JP2000190644A - 転写シ―ト - Google Patents

転写シ―ト

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JP2000190644A
JP2000190644A JP10373644A JP37364498A JP2000190644A JP 2000190644 A JP2000190644 A JP 2000190644A JP 10373644 A JP10373644 A JP 10373644A JP 37364498 A JP37364498 A JP 37364498A JP 2000190644 A JP2000190644 A JP 2000190644A
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JP
Japan
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ink layer
pigment
ink
transfer sheet
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP10373644A
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English (en)
Inventor
Kyoichi Suzuki
教一 鈴木
Hideki Suematsu
英樹 末松
Toshiyuki Yamane
敏之 山根
Takuto Fukui
拓人 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujicopian Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Fujicopian Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写プリンターで、バリアブル性能を含め
たドット再現性、階調再現性に優れ、かつ記録濃度の高
い画像を形成することができる転写シートを提供する。 【解決手段】 基材片面に熱転写時の熱で軟化しないバ
インダーと顔料および/または粒子を必須成分とするイ
ンク層が塗工されており、該インク層の厚さが0.05
〜0.5μmであることを特徴とする転写シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はバリアブル性能を含
めたドット再現性、階調再現性に優れ、かつ記録濃度の
高い画像の形成に適した転写シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写システムでは、インクの受
像体への転写性を確保する為、インクリボンのインク層
中に熱によって軟化または溶融することで接着性を示す
バインダーを含有させる必要があった。しかしながら、
熱によって軟化または溶融するバインダーをインク中に
含有させた場合、熱転写時に軟化されたインクが印字時
の圧力により変形し、その結果本来転写する必要のない
部分まで転写が起こりドット形状の安定性が損なわれる
問題があった。また、前記接着性を示すバインダーを含
有させた場合、その含有量に応じてインク層の層厚が厚
くなり、インク層がちぎれにくくなるためドット再現
性、階調再現性が劣化する問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
上記問題点を解消し、熱転写プリンターに使用したとき
に、ドット再現性および階調再現性に優れ、かつ記録濃
度の高いインク記録画像が得られる転写シートを提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
基材片面に熱転写時の熱で軟化しないバインダーと顔料
および/または粒子を必須成分とするインク層が塗工さ
れており、該インク層の厚さが0.05〜0.5μmで
あることを特徴とする転写シートに関する。
【0005】請求項2に係る発明は、請求項1記載の転
写シートにおいて、インク層の顔料および/または粒子
の含有量が該インク層の30〜90重量%であることを
特徴とする転写シートに関する。
【0006】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載の転写シートにおいて、基材とインク層の間に離型
層が設けられていることを特徴とする転写シートに関す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明者等は、上記目的を達成す
べく鋭意検討した結果、熱転写時の熱で軟化しないバイ
ンダーと顔料および/または粒子を必須成分とするイン
ク層が基材片面に塗工されており、該インク層の厚さが
0.05〜0.5μmである転写シートを用いて、好ま
しくは、熱転写時の熱で溶融あるいは軟化する受像体上
に熱転写し画像等を形成するときは、バリアブル性を含
めたドット再現性、階調再現性等が良好な高濃度記録が
実現できることを見出し、本発明を完成するに至った。
ここで、バリアブル性とは、サーマルヘッドの発熱素子
