JP2000190195A - 研磨ロボットのオフライン教示方法及び装置 - Google Patents

研磨ロボットのオフライン教示方法及び装置

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JP2000190195A
JP2000190195A JP37237698A JP37237698A JP2000190195A JP 2000190195 A JP2000190195 A JP 2000190195A JP 37237698 A JP37237698 A JP 37237698A JP 37237698 A JP37237698 A JP 37237698A JP 2000190195 A JP2000190195 A JP 2000190195A
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polishing
line
teaching
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robot
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JP37237698A
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English (en)
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Yoichi Nagao
陽一 長尾
Hironobu Urabe
博信 占部
Toshiyuki Kita
敏幸 喜多
Isao Miyashita
功 宮下
Kunitada Yamato
国忠 山戸
Yoshihiro Katayama
佳宏 片山
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨ロボットの教示作業を簡単、かつ正確に
行う。 【解決手段】 ワーク形状入力手段10と、ワーク形状
入力手段10からのワーク12の面データを取り込ん
で、ワーク12の曲面と所定の平面との交線を求めて研
磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨の開始点、終了
点を設定した後、開始点と終了点との間の研磨ライン上
で間隔を指定することによりワーク12上の教示位置を
決定し、教示位置での研磨作業姿勢を研磨ライン上でワ
ーク12曲面に垂直となるように設定し、研磨装置20
とロボット18との位置関係からロボット18の教示点
の位置・姿勢を算出する教示点作成手段14と、教示点
作成手段14で算出されたデータに基づいて、ワーク1
2が装着されたロボット18の手先の研磨装置20に対
する位置・姿勢を制御するロボット制御装置16とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型エンジン部品
等のロボット研磨工程におけるロボットの教示作業をオ
フライン教示により行う方法及び装置に関するものであ
る。本発明は、ロボットで研磨作業を行う分野でのオフ
ライン教示作業に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、研磨ロボットの教示は、ロボット
の手先に装着されたワークを現場で直接研磨位置へ誘導
して教示していた。あるいは、オフライン教示装置でワ
ーク上に各作業点をロボットに逐一教示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の研磨ロボットの
教示方法では、ワークが装着されたロボットの手先を正
確に研磨装置に位置・姿勢決めすることが困難であり、
ワーク表面をツール研磨面に正確に設定することが困難
であった。また、研磨装置を連続的にワーク曲面に沿わ
せる必要があるため、教示点数が膨大となり、教示作業
にかなりの時間を要していた。また、従来の研磨ロボッ
トのオフライン教示システムでは、教示点数が多いた
め、ワーク面上に研磨させる点(接触点)を設定した
り、ロボットの姿勢データを作成するのに手間がかかっ
ていた。
【0004】本発明は上記の諸点に鑑みなされたもの
で、本発明の目的は、研磨ロボットのオフライン教示に
おいて、ワークの対象曲面上に研磨ラインを設定し、研
磨ラインから研磨ポイントを自動的に作成することによ
り、容易、かつ正確に教示データが作成でき、研磨ロボ
ットの教示作業が短時間で簡単に、かつ正確に行え、教
示点の精度向上及び教示作業の効率化が図れる研磨ロボ
ットのオフライン教示方法及び装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の研磨ロボットのオフライン教示方法は、
研磨ロボットの教示作業をオフライン教示により行う方
法において、研磨対象であるワークの曲面とこの曲面を
切断する位置に設定した平面との交線を求めて研磨ライ
ンを設定し、研磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了
