し、およびR4はその都度独立にH、アルカリ金属、
1当量のアルカリ土類金属またはC1〜C6アルキル基を
表す]のグアニジン誘導体を、式II 【化2】 [式中R5はC1〜C8アルキル基を表しおよびX(−)は
1当量のアニオンを表す]のO−アルキルイソ尿素塩と
式III 【化3】 [式中R1、R2およびzは記載の意味を有する]のアミ
ンとの反応により製造する方法において、反応を式Iの
グアニジン誘導体の種結晶の存在において行うことを特
徴とするグアニジン誘導体の製造方法。 - 【請求項2】 反応を、式IIのO−アルキルイソ尿素
塩および式IIIのアミンが連続的に導入され、式Iの
グアニジン誘導体の結晶が連続的に取り出される反応室
中で行うことを特徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 反応室中に式Iのグアニジン誘導体の種
結晶を連続的に導入することを特徴とする請求項2記載
の方法。 - 【請求項4】 取り出した結晶を粒度分級し、その際微
粒分量および粗粒分量を得、微粒分量を種結晶として反
応室中に戻し、粗粒分量を生成物として方法から排出す
ることを特徴とする請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 使用されるO−アルキルイソ尿素塩を、
1〜500mPa・sの粘度を有する水溶液の形で使用
することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1
項記載の方法。 - 【請求項6】 得られた式Iのグアニジン誘導体の結晶
を水性媒体で洗浄し、洗浄媒体を全部または部分的にO
−アルキルイソ尿素塩の水溶液の調製のために使用する
ことを特徴とする請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 反応を6〜14のpH値で行うことを特
徴とする請求項1から6までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項8】 反応を−20〜100℃の温度で行うこ
とを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載
の方法。 - 【請求項9】 反応を、反応混合物に対して1〜40重
量%の種結晶の存在において行うことを特徴とする請求
項1から8までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項10】 式IIIのアミンがナトリウムまたは
カリウムサルコシネートであることを特徴とする請求項
1から9までのいずれか1項記載の方法。
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