への印加エネルギーを調節することにより発熱面積が可
変な、いわゆるバリアブルドットに対応して所定の面積
でインクが転写可能な性能をいう。
【0008】本発明の転写シートには、インク層が着色
インク層である単色の画像を形成するための転写シー
ト、インク層が着色インク層であり、複数色のインクを
重ね転写してカラー画像、特にフルカラー画像を形成す
るための転写シート、インク層が実質的に無色の転写シ
ート等が含まれる。
【0009】前記単色の画像を形成するための転写シー
トを前記受像体と組み合わせて単色の画像を形成するに
は、転写シートの着色インク層と受像体とを合わせ、転
写シート側から加熱することにより、受像体側を溶融あ
るいは軟化させ、接着性を発現させることにより着色イ
ンク層を転写して単色の画像を形成する。
【0010】前記カラー画像を形成するための転写シー
トとしては、基材と着色インク層との間に離型層を設け
たものが好ましい。この転写シートを前記受像体と組み
合わせてカラー画像を形成するには、前記転写シートの
着色インク層の塗工された面と、前記受像体を重ね合わ
せ、転写シートの側から加熱することにより、1次色の
転写の場合は、受像体側を溶融または軟化させ接着性を
発現させることにより着色インク層を転写させ、2次色
以降の転写の場合は、2次色以降の単色部は、1次色と
同様に、受像体側を溶融または軟化させ接着性を発現さ
せることにより着色インク層を転写させ、1次色および
/または2次色以降の色上の重ね領域では1次色および
/または2次色以降の印画表面の離型層成分を溶融また
は軟化させ接着性を発現させることにより2次色以降の
着色インク層を転写させてカラー画像を形成する。前記
カラー画像の形成方法では、1次色のインク層の転写の
場合は、従来の熱溶融転写インク層と異なり、1次色イ
ンク層は熱転写時に溶融あるいは軟化せず、受像体側を
溶融あるいは軟化させ、インク層と接着させることによ
り1次色のインクを転写させて1次色印画を形成する。
2次色のインク層の転写の場合は、2次色の単色部は、
1次色と同様に、受像体側を溶融または軟化させ接着性
を発現させることによりインクを転写させ、1次色印画
上の重ね領域では1次色印画の表面の離型層成分を溶融
または軟化させ接着性を発現させることにより2次色の
インクを転写させて2次色印画を形成する。3次色のイ
ンク層の転写の場合は、3次色の単色部は、1次色と同
様に、受像体側を溶融または軟化させ接着性を発現させ
ることによりインクを転写させ、1次色印画および/ま
たは2次色印画上の重ね領域では1次色印画および/ま
たは2次色印画の表面の離型層成分を溶融または軟化さ
せ接着性を発現させることにより3次色のインクを転写
させて3次色印画を形成する。4次色以降のインク層の
転写の場合も、3次色のインク層の場合と同様に転写す
ればよい。通常、1次色、2次色、3次色はイエロー、
マゼンタ、シアンから選択され、4次色としてはブラッ
クが用いられる。
【0011】前記インク層が実質的に無色の転写シート
は、たとえば画像形成前のプレプリントや画像形成後の
オーバープリント等の用途に使用可能である。以下、本
発明を詳細に説明する。
【0012】本発明の転写シートの基材としては、従来
の溶融転写や昇華用転写シートの基材として用いられて
いる公知の種々の材料が使用され得るが、通常のサーマ
ルヘッド用熱転写シートと同様に、膜厚2.0〜6.0
μmの、裏面に耐熱処理(スティック防止層)を施した
ポリエステルフィルム等が特に好ましい。ただし、これ
らに限定されるものではない。
【0013】インク層の層厚は0.05〜0.5μmで
ある。インク層の層厚が0.5μmより大きいと、転写
時にインク層がちぎれにくくバリアブルが低下し、一方
0.05μmより小さいと記録濃度に劣る。
【0014】また、インク層中に含有される顔料および
/または粒子の含有量および熱転写時の熱で軟化しない
バインダーの含有量はそれぞれインク層の30〜90重
量%(より好ましくは40〜70重量%)および70〜
10重量%(より好ましくは60〜30重量%)の範囲
が好ましい。顔料および/または粒子の含有量が前記範
囲未満の場合には、転写時にインク層がちぎれにくく、
記録画像のバリアブル性が低下する傾向がある。一方、
前記範囲を超えると、インク層と基材との密着力不足に
よりインクが脱落する問題を生じたり、インク層にクラ
ックが入ることで記録画像に悪影響を与える傾向があ
る。
【0015】また、顔料および/または粒子の粒子径
は、粒度分布において80%以上を占める粒子の粒子径
が0.5μm以下であることが望ましい。粒子径が前記
範囲より大きいとインク層表面に凹凸が生じ、受像体と
の密着性に劣るため転写性が損なわれる傾向がある。
【0016】インク層は、熱転写時の熱で軟化しないバ
インダーと顔料および/または粒子を必須成分として構
成される。着色インク層の場合は、顔料を必須成分と
し、必要により粒子を併用する。熱転写時の熱で軟化し
ないバインダーとしては、軟化点(JIS K 719
6に準ずる方法で測定した針入温度をいう、以下同様)
が180℃以上の有機高分子が好ましい。より好ましく
は軟化点が200℃以上の有機高分子である。例として