点を設定した後、開始点と終了点との間の研磨ライン上
で間隔(又は刻み幅)を指定することによりワーク上の
教示位置(作業点)を決定し、教示位置での研磨作業姿
勢を研磨ライン上でワーク曲面に垂直となるように設定
して、自動的にロボットの教示点の位置・姿勢を決定す
るように構成されている(図2〜図11参照)。
【0006】また、本発明の方法は、研磨ロボットの教
示作業をオフライン教示により行う方法において、研磨
対象であるワークの曲面とこの曲面を切断する位置に設
定した平面(切断面)との交線を求めて研磨ラインを設
定し、研磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設
定した後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で間隔
(又は刻み幅)を指定することによりワーク上の教示位
置(作業点)を決定し、ついで、研磨ラインを設定する
ための切断面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直な直線を
考え、この直線を通る切断面に直交する平面内で、この
平面とワーク曲面との交線に垂直な直線の向きを教示位
置での研磨作業姿勢として、自動的にロボットの教示点
の位置・姿勢を決定することを特徴としている(図2〜
図11参照)。
【0007】本発明の研磨ロボットのオフライン教示装
置は、研磨ロボットの教示作業をオフライン教示により
行う装置において、研磨対象であるワークの3次元形状
データを測定してワークの曲面形状のデータを作成する
ワーク形状入力手段と、ワーク形状入力手段からのワー
クの曲面形状のデータを取り込んで、ワークの曲面とこ
の曲面を切断する位置に設定した平面との交線を求めて
研磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の開始点
及び終了点を設定した後、開始点と終了点との間の研磨
ライン上で間隔(又は刻み幅)を指定することによりワ
ーク上の教示位置(作業点)を決定し、教示位置での研
磨作業姿勢を研磨ライン上でワーク曲面に垂直となるよ
うに設定し、研磨装置とロボットとの位置関係からロボ
ットの教示点の位置・姿勢を算出する教示点作成手段
と、教示点作成手段で算出された位置・姿勢データに基
づいて、ワークが装着されたロボットの手先の研磨装置
に対する位置・姿勢を制御するロボット制御手段とを備
えたことを特徴としている(図1、図2〜図11参
照)。
【0008】また、本発明の装置は、研磨ロボットの教
示作業をオフライン教示により行う装置において、研磨
対象であるワークの3次元形状データを測定してワーク
の曲面形状のデータを作成するワーク形状入力手段と、
ワーク形状入力手段からのワークの曲面形状のデータを
取り込んで、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に
設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、研
磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で間隔(又は
刻み幅)を指定することによりワーク上の教示位置(作
業点)を決定し、教示位置での研磨作業姿勢を研磨ライ
ン上でワーク曲面に垂直となるように設定し、研磨対象
ワークとロボットとの位置関係からロボットの教示点の
位置・姿勢を算出する教示点作成手段と、教示点作成手
段で算出された位置・姿勢データに基づいて、研磨装置
が装着されたロボットの手先のワークに対する位置・姿
勢を制御するロボット制御手段とを備えたことを特徴と
している(図12参照)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、本発明は下記の実施の形態に何ら限定さ
れるものではなく、適宜変更して実施することが可能な
ものである。図1は、本発明の実施の第1形態による研
磨ロボットのオフライン教示方法を実施する装置を示し
ている。図1において、ワーク形状入力手段10は、一
例として、研磨対象であるワーク12の3次元形状デー
タを測定するデジタイズシステム(デジタイザー)と、
この3次元形状データを基に面データを作成するCAD
/CAMシステムとから構成されている。ワーク形状入
力手段10からの面データは、LAN等を利用して教示
点作成手段14に転送され、教示点作成手段14におい
て、ワーク曲面上への研磨時の接触点の設定、ロボット
の位置・姿勢データ及びプログラムの作成、このデータ
の周辺機器との干渉チェック等が行われる。教示点作成
手段14における教示点(接触点)作成の詳細について
は後述する。教示点作成手段14で作成されたプログラ
ムデータは、例えば、フロッピーディスク等の記録媒体
により現場のロボット制御装置16に転送され、ロボッ
ト制御装置16において、データ補正が行われてからロ
ボット18により研磨が行われる。ロボット18の手先
に装着されたワーク12は、グラインダー等の研磨装置
20で対象曲面が研磨され、製品が量産される。22は