は、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン
等)、変成ポリオレフィン(酸化ポリエチレン等)、エ
チレンあるいはプロピレン共重合体(エチレン/酢酸ヒ
゛ニル共重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、エチ
レン/アクリル酸共重合アイオノマー樹脂、エチレン/
アクリル酸エステル共重合体等)、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニル共重合体(塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体
等)、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、スチレンあ
るいはビニルトルエン共重合体(スチレン/無水マレイ
ン酸共重合体、スチレン/マレイン酸ハーフエステル共
重合体、スチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合
体等)、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)ア
クリル酸エステル共重合体、アセタール樹脂(ポリビニ
ルブチラール等)、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコ
ール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサイ
ド、ゼラチン、ポリビニルフェノール、セルロース誘導
体(メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
メチルセルロース、酢酸セルロース、二酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロース、硝酸セルロース、酢酸酪酸セル
ロース等)、シリコーンアクリレート樹脂、フッ素含有
アクリル樹脂等のフッ素樹脂、エポキシ樹脂(ノボラッ
ク型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
等)等があげられるが、これらに限定されるものではな
い。また、これらの樹脂は2種以上を混合して用いるこ
ともできる。さらに、ポリイソシアネート等による架橋
反応により前記軟化点条件を満たした樹脂材料を用いる
こともできる。
【0017】顔料としては、公知の有機あるいは無機の
顔料を使用することができる。例としては、ブラック系
の着色剤としては、無機系のカーボンブラック、黒鉛、
四三酸化鉄、有機系のシアニンブラック等があげられ
る。イエロー系の顔料としては、無機系の黄鉛、カドミ
ウムイエロー、黄色酸化鉄、チタン黄等があげられる。
また、有機系顔料としては、モノアゾ顔料として、ピグ
メントイエロー1、3、65、74、98、97、1
3、169、ジスアゾ顔料として、ピグメントイエロー
12、13、14、17、55、83等、縮合アゾ顔料
として、ピグメントイエロー93、94、95等、ベン
ズイミダゾロン系モノアゾ顔料として、ピグメントイエ
ロー154、151、120、175、156等があげ
られる。さらにイソインドリノン系顔料として、ピグメ
ントイエロー110、109、137、173等があげ
られる。その他、スチレン系顔料であるフラバントロン
(ピグメントイエロー24)、アントラミリミジン(ピ
グメントイエロー108)、フタロイルアミド型アント
ラキノン(ピグメントイエロー123)、ヘリオファス
トイエロー(ピグメントイエロー99)、金属錯体顔料
であるアゾ系ニッケル錯体顔料(ピグメントグリーン1
0)、ニトロソ系ニッケル顔料(ピグメントイエロー1
53)、アゾメチン系銅錯体顔料(ピグメントイエロー
117)、さらにキノフタロン顔料であるフタルイミド
キノフタロン顔料(ピグメントイエロー138)等があ
げられる。マゼンタ系顔料としては、無機系顔料として
カドミウムレッド、弁柄、銀朱、鉛丹、アンチモン朱等
があげられる。有機系顔料としては、アゾ顔料のピグメ
ントレッド57、57:1、53:1、48、49、6
0、64、51、63、ピグメントオレンジ17、18
等、不溶性アゾ系(モノアゾ、ジスアゾ、縮合アゾ)と
して、ピグメントレッド1、2、3、9、112、11
4、5、150、146、170、187、185、3
8、166、144、ピグメントオレンジ5、31、3
8、36、16、13等があげられる。縮合多環系顔料
であるアントラキノン顔料として、ピグメントオレンジ
40、168、ピグメントレッド177等があげられ
る。チオインジゴ系顔料として、ピグメントバイオレッ
ト38、36、ピグメントレッド88等があげられる。
さらにペリレン系顔料として、ピグメントレッド19
0、123、179、149、178等があげられ、キ
ナクリドン系顔料として、ピグメントレッド122、2
06、207、ピグメントバイオレット19等があげら
れる。シアン系顔料としては、無機系の群青、紺青、コ
バルトブルー、セルリアンブルー等があげられる。有機
系顔料としては、フタロシアニン系として、ピグメント
ブルー15、15:1、15:3、17、ピグメントグ
リーン7、36、ピグメントバイオレット23等があげ
られ、また、スチレン系顔料であるインダントロブルー
(PB−60P、PB−22、PB−21、PB−6
4)、塩基性染料レーキ顔料等も使用できる。その他、
各種の白色顔料等も使用できる。これらの顔料は2種以
上を混合して用いることができる。また、必要に応じ
て、着色剤として油溶性染料等を併用してもよい。
【0018】また、インク層中に含有させる粒子(フィ
ラー)としては、実質的に透明なものが好ましく、たと
えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
錫、スメクタイト型雲母、炭酸カルシウム、硬化樹脂等
の粒子があげられるが、これらに限定されるものではな
い。また、これらの粒子は2種以上を混合して用いるこ
ともできる。さらに、インク層に帯電防止機能を付与さ
せたい場合には、電気伝導性の公知の粒子を含有させる
ことが望ましい。また、微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛
は、紫外線遮蔽機能も有しており、転写された画像の耐
光性の観点からも望ましい。
【0019】またインク層塗布液中には、前記成分以外
に、分散剤、あるいは塗膜の面性状の改良や剥離性コン
トロール機能発現のためフッ素系界面活性剤やシリコー
ン系界面活性剤を本発明の目的を損なわない範囲内で適
宜配合できる。
【0020】本発明の転写シートにおいては、基材とイ
ンク層の間に、熱転写の際のインクの基材からの離型性
向上の観点から、離型層を設けることも可能である。離
型層は、基材から剥離可能な種々のワックス類および/
または有機高分子を必須成分として構成され、必要に応
じ粒子を配合してもよい。カラー画像形成用の転写シー
トの場合は、色重ね性の観点からも離型層を設けるのが
好ましく、その場合は、有機高分子を必須成分とするの
が好ましい。該離型層の層厚は転写感度およびドット再
現性の観点から0.05μm〜0.5μmの範囲にある
ことが望ましい。前記ワックス類の例としては、カルナ
バワックス、パラフィンワックス、モンタンワックス、
ミツロウ、モクロウ、キャンデリラワックス等のワック
ス類等があげられる。前記有機高分子の例としては、ポ
リオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン等)、変
成ポリオレフィン(酸化ポリエチレン等)、エチレンあ
るいはプロピレン共重合体(エチレン/酢酸ヒ゛ニル共
重合体、エチレン/アクリル酸共重合体、エチレン/ア
クリル酸共重合アイオノマー樹脂、エチレン/アクリル
酸エステル共重合体等)、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル
共重合体(塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体等)、ポリ
塩化ビニリデン、ポリスチレン、スチレンあるいはビニ
ルトルエン共重合体(スチレン/無水マレイン酸共重合
体、スチレン/マレイン酸ハーフエステル共重合体、ス
チレン(メタ)アクリル酸エステル共重合体等)、ポリ
(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸エス
テル共重合体、アセタール樹脂(ポリビニルブチラール
等)、ポリアミド樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリエチレンオキサイド、ゼラチン、
ポリビニルフェノール、エポキシ樹脂(ノボラック型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂等)等が
あげられるが、これらに限定されるものではない。ま
た、これらの樹脂は2種以上を混合して用いることもで
きる。
【0021】離型層には、ドット再現性および基材から
の剥離性をよくすることを目的として、粒子(フィラ
ー)を含有させるのが好ましい。このような粒子として
は、実質的に透明なものが好ましく、たとえばシリカ、
アルミナ、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、スメクタイ
ト型雲母、炭酸カルシウム、硬化樹脂等の微粒子があげ
られるが、これらに限定されるものではない。また、こ
れらの微粒子は2種以上を混合して用いることもでき
る。さらに、離型層に帯電防止機能を付与させたい場合
には、電気伝導性の公知の微粒子を含有させることがで
きる。また、微粒子の酸化チタンや酸化亜鉛は、紫外線
遮蔽機能も有しており、転写された画像の耐光性の観点
からも望ましい。
【0022】本発明の転写シートでカラー画像形成用の
ものは、複数色の着色インク層、たとえばイエロー、マ
ゼンタ、シアンのインク層および必要に応じてブラック
のインク層を同一基材上に並べて設けても良いし、別々
の基材に各着色インク層を設けても良い。
【0023】本発明の転写シートは、少なくとも表面層
が熱転写時の熱で溶融あるいは軟化する受像体と組み合
わせて好適に使用される。この受像体としては、熱転写
時の熱で溶融あるいは軟化する有機高分子からなる受像