研磨装置の置台である。なお、研磨対象となるワーク
は、例えば、小型エンジンのカバー等である。
【0010】つぎに、教示点作成手段における研磨ロボ
ットの教示点作成方法について説明する。図2に示すよ
うに、まず、上記のデジタイザー、CAD/CAMシス
テム等で作成されたワークの曲面形状のデータを読み込
み、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に設定した
平面との交線を求めて研磨ラインを設定する。この研磨
ライン上に研磨作業の開始点、終了点を指定して研磨区
間の設定を行い、研磨ライン上で開始点と終了点との間
を指定した刻み幅で刻んで作業点(教示位置)を作成す
る。そして、それぞれの作業点でワーク表面に垂直(ワ
ーク曲面に対する作業点での法線方向)となる研磨作業
姿勢を計算する。具体的には、研磨ラインを設定するた
めの切断面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直な直線を考
え、この直線を通る切断面に直交する平面内で、この平
面とワーク曲面との交線に垂直な直線の向きを教示位置
での研磨作業姿勢とする。この作業姿勢のデータに基づ
いて、研磨装置とロボットとの位置関係及びロボットに
よるワークの把持姿勢などから、ロボットの教示点の位
置・姿勢を計算する。
【0011】ワーク上の作業点(研磨ポイント)の作成
作業について、さらに詳細な具体例を説明する。図3、
図4に示すように、まず、断面の基準となるEE点(本
実施形態では、切断面を定義する座標系の意味である)
を指定する。xyzの座標系において、yz面が切断面
になる。EE点に加えて、yz面の対角線上の2点を指
示することにより、ワーク24の対象曲面上に研磨ライ
ン(後述)を作成するための断面形状(切断面)26を
定義する。つぎに、ワーク24の表面において、研磨ポ
イントを作成する対象となる曲面(対象曲面27)を選
択する。ワーク24の対象曲面27と断面形状26との
交線が研磨ライン28となる。ワーク24は面データの
作成工程において複数の曲面等から構成されており、複
数の曲面にまたがった研磨ライン28を作成するために
は、研磨ライン28の向きを指示して向きをそろえる必
要がある。例えば、2つの曲面にまたがった研磨ライン
を作成する場合、図5に示すように、研磨ライン28の
向きを指示して、2つの曲面(対象曲面1、対象曲面
2)における向きをそろえてやると、2つの曲面にまた
がって所望の研磨ライン28を作成することができる。
なお、研磨ラインが重なる部分では、一方のラインが無
視されることになるので問題はない。一方、図6に示す
ように、研磨ライン28の向きが2つの曲面(対象曲面
1、対象曲面2)で異なる場合は、一方の曲面(対象曲
面2)に研磨ラインが作成されないことになり、2つの
曲面にまたがった研磨ラインは作成されない。このよう
に、研磨ラインの向きの指示によって設定される研磨区
間が相違してくる。なお、研磨ライン28の向きをそろ
えることは、研磨ポイント作成順序とは無関係である。
対象曲面を追加(複数指定)する場合は対象曲面の選択
工程に戻る。
【0012】つぎに、図3に示すように、研磨ポイント
作成の開始点、終了点を指示する。開始点、終了点の指
示は、例えば、図7に示すように、開始点(終了点)に
相当する位置をインディケートし、インディケートした
点を前記の断面(EE点を通るyz面)に向かって垂直
に投影した点で、かつ、ワーク24の対象曲面27上の
点を開始点(終了点)とする。これにより、研磨ライン
28上に開始点、終了点が指示される。なお、図7に示
すワーク24は、xz平面で見たワークを簡略化して図
示している。そして、図3、図8に示すように、研磨ポ
イントの面直方向を指定する。図8に示すように、面直
方向は2つあるので、そのいずれかを指定することにな
る。研磨ポイントの名前の入力(一例として、自動発番
用先頭番号と文字列の入力)の後、研磨ポイントの刻み
幅を指定する。研磨ライン上の開始点と終了点との間の
刻み幅(mm)は、対象曲面の曲率や必要とされる研磨の
精度等に応じて指定され、例えば、曲面の曲率が大きい
場合や複雑な曲面の場合等は多くの研磨ポイントが必要
とされるので、小さい刻み幅が指定される。指定された
刻み幅(mm)に基づいて、開始点と終了点との間に研磨
ポイントが作成される。この場合、研磨ラインの長さを
指定された刻み幅で割り、その値に最も近い整数により
研磨ラインの長さを割った結果の数値を研磨ポイントを
配置する間隔とする。図3、図9に示すように、同一の
研磨ライン28上に研磨ポイントを追加するときは、初
めの研磨区間(区間1)の研磨ポイント30の作成の後
に、次の研磨区間(区間2)の終了点を指示する。区間
2の開始点は、既に区間1の終了点を指示しており繰り
返し入力となるので指示する必要はない。そして、区間
2の刻み幅を指定して研磨ポイント32が作成される。
【0013】本実施の形態における教示点の作成手順の
一例を具体的に示すと、図10〜図14のようになる。
断面の基準となる点をピックし、この点のyz面を断面