層を各種紙材や合成紙、プラスチックフィルム等からな
る基材上に塗布あるいはラミネートにより積層した受像
体の使用が可能である。受像層の層厚は0.5〜50μ
m程度が適当である。熱転写時の熱で溶融あるいは軟化
する有機高分子としては、軟化点が50〜170℃の範
囲のものが望ましい。軟化点が50℃未満であれば、受
像体の特に高温での耐ブロッキング性が劣り、一方17
0℃を超えるとインクの転写不足が発生する傾向があ
る。さらに、転写シートのインク層との接着性確保のた
め、受像体の受像層の表面エネルギーがインクの表面エ
ネルギーと近似な値を示すことが好ましい。このために
は、たとえば、インク層に用いる有機高分子と受像体に
用いる有機高分子として溶解度パラメーター(SP値)
が近似したものを使用すればよい。熱転写時の熱で溶融
あるいは軟化する有機高分子の例としては、種々の分子
量およびケン化度のポリビニルアルコールおよびその誘
導体、ポリビニルブチラール、ポリアクリル酸ソーダ、
ポリビニルピロリドン、ポリアミド樹脂、アクリル酸ア
ミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド
/アクリル酸エステル/メタクリル酸エステル共重合
体、ポリアクリルアミドおよびその誘導体、およびポリ
エチングリコール等の水溶性樹脂、並びに、ポリ酢酸ビ
ニル、スチレン/ブタジエン共重合体、アクリロニトリ
ル/ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸エステル、塩
化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレ
ート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタ
ジエン/アクリル系共重合体等を用いることができる
が、これらに限定されるものではない。これらは単独で
または2種以上を混合して使用することができる。
【0024】前記受像層には、白色度、隠蔽性の面から
下記に例示するような顔料を含ませることができる。た
とえば酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、珪酸、
珪酸塩、クレー、タルク、マイカ、焼成クレー、水酸化
アルミニウム、硫酸バリウム、リトポン、コロイダルシ
リカ等の無機顔料、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、エポキシ樹脂、スチレン/アクリル共重合
体等の真球、中空、あるいはさまざまな形状に加工され
たタイプのプラスチックピグメントと称される有機顔料
等を用いることができるが、これらに限定されるもので
はない。また、これらの顔料は必要に応じて単独でまた
は2種以上混合して使用することができる。さらに受像
体の裏面に広範な材料の中から選択される帯電防止層や
カール防止層を適宜選択して形成することができる。
【0025】さらに受像体としては、受像層を設けない
で、受像体自体が熱転写時の熱で溶融あるいは軟化する
有機高分子で構成された受像体も使用可能である。この
熱転写時の熱で溶融あるいは軟化する有機高分子として
は、受像層に用いる有機高分子と同様に軟化点が50〜
170℃の範囲から選ばれるものが望ましい。熱転写時
の熱で溶融あるいは軟化する有機高分子シートとして
は、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリ
エステルアミド、ポリエーテル、ポリプロピレン、ポリ
カーボネート、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩
化ビニリデン、ポリ(メタ)アクリル酸エステル等のシ
ート、さらにはこれらを複合した複合シート等が挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0026】
【実施例】下記実施例によって本発明をさらに具体的に
説明する。但し本発明の範囲はこれらによって制限され
るものではない。
【0027】実施例1 〈転写シートの作製〉一方の面に厚さ0.1μmの変性
シリコーン樹脂からなるスティック防止層を形成した厚
さ4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムの
もう一方の表面に、下記に示すインクをメイヤバーで塗
布し、60℃で乾燥して層厚0.3μmのインク層を形
成し、転写シートを得た。
【0028】 インク層インク 成 分 重量部 顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 80.0 分散剤 8.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 二酢酸セルロース 12.0 (軟化点:300℃以上、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0
【0029】〈受像シートの作製〉厚さ100μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムの片面に、下記に示
す受像層インクを、メイヤバーを用いて塗布し、乾燥し
て層厚2.0μmの受像層を形成した。
【0030】 受像層インク 成 分 重量部 ポリビニルブチラール 10.0 (軟化点:60.9℃、SP値:11.0) メチルエチルケトン 90.0 上記受像層インクのポリビニルブチラールは熱転写時の
熱で軟化する樹脂である。
【0031】実施例2 実施例1において、インク層インクを下記のものに変更
したほかは同様にして転写シートを得た。
【0032】 インク層インク 成 分 重量部 顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 50.0 分散剤 5.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 硝酸セルロース 45.0 (軟化点:300℃以上、SP値:10.8) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0033】実施例3 実施例1において、インク層インクを下記のものに変更
したほかは同様にして転写シートを得た。
【0034】 インク層インク 成 分 重量部 顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 54.0 分散剤 6.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) ロジン変成フェノール 45.0 (軟化点:180℃、SP値:11.3) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0035】実施例4 実施例1において、インク層インクを下記のものに変更
したほかは同様にして転写シートを得た。
【0036】 インク層インク 成 分 重量部 顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 25.0 分散剤 2.5 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 二酢酸セルロース 72.5 (軟化点:300℃以上、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0037】実施例5 実施例1において、インク層インクを下記のものに変更
したほかは同様にして転写シートを得た。
【0038】 インク層インク 成 分 重量部 顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 95.0 分散剤 2.5 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 二酢酸セルロース 2.5 (軟化点:300℃以上、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0039】実施例6 実施例1において、基材とインク層の間に、下記の離型
層インクを用いて層厚0.05μmの離型層を形成した
ほかは同様にして転写シートを得た。
【0040】 離型層インク 成 分 重量部 ポリアミド(軟化点97.7℃、SP値:10.2) 40.0 合成シリカ 60.0 (平均粒子径:0.01μm、80%粒子径:0.08μm) メタノール 950.0 水 950.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0041】比較例1 実施例1において、インク層インクを下記のものに変更
したほかは同様にして転写シートを得た。
【0042】 インク層インク 成 分 重量部 顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 54.0 分散剤 6.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) ポリビニルブチラール 45.0 (軟化点:60.9℃、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0043】比較例2 実施例1において、転写シートのインク層厚を1.0μ
mに変更したほかは同様にして転写シートを得た。受像
体としては実施例1と同じものを用いた。
【0044】比較例3 実施例1において、転写シートのインク層厚を0.03
μmに変更したほかは同様にして転写シートを得た。受
像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0045】前記の方法により得られた転写シートと受
像体の組み合わせを用いて、バリアブルドット型サーマ
ルヘッドを備えるライン型熱転写プリンターで印字を行
い、ドット再現性、階調再現性、記録濃度およびインク
脱落を評価した。結果を表1に示す。
【0046】<印字条件> ドット密度:300ドット/インチ 印字速度:250mm/sec 印字エネルギー:40mJ/mm2 印字パターン:バリアブル256階調パターン(転写エ
ネルギーを256段階に可変させることによって階調を
表現)
【0047】<ドット再現性>上記印字条件にて印字を