として、対角線上の2点を指示し、図10に示すよう
に、断面形状(切断面)34を定義する。つぎに、ワー
ク36の対象曲面38を1つピックして、図11に示す
ように、研磨ライン40を設定する。この場合、研磨ラ
イン(曲線)とその方向が矢印で表示されるので、矢印
の向きが違うときは反転させる。そして、図12に示す
ように、研磨ライン40上に研磨ポイント作成の開始点
42、終了点44を指示する。開始点42には面直方向
の矢印が表示されるので、矢印の向きが逆の場合は反転
させる。つぎに、研磨ポイントの名前の入力として、例
えば、自動発番用先頭番号と文字列とをカンマ区切りで
入力した後、刻み幅(mm)を入力して、図13に示すよ
うに、研磨ポイント46を作成する。さらに、図14に
示すように、それぞれの研磨ポイント46において、ワ
ーク36の対象曲面38に対して垂直となる方向(ワー
ク36の対象曲面38の法線方向)を設定し、これによ
り、教示点の位置・姿勢を決定する。この設定方法は、
具体的に説明すると、研磨ラインを設定するための切断
面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直な直線を考え、この
直線を通る切断面に直交する平面内で、この平面とワー
ク曲面との交線に垂直な直線の向きを教示位置での研磨
作業姿勢とするものである。なお、図14は、それぞ
れ、ワークをxy平面で見た図(a)、ワークをxz平
面で見た図(b)、ワークをyz平面で見た図(c)で
あり、便宜上、研磨ポイント46の数などを簡略化して
図示している。
【0014】図15は、本発明の実施の第2形態による
研磨ロボットのオフライン教示方法を実施する装置を示
している。本実施の形態は、ロボットの手先にグライン
ダー等の研磨装置が装着されたものであり、ロボットの
手先をワークに対して位置・姿勢決めするものである。
図15において、ワーク形状入力手段10からのワーク
12の曲面形状のデータは、LAN等を利用して教示点
作成手段14aに転送される。教示点作成手段14aに
おいては、ワーク12の曲面と前述した平面との交線を
求めて研磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の
開始点及び終了点を設定した後、開始点と終了点との間
の研磨ライン上で間隔(又は刻み幅)を指定することに
よりワーク12上の教示位置(作業点)を決定し、教示
位置での研磨作業姿勢を研磨ライン上でワーク12曲面
に垂直となるように設定し、ワーク12とロボット18
aとの位置関係及びロボット18aによる研磨装置20
の保持姿勢などから、ロボット18aの教示点の位置・
姿勢を計算する。教示点作成手段14aで作成されたデ
ータは、例えば、フロッピーディスク等の記録媒体によ
り現場のロボット制御装置16aに転送され、ロボット
制御装置16aの操作により、ロボット18aによる研
磨が行われる。48はワークの置台である。他の構成及
び作用等は、実施の第1形態の場合と同様である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 研磨ロボットのオフライン教示において、ワー
クの対象曲面上に研磨ラインを設定し、研磨ラインから
研磨ポイントを自動的に作成するので、教示点の精度向
上及び教示作業の効率化を図ることができる。 (2) 容易、かつ正確に教示データを作成できるの
で、研磨ロボットの教示作業を短時間で簡単に、かつ正
確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態による研磨ロボットの
オフライン教示方法を実施する装置を示す概略構成図で
ある。
【図2】本発明の実施の第1形態における研磨ロボット
の教示点作成の概略を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の第1形態における研磨ポイント
の作成作業の概略を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の第1形態における研磨ラインの
作成の概略を示す斜視図である。
【図5】対象曲面が複数の曲面である場合の研磨ライン
の向きの指示による研磨区間の相違を説明する概略部分
正面図である。
【図6】対象曲面が複数の曲面である場合の研磨ライン
の向きの指示による研磨区間の相違を説明する概略部分
正面図である。
【図7】本発明の実施の第1形態における研磨ライン上
の開始点、終了点の指示の概略を示す平面図である。
【図8】研磨ポイントの面直方向を指定する操作を説明
する概略部分正面図である。
【図9】本発明の実施の第1形態における研磨区間、研
磨ポイントの指示の概略を示す説明図である。
【図10】本発明の実施の第1形態における教示点作成
の手順を示す概略斜視図である。
【図11】本発明の実施の第1形態における教示点作成
の手順を示す概略斜視図である。
【図12】本発明の実施の第1形態における教示点作成
の手順を示す概略斜視図である。
【図13】本発明の実施の第1形態における教示点作成
の手順を示す概略斜視図である。
【図14】本発明の実施の第1形態における教示点作成
の手順を示す概略正面図、概略平面図、概略側面図であ
る。
【図15】本発明の実施の第2形態による研磨ロボット
のオフライン教示方法を実施する装置を示す概略構成図
である。
【符号の説明】
10 ワーク形状入力手段 12、24、36 ワーク 14、14a 教示点作成手段 16、16a ロボット制御装置 18、18a ロボット 20 研磨装置 22 研磨装置の置台 26、34 断面形状(切断面) 27、38 対象曲面 28、40 研磨ライン 30、32、46 研磨ポイント 42 開始点 44 終了点 48 ワークの置台
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月24日(1999.11.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
示により行う方法において、研磨対象であるワークの曲
面とこの曲面を切断する位置に設定した平面との交線を
求めて研磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の
開始点及び終了点を設定した後、開始点と終了点との間
の研磨ライン上で刻み幅となる間隔を指定することによ
りワーク上の教示位置を決定し、ついで、研磨ラインを
設定するための切断面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直
な直線を考え、この直線を通る切断面に直交する平面内
で、この平面とワーク曲面との交線に垂直な直線の向き
それぞれの教示位置での研磨作業姿勢として、自動的
にロボットの教示点の位置・姿勢を決定することを特徴
とする研磨ロボットのオフライン教示方法。
【請求項】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
示により行う装置において、 研磨対象であるワークの3次元形状データを測定してワ
ークの曲面形状のデータを作成するワーク形状入力手段
と、 ワーク形状入力手段からのワークの曲面形状のデータを
取り込んで、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に
設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、研
磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で刻み幅とな
間隔を指定することによりワーク上の教示位置を決定
し、ついで、研磨ラインを設定するための切断面に含ま
れ、かつ研磨ラインに垂直な直線を考え、この直線を通
る切断面に直交する平面内で、この平面とワーク曲面と
の交線に垂直な直線の向きをそれぞれの教示位置での研
磨作業姿勢として、研磨装置とロボットとの位置関係か
らロボットの教示点の位置・姿勢を算出する教示点作成
手段と、 教示点作成手段で算出された位置・姿勢データに基づい
て、ワークが装着されたロボットの手先の研磨装置に対
する位置・姿勢を制御するロボット制御手段とを備えた
ことを特徴とする研磨ロボットのオフライン教示装置。
【請求項】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
示により行う装置において、 研磨対象であるワークの3次元形状データを測定してワ
ークの曲面形状のデータを作成するワーク形状入力手段
と、 ワーク形状入力手段からのワークの曲面形状のデータを
取り込んで、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に
設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、研
磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で刻み幅とな
間隔を指定することによりワーク上の教示位置を決定
し、ついで、研磨ラインを設定するための切断面に含ま
れ、かつ研磨ラインに垂直な直線を考え、この直線を通
る切断面に直交する平面内で、この平面とワーク曲面と
の交線に垂直な直線の向きをそれぞれの教示位置での研
磨作業姿勢として、研磨対象ワークとロボットとの位置
関係からロボットの教示点の位置・姿勢を算出する教示
点作成手段と、 教示点作成手段で算出された位置・姿勢データに基づい
て、研磨装置が装着されたロボットの手先のワークに対
する位置・姿勢を制御するロボット制御手段とを備えた
ことを特徴とする研磨ロボットのオフライン教示装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する研
磨ロボットのオフライン教示方法として、研磨ロボット
の教示作業をオフライン教示により行う方法において、
研磨対象であるワークの曲面とこの曲面を切断する位置
に設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、
研磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で間隔(又は