行い、ドット再現性を目視で観察した。 ○:印字ツブレは見られず、ドット再現性良好。 ×:印字ツブレが発生しており、ドット再現性に劣る。
【0048】<階調再現性>256階調分の転写エネル
ギーに対して転写された確認できる階調数から次の基準
で評価した。 ○:96階調数以上 △:32〜95階調数 ×:32階調数未満
【0049】<記録濃度>マクベス反射濃度計RD−9
18を用いて印字物の濃度を測定した。 ○:ベタ印字部分の反射OD値が1.50以上である。 △:ベタ印字部分の反射OD値が1.30以上1.50
未満である。 ×:ベタ印字部分の反射OD値が1.30未満である。
【0050】<インク脱落>上記印字条件にて印字を行
った後、転写シートの未印字部分のインク脱落を目視評
価した。 ○:インク脱落は全く発生しない。 △:わずかにインク脱落が発生するが、使用可能レベル
であった。 ×:インク脱落が発生し、転写シートとして使用できな
い。
【0051】
【表1】
【0052】実施例7 〈転写シートの作製〉一方の面に厚さ0.1μの変性シ
リコーン樹脂からなるスティック防止層を形成した厚さ
4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルムのも
う一方の表面に、下記に示す離型層インクをメイヤバー
を用いて塗布し、60℃で乾燥して層厚0.05μmの
離型層を形成した。
【0053】 離型層インク 成 分 重量部 ポリアミド 40.0 (軟化点:97.7℃、SP値:10.2) 合成シリカ 60.0 (平均粒子径:0.01μm、80%粒子径:0.08μm) メタノール 950.0 水 950.0 前記剥離層上に下記に示す各色の着色インクをメイヤバ
ーを用い塗布し、60℃で乾燥して層厚0.3μmの各
色の着色インク層を形成し、イエロー、マゼンタ、シア
ンの3種類の転写シートを得た。
【0054】 イエローインク 成 分 重量部 イエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー14) 51.0 分散剤 9.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 二酢酸セルロース 40.0 (軟化点:300℃以上、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 マゼンタインク 成 分 重量部 マゼンタ顔料(C.I.ピグメントレッド57:1) 54.0 分散剤 6.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 二酢酸セルロース 40.0 (軟化点:300℃以上、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 シアンインク 成 分 重量部 シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 54.0 分散剤 6.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) 二酢酸セルロース 40.0 (軟化点:300℃以上、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 受像体としては実施例1と同じものを用いた。
【0055】実施例8 実施例1の受像体の作製において使用した樹脂材料を下
記に変更した以外は全く同様にして受像体を得た。転写
シートとしては、実施例7と同じものを用いた。
【0056】 受像層インク 成 分 重量部 ポリアミド 10.0 (軟化点:104.2℃、SP値:10.2) メチルエチルケトン 90.0
【0057】比較例4 実施例7の着色層インクを下記に変更した以外は全く同
様にして転写シートを得た。なお、各色のインクで用い
たポリビニルブチラールは熱転写時に軟化する樹脂であ
る。受像体としては、実施例1と同じものを用いた。
【0058】 イエローインク 成 分 重量部 イエロー顔料(C.I.ピグメントイエロー14) 51.0 分散剤 9.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) ポリビニルブチラール 40.0 (軟化点:60.9℃、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 マゼンタインク 成 分 重量部 マゼンタ顔料(C.I.ピグメントレッド57:1) 54.0 分散剤 6.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) ポリビニルブチラール 40.0 (軟化点:60.9℃、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0 シアンインク 成 分 重量部 シアン顔料(C.I.ピグメントブルー15:3) 54.0 分散剤 6.0 (ソルスパース24000(ICIジャパン(株)製) ポリビニルブチラール 40.0 (軟化点:60.9℃、SP値:11.0) 界面活性剤 0.06 メチルエチルケトン 660.0
【0059】比較例5 実施例7において、基材上に直接各色の着色層インクの