刻み幅)を指定することによりワーク上の教示位置(作
業点)を決定し、教示位置での研磨作業姿勢を研磨ライ
ン上でワーク曲面に垂直となるように設定して、自動的
にロボットの教示点の位置・姿勢を決定するよう構成
が採用される(図2〜図11参照)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】すなわち、上記の目的を達成するために
本発明の研磨ロボットのオフライン教示方法は、研磨ロ
ボットの教示作業をオフライン教示により行う方法にお
いて、研磨対象であるワークの曲面とこの曲面を切断す
る位置に設定した平面(切断面)との交線を求めて研磨
ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の開始点及び
終了点を設定した後、開始点と終了点との間の研磨ライ
ン上で刻み幅となる間隔を指定することによりワーク上
の教示位置(作業点)を決定し、ついで、研磨ラインを
設定するための切断面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直
な直線を考え、この直線を通る切断面に直交する平面内
で、この平面とワーク曲面との交線に垂直な直線の向き
それぞれの教示位置での研磨作業姿勢として、自動的
にロボットの教示点の位置・姿勢を決定するように構成
されている(図2〜図11参照)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の研磨ロボットのオフライン教示装
置は、研磨ロボットの教示作業をオフライン教示により
行う装置において、研磨対象であるワークの3次元形状
データを測定してワークの曲面形状のデータを作成する
ワーク形状入力手段と、ワーク形状入力手段からのワー
クの曲面形状のデータを取り込んで、ワークの曲面とこ
の曲面を切断する位置に設定した平面との交線を求めて
研磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の開始点
及び終了点を設定した後、開始点と終了点との間の研磨
ライン上で刻み幅となる間隔を指定することによりワー
ク上の教示位置(作業点)を決定し、ついで、研磨ライ
ンを設定するための切断面に含まれ、かつ研磨ラインに
垂直な直線を考え、この直線を通る切断面に直交する平
面内で、この平面とワーク曲面との交線に垂直な直線の
向きをそれぞれの教示位置での研磨作業姿勢として、研
磨装置とロボットとの位置関係からロボットの教示点の
位置・姿勢を算出する教示点作成手段と、教示点作成手
段で算出された位置・姿勢データに基づいて、ワークが
装着されたロボットの手先の研磨装置に対する位置・姿
勢を制御するロボット制御手段とを備えたことを特徴と
している(図1、図2〜図11参照)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、本発明の装置は、研磨ロボットの教
示作業をオフライン教示により行う装置において、研磨
対象であるワークの3次元形状データを測定してワーク
の曲面形状のデータを作成するワーク形状入力手段と、
ワーク形状入力手段からのワークの曲面形状のデータを
取り込んで、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に
設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、研
磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で刻み幅とな
る間隔を指定することによりワーク上の教示位置(作業
点)を決定し、ついで、研磨ラインを設定するための切
断面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直な直線を考え、こ
の直線を通る切断面に直交する平面内で、この平面とワ
ーク曲面との交線に垂直な直線の向きをそれぞれの教示
位置での研磨作業姿勢として、研磨対象ワークとロボッ
トとの位置関係からロボットの教示点の位置・姿勢を算
出する教示点作成手段と、教示点作成手段で算出された
位置・姿勢データに基づいて、研磨装置が装着されたロ
ボットの手先のワークに対する位置・姿勢を制御するロ
ボット制御手段とを備えたことを特徴としている(図1
2参照)。
フロントページの続き (72)発明者 喜多 敏幸 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 宮下 功 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 山戸 国忠 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)発明者 片山 佳宏 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 Fターム(参考) 3C058 AA02 AC02 BA07 BA13 BB02 BB06 BB08 BB09 BC02 CA01 CB01 CB03 3F059 AA06 FA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
    示により行う方法において、研磨対象であるワークの曲
    面とこの曲面を切断する位置に設定した平面との交線を
    求めて研磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の
    開始点及び終了点を設定した後、開始点と終了点との間
    の研磨ライン上で間隔を指定することによりワーク上の
    教示位置を決定し、教示位置での研磨作業姿勢を研磨ラ
    イン上でワーク曲面に垂直となるように設定して、自動
    的にロボットの教示点の位置・姿勢を決定することを特
    徴とする研磨ロボットのオフライン教示方法。
  2. 【請求項2】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
    示により行う方法において、研磨対象であるワークの曲
    面とこの曲面を切断する位置に設定した平面との交線を
    求めて研磨ラインを設定し、研磨ライン上に研磨作業の
    開始点及び終了点を設定した後、開始点と終了点との間
    の研磨ライン上で間隔を指定することによりワーク上の
    教示位置を決定し、ついで、研磨ラインを設定するため
    の切断面に含まれ、かつ研磨ラインに垂直な直線を考
    え、この直線を通る切断面に直交する平面内で、この平
    面とワーク曲面との交線に垂直な直線の向きを教示位置
    での研磨作業姿勢として、自動的にロボットの教示点の
    位置・姿勢を決定することを特徴とする研磨ロボットの
    オフライン教示方法。
  3. 【請求項3】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
    示により行う装置において、 研磨対象であるワークの3次元形状データを測定してワ
    ークの曲面形状のデータを作成するワーク形状入力手段
    と、 ワーク形状入力手段からのワークの曲面形状のデータを
    取り込んで、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に
    設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、研
    磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
    後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で間隔を指定
    することによりワーク上の教示位置を決定し、教示位置
    での研磨作業姿勢を研磨ライン上でワーク曲面に垂直と
    なるように設定し、研磨装置とロボットとの位置関係か
    らロボットの教示点の位置・姿勢を算出する教示点作成
    手段と、 教示点作成手段で算出された位置・姿勢データに基づい
    て、ワークが装着されたロボットの手先の研磨装置に対
    する位置・姿勢を制御するロボット制御手段とを備えた
    ことを特徴とする研磨ロボットのオフライン教示装置。
  4. 【請求項4】 研磨ロボットの教示作業をオフライン教
    示により行う装置において、 研磨対象であるワークの3次元形状データを測定してワ
    ークの曲面形状のデータを作成するワーク形状入力手段
    と、 ワーク形状入力手段からのワークの曲面形状のデータを
    取り込んで、ワークの曲面とこの曲面を切断する位置に
    設定した平面との交線を求めて研磨ラインを設定し、研
    磨ライン上に研磨作業の開始点及び終了点を設定した
    後、開始点と終了点との間の研磨ライン上で間隔を指定
    することによりワーク上の教示位置を決定し、教示位置
    での研磨作業姿勢を研磨ライン上でワーク曲面に垂直と
    なるように設定し、研磨対象ワークとロボットとの位置
    関係からロボットの教示点の位置・姿勢を算出する教示
    点作成手段と、 教示点作成手段で算出された位置・姿勢データに基づい
    て、研磨装置が装着されたロボットの手先のワークに対
    する位置・姿勢を制御するロボット制御手段とを備えた
    ことを特徴とする研磨ロボットのオフライン教示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017148878A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 株式会社東芝 軌道データ生成装置および軌道データ生成方法
WO2022085587A1 (ja) * 2020-10-22 2022-04-28 ファナック株式会社 ロボットプログラミング装置、及びロボットプログラミング方法

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