みを塗布して、1層構成の、イエロー、マゼンタ、シア
ンの転写シートを得た。受像体としては、実施例1と同
じものを用いた。
【0060】前記の方法により得られた転写シートと受
像体の組み合わせを用いて、バリアブルドット型サーマ
ルヘッドを備えるライン型熱転写プリンターで1次色
(イエロー)、2次色(マゼンタ)、3次色(シアン)
の重ね印字を行ない、ドット再現性、階調再現性を評価
した。結果を表2に示す。
【0061】<印字条件> ドット密度:300ドット/インチ 印字速度:250mm/sec 印字エネルギー:40.0mJ/mm2 印字パターン:バリアブル256階調パターン(転写エ
ネルギーを256段階に可変させることによって階調を
表現)
【0062】<ドット再現性(形状)>全階調のドット
の形状(特に10%反射濃度部以下のハイライト部)を
目視にて観察し、次の基準で評価した。 ◎‥‥‥印字ツブレ、欠けが全く見られず、ドット再現
性良好 ○‥‥‥印字ツブレ、欠けがほとんど見られず、ドット
再現性良好 △‥‥‥印字ツブレ、欠けが発生する傾向があり、若
干、ドット再現性に劣る×‥‥‥印字ツブレ、欠けが発
生しており、ドット再現性に劣る
【0063】<ドット再現性(バラツキ)>全階調のド
ットのバラツキ(特に10%反射濃度部以下のハイライ
ト部)を目視にて観察し、次の基準で評価した。 ◎‥‥‥同一階調部分で、均一な大きさ、濃度のドット
が再現されている ○‥‥‥同一階調部分で、ほぼ均一な大きさ、濃度のド
ットが再現されている △‥‥‥同一階調部分で、ドットの大きさ、濃度に若干
バラツキが発生している ×‥‥‥同一階調部分で、ドットの大きさ、濃度にバラ
ツキが発生している
【0064】<階調再現性>256階調分の転写エネル
ギーに対して転写された確認できる階調数から次の基準
で評価した。 ○‥‥‥96階調数以上 △‥‥‥32〜95階調数 ×‥‥‥32階調数未満
【0065】
【表2】
【0066】
【発明の効果】本発明の転写シートによるときは、バリ
アブル性を含めた階調再現性、ドット再現性に優れ、か
つ記録濃度の高い画像を形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 敏之 大阪府大阪市西淀川区御幣島五丁目4番14 号 フジコピアン株式会社技術センター内 (72)発明者 福井 拓人 大阪府大阪市西淀川区御幣島五丁目4番14 号 フジコピアン株式会社技術センター内 Fターム(参考) 2C068 AA02 AA06 AA15 BB08 BB27 BC13 BC30 2H111 AA01 AA26 AA33 AA48 BA03 BA07 BA33 BA35 BA38 BA53 BA55 BA63 BA71 BA76 CA03 CA30 CA44 4F100 AJ06 AK42 AK52 AL06 AT00 AT00A BA03 BA07 BA10A BA10B CA13B CA18 DE01B EC04B EH46 GB90 JL05 JL14 JL14C YY00B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材片面に熱転写時の熱で軟化しないバ
    インダーと顔料および/または粒子を必須成分とするイ
    ンク層が塗工されており、該インク層の厚さが0.05
    〜0.5μmであることを特徴とする転写シート。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の転写シートにおいて、イ
    ンク層の顔料および/または粒子の含有量が該インク層
    の30〜90重量%であることを特徴とする転写シー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の転写シートにお
    いて、基材とインク層の間に離型層が設けられているこ
    とを特徴とする転写シート。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003335083A (ja) * 2002-05-23 2003-11-25 Dainippon Printing Co Ltd 印字記録媒体、定期券、及びその製造方法
JP2015044292A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 大日本印刷株式会社 印画物の製造方法
JP2016068268A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 大日本印刷株式会社 熱転写シート、シアン色材層用塗工液、熱転写シートの製造方法、画像形成方法

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JP2016068268A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 大日本印刷株式会社 熱転写シート、シアン色材層用塗工液、熱転写シートの製造方法、画像形成方法

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